JPH0718135Y2 - フラットケーブル用コネクタ - Google Patents

フラットケーブル用コネクタ

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JPH0718135Y2
JPH0718135Y2 JP1988023764U JP2376488U JPH0718135Y2 JP H0718135 Y2 JPH0718135 Y2 JP H0718135Y2 JP 1988023764 U JP1988023764 U JP 1988023764U JP 2376488 U JP2376488 U JP 2376488U JP H0718135 Y2 JPH0718135 Y2 JP H0718135Y2
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JP
Japan
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flat cable
connector
male
cable connector
present
Prior art date
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JP1988023764U
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JPH01129768U (ja
Inventor
初夫 中野
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、印刷配線基板間やユニット間の電気信号の授
受に用いられるフラットケーブル用コネクタに関し、特
にその構造に関する。
(従来の技術) 従来、たとえば「コネクタ最新技術84年版」(昭和59年
5月31日総合技術出版発行)に開示されるように、印刷
配線基板上に雄コネクタを搭載し、フラットケーブルに
取付けられた雌コネクタを前記雄コネクタに嵌合させて
2つの印刷配線基板を接続する方法が行われている。
以下、図面にしたがって従来のフラットケーブル用コネ
クタの構造および接続方法について説明する。
第7図は従来のフラットケーブル用コネクタを示す斜視
図、第8図は第7図の分解斜視図である。
両図に示すようにフラットケーブル用コネクタ1はコネ
クタ上部カバー2とハウジング3とから構成され、この
コネクタ上部カバー2とハウジング3で上下からフラッ
トケーブル4を挾む構造になっている。コネクタ上部カ
バー2の両側面には固定用爪5が取付けられており、ハ
ウジング3の両側面の固定爪5に対応する位置には固定
台6が取付けられている。また第8図に示すようにハウ
ジング3にはフラットケーブル4の芯線4aと結線するた
めのU字形の溝8を有する複数の二股接触子7が固定さ
れている。
第9図、第10図を用いてさらに内部の構造を説明する。
第9図は第7図A−A断面切欠図、第10図は第7図B−
B断面図である。
第9図において、二股接触子7のU字形溝8にはケーブ
ル4の芯線4aが圧接嵌合し、二股接触子7と芯線4aが結
線されている。また第10図に示すように、二股接触子7
の下部には、U字形溝9を有する雌端子10が固定されて
おり、雄端子と嵌合可能になっている。
次に、第11図および第12図にしたがってフラットケーブ
ル用コネクタの接続動作について説明する。第11図は従
来のフラットケーブル用コネクタの接続動作を示す説明
図、第12図は増設基板を接続する動作を示す説明図であ
る。
第11図において、2枚の印刷配線基板12にはそれぞれ雄
端子13を有する雄コネクタ14が搭載されている。2つの
基板12を接続するには、2つのフラットケーブル用コネ
クタ1を両基板12の雄コネクタ14にそれぞれ嵌合させ
る。このとき雄端子13はコネクタ1内の雌端子10のU字
形溝9に圧接嵌合する。
また、オプション装置の取付け等の理由により基板を増
設する場合があり、この場合には、第11図に示すコネク
タ1をそれぞれ取外し、第12図に示すように、3個のコ
ネクタ1を有する専用のフラットケーブル4を使用して
増設基板12aを接続していた。
(考案が解決しようとする課題) 前述したように、オプション装置の取付け等の理由によ
り印刷配線基板を増設する場合、それまで使用していた
フラットケーブル用コネクタを取外し、増設分を含めた
基板と同じ数のコネクタを有する専用のフラットケーブ
ルを使用していた。したがって、増設前に使用していた
フラットケーブルが不要になり、結果的に損失になると
いう問題があった。
さらに、基板を増設する場合に備えて、コネクタを多く
した専用のフラットケーブルを用意しておくという煩わ
しさもあった。
したがって本考案は、上記問題点を除去し、フラットケ
ーブル用コネクタに雄端子を設けることにより、基板を
増設する場合でも使用中のコネクタに新たなコネクタを
嵌合可能にすることにより、フラットケーブルおよびコ
ネクタの損失をなくすことを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記問題点を解決するために本考案は、第1の部材と、
複数の雌端子を有する第2の部材とによりフラットケー
ブルを圧接挟持し、前記雌端子と前記フラットケーブル
とを結線したフラットケーブル用コネクタにおいて、前
記第1の部材に埋設され、この埋設部から両端が突出し
た複数の雄端子と、前記第2の部材に固定され、前記雌
端子に接続されるとともに、前記フラットケーブルの芯
線に嵌合しつつ該フラットケーブルを貫通し、開放端が
前記雄端子の一端に嵌合する二股接触子とを設けたこと
を特徴とするものである。
(作用) 上記構成にもとづく本考案の作用を説明する。本考案に
係るフラットケーブル用コネクタは、雌コネクタとして
雄コネクタと嵌合する許りでなく、一端が突出した雄端
子を有しているので、さらに他の雌コネクタと嵌合する
ことができる。
(実施例) 以下図面にしたがって本考案に係る実施例を説明する。
なお各図面に共通する要素には同一の符号を付す。
第1図は本考案に係る実施例を示す斜視図、第2図は本
考案に係る実施例を示す分解斜視図である。両図に示す
ように、本実施例に係るフラットケーブル用コネクタ21
は、第1の部材としてたとえば上部カバー22と、第2の
部材としてたとえばハウジング23とから構成され、フラ
ットケーブル4が両者の間に圧接挾持される構造になっ
ている。上部カバー22には、従来例と同じように、両側
面に固定用爪5が取付けられ、ハウジング23に取付けら
れた固定部6と係合可能になっている。
上部カバー22の上部には雄コネクタが入り込むための嵌
合部22aが設けられており、この嵌合部22aの大きさは前
述した従来のフラットケーブル用コネクタが嵌入できる
程度の大きさになっている。
上部カバー22には複数の雄端子24が整列して固定されて
おり、またハウジング23には、第2図に示すように、雄
端子24と同数の二股接触子25がやはり整列して固定され
ている。これらの雄端子24および二股接触子25について
第3図および第4図にしたがってさらに詳細に説明す
る。第3図は第1図C−C断面切欠図、第4図は第1図
D−D断面図である。
複数の雄端子24は第3図に示す埋設部26において上部カ
バー22に中央部を埋め込まれた状態で固定されている。
したがって、雄端子24の上部は上部カバー22の嵌合部22
aに突出しており、また下部は、上部カバー22に雄端子2
4の数だけ形成された溝27に下向きに突出している。
またハウジング23には、上部カバー22の溝27に対向した
位置に複数の嵌合孔29が形成されており、この嵌合孔29
にそれぞれ挿入された状態で導電性の二股接触子25が固
定されている。二股接触子25にはU字形の溝30が形成さ
れており、フラットケーブル4を挾持して上部カバー22
をハウジング23に結合した場合には、第3図に示すよう
に、U字形の溝30にフラットケーブル4の芯線4aが圧接
嵌合し、さらに雄端子24の下部が溝30に嵌合するように
なっている。二股接触子25の下部にはそれぞれ雌端子10
が固定されている。この雌端子10には、第4図に示すよ
うに、下方から雄端子が嵌合可能な溝9がそれぞれ形成
されている。
次に本実施例におけるフラットケーブル用コネクタの接
続動作について第5図にしたがって説明する。第5図は
本実施例の接続動作を示す説明図である。
第5図において、印刷配線基板12には雄コネクタ14が搭
載されている。フラットケーブル4aには従来のフラット
ケーブル用コネクタ1と本実施例に係るフラットケーブ
ル用コネクタ21が取付けられており、コネクタ1とコネ
クタ21は、2つの基板12のそれぞれの雄コネクタ14に接
続されている。これにより2つの基板12が接続される。
ここで、新たに基板12aを増設する場合は、まずこの増
設基板12aに雄コネクタ14を搭載する。そしてフラット
ケーブル4bの両側に取付けられた従来のコネクタ1を本
実施例のコネクタ21の雄端子24および雄コネクタ14の雄
端子13に嵌合させて接続する。このとき、フラットケー
ブル4bに取付けられた一方のコネクタ1はコネクタ21の
嵌合部22aに入り込んで雄端子24に嵌合する。これによ
り基板12と増設基板12aとが接続されることになる。し
たがって、2つの基板12を接続するために初めから本実
施例に係るフラットケーブル用コネクタ21を使用するこ
とにより、コネクタの取り外し作業を行うことなく、増
設基板12aとの接続が実現できる。
また、増設基板12aとの接続に使用するフラットケーブ
ルの一方に、従来のコネクタ1の代りに本実施例に係る
コネクタ21を取付けて使用することにより、その後さら
に増設された基板との接続が容易になる。
本実施例では、雌端子10を二股接触子25に固定する構成
を説明したが、二股接触子25に雌端子としての溝を一体
に形成してもよい。
次に本考案に係る別の実施例について第6図にしたがっ
て説明する。第6図は本考案に係る別の実施例を示す斜
視図である。
本考案に係る別の実施例は、上記実施例のフラットケー
ブル用コネクタ21に、上部カバー22を覆う蓋32を設けた
ものである。蓋32には4個の弾性を有する係止爪33が一
体に取付けられている。また上部カバー22の嵌合部22a
の係止爪33に対応する箇所に、浅溝34が形成されてい
る。すなわち、上部カバー22に蓋32をかぶせると、係止
爪33の突起部分が浅溝34に入り込んでその弾性により蓋
32が上部カバー22に係止される。そして他の雌コネクタ
と接続する場合は、蓋32を取外して接続する。この実施
例においては、上部カバー22を覆う蓋32を設けることに
より、外部からの何らかの影響、たとえばドライバーを
ぶつける等、による雄端子24のショートの発生を防止す
る効果がある。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように本考案によれば、印刷配線基
板間の接続等に使用されるフラットケーブル用コネクタ
に雄端子を設けたことにより、たとえば基板を増設する
場合に、それまで使用していたフラットケーブル用コネ
クタを取外さないで、前記雄端子に新たな増設用のコネ
クタを嵌合させることにより、増設基板との接続が可能
になる。
それ故、それまで使用していたフラットケーブルおよび
フラットケーブル用コネクタが有効に活用でき、したが
って損失になることもないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る実施例を示す斜視図、第2図は本
考案に係る実施例を示す分解斜視図、第3図は第1図C
−C断面図、第4図は第1図D−D断面図、第5図は第
1実施例の接続動作を示す説明図、第6図は本考案に係
る別の実施例を示す斜視図、第7図は従来のフラットケ
ーブル用コネクタを示す斜視図、第8図は第7図の分解
斜視図、第9図は第7図A−A断面図、第10図は第7図
B−B断面図、第11図は従来のフラットケーブル用コネ
クタの接続動作を示す説明図、第12図は増設基板を接続
する動作を示す説明図である。 10:雌端子、21:フラットケーブル用コネクタ、22:上部
カバー、23:ハウジング、24:雄端子、25:二股接触子、3
0:U字形溝、32:蓋、33:係止爪、34:浅溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の部材と、複数の雌端子を有する第2
    の部材とによりフラットケーブルを圧接挟持し、前記雌
    端子と前記フラットケーブルとを結線したフラットケー
    ブル用コネクタにおいて、 前記第1の部材に埋設され、この埋設部から両端が突出
    した複数の雄端子と、 前記第2の部材に固定され、前記雌端子に接続されると
    ともに、前記フラットケーブルの芯線に嵌合しつつ該フ
    ラットケーブルを貫通し、開放端が前記雄端子の一端に
    嵌合する二股接触子とを設けたことを特徴とするフラッ
    トケーブル用コネクタ。
JP1988023764U 1988-02-26 1988-02-26 フラットケーブル用コネクタ Expired - Lifetime JPH0718135Y2 (ja)

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JPH01129768U JPH01129768U (ja) 1989-09-04
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