JPH0718170A - 高比重複合樹脂組成物 - Google Patents

高比重複合樹脂組成物

Info

Publication number
JPH0718170A
JPH0718170A JP16103993A JP16103993A JPH0718170A JP H0718170 A JPH0718170 A JP H0718170A JP 16103993 A JP16103993 A JP 16103993A JP 16103993 A JP16103993 A JP 16103993A JP H0718170 A JPH0718170 A JP H0718170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
specific gravity
resin composition
composite resin
average particle
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16103993A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Tsuchiya
行宏 土屋
Masatoshi Akatsuka
正利 赤塚
Takashi Hashimoto
隆 橋本
Hideo Okawa
秀夫 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Fine Composites Co Ltd
Original Assignee
CALP Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CALP Corp filed Critical CALP Corp
Priority to JP16103993A priority Critical patent/JPH0718170A/ja
Publication of JPH0718170A publication Critical patent/JPH0718170A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Conductive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 (A)熱可塑性樹脂30〜79重量%と、
(B)平均粒径0.5〜20μmの金属粉末及び/又は
金属酸化物粉末20〜60重量%と、(C)導電性カー
ボンブラック1〜10重量%とを含有して成る高比重複
合樹脂組成物である。 【効果】 導電性、耐熱性、成形性に優れ、かつ衝撃強
度や機械的強度が高い上、超純水中への金属イオン溶出
量が少なく、特に半導体搬送トレイ用として好適に用い
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な高比重複合樹脂組
成物、さらに詳しくは、導電性、耐熱性、成形性に優
れ、かつ衝撃強度や機械的強度が高い上、超純水中への
金属イオン溶出量が少なく、特に半導体搬送トレイ(I
Cトレイ)用として好適な高比重複合樹脂組成物に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、熱可塑性樹脂に金属系や無機系フ
ィラーを多量に配合した樹脂組成物が知られており、中
でも、エンジニアリングプラスチックであるポリカーボ
ネート、ポリフェニレンスルフィド、ポリアミド系樹脂
などに、高比重化や、高剛性、遮音性能、制振性能など
の付与を目的として、微粒子状の金属系フィラーを配合
することが行われている。
【0003】しかしながら、従来の金属系や無機系フィ
ラーを配合した樹脂組成物は、衝撃強度が低い、金属に
よる樹脂の劣化を生じる、あるいは導電性が不安定であ
るなどの欠点を有し、利用分野が制限されるのを免れな
かった。
【0004】ところで、半導体製造工程においては、半
導体搬送トレイ(ICトレイ)として、IC製造工程中
に使用されるベーキング用トレイ及びIC完成品のトレ
イとして使用されるキャリング用トレイが用いられてい
る。前者のベーキング用トレイに要求される性能として
は、120〜130℃のベーキング工程に耐える良好な
耐熱性と低ガス性、4kg・cm/cm以上(ノッチ
付)の衝撃強度、純水洗浄におけるトレイの水中安定性
のために1.4以上、好ましくは2に近い比重、体積固
有抵抗が10Ω・cm以下で、かつ安定した導電性及
び超純水中への金属イオン溶出量が皆無ないし1000
ppb以下(80℃純水中、7日間)の金属イオンの低
溶出性などが挙げられる。IC洗浄工程においては、環
境汚染防止の見地から、従来のフロン洗浄から超純水洗
浄に変わってきており、超純水中への金属イオンの低溶
出性は重要な課題である。一方、キャリングトレイに対
しては、衝撃性及び導電性が良好であることが要求され
る。
【0005】このICトレイとしては、通常セラミック
製トレイや樹脂製トレイが用いられているが、セラミッ
ク製トレイは、製造工程が煩雑でコスト高になるのを見
れば、かつ再生利用が困難であるなどの欠点を有してい
る。これに対して樹脂製トレイは製造工程が簡単でコス
ト的には問題はないものの、使用される材料例えばポリ
カーボネートでは導電性が不良で、しかも衝撃強度が低
く搬送中に破損するおそれがあるし、また、ポリプロピ
レンでは前記ポリカーボネートと同様の欠点を有するほ
か、耐熱温度が低く、ベーキング用トレイとしては使用
できないなどの欠点を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情のもとで、導電性、耐熱性、成形性に優れ、かつ衝
撃強度や機械的強度が高い上、超純水中への金属イオン
溶出量が少なく、特に半導体搬送トレイ用として好適な
高比重複合樹脂組成物を提供することを目的としてなさ
れたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の好
ましい性質を有する高比重複合樹脂組成物を開発すべく
鋭意研究を重ねた結果、熱可塑性樹脂に、特定の粒径の
金属粉末や金属酸化物粉末及び導電性カーボンブラック
を所定の割合で配合した樹脂組成物により、その目的を
達成しうることを見出し、この知見に基づいて本発明を
完成するに至った。
【0008】すなわち、本発明は、(A)熱可塑性樹脂
30〜79重量%と、(B)平均粒径0.5〜20μm
の金属粉末及び/又は金属酸化物粉末20〜60重量%
と、(C)導電性カーボンブラック1〜10重量%とか
ら成る高比重複合樹脂組成物を提供するものである。
【0009】本発明組成物において、(A)成分として
用いられる熱可塑性樹脂については特に制限はなく、従
来成形材料として慣用されているものの中から使用目的
に応じ適宜選択して用いることができる。このような熱
可塑性樹脂としては、例えばポリオレフィン系樹脂、ポ
リ塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル
系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹
脂、ポリ芳香族エーテル又はチオエーテル系樹脂、ポリ
芳香族エステル系樹脂、ポリスルホン系樹脂、スチレン
系樹脂、アクリレート系樹脂などが挙げられるが、これ
らの中で特にポリカーボネート、ポリフェニレンスルフ
ィド及び芳香族ポリアミドが好適である。
【0010】該ポリカーボネートとしては、2,2‐ビ
ス(4‐ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノー
ルA)とホスゲンとを反応させるホスゲン法や、ビスフ
ェノールAとジフェニルカーボネートなどの炭酸ジエス
テルとを反応させるエステル交換法などにより得られる
ビスフェノールA系ポリカーボネートが好ましいが、ま
た、ビスフェノールAの一部を2,2‐ビス(4‐ヒド
ロキシ‐3,5‐ジメチルフェニル)プロパンや2,2
‐ビス(4‐ヒドロキシ‐3,5‐ジブロモフェニル)
プロパンなどで置換した変性ビスフェノールA系ポリカ
ーボネートや難燃化ビスフェノールA系ポリカーボネー
トなども用いることができる。
【0011】一方、ポリフェニレンスルフィドとして
は、式、
【化1】 で表わされる繰り返し単位を有するものを挙げることが
できる。
【0012】このようなポリフェニレンスルフィドとし
ては、パラフェニレン基が全体の70モル%以上、好ま
しくは80モル%以上であって、溶媒α‐クロロナフタ
レン100ミリリットルに溶質0.4gを加えて206
℃で得られた溶液粘度[ηin h]が0.05デシリット
ル/g以上、好ましくは0.1〜0.8デシリットル/
gのものが好適に用いられる。
【0013】なお、ポリフェニレンスルフィドは、パラ
フェニレン基からなるものの他に、30モル%以下のメ
タフェニレン基、オルソフェニレン基を含む共重合体で
あってもよく、これらの共重合体としてはブロック共重
合体が好ましい。
【0014】さらに、式
【化2】 (式中のRは炭素数1〜6のアルキル基、nは1〜4の
整数である)で表わされる繰り返し単位を1種又は2種
以上を含んでいてもよい。
【0015】また、これらのポリフェニレンスルフィド
は、実質上直鎖状のもの、分枝状のもの、熱によって架
橋したもの、あるいはこれらの混合物であってもよい。
【0016】一方、芳香族ポリアミドとしては、m‐キ
シリレンジアミン、p‐フェニレンジアミン、m‐フェ
ニレンジアミンなどの芳香族ジアミン類と、テレフタル
酸やイソフタル酸などの芳香族ジカルボン酸類とを縮合
させて得られたものなどを用いることができる。
【0017】本発明組成物においては、(A)成分の熱
可塑性樹脂は単独で用いてもよいし、2種以上を組み合
わせて用いてもよく、またその含有量は30〜79重量
%の範囲で選ばれる。この含有量が30重量%未満では
成形性に劣るし、79重量%を超えると、高比重のもの
が得られにくく、また導電性の低下や、耐熱性の低下の
原因となる。
【0018】本発明組成物においては、(B)成分とし
て金属粉末及び/又は金属酸化物粉末が用いられる。こ
の金属粉末や金属酸化物粉末としては、比重4以上のも
のが好ましく、例えば亜鉛、銅、鉄、鉛、アルミニウ
ム、ニッケル、クロム、チタン、マンガン、スズ、白
金、タングステン、金、マグネシウム、コバルト、スト
ロンチウムなどの金属元素及びこれらの金属の酸化物、
さらにはステンレス鋼、ハンダ、真ちゅうのような合金
などの粉末を挙げることができる。これらの中で、特に
ステンレス鋼、酸化亜鉛及び酸化ニッケルが好適であ
る。
【0019】これらの金属粉末や金属酸化物粉末の平均
粒径は0.5〜20μmの範囲にあることが必要であ
る。この平均粒径が0.5μm未満では衝撃強度や成形
性の目安となるメルトインデックス(MI)が低下し、
20μmを超えると衝撃強度が低下する。
【0020】この(B)成分の金属系フィラーは、所望
に応じ、適当な表面処理剤で表面処理を施して用いても
よい。この際の表面処理剤としては、例えばシラン系カ
ップリング剤、チタネート系カップリング剤、シリカ粉
末、シリコーンオイル、高級脂肪酸、高級アルコール、
ワックス類などを挙げることができる。
【0021】また、フィラーとして、例えば金属系フィ
ラー以外の硫酸バリウム、炭酸カルシウム、タルクなど
を用いた場合には、得られる組成物は導電性に劣ったも
のとなる上に、超純水への金属イオンの溶出量が多くな
る。
【0022】本発明組成物においては、(B)成分の金
属粉末や金属酸化物粉末は単独で用いてもよいし、2種
以上を組み合わせて用いてもよく、またその含有量は2
0〜60重量%の範囲で選ばれる。この含有量が20重
量%未満では高比重のものが得られず、かつ導電性に劣
るし、60重量%を超えると衝撃強度や成形性の目安と
なるMIが低下する。
【0023】本発明組成物においては、(C)成分とし
て導電性カーボンブラックが用いられる。導電性カーボ
ンブラックとしては、一般にはその比表面積が低温窒素
吸着法及びBET法で測定して20〜1800m/g
及び細孔容積が細孔半径30〜7500Åの範囲におい
て水銀圧入法で測定して1.5〜10cc/gであり、
特に比表面積が600〜1200m/gのものが有効
である。カーボンブラックとしては、例えばチャンネル
ブラック、アセチレンブラック、ファーネスブラック法
によって製造されるカーボンブラックなどが挙げられ
る。
【0024】本発明組成物においては、(C)成分の導
電性カーボンブラックは単独で用いてもよいし、2種以
上を組み合わせて用いてもよく、またその含有量は1〜
10重量%の範囲で選ばれる。この含有量が1重量%未
満では導電性が不十分であるし、10重量%を超える衝
撃強度及び成形性の目安となるMIが低下する。
【0025】さらに、本発明組成物には、所望に応じ、
樹脂組成物に通常用いられている各種添加剤、例えば滑
剤、着色剤、安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電
防止剤、難燃剤、可塑剤などを配合することができる。
【0026】本発明の複合樹脂組成物の調製方法につい
ては特に制限はなく、例えば前記(A)成分、(B)成
分、(C)成分及び必要に応じて用いられる各種添加成
分を、常法に従って溶融混練し、複合化することによっ
て調製することができる。溶融混練は、例えばヘンシェ
ルミキサー、単軸又は二軸押出機、バンバリーミキサ
ー、ロールなどを用いる方法や、その他常法により行う
ことができるが、特にヘンシェルミキサー、押出機、バ
ンバリーミキサーを用いて行うことが好ましい
【0027】また、この際、適当量の熱可塑性樹脂に導
電性カーボンブラックを配合して先ずマスターバッチを
調製し、次いでこれを複合樹脂組成物としてもよい。
【0028】このようにして得られた本発明の複合樹脂
組成物は、通常1.4以上の比重を有するものであっ
て、例えば半導体搬送用トレイ(ベーキングトレイ、キ
ャリングトレイ)をはじめ、電子・電気部品、電磁波障
害や静電気障害防止部材、医療用部材、各種音響部材、
遮音・制振材、建築資材などの用途に好適に用いられ
る。
【0029】
【発明の効果】本発明の高比重複合樹脂組成物は、導電
性、耐熱性、成形性に優れ、かつ衝撃強度や機械的強度
が高い上、超純水中への金属イオン溶出量が少なく、各
種産業用資材、特に半導体搬送トレイ用として好適に用
いられる。
【0030】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに詳細に説明
するが、本発明はこれらの例によってなんら限定される
ものではない。
【0031】なお、組成物の特性は次のようにして評価
した。 (1)熱変形温度(℃) ASTM D−648に準拠して求めた(荷重18.6
kg/cm)。 (2)アイゾット衝撃強度(kg・cm/cm) ASTM D−256に準拠して求めた(ノッチ付)。 (3)体積固有抵抗(Ω・cm) ASTM D−257に準拠して求めた。 (4)金属イオン総溶出量(ppb) ペレット10gをイオン交換水100ミリリットル中に
80℃で7日間放置したのち、ペレットを除去したイオ
ン交換水について、ICP(誘電結合プラズマ)発光分
光分析器[セイコー電子工業(株)製、SPS1500
UR]により金属イオン総量を測定した。 (5)MI(g/10分) (6)相対粘度(dl/g) 溶媒としてα‐クロルナフタレンを用い、温度20.6
℃で、濃度0.4g/100mlに調整してウベローデ
型粘度計で測定した。ASTM D−1238に準拠し
て求めた(275℃、2.16kg荷重)。
【0032】また、組成物の調製に使用した原材料を次
に示す。 (1)ポリカーボネート PC−1:出光石油化学(株)製、タフロンFN−30
00(d=1.20g/cm) PC−2:出光石油化学(株)製、タフロンFN−25
00(d=1.20g/cm) PC−3:出光石油化学(株)製、タフロンFN−22
00(d=1.20g/cm) PC−4:出光石油化学(株)製、タフロンFN−20
00(d=1.20g/cm
【0033】(2)ポリフェニレンスルフィド PPS:MI340g/10分(315℃、5kg荷
重)、相対粘度0.24dl/g
【0034】(3)芳香族ポリアミド PA:三菱ガス化学(株)製、レニー6301(d=
1.17g/cm
【0035】(4)ステンレス鋼粉末 SUS−1:市販品、平均粒径5μm、d=7.9g/
cm SUS−2:市販品、平均粒径1μm、d=7.9g/
cm SUS−3:市販品、平均粒径10μm、d=7.9g
/cm SUS−4:市販品、平均粒径20μm、d=7.9g
/cm SUS−5:市販品、平均粒径0.1μm、d=7.9
g/cm SUS−6:市販品、平均粒径30μm、d=7.9g
/cm
【0036】(5)酸化ニッケル粉末 NiO−1:市販品、平均粒径5μm、d=7.0g/
cm NiO−2:市販品、平均粒径0.3μm、d=7.0
g/cm NiO−3:市販品、平均粒径30μm、d=7.0g
/cm
【0037】(6)酸化亜鉛粉末 ZnO−1:市販品、平均粒径3μm、d=5.5g/
cm ZnO−2:市販品、平均粒径0.3μm、d=5.5
g/cm ZnO−3:市販品、平均粒径30μm、d=5.5g
/cm
【0038】(7)その他フィラー 硫酸バリウム:市販品、平均粒径5μm、d=4.5g
/cm 炭カル:炭酸カルシウム、市販品、平均粒径5μm、d
=2.7g/cm タルク:市販品、平均粒径5〜10μm、d=2.7g
/cm
【0039】(8)カーボンブラック:ライオン(株)
製、ケッチェンブラックEC
【0040】実施例1〜53、比較例1〜14 表1、3、5及び7に示す組成の配合物を用い、予備混
合したのち、二軸押出機[池貝鉄工(株)製、PCM4
5]にて、260〜290℃で混練押出しを行い、次い
でペレタイザーにてカッティングしてペレットを作製
し、評価した。その結果を表2、4、6及び8に示す。
【0041】なお実施例31〜34は、次のようにして
導電性カーボンブラックマスターバッチを作製し、これ
を用い前記のようにしてペレットを作製した。
【0042】[導電性カーボンブラックマスターバッチ
の作製]PC−1 80重量部と導電性カーボンブラッ
ク20重量部を二軸押出機にて、260〜290℃で混
練押出しを行い、20重量%濃度のカーボンブラックマ
スターバッチを調製した。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】
【表3】
【0046】
【表4】
【0047】
【表5】
【0048】
【表6】
【0049】
【表7】
【0050】
【表8】
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】なお、組成物の特性は次のようにして評価
した。 (1)熱変形温度(℃) ASTM D−648に準拠して求めた(荷重18.6
kg/cm2)。 (2)アイゾット衝撃強度(kg・cm/cm) ASTM D−256に準拠して求めた(ノッチ付)。 (3)体積固有抵抗(Ω・cm) ASTM D−257に準拠して求めた。 (4)金属イオン総溶出量(ppb) ペレット10gをイオン交換水100ミリリットル中に
80℃で7日間放置したのち、ペレットを除去したイオ
ン交換水について、ICP(誘電結合プラズマ)発光分
光分析器[セイコー電子工業(株)製、SPS1500
UR]により金属イオン総量を測定した。 (5)MI(g/10分) ASTM D−1238に準拠して求めた(275℃、
2.16kg荷重)。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】(2)ポリフェニレンスルフィド PPS:MI340g/10分(315℃、5kg荷
重)、相対粘度0.24dl/g(溶媒としてα‐クロ
ルナフタレンを用い、温度20.6℃で、濃度0.4g
/100mlに調整してウベローデ型粘度計で測定)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 81/02 LRG H01B 1/22 Z 7244−5G (72)発明者 大川 秀夫 東京都千代田区神田和泉町1番地277 カ ルプ工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)熱可塑性樹脂30〜79重量%
    と、(B)平均粒径0.5〜20μmの金属粉末及び/
    又は金属酸化物粉末20〜60重量%と、(C)導電性
    カーボンブラック1〜10重量%とから成る高比重複合
    樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 (A)成分の熱可塑性樹脂が、ポリカー
    ボネート、ポリフェニレンスルフィド及び芳香族ポリア
    ミドの中から選ばれた少なくとも1種である請求項1記
    載の高比重複合樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 半導体搬送トレイ用として用いられる請
    求項1又は2記載の高比重複合樹脂組成物。
JP16103993A 1993-06-30 1993-06-30 高比重複合樹脂組成物 Pending JPH0718170A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16103993A JPH0718170A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 高比重複合樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16103993A JPH0718170A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 高比重複合樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0718170A true JPH0718170A (ja) 1995-01-20

Family

ID=15727439

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16103993A Pending JPH0718170A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 高比重複合樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0718170A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001011612A1 (fr) * 1999-08-06 2001-02-15 Mitsubishi Chemical Corporation Plateau de transport d'une tete magnetique destinee a un disque magnetique
JP2001220476A (ja) * 2000-02-08 2001-08-14 Toyo Science Co Ltd 成形加工用の樹脂組成物
JP2008243397A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Fujikura Ltd 導電性ペースト

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001011612A1 (fr) * 1999-08-06 2001-02-15 Mitsubishi Chemical Corporation Plateau de transport d'une tete magnetique destinee a un disque magnetique
US6780490B1 (en) 1999-08-06 2004-08-24 Yukadenshi Co., Ltd. Tray for conveying magnetic head for magnetic disk
JP2001220476A (ja) * 2000-02-08 2001-08-14 Toyo Science Co Ltd 成形加工用の樹脂組成物
JP2008243397A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Fujikura Ltd 導電性ペースト

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4566990A (en) Synergistic effect of metal flake and metal or metal coated fiber on EMI shielding effectiveness of thermoplastics
US4891399A (en) Thermoplastic resin-based molding composition
EP0265839A2 (en) A thermoplastic resin-based molding composition
EP0666575A1 (en) Electroconductive resin composition
JPH0718170A (ja) 高比重複合樹脂組成物
JP2002241609A (ja) 導電性樹脂組成物および自動車部品用成形品
JPH069888A (ja) 精密成形用組成物
JPS60124654A (ja) 導電性樹脂組成物
JPH07133371A (ja) 導電性樹脂組成物
WO2014069489A1 (ja) ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物
JPH09279023A (ja) 表面実装電子部品用樹脂組成物
JPH0764983B2 (ja) 高比重複合熱可塑性樹脂組成物
JP3340213B2 (ja) ポリスルホン系樹脂組成物
JP2001261975A (ja) 導電性熱可塑性樹脂組成物
JPH05230367A (ja) 樹脂組成物及びそれからなる電子部品
JPH0759666B2 (ja) ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物
JPS608335A (ja) 導電性樹脂組成物
JPH06240149A (ja) 電磁波遮蔽用樹脂組成物
JPH0673248A (ja) 電磁波遮蔽性樹脂組成物
JP2608329B2 (ja) ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物
JPS6032838A (ja) 導電性樹脂組成物
JP2788079B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JP2022122751A (ja) 熱可塑性エラストマー組成物
JPS58206646A (ja) 導電性射出成形体
JPS6270434A (ja) 導電性組成物