JPH0717910A - アクリレート化合物とそれを用いた液晶デバイス - Google Patents
アクリレート化合物とそれを用いた液晶デバイスInfo
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- JPH0717910A JPH0717910A JP16097193A JP16097193A JPH0717910A JP H0717910 A JPH0717910 A JP H0717910A JP 16097193 A JP16097193 A JP 16097193A JP 16097193 A JP16097193 A JP 16097193A JP H0717910 A JPH0717910 A JP H0717910A
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Abstract
キシル基;X:水素原子、メチル基;a:0、1;a=
0のときbは0〜10の整数;a=1のときbは1〜1
0の整数)で表わされるアクリレート化合物と、それを
含有する重合性組成物を重合してなる透明性固体物質お
よび液晶材料からなる調光層を、電極層を有する少なく
とも一方が透明な2枚の基板間に支持した液晶デバイ
ス。 【効果】 本液晶デバイスは、ヒステリシス巾が小さ
く、高品位な中間調表示が可能である。
Description
物および該化合物を用いた偏光板を使用しない液晶包蔵
薄膜に関し、さらに詳しくは、視野の遮断、透過を電気
的に操作しうるものであって、特に、建物の窓やショー
ウインドウ等の視野遮断のスクリーンに利用され、さら
に、文字や図形を表示し、高速応答性を以て電気的に表
示を切り換えることによって、広告板等の装飾表示板や
時計、電卓の表示装置や、明るい画面を必要とする表示
装置、例えば、コンピューター端末の表示装置やプロジ
ェクションの表示装置として利用される液晶デバイスと
その調光層を形成するアクリレート化合物に関する。
を使用したTN(ツイスティッド・ネマチック)型や、
STN(スーパー・ツイスティッド・ネマチック)型の
ものが実用化されている。また、強誘電性液晶を利用し
たものも提案されている。
るくすることに限界があり、また、配向処理を要するた
めに、表示用デバイス作成時の歩留まりが低下する等の
問題があった。
コントラストの良い液晶デバイスを製造する方法とし
て、ポリマー中に液晶滴を分散させ、そのポリマーをフ
ィルム化する方法が知られている。
させた液晶デバイスでは、液晶材料の個々の屈折率とポ
リマーの屈折率との一致不一致を最適化する煩わしさ以
外に、十分な透明性を得るのに25V以上の高い電圧を
必要とし、表示用デバイスの実用化において重視される
低い駆動電圧特性を備えていなかった。
れる重要な特性である低電圧駆動性、さらに高コントラ
スト、時分割駆動性を可能にする技術として、特開昭6
3−240460号には、液晶材料の連続層中に、透明
性固体物質が三次元網目状に分布した構造を有する液晶
デバイスが開示されている。また、この液晶材料の連続
層中の三次元網目状透明性固体物質を形成する手段とし
て液晶材料と紫外線硬化型の高分子形成性モノマー若し
くはオリゴマーおよび重合開始剤その他からなる溶液に
紫外線を照射し、前記モノマー若しくはオリゴマーを重
合させ透明性固体物質を得る方法も同時に開示されてい
る。
液晶デバイスは、低電圧駆動性は達成されるものの、電
気光学特性において電圧の上昇時と下降時の透過率が異
なった値を有するヒステリシス現象を示すという問題点
があった。これは、時分割駆動のマージンを低下させ、
階調表示を行なう上で障害となる。
学特性において電圧の上昇時と下降時の透過率の差、つ
まりヒステリシス巾を小さくし、高品位な階調表示を可
能にする液晶デバイスを提供することにある。
解決するため、透明性固体物質を形成する重合性組成物
を鋭意検討した結果、新規なアクリレート化合物を用い
て、ヒステリシス巾の小さい液晶デバイスを作製するに
至った。
め、一般式(1)
ルコキシル基を表わし、Xは水素原子またはメチル基を
表わし、aは0または1の整数を表わし、a=0のとき
bは0〜10の整数を表わし、a=1のときbは1〜1
0の整数を表わす。)で表わされるアクリレート化合
物、および電極層を有する少なくとも一方が透明な2枚
の基板と、これらの基板間に支持された調光層を有し、
前記調光層が透明性固体物質および液晶材料からなる液
晶デバイスにおいて、前記透明性固体物質が一般式
(1)で表わされるアクリレート化合物を含有する重合
性組成物を重合してなる透明性固体物質であることを特
徴とする液晶デバイスを提供する。
レート化合物は、a=0のときbは0〜10の整数であ
ることが望ましく、a=1のときbは1〜10の整数で
あることが望ましい。
レート化合物は、次の方法に従って製造できる。
ル基またはアルコキシル基を表わし、Xは水素原子また
はメチル基を表わし、aは0または1の整数を表わし、
a=0のときbは0〜10の整数を表わし、a=1のと
きbは1〜10の整数を表わす。)
で、トリエチルアミンの如き塩基を用いて、アクリル酸
クロライドまたはメタクリル酸クロライドと反応させる
か、若しくは、ジシクロヘキシルカルボジイミドの如き
縮合剤を用いてアクリル酸またはメタクリル酸と反応さ
せて、一般式(1)で表わされる化合物を製造できる。
うにして製造することができる。
が透明性を有する2枚の基板間に、一般式(1)で表わ
されるアクリレート化合物を含有する重合性組成物およ
び液晶材料、必要に応じて重合開始剤、連鎖移動剤、光
増感剤、染料架橋剤を含有する調光層構成材料を介在さ
せ、透明基板を通して紫外線を照射することによって、
前記重合性組成物を重合させることにより、透明性固体
物質と液晶材料からなる調光層を有する液晶デバイスを
製造することができる。
えば、ガラス、金属等であってもよく、柔軟性を有する
材料、例えば、プラスチックフィルムの如きものであっ
てもよい。そして、基板は、2枚が対向して適当な間隔
を隔て得るものである。また、その少なくとも一方は透
明性を有するものであるが、完全な透明性を必須とする
ものではない。もし、この液晶デバイスが、デバイスの
一方の側から他方の側へ通過する光に対して作用させる
ために使用される場合は、2枚の基板は、共に適宜な透
明性が与えられる。
明の適宜な電極が、その全面または部分的に配置されて
もよい。なお、2枚の基板間には、通常、周知の液晶デ
バイスと同様、間隔保持用のスペーサーを介在させるこ
ともできる。
の表示装置やプロジェクションの表示装置等に利用され
る場合には、電極層上に能動素子を設けることが好まし
い。
あるいは粒子状に分散するもの、あるいは液晶材料を小
滴状に分散させたフィルム状のものでもよいが、三次元
網目状の構造を有するものがより好ましい。
を形成することが好ましく、液晶材料の無秩序な状態を
形成することにより、光学的境界面を形成し、光の散乱
を発現させる上で必須である。
平均直径あるいは透明性固体物質の形状の平均径は、光
の波長に比べて大きすぎたり、小さすぎる場合、光散乱
性が衰える傾向にあるので、0.2〜2μmの範囲が好
ましい。また、光散乱性を有する層の層厚は、使用目的
に応じ、光散乱による不透明性と電気的に達成した透明
性との間の十分なコントラストを得るために、基板間隔
は、2〜40μmの範囲が好ましく、6〜25μmの範
囲が特に好ましい。
化合物であることを要しないのは勿論で、2種以上の液
晶化合物や液晶化合物以外の物質も含んだ混合物であっ
てもよく、通常この技術分野で液晶材料として認識され
るものであればよく、そのうち正の誘電率異方性を有す
るものが好ましい。用いられる液晶としては、ネマチッ
ク液晶、スメクチック液晶、コレステリック液晶が好ま
しく、ネマチック液晶が特に好ましい。その性能を改善
するために、コレステリック、カイラルネマチック液
晶、カイラルスメクチック液晶等やカイラル化合物が適
宜含まれてもよい。
た化合物群から選ばれた1種以上の化合物からなる配合
組成物が好ましく、液晶材料の特性、すなわち、等方性
液体と液晶の相転移温度、融点、粘度、Δε(誘電率異
方性)、Δn(屈折率異方性)および透明性固体物質等
との溶解性等を改善することを目的として適宜選択、配
合して用いることができる。
香酸4’−置換フェニルエステル、4−置換シクロヘキ
サンカルボン酸4’−置換フェニルエステル、4−置換
シクロヘキサンカルボン酸4’−置換ビフェニルエステ
ル、4−(4−置換シクロヘキサンカルボニルオキシ)
安息香酸4’−置換フェニルエステル、4−(4−置換
シクロヘキシル)安息香酸4’−置換フェニルエステ
ル、4−(4−置換シクロヘキシル)安息香酸4’−置
換シクロヘキシルエステル、4−置換4’−置換ビフェ
ニル、4−置換フェニル4’−置換シクロヘキサン、4
−置換4”−置換ターフェニル、4−置換ビフェニル
4’−置換シクロヘキサン、2−(4−置換フェニル)
−5−置換ピリジン等を挙げることができるが、これら
の化合物の中でも、少なくとも分子の一方の末端にシア
ノ基を有する化合物が特に好ましい。
ノマーとしては、例えば、スチレン、クロロスチレン、
α−メチルスチレン、ジビニルベンゼン;置換基とし
て、メチル、エチル、プロピル、ブチル、アミル、2−
エチルヘキシル、オクチル、ノニル、ドデシル、ヘキサ
デシル、オクタデシル、シクロヘキシル、ベンジル、メ
トキシエチル、ブトキシエチル、フェノキシエチル、ア
ルリル、メタリル、グリシジル、2−ヒドロキシエチ
ル、2−ヒドロキシプロピル、3−クロロ−2−ヒドロ
キシプロピル、ジメチルアミノエチル、ジエチルアミノ
エチル等のような基を有するアクリレート、メタクリレ
ートまたはフマレート;エチレングリコール、ポリエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、1,3−ブチレングリコール、テトラメ
チレングリコール、ヘキサメチレングリコール、ネオペ
ンチルグリコール、トリメチロールプロパン、グリセリ
ンおよびペンタエリスリトール等のモノ(メタ)アクリ
レートまたはポリ(メタ)アクリレート;酢酸ビニル、
酪酸ビニルまたは安息香酸ビニル、アクリロニトリル、
セチルビニルエーテル、リモネン、シクロヘキセン、ジ
アリルフタレート、ジアリルイソフタレート、2−、3
−または4−ビニルピリジン、アクリル酸、メタクリル
酸、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−ヒドロキ
シメチルアクリルアミドまたはN−ヒドロキシエチルメ
タクリルアミドおよびそれらのアルキルエーテル化合
物;ネオペンチルグリコール1モルに2モル以上のエチ
レンオキサイド若しくはプロピレンオキサイドを付加し
て得たジオールのジ(メタ)アクリレート;トリメチロ
ールプロパン1モルに3モル以上のエチレンオキサイド
若しくはプロピレンオキサイドを付加して得たトリオー
ルのジまたはトリ(メタ)アクリレート;ビスフェノー
ルA1モルに2モル以上のエチレンオキサイド若しくは
プロピレンオキサイドを付加して得たジオールのジ(メ
タ)アクリレート;2−ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート1モルとフェニルイソシアネート若しくはn−
ブチルイソシアネート1モルとの反応生成物;ジペンタ
エリスリトールのポリ(メタ)アクリレート等を挙げる
ことができるが、トリメチロールプロパントリアクリレ
ート、トリシクロデカンジメチロールジアクリレート、
ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリプロピレ
ングリコールジアクリレート、ヘキサンジオールジアク
リレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ト
リス−(アクリルオキシエチル)イソシアヌレートが特
に好ましい。
リゴマーとしては、例えば、カプロラクトン変性ヒドロ
キシピバリン酸エステルネオペンチルグリコールジアク
リレートが挙げられる。
体物質を含有する層を基板上に形成する方法としては、
例えば、 (1)液晶材料、重合性組成物、および必要に応じて光
重合開始剤との均一溶液を、電極層を有する2枚の基板
間に挟持させ、これに活性光線を照射するか、熱的に重
合硬化させて、三次元網目状の透明性固体物質を含有す
る層を形成する。 (2)一方の基板の電極層上にスピンコーター、バーコ
ーター、アプリケーター等のコーターを使用して重合性
組成物と非反応性媒体とからなる均一溶液を塗布し、次
いで他方の基板を重ねてもよく、これに活性光線を照射
するか、または熱的に重合硬化させて、三次元網目状の
透明性固体物質を含有する層を形成する。次に、このよ
うにして得た透明性固体物質を挟持した2枚の基板の一
方を剥離した後、未硬化のモノマーあるいはオリゴマー
や液晶材料、溶剤等の非反応性媒体を洗浄、除去する。
なお、剥離する一方の基板に離型剤を予め、塗布してお
くと剥離段階が容易になる。
ター、バーコーター、アプリケーター等のコーターを使
用して重合性組成物を塗布した後、他方の基板で挟持す
ることなく重合することは生産効率上好ましい網目形成
の方法であり、この方法において活性光線を照射し重合
させる場合は窒素雰囲気等、嫌気性条件下で重合するこ
とが好ましい。
ることは均一な三次元網目構造を形成する上で大変好ま
しい。
としては、例えば、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−
フェニルプロパン−1−オン(メルク社製「ダロキュア
1173」)、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニル
ケトン(チバ・ガイギー社製「イルガキュア18
4」)、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒド
ロキシ−2−メチルプロパン−1−オン(メルク社製
「ダロキュア1116」)、ベンジルジメチルケタール
(チバ・ガイギー社製「イルガキュア651」)、2−
メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モ
ルホリノプロパノン−1(チバ・ガイギー社製「イルガ
キュア907」)、2,4−ジエチルチオキサントン
(日本化薬社製「カヤキュアDETX」)とp−ジメチ
ルアミノ安息香酸エチル(日本化薬社製「カヤキュアE
PA」)との混合物、イソプロピルチオキサントン(ワ
ードプレキンソップ社製「カンタキュアITX」)とp
−ジメチルアミノ安息香酸エチルとの混合物等が挙げら
れるが、液状である2−ヒドロキシ−2−メチル−1−
フェニルプロパン−1−オンが液晶材料、高分子形成性
モノマー若しくはオリゴマーとの相溶性の面で特に好ま
しい。
に具体的に説明する。しかしながら、本発明はこれらの
実施例に限定されるものではない。
て、「%」および「部」は各々「重量%」および「重量
部」を表わす。また、各実施例中の評価特性の各々は、
以下の記号および内容を意味する。
とし、印加電圧の増大に伴って光透過率が変化しなくな
ったときの透過率(T100)を100%とするとき、光
透過率90%となる印加電圧(V)をV90、光透過率1
0%となるときの印加電圧をV10とする。
(T50)となる電圧をV 50 UPとし、光透過率が100%
(T100)となる電圧より十分高い電圧から下降させた
ときに光透過率が50%になる電圧をV50 DOWNとすると
き、ΔV=V50 UP−V50 DOWNをヒステリシス現象の評価
値とし、ヒステリシス巾とする。
ル]フェニルの合成
ル]フェノール8.9gと、トリエチルアミン10.3
gを、テトラヒドロフラン100mlに溶解し、この溶液
を5℃に冷却した。これにアクリル酸クロライド4.6
gのテトラヒドロフラン溶液30mlを5分間かけて滴下
した後、1時間反応した。反応終了後、酢酸エチル30
0mlを加えて抽出し、有機層を希炭酸水素ナトリウム水
溶液で洗った後、さらに水洗した。無水硫酸ナトリウム
を用いて有機層を乾燥させた後、溶媒を留去して粗生成
物12.4gを得た。これをカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル、酢酸エチル:n−ヘキサン=1:8、R
f=0.31)を行ない、さらにメタノールから再結晶
させて精製して、アクリル酸[4−(4−n−ペンチ
ル)フェニルエチニル]フェニル6.8gを得た。
とおりであった。 転移温度 68.7℃(N−I) 屈折率 ne=1.702 no=1.513 屈折率異方性 Δn=0.189 誘電率異方性 Δε=7.17
重合性組成物として、実施例1で合成したアクリル酸
[4−(4−n−ペンチル)フェニルエチニル]フェニ
ル4部、カプロラクトン変性ヒドロキシピバリン酸ネオ
ペンチルグリコールジアクリレート(日本化薬株式会社
製「HX−220」)15.6部、および重合開始剤と
して、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロ
パン−1−オン0.4部からなる調光層形成材料を作成
した。これを平均粒径11μmのスペーサーを電極層上
に少量散布したITO電極層を有する2枚のガラス板の
間に挟み込み、紫外線(メタルハライドランプ、80W
/cm2)の下を調光層形成材料を狭持したガラス板を
3.5m/分の速度で通過させて500mJ/cm2に相当
するエネルギーの紫外線を照射することによって重合性
組成物を重合させ、液晶デバイスを得た。
鏡で観察したところ、三次元網目状構造の透明性固体物
質が確認できた。
3.26Vrms、V90=9.75Vrms、ΔV=0.24
Vrmsであった。
成物として「L−A」(共栄社油脂化学工業株式会社
製)
株式会社製)15.6部を使用した以外は実施例2と同
様にして、液晶デバイスを得た。
鏡で観察したところ、三次元網目状構造の透明性固体物
質が確認できた。
5.41Vrms、V90=12.53Vr ms、ΔV=0.6
4Vrmsであった。
晶デバイスの調光層形成材料中に占める重合性組成物の
割合と、液晶デバイスの特性を以下の表1に示した。
クリレート化合物を用いた液晶デバイスは、ヒステリシ
ス巾を小さくでき、駆動電圧も低減できる。
た液晶デバイスは、ヒステリシス巾が小さく、高品位な
階調表示ができる。したがって、コンピューター端末の
表示装置、プロジェクションの表示素子として極めて有
用である。
Claims (3)
- 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 (式中、Rは炭素原子数1〜20のアルキル基またはア
ルコキシル基を表わし、Xは水素原子またはメチル基を
表わし、aは0または1の整数を表わし、a=0のとき
bは0〜10の整数を表わし、a=1のときbは1〜1
0の整数を表わす。)で表わされるアクリレート化合
物。 - 【請求項2】 電極層を有する少なくとも一方が透明な
2枚の基板と、これらの基板間に支持された調光層を有
し、前記調光層が透明性固体物質および液晶材料からな
る液晶デバイスにおいて、前記透明性固体物質が請求項
1記載の一般式(1)で表わされるアクリレート化合物
を含有する重合性組成物を重合してなる透明性固体物質
であることを特徴とする液晶デバイス。 - 【請求項3】 調光層が、液晶材料の連続層中に三次元
網目状構造を有する透明性固体物質を含有することを特
徴とする請求項2記載の液晶デバイス。
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