JPH07196154A - Oリングピックアップ装置 - Google Patents

Oリングピックアップ装置

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Publication number
JPH07196154A
JPH07196154A JP35235393A JP35235393A JPH07196154A JP H07196154 A JPH07196154 A JP H07196154A JP 35235393 A JP35235393 A JP 35235393A JP 35235393 A JP35235393 A JP 35235393A JP H07196154 A JPH07196154 A JP H07196154A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
shaping
stage
pick
pickup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35235393A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kawamura
賢治 川村
Shogo Tanno
昌吾 丹野
Atsushi Ohori
篤 大堀
Kazumasa Nishida
和正 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority to JP35235393A priority Critical patent/JPH07196154A/ja
Publication of JPH07196154A publication Critical patent/JPH07196154A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Special Conveying (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 確実かつ安定してピックアップステージから
Oリングを搬出できるOリングピックアップ装置を提供
する。 【構成】 ピックアップステージ2上のOリング9に搬
出部材4を挿通してOリング9をピックアップステージ
2から搬出するOリングピックアップ装置であって、ピ
ックアップステージ2上のOリング9の外方からOリン
グ9を挟みこむように往復駆動される一対の整形押圧体
14,14を、配設する。整形押圧体14の先端部が、Oリン
グ9の外形と略同一の半円弧のOリング整形凹所23を、
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はOリングピックアップ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】Oリングを各種の自動機械に供給するた
めのOリングピックアップ装置として、次のようなもの
がある。即ち、ピックアップステージ上のOリングに、
搬出部材を挿通すると共に、該搬出部材の挿入にともな
って該Oリングを内張りさせ、該Oリングを該搬出部材
に弾性保持して上記ピックアップステージから搬出し、
自動機械に供給するものがある。
【0003】この種のOリングピックアップ装置では、
従来、パーツフィーダ等によりピックアップステージ上
までOリングを搬送し、そのままの状態でOリングに搬
出部材を挿入するようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、Oリングの
全体が非円形状に変形していたり、搬出部材とOリング
の位置決め精度が劣っていると、Oリング内へ搬出部材
を挿入できず、自動機械へのOリングの供給が滞るとい
う問題があった。
【0005】そこで、本発明は、確実かつ安定してピッ
クアップステージからOリングを搬出できるOリングピ
ックアップ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ピックアップステージ上のOリングに搬
出部材を挿通して該Oリングを上記ピックアップステー
ジから搬出するOリングピックアップ装置であって、上
記ピックアップステージ上のOリングの外方から該Oリ
ングを挟みこむように往復駆動される一対の整形押圧体
を、配設すると共に、該整形押圧体の先端部が、上記O
リングの外形と略同一の半円弧のOリング整形凹所を、
備えている。
【0007】
【作用】一対の整形押圧体でもって、ピックアップステ
ージ上のOリングを挟みこんで外形を包囲すれば、Oリ
ングの全体が非円形状に変形していても、外径側に弯曲
等した部位がOリング整形凹所にて内径側へ押圧され
て、円形状に整形され、同時に位置決めも行われる。従
って、Oリングへの搬出部材の挿通が正確に行える。
【0008】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳説する。
【0009】図1は、本発明に係るOリングピックアッ
プ装置を示し、このOリングピックアップ装置はピック
アップヘッド1とピックアップステージ2を備えてい
る。
【0010】ピックアップヘッド1は、取付部材3、搬
出部材4、シリンダ5及び押出体6からなり、取付部材
3に搬出部材4とシリンダ5が固定される。
【0011】押出体6は、シリンダ5のロッド5aに連
結された支持杆7と、支持杆7の下端部から外径方向へ
放射状に突出する複数本の押下足部8…と、からなる。
押出体6は、搬出部材4と取付部材3内を挿通自在に設
けられ、シリンダ5の駆動により上下方向A方向に往復
動する。
【0012】搬出部材4は、Oリング9を保持する円形
の保持部10と、該保持部10よりも大径の外鍔11付き円形
胴部12と、からなり、保持部10から円形胴部12の下端部
にかけて、押出体6の各押下足部8がスライド自在に嵌
合する案内溝13が、複数形成される。
【0013】保持部10の外径寸法Dは、自由状態のOリ
ング9の内径寸法Iよりも、所定寸法だけ大きく設定す
る。具体的には、全体が変形のない円形状とされた自由
状態のOリング9内に保持部10をスムースに挿通可能で
あって、挿入にともなってOリング9を内張りさせて、
振動等で容易に抜け落ちない程度の締付力(縮径する方
向の弾発力)がOリング9に生じるように、上記寸法差
を設定する。
【0014】取付部材3は図示省略の駆動機構に取付け
されており、該駆動機構にて、例えば、ピックアップヘ
ッド1が上下方向A及び左右方向Bに移動し、搬出部材
4の保持部10が所定の高さ及び左右位置に位置決めされ
る。なお、ピックアップヘッド1を紙面と直交方向に移
動させるように構成するも自由である。
【0015】次に、図1と図2に示すように、ピックア
ップステージ2上には、Oリング9の外方から該Oリン
グ9を挟みこむように往復駆動される左右一対の整形押
圧体14,14と、整形押圧体14,14を往復駆動する左右一
対の往復駆動機15,15と、が夫々配設される。
【0016】さらに、両整形押圧体14,14の間に於て、
搬出部材4の保持部10が緩嵌状に挿入される逃げ用円形
凹所16が、ピックアップステージ2に形成され、該円形
凹所16には、潤滑油を含浸させたスポンジ等の海綿状体
17が嵌め込まれる。
【0017】この円形凹所16に向かって、Oリング9が
搬送されるように、直進フィーダ等から成るOリング搬
送機構19が設けられる。
【0018】また、Oリング搬送機構19にて搬送されて
きたOリング9が、円形凹所16の開口端縁に沿って、ほ
ぼ位置決めされるように、ピックアップステージ2上に
三本のガイドピン18a,18b,18bが立設される。この
ガイドピン18a,18b,18bは、円形凹所16の中心から
所定半径ピッチで、かつ、相互に90°の中心角をもっ
て、配設される。
【0019】しかして、整形押圧体14は、先端部にOリ
ング9の外形と略同一の半円弧のOリング整形凹所23を
備えた平板部20と、平板部20の基端縁から直交状に突出
する起立部21と、からなり、この起立部21が、往復駆動
機15をなすシリンダ22のロッド22a先端部に連結され
る。
【0020】平板部20のOリング整形凹所23は、全体が
変形のない円形状とされた自由状態のOリング9の外形
の曲率半径R1 と略同一の曲率半径R2 の直立状円弧面
24aと、円弧面24aの上端から先端方向へ突出する傾斜
状円弧面24bと、からなる。
【0021】ここで、整形押圧体14,14を後述の如く相
互に近接乃至当接させたときにOリング整形凹所23にて
形成される孔K(図3参照)に、搬出部材4の保持部10
を挿通可能なように構成する。
【0022】また、Oリング整形凹所23の中央部には、
整形押圧体14の往復駆動時にガイドピン18bを逃がす逃
がし溝25が、凹設される。
【0023】なお、図示省略するが、円形凹所16上に
は、Oリング9の重なりを防止するための開閉自在な移
動式シャッタが、設けられる。
【0024】しかして、上述の如く構成されたOリング
ピックアップ装置の動作及び機能を説明する。
【0025】Oリング搬送機構19にて、Oリング9が、
ピックアップステージ2の整形位置たる円形凹所16に送
られてくると、左右のガイドピン18b,18bにて横ずれ
が規制され、Oリング9の進行方向側の先端部がガイド
ピン18aに当接して、Oリング9の位置が決まる。
【0026】なお、Oリング9が整形位置に到着するま
で、Oリング9の上部は上記シャッタで覆われている。
【0027】そして、Oリング9の位置が決まると、図
3と図4に示すように、整形押圧体14,14を相互に接近
する方向に移動させて、Oリング整形凹所23,23の円弧
面24a,24aにてOリング9の外形と同一直径の孔が形
成されるように、左右からOリング9を挟みこんで、そ
の外形を包囲する。これにより、Oリング9の外形がO
リング整形凹所23の円弧面24aに沿って当接する。
【0028】従って、Oリング9の全体が非円形状に変
形していても、外径側に弯曲等した部位がOリング整形
凹所23にて内径側へ押圧されるので、自動的に円形状に
整形(矯正)され、同時に、高精度で位置決めも行われ
る。このとき、傾斜状円弧面24bでOリング9の上方へ
の逃げ(反り)を防止できるので確実かつ安定した整形
が可能となる。
【0029】そして、Oリング9を整形押圧体14,14に
て挟みこんだ状態のままで、上記シャッタを開き、図5
に示すように、搬出部材4の保持部10をOリング9内に
挿通し、Oリング9を保持部10に弾性保持する。
【0030】このとき、海綿状体17に保持部10が接触し
て、海綿状体17内の潤滑油を保持部10に自動的に塗布で
きるので、次工程でのOリング9の挿通・離脱がスムー
スとなる。
【0031】Oリング9の挿通が完了すると、図6に示
すように、整形押圧体14,14を離間させた後、搬出部材
4を上方へ移動させ、ピックアップステージ2からOリ
ング9を搬出する。
【0032】ここで、搬出部材4の保持部10に保持され
たOリング9の位置を、さらに、上方へ移動させたい場
合には、図7に示すように、整形押圧体14,14を再度接
近させて形成した孔Kに保持部10を挿通し、整形押圧体
14,14の先端縁にてOリング9を上方へ押圧すればよ
い。
【0033】また、Oリング9を各種自動機に供給する
には、例えば、図8に示すように、押出体6を下降させ
てOリング9を押下げ、保持部10から離脱させればよ
い。
【0034】なお、本発明は上述の実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
る。例えば、往復駆動機15は、シリンダ22以外に、モー
タやスクリューシャフト等の各種機器にて構成するも自
由である。
【0035】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載するような著大な効果を奏する。
【0036】全体が非円形状に変形したOリング9であ
っても、整形押圧体14,14にてOリング9を、円形状に
整形しかつ高精度に位置決めできるので、Oリング9へ
の搬出部材4の挿入を正確に行える。
【0037】従って、Oリング9のスムースな搬出が可
能となり、各種自動機械へのOリング9の安定供給が実
現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】平面図である。
【図3】要部平面図である。
【図4】要部断面図である。
【図5】動作を説明する要部断面図である。
【図6】動作を説明する要部断面図である。
【図7】動作を説明する要部断面図である。
【図8】動作を説明する要部正面図である。
【符号の説明】
2 ピックアップステージ 4 搬出部材 9 Oリング 14 整形押圧体 23 Oリング整形凹所
フロントページの続き (72)発明者 西田 和正 和歌山県有田市箕島663番地 三菱電線工 業株式会社箕島製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピックアップステージ上のOリングに搬
    出部材を挿通して該Oリングを上記ピックアップステー
    ジから搬出するOリングピックアップ装置であって、上
    記ピックアップステージ上のOリングの外方から該Oリ
    ングを挟みこむように往復駆動される一対の整形押圧体
    を、配設すると共に、該整形押圧体の先端部が、上記O
    リングの外形と略同一の半円弧のOリング整形凹所を、
    備えていることを特徴とするOリングピックアップ装
    置。
JP35235393A 1993-12-28 1993-12-28 Oリングピックアップ装置 Pending JPH07196154A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35235393A JPH07196154A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 Oリングピックアップ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35235393A JPH07196154A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 Oリングピックアップ装置

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JPH07196154A true JPH07196154A (ja) 1995-08-01

Family

ID=18423480

Family Applications (1)

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JP35235393A Pending JPH07196154A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 Oリングピックアップ装置

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