JPH07195013A - 接着剤塗布装置 - Google Patents

接着剤塗布装置

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Publication number
JPH07195013A
JPH07195013A JP175594A JP175594A JPH07195013A JP H07195013 A JPH07195013 A JP H07195013A JP 175594 A JP175594 A JP 175594A JP 175594 A JP175594 A JP 175594A JP H07195013 A JPH07195013 A JP H07195013A
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JP
Japan
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adhesive
curing agent
nozzle
agent
main agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP175594A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadamori Sakashita
下 忠 盛 坂
Shinya Tsuda
田 伸 也 津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sankyo Aluminium Industry Co Ltd filed Critical Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
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Publication of JPH07195013A publication Critical patent/JPH07195013A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接着剤の無駄が少なく、接着剤の糸ひきによ
る製品の汚れを防止することができる2液混合型接着剤
の塗布装置を提供する。 【構成】 硬化剤塗布ローラー4により硬化剤を主剤よ
り先にローラー塗布すると共に、エアノズル3から主剤
ノズル2の先端部にエアを噴出させることによって接着
剤の糸ひきを吹き飛ばす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エポキシ系あるいは
ウレタン系などの2液混合型接着剤を被接着面に塗布す
るのに利用される接着剤塗布装置に係わり、とくに高粘
性の主剤と低粘性の硬化剤からなる2液混合型接着剤を
塗布するに適した装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、接着剤を被接着物の表面に自動
的に塗布する装置としては、ローラーによる塗布が考え
られるが、2液混合型接着剤の場合には、後行側ローラ
ーにおいて主剤と硬化剤とが混合されて接着剤が硬化し
てしまうので適用することができない。
【0003】そこで、上記のような2液混合型接着剤を
塗布するための方法あるいは装置としては、例えば特開
昭57−1460号公報,特開平1−99670号公
報、あるいは特開平2−17265号公報などに記載さ
れているように、吐出ノズルや噴霧ノズル,カーテンフ
ローコータを用いることによって主剤と硬化剤とをそれ
ぞれ非接触で塗布したり、主剤のみを先行するロールコ
ータによって塗布したのち、その上から硬化剤を噴霧状
にして吹付け塗布したりするものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
公報に記載された従来の接着剤塗布方法においては、吐
出ノズルや噴霧ノズルを用いている関係上、吐出量や噴
霧パターンのコントロールが難しくて被接着面上に一定
幅で均一に塗布することができず、多く塗布され過ぎた
り、噴霧となって周囲に飛散したりして接着剤が無駄に
なることが多いので、とくに高価な硬化剤の塗布には必
ずしも適してはいないという問題があった。
【0005】また、接着剤の主剤は粘性が高いために、
塗布後ノズルやローラーと被接着面との間に糸ひき現象
が生じ、この接着剤の糸が所定の被接着面以外の箇所に
付着したり、被接着物の搬送用ローラーに巻き付き、搬
送されてくる被接着物の表面に付着したりして製品が汚
れてしまうという問題点があり、これらの問題点を解決
することが上記のような2液混合型接着剤を使用する接
着剤塗布装置の課題となっていた。
【0006】
【発明の目的】この発明は、従来の2液混合型接着剤用
接着剤塗布装置における上記課題に着目してなされたも
のであって、接着剤の無駄が少なく、しかも接着剤の糸
ひきによる製品の汚れを防止することができる接着剤塗
布装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる接着剤
塗布装置は、被接着面に主剤と硬化剤からなる2液混合
型接着剤を塗布するための接着剤塗布装置であって、被
接着面に向けて主剤を吐出する主剤塗布ノズルと、主剤
塗布ノズルの先端部に向けてエアを噴出するエアノズル
と、主剤塗布ノズルに先行して被接着面に硬化剤を塗布
する硬化剤塗布ローラーと、硬化剤塗布ローラーに硬化
剤を滴下する硬化剤ノズルを備えた構成としたことを特
徴としており、このような接着剤塗布装置の構成を前述
した従来の課題を解決するための手段としている。
【0008】
【発明の作用】この発明に係わる接着剤塗布装置は、主
剤塗布ノズルに向けてエアを噴出するエアノズルと、主
剤塗布ノズルに先行して被接着面に硬化剤ノズルから滴
下される硬化剤を塗布する硬化剤塗布ローラーを備えて
いる。 すなわち、硬化剤は主剤より先にローラーによ
って被接着面に塗布されるので、所定の幅に、均一に無
駄なく塗布されることとなり、主剤塗布ノズルと被接着
面との間に生じる接着剤の糸ひきは、エアノズルによっ
て製品の外観に影響を及ぼさない方向、例えば被接着面
の側に吹き飛ばされるので搬送用ローラーに巻き付いた
り、製品を汚したりすることがない。
【0009】
【実施例】以下、この発明を図面に基づいて説明する。
【0010】図1および図2は、この発明に係わる接着
剤塗布装置の一実施例を示すものである。
【0011】図に示す接着剤塗布装置1は、接着剤塗布
ラインの所定箇所に上下動可能に配設され、ローラーコ
ンベヤCによって、図1中に示した矢印A方向に搬送さ
れるパネルPの内面に高粘性の主剤と低粘性の硬化剤か
らなる2液混合型接着剤を塗布するものであって、パネ
ルPの内面所定箇所に接着剤の主剤を吐出する主剤ノズ
ル2と、この主剤ノズル2の先端部に向けてエアを噴出
するエアノズル3と、主剤ノズル2に先行して被接着面
に硬化剤を塗布する硬化剤塗布ローラー4と、この硬化
剤塗布ローラー4に硬化剤を滴下する硬化剤ノズル5か
ら主に構成されている。
【0012】主剤ノズル2は、バルブ6を介して主剤タ
ンク7に接続されており、バルブ6の開閉に基づいて主
剤タンク7中の主剤の供給を開始および停止するように
なっている。
【0013】硬化剤塗布ローラー4は、合成繊維からな
るフェルト状の円筒体であって、主剤ノズル2の図中左
側、すなわちパネルPの搬送方向後方側に配設された1
対の支持アーム8,8の先端部にカラー9,9を介して
回転自在に取付けられている。
【0014】また、硬化剤ノズル5は、硬化剤塗布ロー
ラー4の上方、すなわち支持アーム8,8の基端部に取
付けられ、図示しない硬化剤タンク中の硬化剤を硬化剤
塗布ローラー4に滴下することによって、硬化剤塗布ロ
ーラー4に常時硬化剤を含浸させておくようにしてい
る。 なお、この実施例において、硬化剤ノズル5は3
本に枝分かれしており、これによって硬化剤を硬化剤塗
布ローラー4の長さ方向に均等に滴下することができる
ようになっている。
【0015】エアノズル3は、硬化剤塗布ローラー4と
主剤ノズル2の中間位置に配設されており、図示しない
エア配管を介して供給される高圧エアを主剤ノズル2の
先端に向けて、パネルPの搬送方向前方、すなわち図1
中に示した矢印B方向に噴射する。
【0016】このような構造を有する接着剤塗布装置1
は、ローラコンベヤCによってパネルPが搬送されて来
ると、当該パネルPの内面上に降下し、硬化剤塗布ロー
ラー4がパネルPに接触して回転することによって、硬
化剤ノズル5から滴下され、硬化剤塗布ローラー4に含
浸されている硬化剤がパネルPの内面所定位置に塗布さ
れる。
【0017】次いで、バルブ6が開かれ、主剤タンク7
中の接着剤主剤が主剤ノズル2から吐出され、硬化剤塗
布ローラー4によって塗布された硬化剤の上に重ねて塗
布される。 このとき、硬化剤塗布ローラー4は、主剤
ノズル2に対して、パネルPの搬送方向後方側(図1中
の左側)に位置しており、主剤ノズル2による主剤の塗
布に先だって硬化剤を塗布することになるので、接着剤
の主剤と硬化剤とが硬化剤塗布ローラー4において混り
合って硬化するようなことがなく、硬化剤を所定の幅に
均一に無駄なく塗布することができる。 また、硬化剤
塗布ローラー4はフェルト状の合成繊維からなるもので
あり、吸液性,耐薬品性,耐摩耗性に優れ、長期にわた
って良好な塗布性能を維持することができる。
【0018】パネルPの移動によって、硬化剤および主
剤の塗布が進行し、パネルPの終端部が接着剤塗布装置
1に到達して接着剤の塗布が終了すると、主剤供給用の
バルブ6が閉じられると共に、当該接着剤塗布装置1が
上昇する。
【0019】そして、エアノズル3から、主剤ノズル2
の先端部に向けてエアがパネルPの搬送方向前方に、図
1中の矢印Bに示すように噴射される。 これによって
主剤ノズル2とパネルPとの間に生じた接着剤主剤の糸
が被接着面のすでに塗布された主剤の側に吹き付けられ
るので主剤の糸がコンベヤやパネルPの表面等に付着す
ることがなくなり、接着剤の付着によって製品の外観が
損なわれるようなことがなくなる。
【0020】なお、この実施例においては、硬化剤ノズ
ル5として、3本に枝分かれした形状のものを示した
が、この発明に係わる接着剤塗布装置の硬化剤ノズルは
このような形状のみに限定される訳ではなく、種々の形
状のノズルの適用が可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
接着剤塗布装置は、上記構成、とくに主剤塗布ノズルの
先端部にむけてエアを噴出するエアノズルと、主剤塗布
ノズルに先行して被接着面に硬化剤を塗布する硬化剤塗
布ローラーを備えたものであるから、硬化剤が主剤より
先にローラーによって塗布されるので、硬化剤を所定の
幅に、均一に無駄なく塗布することができ、主剤塗布ノ
ズルと被接着面との間に生じた接着剤の糸がエアノズル
によって、例えば被接着面の側に吹き飛ばされるので搬
送用ローラーや製品への付着を防止することができると
いう優れた効果をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる接着剤塗布装置の一実施例を
示す正面図である。
【図2】図1に示した接着剤塗布装置の側面図である。
【符号の説明】
1 接着剤塗布装置 2 主剤塗布ノズル 3 エアノズル 4 硬化剤塗布ローラー 5 硬化剤ノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被接着面に主剤と硬化剤からなる2液混
    合型接着剤を塗布するための接着剤塗布装置であって、 被接着面に向けて主剤を吐出する主剤塗布ノズルと、 主剤塗布ノズルの先端部に向けてエアを噴出するエアノ
    ズルと、 主剤塗布ノズルに先行して被接着面に硬化剤を塗布する
    硬化剤塗布ローラーと、 硬化剤塗布ローラーに硬化剤を滴下する硬化剤ノズルを
    備えたことを特徴とする接着剤塗布装置。
JP175594A 1994-01-12 1994-01-12 接着剤塗布装置 Pending JPH07195013A (ja)

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JP175594A JPH07195013A (ja) 1994-01-12 1994-01-12 接着剤塗布装置

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JP175594A JPH07195013A (ja) 1994-01-12 1994-01-12 接着剤塗布装置

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JPH07195013A true JPH07195013A (ja) 1995-08-01

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ID=11510402

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JP175594A Pending JPH07195013A (ja) 1994-01-12 1994-01-12 接着剤塗布装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100477735B1 (ko) * 1998-09-05 2005-06-08 삼성에스디아이 주식회사 이차전지용 활물질 슬러리 도포장치
JP2006051470A (ja) * 2004-08-16 2006-02-23 Asahi Sunac Corp 塗布方法及び塗布装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5915472A (ja) * 1982-07-19 1984-01-26 Sumitomo Chem Co Ltd 積層体の製造方法
JPH04210268A (ja) * 1990-12-14 1992-07-31 Asahi Chem Ind Co Ltd 高粘度物体の糸切り方法および装置

Patent Citations (2)

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