JPH07190581A - 冷凍冷蔵オープンショーケースの温度制御方法 - Google Patents

冷凍冷蔵オープンショーケースの温度制御方法

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Publication number
JPH07190581A
JPH07190581A JP33266993A JP33266993A JPH07190581A JP H07190581 A JPH07190581 A JP H07190581A JP 33266993 A JP33266993 A JP 33266993A JP 33266993 A JP33266993 A JP 33266993A JP H07190581 A JPH07190581 A JP H07190581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
refrigerating
freezer
cool air
night
Prior art date
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Pending
Application number
JP33266993A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Furusawa
斉 古沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Nihon Kentetsu Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Nihon Kentetsu Co Ltd
Priority to JP33266993A priority Critical patent/JPH07190581A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 夜間などの閉店時には冷気の吹出温度の設定
値を上げて、庫内商品の冷え過ぎを防止し、しかも、吹
出温度の設定値の変更が確実に行える。 【構成】 商品出入れ用の開口2を冷気エアカーテンで
閉塞する冷凍冷蔵オープンショーケースにおいて、冷気
の吹出口7と吸込口6に温度センサ8,14を設け、こ
の2つの温度センサ8,14で検出される吹出温度と吸
込温度との温度差が所定値以下に達したときに冷却器9
をオンオフ制御する温度調節器10の設定温度を上げ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍冷蔵オープンショ
ーケースの庫内温度の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍冷蔵オープンショーケースは、周知
のごとく例えば図4に示すように、前面に商品出入れ用
の開口2を有し、断熱壁で形成されるショーケース本体
1の内部をダクト板3で商品収納庫4と冷気循環ダクト
5とに区画し、該冷気循環ダクト5内に冷却器9を配設
し、冷気循環ダクト5の下端を空気の吸込口6に、上端
を冷気の吹出口7に形成し、該吹出口7から吹き出す冷
気で開口2に冷気エアカーテンを形成し商品収納庫4内
を冷却するとともに、庫内への外気の侵入を防いでい
る。
【0003】この場合、吹出口7に吹き出す冷気の温度
を検知する温度センサ8を設けるとともに、冷却器9に
吹き出す冷気の温度を設定する温度調節器10を接続
し、温度センサ8で検知される冷気の吹き出し温度が温
度調節器10に設定した温度になるよう別途設置した制
御装置で冷却器9のオンオフを制御している。
【0004】そして、夜間などの閉店時には開口2の上
部に巻き取り収納してあるナイトカバー11を引き下ろ
して、庫内への外気の侵入を防ぐ。図中12は、商品収
納庫4内に設置した商品の陳列棚13の下面に取り付け
た庫内を照明する蛍光灯等の照明灯を示しこの照明灯1
2は夜間には消灯する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように夜間などの
閉店時には、照明灯12を消しているだけでなく、ナイ
トカバー11で開口2を閉塞し、さらにショーケースが
設置されるスーパーマーケットなどでは人の出入りがな
くなり、外気温度も低くなることから、昼間と同吹き出
し温度で冷気を吹き出したのでは、庫内の商品が冷え過
ぎ、商品の品質が低下するおそれがある。
【0006】本発明の目的は、前記従来例の不都合を解
消し、夜間などの閉店時には冷気の吹出温度の設定値を
上げて、庫内商品の冷え過ぎを防止し、しかも、吹出温
度の設定値の変更が確実に行える冷凍冷蔵オープンショ
ーケースの温度制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、商品出入れ用の開口を冷気エアカーテンで閉
塞する冷凍冷蔵オープンショーケースにおいて、冷気の
吹出口と吸込口に温度センサを設け、この2つの温度セ
ンサで検出される吹出温度と吸込温度との温度差が所定
値以下に達したときに冷却器をオンオフ制御する温度調
節器の設定温度を上げること、および、冷気の吹出口と
吸込口に温度センサを設け、この2つの温度センサで検
出される吹出温度と吸込温度との温度差が所定値以下に
達したときに冷却器をオンオフ制御する温度調節器の設
定温度を上げ、かつ、昼間の設定温度の上げ幅を夜間の
設定温度の上げ幅よりも小さく設定すること、および、
温度調節器を制御する昼間の設定温度と夜間の設定温度
との切り換えは、ショーケース内外の照明灯のオンオフ
に連動すること、および、温度調節器を制御する昼間の
設定温度と夜間の設定温度との切り換えは、夜間に商品
出入れ用の開口を閉塞するナイトカバーの上げ下げに連
動することを要旨とするものである。
【0008】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、庫内の照明灯
が消灯したり、外気温度が低下するなどして、冷気の吹
出温度と吸込温度との温度差が小さくなり、これが所定
値以下になると、冷却器をオンオフ制御する温度調節器
の設定温度が上がり、庫内温度が上がって庫内の商品が
低くなりすぎることを防ぐ。
【0009】請求項2記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、温度調節器の設定温度を上げる場合に、吹出
温度の上げ幅を夜間よりも昼間の方を小さくしたから、
特に外気温度が低く、昼間でも吹出温度と吸込温度との
温度差が小さい冬季に、昼間の吹出温度を高くしすぎて
庫内温度が上昇することを防げる。
【0010】請求項3、4記載の本発明によれば、前記
作用に加えて、昼間と夜間との設定温度の上げ幅の切り
換えを、夜間には必ず消灯する庫内などの照明灯のオン
オフまたは夜間には必ず下ろすナイトカバーの上げ下げ
に連動させたから、設定温度の昼夜の切り換えが確実に
行える。
【0011】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の温度制御方法が実施される冷
凍冷蔵オープンショーケースの縦断側面図で、基本構成
は図4について既に説明した従来例と同様であるから、
図中、同一の構成要素には同一の参照符号を付してここ
での詳細な説明は省略する。
【0012】本発明の冷凍冷蔵オープンショーケース
も、前面に商品出入れ用の開口2を有し、断熱壁で形成
されるショーケース本体1の内部をダクト板3で商品収
納庫4と冷気循環ダクト5とに区画し、該冷気循環ダク
ト5内に冷却器9を配設し、冷気循環ダクト5の下端を
空気の吸込口6に、上端を冷気の吹出口7に形成する。
【0013】そして、吹出口7に吹き出す冷気の温度を
検知する温度センサ8を設けるとともに、吸込口6にも
吸い込む空気温度を検知する温度センサ14を設置し、
また、冷却器9に吹き出す冷気の温度を設定する温度調
節器10を接続し、温度センサ8で検知される冷気の吹
き出し温度が温度調節器10に設定した温度になるよう
別途設置した制御装置で冷却器9のオンオフを制御して
いる。
【0014】このようにして、冷却器9で冷却した冷気
を吹出口7から吹き出して冷気エアカーテンを形成して
開口2を閉塞し、商品収納庫4内を冷却すると同時に外
気が開口2から商品収納庫4内に侵入することを防ぐ。
そして、冷気エアカーテンを形成した冷気は外気を取り
込みながら、吸込口6から冷気循環ダクト5に吸い込ま
れ、ここで冷却器9により再び冷却されて吹出口7から
吹き出される。
【0015】本発明はかかる構成の冷凍冷蔵オープンシ
ョーケースにおいて、温度センサ8で検知した吹出温度
と温度センサ14で検知した吸込温度とを制御装置で比
較し、この温度差が制御装置に予め設定してある所定値
以下に達したときに冷却器9をオンオフ制御する温度調
節器10の設定温度を上げる。
【0016】吹出温度と吸込温度との温度差が所定値以
下になる場合とは、例えば、夜間に照明灯12が消灯し
たり、夜間などの閉店時で人の出入りがなくなり外気温
度が低くなったり、ナイトカバー11を下ろすなどし
て、庫内温度が低下して、図2の曲線図に示すように吸
込温度が低下する結果、吸込温度が吹出温度に近づい
て、温度差が例えば5℃以下になり、庫内が冷えすぎる
場合である。
【0017】かかる場合には、温度調節器10に設定し
てある設定温度を、例えばそれまでより2℃分アップす
る。これにより、図3のように冷却器9はそれまでより
も高い設定温度でオンオフし、その結果、庫内温度が上
昇して庫内の商品が冷えすぎることを防ぐ。
【0018】以上のようにして庫内の商品が冷えすぎる
おそれのある場合は、設定温度を上げ庫内温度をアップ
するものであるが、温度調節器10の設定温度を上げる
場合に、さらに、吹出温度の上げ幅を夜間よりも昼間の
方を小さく(例えば、昼間は1℃のアップ、夜間は3℃
のアップ)する。これにより、特に外気温度が低く、昼
間でも吹出温度と吸込温度との温度差が小さい冬季など
の、夜間より冷えすぎる度合の少ない場合に、昼間の吹
出温度を高くしすぎて庫内温度が上昇することを防げ
る。
【0019】そして、前記のように昼間と夜間とで設定
温度の上げ幅を変更する場合、この変更動作を夜間など
の閉店時には必ず消灯する照明灯12の消灯、または、
同じく夜間などの閉店時には必ず下ろすナイトカバー1
1の移動に連動させることで、設定温度の変更が確実に
行え、夜間の冷えすぎを防げる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明の冷凍冷蔵オー
プンショーケースの温度制御方法は、夜間などの閉店時
には冷気の吹出温度の設定値を上げて、庫内商品の冷え
過ぎを防止し、しかも、吹出温度の設定値の変更が確実
に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷凍冷蔵オープンショーケースの温度
制御方法が実施されるショーケースの縦断側面図であ
る。
【図2】吸込温度と吹出温度のの変化を示す特性曲線図
である。
【図3】冷却器をオンオフ制御する設定温度の変化を示
す特性曲線図である。
【図4】従来の冷凍冷蔵オープンショーケースの縦断側
面図である。
【符号の説明】
1…ショーケース本体 2…開口 3…ダクト板 4…商品収納庫 5…冷気循環ダクト 6…吸込口 7…吹出口 8…温度センサ 9…冷却器 10…温度調節器 11…ナイトカバー 12…照明灯 13…陳列棚 14…温度センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品出入れ用の開口を冷気エアカーテン
    で閉塞する冷凍冷蔵オープンショーケースにおいて、冷
    気の吹出口と吸込口に温度センサを設け、この2つの温
    度センサで検出される吹出温度と吸込温度との温度差が
    所定値以下に達したときに冷却器をオンオフ制御する温
    度調節器の設定温度を上げることを特徴とする冷凍冷蔵
    オープンショーケースの温度制御方法。
  2. 【請求項2】 商品出入れ用の開口を冷気エアカーテン
    で閉塞する冷凍冷蔵オープンショーケースにおいて、冷
    気の吹出口と吸込口に温度センサを設け、この2つの温
    度センサで検出される吹出温度と吸込温度との温度差が
    所定値以下に達したときに冷却器をオンオフ制御する温
    度調節器の設定温度を上げ、かつ、昼間の設定温度の上
    げ幅を夜間の設定温度の上げ幅よりも小さく設定するこ
    とを特徴とする冷凍冷蔵オープンショーケースの温度制
    御方法。
  3. 【請求項3】 温度調節器を制御する昼間の設定温度と
    夜間の設定温度との切り換えは、ショーケース内外の照
    明灯のオンオフに連動する請求項2記載の冷凍冷蔵オー
    プンショーケースの温度制御方法。
  4. 【請求項4】 温度調節器を制御する昼間の設定温度と
    夜間の設定温度との切り換えは、夜間に商品出入れ用の
    開口を閉塞するナイトカバーの上げ下げに連動する請求
    項2記載の冷凍冷蔵オープンショーケースの温度制御方
    法。
JP33266993A 1993-12-27 1993-12-27 冷凍冷蔵オープンショーケースの温度制御方法 Pending JPH07190581A (ja)

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JP33266993A JPH07190581A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 冷凍冷蔵オープンショーケースの温度制御方法

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JPH07190581A true JPH07190581A (ja) 1995-07-28

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007222438A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Aichi Tokei Denki Co Ltd ショーケース、温度維持ケース及び温度維持ケースの温度検出方法
JP2009174730A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Sanyo Electric Co Ltd 冷却装置及びオープンショーケース
JP2009222334A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd ピッキング用冷凍冷蔵倉庫
CN106642879A (zh) * 2016-10-31 2017-05-10 青岛海尔股份有限公司 一种冰箱及其控制方法

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