JPH07181774A - 現像制御方式 - Google Patents

現像制御方式

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Publication number
JPH07181774A
JPH07181774A JP32402393A JP32402393A JPH07181774A JP H07181774 A JPH07181774 A JP H07181774A JP 32402393 A JP32402393 A JP 32402393A JP 32402393 A JP32402393 A JP 32402393A JP H07181774 A JPH07181774 A JP H07181774A
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JP
Japan
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developing
development
roll
image
photoconductor
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Application number
JP32402393A
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English (en)
Inventor
Katsumi Yoshizawa
勝己 吉沢
Shigemi Murata
重美 村田
Masayasu Takano
昌泰 高野
Kenji Tomizawa
健二 富沢
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】現像剤の寿命を維持しつつ現像ロール上へのト
ナーの付着を防止する。 【構成】回転体13aに装着された複数の現像器13
K、13Y、13M、13Cにより多色現像を行う現像
装置による現像制御方式において、現像サイクルにおけ
る現像ポイントに感光体11の非画像領域があるときに
は、各現像ロール32が感光体11に対向しない位置に
現像器を移動すると共に現像ロールを停止し、現像サイ
クルにおける現像ポイントに感光体の画像領域があると
きには、一つの現像ロールが感光体に対向する位置に現
像器を移動すると共に現像ロールを回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法を用いる複
写機、ファクシミリ、プリンタ等の多色画像形成装置に
係わり、とくに回転体に装着された複数の現像器により
2色以上の多色現像を行う現像装置の現像制御方式に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真法を用いる多色画像形成装置に
おいては、例えば、感光体を一様に帯電した後、感光体
上に順次、ブラック、イェロー、マゼンタ、シアンの静
電潜像を形成し、それぞれの潜像を回転体に装着された
ブラック、イェロー、マゼンタ、シアンの現像器で現像
し、現像されたトナー像を像担持体に接して回転する転
写ドラム上の転写用紙に転写し、転写ドラムを4回回転
させて4色のトナー像を用紙上に重ね合わせて転写し、
4色フルカラーコピーを得る方式がある(例えば特開昭
63−128375号公報)。
【0003】この現像器は、感光体と近接して対向する
現像ロールを備えており、この現像剤ロールは、複数の
磁気パターンを形成するためのマグネットロールと、こ
のマグネットロールの外周に回転可能に支持される現像
スリーブとを備えている。現像剤はマグネットロールの
磁気力によって現像スリーブの表面に吸着され、磁性キ
ャリアが穂状に連なった磁気ブラシが形成され、現像ス
リーブが回転することにより、表面の磁気ブラシは、現
像スリーブと感光体とが対向する現像領域に搬送され、
磁気ブラシが感光体と近接または接触される。このとき
現像ロールと感光体との間にはバイアス電圧が印加され
ており、感光体上の画像部と現像ロールとの間では電荷
を有するトナーを感光体に引き寄せるように電位が設定
され、一方、非画像部と現像ロールとの間では、現像ロ
ール表面にトナーを引き寄せるように電位が設定されて
いる。これにより、電荷を有するトナーは現像領域で感
光体上の画像部のみに転移し潜像を可視化するようにな
っている。
【0004】ところで、上記画像形成装置においては、
転写ドラムの径と用紙サイズがきまると、画像形成区間
と非画像形成区間が決まってしまう。簡単に用紙サイズ
だけで考えて、用紙サイズA3で横手方向送り可能なシ
ステムを達成するには、転写ドラム周長は420mmが
必要となるが、このシステムで用紙サイズA4で横手方
向送りを考えると、210mmが画像巾であり画像形成
区間と非画像形成区間が半々となる。
【0005】従来、例えば特開平4−335667号公
報に示される回転式現像装置においては、機械停止時に
はホームポジションとして各現像ロールが感光体に対向
しない位置を設けているが、現像サイクルが一旦始まる
と各色の現像器は、切替え移動中を除くといずれかの現
像器が感光体に対向することになっており、現像サイク
ルが終了するまでホームポジションの退避位置にもどら
ないようにしている。このことは現像工程で考えると、
上述したように不必要な非画像区間で、現像ロールが感
光体に対向している時間が長いことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】非画像区間に現像ロー
ルが感光体に対向している時には、一つの手段として、
この区間で現像ロールを回転させる考え方もあるが、不
要な回転時間が増えることによって現像剤の帯電特性が
変化し寿命が短くなるという問題を有しており、また他
の手段として、この区間で現像ロールを停止させる考え
方もあるが、不要なトナーを感光体に供給するため無駄
にトナーを消費してしまう問題と、現像ロールが停止し
て、感光体に長時間対向するために現像ニップ部の現像
剤中のトナーで現像ロール表面が汚れ、画像濃度に影響
を与えるという問題を有している。
【0007】本発明は上記問題を解決するものであっ
て、回転体に装着された複数の現像器により多色現像を
行う多色現像装置において、現像剤の寿命を維持しつつ
現像ロール上へのトナーの付着を防止することにより、
画像濃度にむらのない高画質の画像を得ることができる
現像制御方式を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の現像
制御方式は、回転体に装着された複数の現像器により多
色現像を行う現像装置による現像制御方式において、現
像サイクルにおける現像ポイントに感光体の非画像領域
があるときには、各現像ロールが感光体に対向しない位
置に現像器を移動すると共に現像ロールを停止し、現像
サイクルにおける現像ポイントに感光体の画像領域があ
るときには、一つの現像ロールが感光体に対向する位置
に現像器を移動すると共に現像ロールを回転することを
特徴とする。また、用紙サイズに応じて、各現像ロール
が感光体に対向しない位置への移動と、一つの現像ロー
ルが感光体に対向する位置への移動との切替時間を設定
したことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明においては、画像領域の現像終了後、各
現像器の現像ロールが停止して感光体に対向させないよ
うにし、或いは画像領域の現像終了後、各現像器の現像
ロールを低速回転させることにより、現像剤の寿命を維
持しつつ現像ロール上へのトナーの付着を防止する。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。図8は本発明が適用される多色画像形成装置の例
を示している。カラー電子写真複写機は、自動原稿供給
装置1、画像入力部2、画像出力部3及び用紙供給部4
からなる。カラー原稿は、自動原稿供給装置1によりプ
ラテンガラス5上に載置される。画像入力部2は、イメ
ージングユニット6、該ユニット6を駆動するためのワ
イヤ7、駆動プーリ9等からなり、イメージングユニッ
ト6内のCCDラインセンサ、カラーフィルタを用い
て、4色フルカラーの場合には、カラー原稿を光の原色
であるB(青)、G(緑)、R(赤)毎に読みとり、デ
ジタル画像信号に変換した後、この信号をトナーの原色
であるK(ブラック)、Y(イェロー)、M(マゼン
タ)、C(シアン)に変換し、さらに、色、階調、精細
度等の再現性を高めるために、種々のデータ処理を施し
てカラーの階調トナー信号をオン/オフの2値化信号に
変換して画像出力部3に出力する。
【0011】画像出力部3は、スキャナ10、有機感光
体からなるドラム状の感光体11を有し、感光体11の
周囲には、感光体11に一様に帯電させるための帯電装
置12、静電潜像をトナー像に現像させるための回転式
現像装置13、トナー像を用紙に転写させるための転写
装置14、転写されなかった残留トナーを回収するため
のクリーナ15が配置され、感光体11は電動モータに
より図示矢印の如く回転駆動される。スキャナ10のレ
ーザ出力部10aにおいて、前記画像入力部2からの例
えばブラックの画像信号を光信号に変換し、ポリゴンミ
ラー10b、f/θレンズ10c及び反射ミラー10d
を介して感光体11上に原稿画像に対応した潜像を形成
させる。このブラックの潜像が現像を経て用紙に転写さ
れれば、感光体11はクリーナ15により残留トナーが
除去された後、再び帯電器12により帯電され、レーザ
出力部10aは、イェローの画像信号を出力する。以
下、マゼンタ、シアンの各画像信号の潜像を順番に形成
させる。
【0012】回転式現像装置13は、ブラック用現像器
13K、イェロー用現像器13Y、マゼンタ用現像器1
3M、シアン用現像器13Cを有し、各現像器は回転体
13aの周囲に配設され、回転体13aは図示しないモ
ータにより図示矢印方向に回転可能にされている。そし
て、1色目の潜像先端が現像ポイントに到達するまで
に、回転体13aは例えばブラック用現像器13Kを現
像ポイントに到達させ、現像ロールを駆動し現像する。
可視化された像は、転写ポイントで転写フィルム上の用
紙に転写され、転写されない感光体11上のトナーはク
リーニング装置で清掃された後、2色目潜像を作成す
る。2色目潜像の先端が現像ポイントに到達するまで
に、回転体13aは時計方向に90度回転しイェロー用
現像器13Yを到達させ現像する。第3色目、第4色目
も同様なサイクルを実施する。
【0013】転写装置14を構成する転写ドラム16の
外周には、誘電体のフィルムからなる転写フィルムが張
られており、転写ドラム16は、専用の電動モータ或い
は感光体11と歯車によって連結され、図示矢印の如く
回転駆動される。転写ドラム16の内部および外側周囲
には、転写コロトロン17、押圧部材18、分離用コロ
トロン19、剥離爪20、除電コロトロン21、クリー
ナ22、吸着ロール23、吸着コロトロン25が配置さ
れている。
【0014】そして、用紙供給部4の給紙トレイ4a〜
4dから搬送ローラ26、給紙ガイド27およびレジス
トローラ28を経て搬送、給紙される用紙は、吸着ロー
ル23の押し付け作用と吸着コロトロン25のコロナ放
電により前記転写フィルムに吸着される。転写ドラム1
6は、感光体11と同期して回転しており、例えば、ブ
ラックで現像されたトナー像が転写コロトロン17によ
り用紙に転写されると、転写ドラム16の1回転後、イ
ェローで現像されたトナー像が転写コロトロン17によ
り用紙に転写され、以下順次マゼンタ、シアンで現像さ
れたトナー像が重ね合わせられて転写される。転写ドラ
ム16が4回転し4色の転写が終了すると、用紙は分離
用コロトロン19により除電された後、用紙は剥離爪2
0により分離され、搬送路29を経て定着器30に送ら
れ転写トナー像が溶融定着され、以下この一連のコピー
サイクルが繰り返される。
【0015】図1および図2は本発明における現像制御
方式の1実施例を示し、図1は多色現像装置の断面図、
図2は制御系の構成図である。図1(A)において、回
転式現像装置13は、ブラック用現像器13K、イェロ
ー用現像器13Y、マゼンタ用現像器13M、シアン用
現像器13Cを有し、各現像器は回転体13aの周囲に
配設され、回転体13aは図示しないモータにより図示
矢印方向に回転可能にされている。各現像器は、現像ハ
ウジング31内に現像ロール32と現像剤搬送ロール3
3、34を備えている。
【0016】回転体13aの外周には、現像サイクル前
または終了後の停止位置であるホームポジション用切欠
部35が一つと、各現像器の現像ロール32を現像ポジ
ションDに対向させるための現像位置決め用切欠部36
K、36Y、36M、36Cが4つと、現像位置決め用
切欠部36K、36Y、36M、36Cの中間に位置す
る待機用切欠部37KY、37YM、37MCが3つ
と、合計8個の切欠部が設けられている。回転体13a
に近接して係合ローラ38を先端に有するストッパー3
9が配設され、回転体13aが回転移動する前にストッ
パー39が図示しない駆動源により回動され、係合ロー
ラ38と前記切欠部との嵌合から解除され、また狙いの
現像器を現像ポジションDに維持する時には、係合ロー
ラ38が対応する切欠部に嵌合されるようになってい
る。
【0017】図2は上記構成からなる多色現像装置の制
御系の構成図である。制御装置40は、現像制御信号4
1、用紙サイズ信号42および用紙送り方向信号43に
基づいて、待機時間記憶部46の内容を参照し、ストッ
パー駆動用ソレノイド44および回転体駆動用モータ4
5に出力信号を出力する。用紙サイズと送り方向にあわ
せて、色切換え時の待機有無および待機時間を設定し、
必要ない時には現像ロールを感光体に対向させないよう
に制御するものである。なお、以下の例では、感光体1
1の直径は84mm、転写ドラムの直径は168mmで
構成し、プロセススピードを160mm/sec、回転
体13aの45度回転時間を310msecとして説明
する。
【0018】先ず、用紙A3サイズ、長手方向送り(長
さ420mm)で4カラーモード、1枚コピーケースを
考える。この場合には、転写ドラムの周長が168×π
=527.8mmで、転写ドラムの周長と用紙の送り方
向長さの差が527.8−420=107.8mmとな
り、転写ドラム上でレジストレーション合わせのために
は、プロセススピードが160mm/secであるから
107.8÷160=0.674secが、第1色目の
ブラック現像終了から第2色目のイェロー現像開始まで
の時間となる。従って、674msecまでに回転体1
3aを90度回転移動させて次の現像器を位置させれ
ば、画像欠陥は生じない(ただし、現像器駆動手段の立
ち上り、立ち下り分を除外)。
【0019】機械停止時(画像形成サイクル終了時)に
おいては、図1(A)に示すように、回転体13aはホ
ームポジションとして、ホームポジション用切欠部35
にストッパー39の係合ローラ38が嵌合し、いずれの
現像器も感光体11に対向していない状態を維持してい
る。次に、図1(B)に示すように、コピーサイクルが
始まると、第1色目潜像先端が現像ポイントDに到達す
る前に、回転体13aを45度回転させ、現像位置決め
用切欠部36Kにストッパー39の係合ローラ38を嵌
合させ、第1色目ブラック現像器13Kをホームポジシ
ョンから現像ポジションまで回転移動させた後、画像領
域に合わせて現像ロール32を駆動し、潜像を可視化す
る。
【0020】ブラックの現像終了後、現像ロール32を
停止させた後、回転体13aを90度回転させ、現像位
置決め用切欠部36Yにストッパー39の係合ローラ3
8を嵌合させ、第2色目のイェロー用現像器13Yを現
像ポジションに到達させ、画像領域に合わせて現像ロー
ル32を駆動し、潜像を可視化する。このとき、90度
回転させるのに要する時間は620msecであり、転
写ドラム上でレジストレーション合わせの為には、前述
のとおり674msecまでに回転体13aを90度回
転移動させればよいので画像欠陥は生じない。従って、
ブラックの現像終了後、ブラック現像器13Kの現像ロ
ール32は殆ど現像位置にはないため、現像ロール32
上へのトナーの付着を防止することができる。第3色目
マゼンタ現像、第4色目シアン現像は、上記と同様な工
程を実施する。第4色目シアン現像終了後、回転体13
aは45度回転移動しホームポジションにもどりいずれ
の現像器も感光体11に対向していない状態を維持す
る。
【0021】次に、用紙A4サイズ、横手方向送り(長
さ210mm)で4カラーモード、1枚コピーケースを
考える。この場合には、転写ドラムの周長が168×π
=527.8mmで、転写ドラムの周長と用紙の送り方
向長さの差が527.8−210=317.8mmとな
り、転写ドラム上でレジストレーション合わせのために
は、プロセススピードが160mm/secであるから
317.8÷160=1.986secが、第1色目の
ブラック現像終了から第2色目のイェロー現像開始まで
の時間となる。
【0022】図1(B)に示すように、コピーサイクル
が始まると、第1色目潜像先端が現像ポイントDに到達
する前に、回転体13aを45度回転させ、現像位置決
め用切欠部36Kにストッパー39の係合ローラ38を
嵌合させ、第1色目ブラック現像器13Kをホームポジ
ションから現像ポジションまで回転移動させた後、画像
領域に合わせて現像ロール32を駆動し、潜像を可視化
する。ブラックの現像終了後、回転体13aを一度45
度回転させ、待機用切欠部37KYにストッパー39の
係合ローラ38を嵌合させ1366msec待機させ
る。待機後、再び回転体13aを45度回転させ、現像
位置決め用切欠部36Yにストッパー39の係合ローラ
38を嵌合させ、第2色目のイェロー用現像器13Yを
現像ポジションに到達させ画像領域に合わせて現像ロー
ル32を駆動し、潜像を可視化する。このとき、転写ド
ラム上でレジストレーション合わせの為には、前述のと
おり1986msecまでに回転体13aを90度回転
移動させれる必要があるが、第1回目および第2回目の
回転時間(620msec)と待機時間(1366ms
ec)との合計が1986msec以下に設定すれば画
像欠陥を生じることがなく、かつ、ブラックの現像終了
後、ブラック現像器13Kの現像ロール32は現像位置
にはないため、現像ロール32上へのトナーの付着を防
止することができる。第3色目マゼンタ現像、第4色目
シアン現像は、上記と同様な工程を実施する。第4色目
シアン現像終了後、回転体13aは45度回転移動しホ
ームポジションにもどりいずれの現像器も感光体11に
対向していない状態を維持する。
【0023】図3は、待機時間記憶部46に記憶される
各用紙の送り方向長さと待機時間との関係を示してい
る。この待機時間は、前述のように、転写ドラムの直
径、プロセススピード、回転体の回転速度および用紙サ
イズ、用紙送り方向から計算にて求めるものである。
【0024】図4は本発明の他の実施例を説明するため
の多色現像装置の断面図を示している。なお、図1の実
施例と同一の構成については同一番号を付けて説明を省
略する。回転体13aの外周には、現像サイクル前また
は終了後の停止位置であるホームポジション用切欠部3
5と、各現像器の現像ロール32を現像ポジションDに
対向させるための現像位置決め用切欠部36K、36
Y、36M、36Cが4つと、合計5個の切欠部が設け
られている。回転体13aに近接して係合ローラ38を
先端に有するストッパー39が配設され、回転体13a
が回転移動する前にストッパー39が図示しない駆動源
により回動され、係合ローラ38と前記切欠部との嵌合
から解除され、また狙いの現像器を現像ポジションDに
維持する時には、係合ローラ38が対応する切欠部に嵌
合されるようになっている。
【0025】図示していない回転体13aの駆動装置
は、ステップ角1.8度のステッピングモータと、減速
比15の減速装置で構成している。従って、回転体13
aを90度回転移動するのに必要なパルス数は750パ
ルスである。用紙A3サイズ長手方向送りで、回転体1
3aを90度回転移動させるときのステッピングモータ
に印加するパルス条件を図5に示すが、このケースで回
転体13aを673.62msecで90度回転移動さ
せることができ、転写ドラム上でレジストレーション合
わせの為には、前述のとおり674msecまでに回転
体13aを90度回転移動させればよいので画像欠陥は
生じない。従って、各色の現像終了後、各現像器の現像
ロールが停止して感光体に対向しないことで、現像ロー
ル上へのトナーの付着を防止することができる。
【0026】また、用紙A4サイズ長手方向送りで、回
転帯13aを90度回転移動させるときのスティピング
モータに印加するパルス条件を図6に示すが、このケー
スで回転体13aを1985.34msecで90度回
転移動させることができ、転写ドラム上でレジストレー
ション合わせの為には、前述のとおり1986msec
までに回転体13aを90度回転移動させればよいので
画像欠陥は生じない。従って、画像領域の現像終了後、
各現像器の現像ロールは停止した状態で現像位置から離
れるため、現像ロール上へのトナーの付着を防止するこ
とができる。以上の様に、750パルス分の時間を、各
ケースに合わせて設定することにより不要な対向時間を
低減させ、且つ、不要な現像ロール回転時間も低減させ
ることができる。
【0027】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の属する技術分野における通常の知
識を有する者にとって種々の変更が可能である。例え
ば、上記実施例においては、用紙サイズと送り方向で説
明したが、カラーモード、編集モード等で、現像順序が
異なるケースは同様な考え方で対応し、また現像ロール
の駆動装置の立ち上り、立ち下り時間を考慮してシステ
ムとして可能な最少時間だけ、現像ロールを感光体に対
向させることによって、不要な対向時間を低減させ、且
つ、不要な現像ロール回転時間も低減させることができ
る。
【0028】また、現像ロールを現像ポジション到達前
から回転させ、現像工程終了後、現像ポジションから移
動後に現像ロールを停止することが可能な駆動伝達方式
の採用で、停止させた現像ロールを感光体に対向させな
いこともできる。
【0029】図7は本発明の他の実施例を示す制御系の
構成図である。上記各実施例においては、画像領域の現
像終了後、各現像器の現像ロールが停止して感光体に対
向しないようにしているが、本実施例においては、構成
としては図4の実施例の回転式現像装置を用い、画像領
域の現像終了後、非画像領域においては、現像器をその
位置に停止させた状態で現像ロールを低速回転させ、次
の現像にタイミングを合わせて現像器を移動させるよう
にしている。そのために、制御装置は露光系オン、オフ
信号に基づいて通常駆動回転信号と低速回転信号を現像
ロール駆動モータに出力するように構成している。従っ
て、非画像領域において、現像ロールを常時回転させ、
現像ロール上の一点が感光体に常時対向するという状態
を作らないことにより、現像ロール上にトナーの付着を
発生させず、さらに、現像ロールの回転速度を通常回転
速度よりも低下させることにより、現像剤への負荷を通
常の回転状態よりも低減させることができ、現像剤の寿
命を延ばすことができる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、回転体に装着された複数の現像器により多色現
像を行う多色現像装置において、画像領域の現像終了
後、各現像器の現像ロールが停止して感光体に対向しな
いようにし、或いは画像領域の現像終了後、各現像器の
現像ロールを低速回転させることにより、現像剤の寿命
を維持しつつ現像ロール上へのトナーの付着を防止し、
画像濃度にむらのない高画質の画像を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における現像制御方式の1実施例を示
し、多色現像装置の断面図で、図1(A)はホームポジ
ション位置、図1(B)は現像位置、図1(C)は待機
位置を示す図である。
【図2】図1の制御系の構成図である。
【図3】待機時間記憶部に記憶される各用紙の送り方向
長さと待機時間との関係を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例を説明するための多色現像
装置の断面図である。
【図5】図4の実施例のステッピングモータの周波数と
パルス数のデータ例を示す図である。
【図6】図4の実施例のステッピングモータの周波数と
パルス数のデータ例を示す図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す制御系の構成図であ
る。
【図8】本発明が適用される多色画像形成装置の例を示
す構成図である。
【符号の説明】
11…感光体、13a…回転体、13K、13Y、13
M、13C…現像器 32…現像ロール、36K、36Y、36M、36C…
現像位置決め用切欠部 37KY、37YM、37MC…待機用切欠部、39…
ストッパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富沢 健二 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転体に装着された複数の現像器により多
    色現像を行う現像装置による現像制御方式において、現
    像サイクルにおける現像ポイントに感光体の非画像領域
    があるときには、各現像ロールが感光体に対向しない位
    置に現像器を移動すると共に現像ロールを停止し、現像
    サイクルにおける現像ポイントに感光体の画像領域があ
    るときには、一つの現像ロールが感光体に対向する位置
    に現像器を移動すると共に現像ロールを回転することを
    特徴とする現像制御方式。
  2. 【請求項2】用紙サイズに応じて、各現像ロールが感光
    体に対向しない位置への移動と、一つの現像ロールが感
    光体に対向する位置への移動との切替時間を設定したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の現像制御方式。
JP32402393A 1993-12-22 1993-12-22 現像制御方式 Pending JPH07181774A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001154430A (ja) * 1999-11-25 2001-06-08 Seiko Epson Corp 画像形成装置および画像形成方法
JP2010002667A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

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JP2001154430A (ja) * 1999-11-25 2001-06-08 Seiko Epson Corp 画像形成装置および画像形成方法
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