JPH07196526A - コラゲナーゼ阻害剤 - Google Patents
コラゲナーゼ阻害剤Info
- Publication number
- JPH07196526A JPH07196526A JP6001039A JP103994A JPH07196526A JP H07196526 A JPH07196526 A JP H07196526A JP 6001039 A JP6001039 A JP 6001039A JP 103994 A JP103994 A JP 103994A JP H07196526 A JPH07196526 A JP H07196526A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leaf
- collagenase
- leaves
- plant
- flower
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 敏感な皮膚に直接付着し得る天然物から得ら
れるコラゲナーゼ阻害剤を提供する。 【構成】 ザクロ実、レモンバーム実及び葉、ゲンノシ
ョウコ葉、キンミズヒキ葉、オレガノ葉、ウツボグサ
葉、トラノヲ花及び葉、アブラチャン実、ノイバラ花、
サルトリイバラ花、クリ葉、マツヨイ草花、及びワレモ
コウ葉から成る植物群から選ばれた少なくとも一種の原
料植物から得られた植物乾燥粉末であって、該植物乾燥
粉末を水抽出して得られた抽出液中に、コラーゲンの分
解酵素であるコラゲナーゼの活性を阻害するコラゲナー
ゼ阻害成分が含有されていることを特徴とする。
れるコラゲナーゼ阻害剤を提供する。 【構成】 ザクロ実、レモンバーム実及び葉、ゲンノシ
ョウコ葉、キンミズヒキ葉、オレガノ葉、ウツボグサ
葉、トラノヲ花及び葉、アブラチャン実、ノイバラ花、
サルトリイバラ花、クリ葉、マツヨイ草花、及びワレモ
コウ葉から成る植物群から選ばれた少なくとも一種の原
料植物から得られた植物乾燥粉末であって、該植物乾燥
粉末を水抽出して得られた抽出液中に、コラーゲンの分
解酵素であるコラゲナーゼの活性を阻害するコラゲナー
ゼ阻害成分が含有されていることを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はコラゲナーゼ阻害剤に関
し、更に詳細にはコラーゲンの分解酵素であるコラゲナ
ーゼの活性を阻害するコラゲナーゼ阻害成分が含有され
ているコラゲナーゼ阻害剤に関する。
し、更に詳細にはコラーゲンの分解酵素であるコラゲナ
ーゼの活性を阻害するコラゲナーゼ阻害成分が含有され
ているコラゲナーゼ阻害剤に関する。
【０００２】
【従来の技術】人間の皮膚や関節を取り巻く筋肉は、コ
ラーゲンなるタンパク質とエラスチンなるタンパク質と
の編目構造によって、その形状等が保持されている。こ
のため、紫外線の照射や自己消化によってコラーゲンが
分解され、コラーゲン繊維を再生するに充分なコラーゲ
ンが補充されなかったとき、皮膚の弛みやシワの原因と
なる。また、リューマチ性関節炎は、免疫代謝異常によ
る自己消化によって、関節のコラーゲン繊維が分解され
るために起こるとされている。ところで、コラーゲンの
消失は、体内に存在するコラーゲンの分解酵素であるコ
ラゲナーゼによってもなされる。従って、選択的に皮膚
真皮や目的部位にて、コラゲナーゼの活性を阻害するこ
とができれば、皮膚の弛みやシミの進行、或いはリュー
マチ症状の進行の遅延を期待できる。かかる観点からコ
ラゲナーゼの阻害剤について、化粧品素材や医薬品材料
として研究されている。
ラーゲンなるタンパク質とエラスチンなるタンパク質と
の編目構造によって、その形状等が保持されている。こ
のため、紫外線の照射や自己消化によってコラーゲンが
分解され、コラーゲン繊維を再生するに充分なコラーゲ
ンが補充されなかったとき、皮膚の弛みやシワの原因と
なる。また、リューマチ性関節炎は、免疫代謝異常によ
る自己消化によって、関節のコラーゲン繊維が分解され
るために起こるとされている。ところで、コラーゲンの
消失は、体内に存在するコラーゲンの分解酵素であるコ
ラゲナーゼによってもなされる。従って、選択的に皮膚
真皮や目的部位にて、コラゲナーゼの活性を阻害するこ
とができれば、皮膚の弛みやシミの進行、或いはリュー
マチ症状の進行の遅延を期待できる。かかる観点からコ
ラゲナーゼの阻害剤について、化粧品素材や医薬品材料
として研究されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この様に、コラゲナー
ゼ阻害剤が配合された化粧品等によれば、コラゲーンの
不足に因る皮膚の弛み等を防止し、皮膚の張り等の維持
を期待し得る。しかしながら、現在研究されている殆ど
のコラゲナーゼ阻害剤が合成品であるため、敏感な皮膚
に直接付着する化粧品等に合成品のコラゲナーゼ阻害剤
を配合することには問題がある。そこで、本発明の目的
は、敏感な皮膚に直接付着し得る天然物から得られ、コ
ラゲナーゼ阻害成分を含有するコラゲナーゼ阻害剤を提
供することにある。
ゼ阻害剤が配合された化粧品等によれば、コラゲーンの
不足に因る皮膚の弛み等を防止し、皮膚の張り等の維持
を期待し得る。しかしながら、現在研究されている殆ど
のコラゲナーゼ阻害剤が合成品であるため、敏感な皮膚
に直接付着する化粧品等に合成品のコラゲナーゼ阻害剤
を配合することには問題がある。そこで、本発明の目的
は、敏感な皮膚に直接付着し得る天然物から得られ、コ
ラゲナーゼ阻害成分を含有するコラゲナーゼ阻害剤を提
供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記目的を
達成すべく種々の植物を使用して抽出した抽出物のコラ
ゲナーゼ阻害率を調査した結果、ザクロ実、レモンバー
ム葉等の特定の植物を凍結乾燥し粉砕した植物粉砕物を
水抽出して得られた水抽出物は、コラゲナーゼ阻害率が
高いことを見出し、本発明に到達した。
達成すべく種々の植物を使用して抽出した抽出物のコラ
ゲナーゼ阻害率を調査した結果、ザクロ実、レモンバー
ム葉等の特定の植物を凍結乾燥し粉砕した植物粉砕物を
水抽出して得られた水抽出物は、コラゲナーゼ阻害率が
高いことを見出し、本発明に到達した。
【０００５】即ち、本発明は、ザクロ実、レモンバーム
実及び葉、ゲンノショウコ葉、キンミズヒキ葉、オレガ
ノ葉、ウツボグサ葉、トラノヲ花及び葉、アブラチャン
実、ノイバラ花、サルトリイバラ花、クリ葉、マツヨイ
草花、及びワレモコウ葉から成る植物群から選ばれた少
なくとも一種の原料植物から得られた植物乾燥粉末であ
って、該植物乾燥粉末を水抽出して得られた抽出液中
に、コラーゲンの分解酵素であるコラゲナーゼの活性を
阻害するコラゲナーゼ阻害成分が含有されていることを
特徴とするコラゲナーゼ阻害剤にある。かかる構成を有
する本発明において、植物乾燥粉末１００ｇから水又は
温水２００リットルによって抽出して得られた水抽出液
のコラゲナーゼ阻害率が１０％以上であるとき、コラゲ
ナーゼ阻害能を有する入浴剤として、当該植物乾燥粉末
を使用することができる。また、植物乾燥粉末が、原料
植物を凍結乾燥した後に粉砕して得られた植物乾燥粉末
であることによって、乾燥途中のコラゲナーゼ阻害成分
の損失を可及的に少なくできる。
実及び葉、ゲンノショウコ葉、キンミズヒキ葉、オレガ
ノ葉、ウツボグサ葉、トラノヲ花及び葉、アブラチャン
実、ノイバラ花、サルトリイバラ花、クリ葉、マツヨイ
草花、及びワレモコウ葉から成る植物群から選ばれた少
なくとも一種の原料植物から得られた植物乾燥粉末であ
って、該植物乾燥粉末を水抽出して得られた抽出液中
に、コラーゲンの分解酵素であるコラゲナーゼの活性を
阻害するコラゲナーゼ阻害成分が含有されていることを
特徴とするコラゲナーゼ阻害剤にある。かかる構成を有
する本発明において、植物乾燥粉末１００ｇから水又は
温水２００リットルによって抽出して得られた水抽出液
のコラゲナーゼ阻害率が１０％以上であるとき、コラゲ
ナーゼ阻害能を有する入浴剤として、当該植物乾燥粉末
を使用することができる。また、植物乾燥粉末が、原料
植物を凍結乾燥した後に粉砕して得られた植物乾燥粉末
であることによって、乾燥途中のコラゲナーゼ阻害成分
の損失を可及的に少なくできる。
【０００６】
【作用】本発明によれば、コラゲナーゼ阻害率の高い抽
出液を得ることができ、しかもかかる抽出液中に含有さ
れているコラゲナーゼ阻害成分は、天然物である植物か
ら抽出されたものであって、合成品ではない。このた
め、本発明によって得られた抽出液は、直接皮膚に付け
ることができ、化粧品や入浴剤として使用できる。
出液を得ることができ、しかもかかる抽出液中に含有さ
れているコラゲナーゼ阻害成分は、天然物である植物か
ら抽出されたものであって、合成品ではない。このた
め、本発明によって得られた抽出液は、直接皮膚に付け
ることができ、化粧品や入浴剤として使用できる。
【０００７】
【発明の概要】本発明では、ザクロ実、レモンバーム実
及び葉、ゲンノショウコ葉、キンミズヒキ葉、オレガノ
葉、ウツボグサ葉、トラノヲ花及び葉、アブラチャン
実、ノイバラ花、サルトリイバラ花、クリ葉、マツヨイ
草花、及びワレモコウ葉から成る植物群から選ばれた少
なくとも一種を原料として使用することが大切である。
前記植物群において、ザクロ実、レモンバーム葉、ゲン
ノショウコ葉、キンミズヒキ葉、アブラチャン実、オレ
ガノ葉、及びウツボグサ葉から成る植物群から得られば
れた少なくとも一種を原料として使用することが、コラ
ゲナーゼ阻害成分を充分に含有する抽出液を得ることが
でき好ましい。就中、ザクロ実及び／又はレモンバーム
葉を原料として使用することが、入浴剤等に使用した場
合、香り及び使用量等の観点から好ましい。一方、前記
植物群以外の植物を原料として使用した場合、コラゲナ
ーゼ阻害成分を充分に含有する抽出液を得るためには、
大量の原料植物を必要とする。
及び葉、ゲンノショウコ葉、キンミズヒキ葉、オレガノ
葉、ウツボグサ葉、トラノヲ花及び葉、アブラチャン
実、ノイバラ花、サルトリイバラ花、クリ葉、マツヨイ
草花、及びワレモコウ葉から成る植物群から選ばれた少
なくとも一種を原料として使用することが大切である。
前記植物群において、ザクロ実、レモンバーム葉、ゲン
ノショウコ葉、キンミズヒキ葉、アブラチャン実、オレ
ガノ葉、及びウツボグサ葉から成る植物群から得られば
れた少なくとも一種を原料として使用することが、コラ
ゲナーゼ阻害成分を充分に含有する抽出液を得ることが
でき好ましい。就中、ザクロ実及び／又はレモンバーム
葉を原料として使用することが、入浴剤等に使用した場
合、香り及び使用量等の観点から好ましい。一方、前記
植物群以外の植物を原料として使用した場合、コラゲナ
ーゼ阻害成分を充分に含有する抽出液を得るためには、
大量の原料植物を必要とする。
【０００８】また、本発明では、原料植物を乾燥して得
られた植物乾燥粉末を、水又は温水によって抽出する。
この乾燥操作としては、凍結乾燥を採用することが好ま
しい。乾燥途中において、原料植物中に存在するコラゲ
ナーゼ阻害成分の損失を可及的に少なくできるためであ
る。ここで、原料植物を乾燥することなく水又は温水抽
出しても、コラゲナーゼ阻害成分の抽出は可能である。
しかし、抽出液中のコラゲナーゼ阻害成分を所定量以上
とするには、大量の原料植物を必要とし、抽出作業を煩
雑なものとする。尚、本発明において言う「温水抽出」
とは、温度が３５〜４５℃程度の温水を使用して行う抽
出をいう。
られた植物乾燥粉末を、水又は温水によって抽出する。
この乾燥操作としては、凍結乾燥を採用することが好ま
しい。乾燥途中において、原料植物中に存在するコラゲ
ナーゼ阻害成分の損失を可及的に少なくできるためであ
る。ここで、原料植物を乾燥することなく水又は温水抽
出しても、コラゲナーゼ阻害成分の抽出は可能である。
しかし、抽出液中のコラゲナーゼ阻害成分を所定量以上
とするには、大量の原料植物を必要とし、抽出作業を煩
雑なものとする。尚、本発明において言う「温水抽出」
とは、温度が３５〜４５℃程度の温水を使用して行う抽
出をいう。
【０００９】本発明においては、植物乾燥粉末１００ｇ
から水又は温水２００リットルによって抽出して得られ
た水抽出液のコラゲナーゼ阻害率が１０％以上であるこ
とが、植物乾燥粉末を入浴剤として好適に使用できる。
また、植物乾燥粉末を水抽出して得られた抽出液を、必
要に応じて固液分離した分離液を濃縮した濃縮液又は固
形物にしてもよい。この濃縮液又は固形物を入浴剤とし
て使用する場合には、必要に応じて水や温水に再溶解し
て使用することができる。かかる濃縮液又は固形物は、
２〜２０ｇ、好ましくは５ｇを、水又は温水２００リッ
トル中に添加した際に、２００リットルの水又は温水に
おけるコラゲナーゼ阻害率が１０％以上となるように、
コラゲナーゼ阻害成分の濃縮度を調整することが好まし
い。
から水又は温水２００リットルによって抽出して得られ
た水抽出液のコラゲナーゼ阻害率が１０％以上であるこ
とが、植物乾燥粉末を入浴剤として好適に使用できる。
また、植物乾燥粉末を水抽出して得られた抽出液を、必
要に応じて固液分離した分離液を濃縮した濃縮液又は固
形物にしてもよい。この濃縮液又は固形物を入浴剤とし
て使用する場合には、必要に応じて水や温水に再溶解し
て使用することができる。かかる濃縮液又は固形物は、
２〜２０ｇ、好ましくは５ｇを、水又は温水２００リッ
トル中に添加した際に、２００リットルの水又は温水に
おけるコラゲナーゼ阻害率が１０％以上となるように、
コラゲナーゼ阻害成分の濃縮度を調整することが好まし
い。
【００１０】以上、述べてきた本発明において言う「コ
ラゲナーゼ阻害率」は、下記の方法で測定したものであ
る。本発明でのコラゲナーゼ阻害率は、Wunsch等のコラ
ゲナーゼ阻害活性試験方法[E.Wunsch et al.,Hoppe-Sey
er's Z.Physiol Chem.,333,149〜151(1963)]に基づいて
測定した。つまり、合成基質(4-Phenylazobenzyloxycar
bonyl-Pro-Leu-Gly-Pro- D Arg)を、Clostridium histo
lyticum由来のコラエナーゼによって分解し、合成基質
の分解率を測定した。この測定は、本発明において得ら
れた植物乾燥粉末から水抽出された抽出液に合成基質を
加えた被試験溶液に、コラエナーゼを加え、３７℃で１
５分間保持した後、コラエナーゼを酸性化失活させた。
次いで、コラエナーゼの作用で生じた分解物(4-Phenyla
zobenzyloxycarbonyl-Pro-Leu)を酢酸エチルによって抽
出し、抽出液の３２０ｎｍにおける吸光度（Ａ１）を測
定した。更に、合成基質に蒸留水のみを加えた合成基質
溶液についても、Ａ１の測定と同様にして吸光度（Ｂ
１）を測定した。
ラゲナーゼ阻害率」は、下記の方法で測定したものであ
る。本発明でのコラゲナーゼ阻害率は、Wunsch等のコラ
ゲナーゼ阻害活性試験方法[E.Wunsch et al.,Hoppe-Sey
er's Z.Physiol Chem.,333,149〜151(1963)]に基づいて
測定した。つまり、合成基質(4-Phenylazobenzyloxycar
bonyl-Pro-Leu-Gly-Pro- D Arg)を、Clostridium histo
lyticum由来のコラエナーゼによって分解し、合成基質
の分解率を測定した。この測定は、本発明において得ら
れた植物乾燥粉末から水抽出された抽出液に合成基質を
加えた被試験溶液に、コラエナーゼを加え、３７℃で１
５分間保持した後、コラエナーゼを酸性化失活させた。
次いで、コラエナーゼの作用で生じた分解物(4-Phenyla
zobenzyloxycarbonyl-Pro-Leu)を酢酸エチルによって抽
出し、抽出液の３２０ｎｍにおける吸光度（Ａ１）を測
定した。更に、合成基質に蒸留水のみを加えた合成基質
溶液についても、Ａ１の測定と同様にして吸光度（Ｂ
１）を測定した。
【００１１】また、被試験溶液に酸性化失活させたコラ
エナーゼを加えた他は、Ａ１と同様にして吸光度（Ａ
２）を測定すると共に、合成基質溶液についても、Ａ２
と同様にして吸光度（Ｂ２）を測定した。測定した吸光
度（Ａ１、Ａ２、Ｂ１、Ｂ２）を用い、下記式によって
コラゲナーゼ阻害率（Ｃ）を算出した。 Ｃ（％）＝〔（Ｂ１−Ｂ２）−（Ａ１−Ａ２）〕／（Ａ
１−Ａ２）×１００ 上記式において、コラエナーゼの活性が阻害されない場
合には、コラゲナーゼ阻害率（Ｃ）は０％となり、コラ
エナーゼの活性が完全に阻害された場合には、コラゲナ
ーゼ阻害率（Ｃ）は１００％となる。
エナーゼを加えた他は、Ａ１と同様にして吸光度（Ａ
２）を測定すると共に、合成基質溶液についても、Ａ２
と同様にして吸光度（Ｂ２）を測定した。測定した吸光
度（Ａ１、Ａ２、Ｂ１、Ｂ２）を用い、下記式によって
コラゲナーゼ阻害率（Ｃ）を算出した。 Ｃ（％）＝〔（Ｂ１−Ｂ２）−（Ａ１−Ａ２）〕／（Ａ
１−Ａ２）×１００ 上記式において、コラエナーゼの活性が阻害されない場
合には、コラゲナーゼ阻害率（Ｃ）は０％となり、コラ
エナーゼの活性が完全に阻害された場合には、コラゲナ
ーゼ阻害率（Ｃ）は１００％となる。
【００１２】
実施例１ 採取した種々の植物片を冷凍した後、２４時間の真空乾
燥を施し、水分含有率０．１％未満の乾燥物とした。そ
の後、この乾燥物を１ｍｍ画以下の粉末に粉砕してから
冷凍保存した。次いで、冷凍保存した粉末の０．５ｇを
採取し、蒸留水４０ｃｃを加えて１５分間の攪拌抽出
（２０００ｒｐｍ、２５℃）を行った。更に、攪拌抽出
が終了した後、遠心分離機によって遠心分離（１２００
０ｒｐｍ、１５分間）を行い、上澄液を被測定原液とし
た。また、被測定原液を５倍に希釈した５倍希釈液、１
０倍に希釈した１０倍希釈液も、被測定液とした。この
様にして得られた被測定原液、５倍希釈液、及び１０倍
希釈液の各々について、上述した測定方法によってコラ
ゲナーゼ阻害率（Ｃ）を測定し、下記表１に示した。
燥を施し、水分含有率０．１％未満の乾燥物とした。そ
の後、この乾燥物を１ｍｍ画以下の粉末に粉砕してから
冷凍保存した。次いで、冷凍保存した粉末の０．５ｇを
採取し、蒸留水４０ｃｃを加えて１５分間の攪拌抽出
（２０００ｒｐｍ、２５℃）を行った。更に、攪拌抽出
が終了した後、遠心分離機によって遠心分離（１２００
０ｒｐｍ、１５分間）を行い、上澄液を被測定原液とし
た。また、被測定原液を５倍に希釈した５倍希釈液、１
０倍に希釈した１０倍希釈液も、被測定液とした。この
様にして得られた被測定原液、５倍希釈液、及び１０倍
希釈液の各々について、上述した測定方法によってコラ
ゲナーゼ阻害率（Ｃ）を測定し、下記表１に示した。
【００１３】 表１ サンプル名 コラゲナーゼ阻害率（Ｃ）〔単位：％〕 被測定原液 ５倍希釈液 １０倍希釈液 ザクロ 実 １００ ７６ ３９ レモンバーム 葉 ８０ ５５ ３８ ゲンノショウコ葉 １００ ９５ ３２ キンミズヒキ 葉 ９６ ７４ ２４ アブラチャン 実 １００ ４９ ２４ ノイバラ 花 ９７ ５０ ２３ オレガノ 葉 ９１ ５３ １０ ウツボグザ 葉 １００ ８２ １０ トラノヲ 花葉 １００ ５９ ９ クリ 葉 ９４ ５２ ８ マツヨイ草 花 ９１ ５４ ７ ワレモコウ 葉 ８６ ５４ ７ サルトリイバラ花 １００ ５８ ６ レモンバーム 実 １００ ５１ ６ ハッカ 葉 ６３ ５８ −３ タイム 葉 ７６ ５８ −１１
【００１４】表１から明らかな様に、ザクロ実、レモン
バーム実及び葉、ゲンノショウコ葉、キンミズヒキ葉、
オレガノ葉、ウツボグサ葉、トラノヲ花及び葉、アブラ
チャン実、ノイバラ花、サルトリイバラ花、クリ葉、マ
ツヨイ草花、又はワレモコウ葉、特にザクロ実、レモン
バーム葉、ゲンノショウコ葉、キンミズヒキ葉、オレガ
ノ葉、アブラチャン実、又はウツボグサ葉を原料植物と
して使用して得られた抽出液においては、被測定原液、
５倍希釈液、及び１０倍希釈液において良好なコラゲナ
ーゼ阻害率を示した。
バーム実及び葉、ゲンノショウコ葉、キンミズヒキ葉、
オレガノ葉、ウツボグサ葉、トラノヲ花及び葉、アブラ
チャン実、ノイバラ花、サルトリイバラ花、クリ葉、マ
ツヨイ草花、又はワレモコウ葉、特にザクロ実、レモン
バーム葉、ゲンノショウコ葉、キンミズヒキ葉、オレガ
ノ葉、アブラチャン実、又はウツボグサ葉を原料植物と
して使用して得られた抽出液においては、被測定原液、
５倍希釈液、及び１０倍希釈液において良好なコラゲナ
ーゼ阻害率を示した。
【００１５】実施例２ 実施例１において得られた植物粉末を温水２００リット
ルに添加・抽出して得られた抽出液中のコラゲナーゼ阻
害率を測定し、コラゲナーゼ阻害率が１０％以上とする
に必要な植物粉末量を測定した。その結果を下記の表２
に示す。 表２ サンプル名 必要な粉末量（ｇ） ザクロ 実 １９ レモンバーム 葉 １４ ゲンノショウコ葉 ２２ キンミズヒキ 葉 ４４ アブラチャン 実 ４８ ノイバラ 花 ６７ オレガノ 葉 １０１ ウツボグザ 葉 １０３ トラノヲ 花葉 ７４ クリ 葉 ９６ マツヨイ草 花 １０７ ワレモコウ 葉 １０１ サルトリイバラ花 １１４ レモンバーム 実 １０９ かかる植物粉末を入浴剤として使用する場合、植物粉末
の添加量を５０ｇ以下とすることが好ましく、ザクロ
実、レモンバーム葉、ゲンノショウコ葉、キンミズヒキ
葉、又はアブラチャン葉が好ましい。特に、ザクロ実又
はレモンバーム葉が香り等の点からも好適である。
ルに添加・抽出して得られた抽出液中のコラゲナーゼ阻
害率を測定し、コラゲナーゼ阻害率が１０％以上とする
に必要な植物粉末量を測定した。その結果を下記の表２
に示す。 表２ サンプル名 必要な粉末量（ｇ） ザクロ 実 １９ レモンバーム 葉 １４ ゲンノショウコ葉 ２２ キンミズヒキ 葉 ４４ アブラチャン 実 ４８ ノイバラ 花 ６７ オレガノ 葉 １０１ ウツボグザ 葉 １０３ トラノヲ 花葉 ７４ クリ 葉 ９６ マツヨイ草 花 １０７ ワレモコウ 葉 １０１ サルトリイバラ花 １１４ レモンバーム 実 １０９ かかる植物粉末を入浴剤として使用する場合、植物粉末
の添加量を５０ｇ以下とすることが好ましく、ザクロ
実、レモンバーム葉、ゲンノショウコ葉、キンミズヒキ
葉、又はアブラチャン葉が好ましい。特に、ザクロ実又
はレモンバーム葉が香り等の点からも好適である。
【００１６】実施例３ 実施例１において得られた植物粉末１００ｇを水１リッ
トルにて１５分間の攪拌抽出（２００ｒｐｍ、２５℃）
した後、遠心分離機を使用して遠心分離（６０００ｒｐ
ｍ、３０分間）して上澄液を得た。この上澄液を温水２
００リットルに添加してコラゲナーゼ阻害率を測定し、
コラゲナーゼ阻害率が１０％以上とするに必要な上澄液
量を測定した。その結果を下記の表３に示す。 表３ サンプル名 必要な上澄液量（ｃｃ） ザクロ 実 ２００ レモンバーム 葉 １５０ ゲンノショウコ葉 ２５０ キンミズヒキ 葉 ５００ アブラチャン 実 ５００ ノイバラ 花 ７００ オレガノ 葉 １０００ ウツボグザ 葉 １０００ トラノヲ 花葉 ７５０ クリ 葉 １０００ マツヨイ草 花 １０００ ワレモコウ 葉 １０００ サルトリイバラ花 １０００ レモンバーム 実 １０００
トルにて１５分間の攪拌抽出（２００ｒｐｍ、２５℃）
した後、遠心分離機を使用して遠心分離（６０００ｒｐ
ｍ、３０分間）して上澄液を得た。この上澄液を温水２
００リットルに添加してコラゲナーゼ阻害率を測定し、
コラゲナーゼ阻害率が１０％以上とするに必要な上澄液
量を測定した。その結果を下記の表３に示す。 表３ サンプル名 必要な上澄液量（ｃｃ） ザクロ 実 ２００ レモンバーム 葉 １５０ ゲンノショウコ葉 ２５０ キンミズヒキ 葉 ５００ アブラチャン 実 ５００ ノイバラ 花 ７００ オレガノ 葉 １０００ ウツボグザ 葉 １０００ トラノヲ 花葉 ７５０ クリ 葉 １０００ マツヨイ草 花 １０００ ワレモコウ 葉 １０００ サルトリイバラ花 １０００ レモンバーム 実 １０００
【００１７】実施例４ 実施例１において得られたレモンバーム葉の粉末１００
ｇを水１リットルにて１５分間の攪拌抽出（２００ｒｐ
ｍ、２５℃）した後、遠心分離機を使用して遠心分離
（６０００ｒｐｍ、３０分間）して上澄液を得た。次い
で、この上澄液を凍結乾燥して１０ｇの固形物とした。
得られた固形物の１．５ｇを温水２００リットルに溶解
すると、温水のコラゲナーゼ阻害率を１０％することが
できた。
ｇを水１リットルにて１５分間の攪拌抽出（２００ｒｐ
ｍ、２５℃）した後、遠心分離機を使用して遠心分離
（６０００ｒｐｍ、３０分間）して上澄液を得た。次い
で、この上澄液を凍結乾燥して１０ｇの固形物とした。
得られた固形物の１．５ｇを温水２００リットルに溶解
すると、温水のコラゲナーゼ阻害率を１０％することが
できた。
【００１８】
【発明の効果】本発明のコラゲナーゼ阻害剤中のコラゲ
ナーゼ阻害成分は、天然物であるため、皮膚に直接付け
ることができる。このため、本発明のコラゲナーゼ阻害
剤を入浴剤等として使用することによって、皮膚真皮や
目的部位にて、コラゲナーゼの活性を阻害し、皮膚の弛
みやシミの進行、或いはリューマチ症状の進行の遅延を
期待できる。
ナーゼ阻害成分は、天然物であるため、皮膚に直接付け
ることができる。このため、本発明のコラゲナーゼ阻害
剤を入浴剤等として使用することによって、皮膚真皮や
目的部位にて、コラゲナーゼの活性を阻害し、皮膚の弛
みやシミの進行、或いはリューマチ症状の進行の遅延を
期待できる。
【手続補正書】
【提出日】平成７年３月２９日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００２
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００２】
【従来の技術】人間の皮膚や関節を取り巻く筋肉は、コ
ラーゲンなるタンパク質とエラスチンなるタンパク質と
の編目構造によって、その形状等が保持されている。か
かるコラーゲンは、紫外線の照射や自己消化によって分
解されるものであって、リューマチ性関節炎は、免疫代
謝異常による自己消化によって、関節のコラーゲン繊維
が分解されるために起こるとされている。ところで、コ
ラーゲンの消失は、体内に存在するコラーゲンの分解酵
素であるコラゲナーゼによってもなされる。従って、選
択的に皮膚真皮や目的部位にて、コラゲナーゼの活性を
阻害することができれば、リューマチ症状の進行の遅延
を期待できる。かかる観点からコラゲナーゼの阻害剤に
ついて、化粧品素材や医薬品材料として研究されてい
る。
ラーゲンなるタンパク質とエラスチンなるタンパク質と
の編目構造によって、その形状等が保持されている。か
かるコラーゲンは、紫外線の照射や自己消化によって分
解されるものであって、リューマチ性関節炎は、免疫代
謝異常による自己消化によって、関節のコラーゲン繊維
が分解されるために起こるとされている。ところで、コ
ラーゲンの消失は、体内に存在するコラーゲンの分解酵
素であるコラゲナーゼによってもなされる。従って、選
択的に皮膚真皮や目的部位にて、コラゲナーゼの活性を
阻害することができれば、リューマチ症状の進行の遅延
を期待できる。かかる観点からコラゲナーゼの阻害剤に
ついて、化粧品素材や医薬品材料として研究されてい
る。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００３
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この様に、コラゲナー
ゼ阻害剤が配合された化粧品等によれば、コラゲーンの
不足によって発生する種々の問題の解決、例えばリュー
マチ症状の進行の遅延を可能とすることが期待し得る。
しかしながら、現在研究されている殆どのコラゲナーゼ
阻害剤が合成品であるため、敏感な皮膚に直接付着する
化粧品等に合成品のコラゲナーゼ阻害剤を配合すること
には問題がある。そこで、本発明の目的は、敏感な皮膚
に直接付着し得る天然物から得られ、コラゲナーゼ阻害
成分を含有するコラゲナーゼ阻害剤を提供することにあ
る。
ゼ阻害剤が配合された化粧品等によれば、コラゲーンの
不足によって発生する種々の問題の解決、例えばリュー
マチ症状の進行の遅延を可能とすることが期待し得る。
しかしながら、現在研究されている殆どのコラゲナーゼ
阻害剤が合成品であるため、敏感な皮膚に直接付着する
化粧品等に合成品のコラゲナーゼ阻害剤を配合すること
には問題がある。そこで、本発明の目的は、敏感な皮膚
に直接付着し得る天然物から得られ、コラゲナーゼ阻害
成分を含有するコラゲナーゼ阻害剤を提供することにあ
る。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１８
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１８】
【発明の効果】本発明のコラゲナーゼ阻害剤中のコラゲ
ナーゼ阻害成分は、天然物であるため、皮膚に直接付け
ることができる。このため、本発明のコラゲナーゼ阻害
剤を入浴剤等として使用することによって、皮膚真皮や
目的部位にて、コラゲナーゼの活性を阻害し、コラーゲ
ンの不足に因り発生する種々の問題の解決、例えばリュ
ーマチ症状の進行の遅延を期待できる。
ナーゼ阻害成分は、天然物であるため、皮膚に直接付け
ることができる。このため、本発明のコラゲナーゼ阻害
剤を入浴剤等として使用することによって、皮膚真皮や
目的部位にて、コラゲナーゼの活性を阻害し、コラーゲ
ンの不足に因り発生する種々の問題の解決、例えばリュ
ーマチ症状の進行の遅延を期待できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ａ６１Ｋ 7/50
Claims (3)
- 【請求項１】 ザクロ実、レモンバーム実及び葉、ゲン
ノショウコ葉、キンミズヒキ葉、オレガノ葉、ウツボグ
サ葉、トラノヲ花及び葉、アブラチャン実、ノイバラ
花、サルトリイバラ花、クリ葉、マツヨイ草花、及びワ
レモコウ葉から成る植物群から選ばれた少なくとも一種
の原料植物から得られた植物乾燥粉末であって、 該植物乾燥粉末を水抽出して得られた抽出液中に、コラ
ーゲンの分解酵素であるコラゲナーゼの活性を阻害する
コラゲナーゼ阻害成分が含有されていることを特徴とす
るコラゲナーゼ阻害剤。 - 【請求項２】 植物乾燥粉末１００ｇから水又は温水２
００リットルによって抽出して得られた水抽出液のコラ
ゲナーゼ阻害率が１０％以上である請求項１記載のコラ
ゲナーゼ阻害剤。 - 【請求項３】 植物乾燥粉末が、原料植物を凍結乾燥し
た後に粉砕して得られた植物乾燥粉末である請求項１記
載のコラゲナーゼ阻害剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6001039A JPH07196526A (ja) | 1994-01-11 | 1994-01-11 | コラゲナーゼ阻害剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6001039A JPH07196526A (ja) | 1994-01-11 | 1994-01-11 | コラゲナーゼ阻害剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07196526A true JPH07196526A (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=11490427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6001039A Pending JPH07196526A (ja) | 1994-01-11 | 1994-01-11 | コラゲナーゼ阻害剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07196526A (ja) |
Cited By (26)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09165313A (ja) * | 1995-12-15 | 1997-06-24 | Kao Corp | 皮膚外用剤 |
| JPH10291929A (ja) * | 1997-04-21 | 1998-11-04 | Nagase & Co Ltd | シワ形成抑制皮膚外用剤 |
| WO1998052588A1 (fr) * | 1997-05-21 | 1998-11-26 | Medion Research Laboratories Inc. | Agents therapeutiques adaptes a des affections respiratoires |
| JPH1179970A (ja) * | 1997-09-03 | 1999-03-23 | Shiseido Co Ltd | コラゲナーゼ阻害剤 |
| JP2000256122A (ja) * | 1999-03-03 | 2000-09-19 | Shiseido Co Ltd | マトリックスメタロプロテアーゼ阻害剤 |
| JP2002097149A (ja) * | 2000-09-20 | 2002-04-02 | Noevir Co Ltd | 皮膚外用剤 |
| JP2002104952A (ja) * | 2000-09-28 | 2002-04-10 | Noevir Co Ltd | 皮膚外用剤 |
| FR2817747A1 (fr) * | 2000-12-11 | 2002-06-14 | Oreal | Utilisation d'au moins une sapogenine, ou d'un extrait naturel en contenant, pour prevenir les signes du vieillissement cutane |
| JP2002356406A (ja) * | 2001-05-29 | 2002-12-13 | Noevir Co Ltd | 皮膚外用剤 |
| KR20030025067A (ko) * | 2001-09-19 | 2003-03-28 | 정창호 | 석류 추출물을 함유하는 화장료 조성물 |
| EP1349558A1 (en) * | 2000-12-12 | 2003-10-08 | Angiolab, Inc. | Composition comprising melissa leaf extract for anti-angiogenic and matrix metalloproteinase inhibitory activity |
| KR100431393B1 (ko) * | 2001-08-16 | 2004-05-14 | 주식회사 태평양 | 매실 및 석류 함유 피지 분비 억제용 화장료 조성물 |
| KR100473688B1 (ko) * | 2001-02-20 | 2005-03-07 | 주식회사 안지오랩 | 멜리사엽 엑스를 유효성분으로 하는 매트릭스메탈로프로테아제 활성 억제용 약학적 조성물 |
| JP2005200334A (ja) * | 2004-01-15 | 2005-07-28 | Ichimaru Pharcos Co Ltd | 皮膚老化又は皮膚疾患の予防又は改善方法 |
| JP2007522161A (ja) * | 2004-02-13 | 2007-08-09 | コグニス・フランス・ソシエテ・パール・アクシオン・サンプリフィエ | カスタネア・サチバの葉抽出物を含有する化粧品組成物 |
| KR100794517B1 (ko) * | 2006-06-29 | 2008-01-16 | (주)더페이스샵코리아 | 하고초 추출물을 함유하는 주름개선용 화장료 조성물 |
| CN100386066C (zh) * | 2006-02-22 | 2008-05-07 | 黎秋萍 | 鲜花海藻沐浴剂的生产方法 |
| KR100853120B1 (ko) * | 2007-04-02 | 2008-08-21 | (주)더페이스샵코리아 | 나노리포좀에 안정화된 하고초 추출물을 함유하는 화장료 조성물 |
| JP2009040757A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Maruzen Pharmaceut Co Ltd | ラミニン５産生促進剤、皮膚基底膜正常化剤及び皮膚損傷回復促進剤 |
| KR100903654B1 (ko) * | 2007-10-10 | 2009-06-18 | (주)더페이스샵코리아 | 하고초 추출물과 아데노신을 함유하는 화장료 조성물 |
| US7897184B1 (en) | 2009-08-13 | 2011-03-01 | Access Business Group International Llc | Topical composition with skin lightening effect |
| US8034385B2 (en) | 2002-07-08 | 2011-10-11 | Coty B.V. | Anti-ageing skin cosmetic |
| JP2012116766A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Kao Corp | Ｃｇｒｐ応答性抑制剤 |
| JP2013245170A (ja) * | 2012-05-23 | 2013-12-09 | Nippon Menaade Keshohin Kk | ヒアルロン酸合成促進剤及び皮膚外用剤 |
| JP2014521698A (ja) * | 2011-08-05 | 2014-08-28 | ステムテック インターナショナル， インコーポレイテッド | 天然原料の組み合わせを含有するスキンケア組成物 |
| US9155773B2 (en) | 2001-12-12 | 2015-10-13 | Angiolab, Inc. | Antiobesity composition |
-
1994
- 1994-01-11 JP JP6001039A patent/JPH07196526A/ja active Pending
Cited By (32)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09165313A (ja) * | 1995-12-15 | 1997-06-24 | Kao Corp | 皮膚外用剤 |
| JPH10291929A (ja) * | 1997-04-21 | 1998-11-04 | Nagase & Co Ltd | シワ形成抑制皮膚外用剤 |
| WO1998052588A1 (fr) * | 1997-05-21 | 1998-11-26 | Medion Research Laboratories Inc. | Agents therapeutiques adaptes a des affections respiratoires |
| US6309674B1 (en) | 1997-05-21 | 2001-10-30 | Medion Research Laboratories | Therapeutic agents for respiratory diseases |
| JPH1179970A (ja) * | 1997-09-03 | 1999-03-23 | Shiseido Co Ltd | コラゲナーゼ阻害剤 |
| JP2000256122A (ja) * | 1999-03-03 | 2000-09-19 | Shiseido Co Ltd | マトリックスメタロプロテアーゼ阻害剤 |
| JP2002097149A (ja) * | 2000-09-20 | 2002-04-02 | Noevir Co Ltd | 皮膚外用剤 |
| JP2002104952A (ja) * | 2000-09-28 | 2002-04-10 | Noevir Co Ltd | 皮膚外用剤 |
| FR2817747A1 (fr) * | 2000-12-11 | 2002-06-14 | Oreal | Utilisation d'au moins une sapogenine, ou d'un extrait naturel en contenant, pour prevenir les signes du vieillissement cutane |
| WO2002047650A1 (fr) * | 2000-12-11 | 2002-06-20 | L'oreal | Utilisation d'au moins une sapogenine pour prevenir les signes du viellissement cutane |
| EP1349558A1 (en) * | 2000-12-12 | 2003-10-08 | Angiolab, Inc. | Composition comprising melissa leaf extract for anti-angiogenic and matrix metalloproteinase inhibitory activity |
| EP1349558A4 (en) * | 2000-12-12 | 2004-03-24 | Angiolab Inc | MELISSA SHEET EXTRACT COMPOSITION WITH ANTIANGIOGENIC AND MATRIX METAL OPROTEINASE INHIBITING EFFECTIVENESS |
| US7485327B2 (en) * | 2000-12-12 | 2009-02-03 | Angiolab, Inc. | Composition comprising Melissa leaf extract for anti-angiogenic and matrix metalloproteinase inhibitory activity |
| KR100473688B1 (ko) * | 2001-02-20 | 2005-03-07 | 주식회사 안지오랩 | 멜리사엽 엑스를 유효성분으로 하는 매트릭스메탈로프로테아제 활성 억제용 약학적 조성물 |
| JP2002356406A (ja) * | 2001-05-29 | 2002-12-13 | Noevir Co Ltd | 皮膚外用剤 |
| KR100431393B1 (ko) * | 2001-08-16 | 2004-05-14 | 주식회사 태평양 | 매실 및 석류 함유 피지 분비 억제용 화장료 조성물 |
| KR20030025067A (ko) * | 2001-09-19 | 2003-03-28 | 정창호 | 석류 추출물을 함유하는 화장료 조성물 |
| US9155773B2 (en) | 2001-12-12 | 2015-10-13 | Angiolab, Inc. | Antiobesity composition |
| US8034385B2 (en) | 2002-07-08 | 2011-10-11 | Coty B.V. | Anti-ageing skin cosmetic |
| JP2005200334A (ja) * | 2004-01-15 | 2005-07-28 | Ichimaru Pharcos Co Ltd | 皮膚老化又は皮膚疾患の予防又は改善方法 |
| US8067044B2 (en) | 2004-02-13 | 2011-11-29 | Cognis France S.A.S. | Cosmetic compositions containing an extract of leaves of the Castanea sativa plant and cosmetic treatments |
| JP2007522161A (ja) * | 2004-02-13 | 2007-08-09 | コグニス・フランス・ソシエテ・パール・アクシオン・サンプリフィエ | カスタネア・サチバの葉抽出物を含有する化粧品組成物 |
| CN100386066C (zh) * | 2006-02-22 | 2008-05-07 | 黎秋萍 | 鲜花海藻沐浴剂的生产方法 |
| KR100794517B1 (ko) * | 2006-06-29 | 2008-01-16 | (주)더페이스샵코리아 | 하고초 추출물을 함유하는 주름개선용 화장료 조성물 |
| KR100853120B1 (ko) * | 2007-04-02 | 2008-08-21 | (주)더페이스샵코리아 | 나노리포좀에 안정화된 하고초 추출물을 함유하는 화장료 조성물 |
| JP2009040757A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Maruzen Pharmaceut Co Ltd | ラミニン５産生促進剤、皮膚基底膜正常化剤及び皮膚損傷回復促進剤 |
| KR100903654B1 (ko) * | 2007-10-10 | 2009-06-18 | (주)더페이스샵코리아 | 하고초 추출물과 아데노신을 함유하는 화장료 조성물 |
| US7897184B1 (en) | 2009-08-13 | 2011-03-01 | Access Business Group International Llc | Topical composition with skin lightening effect |
| US8202556B2 (en) | 2009-08-13 | 2012-06-19 | Access Business Group International Llc | Topical composition with skin lightening effect |
| JP2012116766A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Kao Corp | Ｃｇｒｐ応答性抑制剤 |
| JP2014521698A (ja) * | 2011-08-05 | 2014-08-28 | ステムテック インターナショナル， インコーポレイテッド | 天然原料の組み合わせを含有するスキンケア組成物 |
| JP2013245170A (ja) * | 2012-05-23 | 2013-12-09 | Nippon Menaade Keshohin Kk | ヒアルロン酸合成促進剤及び皮膚外用剤 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH07196526A (ja) | コラゲナーゼ阻害剤 | |
| Joseph et al. | Antioxidative and antiinflammatory activities of the chloroform extract of Ganoderma lucidum found in South India | |
| Hayouni et al. | Hydroalcoholic extract based-ointment from Punica granatum L. peels with enhanced in vivo healing potential on dermal wounds | |
| JP6054700B2 (ja) | 脱糖化剤及び皮膚外用剤 | |
| CN110731991A (zh) | 具有祛痘功效的皮肤外用组合物 | |
| JP2005255527A (ja) | 生体コラーゲン合成促進剤用組成物 | |
| JP2003212770A (ja) | メイラード反応阻害剤 | |
| KR101704874B1 (ko) | 노근, 함초 및, 매실 추출물을 함유하는 항산화 및 미백 화장료 조성물 | |
| JP2001220312A (ja) | 植物水蒸気蒸留水含有化粧料組成物 | |
| JP2003183122A (ja) | コラゲナーゼ活性阻害剤 | |
| JPH09110710A (ja) | 皮膚外用剤及び浴用剤 | |
| JP2001226218A (ja) | 植物水蒸気蒸留水含有化粧料組成物 | |
| Hwang et al. | Antioxidant activities and nitric oxide production of medicine plants in Gyeongsangbukdo (Carthamus tinctorius seed, Cyperus rotundus, Schizonepeta tenuifolia, Polygonatum odoratum var. pluriflorum, Paeonia lactiflora) | |
| CN110731921A (zh) | 具有祛痘功效的皮肤外用组合物 | |
| JP2001213750A (ja) | バラ科植物水蒸気蒸留水含有化粧料組成物 | |
| JP2003012531A (ja) | コラゲナーゼ活性阻害剤又は化粧料組成物 | |
| JP2001226219A (ja) | 植物水蒸気蒸留水含有化粧料組成物 | |
| Jahan et al. | Cardioprotective Potential of Gemmomodified Extract of Terminalia arjuna against Chemically Induced Myocardial Injury in Rabbits. | |
| Chaudhary et al. | A comparative study of the antioxidant and ACE inhibitory activities of selected herbal extracts | |
| JP2003206225A (ja) | 化粧料組成物及び美容・健康食品組成物 | |
| JP6138317B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
| Ajisafe et al. | Snail mucus from Achatina fulica as a biomaterial exhibits pro-survival effects on human chondrocytes | |
| JP2003342123A (ja) | コラゲナーゼ活性阻害剤、エラスターゼ活性阻害剤及び化粧料組成物 | |
| JP2003073287A (ja) | ヒアルロニダーゼ活性阻害剤又は化粧料組成物 | |
| Yimam et al. | A Standardized Composition Comprised of Extracts from Rosmarinus officinalis, Annona squamosa and Zanthoxylum clava-herculis for Cellulite |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050830 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051014 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051206 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060404 |