JPH07192095A - 文字列入力装置 - Google Patents

文字列入力装置

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JPH07192095A
JPH07192095A JP33128793A JP33128793A JPH07192095A JP H07192095 A JPH07192095 A JP H07192095A JP 33128793 A JP33128793 A JP 33128793A JP 33128793 A JP33128793 A JP 33128793A JP H07192095 A JPH07192095 A JP H07192095A
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character
buffer
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Application number
JP33128793A
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English (en)
Inventor
Shunichi Fukushima
俊一 福島
Hiroshi Yamada
洋志 山田
Kazushi Kimura
一至 木村
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】タブレットにスタイラスペンなどで手書きされ
た文字を文字認識することで文字を入力するタイプの文
字列入力装置の入力速度・入力効率を大幅に向上させ
る。 【構成】直接文字列バッファ5は文字手書き手段1から
書き込まれた手書き文字の文字認識結果を格納し、予測
手段6は直接文字列バッファ5内の文字列の直後に続く
文字列を予測し、予測文字列バッファ7は予測手段6が
予測した文字列候補を格納し、表示制御手段22は手書
き文字バッファ2の内容や直接文字列バッファ5の内容
に加えて予測文字列バッファ7の内容も含めて表示内容
を構成し、予測文字列の表示方法は直接文字列と別の区
域に表示し選択できるようにする方法や、予測文字列の
第一候補を直接文字列の直後に続けて表示し所望の文字
列でなかった場合は重ね書きしたり別候補を選択できる
ようにしたりする方法がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字を手書きして入力
する文字列入力装置に関する。最近は、ペンで操作可能
なペンコンピュータ、ポータブル端末、ワードプロセッ
サなどが市場に出てきているが、それらの文字列入力部
にも利用可能である。
【0002】
【従来の技術】従来の文字列入力装置は、次のような3
タイプに大別できる。
【0003】(A)漢字キーボードや全文字配列ペンタ
ッチタブレットのように、盤面に配置された文字(漢字
を含む)から選択することで、文字を入力するもの。
【0004】(B)英数記号カナから成る標準的なキー
ボードあるいは専用キーボードから、カナあるいはロー
マ字を入力して、それを漢字仮名混じり文字列に変換す
る(仮名漢字変換する)ことで、文字を入力するもの。
【0005】(C)タブレットにスタイラスペンで文字
を手書きし、手書き文字を文字認識することで、文字を
入力するもの。
【0006】これらの3タイプには、各々、長所短所が
あり、目的・用途に応じて使い分けられる。本明細書に
記述する発明は、産業上の利用分野の項で述べたよう
に、タイプ(C)に属するものである。従来のタイプ
(C)の文字列入力装置としては、例えば、特公昭63
−49264号(特開昭55−59578号)に記載さ
れている「文字認識兼仮名漢字変換装置」などがある。
【0007】タイプ(C)の文字列入力装置は、タイプ
(A)やタイプ(B)に比べて、紙に書くように手書き
で文字を書けばよいので初心者でも使いやすい、小型化
が可能なので携帯型の端末・コンピュータに向いてい
る、などの長所がある。一方、タイプ(C)の欠点とし
ては、タイプ(A)やタイプ(B)に比べると入力速度
が遅くなることが挙げられる。
【0008】そのため、タイプ(C)の文字列入力装置
について、その入力速度・入力効率を向上させるため
に、従来、以下のような手法が考案されている。
【0009】その第一の手法は、前述の特公昭63−4
9264号(特開昭55−59578号)「文字認識兼
仮名漢字変換装置」に含まれているもので、手書き文字
列の平仮名の部分を漢字に変換するような仕組みを加え
るというものである。例えば、「装置」という文字列を
入力する場合、手書きで「そうち」と書いて、変換指示
をして「装置」に直す(通常の仮名漢字変換)。あるい
は、「会議」という文字列を入力する場合、「会ぎ」と
書いて、変換指示をして「会議」に直す(漢字を含む混
ぜ書き語の仮名漢字変換)。この例のように、画数の多
い漢字は、手書きで入力する場合、いったん平仮名で書
いて漢字に変換した方が効率がよい。
【0010】第二の手法は、一つの文字を省略形で入力
するというものである。特開昭61−11891号「手
書き文字図形認識装置」には、画数の多い漢字などに対
して、対応する省略記号を定め、その省略記号を手書き
することで、該当する漢字を入力する手法が記載されて
いる。また、特開昭59−208639号「文書作成装
置」や特開平2−177726号「漢字入力装置」に
は、部首を指定して、その部首をもつ漢字を入力する手
法が記載されている。
【0011】さらに、もともとはタイプ(C)向けに考
案されたものではないが、タイプ(C)の入力速度・入
力効率の向上にも有効な第三の手法として、単語を省略
形で入力するというものがある。特開平2−16671
号「文章作成支援装置」には、ある文字列に対して予め
省略形の文字列を定義した対応テーブルを用意してお
き、省略形で入力された文字列を対応テーブルを検索し
て変換することで、本来の文字列に直すという手法が記
載されている。特開昭58−155443号「日本語入
力方式」には、仮名漢字変換の際に、単語の読みを途中
まで入力して、その後半を省略したという指示を与えて
変換するという手法が記載されている。例を挙げると、
前者は「◆日◆」→「日本語入力装置」(予め「◆日
◆」=「日本語入力」と定義しておく)というような変
換、後者は「にほ◆」→「日本」/「日本語」/「日本
語入力」というような変換である(◆は省略変換指示を
示し、/で区切って並べたのは変換の複数候補を表わ
す)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】タイプ(C)の文字列
入力装置においては、タイプ(A)やタイプ(B)の文
字列入力装置と比較して文字列の入力速度・入力効率が
遅いことが最大の欠点であり、上述の3手法によって改
善はされるが、まだ十分ではない。
【0013】本発明の目的は、タイプ(C)の文字列入
力装置、すなわち、タブレットにスタイラスペンで文字
を手書きし手書き文字を文字認識することで文字を入力
するタイプの文字列入力装置について、従来に比べて、
文字列の入力速度・入力効率を大きく向上させた文字列
入力装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】第一の発明は、手書きさ
れた文字の軌跡データを取り込む文字手書き手段と、前
記軌跡データを格納する手書き文字バッファと、選択や
確認の指示を入力する選択指示入力手段と、前記軌跡デ
ータを文字認識して対応する文字コードを求める文字認
識手段と、前記文字認識手段によって文字コード化され
た文字列を格納する直接文字列バッファと、前記直接文
字列バッファ内の文字列の直後に続く文字列候補を生成
する予測手段と、前記予測手段によって生成された文字
列候補を格納する予測文字列バッファと、入力文字列領
域と予測文字列領域を異なる区域として有する表示手段
と、前記表示手段に表示される情報を格納する表示情報
バッファと、前記手書き文字バッファの内容および前記
直接文字列バッファの内容および前記予測文字列バッフ
ァの内容および前記選択指示入力手段からの指示にもと
づいて前記表示情報バッファの内容を構成し前記表示手
段の表示内容を制御する表示制御手段とを備えたことを
特徴とする文字列入力装置である。
【0015】この第一の発明において、前記表示制御手
段は、前記手書き文字バッファ内の軌跡データを前記入
力文字列領域に一時表示し、該軌跡データに対する前記
文字認識手段の動作が完了したところで該軌跡データと
置き換えて前記直接文字列バッファ内の対応する文字列
を前記入力文字列領域に表示し直し、前記予測文字列領
域には前記予測文字列バッファ内の文字列候補を表示
し、前記選択指示入力手段から該予測文字列領域の文字
列を選択する指示が入力されたときは前記入力文字列領
域内の文字列の末尾に選択された前記予測文字列バッフ
ァ内の一文字列候補を追加して表示するように、前記表
示手段の表示内容を制御する。
【0016】第二の発明は、手書きされた文字の軌跡デ
ータを取り込む文字手書き手段と、前記軌跡データを格
納する手書き文字バッファと、前記軌跡データを文字認
識して対応する文字コードを求める文字認識手段と、前
記文字認識手段によって文字コード化された文字列を格
納する直接文字列バッファと、前記直接文字列バッファ
内の文字列の直後に続く文字列候補を生成する予測手段
と、前記予測手段によって生成された文字列候補を格納
する予測文字列バッファと、入力文字列領域の直後に予
測文字列領域をつなげて表示する表示手段と、前記表示
手段に表示される情報を格納する表示情報バッファと、
前記手書きされた文字が前記予測文字列領域に重ね書き
された場合を検出する重ね書き検出手段と、前記手書き
文字バッファの内容および前記直接文字列バッファの内
容および前記予測文字列バッファの内容および前記重ね
書き検出手段からの検出信号にもとづいて前記表示情報
バッファの内容を構成し前記表示手段の表示内容を制御
する表示制御手段とを備えたことを特徴とする文字列入
力装置である。
【0017】この第二の発明において、前記表示制御手
段は、前記手書き文字バッファ内の軌跡データを前記入
力文字列領域に一時表示し、該軌跡データに対する前記
文字認識手段の動作が完了したところで該軌跡データと
置き換えて前記直接文字列バッファ内の対応する文字列
を前記入力文字列領域に表示し直し、前記予測文字列領
域には前記予測文字列バッファ内の一文字列候補を表示
し、前記重ね書き検出手段から検出信号を受けたときに
は重ね書きされた位置の直前までの予測文字列を入力文
字列として確定させるとともに該位置以降の予測文字列
は消去するように、前記表示手段の表示内容を制御す
る。
【0018】第三の発明は、手書きされた文字の軌跡デ
ータを取り込む文字手書き手段と、前記軌跡データを格
納する手書き文字バッファと、選択や確認の指示を入力
する選択指示入力手段と、前記軌跡データを文字認識し
て対応する文字コードを求める文字認識手段と、前記文
字認識手段によって文字コード化された文字列を格納す
る直接文字列バッファと、前記直接文字列バッファ内の
文字列の直後に続く文字列候補を生成する予測手段と、
前記予測手段によって生成された文字列候補を格納する
予測文字列バッファと、入力文字列領域の直後に予測文
字列領域をつなげて表示する表示手段と、前記表示手段
に表示される情報を格納する表示情報バッファと、前記
手書きされた文字が前記予測文字列領域に重ね書きされ
た場合を検出する重ね書き検出手段と、前記手書き文字
バッファの内容および前記直接文字列バッファの内容お
よび前記予測文字列バッファの内容および前記重ね書き
検出手段からの検出信号および前記選択指示入力手段か
らの指示にもとづいて前記表示情報バッファの内容を構
成し前記表示手段の表示内容を制御する表示制御手段と
を備えたことを特徴とする文字列入力装置である。
【0019】この第三の発明において、前記表示制御手
段は、前記手書き文字バッファ内の軌跡データを前記入
力文字列領域に一時表示し、該軌跡データに対する前記
文字認識手段の動作が完了したところで該軌跡データと
置き換えて前記直接文字列バッファ内の対応する文字列
を前記入力文字列領域に表示し直し、前記予測文字列領
域には前記予測文字列バッファ内の一文字列候補を表示
し、前記選択指示入力手段から該予測文字列領域に対す
る選択指示が入力されたときには該予測文字列領域に予
測文字列の別候補を表示し直し、前記重ね書き検出手段
から検出信号を受けたときには重ね書きされた位置の直
前までの予測文字列を入力文字列として確定させるとと
もに該位置以降の予測文字列は消去するように、前記表
示手段の表示内容を制御する。
【0020】
【作用】本発明では、手書きで入力された文字を認識し
た上で、その直後に続く文字列を予測して表示する。本
明細書では、手書き入力に対応する文字列を直接文字列
と呼び、その直後に続くと予測された文字列を予測文字
列と呼んでいる。文字列の予測を行なうことで、ユーザ
の操作数は減少し、従来のタイプ(C)の文字列入力装
置の課題である文字列の入力速度・入力効率の改善が図
れる。
【0021】例えば、「サウジ」という直接文字列に対
して、「アラビア」という予測文字列(直接文字列+予
測文字列=「サウジアラビア」)を表示する。従来のタ
イプ(C)の文字列入力装置の第三の改善手法として、
単語を省略形で入力するというものがあったが、その場
合は、後半が省略されたことを省略記号などで明示的に
指示することになる。それに対して、本発明における予
測は、予測箇所を明示的に指示する必要はなく、自動的
に予測を行なって表示するものであり、省略形で入力す
る方式に比べて操作回数が少なくなり、入力効率が向上
する。
【0022】さらに、例えば、直接文字列が「トレ」の
場合、直接文字列+予測文字列としては、「トレー」
「トレース」「トレード」「トレーナー」「トレーニン
グ」のように複数通りがあり得る。そのような場合、複
数の予測文字列を直接文字列とは別の区域に表示し、そ
れらのなかから所望のものを選択する方法と、予測文字
列のうちの1つだけを直接文字列の直後に表示する方法
とがある。後者の場合は、表示された予測文字列が所望
のものではなかったとしても、所望の文字列と途中まで
一致しているならば、それは入力の手間を省けたことに
なり、予測がずれた位置以降のみを書き直せばよい。例
を挙げると、「トレース」と入力しようとして、直接文
字列が「トレ」の段階での予測文字列が「ード」だった
場合、「ー」は所望のものだから、「ド」の箇所に
「ス」を重ね書きすればよい。また、重ね書きする代わ
りに、予測文字列の別候補の表示を指示する方法もあ
る。
【0023】
【実施例】まず、第一の発明の第一の実施例について、
図面を用いて説明する。
【0024】図1は、第一の発明の第一の実施例の構成
を示すブロック図である。その構成要素を説明する。
【0025】文字手書き手段1は、手書きされた文字の
軌跡データを取り込む手段である。ポインティングデバ
イスと、そのポインティング位置を二次元座標データと
して検出できる平面によって実現できる。既に商用化さ
れているペンコンピュータでは、スタイラスペンとタブ
レットによって文字手書き手段1が実現されている。そ
れ以外にも、タッチパネルに指でポインティングするこ
とでも実現可能であるし、マウスをポインティングデバ
イスとして用いても実現可能である。
【0026】手書き文字バッファ2は、文字手書き手段
1によって取り込まれた軌跡データを格納するバッファ
である。ICメモリなどの記憶装置によって実現でき
る。バッファ内での軌跡データの表現方法は(x座標、
y座標、時刻)という3項での表現などがある。
【0027】選択指示入力手段3は、選択や確認の指示
を入力する手段である。キーボードで決められたキーを
打鍵することで指示を入力する方法、あいるは、文字手
書き手段1と物理的に同じ装置を使用し、ある区域をポ
イントすることで指示を入力する方法などがある。
【0028】文字認識手段4は、手書き文字バッファ2
に格納された軌跡データを文字認識して、それに対応す
る文字コードを求める手段である。既に商用化されてい
るペンコンピュータの手書き文字認識部などにおいて実
現されており、従来の技術の項で示した特公昭63−4
9264号(特開昭55−59578号)などにも、そ
の実現方法が記述されている。文字認識処理の基本的な
流れは、まず、軌跡データから特徴的な量を抽出し、次
に、事前に認識対象の標準的な文字に対して求めておい
た同様の特徴的な量と比較し、最も類似するものを認識
結果として決定するというものになる。認識結果の候補
文字が複数になり、一つに絞り込めないときには、前後
の文字と組み合わせて、単語辞書と照合したり、さらに
は文法的な接続関係をチェックして、言語的に最も確か
らしい文字候補を選択するような手法もある。
【0029】直接文字列バッファ5は、文字認識手段4
によって文字コード化された文字列を格納するバッファ
である。ICメモリなどの記憶装置によって実現でき
る。バッファ内でのデータの表現方法は、例えば、文字
認識結果の文字コードと、文字の入力順番あるいは入力
された位置とを対応付けて記憶すればよい。また、文字
認識手段4において、認識結果を一意に定められなかっ
た場合などは、複数の文字候補を併せて格納するように
してもよい。
【0030】予測手段6は、直接文字列バッファ5内の
文字列の直後に続く文字列候補を生成する手段である。
直接文字列と前方一致する単語を単語辞書から検索する
ことで、単語レベルの予測が実現できる。すなわち、直
接文字列と前方部分一致した単語を単語辞書から取り出
し、その単語の前半である直接文字列と一致する部分を
除去した残りが予測文字列となる(複数通りある場合
は、それらがすべて予測文字列の候補となる)。図6は
単語辞書60の内容の例である。図6において、単語は
表記の文字コード順に並んでおり、例えば、直接文字列
が「トレ」のとき、それと前方一致する単語は、点線の
範囲61の「トレー」「トレース」「トレード」「トレ
ーナー」「トレーニング」となる。したがって、直接文
字列「トレ」に対する予測文字列として「ー」「ース」
「ード」「ーナー」「ーニング」を生成できる。このよ
うな前方部分一致を検索するための単語辞書の構造は、
図7のような桁探索型が効率がよい。図7のような桁探
索型の単語辞書62を用いた場合は、直接文字列に合わ
せて単語辞書62を1文字目・2文字目というようにた
どると、それ以降の文字列が予測文字列に対応する。つ
まり、図7では「トレ」に対する予測文字列が点線の範
囲63として得られる。
【0031】予測文字列バッファ7は、予測手段6によ
って生成された文字列候補を格納するバッファである。
ICメモリなどの記憶装置によって実現できる。バッフ
ァ内では、予測文字列は文字コードの列として記憶す
る。予測文字列に複数の可能性があり得た場合は、それ
ら複数の予測文字列候補を格納する。複数の予測文字列
の間に、予測の確からしさに対応する順位が定められる
場合には、その順位の順に予測文字列を並べるか、また
は、各予測文字列に順位情報を付与しておく。
【0032】表示手段10は、CRTディスプレイや液
晶ディスプレイなどで実現できる。また、最近のペンコ
ンピュータなどのように、文字手書き手段1のタブレッ
トを液晶ディスプレイと兼用させた液晶表示タブレット
を用いてもよい。文字手書き手段1にタッチパネルを用
いた場合も、液晶表示タブレットの場合と同様に、文字
手書き手段1と表示手段10を物理的に一体のものとし
て実現できる。この表示手段10では、入力文字列領域
100と予測文字列領域101を異なる区域として設け
る。
【0033】表示情報バッファ8は、表示手段10に表
示される情報を格納するバッファである。ICメモリな
どの記憶装置によって実現できる。表示される情報は、
表示されるべき内容と、それが表示されるべき位置、お
よび、その属性(色など)などで表現できる。
【0034】表示制御手段11は、手書き文字バッファ
2の内容、および、直接文字列バッファ5の内容、およ
び、予測文字列バッファ7の内容、および、選択指示入
力手段3からの指示にもとづいて、表示情報バッファ8
の内容を構成し、表示手段10の表示内容を制御する手
段である。この表示制御手段11の制御方法を具体的に
述べると、次のようになる。まず、手書き文字バッファ
2内の軌跡データを、表示手段10の入力文字列領域1
00に一時表示する。この軌跡データに対する文字認識
手段4の動作が完了したならば、一時表示した軌跡デー
タと置き換えて、直接文字列バッファ5内の対応する文
字列を、入力文字列領域100に表示し直す。一方、予
測文字列領域101には、予測文字列バッファ7内の文
字列候補を表示する。そして、選択指示入力手段3か
ら、この予測文字列領域101の文字列を選択する指示
が入力されたときは、入力文字列領域100内の文字列
の末尾に、その選択された予測文字列バッファ7内の一
文字列候補を追加して表示する。
【0035】図8と図9は、表示制御手段11の実現例
のフローチャートである。また、図10は、表示例であ
る。これらの図を用いて、第一の発明の第一の実施例の
動作例を説明する。
【0036】図10の(a)は、まだ何も入力されてい
ない状態である。入力文字列領域100と予測文字列領
域101とが、異なる区域として設けられている。この
状態から、「トレーニング」という文字列を入力してゆ
く過程を例として説明する。
【0037】まず、図10の(b)では、「ト」という
文字が手書きで書き込まれている。これは、文字手書き
手段1から手書き文字バッファ2に軌跡データが格納さ
れていく段階で、図8のステップ1104が繰り返され
て、表示されたものである。
【0038】手書き文字の一文字分が書き込まれると、
文字認識手段4の処理結果として、直接文字列バッファ
5に、「ト」の文字コードが格納される。その段階で、
図9のステップ1105でYESの判断がなされ、ステ
ップ1106によって、それまで表示されていた手書き
の「ト」に換えて、入力文字列領域100には文字コー
ド化された「ト」が表示される。
【0039】続いて、予測手段6によって、「ト」の後
に続く文字列が予測され、その文字列候補が予測文字列
バッファ7に格納される。その段階で、図9のステップ
1109・1110へと進み、予測文字列領域101に
は「ト」に続くと思われる文字列候補が表示される。そ
の段階の表示が図10の(c)である。この段階で、予
測文字列領域101の文字列候補を選択することも可能
であるが、その選択は行なわなかったものとして、動作
例の説明を続ける。
【0040】「ト」に続いて「レ」を手書きで入力した
ところが、図10の(d)である。「レ」が文字コード
化されて入力文字列領域100の2文字目に表示し直さ
れると、「トレ」に続くと予想される文字列候補が予測
文字列領域101に表示される。図10の(e)は、そ
の段階での表示内容の例であり、その例では、予測文字
列領域101に表示された文字列候補のなかから、選択
指示入力手段3によって「ーニング」を選択している。
【0041】図8のステップ1111からYESの方へ
進んだことになり、ステップ1112の段階で、選択さ
れた文字列候補「ーニング」は入力文字列領域100の
方へ追加して表示される。その結果の状態が、図10の
(f)である。
【0042】この動作例の説明では、入力文字列領域1
00に一文字ずつの区画を用意したが、これは必ずしも
用意しなくてもよい。また、入力文字列領域100と予
測文字列領域101の形状や位置関係なども、この例に
制限されるものではない。手書き文字の位置に合わせて
予測文字列領域101の位置をずらしたり、予測文字列
の候補の数に応じて予測文字列領域101のサイズを変
えることも考えられる。また、図10では、予測文字列
領域101には、予測文字列の部分のみを表示したが、
入力文字列領域100の文字を併せて表示することも考
えられる(例えば「ーニング」ではなく「トレーニン
グ」と表示する)。また、次の文字が入力されたタイミ
ングと、画面に表示する文字の切り換えタイミングとの
関係も、複数通りの実現方法が考えられる。
【0043】また、予測文字列領域101に表示する文
字列候補の並べ方も、いろいろなバリエーションがあり
得る(文字コード順、長さ順、なんらかの基準で定めた
優先順位の順など)。あるいは、文字列候補の数が、あ
らかじめ定めた値より多い場合には、それらのなかから
選択されることは少ないから、予測文字列領域101に
表示しないようにしてもよい。
【0044】次に、第二の発明の一実施例について、図
面を用いて説明する。
【0045】図2は、第二の発明の一実施例の構成を示
すブロック図である。
【0046】構成要素のうち、文字手書き手段1、手書
き文字バッファ2、文字認識手段4、直接文字列バッフ
ァ5、予測手段6、予測文字列バッファ7、表示情報バ
ッファ8は、第一の発明の第一の実施例と同じである。
第一の発明の第一の実施例と異なる構成要素について説
明する。
【0047】表示手段20は、第一の発明の表示手段1
0と同様に、CRTディスプレイや液晶ディスプレイな
どで実現でき、液晶表示タブレットやタッチパネルなど
を用いれば文字手書き手段1と表示手段10を物理的に
一体のものとして実現することも可能である。第一の発
明の表示手段10では、入力文字列領域100と予測文
字列領域101を異なる区域として設けていたのに対し
て、この第二の発明の表示手段20では、入力文字列領
域の直後に予測文字列領域をつなげて表示する。すなわ
ち、入力文字列領域+予測文字列領域という区域200
を設ける。
【0048】重ね書き検出手段9は、文字手書き手段1
から書き込まれた手書き文字が、表示手段20の予測文
字列領域に重ね書きされた場合を検出する。予測文字列
領域の座標範囲は、表示情報バッファ8から得られる。
したがって、重ね書き検出手段9は、手書き文字バッフ
ァ2に新たに書き込まれた軌跡データの座標値が、表示
情報バッファ8から得られる予測文字列領域の座標範囲
に含まれるか否かを比較判定し、含まれると判定された
場合に表示制御手段21へ検出信号を送るようにして実
現できる。
【0049】表示制御手段21は、手書き文字バッファ
2の内容、および、直接文字列バッファ5の内容、およ
び、予測文字列バッファ7の内容、および、重ね書き検
出手段9からの検出信号にもとづいて、表示情報バッフ
ァ8の内容を構成し、表示手段20の表示内容を制御す
る手段である。この表示制御手段21の制御方法を具体
的に述べると、次のようになる。まず、手書き文字バッ
ファ2内の軌跡データを、表示手段20の入力文字列領
域に一時表示する。この軌跡データに対する文字認識手
段4の動作が完了したならば、一時表示した軌跡データ
と置き換えて、直接文字列バッファ5内の対応する文字
列を、入力文字列領域に表示し直す。一方、予測文字列
領域には、予測文字列バッファ7内の一文字列候補を表
示する。そして、重ね書き検出手段9から検出信号を受
けたときには、重ね書きされた位置の直前までの予測文
字列を入力文字列として確定させるとともに、その位置
以降の予測文字列は消去する。
【0050】図11と図12は、表示制御手段21の実
現例のフローチャートである。また、図13は表示例で
ある。これらの図を用いて、第二の発明の実施例の動作
例を説明する。
【0051】図13の(a)は、まだ何も入力されてい
ない状態である。第一の発明とは異なり、入力文字列領
域の区域と予測文字列領域の区域はあらかじめ分割され
てはいない。入力文字列領域と予測文字列領域は、とも
に区域200のなかに表示されることになり、予測文字
列領域は入力文字列領域の直後に表示されることにな
る。例えば、図13の(c)や(e)において反転表示
されている領域が予測文字列領域である。この状態か
ら、「トーナメントに」という文字列を入力してゆく過
程を例として説明する。
【0052】まず、図13の(b)では、「ト」という
文字が手書きで書き込まれている。これは、文字手書き
手段1から手書き文字バッファ2に軌跡データが格納さ
れていく段階で、図11・図12のステップ2102
(YESへ分岐)→ステップ2103→ステップ210
4(NOへ分岐)→ステップ2109(YESへ分岐)
→ステップ2110(NOへ分岐)→ステップ2108
→ステップ2112(NOへ分岐)→再度ステップ21
02へというループを繰り返して、入力文字列領域に表
示されたものである。
【0053】手書き文字の一文字分が書き込まれると、
文字認識手段4の処理結果として、直接文字列バッファ
5に、「ト」の文字コードが格納される。その段階で、
図12のステップ2112でYESの判断がなされ、ス
テップ2113によって、それまで表示されていた手書
きの「ト」に換えて、入力文字列領域には文字コード化
された「ト」が表示される。
【0054】続いて、予測手段6によって、「ト」の後
に続く文字列が予測され、その文字列候補が予測文字列
バッファ7に格納される。その段階で、図12のステッ
プ2116・2117へと進み、入力文字列領域の直後
に予測文字列の第一候補として「ースター」が表示され
る。この段階での表示が図13の(c)である。図13
の表示例では、予測文字列領域を反転表示することで、
入力文字列領域と区別ができるようにしている。この区
別する方法は、反転表示に限らず、色を変えたり、アン
ダーラインを付与するなど様々な方法があり得る。ま
た、「ト」の直後に続く予測文字列の第一候補を「ース
ター」としたのは、図6の単語辞書60の内容の例にお
いて、「ト」で始まる最初の単語が「トースター」であ
ったことによるが、予測文字列候補が多数ある場合に、
第一候補として予測文字列領域に何を表示するかは、図
13の例のように単語辞書における並び順にもとづく方
法以外にも、予測文字列の長さにもとづく方法(最長文
字列を第一候補とするなど)、意味的な関係を考慮する
方法、学習にもとづく方法(以前に出現した文字列を優
先するなど)など、様々な方法があり得る。
【0055】この段階で予測された文字列「トースタ
ー」は、もともと入力しようとしていた「トーナメン
ト」とは異なる。しかし、「トー」までは一致している
ので、「スター」以降を書き直せばよい。すなわち、2
文字目の「ー」は予測されたものを、そのまま採用でき
る。そこで、3文字目の「ス」の上に手書きで「ナ」を
重ね書きする。予測文字列領域に手書き文字を重ね書き
し始めると、図11のフローは、ステップ2102(Y
ESへ分岐)→ステップ2103→ステップ2104
(YESへ分岐)と流れることになる。そして、ステッ
プ2105によって、重ね書きした位置以降の予測文字
列、すなわち「スター」が消去される。さらに、ステッ
プ2106によって、重ね書きした位置より前の予測文
字列(この例では「ー」)が、入力文字列として確定さ
れる。そして、手書き文字「ナ」は、図13の(b)の
「ト」の場合と同様に、図11・図12のステップ21
08→ステップ2112(NOへ分岐)→ステップ21
02(YESへ分岐)→ステップ2103→ステップ2
104(NOへ分岐)→ステップ2109(YESへ分
岐)→ステップ2110(NOへ分岐)→再度ステップ
2108へというループを繰り返して、図13の(d)
のように表示される。
【0056】手書きされた「ナ」が文字コード化されて
表示し直され、それに続く予測文字列が表示されたの
が、図13の(e)の段階である。入力文字列領域が
「トーナ」で、その直後に「メント」という予測文字列
領域が反転表示されている。
【0057】この予測文字列は所望のものであるから、
図13の(c)→(d)の場合のように重ね書きして変
更する必要はない。そこで、「トーナメント」の次の位
置に、新たに「に」を書き込む。図11・図12での処
理のフローでは、ステップ2102(YESへ分岐)→
ステップ2103→ステップ2104(NOへ分岐)→
ステップ2109(YESへ分岐)→ステップ2110
(YESへ分岐)→ステップ2111→ステップ210
8という流れをとることになり、ステップ2111の段
階で、図13の(e)では予測文字列領域として表示さ
れていた「メント」が、入力文字列として確定される。
そして、手書き文字の「に」が入力文字列領域の末尾に
表示される。この段階での表示が、図13の(f)のよ
うになる。
【0058】以上で、基本的な処理の流れは説明した
が、図12のステップ2115からYESの分岐を行な
うケースについて補足する。そのような分岐を行なうの
は、例えば、図13の(b)から「ト」が文字コード化
されるよりも先に、次の手書き文字「ー」が文字手書き
手段1から書き込まれたようなケースである。その場合
は、「ト」が文字コード化されたところで、既に次の文
字が書き込まれているので、この実施例では、その文字
を無視したような予測は行なわない。すなわち、図12
におけるステップ2116・2117は実行しないよう
にしている。
【0059】なお、図13の表示例では、入力文字列領
域や予測文字列領域に一文字ずつの区画を用意したが、
これは必ずしも用意しなくともよいのは、第一の発明の
実施例の場合と同様である。
【0060】さらに、第三の発明の第一の実施例につい
て、図面を用いて説明する。
【0061】図3は、第三の発明の第一の実施例の構成
を示すブロック図である。
【0062】構成要素のうち、文字手書き手段1、手書
き文字バッファ2、選択指示入力手段3、文字認識手段
4、直接文字列バッファ5、予測手段6、予測文字列バ
ッファ7、表示情報バッファ8は、第一の発明の第一の
実施例と同じである。また、重ね書き検出手段9と表示
手段20は、第二の発明の実施例と同じである。表示制
御手段22が、これまで説明済みのものとは異なる。
【0063】表示制御手段22は、手書き文字バッファ
2の内容、および、直接文字列バッファ5の内容、およ
び、予測文字列バッファ7の内容、および、重ね書き検
出手段9からの検出信号、および、選択指示入力手段3
からの指示にもとづいて、表示情報バッファ8の内容を
構成し、表示手段20の表示内容を制御する手段であ
る。この表示制御手段22の制御方法を具体的に述べる
と、次のようになる。まず、手書き文字バッファ2内の
軌跡データを、表示手段20の入力文字列領域に一時表
示する。この軌跡データに対する文字認識手段4の動作
が完了したならば、一時表示した軌跡データと置き換え
て、直接文字列バッファ5内の対応する文字列を、入力
文字列領域に表示し直す。一方、予測文字列領域には、
予測文字列バッファ7内の一文字列候補を表示する。そ
して、選択指示入力手段3から予測文字列領域に対する
選択指示が入力されたときには、予測文字列領域に予測
文字列の別候補を表示し直す。重ね書き検出手段9から
検出信号を受けたときには、重ね書きされた位置の直前
までの予測文字列を入力文字列として確定させるととも
に、その位置以降の予測文字列は消去する。すなわち、
第二の発明の第一の実施例の表示制御手段21に対し
て、予測文字列領域に対する選択指示に応じて予測文字
列の別候補を表示させるような表示制御処理を加えたも
のである。
【0064】したがって、表示制御手段22の実現例の
フローチャートは、第二の発明の表示制御手段21の実
現例のフローチャートに、予測文字列領域に対する選択
指示に応じて予測文字列の別候補を表示させるステップ
を加えたものになる。その追加ステップは、図14のフ
ローチャートのようになる。つまり、第三の発明の表示
制御手段22の実現例のフローチャートは、図11と図
12と図14とから構成され、図12のポイント4から
図14のフローに移り、図14のフローから図11のポ
イント4へ続くという流れで、図14の分の処理ステッ
プが追加される。
【0065】この第三の発明の第一の実施例では、第二
の発明の実施例と同様に図13のような表示が行なえ
る。さらに、追加した図14のステップを用いると、図
15のような表示もなされることになる。図15の
(a)は、図13の(c)に相当する。図15の(a)
のような状態で、選択指示入力手段3から予測文字列領
域の文字列候補の選択指示が入力されると、図14のス
テップ2201によって、予測文字列領域に予測文字列
の別候補が表示される。予測文字列の別候補は予測文字
列バッファ7から得られる。この図15の表示例では、
予測文字列の候補順位は、図6の単語辞書60における
単語の並び順に合わせているので、予測文字列の候補は
「ースター」から「ースト」に変わっている。図15で
は、(a)→(b)、(b)→(c)、(c)→(d)
と、予測文字列候補の選択指示が入力されるごとに、予
測文字列領域の表示内容(予測文字列の候補)が変化し
ている。(d)の段階で所望の予測文字列が得られたこ
とになる。そこで、その次の位置に、次の文字「に」を
手書きしたのが、図15の(e)であり、この段階で図
13の(f)の段階と一致する。
【0066】なお、予測文字列候補の選択指示を与える
際に、予測文字列における位置を含めて指示を与える方
法もある。例えば、直接文字列の「ト」に対して、予測
文字列が「ースター」となっている状態を想定する。こ
のとき、上記の実施例の説明では、予測文字列の候補と
して、図6の単語辞書60における「ト」を先頭文字と
する全単語が対応する。それに対して、予測文字列候補
の選択指示で予測文字列領域の「ス」の位置を与えるこ
とにし、その位置より前の文字列は変化しないような候
補にのみ絞って表示するような制御も考えられる。その
場合は、図6の単語辞書60で言えば、「トー」で始ま
る単語のみが、予測文字列の候補に該当することにな
る。
【0067】また、選択指示入力手段3からは、予測文
字列領域に対する選択指示だけでなく、入力文字列領域
に対する選択指示も入力するようにしてもよい。その場
合、入力文字列領域の選択指示に対しては、文字認識手
段4で発生した別候補文字を表示するような方法が考え
られる。文字認識の別候補文字は、直接文字列バッファ
5から得るように構成できる。
【0068】図4は第一の発明の第二の実施例の構成を
示す図であり、図5は第三の発明の第二の実施例の構成
を示す図である。この二つの実施例では、構成要素とし
て、文字列変換手段23を追加している。
【0069】文字列変換手段23は、文字列の表記を変
換する手段で、図4や図5では、選択指示入力手段から
の指示に応じて、直接文字列バッファ5の文字列の表記
を書き換える。従来の仮名漢字変換や、従来の技術の項
で挙げた特許公告昭63−49264号(特開昭55−
59578号)「文字認識兼仮名漢字変換装置」に記載
されている方法などを用いて実現できる。文字列変換手
段23の機能を説明する具体例としては、例えば、文字
認識の結果として直接文字列バッファ5に「かいぎをす
る」という文字列があった場合(この文字列は表示手段
にも表示されている)に、選択指示入力手段3から「か
いぎ」の部分を変換する指示があって、直接文字列が
「会議をする」に書き換えられるといったケースであ
る。また、「会ぎをする」という認識結果の文字列を
「会ぎ」を指定して「会議をする」に変換するようなケ
ースもある。
【0070】第一の発明の第二の実施例や第三の発明の
第二の実施例では、文字認識手段4で得られた文字列を
もとに、そのまま予測手段6をかけるだけでなく、文字
認識手段4で得られた文字列を、いったん表記を変更し
た上で予測手段6にかけるようなことが可能になってい
る。
【0071】以上の説明では、予測手段6の実現方法と
して、単語辞書と部分一致照合を行なう方法を述べた。
この実現方法の場合は、単語の後半の文字列の予測しか
行なえない。しかし、予測手段6の実現方法は、他にも
様々な方法が考えられる。
【0072】例えば、単語辞書を用いず、文字と文字の
連接確率を利用する方法がある。多量の文章を調査し
て、ある二文字組がどれくらいの頻度で出現するかは事
前に調べておくことができる。それにもとづいて、ある
文字の直後に出現する可能性の高い文字のリストを求め
ておくことができる。その文字の連接確率にもとづいて
出現可能性の高い文字を順に求め、それを予測文字列と
すればよい。
【0073】別な方法としては、単語と単語の共起確率
を利用する方法が考えられる。例えば、「健康」の後に
は「管理」や「診断」などが出現しやすいというような
共起情報を辞書化しておき、それら共起語を予測文字列
とするものである。また、この共起しやすさは、単語と
単語の共起として整理しておく以外に、意味分類の近さ
のような形で整理しておく方法もある。
【0074】また、単語の品詞にもとづいて、その直後
に接続しやすい語を予測文字列とする方法もある。例え
ば、名詞の直後には「は」「が」「を」「に」などのよ
うな助詞が接続しやすいので、それらを予測文字列とす
ればよい。その場合、既に同じ文で使用されている助詞
は予測候補から外す(あるいは候補順位を下げる)よう
ににしてもよい。ある品詞の直後に接続し得る品詞・単
語は、従来の仮名漢字変換装置や形態素解析装置などで
用いられている接続表(二つの単語あるいは品詞が接続
可能かどうかを記述したテーブル)を参照することで求
められる。さらに、文型や構文パタンから予測する方法
も考えられる。
【0075】なお、表示制御手段のフローチャートにつ
いて、図9のステップ1108や図12のステップ21
16では、予測手段6によって文字列候補が生成できな
かった場合に、無限ループに陥る恐れがある。しかし、
予測手段6が文字列候補を一つも生成できなかった場合
には、ダミーの候補文字列を予測文字列バッファ7にセ
ットするようにするとか、例えば句読点のように多くの
文字列に接続し得る文字をセットするとか、の処置を行
なえばよい。あるいは、ステップ1108やステップ2
116を、文字列候補の有無で分岐するように判定処理
を加えるようにすればよい。図8・図9・図11・図1
2・図14に示したフローチャートは、表示制御手段の
一実現例であり、いろいろなバリエーションがあり得
る。
【0076】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
タブレットにスタイラスペンで文字を手書きし手書き文
字を文字認識することで文字を入力するようなタイプの
文字列入力装置について、従来に比べて、文字列の入力
速度・入力効率を大きく向上させることが可能となる。
具体的には、図10の動作例では、「トレ」という2文
字を手書きし、1回の選択指示を与えるだけで、「トレ
ーニング」という6文字が入力できる。図13の動作例
でも、手書きしているのは「ト」と「ナ」の2文字だけ
で、「トーナメント」という6文字が入力できている。
図15の動作例では、「ト」の1文字を手書きし、3回
の選択指示を与えるだけで、「トーナメント」という6
文字が入力できている。
【0077】従来の同じようなタイプ(手書き文字認識
を用いるタイプ)の文字列入力装置では、入力する文字
の数だけ文字を手書きで書き込むのが原則であり、それ
と比較すると、手書きで書き込まなくてはならない文字
の数が大幅に減少する。現状では、手書き文字認識の認
識精度は必ずしも高くはなく、手書きで文字を書き込む
回数が減少することは、それだけ文字認識に失敗する文
字の数も減少することになり、入力効率という点で見れ
ば、さらに大きな効果がある。
【0078】また、従来、文字列の一部を入力するだけ
で残りの部分を省略したという指示を与え、省略された
文字列を補完させるような入力手法もある。そのような
手法と本発明を比べると、省略箇所を明示的に指示する
手間が省ける分だけ、入力効率が高い。
【0079】さらに、本発明では、予測した文字列が完
全に所望のものでなかった場合でも、所望の文字列と途
中まで一致していれば、その部分の入力を有効に利用で
きる。また、所望でなかった文字列も、一文字ずつ削除
するような手間は不要で、重ね書き操作が発生した時点
で、それ以降の文字列を瞬時に無効にできる。そのよう
な点でも、本発明は、高い入力効率を実現している。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の発明の第一の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】第二の発明の一実施例の構成を示すブロック図
である。
【図3】第三の発明の第一の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】第一の発明の第二の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】第三の発明の第二の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】単語辞書の内容の例を示す図である。
【図7】桁探索型の単語辞書の構成の例を示す図であ
る。
【図8】第一の発明の表示制御手段11の実現例のフロ
ーチャートの一部である。
【図9】第一の発明の表示制御手段11の実現例のフロ
ーチャートの一部である。
【図10】第一の発明の表示例を示す図である。
【図11】第二の発明の表示制御手段21の実現例のフ
ローチャートの一部である。
【図12】第二の発明の表示制御手段21の実現例のフ
ローチャートの一部である。
【図13】第二の発明の表示例を示す図である。
【図14】第三の発明の表示制御手段22の実現例のフ
ローチャートの一部(第二の発明の表示制御手段21と
異なる部分)である。
【図15】第三の発明の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 文字手書き手段 2 手書き文字バッファ 3 選択指示入力手段 4 文字認識手段 5 直接文字列バッファ 6 予測手段 7 予測文字列バッファ 8 表示情報バッファ 9 重ね書き検出手段 10 第一の発明の表示手段 11 第一の発明の表示制御手段 20 第二の発明および第三の発明の表示手段 21 第二の発明の表示制御手段 22 第三の発明の表示制御手段 23 文字列変換手段 60 単語辞書 61 単語辞書における「トレ」と前方一致した範囲 62 桁探索型の単語辞書 63 桁探索型の単語辞書における「トレ」に対する
予測文字列 100 入力文字列領域 101 予測文字列領域 200 入力文字列領域+予測文字列領域の区域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手書きされた文字の軌跡データを取り込
    む文字手書き手段と、前記軌跡データを格納する手書き
    文字バッファと、選択や確認の指示を入力する選択指示
    入力手段と、前記軌跡データを文字認識して対応する文
    字コードを求める文字認識手段と、前記文字認識手段に
    よって文字コード化された文字列を格納する直接文字列
    バッファと、前記直接文字列バッファ内の文字列の直後
    に続く文字列候補を生成する予測手段と、前記予測手段
    によって生成された文字列候補を格納する予測文字列バ
    ッファと、入力文字列領域と予測文字列領域を異なる区
    域として有する表示手段と、前記表示手段に表示される
    情報を格納する表示情報バッファと、前記手書き文字バ
    ッファの内容および前記直接文字列バッファの内容およ
    び前記予測文字列バッファの内容および前記選択指示入
    力手段からの指示にもとづいて前記表示情報バッファの
    内容を構成し前記表示手段の表示内容を制御する表示制
    御手段とを備えたことを特徴とする文字列入力装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、前記手書き文字バ
    ッファ内の軌跡データを前記入力文字列領域に一時表示
    し、該軌跡データに対する前記文字認識手段の動作が完
    了したところで該軌跡データと置き換えて前記直接文字
    列バッファ内の対応する文字列を前記入力文字列領域に
    表示し直し、前記予測文字列領域には前記予測文字列バ
    ッファ内の文字列候補を表示し、前記選択指示入力手段
    から該予測文字列領域の文字列を選択する指示が入力さ
    れたときは前記入力文字列領域内の文字列の末尾に選択
    された前記予測文字列バッファ内の一文字列候補を追加
    して表示するように、前記表示手段の表示内容を制御す
    る請求項1記載の文字列入力装置。
  3. 【請求項3】 手書きされた文字の軌跡データを取り込
    む文字手書き手段と、前記軌跡データを格納する手書き
    文字バッファと、前記軌跡データを文字認識して対応す
    る文字コードを求める文字認識手段と、前記文字認識手
    段によって文字コード化された文字列を格納する直接文
    字列バッファと、前記直接文字列バッファ内の文字列の
    直後に続く文字列候補を生成する予測手段と、前記予測
    手段によって生成された文字列候補を格納する予測文字
    列バッファと、入力文字列領域の直後に予測文字列領域
    をつなげて表示する表示手段と、前記表示手段に表示さ
    れる情報を格納する表示情報バッファと、前記手書きさ
    れた文字が前記予測文字列領域に重ね書きされた場合を
    検出する重ね書き検出手段と、前記手書き文字バッファ
    の内容および前記直接文字列バッファの内容および前記
    予測文字列バッファの内容および前記重ね書き検出手段
    からの検出信号にもとづいて前記表示情報バッファの内
    容を構成し前記表示手段の表示内容を制御する表示制御
    手段とを備えたことを特徴とする文字列入力装置。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、前記手書き文字バ
    ッファ内の軌跡データを前記入力文字列領域に一時表示
    し、該軌跡データに対する前記文字認識手段の動作が完
    了したところで該軌跡データと置き換えて前記直接文字
    列バッファ内の対応する文字列を前記入力文字列領域に
    表示し直し、前記予測文字列領域には前記予測文字列バ
    ッファ内の一文字列候補を表示し、前記重ね書き検出手
    段から検出信号を受けたときには重ね書きされた位置の
    直前までの予測文字列を入力文字列として確定させると
    ともに該位置以降の予測文字列は消去するように、前記
    表示手段の表示内容を制御する請求項3記載の文字列入
    力装置。
  5. 【請求項5】 手書きされた文字の軌跡データを取り込
    む文字手書き手段と、前記軌跡データを格納する手書き
    文字バッファと、選択や確認の指示を入力する選択指示
    入力手段と、前記軌跡データを文字認識して対応する文
    字コードを求める文字認識手段と、前記文字認識手段に
    よって文字コード化された文字列を格納する直接文字列
    バッファと、前記直接文字列バッファ内の文字列の直後
    に続く文字列候補を生成する予測手段と、前記予測手段
    によって生成された文字列候補を格納する予測文字列バ
    ッファと、入力文字列領域の直後に予測文字列領域をつ
    なげて表示する表示手段と、前記表示手段に表示される
    情報を格納する表示情報バッファと、前記手書きされた
    文字が前記予測文字列領域に重ね書きされた場合を検出
    する重ね書き検出手段と、前記手書き文字バッファの内
    容および前記直接文字列バッファの内容および前記予測
    文字列バッファの内容および前記重ね書き検出手段から
    の検出信号および前記選択指示入力手段からの指示にも
    とづいて前記表示情報バッファの内容を構成し前記表示
    手段の表示内容を制御する表示制御手段とを備えたこと
    を特徴とする文字列入力装置。
  6. 【請求項6】 前記表示制御手段は、前記手書き文字バ
    ッファ内の軌跡データを前記入力文字列領域に一時表示
    し、該軌跡データに対する前記文字認識手段の動作が完
    了したところで該軌跡データと置き換えて前記直接文字
    列バッファ内の対応する文字列を前記入力文字列領域に
    表示し直し、前記予測文字列領域には前記予測文字列バ
    ッファ内の一文字列候補を表示し、前記選択指示入力手
    段から該予測文字列領域に対する選択指示が入力された
    ときには該予測文字列領域に予測文字列の別候補を表示
    し直し、前記重ね書き検出手段から検出信号を受けたと
    きには重ね書きされた位置の直前までの予測文字列を入
    力文字列として確定させるとともに該位置以降の予測文
    字列は消去するように、前記表示手段の表示内容を制御
    する請求項5記載の文字列入力装置。
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Cited By (4)

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