JPH0719409U - 梁受け構造 - Google Patents

梁受け構造

Info

Publication number
JPH0719409U
JPH0719409U JP5416693U JP5416693U JPH0719409U JP H0719409 U JPH0719409 U JP H0719409U JP 5416693 U JP5416693 U JP 5416693U JP 5416693 U JP5416693 U JP 5416693U JP H0719409 U JPH0719409 U JP H0719409U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
web plate
plate
beam receiving
wood
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5416693U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2550182Y2 (ja
Inventor
純一 手塚
Original Assignee
ジェイ建築システム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ジェイ建築システム株式会社 filed Critical ジェイ建築システム株式会社
Priority to JP1993054166U priority Critical patent/JP2550182Y2/ja
Priority to US08/233,518 priority patent/US5577856A/en
Priority to CA002127181A priority patent/CA2127181C/en
Publication of JPH0719409U publication Critical patent/JPH0719409U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2550182Y2 publication Critical patent/JP2550182Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 柱にボルトで取付けられた梁受け金物に梁を
上より下に落とし込むことによって、梁が柱側に引き寄
せられ所謂ウッドタッチすることになると云う効果を有
する梁受け構造を提供する。 【構成】 梁受け金物本体2と、梁受け金物本体に係止
される梁から構成され、梁受け金物本体2は、L型フラ
ンジ4と、ウェブプレート5と、ウッドタッチスティッ
ク6から構成され、梁は梁本体と、梁本体の端部に設け
られた梁受け金物本体2への係合部から構成されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案は、大断面、大スパン化木造建築物に好適な梁受け構造に関するものであ り、従来の金物とは全く異なった形状、特徴を有し、適切な構造耐力を保有する 新規の金物を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のものにあっては、下記のようなものになっている。 近年の木造建築に用いる構造材は、一般製材に変り構造用集成材・単板積層材 等が用いられ、大断面・大スパン化を図った木造工法が最近多く建築されている 。 世界的森林保護対策による一般の製材品の輸入減、価格の高騰、また、職人( 大工)不足による人件費の高騰などにより、木造建築にも合理化、工業化を図っ た工法の開発がすすめられているが、それに伴うジョイント金物の開発が遅れて いるのが現状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。 従来の梁受け金物における問題点 A.在来工法における梁受け金物 柱と梁の接合部は一点に大きな力(曲げ・剪断・引張)がかかるので、信頼性 の高い金物が必要である。 ボルトと釘の併用で止め付けるため、構造用耐力の信頼性が少なく大断面・大 スパン工法には使用できない。 金物を取付け、羽子板ボルトで梁を引き寄せる必要があり作業性が悪い。
【0004】 B.大断面用梁受け金物 大断面用梁受け金物には梁下部に受けるものがないものが多く、金物取付けボ ルトの剪断力のみで荷重を受けている。 柱に梁を引き寄せるウッドタッチを考慮していないため、当該梁を止め付けて いるボルトとの剪断力だけでセットされていることにより、大きな力が加わった 時ちぎれる危険性がある。 C.木材の乾燥による収縮・緩み、鉄と木の接合では、木材の乾燥による取付 けナットの緩み防止のため、スプリングワッシャー等を用いているが、取付け手 間がかかり、木の乾燥収縮が大きい場合対応しきれない。
【0005】 本願は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ の目的とするところは、次のようなことのできるものを提供しようとするもので ある。 すなわち、近年住宅・中規模建築に多く用いられるようになった構造用集成材 ・単板積層材(LVL)等の工場加工生産の構造用木材を用いた建築物や、十分 乾燥された一般製材構造材用の建築物において、安価で施工性が良く工期短縮と なり、安全で十分構造耐力を有するジョイント金物を提供しようとするものであ る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のものは下記のようになるものである。 すなわち本願のものは、梁受け金物本体2と、この梁受け金物本体に係止され る梁3とから構成され、梁受け金物本体2は、L型フランジ4と、ウェブプレー ト5と、ウッドタッチスティック6とから構成され、L型フランジ4に取付けら れたウェブプレート5は、正面方形の板5Aで構成されていると共に、当該板5 Aの右辺は上端より下端が左方に位置するよう所定角度をもった斜辺5A1が形 成され、ウッドタッチスティック6は、ウェブプレート5における斜辺5A1に 添着されたパイプで構成され、梁3は梁本体3Aと、この梁本体の端部に設けら れた梁受け金物本体2への係合部3Bとから構成され、係合部3Bは、当該梁本 体の内方に向け刻設されたウェブプレート厚さ分のスリット3B1と、このスリ ット3B1の内方端に垂直状態で連設された縦のウッドタッチ用穴3B2とから 構成され、かつ、ウッドタッチ用穴3B2の下端は、ウッドタッチスティック6 のウェブプレート側における下端より多少上方部に当たるように構成されている 梁受け構造である。
【0007】 また、ウェブプレートは、中央の縦板を中心に前後2枚の正面方形の板を平面 右向きコ字状に連設して構成され、当該板の右辺は上端より下端が左方に位置す るよう所定角度をもった斜辺が形成され、ウッドタッチスティックは、ウェブプ レートにおける斜辺に添着されたパイプで構成され、梁31は梁本体と、この梁 本体の端部に設けられた梁受け金物本体への係合部は、梁本体の端部中央位置を もって当該梁本体の内方に向け刻設されたウェブプレート厚さ分のスリットが2 本と、これらスリットの内方端に垂直状態で連設された縦のウッドタッチ用穴と から構成され、かつ、このウッドタッチ用穴の下端を、ウッドタッチスティック のウェブプレート側における下端より多少上方部分に当たるように構成すること ができる。
【0008】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 1は本考案の梁受け構造で、梁受け金物本体2と、この梁受け金物本体に係止 される梁3とから構成されている。 梁受け金物本体2は、L型フランジ4と、ウェブプレート5と、ウッドタッチ スティック6とから構成され、梁3は梁本体3Aと、この梁本体の端部に設けら れた梁受け金物本体2への係合部3Bとから構成されている。 L型フランジ4は、平面左右に横長の板で構成された水平部4Aと、この水平 部の左端に上方に向け起立連設された側面縦横長の板で構成された垂直部4Bと から構成されている。
【0009】 ウェブプレート5は、正面方形の板5Aで構成され、高さは垂直部4Bの高さ と一致させ、左右の幅は水平部4Aの左右の長さより少しく短く構成されている と共に、当該板5Aの右辺は上端より下端が左方に位置するよう所定角度をもっ た斜辺5A1が形成されている。 ウッドタッチスティック6は、ウェブプレート5における斜辺5A1に添着さ れたパイプで構成されている。 なお、このウッドタッチスティックは、プレートあるいは丸鋼で構成してもよ い。
【0010】 そこで、ウェブプレート5の左方辺は、L型フランジ4における垂直部4Bの 中央位置に、また、ウェブプレート5の下方辺は、L型フランジ4における水平 部4Aの中央に位置した状態で固着されている。 L型フランジ4における垂直部4Bには、ウェブプレート5を中心として柱に 取付けるための一対の左右のボルト穴4B1と、直交する梁を受けるための梁受 け金物を柱に取付けるためのボルト穴4B2が上下方向に適数段開設されている 。
【0011】 ウェブプレート5には、上下位置をもって梁を取付けるためのボルト穴5A2 が開設されている。 このほか、このウェブプレート5には、ウッドタッチ確認用ピン穴5A3が開 設されている。 このウッドタッチ確認用ピン穴によって、当該梁受け金物本体に梁3の端部を 係止した時、ピン5A31を打ち込むことで、この梁3の端面が梁受け金物本体 に所謂ウッドタッチの状態であることを確認できる。
【0012】 図14を参照して、7は梁受け金物本体2を柱8(または他の梁)に取付ける ために使用する波カバープレート(ガセットプレート)で、これを柱(または他 の梁)の反対側に取付け、ボルト7Aを通し車のホイル止めナットのようなテー パー付ナット7Bを波カバープレート側に止め付けることにより当該波カバープ レートがスプリングの役目を果たし、木の乾燥による所謂やせによる緩み防止を することができる。
【0013】 なお、このほか、図15のごとく波カバープレート及び柱取付けフランジの緩 み防止として、ボルト穴部のみのプレスにより丸型の凸縁7Cを設けることも可 能とすることができる。 また、L型フランジの垂直部4Bのボルト穴にもプレスにより丸型の凸縁4B 3を設けることにより、ボルト頭部7Dもテーパー付にし、ボルトとナットの両 方より緩み防止を図ることも可能とすることができる。
【0014】 ついで、梁3について説明する。 梁本体3Aの長さのカット寸法は柱と柱、または柱と梁・梁と梁の内寸法に構 成されている。 梁本体の端部に設けられた梁受け金物本体2への係合部3Bの構成は下記の通 りである。
【0015】 すなわち、この係合部3Bは、梁本体の端部中央位置をもって当該梁本体の内 方に向け刻設されたウェブプレート厚さ分のスリット3B1と、このスリット3 B1の内方端に垂直状態で連設された縦のウッドタッチ用穴3B2とから構成さ れ、かつ、このウッドタッチ用穴3B2の下端は、ウッドタッチスティック6の ウェブプレート側における下端より多少上方部に当たるように構成されている。 これにより梁を上から下にかけやで打ち付け、落とし込むことにより梁が柱側 へ寄せられウッドタッチする。 なお、このウッドタッチ用穴3B2の形状は、ウッドタッチスティックの形状 がパイプ・丸鋼の場合は平面丸型となり、プレートの場合は平面角型に構成され ることになる。
【0016】 また、梁の端部にはフランジ幅でボルト長さの逃げる分プレカットした欠き取 り部3B3が形成されている。 さらに、梁止めつけボルト穴3B4と、ウッドタッチ確認用ピン穴3B5が開 設されている。 本梁受け金物本体の使用は、柱と梁、梁と梁(梁の中間部に梁を受ける場合) にも用いることができる。
【0017】 11は他の実施例の梁受け構造で、梁受け金物本体21と、この梁受け金物本 体に係止される梁31とから構成されている。 梁受け金物本体21は、フランジ41と、ウェブプレート51と、ウッドタッ チスティック61とから構成され、梁31は梁本体31Aと、この梁本体の端部 に設けられた梁受け金物本体21への係合部31Bとから構成されている。 フランジ41は、平面左右に横長の板で構成されている。
【0018】 ウェブプレート51は、中央の縦板51Aを中心に前後2枚の正面方形の板5 1Bを平面右向きコ字状に連設して構成され、これら板51Bの高さは所定高さ に構成され、左右の幅はフランジ41の左右の長さより少しく短く構成されてい ると共に、当該板51Bの右辺は上端より下端が左方に位置するよう所定角度を もった斜辺51B1が形成されている。 ウッドタッチスティック61は、ウェブプレート51における斜辺51B1に 添着されたパイプで構成されている。 なお、このウッドタッチスティックは、プレートあるいは丸鋼で構成してもよ い。
【0019】 そこで、ウェブプレート51における中央の縦板51Aは、フランジ41の上 面左方端に位置せしめると共に、当該フランジ41の中央に位置した状態で固着 されている。 ウェブプレート51における中央の縦板51Aには、柱に取付けるためのボル ト穴51A1,51A2が上下方向に適数段開設されている。 ウェブプレート51には、上下位置をもって梁を取付けるためのボルト穴51 B2が開設されている。
【0020】 このほか、このウェブプレート51には、ウッドタッチ確認用ピン穴51B3 が開設されている。 このウッドタッチ確認用ピン穴によって、当該梁受け金物本体に梁31の端部 を係止した時、ピン51B4を打ち込むことで、この梁31の端面が梁受け金物 本体に所謂ウッドタッチの状態であることを確認できる。
【0021】 なお、図示は省略するが、梁受け金物本体21を柱81に取付ける場合、この 梁受け構造11においても、図14の場合のように、上述の波カバープレート7 、ボルト7A、テーパー付ナット7Bを使用して、木の乾燥による所謂やせによ る緩み防止をする。 また、このほか、図15のごとくウェブプレート51における中央の縦板51 Aのボルト穴にもプレスにより丸型の凸縁51A4を設けることにより、ボルト 頭部7Dもテーパー付にし、ボルトとナットの両方より緩み防止を図ることも可 能とすることができる。
【0022】 ついで、梁31について説明する。 梁本体31Aの長さのカット寸法は柱と柱、又は柱と梁・梁と梁の内寸法に構 成されている。 梁本体の端部に設けられた梁受け金物本体21の係合部31Bの構成は下記の 通りである。
【0023】 すなわち、この係合部31Bは、梁本体の端部中央位置をもって当該梁本体の 内方に向け刻設されたウェブプレート厚さ分のスリット31B1が2本と、これ らスリット31B1の内方端に垂直状態で連設された縦のウッドタッチ用穴31 B2とから構成され、かつ、このウッドタッチ用穴31B2の下端は、ウッドタ ッチスティック61のウェブプレート側における下端より多少上方部分に当たる ように構成されている。 これにより梁を上から下にかけやで打ち付け、落とし込むことにより梁が柱側 へ寄せられウッドタッチする。 なお、このウッドタッチ用穴31B2の形状は、ウッドタッチスティックの形 状がパイプ・丸鋼の場合は平面丸型、プレートの場合は平面角型に構成されるこ とになる。
【0024】 また、梁の端部にはフランジ幅でボルト長さの逃げる分プレカットした欠き取 り部31B3が形成されている。 さらに、梁止めつけボルト穴31B4と、ウッドタッチ確認用ピン穴31B5 が開設されている。
【0025】 本考案のものは下記のように作用する。 1.図6,7を参照して、柱にボルトで取付けられた梁受け金物本体に梁を上 より下に落とし込むことによって、梁が柱側に引き寄せられ所謂ウッドタッチす ることになる。 2.梁受け金物本体には梁を受けるフランジを有しているから、梁に受ける荷 重を柱へ安全に伝えることができる。 この時、フランジはウッドタッチスティックより先に長く伸ばし荷重の負荷の 分散を考慮し、更に安全を図ることができる。
【0026】 3.梁は構造用集成材・LVL・ボックスビーム・一般製材等あらゆる木製梁 に対応可能である。 4.梁止めつけボルト穴の他にウッドタッチ確認用ピン穴を設けたので、その 穴に木梁よりピンを打ち込むことにより確認することができる。 建方時に梁のボルト止めの作業を後で行えるようウッドタッチ確認ピンで仮止 めできるよう考慮し施工性を高めている。
【0027】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。 梁受け構造1の場合、 1.L型に曲げ加工したフランジにウッドタッチスティックを溶接したウェブ プレートを溶接することにより、工場にて簡易に製造できる。 2.プレートの厚さ・フランジ・ウェブプレートの大きさ等を変えることによ り、比較的大規模な建築物(大スパン・大断面)に対応可能である。 3.プレス機械により波形加工された波カバープレートを用い、特殊ナットで 止め付けることによりスプリングワッシャーを省略でき、より強固(緩み防止) な仕口となる。
【0028】 4.安価に製作することが可能となり、量産化によりさらにコストダウンが図 れる。 5.梁についてはスリットとウッドタッチ用穴を設けることにより在来工法の ように墨付、切込、加工を特にしなくてもすむ。 6.L型フランジの柱側のプレートを曲げ加工する前に波加工しておき、柱取 付けボルト穴をあけることにより、柱の両側に梁がつく時の波カバープレートを 使用できない時でも波カバープレートと同様の効果を得ることができるし、図の ようにボルト頭もテーパー付にすることにより両側で緩み防止できる。
【0029】 梁受け構造11の場合、 1.ウェブプレート51はプレス機械にて平面コ型の曲げ加工ですみ、溶接す る部分がフランジのみですむため量産化しやすい。 2.ウェブプレートを2枚用いて荷重を受けているため、全体のプレート厚さ を薄く設計できるため軽量化を図ることができる。 3.プレス加工にて成形するため住宅や小規模の建築物に適している。 4.大量生産が可能となり、安価な金物が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】梁受け金物本体の正面図である。
【図2】平面図である。
【図3】A−A線断面図である。
【図4】B−B線断面図である。
【図5】使用状態の分解斜視図である。
【図6】作用を説明する1部を切欠いた要部拡大正面図
である。
【図7】作用を説明する1部を切欠いた要部拡大正面図
である。
【図8】梁受け金物本体の他の実施例の正面図である。
【図9】平面図である。
【図10】C−C線断面図である。
【図11】D−D線断面図である。
【図12】E−E線断面図である。
【図13】使用状態の分解斜視図である。
【図14】波カバープレートの使用状態の1部を切欠い
た斜視図である。
【図15】他の実施例の縦断面図である。
【符号の説明】
1 梁受け構造 2 梁受け金物本体 3 梁 4 L型フランジ 5 ウェブプレート 6 ウッドタッチスティック 11 梁受け構造 21 梁受け金物本体 31 梁 41 フランジ 51 ウェブプレート 61 ウッドタッチスティック

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 梁受け金物本体(2)と、この梁受け金
    物本体に係止される梁(3)とから構成され、梁受け金
    物本体(2)は、L型フランジ(4)と、ウェブプレー
    ト(5)と、ウッドタッチスティック(6)とから構成
    され、L型フランジ(4)に取付けられたウェブプレー
    ト(5)は、正面方形の板(5A)で構成されていると
    共に、当該板(5A)の右辺は上端より下端が左方に位
    置するよう所定角度をもった斜辺(5A1)が形成さ
    れ、ウッドタッチスティック(6)は、ウェブプレート
    (5)における斜辺(5A1)に添着されたパイプで構
    成され、梁(3)は梁本体(3A)と、この梁本体の端
    部に設けられた梁受け金物本体(2)への係合部(3
    B)とから構成され、係合部は、当該梁本体の内方に向
    け刻設されたウェブプレート厚さ分のスリット(3B
    1)と、このスリットの内方端に垂直状態で連設された
    縦のウッドタッチ用穴(3B2)とから構成され、か
    つ、ウッドタッチ用穴の下端は、ウッドタッチスティッ
    ク(6)のウェブプレート側における下端より多少上方
    部に当たるように構成されていることを特徴とする梁受
    け構造。
  2. 【請求項2】 ウェブプレートは、中央の縦板を中心に
    前後2枚の正面方形の板を平面右向きコ字状に連設して
    構成され、当該板の右辺は上端より下端が左方に位置す
    るよう所定角度をもった斜辺が形成され、ウッドタッチ
    スティックは、ウェブプレートにおける斜辺に添着され
    たパイプで構成され、梁本体の端部に設けられた梁受け
    金物本体への係合部は、梁本体の端部中央位置をもって
    当該梁本体の内方に向け刻設されたウェブプレート厚さ
    分のスリットが2本と、これらスリットの内方端に垂直
    状態で連設された縦のウッドタッチ用穴とから構成さ
    れ、かつ、このウッドタッチ用穴の下端は、ウッドタッ
    チスティックのウェブプレート側における下端より多少
    上方部分に当たるように構成されている請求項1記載の
    梁受け構造。
JP1993054166U 1993-08-10 1993-09-10 柱と梁の連結構造 Expired - Fee Related JP2550182Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993054166U JP2550182Y2 (ja) 1993-09-10 1993-09-10 柱と梁の連結構造
US08/233,518 US5577856A (en) 1993-08-10 1994-04-26 Beam support system for forming precompressed wood joints
CA002127181A CA2127181C (en) 1993-08-10 1994-06-30 Beam support system for forming precompressed wood joints

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993054166U JP2550182Y2 (ja) 1993-09-10 1993-09-10 柱と梁の連結構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0719409U true JPH0719409U (ja) 1995-04-07
JP2550182Y2 JP2550182Y2 (ja) 1997-10-08

Family

ID=12962970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993054166U Expired - Fee Related JP2550182Y2 (ja) 1993-08-10 1993-09-10 柱と梁の連結構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2550182Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0941487A (ja) * 1995-07-28 1997-02-10 Sekisui House Ltd 木造住宅の軸組部材の接合金物
JP2004285817A (ja) * 2003-08-29 2004-10-14 J Kenchiku Syst Kk 木造躯体に組込む木質耐震開口フレーム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4879544B2 (ja) * 2005-09-29 2012-02-22 大和ハウス工業株式会社 木材接合部の補強構造及び木材木口部の補強構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0416641A (ja) * 1990-05-10 1992-01-21 Ikeguchi Kogyo Kk 横架材の結合金物とその結合工法
JPH04366251A (ja) * 1991-06-13 1992-12-18 Shierutaa Home Kk 建築部材用継手装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0416641A (ja) * 1990-05-10 1992-01-21 Ikeguchi Kogyo Kk 横架材の結合金物とその結合工法
JPH04366251A (ja) * 1991-06-13 1992-12-18 Shierutaa Home Kk 建築部材用継手装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0941487A (ja) * 1995-07-28 1997-02-10 Sekisui House Ltd 木造住宅の軸組部材の接合金物
JP2004285817A (ja) * 2003-08-29 2004-10-14 J Kenchiku Syst Kk 木造躯体に組込む木質耐震開口フレーム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2550182Y2 (ja) 1997-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5295754A (en) Framework structure for wooden building and framework member
US6532713B2 (en) Joint structure for joining composite beam and column
JP7048017B2 (ja) 架構補強構造
JPH0719409U (ja) 梁受け構造
JP3041588B2 (ja) 柱と梁の連結構造
JPH11107368A (ja) 筋かい固定金具及び筋かい固定構造
JPH11152814A (ja) 接着重ね壁
JP2893379B2 (ja) 梁受け構造
JPH0245361Y2 (ja)
JP2001159194A (ja) 複合梁と柱の接合構造
JP3031181U (ja) 鉄骨構造物の接合構造
JPH0942240A (ja) クロス結合金具
JPH0547105Y2 (ja)
JPS628244Y2 (ja)
JPS6029522Y2 (ja) バルコニ−における桁と中間柱との連結構造
JP3859787B2 (ja) 柱・柱接合方法およびその建方用荒組治具
JPH11311026A (ja) 複数階層を1節とする鉄骨建方での柱と鉄骨梁との結合方法
JPS6035694Y2 (ja) 柱固定装置
JP2537320Y2 (ja) 柱への大梁端部の接合構造
AU2009101214A4 (en) Connection Bracket and Method
JP3799370B2 (ja) 鋼製大引と鋼製束との結合部構造、それらの結合方法および鋼製束
JPH078648Y2 (ja) 柱梁接合構造
JPH08338070A (ja) 木造建築物の補強金物
JPS6357571B2 (ja)
JPH0616505U (ja) 鉄骨造建築物の柱と梁の接合装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees