JPH07196933A - 水溶性フタロシアニン染料、その製法及び用途 - Google Patents

水溶性フタロシアニン染料、その製法及び用途

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JPH07196933A
JPH07196933A JP4297462A JP29746292A JPH07196933A JP H07196933 A JPH07196933 A JP H07196933A JP 4297462 A JP4297462 A JP 4297462A JP 29746292 A JP29746292 A JP 29746292A JP H07196933 A JPH07196933 A JP H07196933A
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residue
phthalocyanine dye
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Thomas Beck
トーマス・ベツク
Werner Hubert Russ
ウエルネル・フーベルト・ルス
Wilhelm Muehlig
ウイルヘルム・ミユーリツヒ
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Hoechst AG
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    • C09B62/4418Porphines; Azoporphines

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水溶性フタロシアニン染料、その製法及び
用途 【構成】 下記の一般式 【化1】 を有しそしてHO及び/又はカルボンアミド基を含有す
る繊維材料を染色及び捺染するために使用できる水溶性
フタロシアニン染料。式中、Pcはフタロシアニン残
基、R1 及びR2 はH又はアルキル、Aは芳香族、複素
環式−又はアルキレン残基、Xは価標又は二価の有機結
合体、Yは価標又はCO- NH- アルキレン基又はメチ
ルアミノ又はβ- シアノエチルアミノ基、Zはビニルス
ルホニル系の繊維反応性基又はβ- ヒドロキシエチルス
ルホニル、m=1、2、Wはハロゲン、スルホ、フェニ
ルスルホニル、アルキルスルホニル類、アルコキシ類又
はアルコキシ又はWは一般式(2)又は(3) 【化2】 (式中R3 はH、アルキル又はシクロアルキル;R4
H、アルキル、フェニル類又はシアノ;R3 とR4 は一
緒にNと複素環を形成する)のアミノ基、a=1〜4、
b=0〜3、(a+b)=1〜4そしてMはH又はアル
カリ金属又は他の塩形成性金属。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は繊維反応性染料の工業的
分野にある。
【0002】
【従来の技術】ハロゲントリアジン系からなる繊維反応
性基及びさらにビニルスルホン系からなる繊維反応性基
をN- アリール- 又はN- アルキル- スルホンアミド残
基を介して結合して含有する繊維反応性フタロシアニン
染料は、例えば欧州特許出願第0,073,267A号
明細書及び米国特許第4,505,714号、第4,6
93,725号及び第4,812,558号明細書中に
記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの公知な染料の
優れた染色性にもかかわらず、増大した固着度を有しそ
して改善された色の濃さを有する染色を形成する染料を
開発することが望ましかった。この理由は反応性染料を
使用する染色法は、最近染色の品質及び染色法の経済性
に関する増大した要求をもたらしている。その結果、反
応性染料を用いて得られる染色の良好な堅牢性を示すば
かりでなく、又染色されるべき材料への高い固着度を示
す新規な反応性染料に関する必要がなお存在している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明により、高品質
の、輝かしい帯青緑色染色を形成しそして一般式(1)
【0005】
【化11】 を有する、新規な水溶性のフタロシアニン染料を見出し
た。一般式(1)において各記号は次の意味を有する:
Pcは金属不含又は金属含有フタロシアニン、例えば銅
フタロシアニン、コバルトフタロシアニン又はニッケル
フタロシアニンの残基であって、フタロシアニン残基は
付加的に炭素環式芳香族環の3- 位及び/又は4- 位に
おいて、例えばハロゲン原子、例えば塩素原子又はアリ
ール残基、例えばフェニル残基により置換されているこ
とができ、スルホンアミド及びスルホ基はフタロシアニ
ンの炭素環式芳香族環の3- 位及び/又は4- 位におい
て結合しており、R1 は水素又は1乃至4個の炭素原子
を有するアルキル、好ましくは水素であり、R2 は水素
又は1乃至4個の炭素原子を有するアルキル、好ましく
は水素であり、Xは直接結合又は二価の有機結合体、例
えば1乃至6個の炭素原子を有するアルキレン残基、特
にエチレン又はプロピレン又は一般式 -alkylen
e- N(R)-(式中alkyleneは1乃至6個の炭
素原子、好ましくは2乃至6個の炭素原子を有するアル
キレン残基でありそしてRは水素又は1乃至4個の炭素
原子を有するアルキル、例えばメチル及びエチルであ
る)で示されるアルキレンアミノ基であるか、又は一般
式(4a)乃至(4j)
【0006】
【化12】 で示される基、好ましくはメタ- フェニレンアミノ基又
は一般式-(CH2 k- 又は一般式
【0007】
【化13】 (式中kは1乃至5、好ましくは1乃至4の整数であ
り、nは2乃至6、好ましくは2乃至4の整数であり、
* は水素又は1乃至5個の炭素原子を有するアルキ
ル、例えばエチル及び、特にメチルである)で示される
基であり、Aは芳香族炭素環式又は芳香族複素環式残
基、好ましくは置換又は非置換フェニレン又はナフタリ
ン残基、特にフェニレン又はナフタリン残基であり、そ
の両方は1乃至4個の炭素原子を有するアルキル、例え
ばメチル及びエチル、1乃至4個の炭素原子を有するア
ルコキシ、例えばメトキシ及びエトキシ、ハロゲン、例
えば塩素及び臭素、カルボキシ、ニトロ及びスルホより
なる群から選ばれた1乃至3個の置換基により置換され
ていることができるか又は1乃至8個の炭素原子、好ま
しくは2乃至6個の炭素原子を有するアルキレン残基又
は2乃至8個の炭素原子を有するアルキレン残基であ
り、これは1又は2個のヘテロ基、例えば -O- 又は -
NH- により中断されていることができ、Yは、直接結
合又は一般式 -CO- NH- alkylene-(式中a
lkyleneは上記の意味を有する)で示される基で
あるか、又は1乃至6個の炭素原子、好ましくは2乃至
4個の炭素原子を有するアルキレン、例えばメチレン又
は、特に1,2- エチレン又は1,3- プロピレンであ
るか、又は式
【0008】
【化14】 で示される基であり、Zはビニルスルホニルであるか、
又は、β- 位において、アルカリにより脱離することが
できる置換基を含有するエチルスルホニル、例えばβ-
クロルエチルスルホニル、β- アセトキシエチルスルホ
ニル、β- チオスルファトエチルスルホニル又はβ- ホ
スファトエチルスルホニル、好ましくはβ- スルファト
エチルスルホニルであるか、又はβ- ヒドロキシエチル
スルホニルであり、mは1又は2、好ましくは1の数で
あり、Wはハロゲン、例えば塩素及びフッ素、スルホ、
フェニルスルホニル、1乃至4個の炭素原子を有するア
ルキルスルホニル、例えばメチルスルホニル及びエチル
スルホニル、1乃至4個の炭素原子を有するアルコキ
シ、例えばメトキシ及びエトキシ又は置換又は非置換ア
リールオキシであるか、又はWは一般式(2)
【0009】
【化15】 (式中R2 、X、A、Y、Z及びmは上記の意味の一つ
を有する)で示されるアミノ基であるか、又は一般式
(3)
【0010】
【化16】 (式中R3 は水素、1乃至4個の炭素原子を有するアル
キル、例えばメチル及びエチル、1乃至4個の炭素原子
を有するアルキル──これはヒドロキシ、スルファト、
スルホ、カルボキシ又はホスファトにより置換されてい
る──又は5乃至8個の炭素原子を有するシクロアルキ
ル、例えばシクロヘキシル、シクロペンチル及びジメチ
ルシクロヘキシルでありそしてR4 は水素、1乃至4個
の炭素原子を有するアルキル、例えばエチル及びメチ
ル、1乃至4個の炭素原子を有するアルキル──これは
ヒドロキシ、スルホ、カルボキシ、スルファト又はホス
ファトにより置換されている──又はフェニル又はフェ
ニル──これは1乃至4個の炭素原子を有するアルキ
ル、例えばメチル及びエチル、1乃至4個の炭素原子を
有するアルコキシ、例えばエトキシ及びメトキシ、ハロ
ゲン、例えば塩素及び臭素、カルボキシ、ニトロ及びス
ルホよりなる群から選ばれた1、2又は3個の置換基に
より置換されている──又はシアノであるか、又はR3
及びR4 は、窒素原子と共に、3乃至8個の炭素原子、
好ましくは4乃至6個の炭素原子を有するアルキレン残
基を有するか又は別のヘテロ原子、例えば窒素原子又は
酸素原子及び1乃至4個の炭素原子を有する2個のアル
キレン残基を有する、4乃至8員複素環の残基、例えば
N- ピペリジノ、N- ピペラジノ又はN- モルホリノ残
基を形成する)で示されるアミノ基であり、aは1乃至
4、好ましくは2、3又は4の整数であり、bは零乃至
3の整数であり、(a+b)の合計は1乃至4であり、
Mは水素原子又はアルカリ金属、例えばナトリウム、カ
リウム又はリチウム又は他の塩形成性金属である。式メ
ンバーは、互いに同一であるか又は互いに異なる意味を
有することができる。
【0011】本発明によるフタロシアニン染料は、通例
一般式(1)の個々の化合物の混合物の形で得られて、
これらの個々の化合物は、フタロシアニン残基における
カルボキシ、スルホ、カルボンアミド及びスルホンアミ
ド基の置換度、すなわち指数a及びbの大きさにより互
いに異なっている。それゆえ本発明によるフタロシアニ
ン染料の式は、通例分数である指数を含む。
【0012】スルホ基は一般式 -SO3 M(式中Mは上
記の意味を有する)で示される基であり、同様にカルボ
キシ基は一般式 -COOMの基であり、スルファト基は
一般式 -OSO3 Mの基であり、チオスルフアト基は一
般式 -S- SO3 Mの基でありそしてホスフアト基は一
般式 -OPO3 2 の基であり、それぞれの場合Mは上
記の意味を有する。
【0013】本発明による一般式(1)のフタロシアニ
ン染料は、それらの塩、例えばアルカリ金属塩の形であ
りそしてそれ自体繊維材料の染色に使用される。好まし
くは、アリール残基は、置換又は非置換ナフチル残基、
例えばスルホ-置換ナフチル残基及び、特に置換フェニ
ル残基、好ましくはメチル、エチル、メトキシ、エトキ
シ、塩素、カルボキシ及びスルホよりなる群から選ばれ
た1又は2個の置換基を有する該残基である。
【0014】一般式(1)の好ましい化合物は、Pcが
ニッケル- フタロシアニン残基及び、特に銅フタロシア
ニン残基であるこれら化合物、さらにR1 又はR2 又は
両方が水素原子である、一般式(1)で示されるこれら
化合物、さらにAがメタ- 又はパラ- フェニレン残基で
あり、これはスルホ、メチル及び/又はメトキシにより
置換されていることができるか、又はエチレン又はn-
プロピレンである該化合物及びさらにWが塩素、フッ素
又はシアノである該化合物である。
【0015】一般式(1)の化合物中に存在しているか
又は存在していることができる、一般式(2)の残基の
例は、2-(β- スルファトエチルスルホニル) フェニル
アミノ、3-(β- スルファトエチルスルホニル) フェニ
ル- アミノ、4-(β- スルファトエチルスルホニル)-フ
ェニルアミノ、2- カルボキシ- 5-(β- スルファトエ
チルスルホニル) フェニルアミノ、2- クロル- 3-(β
- スルファトエチルスルホニル) フェニルアミノ、2-
クロル- 4-(β- スルファトエチルスルホニル) フェニ
ルアミノ、2- エトキシ -4- 又は -5-(β- スルファ
トエチルスルホニル) フェニルアミノ、2- エチル -4
-(β- スルファトエチルスルホニル) フェニルアミノ、
2- メトキシ -5-(β- スルファトエチルスルホニル)
フェニルアミノ、2,4 -ジエトキシ -5-(β- スルフ
ァトエチルスルホニル) フェニルアミノ、2,4 -ジメ
トキシ -5-(β- スルファトエチルスルホニル) フェニ
ルアミノ、2,5 -ジメトキシ -4-(β- スルファトエ
チルスルホニル) フェニルアミノ、2- メトキシ -5-
メチル -4-(β- スルファトエチルスルホニル) フェニ
ルアミノ、2- 又は3- 又は4-(β- チオスルファトエ
チルスルホニル) フェニルアミノ、2- メトキシ -5-
(β- チオスルファトエチルスルホニル) フェニルアミ
ノ、2- スルホ -4-(β- ホスファトエチルスルホニ
ル) フェニルアミノ、2- スルホ -4- ビニルスルホニ
ルフェニルアミノ、2- ヒドロキシ -4-又は -5-(β-
スルファトエチルスルホニル) フェニルアミノ、2-
クロル -4- 又は -5-(β- クロルエチルスルホニル)
フェニルアミノ、2- ヒドロキシ -3- スルホ -5-(β
- スルファトエチルスルホニル) フェニルアミノ、3-
又は4-(β- アセトキシエチルスルホニル) フェニルア
ミノ、2- メトキシ -4- [β-(N- メチルタウリル)
エチルスルホニル]フェニルアミノ、5-(β- スルファ
トエチルスルホニル)-ナフト- 2- イル -アミノ、6-
又は7- 又は8-(β-スルファトエチルスルホニル) ナ
フト- 2- イルアミノ、6-(β- スルファトエチルスル
ホニル)-1- スルホナフト -2- イルアミノ、5-(β-
スルファトエチルスルホニル)-1- スルホナフト -2-
イルアミノ、8-(β- スルファトエチルスルホニル)-6
- スルホナフト -2- イルアミノ、β- [4-(β′- ス
ルファトエチルスルホニル) フェン]エチルアミノ、β
- [2- スルホ -4-(β′- スルファトエチルスルホニ
ル) フェン]エチルアミノ、β-(β′- クロルエチルス
ルホニル) エチルアミノ、β-(β′- スルファトエチル
スルホニル)エチルアミノ、β-(ビニルスルホニル) エ
チルアミノ、γ-(β′- クロルエチルスルホニル)プロ
ピルアミノ、γ-(β′- スルファトエチルスルホニル)
プロピルアミノ、γ-(β- ブロムエチルスルホニル)-プ
ロピルアミノ、γ-(ビニルスルホニル) プロピルアミ
ノ、1- メチル -1-(β- スルファトエチルスルホニ
ル)-1- エチルアミノ、δ-(β′- スルファトエチルス
ルホニル) ブチルアミノ、2- メチル -2-(β- クロル
エチルスルホニル)-1- プロピルアミノ、ω-(β′- ク
ロルエチルスルホニル)-ペンチルアミノ、β-(β′- ク
ロルエチルスルホニル)-n- ヘキシルアミノ、N- メチ
ル -N- [β-(β′- クロルエチルスルホニル) エチ
ル]アミノ、N- エチル -N- [β-(β′- クロルエチ
ルスルホニル) エチル]アミノ、N- n- プロピル -N
- [β-(β′- クロルエチルスルホニル)エチル]アミ
ノ、N- n- ブチル -N- [β-(β′- クロルエチルス
ルホニル) エチル]アミノ、β- [β′-(β″- クロル
エチルスルホニル) エチルアミノ]エチルアミノ、β-
[β′-(β″- スルファトエチルスルホニル) エチルア
ミノ]エチルアミノ、β- [β′-(β″- クロルエチル
スルホニル) エトキシ]エチルアミノ、β- [β′-
(β″- スルファトエチルスルホニル) エトキシ]エチ
ルアミノ、4-[β-(β′- クロルエチルスルホニル)-
エチル]- ピペラジン- 3,4- ジ-(β- スルファトエ
チルスルホニル) フェニルアミノ、2,5- ジ-(β- ス
ルファトエチルスルホニル) フェニルアミノ、4- [γ
-(β′- スルファトエチルスルホニル) プロポキシ]フ
ェニルアミノ、2,5- ビス- [β- スルファトエチル
スルホニル) メチル]フェニルアミノ、3- 又は4-
[γ-(β′- スルファトエチルスルホニル) プロピルア
ミドカルボニル]}フェニルアミノ及び3,5- ビス-
[γ-(β′- スルファトエチルスルホニル) プロピルア
ミドカルボニル]}-フェニルアミノである。
【0016】一般式(1)の化合物中に存在しているこ
とができる、一般式 -NR2 4 の残基の例は、メチル
アミノ、エチルアミノ、n- ブチルアミノ、ベンジルア
ミノ、フェニルアミノ、β- ヒドロキシエチルアミノ、
ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジ(イソプロピル)
アミノ、N- メチルベンジルアミノ、N- メチルフェニ
ルアミノ、N- ピペリジノ、N- モルホリノ、ジ(β-
ヒドロキシエチル) アミノ、β- スルホエチルアミノ、
β- カルボキシエチルアミノ、β-(4- カルボキシフェ
ニル) エチルアミノ、3- スルホフェニルアミノ、4-
スルホフェニルアミノ、第一アミノ基及びシアナミド残
基である。
【0017】さらに本発明は、一般式(1) のフタロシア
ニン染料を製造する方法において、一般式(5)
【0018】
【化17】 (式中個々の式残基は、一般式(1)に関して示した意
味を有する)で示される化合物を一般式(6)
【0019】
【化18】 (式中Halはハロゲン、例えば塩素及びフッ素であり
そしてW、R2 、X、A、Y、Z及びmは上記の意味の
一つを有する)で示されるハロゲントリアジン化合物と
反応させるか、又は一般式(7)
【0020】
【化19】 (式中式残基は一般式(1)に関して示した意味を有す
る)で示される化合物を一般式(8)
【0021】
【化20】 (式中R2 、X、A、Y、Z及びmは上記の意味の一つ
を有する)で示されるアミノ化合物と反応させて、Zが
ヒドロキシエチルスルホニル基でありそしてWがハロゲ
ン原子でない場合には、β- ヒドロキシエチルスルホニ
ル基を含有するフタロシアニン化合物を、それ自体公知
の方法で、一般式(1)──式中残基Zは異なる意味を
有する──で示されるフタロシアニン染料に変えるか、
又は一般式(1)──式中Wは一般式(2)のアミノ基
又はハロゲン原子である──で示されるフタロシアニン
染料を製造するために、一般式(9)
【0022】
【化21】 (式中個々の式残基は一般式(1)に関して示した意味
を有しそしてHalは塩素又はフッ素である)で示され
る化合物を一般式(8)のアミンと当量又は2倍当量で
反応させることを特徴とする方法に関する。
【0023】本発明による一般式(1)のフタロシアニ
ン染料を製造する方法のいずれも、好ましくは使用され
るか又は有利には、とりわけアミノ基を含有する、関与
する出発化合物の溶解性及びその塩基性に依存して実施
される。化合物(7)又は(9)をアミン(8)と反応
させる方法が好ましい。
【0024】本発明による反応は、水性又は水性- 有機
媒体中で実施することができる。媒体が水性- 有機媒体
であるならば、有機溶剤成分は、反応成分及び反応条件
に対し不活性である水- 混和性溶剤、例えばジメチルス
ルホキシド、アセトン及びN-アルキルアシルアミド、
例えばジメチルアミドである。アミノ基を含有するフタ
ロシアニン化合物又はアミンとハロゲントリアジン化合
物との反応は、それ自体公知の方法で及び慣用の処理条
件下──これらはアミン又はシアナミド及びハロゲント
リアジン間の類似の反応に関して公知である(例えば欧
州特許出願公告第0,218,131A号明細書及び米
国特許第3,758,470号及び第4,350,63
2号明細書参照)──実施される。通例一般式(5)の
化合物及び一般式(6)のハロゲントリアジン間の反応
は、40乃至90℃、好ましくは60乃至80℃の温度
及び2乃至7、好ましくは3乃至5のpHにおいて実施
される。一般式(7)の化合物及び一般式(8)の化合
物間の反応は、通例25乃至50℃、好ましくは30乃
至40℃の温度及び3乃至11、好ましくは3.5乃至
7のpHにおいて実施される。一般式(9)の化合物
は、通例一般式(8)のアミノ化合物と25乃至50
℃、好ましくは30乃至40℃の温度及び3乃至11、
好ましくは5乃至9のpHにおいて反応させる。
【0025】一般式(1)のフタロシアニン化合物を製
造する本発明による方法において、出発アミンが、一般
式(8)──式中Zがβ- ヒドロキシエチルスルホニル
基である──の一つであるなら、得られるフタロシアニ
ン化合物は、エチルスルホニル残基のβ- 位においてエ
ステル基、例えばスルファト基を含有する本発明による
他のフタロシアニン化合物に変えることができる。この
エステル化反応は、公知の方法に類似してこの様な酸に
関して慣用のエステル化及びアシル化剤、例えば酸無水
物、ポリリン酸、五塩化リン及び、特に96〜100%
硫酸又は三酸化硫黄を含有する硫酸、例えば35%まで
の三酸化硫酸含有率を有するオレウム又は、スルファト
基を導入するためのクロルスルホン酸を使用して実施さ
れる。硫酸又は三酸化硫黄を含有する硫酸を使用する反
応は、0乃至25℃の温度において実施される。クロル
スルホン酸を使用する反応は、極性有機溶剤、例えばN
-メチルピロリドン中で10乃至80℃において実施す
ることもできる。
【0026】一般式(5)の出発化合物は、フタロシア
ニン酸クロリドとアミノ化合物との反応に関してそれ自
体公知である方法において、例えば一般式(10)
【0027】
【化22】 〔式中Pc及びMは上記の意味を有し、pは1乃至4の
整数でありそしてqは零乃至3の整数であり、(p+
q)の合計は1乃至4の整数である〕で示されるフタロ
シアニン酸クロリド又は一般式(11)のこれら化合物
の混合物を水性又は水性- 有機媒体中で一般式 H2 NR1 (式中R1 は上記の意味を有する)で示されるアミンと
反応させて製造される。
【0028】一般式(10)のフタロシアニン酸クロリ
ドと一般式H2 NR1 のアミノ化合物、好ましくはアン
モニウムとの反応中、スルホニルクロリド基の部分的加
水分解が、反応と同時に行われ得る。
【0029】一般式(7)及び(9)の出発化合物は、
アミノ化合物又はスルホンアミド化合物とハロゲントリ
アジン化合物又はシアヌルハロゲン化物(1,3,5-
ハロゲン -s- トリアジン)との反応に関して公知な方
法に類似して、例えば一般式(5)の化合物をシアヌル
ハロゲン化物、例えば塩化シアヌル又はフッ化シアヌル
又は一般式(11)
【0030】
【化23】 (式中Hal及びWは上記の意味を有する)で示される
ジハロゲン -s- トリアジンと反応させて得られ、その
際該反応は、水性又は上記の水性- 有機媒体中で0乃至
25℃の温度及び7乃至14、好ましくは10乃至12
のpHにおいて実施することが可能である。
【0031】一般式(7)──式中Wが一般式(3)の
アミノ基である──で示される出発化合物は、一般式
(9)の化合物を一般式HNR3 4 のアミンと25乃
至40℃の温度及び3乃至11.5、好ましくは5乃至
9のpHにおいて水性媒体又は上記の水性- 有機媒体中
で反応させて得ることができる。
【0032】一般式(7)──式中Wがシアナミド基で
ある──の出発化合物は、一般式(9)の化合物をシア
ナミド又はそのアルカリ金属塩と7乃至10、好ましく
は8乃至9及び10乃至50℃、好ましくは30乃至4
0℃の温度において水性媒体中で反応させて得られる。
【0033】一般式(6)の出発化合物は、シアヌルハ
ロゲン化物又はシアナミドジハロゲントリアジン(米国
特許第3,758,470号明細書中に記載の)又は一
般式(11)のそれ自体公知のアミノジハロゲン- s-
トリアジン(例えば米国特許第4,649,193号明
細書、米国特許第4,939,243号明細書及び欧州
特許出願公告第0,324,373号明細書参照)を一
般式(8)のアミノ化合物と0乃至10℃の温度及び3
乃至6のpHにおいて水性又は上記の水性- 有機媒体中
で反応させて得られる。
【0034】一般式(1)のフタロシアニン染料は、慣
用及び公知の方法により、繊維反応性残基Zにおいて、
アルカリにより脱離することができる種々の置換基を有
する一般式(1)のフタロシアニン染料に変えることが
できる。このタイプの方法は、ビニルスルホン系の繊維
反応性残基を含有する繊維反応性染料に関する文献中に
多数記載されている。例えばβ- スルファトエチルスル
ホニル残基を含有するフタロシアニン染料は、アルカリ
を用いて、例えば水性水酸化ナトリウム溶液中で、0乃
至40℃の温度において数分間、処理することにより残
基Zとしてビニルスルホニル基を含有するフタロシアニ
ン染料に変えることができる。β- チオスルファトエチ
ルスルホニル残基を含有する本発明によるフタロシアニ
ン染料は、例えばビニルスルホニル基を含有するフタロ
シアニン染料からチオ硫酸ナトリウムとの反応により得
ることができる。
【0035】一般式(10)の化合物とアミンH2 NR
1 との間の本発明による縮合反応は、3.5乃至10、
好ましくは6乃至9のpH及び0℃乃至100℃、好ま
しくは20乃至70℃、特に40乃至60℃の温度にお
いて実施される。
【0036】フタロシアニンスルホニルクロリドは、長
期間文献、例えば米国特許第4,505,714号明細
書及びドイツ特許第891,121号明細書において知
られていた。
【0037】一般式(10)のフタロシアニン出発化合
物の例は、金属不含フタロシアニン及び、好ましくは銅
フタロシアニン、コバルトフタロシアニン及びニッケル
フタロシアニンのスルホニルクロリド及びスルホ- 含有
スルホニルクロリド、例えば銅フタロシアニン、コバル
トフタロシアニン及びニッケルフタロシアニンのモノ-
、ジ- 、トリ- 及びテトラスルホニルクロリド、例え
ば銅フタロシアニン-(3)-モノスルホニルクロリド、銅
フタロシアニン-(3)-ジスルホニルクロリド、銅フタロ
シアニン-(3)-トリスルホニルクロリド、銅フタロシア
ニン-(3)-テトラスルホニルクロリド、ニッケルフタロ
シアニン-(3)-テトラスルホニルクロリド、コバルトフ
タロシアニン-(3)-モノスルホニルクロリド、コバルト
フタロシアニン- (3)-ジ- 及び- トリスルホニルクロ
リド、銅フタロシアニン-(4)-モノ- 及び -ジスルホニ
ルクロリド、銅フタロシアニン-(4)-トリ- 及び- テト
ラスルホニルクロリド及びさらに、付加的にフタロシア
ニン環における他の置換基、例えばフェニル残基及びハ
ロゲン原子を含有するこのタイプのスルホニルクロリ
ド、例えば銅テトラフェニルフタロシアニン又はニッケ
ルテトラクロルフタロシアニンのスルホニルクロリドで
ある。
【0038】一般式(1)のフタロシアニン染料を製造
するための本発明による方法において使用される酸結合
剤の例は、同期表の第I乃至第III 族からなる金属、好
ましくはアルカリ金属、例えばナトリウム、カリウム及
びリチウム及びアルカリ土類金属、例えばカルシウムの
水酸化物、炭酸塩、重炭酸塩、第二リン酸塩、第三リン
酸塩、ホウ酸塩及び酢酸塩である。
【0039】化合物(1)を製造するための本発明によ
る方法は、好ましくは水性媒体中で実施される。水性反
応媒体中での出発又は目的生成物の溶解度を改善するた
めに、所望なら、有機溶剤、好ましくは脂肪族カルボン
酸のアミド、例えばジメチルアミド又はN- メチル- ピ
ロリドンを添加することができる。
【0040】本発明により製造される一般式(1)のフ
タロシアニン染料──以下染料(1)と称する──の分
離は、合成バッチから一般的に公知な方法により、電解
質、例えば塩化ナトリウム又は塩化カリウムによる反応
媒体からの沈澱により又は反応溶液の蒸発、例えば噴霧
乾燥により実施され、その場合緩衝物質をこの反応溶液
に添加することができる。本発明による染料は、繊維反
応性及び非常に良好な染料特性を有する。それゆえこれ
ら染料はヒドロキシ- 及び/又はカルボンアミド基を含
有する材料、特に繊維材料及び又皮革の染色及び捺染に
使用することができる。同様、本発明による化合物の合
成中得られる溶液は、所望なら緩衝物質の添加後及び、
所望なら濃縮後直ちに液体配合物として染色に使用する
ことができる。
【0041】それゆえ、本発明は、又ヒドロキシ- 及び
カルボンアミド基を含有する材料の染色(捺染をも包含
する)に染料(1)を使用すること及びこれら基体への
その適用法に関する。該材料は、好ましくは繊維材料、
特に紡織繊維、例えば糸、バンク、パッケージ及び織物
の形で使用される。
【0042】ヒドロキシ基を含有する材料は、ヒドロキ
シ基を含有する天然又は合成材料、例えば、セルロース
繊維材料──紙の形でこれらを包含する──又はその再
生生成物及びポリビニルアルコールである。セルロース
繊維材料は、好ましくは木綿であるが、しかし又他の植
物繊維、例えばリンネル、麻、ジュート及びラミー繊維
であり、再生セルロース繊維の例は、ステープルビスコ
ース及びフィラメントビスコースである。
【0043】カルボンアミド基を含有する材料は、例え
ば合成及び天然ポリアミド及びポリウレタン、特に繊維
の形でのもの、例えば羊毛及び他の動物毛、絹、皮革、
ナイロン6,6、ナイロン6、ナイロン11及びナイロ
ン4である。染料(1)は、上記基体、特に上記繊維材
料に水溶性染料、特に繊維反応性染料に関して公知な適
用技術により適用しそして該材料上で固着することがで
きる。例えば吸尽法で最多種の酸結合剤及び、所望なら
中性塩、例えば塩化ナトリウム又は硫酸ナトリウムを使
用する大浴から、これら染料は、非常に良好なカラーイ
ールドで優れたカラービルド- アップを以てセルロース
繊維上の染色を形成する。染色は、40乃至105℃の
温度、適切なら130℃までの温度において加圧下、適
切なら慣用の染色助剤の存在下水性浴中で実施される。
該方法は、材料を温浴中に導入し、次にこの浴を所望の
染色温度に徐々に加熱しそして染色法をこの温度におい
て完結させる様にして実施することができる。所望な
ら、染料の吸尽を促進する中性塩を実際の染色温度の到
達直後浴に添加することもできる。
【0044】パジング法は、優れたカラーイールド及び
非常に良好なカラービルド- アップを有する染色は、同
様にセルロース繊維上の染色を形成し、該方法の場合染
色は常法で、室温又は高温、例えば約60℃までの温度
における貯蔵により、蒸熱により又は乾熱により固着す
ることができる。
【0045】くっきりした輪郭及びクリアな白色地を有
する著しく色の濃い捺染は、同様にセルロース繊維に関
する慣用の捺染法──これは一段階において、例えば重
炭酸ナトリウム又は他の酸結合剤及び着色剤を含む捺染
ペーストを使用して捺染しそして次に100乃至103
℃において蒸熱させて実施することができるか又は二段
階において、例えば着色剤を含む中性又は弱酸性捺染ペ
ーストを使用して捺染しそして次に捺染した材料を電解
質を含有する熱いアルカリ性浴に導通するか又は電解質
を含有するアルカリ性パジング液を使用してオーバーパ
ジングしそしてその後、この処理した材料を貯蔵させる
か又はこれを蒸熱するか又はこれを乾熱により処理して
固着させて実施することができる──により、得られ
る。捺染の結果は、変化する固着条件にわずかしか左右
されない。本発明による化合物を使用して得られる固着
度は、染色及び捺染において両方共非常に高い。固着が
慣用の乾熱固着法を用いて乾熱により実施されるなら、
120乃至200℃における熱風が使用される。101
乃至103℃における慣用の蒸気のほかに、過熱蒸気及
び160℃までの温度における加圧蒸気を使用すること
もできる。
【0046】酸結合剤及びセルロース繊維材料への染料
の固着をもたらす剤の例は、アルカリ金属及びアルカリ
土類金属と無機又は有機酸との水溶性の塩基性塩及び又
加熱の際アルカリを放出する化合物である。これらは、
特に弱乃至中- 強無機又は有機酸のアルカリ金属水酸化
物及びアルカリ金属塩をも包含し、その際アルカリ金属
化合物は、好ましくはナトリウム化合物及びカリウム化
合物を意味すると解される。この様な酸結合剤の例は、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、
重炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ギ酸ナトリウム、リ
ン酸二水素ナトリウム及びリン酸水素二ナトリウムであ
る。
【0047】酸結合剤、適切なら熱の適用下の染料
(1)の処理は、染料をセルロース繊維に化学的に結合
させ、非固着染料分を除去するためのゆすぎによる慣用
の後処理後、特にセルロース上の染色は、優れた湿潤堅
牢性を示す。何となれば特に非固着染料分は、冷水中に
おけるそれらの良好な水溶性のために容易に洗出するこ
とができるからである。
【0048】ポリウレタン繊維及びポリアミド繊維上の
染色は、通常酸性媒体から実施される。それゆえ、例え
ば、所望のpHを得るために、酢酸及び/又は硫酸アン
モニウム及び/又は酢酸及び酢酸アンモニウム又は酢酸
ナトリウムを染浴に添加することができる。染色の有用
な均整性を得るために、慣用の均染剤、例えば塩化シア
ヌルと3倍モル量のアミノベンゼンスルホン酸又はアミ
ノナフタリンスルホン酸との反応生成物又は、例えばス
テアリルアミンとエチレンオキシドとの反応生成物を基
体とする該剤の添加が推奨される。通例、染色されるべ
き材料を浴中に約40℃の温度において導入しそしてそ
の中で数時間揺動させ、次に染浴を所望の弱酸性、好ま
しくは弱酢酸酸性pHに調整しそして実際の染色が60
乃至98℃の温度において実施される。しかし染色を沸
とう温度又は120℃までの温度(加圧下)において実
施することもできる。
【0049】セルロース繊維材料上で本発明による化合
物(1)を使用して形成される染色及び捺染は、色の良
好な濃さ及びさらに良好な日光堅牢性及び良好な湿潤堅
牢性、例えば洗たく、縮充、水、海水、クロス染め及び
汗堅牢性及びさらに良好なひだつけ堅牢性、アイロンか
け堅牢性及び摩擦堅牢性を有する。それらのアルカリ性
汗日光堅牢性及び飲用水で湿潤した染色の良好な湿潤日
光堅牢性を特に挙げることができる。
【0050】
【実施例】以下の例は、本発明を説明するためのもので
ある。これらの式により記載した化合物は、遊離酸の形
で記載されており、一般にこれらはそれらのアルカリ金
属塩の形で製造されそして単離されそしてそれらの塩の
形で染色に使用される。同様に以下の例、特に表例中で
遊離酸の形で挙げた出発化合物は、そのまま又はそれら
の塩、好ましくはアルカリ金属塩、例えばナトリウム塩
又はカリウム塩の形で合成に使用することができる。
【0051】特記しない限り、例中に記載の部及び百分
率は、重量に関する。重量部対容量部は、キログラム対
リットルと同じ関係を有する。式残基CuPcは、銅フ
タロシアニン残基でありそして式残基NiPcはニッケ
ルフタロシアニン残基である。
【0052】本発明による化合物に関して記載した、可
視範囲の吸収極大 (λmax)は、水性溶液中でそれら
のアルカリ金属塩を使用して測定された。表例中におい
て、λmax値は、色調のそばにかっこ中で示され、波
長はnmで示されている。 例 1 銅フタロシアニンテトラスルホニルクロリド138部を
25%水性アンモニア溶液140部中に40乃至60℃
において数時間にわたってかき混ぜ、次に、沈澱した銅
フタロシアニンテトラスルホンアミドを濾別し、水10
00部中に10乃至14のpHにおいて溶解しそして塩
化シアヌル38部をこの溶液に添加し、その際この反応
は9乃至11のpH及び0乃至3℃の温度において実施
される。次に、得られる銅ジクロルトリアジニルフタロ
シアニンスルホンアミド化合物を、4-(β- スルファト
エチルスルホニル) アニリン28部と3.5乃至6のp
H及び20乃至40℃の温度において反応させる。
【0053】得られる本発明によるフタロシアニン染料
は、遊離酸の形で記載して、式
【0054】
【化24】 を有する。本染料は、減圧下の合成溶液の蒸発により又
は噴霧乾燥によりアルカリ金属塩(ナトリウム塩)とし
て単離する、本染料は、非常に良好な繊維反応性染料特
性を有しそして本明細書中に記載の材料、特にセルロー
ス繊維材料を繊維反応性染料に関して技術的に慣用な染
色及び捺染法により染色するために著しく適し、著しい
色の濃さ及び良好な堅牢性──そのうち特に良好な日
光、湿潤日光及び塩素堅牢性を挙げることができる──
を有する青緑色染色及び捺染を与える。 例 2 本発明による銅フタロシアニン染料を製造するために、
例1の方法を繰り返えすが、ただし最後の反応におい
て、4-(β- スルファトエチルスルホニル) アニリンの
代わりに同量の3-(β- スルファトエチルスルホニル)
アニリンを使用する。本発明による該染料は、可視範囲
で601nmにおいて吸収極大を有しそして、本発明に
よる例1の染料と同様な染色性を示す。 例 3 銅フタロシアニンテトラスルホニルクロリド138部を
25%水性アンモニア溶液150部中に40乃至60℃
において数時間にわたってかき混ぜ、次 に、澱した銅
フタロシアニンテトラスルホンアミドを濾別し、水10
00部中に10乃至14のpHにおいて溶解しそして塩
化シアヌル28部をこの溶液に添加し、その際縮合反応
は9乃至11のpH及び0乃至3℃の温度において実施
される。得られる銅ジクロルトリアジニルフタロシアニ
ンスルホンアミド化合物に、4-(β- スルファトエチル
スルホニル) アニリン21部を添加しそして第二縮合反
応を3.5乃至6のpH及び20乃至40℃の温度にお
いて実施する。
【0055】得られる、遊離酸の形で記載して、式
【0056】
【化25】 を有する、本発明による染料は、減圧下の合成溶液の蒸
発により又は噴霧乾燥によりアルカリ金属塩(ナトリウ
ム塩)として単離する、本染料は、繊維反応性染料特性
を有しそして本明細書中に記載の材料、特にセルロース
繊維材料を技術的に慣用な染色法により染色するために
著しく適し、著しい色の濃さ及び良好な堅牢性──その
うち特に良好な日光、湿潤日光及び塩素堅牢性を挙げる
ことができる──を有する青緑色染色及び捺染を与え
る。 例 4 本発明による銅フタロシアニン染料を製造するために、
例1の方法を繰り返えすが、ただし最後の反応におい
て、4-(β- スルファトエチルスルホニル) アニリンの
代わりに同量の3-(β- スルファトエチルスルホニル)
アニリンを使用する。本発明による該染料は、可視範囲
で602nmにおいて吸収極大を有しそして、本発明に
よる例1の染料と同様な染色性を示す。 例 5 銅フタロシアニンテトラスルホニルクロリド138部を
25%水性アンモニア溶液140部中に40乃至60℃
において数時間にわたってかき混ぜ、次に、沈澱した銅
フタロシアニンテトラスルホンアミドを濾別し、水10
00部中に10乃至14のpHにおいて溶解しそして塩
化シアヌル21部をこの溶液に添加し、その際この反応
は9乃至11のpH及び0乃至3℃の温度において実施
される。次に、得られる銅ジクロルトリアジニルフタロ
シアニンスルホンアミド化合物を、4-(β- スルファト
エチルスルホニル) アニリン16部と3.5乃至6のp
H及び20乃至40℃の温度において反応させる。
【0057】得られる本発明による銅フタロシアニン染
料は、遊離酸の形で記載して、式
【0058】
【化26】 を有する。本染料は、減圧下の合成溶液の蒸発により又
は噴霧乾燥によりアルカリ金属塩(ナトリウム塩)とし
て単離する。本染料は、非常に良好な繊維反応性染料特
性を有しそして本明細書中に記載の材料、特にセルロー
ス繊維材料を繊維反応性染料に関して技術的に慣用な染
色及び捺染法により染色するために著しく適し、著しい
色の濃さ及び良好な堅牢性──そのうち特に良好な日
光、湿潤日光及び塩素堅牢性を挙げることができる──
を有する青緑色染色及び捺染を与える。 例 6 本発明による銅フタロシアニン染料を製造するために、
例1の方法を繰り返えすが、ただし最後の反応におい
て、4-(β- スルファトエチルスルホニル) アニリンの
代わりに同量の3-(β- スルファトエチルスルホニル)
アニリンを使用する。本発明による該染料は、可視範囲
で602nmにおいて吸収極大を有しそして、本発明に
よる例1の染料と同様な染色性を示す。 例 7乃至100 次の表例中で、一般式(A)
【0059】
【化27】 で示される本発明による別の銅フタロシアニン染料を、
それらの式成分を用いて記載する。これら染料は、本発
明により、例えば例1乃至6の一つにより、一般式
(A)と組み合わせてそれぞれの表例から明らかなそれ
らの成分(例えば場合によりスルホ基を含有する銅フタ
ロシアニンスルホニルクロリド、アンモニア、塩化シア
ヌル及び本明細書中に記載の一般式(8)の繊維反応性
アミノ化合物)を用いて製造することができる。これら
染料は、非常に良好な繊維反応性染料特性を有しそして
公知な染色及び捺染法により、本明細書中に記載の材
料、特にセルロース繊維材料、例えば木綿上でそれぞれ
の表例中で木綿上の染色に関して示された色調で著しく
色の濃い染色及び捺染を形成する。
【0060】 例 101 銅フタロシアニンテトラスルホニルクロリド138部を
25%水性アンモニア溶液75部中に40乃至60℃に
おいて数時間にわたってかき混ぜ、次に、沈澱した銅フ
タロシアニンテトラスルホンアミドを濾別し、水100
0部中に10乃至14のpHにおいて溶解しそして水2
00部中塩化シアヌル38部の懸濁液をこの溶液に添加
する。この反応は9乃至11のpH及び0乃至3℃の温
度において実施される。
【0061】シアナミド4.1部を、得られる、銅ジク
ロルトリアジニルフタロシアニンスルホンアミド化合物
の溶液に添加する。反応は、4乃至9のpH及び20乃
至40℃の温度において実施させる。次に4-(β- スル
ファトエチルスルホニル)アニリン28部を添加しそし
て反応を3.5乃至6のpH及び及び40乃至90℃の
温度において完結する。得られる本発明によるフタロシ
アニン染料は、遊離酸の形で記載して、式
【0062】
【化28】 を有する。本染料は、減圧下の合成溶液の蒸発により又
は噴霧乾燥によりアルカリ金属塩(ナトリウム塩)とし
て単離する、本染料は、非常に良好な繊維反応性染料特
性を有しそして本明細書中に記載の材料、特にセルロー
ス繊維材料を繊維反応性染料に関して技術的に慣用な染
色及び捺染法により染色するために著しく適し、著しい
色の濃さ及び良好な堅牢性──そのうち特に良好な日
光、湿潤日光及び塩素堅牢性を挙げることができる──
を有する青緑色染色及び捺染を与える。 例 102 本発明による銅フタロシアニン染料を製造するために、
例101の方法を繰り返すが、ただし最後の反応におい
て、4-(β- スルファトエチルスルホニル)アニリンの
代わりに同量の3-(スルファトエチルスルホニル)アニ
リンを使用する。本発明による該染料は、可視範囲で5
99nmにおいて吸収極大を有しそして、本発明による
例101の染料と同様な染色性を示す。 例 103 銅フタロシアニントリスルホニルクロリド138部を2
5%水性アルモニア溶液75部中に40乃至60℃にお
いて数時間にわたってかき混ぜ、次に、沈澱した銅フタ
ロシアニントリスルホンアミドを濾別し、水1000部
中に10乃至14のpHにおいて溶解し、塩化シアヌル
28部の水性懸濁液230部をこの溶液に添加し、そし
て縮合反応は9乃至11のpH及び0乃至3℃の温度に
おいて実施される。次に、シアナミド3.1部を得られ
る、銅ジクロルトリアジニルフタロシアニンスルホンア
ミド化合物の溶液に添加しそして反応は、8乃至10の
pH及び20乃至40℃の温度において実施させる。次
に4-(β- スルファトエチルスルホニル)アニリン21
部と3.5乃至6のpH及び及び40乃至90℃の温度
において反応する。
【0063】得られる、遊離酸の形で記載して、式
【0064】
【化29】 を有する。本発明による染料は、減圧下の合成溶液の蒸
発により又は噴霧乾燥によりアルカリ金属塩(ナトリウ
ム塩)として単離する、本染料は、繊維反応性染料特性
を有しそして本明細書中に記載の材料、特にセルロース
繊維材料を繊維反応性染料に関して技術的に慣用な染色
法により染色するために著しく適し、著しい色の濃さ及
び良好な堅牢性──そのうち特に良好な日光、湿潤日光
及び塩素堅牢性を挙げることができる──を有する青緑
色染色及び捺染を与える。 例 104 本発明による銅フタロシアニン染料を製造するために、
例103の方法を繰り返すが、ただし最後の反応におい
て、4-(β- スルファトエチルスルホニル)アニリンの
代わりに同量の3-(β- スルファトエチルスルホニル)
アニリンを使用する。本発明による該染料は、可視範囲
で599nmにおいて吸収極大を有しそして、本発明に
よる例103の染料と同様な染色性を示す。 例 105 銅フタロシアニン分子中に平均して2.2個のクロルス
ルホニル基を有する銅フタロシアニンスルホニルクロリ
ド138部を25%水性アンモニア溶液75部中に40
乃至60℃において数時間にわたってかき混ぜ、次に、
沈澱した銅フタロシアニンスルホンアミドを濾別し、水
1000部中に10乃至14のpHにおいて溶解し、塩
化シアヌル21部の水性懸濁液220部をこの溶液に添
加しそして反応は9乃至11のpH及び0乃至3℃の温
度において実施される。シアナミド2.35部を添加し
そして、得られる銅ジクロルトリアジニルフタロシアニ
ンスルホンアミド化合物と、20乃至40℃の温度及び
8乃至11のpHにおいて反応させる。次にこのシアナ
ミドクロル- トリアジニルアミノ化合物を4-(β-スル
ファトエチルスルホニル)アニリン16部と3.5乃至
6のpH及び40乃至90℃の温度において反応させ
る。
【0065】得られる本発明によるフタロシアニン染料
は、遊離酸の形で記載して、式
【0066】
【化30】 を有する。本染料は、減圧下の合成溶液の蒸発により又
は噴霧乾燥によりアルカリ金属塩(ナトリウム塩)とし
て単離する。本染料は、非常に良好な繊維反応性染料特
性を有しそして本明細書中に記載の材料、特にセルロー
ス繊維材料を繊維反応性染料に関して技術的に慣用な染
色及び捺染法により染色するために著しく適し、著しい
色の濃さ及び良好な堅牢性──そのうち特に良好な日
光、湿潤日光及び塩素堅牢性を挙げることができる──
を有する青緑色染色及び捺染を与える。 例 106 本発明による銅フタロシアニン染料を製造するために、
例105の方法を繰り返えすが、ただし最後の反応にお
いて、4-(β- スルファトエチルスルホニル)アニリン
の代わりに同量の3-(β- スルファトエチルスルホニ
ル) アニリンを使用する。本発明による該染料は、同様
に可視範囲で599nmにおいて吸収極大を有しそして
本発明による例105の染料と同様な染色性を示す。 例 107乃至200 次の表例中で、一般式(B)
【0067】
【化31】 で示される本発明による別の新規な銅フタロシアニン染
料を、それらの式成分を用いて記載する。これら染料
は、本発明により、例えば例101乃至106の一つに
より、一般式(B)と組み合わせてそれぞれの表例から
明らかなそれらの成分(例えばスルホ基を含有するか又
はスルホ基を含有しない銅フタロシアニンスルホニルク
ロリド、アンモニア、塩化シアヌル、シアナミド及び本
明細書中に記載の一般式(8)の繊維反応性アミノ化合
物)を用いて製造することができる。これら染料は、非
常に良好な繊維反応性染料特性を有しそして公知な染色
及び捺染法により、本明細書中に記載の材料、特にセル
ロース繊維材料、例えば木綿上でそれぞれの表例中で木
綿上の染色に関して示された色調で著しく色の濃い染色
及び捺染を形成する。
【0068】 例 201 銅フタロシアニントリスルホンアミドのアルカリ性水性
溶液を、例103の方法により製造し、次にこの溶液を
水200部中塩化シアヌル19部の懸濁液に添加しそし
て反応を水性水酸化ナトリウム溶液による10のpHの
保持下0乃至3℃の温度において実施する。反応が完結
した後2- スルホエチルアミン13部を反応バッチに添
加しそして第二縮合反応を5乃至6のpH及び10乃至
30℃の温度において実施する。次に第三縮合反応を3
乃至4のpH及び75乃至80℃の温度において4-(β
- スルファトエチルスルホニル)アニリン21部と共に
実施する。得られる本発明によるフタロシアニン染料
は、遊離酸の形で記載して、式
【0069】
【化32】 を有する。本染料は、減圧下の合成溶液の蒸発により又
は噴霧乾燥によりアルカリ金属塩(ナトリウム塩)とし
て単離する、本染料は、非常に良好な繊維反応性染料特
性を有しそして本明細書中に記載の材料、特にセルロー
ス繊維材料を技術的に慣用な染色法により染色するため
に著しく適し、著しい色の濃さ及び良好な堅牢性──そ
のうち特に良好な日光、湿潤日光及び塩素堅牢性を挙げ
ることができる──を有する青緑色染色及び捺染を与え
る。 例 202 2- スルホエチルアミン13部を水200部中塩化シア
ヌル19部の懸濁液に添加しそして反応を0乃至3℃の
温度において炭酸ナトリウムにより5乃至6のpH範囲
を保持しながら実施する。例105により製造された銅
フタロシアニンスルホンアミドのアルカリ性水性溶液
を、得られる反応溶液に添加しそしてジクロル(スルホ
ニルアミノ)-s- トリアジンとの反応を10乃至30℃
の温度及び10乃至11のpHにおいて実施する。次に
第三縮合反応を4-(β- スルファトエチルスルホニル)
アニリン21部と共に3乃至4のpH及び75乃至80
℃の温度において実施する。
【0070】得られる、遊離酸の形で記載して、式
【0071】
【化33】 を有する、銅フタロシアニン染料は、減圧下の合成溶解
の蒸発により又は噴霧乾燥によりアルカリ金属塩(ナト
リウム塩)として単離することができる、本染料は、例
201の染料と同様な染色性を有しそして著しい色の濃
さ及び良好な堅牢性を有する青緑色染色を形成する。 例 203 例103の方法により製造した、銅フタロシアニントリ
スルホンアミドのアルカリ性水性溶液を水100部中フ
ッ化シアヌル14部の懸濁液に添加しそして反応を9乃
至10のpH及び約0℃の温度において実施する。4-
(β- スルファトエチルスルホニル)アニリン21部を
得られる、銅ジクロルトリアジニルフタロシアニンスル
ホンアミド化合物の溶液に添加し、第二縮合反応を4乃
至5のpH及び10乃至30℃の温度において実施す
る。
【0072】遊離酸の形で記載して、式
【0073】
【化34】 を有する本発明によるフタロシアニン染料は、合成溶液
に関して噴霧乾燥によりアルカリ金属塩(ナトリウム
塩)として得られる。本発明による染料は、非常に良好
な染色性を有しそして例3からの染料の染色の性質に相
当する、著しい色の濃さ及び良好な堅牢性を有する青緑
色染色を、特にセルロース繊維材料上で形成する。 例 204乃至225 次の表例中で、一般式(C)
【0074】
【化35】 で示される本発明による別の銅フタロシアニン染料を、
それらの式成分を用いて記載する。これら染料は、本発
明により、例えば例201及び202又は203の一つ
により、一般式(C)と組み合わせてそれぞれの表例か
ら明らかな一般式(8)のそれらの成分を用いて製造す
ることができる。これら染料は、非常に良好な繊維反応
性染料特性を有しそして公知な染色及び捺染法により、
本明細書に記載の材料、特にセルロース繊維材料、例え
ば木綿上でそれぞれの表例中で木綿上の染色に関して示
された色調で著しく色の濃い染色及び捺染を形成する。
【0075】 例 226 本発明によるニッケルフタロシアニン染料を製造するた
めに、例3の方法を繰り返すが、ただし銅フタロシアニ
ントリスルホニルクロリド出発化合物の代わりに同量の
ニッケルフタロシアニントリスルホニルクロリドを使用
する。
【0076】本発明によるニッケルフタロシアニン染料
が、アルカリ金属塩(ナトリウム塩)として得られる。
遊離酸の形で記載して、本染料は式
【0077】
【化36】 を有しそして非常に良好な繊維反応性染料特性を有す
る。本染料は、本明細書中に記載の材料、特に木綿上で
繊維反応性染料に関して技術的に慣用な染色及び捺染法
により著しい色の濃さ及び良好な堅牢性──そのうち特
に良好な日光、湿潤日光及び塩素堅牢性を挙げることが
できる──を有する青緑色染色及び捺染を形成する。 例 227 本発明によるニッケルフタロシアニン染料を製造するた
めに、例226の方法を繰り返すが、ただし最後の反応
において、4-(β- スルファトエチルスルホニル)アニ
リンの代わりに同量の3-(β- スルファトエチルスルホ
ニル)アニリンを使用する。本発明による該染料は、可
視範囲で588nmにおいて吸収極大を有しそして本発
明による例226の染料と同様な染色性を示す。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、公知の繊維反応性
フタロシアニン染料は、優れた染色性にもかかわらず、
固着度及び着色力の点で不十分であった。これに対し本
発明による水溶性のフタロシアニン染料は、高品質の輝
かしい帯青緑色染色を与えそして優れたカラーイールド
及び非常に良好なカラービルド- アップを有し、さらに
本発明による染料を使用して形成される、セルロース繊
維材料における染色及び捺染は、色の著しく良好な濃
さ、さらに良好な日光堅牢性並びに良好な湿潤日光堅牢
性、例えば洗たく、縮充、水及び海水、クロス染め及び
汗堅牢性、さらに良好なひだつけ堅牢性、アイロンかけ
堅牢性及び摩擦堅牢性を有するという長所を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウイルヘルム・ミユーリツヒ ドイツ連邦共和国、フランクフルト・ア ム・マイン、アルベルト−ブランク−スト ラーセ、5

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 〔式中Pcは金属不含又は金属含有フタロシアニンの残
    基であって、フタロシアニン残基は付加的に炭素環式芳
    香族環の3- 位及び/又は4- 位において置換されてい
    ることができ、スルホンアミド及びスルホ基はフタロシ
    アニンの炭素環式芳香族環の3- 位及び/又は4- 位に
    おいて結合しており、 R1 は水素又は1乃至4個の炭素原子を有するアルキ
    ル、好ましくは水素であり、 R2 は水素又は1乃至4個の炭素原子を有するアルキ
    ル、好ましくは水素であり、 Aは芳香族炭素環式又は芳香族複素環式残基、好ましく
    はフェニレン又はナフタリン残基であり、その両方は低
    級アルキル、低級アルコキシ、ハロゲン、 カルボキシ、ニトロ及びスルホよりなる群から選ばれた
    1乃至3個の置換基により置換されていることができる
    か、又は1乃至8個の炭素原子を有するアルキレン残基
    であるか、又は2乃至8個の炭素原子を有するアルキレ
    ン残基であり、これは1又は2個のヘテロ基により中断
    されており、 Xは直接結合又は二価の有機結合体、例えば1乃至6個
    の炭素原子を有するアルキレン残基又は一般式 -alk
    ylene- N(R)-(式中alkyleneは1乃至
    6個の炭素原子を有するアルキレン残基でありそしてR
    は水素又は1乃至4個の炭素原子を有するアルキルであ
    る)で示されるアルキレンアミノ基であるか、又は一般
    式(4a)乃至(4j) 【化2】 で示される基であり、 Yは直接結合又は一般式 -CO- NH- alkylen
    e-(式中alkyleneは上記の意味を有する)で示
    される基であるか、又は1乃至6個の炭素原子を有する
    アルキレンであるか、又は一般式 【化3】 で示される基であり、 Zはビニルスルホニルであるか、又は、β- 位におい
    て、アルカリにより脱離することができる置換基を含有
    するエチルスルホニルであるか、又はβ- ヒドロキシエ
    チルスルホニルであり、 mは1又は2、好ましくは1の数であり、 Wはハロゲン、スルホ、フェニルスルホニル、1乃至4
    個の炭素原子を有するアルキルスルホニル、1乃至4個
    の炭素原子を有するアルコキシ又は置換又は非置換アリ
    ールオキシであるか、又はWは一般式(2) 【化4】 (式中R2 、X、A、Y、Z及びmは上記の意味の一つ
    を有する)で示されるアミノ基であるか、 又は一般式(3) 【化5】 (式中R3 は水素、1乃至4個の炭素原子を有するアル
    キル、1乃至4個の炭素原子を有するアルキル──これ
    はヒドロキシ、スルファト、スルホ、カルボキシ又はホ
    スファトにより置換されている──又は5乃至8個の炭
    素原子を有するシクロアルキルでありそしてR4 は水
    素、1乃至4個の炭素原子を有するアルキル、1乃至4
    個の炭素原子を有するアルキル──これはヒドロキシ、
    スルホ、カルボキシ、スルファト又はホスファトにより
    置換されている──又はフェニル又はフェニル──これ
    は1乃至4個の炭素原子を有するアルキル、1乃至4個
    の炭素原子を有するアルコキシ、ハロゲン、カルボキ
    シ、ニトロ及びスルホよりなる群から選ばれた1、2又
    は3個の置換基により置換されている──又はシアノで
    あるか、又はR3 及びR4 は、窒素原子と共に、3乃至
    8個の炭素原子を有するアルキレン残基を有するか又は
    別のヘテロ原子及び1乃至4個の炭素原子を有する2個
    のアルキレン残基を有する、4乃至8員複素環の残基を
    形成する)で示されるアミノ基であり、 aは1乃至4、の整数であり、 bは零乃至3の整数であり、 (a+b)の合計は1乃至4であり、 Mは水素原子又はアルカリ金属又は他の塩形成性金属で
    ある〕で示される水溶性フタロシアニン染料。
  2. 【請求項2】 Wが塩素又はフッ素である請求項1記載
    のフタロシアニン染料。
  3. 【請求項3】 X及びYがそれぞれ直接結合でありそし
    てmが1の数である請求項1又は2記載のフタロシアニ
    ン染料。
  4. 【請求項4】 Wが塩素又はフッ素であり、X及びYが
    それぞれ直接結合であり、mが1の数でありそしてAが
    フェニレン残基であり、これは1乃至4個の炭素原子を
    有するアルキル、1乃至4個の炭素原子を有するアルコ
    キシ、ハロゲン、カルボキシ、ニトロ及びスルホよりな
    る群から選ばれた1乃至3個の置換基により置換されて
    いることができる請求項1記載のフタロシアニン染料。
  5. 【請求項5】 Wが塩素であり、X及びYが両方共直接
    結合であり、mが1の数でありそしてAがメタ- 又はパ
    ラ- フェニレン残基である請求項1記載のフタロシアニ
    ン染料。
  6. 【請求項6】 Wが塩素又はフッ素であり、X及びYが
    両方共直接結合であり、mが1の数でありそしてAが2
    乃至6個の炭素原子を有するアルキレン基であり、これ
    はヘテロ基により中断されていることができる請求項1
    記載のフタロシアニン染料。
  7. 【請求項7】 Wが塩素であり、X及びYが両方共直接
    結合であり、mが1の数でありそしてAが1,3- プロ
    ピレン基である請求項1記載のフタロシアニン染料。
  8. 【請求項8】 Wが一般式 -NR3 4 (式中R3 及び
    4 は請求項1記載の意味を有する)で示される基であ
    る請求項1記載のフタロシアニン染料。
  9. 【請求項9】 X及びYが両方共直接結合でありそして
    mが1の数である請求項8記載のフタロシアニン染料。
  10. 【請求項10】 Aがフェニレン残基であり、これは1
    乃至4個の炭素原子を有するアルキル、1乃至4個の炭
    素原子を有するアルコキシ、ハロゲン、カルボキシ、ニ
    トロ及びスルホよりなる群から選ばれた1乃至3個の置
    換基により置換されていることができる請求項9記載の
    フタロシアニン染料。
  11. 【請求項11】 X及びYが両方共直接結合であり、m
    が1の数でありそしてAが2乃至6個の炭素原子を有す
    るアルキレン残基であり、これはヘテロ基により中断さ
    れていることができる請求項8記載のフタロシアニン染
    料。
  12. 【請求項12】 Wがシアナミドである請求項1記載の
    フタロシアニン染料。
  13. 【請求項13】 X及びYが両方共直接結合でありそし
    てmが1の数である請求項12記載のフタロシアニン染
    料。
  14. 【請求項14】 Aがメタ- 又はパラ- フェニレン残基
    である請求項13記載のフタロシアニン染料。
  15. 【請求項15】 Aがn- プロピレン残基である請求項
    13記載のフタロシアニン染料。
  16. 【請求項16】 R1 及びR2 が両方共水素原子である
    請求項1乃至15の少なくとも1項に記載のフタロシアニ
    ン染料。
  17. 【請求項17】 Zがβ- スルファトエチルスルホニル
    基である請求項1乃至16の少なくとも1項に記載のフ
    タロシアニン染料。
  18. 【請求項18】 Pcがニッケルフタロシアニン残基又
    は、好ましくは銅フタロシアニン残基である請求項1乃
    至17の少なくとも1項に記載のフタロシアニン染料。
  19. 【請求項19】 請求項1記載のフタロシアニン染料を
    製造する方法において、一般式(5) 【化6】 (式中個々の式残基は一般式(1)に関して示した意味
    を有する)で示される化合物を一般式(6) 【化7】 (式中HalはハロゲンでありそしてW、R2 、X、
    A、Y、Z及びmは請求項1記載の意味の一つを有す
    る)で示されるハロゲントリアジン化合物と反応させる
    か、又は一般式(7) 【化8】 (式中式残基は一般式(1)に関して示した意味を有す
    る)で示される化合物を一般式(8) 【化9】 (式中R2 、X、A、Y、Z及びmは請求項1記載の意
    味の一つを有する)で示されるアミノ化合物と反応させ
    るか、又は一般式(1)──式中Wは一般式(2)のア
    ミノ基又はハロゲン原子である──で示されるフタロシ
    アニン染料を製造するために、一般式(9) 【化10】 (式中個々の式残基は上記の意味を有する)で示される
    化合物を一般式(8)のアミンと当量又は2倍当量で反
    応させて、Zがヒドロキシエチルスルホニル基でありそ
    してWがハロゲン原子でない場合には、β- ヒドロキシ
    エチルスルホニル- 含有フタロシアニン化合物を、それ
    自体公知の方法で、一般式(1)──式中残基Zは異な
    る意味を有する──で示されるフタロシアニン染料に変
    えることを特徴とする方法。
  20. 【請求項20】 ヒドロキシ及び/又はカルボンアミド
    基を含有する材料、特に繊維材料を染色及び捺染するた
    めの、請求項1乃至18の少なくとも1項に記載のフタ
    ロシアニン染料又は請求項19に記載の方法により製造
    されたフタロシアニン染料の用途。
  21. 【請求項21】 染料を、ヒドロキシ及び/又はカルボ
    ンアミド基を含有する材料、好ましくは繊維材料に適用
    しそして染料を熱により又はアルカリ性剤により又は熱
    により及びアルカリ性剤により固着して該材料を染色及
    び捺染する方法において、染料として請求項1乃至18
    の少なくとも1項に記載のフタロシアニン染料又は請求
    項19に記載の方法により製造されたフタロシアニン染
    料を使用することを特徴とする方法。
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