JPH07189334A - 下水道管等の管内洗浄・調査方法 - Google Patents

下水道管等の管内洗浄・調査方法

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JPH07189334A
JPH07189334A JP5332461A JP33246193A JPH07189334A JP H07189334 A JPH07189334 A JP H07189334A JP 5332461 A JP5332461 A JP 5332461A JP 33246193 A JP33246193 A JP 33246193A JP H07189334 A JPH07189334 A JP H07189334A
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JP
Japan
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washing
high pressure
pressure
nozzle
cleaning
Prior art date
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Pending
Application number
JP5332461A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Hasegawa
清 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANTSUULE KK
Original Assignee
KANTSUULE KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 洗浄ノズルの前後進をもって洗浄・調査を行
なう下水道管等の管内洗浄・調査方法を提供する。 〔構成〕 高圧洗浄車1のホースドラム2から導出の高
圧ホース9の先端に取付け後方へ洗浄水を高圧噴射して
前進させる洗浄ノズル14の先端部に極小テレビカメラ
17と照明灯18を内蔵装備し、高圧ホース9の巻取に
起因する後退時に高圧噴射で管路汚物を掻き寄せ清掃す
ると共に、この後退時に前記洗浄ノズル14端の極小テ
レビカメラ17にて管路内を撮影しこの映像を高圧ホー
ス9に一体とした配線5,6を介して高圧洗浄車側に備
えたモニター3に写し出しすようにしたことで、洗浄工
程と管路調査工程を単一の洗浄ノズル14の前進と後進
時に一挙に行ない得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は小径管路となる下水道
管路の清掃及び調査を同時に行うようにした下水道管等
の管内洗浄・調査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に用いられている作業員が入
れない小径管路となる下水道管又は屋内排水管の管内の
洗浄作業としては、高圧洗浄車に接続した高圧ホースの
先端に取付ける洗浄ノズルを所定の管路に搬入し、後方
へ高圧噴射する洗浄水の反動を推進力として前進させ所
望の距離まで洗浄ノズルを送り込み、この後高圧ホース
の巻取りをもって後退させ、この後退時に後方へ噴出す
る前記洗浄水にて管壁を洗い出したゴミ,汚物を掻き寄
せながら清掃する方式を採っている。また、管路内の管
内調査としては、前記洗浄工程を経た後に、例えばスキ
ットに搭載したテレビカメラを自走車又は別途搬入する
牽引索条をもって管路内を移送し、改めてテレビカメラ
で撮影した画像を地上に配置したテレビ車のモニターに
写し出し、所定の管内調査(管路のヒビ割れ,陥没,接
続部のずれ,詰まり状態等)を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】即ち、今までの管路洗
浄と管路調査としては、高圧洗浄車とテレビ車及びノズ
ル操作用作業車など専用の作業車を動員せねばならず、
且つ作業が二重手間となり面倒な操業を余儀なくされて
いた。しかし、近時はテレビカメラの発展に伴って工業
用テレビも益々小形化し得るようになり、下水道管等の
検査などに新たな応用,開発が叫ばれている。
【0004】本発明は上記実情に鑑み、高圧洗浄用洗浄
ノズルに内視鏡的な極小テレビカメラを組み込むことに
より、上記課題を解決する下水道管等の管内洗浄・調査
方法を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、高圧洗浄車
のホースドラムから導出の高圧ホースの先端に取付け後
方へ洗浄水を高圧噴射して前進させる洗浄ノズルの先端
部に極小テレビカメラと照明灯を内蔵装備し、高圧ホー
スの巻取に起因する後退時に高圧噴射で管路汚物を掻き
寄せ清掃すると共に、この後退時に前記洗浄ノズル端の
極小テレビカメラにて管路内を撮影しこの映像を高圧ホ
ースに一体とした配線を介して高圧洗浄車側に備えたモ
ニターに写し出し管路内調査を行うものである。
【0006】
【作用】上記のように、使用に当たって極小テレビカメ
ラを先端部に組み込んだ洗浄ノズルを所定の下水道管内
へ臨ませ、この状態で地上に配置した高圧洗浄車から高
圧ホースを用いて高圧洗浄水を先端の洗浄ノズルに送水
され、この洗浄水が洗浄ノズルの後方へ向いた噴出孔か
ら後方へ噴出するため、噴出反動に伴って洗浄ノズルが
管路内を前方推進される。この時、高圧洗浄水で管壁に
付着した汚物,ゴミ等を洗い出す。勿論、洗浄ノズルの
先端の極小テレビカメラは極小に組み込まれているた
め、前進に支障を来さない。洗浄ノズルが所定距離を移
動した後、高圧洗浄車のホースドラムで巻取りし洗浄ノ
ズルを高圧洗浄水の推進に抗して後退させれば、前記後
方噴出の高圧洗浄水で管壁の汚物を水圧で掻き寄せなが
ら清掃する。この洗浄ノズルの後退時に、高圧洗浄車に
備えた制御部を操作し照明灯を照射し管路内を照らし極
小テレビカメラで撮影し、その画像信号を高圧ホースの
配線(信号線)を経てモニターに導き管路内を写し出
し、管路の所定調査を行う。
【0007】
【実施例】以下、本発明を実施例の図面に基づいて説明
すれば、次の通りである。
【0008】先ず、高圧洗浄車1は後部にホースドラム
2を配設すると共に、このホースドラム2の近傍となる
車体後部1aにテレビモニター3とテレビカメラ操作用
制御部(装置)4を備え、該制御部4に接続した信号線
5と電源線6を、前記ホースドラム2の側部に設けたス
リップリング型伝達機構7から固定軸8を経て導出した
高圧ホース9のホース肉厚部9aに一体埋設(図示にあ
って、例えば8芯線入りホース)し連通とする。このよ
うに信号線5と電源線6を埋設した配芯型高圧ホース9
の先端をノズル用コネクタプラグ部10の中心に流水孔
11を配設の嵌着筒部12に嵌合すると共に、高圧ホー
ス9端より引き出した前記信号線5と電源線6をプラグ
基端の端子ピン13に接続する。このコネクタプラグ部
10の広口となる基端嵌合部10aを洗浄ノズル14の
後端に設けた接続部14aに嵌合し、コネクタプラグ部
10の基端外周に配設したキャップ15を洗浄ノズル1
4の接続部14aの外周に形成のネジ部16に螺合し連
結とする。この場合、洗浄ノズル14は前部をCCD型
テレビカメラ17を中央先端に配設しこの両側にハロゲ
ンランプの照明灯18を配設した撮影部19とし、後部
を後方向けた噴射用ノズル20を複数個配設する高圧水
槽部21を形成した噴射推進部22とに区画した構成で
あり、前記撮影部19のテレビカメラ17の後方にはカ
メラコントロール23を備え、該カメラコントロール2
3と照明灯18から導いた信号線5と電源線6を、噴射
推進部22に穿った配線ダクト24を経て後端に配設し
た受電用配線基板盤25に接続し、この配線基板盤25
にコネクタプラグ部10の接続端に臨む前記端子ピン1
3を接触させるものである。
【0009】次に、所定管路の洗浄・調査を具体的に説
明すると、例えば洗浄,調査すべき下水道管Aの近傍の
マンホールBの地上位置に高圧洗浄車1を待機せしめ、
該高圧洗浄車1のホースドラム2を、ドラム軸受け2a
を支持点したドラム軸2bを回転して回し高圧ホース9
を繰出し、該高圧ホース9の先端に取付けた洗浄ノズル
14を下水道管Aに搬入する。
【0010】ここにおいて、制御部4を適宜操作し高圧
洗浄車1のタンク部から水を、公知の加圧手段をもって
加圧し高圧水(例えば200kg/cm 2 )として給送し、
高圧水流入口2cから固定軸8内を経てドラム巻きした
高圧ホース9へ基端に導き先端側へと圧送すれば、該高
圧ホース9の先端の洗浄ノズル14の噴射推進部22の
高圧水槽部21から後方へ向けたノズル20から噴出す
るため、洗浄ノズル14はこの高圧水Cの逆噴射に伴う
反作用で推進力を得て自走前進する。この高圧水の噴射
により管壁に付着した汚物等を洗い出すものとなる。
【0011】この後、洗浄ノズル14が適宜距離を進だ
後は(ホースドラム2の端部に取付けたエンコーダ等に
て繰出し長さ測る)、ホースドラム2の正回転を、油圧
モータ(図示せず)の駆動をもって逆転させて洗浄ノズ
ル14の推進力に抗して巻取(後退)すれば、後進の洗
浄ノズル14から後ろ向きに噴射する前記高圧水Cにて
管壁から洗い出された汚物等を掻き寄せながら順次後方
へ送りマンホールB側へと繰出し管内清掃をする。
【0012】また、この洗浄ノズル14の後進時に、高
圧洗浄車1のモニター3の制御部4を適宜操作し、洗浄
ノズル14の先端に内蔵したテビカメラ17と照明灯1
8を信号線5,電源線6からの電源供給をもって管路内
を照らし出し撮影をする。この映像信号を信号線5を介
してモニター3に導き、該モニター3に管路内の画面を
写し出し管路内に生じたヒビ割れとか管路の陥没等を検
知するものである。
【0013】即ち、下水道管Aの管路調査を、管路を洗
浄する洗浄ノズル14の後退時に同時に行ない得るた
め、従来の管路調査の如きに、二度手間の操作が省かれ
るものとなる。
【0014】
【発明の効果】上述のように、本発明の下水道管等の管
内洗浄・調査方法は高圧洗浄車にテレビモニターを直接
備えると共に、洗浄ノズルの先端内部に極小テレビカメ
ラと照明灯を内蔵させ、洗浄ノズルからの高圧水の逆噴
射で前進しさせて管路内を高圧洗浄し、洗浄ノズルの高
圧ホースの巻取りによる後退時に管路汚物を掻き寄せる
と共に、この時照明灯を点灯し管路内を照らすと共に極
小テレビカメラで撮影し、これをモニターで写し出すよ
うにするため、従来の下水道管の清掃作業と調査作業を
別々に行なっていた2工程を1工程に省略でき、洗浄・
調査が簡易化され、スピード洗浄と調査が遂行し得る。
勿論、必要にあっては洗浄ノズルの前進時に管路内を撮
影してもよい。しかも、本発明は極小テレビカメラを洗
浄ノズルの先端に組込むため、該洗浄ノズルの移動と極
小テレビカメラの移動が一体となり、管路に欠陥があっ
た場合の距離測定にずれを招かず、後の補修作業が確実
に行なえ得る。
【0015】なお、上記説明は下水道管について述べた
が、屋内排水管等における管路の洗浄・調査についても
同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す下水道管の洗浄・調査方
法を示す概略説明図である。
【図2】ホースドラムの要部切り欠き側面図である。
【図3】同ホースドラムの信号線分離の説明図である。
【図4】高圧ホース端のコネクタープラグ部の断面図で
ある。
【図5】同底面図である。
【図6】高圧ホースの断面図である。
【図7】洗浄ノズルの断面図である。
【符号の説明】
1 高圧洗浄車 2 ホースドラム 3 テレビモニター 5 信号線 6 電源線 9 高圧ホース 14 洗浄ノズル 17 極小テレビカメラ 18 照明灯 20 噴射用ノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧洗浄車のホースドラムから導出の高
    圧ホースの先端に取付け後方へ洗浄水を高圧噴射して前
    進させる洗浄ノズルの先端部に極小テレビカメラと照明
    灯を内蔵装備し、高圧ホースの巻取に起因する後退時に
    高圧噴射で管路汚物を掻き寄せ清掃すると共に、この後
    退時に前記洗浄ノズル端の極小テレビカメラにて管路内
    を撮影しこの映像を高圧ホースに一体とした配線を介し
    て高圧洗浄車側に備えたモニターに写し出し管路内調査
    を行うことを特徴とする下水道管等の管内洗浄・調査方
JP5332461A 1993-12-27 1993-12-27 下水道管等の管内洗浄・調査方法 Pending JPH07189334A (ja)

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Cited By (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960206