JPH07176888A - 電磁遮蔽材およびこれを用いた電磁遮蔽空間構成体 - Google Patents
電磁遮蔽材およびこれを用いた電磁遮蔽空間構成体Info
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- JPH07176888A JPH07176888A JP32054793A JP32054793A JPH07176888A JP H07176888 A JPH07176888 A JP H07176888A JP 32054793 A JP32054793 A JP 32054793A JP 32054793 A JP32054793 A JP 32054793A JP H07176888 A JPH07176888 A JP H07176888A
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Abstract
ことができ、特別の専門知識を有しない作業者でも、容
易に、かつ、電波漏洩を起こすことなく組み立てられる
電磁遮蔽空間構成体の提供。 【構成】 シールドクロス220を、構成すべき天幕2
00の部分ごとに分割した状態、すなわち、分割片とし
て形成する。このようなシールドクロス220を、床体
100状に構築された柱211および梁212に、シー
ルドクロスの取付け金具、チャネル材およびボルトによ
り取り付ける。
Description
波遮蔽空間構成体およびそれに用いる電磁遮蔽材に関す
る。
電磁遮蔽材を用いて、空間を囲んで、電磁遮蔽室等の電
磁遮蔽空間を構築することが、従来より行われている。
図2および図3は、この一例である。
ド等の板材に、軽量鉄骨材等のフレームを取付け、か
つ、板材の壁面となる主たる面に、上記亜鉛めっき鋼板
や、電解銅箔等を取り付けて構成される電磁遮蔽パネル
7を用いる。図2の電磁遮蔽空間は、電磁遮蔽パネル7
を壁面および天井面に用い、これらのパネル間、およ
び、壁面のパネル7と電磁遮蔽機能を有する床材との間
を、それぞれ機械的に連結すると共に、電気的に接続し
て、組み立てられる。なお、図2において、8は、金属
製のドアである。
電磁遮蔽シート5と、骨格材6とで天幕状に構成され
る。図において、9は、開口部であって、電磁シールド
機能を付加した、マジックテープ、ファスナー等の固定
部材9aで閉じられる。このような天幕状の電磁遮蔽シ
ート5は、骨格材6で囲まれる各面に配置されるシート
の各片を一体的に接合して形成される。そして、一体的
に形成された天幕状の電磁遮蔽シートは、電磁遮蔽機能
を持つ床材と電気的に接合される。電磁遮蔽シートとし
ては、例えば、銅線条を織り込んだシート、絶縁性繊維
に金属皮膜をコーティングしたシート等が用いられる。
来の電磁遮蔽空間を構成する場合、遮蔽すべき空間が大
型化すればするほど、必要な部材および施工コストがか
さむという結果をもたらしていた。
築は、板材の入手の容易さ、コスト等の点から、工業的
に決められた定型的なサイズのパネルを現場で接合する
方法が採られている。この場合、その接合作業が電気的
に厳密に行われないと、わずかな間隙ができて、そこか
ら電磁波が漏洩することとなり、所望の電磁遮蔽性能を
得ることが困難となる。そのため、この接合作業は、電
磁遮蔽に関する専門知識を有する技術者により行われる
必要があり、施工できる技術者が限られるため、量産に
不向きであること、また、そのためもあって、施工コス
トが高くなるという問題がある。
シートを、電気的に密着する状態でつなぎあわせる必要
があり、そのための作業が手間がかかるという問題があ
る。また、空間の種々の形態に応じて、それぞれ異なる
形にシートを裁断して、それぞれをつなぎあわせるた
め、大容量の空間を構成するためのシートを一体的に形
成することが容易でないという問題がある。このため、
現場で個別的にシートのつなぎあわせを行なうことが実
際上困難であるので、予め一体に形成しておく必要があ
る。ところが、大型の天幕の場合、骨格材で輪郭が形成
される空間に、その天幕状のシートをかぶせる必要があ
り、施工も容易でないという問題がある。
されるため、受注生産にならざるを得ず、予め用意した
電磁遮蔽シートを用いて、種々の形態の電磁遮蔽空間を
迅速に構成することには適さないという問題がある。
遮蔽シートを用いて、種々の形態の電磁遮蔽空間を迅速
に構成することができる電磁遮蔽空間構成体およびその
構成方法を提供することにある。
有しない作業者でも、容易に、かつ、電波漏洩を起こす
ことなく組み立てられ、しかも、施工コストが安価な、
電磁遮蔽材および電磁遮蔽空間構成体を提供することに
ある。
め、本発明の一態様によれば、電磁波を遮蔽するための
電磁遮蔽材であって、可撓性を有する電磁遮蔽シート
と、それ自身を他の部材に固定するために用いられる、
複数個の取付け金具とで構成され、これらの取付け金具
は、前記電磁遮蔽シートの周縁部に少なくとも配置され
ることを特徴とする電磁遮蔽材が提供される。
蔽機能を持つ床体と、この上に設けられる天幕部とで構
成され、前記天幕部は、外形を構成するフレームと、こ
れに取り付けられる、電磁遮蔽機能を持つ電磁遮蔽材と
で構成され、前記電磁遮蔽材は、フレームが形成する空
間の平面を覆う大きさに形成されることを特徴とする電
磁遮蔽空間構成体が提供される。
蔽シートと、それ自身を他の部材に固定するために用い
られる、複数個の取付け金具とで構成される。ここで、
これらの取付け金具は、筒状部分を有する金具であっ
て、前記電磁遮蔽シートの周縁部において、一方の面か
ら他方の面に挿通されて装着されることができる。
および梁には、それぞれ、前記電磁遮蔽材の取付け金具
の配列に対応する複数個のねじ孔がそれぞれ設けられ
る。そして、前記フレームには、さらに、前記ねじ孔の
配列に対応する複数個の貫通孔を有するチャネル材と、
該貫通孔および電磁遮蔽材の取付け金具を挿通して、前
記ねじ孔にねじ込むためのボルトとが備えられる。
ねじ孔と一致させ、その上に、該ねじ孔と貫通孔を一致
させてチャネル材を接触させて、該貫通孔および取付け
金具を挿通させたボルトを、ねじ孔にねじ込むことによ
り、フレームに固定することができる。
蔽材の取付け金具の配列に対応する複数個のねじ孔が設
けられる。前記床体には、さらに、前記ねじ孔の配列に
対応する複数個の貫通孔を有するチャネル材と、該貫通
孔および電磁遮蔽材の取付け金具を挿通して、前記ねじ
孔にねじ込むためのボルトとが備えられる。
ねじ孔と一致させ、その上に、該ねじ孔と貫通孔を一致
させてチャネル材を接触させて、該貫通孔および取付け
金具を挿通させたボルトを、ねじ孔にねじ込むことによ
り、床体に固定することができる。
蔽シートとで構成されるので、任意の空間に沿って、取
り付けることができる。従って、直方体状の空間はもち
ろん、円筒形、錐形等の任意の形態合わせることができ
る。
に用いられる、複数個の取付け金具は、取り付けるべき
フレームおよび床体に、対応する配置でねじ孔等を設け
ておくことにより、ボルト等で固定できる。この際、チ
ャネル材を介してボルトで固定することにより、チャネ
ル材の開口端部で、電磁遮蔽材を線状に押圧する。これ
により、電磁遮蔽材をフレーム材に電気的に密着させる
ことができ、電磁波の漏洩が防止できる。しかも、この
取付けは、取付け金具とねじ孔との位置合わせと、ボル
ト締めによって行なえるので、専門知識を持たない作業
であっても、簡単に、確実に接合することができる。
して説明する。
す。図1に示す電磁遮蔽構成体は、床体100と、その
上に設置される天幕部200とで構成される。本実施例
は、高さがおよそ8m、長手方向長さがおよそ17m、
幅方向長さが11mのほぼ直方体形状の天幕部200を
構成する例である。
を遮断するため、電磁遮蔽ができ、かつ、床として、あ
る程度の重量に耐えられるようにできる、材質および構
造とすることが必要である。具体的には、金属板、金属
板と他の床材と重ねたもの、後述するシールドクロスと
他の床材とを重ねたもの等が用いることができる。本実
施例では、床体100は、鋼板で構成される。なお、床
体は、壁面のシールドクロスと電気的に密接させる必要
があるので、少なくとも密接を行なうべき周縁部は、良
好な導電性を発揮できるようにしておくべきである。
び図9に示すように、後述する天幕部200のシールド
クロス220を固定するためのねじ孔103が設けられ
ている。
較的軟らかく、錆びにくく、しかも、表面の電気抵抗が
高くならない性質を持つ金属がめっきしてある。これ
は、シールドクロス220を固定する際、密接させるよ
うにすると共に、錆びや酸化物により表面の抵抗が高く
なって、接触不良となることを防ぐためである。めっき
される金属としては、例えば、亜鉛、錫等が考えられ
る。本実施例では、亜鉛めっきを施してある。めっき
は、例えば、床体として用いる鋼板の周縁部を、溶融亜
鉛中に浸漬することにより行なうことができる。
フレーム210と、電磁遮蔽材として用いられるシール
ドクロス220とで構成される。
2と、後述する固定部材とで構成される。柱211およ
び梁212は、本実施例では、角筒を用いている。もち
ろん、これに限定されない。後述するようにしてシール
ドクロス220が固定できる構造であればよい。例え
ば、チャネル材を用いることができる。柱211は、床
体100の上に垂直に設けられる。柱211の下端部
は、ねじ止め、溶接等の図示していない固定手段によ
り、図4に示すように、床体100に固定される。各柱
211の上部に、梁212が取り付けられる。各柱21
1と、梁212の外周部にあるものについては、後述す
る図10および図11に示すように、シールドクロス2
20が、固定部材により取り付けられる。すなわち、柱
211と梁212で囲まれる空間に、シールドクロスが
これらに支持されて張られる。固定部材としては、チャ
ネル材211cと、ボルト211bと、ワッシャ211
eとで構成される。
す。図5に示すシールドクロスは、電磁波遮蔽用織布を
2枚重ねしたものを、それらの周縁部221において縫
いあわせたものである。また、本実施例では、周縁部2
21は、補強のため、図示していないが、電磁遮蔽用織
布を複数回折り返して厚手にして、縫製してある。な
お、電磁波遮蔽用織布を折り返す代わりに、非導電繊維
材料からなる帯芯材料を重ねて縫製してもよい。
7および8に示すような、導電性のメッシュ材10と導
電性不織布20との重ねたものを、縫製糸30(経糸3
1および緯糸32)で、縫いあわせたものである。縫製
糸30は、例えば、木綿の糸であり、具体的には、直径
0.5mmの糸が用いられる。
は、上記第1実施例の場合と同様に、金網で構成され
る。具体的には、直径0.14mmの銅線を、経糸11
および緯糸12として、0.75mmの間隔で編んだ銅
メッシュで構成される。
ポリエステル)等からなる不織布に、導電性の金属、例
えば、銅をめっきしたものである。この導電性不織布2
0は、多数の孔があり、通気可能な構造となっている。
なお、図7および8では、図面の表現を簡単にするた
め、孔は図示していない。この導電性不織布20は、例
えば、0.15mm程度の厚さに形成されたものを用い
る。
きさ、および、導電性不織布20の孔の大きさは、メッ
シュ材が構成する透孔10cおよび不織布20の透孔
(図示せず)が、それを通って電磁波が漏洩しにくい大
きさとなるように定められる。すなわち、遮断しようと
する電磁波帯域の最も短い波長より十分小さければよ
い。例えば、波長の1/30以下であればよい。
布20の形状および面積は、任意に形成することができ
るが、本実施例では、定型とする。すなわち、柱211
および梁212とで囲まれる平面に配置できる大きさの
分割片として構成する。これは、柱211および梁21
2で囲む空間を、定型サイズとなるように柱211およ
び梁212を組み立てることを前提とする。本実施例の
場合、図1に示すように、天井用の大面積のものと、壁
面用の中面積および小面積のものとの3種類のものを用
いている。このようにすれば、電磁遮蔽材を、少数種の
定型形状のものを量産でき、組立ても後述するように、
容易となり、しかも、確実となる。なお、本実施例の遮
蔽材の厚さは、例えば、0.5mm程度である。
性不織布20を1枚ずつ重ねてあるが、これに限定され
ない。メッシュ材10および導電性不織布20のうち一
方、または、双方を、それぞれ複数枚として、重ね合わ
せてもよい。例えば、1枚の導電性不織布20に、メッ
シュ材10を、2枚以上重ねるようにしてもよい。この
ようにメッシュ材等を2枚以上重ねると、1枚のみの場
合に比べ、電磁遮蔽性能が向上する。
0は、フレーム部210との電気的接続および機械的接
続を確実に行なうため、図5に示すように、取付け金具
222が設けられている。この取付け金具222は、当
該シールドクロス周縁部221に沿って、複数個配置さ
れている。なお、この取付け金具222の配置ピッチ
は、本実施例の場合、上記3種類のシールドクロスの全
てについて共通に設定される。また、このピッチは、後
述する、柱211、梁212および床体周縁部101に
それぞれ設けられるねじ孔列のピッチ、並びに、チャネ
ル材211cの貫通孔列のピッチと一致するように決め
ておく。
体で構成される。この筒状部は、後述するように、固定
のためのボルトが挿通できる内径を有する。具体的に
は、取付け金具222として、鳩目金具が用いられる。
この取付け金具222を取り付けるため、シールドクロ
ス220の周縁部221に、上記したピッチで孔をあけ
ておく。取付け金具222を、この孔に挿通して、両端
からパンチすることにより、両端をフランジ状につぶし
て、シールドクロス220に固着する。シールドクロス
220は、この取付け金具222を用いて、シールドク
ロス220相互のつなぎ合わせ、フレーム材への固定等
を行うことができる。これについては、後述する。
ための開口部9が設けられる。また、各種機材の搬入搬
出のための開口を設けることができる。これらは、いず
れも、電磁遮蔽されたものである。例えば、シールドク
ロスの一部を切取り、その切取線の部分に、電磁遮蔽機
能を有するファスナー、マジックテープ等を取り付け
て、これにより、開閉自在に閉じられるようにしたもの
である。
に、金属製のドアユニット240を取り付けるようにし
てもよい。このドアユニット240の取付けを行なう場
合、ドアユニットを取り付ける部分のシールドクロス2
20は、その部分を切り取って、その部分に、前記取付
け金具222を取付けたものを用いる(図18では図示
していない)。また、ドアユニットの外周部に、前記柱
211と同様にねじ孔列を設けておく。そして、ドアユ
ニットのねじ孔列に、前記シールドクロスの取付け金具
を重ねて、後述する柱211とシールドクロス220と
の取付けと同様にして、チャネル材とボルトとを用いて
固定する。
部材への固定方法について、図1、図4、図10および
図11を参照して説明する。図4に示すように、フレー
ム材である柱211に、予めねじ孔211aを設けてお
く。このねじ孔211aは、使用するシールドクロス2
20に設けられている取付け金具222の配列ピッチと
一致するように配置される。また、図10および図11
に示すように、シールドクロス220上に、電磁波が漏
れないように密着固定するためのチャネル材211c
を、取付け金具222の列を跨ぐように配置する。この
チャネル材211cには、その配列が取付け金具222
の列と対応するピッチで配列される貫通孔211dの列
が設けてある。
は、シールドクロス220の周縁部221を、取付け金
具220とねじ孔とが合うようにして柱211に接触さ
せ、その上から、隣接するシールドクロス220の取付
け金具222を、その列が、先に配置したシールドクロ
ス220の取付け金具222を合わせるように載せる。
そして、その上に、チャネル材211cを重ねて、ボル
ト211bを、貫通孔211dおよび取付け金具22
2,222を経て、ねじ孔211aにねじ込むことによ
り、互いに隣接する2枚のシールドクロス220を柱2
11に固定することができる。このような固定を、シー
ルドクロス220の全周について行なうことにより、図
1に示すように、フレーム部材にシールドクロスが取り
付けられて、全体として、電磁遮蔽空間構成体が形成さ
れる。
の固定については、柱211への固定と同様に行なうこ
とができる。ただし、梁212の場合には、図4に示す
ように、上面部と側面部の両者に、ねじ孔212aの列
が設けられ、それぞれで、シールドクロス220が固定
される。
211cにより、シールドクロス220,220の周縁
部221,221が押圧されて固定されるので、シール
ドクロス220,220と柱材211との電気的密着性
が向上する。なお、チャネル材211cを用いることに
よる他の効果としては、取付け金具222が、チャネル
材211cの溝内に収容されるので、その部分の突出
が、シールドクロス220を柱211に密着させる際の
障害とならないことが挙げられる。
220の固定方法について、図9を参照して説明する。
この場合には、上述したように、床体100の周縁部1
01に、予め上記取付け金具222の列に対応するねじ
孔103を設けておく。そして、これに、シールドクロ
ス220を、その取付け金具222列をそれぞれの孔の
位置と一致させて配置し、その上に、上記と同様のチャ
ネル材211cを、取付け金具222の列を跨ぐように
おく。そして、ボルト211bを、チャネル材211c
に予め設けてある貫通孔211d、および、取付け金具
222を経て、ねじ孔103にねじ込むことにより、シ
ールドクロス220を床体100に固定することができ
る。
220との接合と同様に、チャネル材211cにより、
シールドクロス220の周縁部221が線状に圧接され
て、電気的に確実に接続され、電磁波の漏れが防止され
る。また、床体100の周縁部102に、亜鉛めっき等
が施されている場合には、めっき層に対する押圧によ
り、めっき層が変形して、シールドクロス220に、よ
り密着することとなる。
取付け金具222を設けると共に、チャネル材211c
を設けてあるので、シールドクロス220を、チャネル
材211cと共に、ねじ止めすることにより、簡単な手
順で、しかも、だれにでも、定められた性能を保持し
て、シールドクロス220による電磁遮蔽構成体を構築
することができる。また、分解も、容易に行なえる。
や不織布で構成する場合には、通気性がよく、しかも、
光の透過率もよい。また、可撓性があるので、巻いた状
態とすることができるので、保存、搬送が容易であり、
しかも、電磁遮蔽空間を構成する際の加工性、組立て容
易性がある。さらに、金属メッシュが露出した状態にな
っているので、メッシュ材相互の接続、また、メッシュ
材と柱材、梁または床材との電気的接続が確実に、か
つ、容易に行なえる。
は、銅線を編んで形成されたものであるが、本発明は、
これに限定されない。例えば、他の金属線、例えば、金
線、鋼線等を編んだものであってもよい。また、織布に
金属めっき、例えば、銅、金等をめっきしたものであっ
てもよい。
経および緯の両方向に、適当な間隔で金属製の線条を配
して構成される電磁波遮蔽用織布を、メッシュ材として
用いることができる。この電磁波遮蔽用織布は、例え
ば、図6に示すように、一般の布地に用いられる経糸1
および緯糸2と、金属線条からなる経糸3および緯糸4
とを混織して構成される。
網より可撓性が大きいので、加工、折り曲げ、巻き込み
等がより容易である。また、メッシュのずれが、金網に
比べて少ないという利点もある。この織布と同様の織布
は、例えば、実公平2−7519号公報に開示されてい
る。
られるシールドクロスは、導電性のメッシュ材10を2
枚以上重ね合わせ、これらを、非導電性の縫製糸で縫い
合わせて固定したものであってもよい。その一例を図1
4および図15に示す。
は、導電性のメッシュ材10aおよび10bを重ね合わ
せ、これらを、非導電性の縫製糸30で縫い合わせて固
定されたものである。すなわち、2枚の導電性のメッシ
ュ材10を重ねたものを、経糸31と、緯糸32とで、
ゆるやかに縫いあわせたものである。
は、本実施例では、共に、金網で構成される。具体的に
は、直径0.14mmの銅線を、経糸11および緯糸1
2として、0.75mmの間隔で編んだ銅メッシュで構
成される。導電性のメッシュ材10aおよび10bは、
図14では、それぞれの経線材11aと11bと、およ
び、緯線材12aと12bとが、それぞれ互いに重なり
あわないように配置されている。なお、本実施例でのメ
ッシュ材の重ね合わせは、必ずしも、このような配置に
こだわる必要はない。
面積は、任意に形成することができる。もっとも、一定
の幅および長さで形成して、使用時に適宜に裁断し、ま
たは、接続して利用することができる。また、メッシュ
材10aおよび10bのメッシュの間隔は、それぞれの
メッシュが構成する透孔10cが、それを通って電磁波
が漏洩しにくい大きさとなるように定められる。すなわ
ち、遮断しようとする電磁波帯域の最も短い波長より十
分小さければよい。例えば、当該波長の1/30以下で
あればよい。なお、本実施例では、メッシュ材10aお
よび10bのメッシュの間隔が等しくしてあるが、異な
る間隔としてもよい。
具体的には、直径0.5mmの糸が用いられる。
てあるが、これに限定されない。3枚以上重ね合わせて
もよい。
2とで、ゆるやかに縫いあわせたものであるが、これに
限定されない。例えば、経糸31および緯糸32の一方
のみで、メッシュ材10を互いに拘束するようにしても
よい。また、メッシュ材10の周縁部のみを拘束するよ
うにしてもよい。さらに、糸以外の手段によって各メッ
シュ材を拘束するようにしてもよい。例えば、ステープ
ル等を用いることができる。これらの変形は、上述した
図7および8に示すシールドクロスにも適用することが
できる。
ロスのの実測電界遮蔽性能を示している。図において、
曲線は、前記メッシュ材10を1枚、すなわち、単独
で用いたときの実測電界遮蔽性能を示している。一方、
曲線およびは、上記メッシュ材10をそれぞれ2枚
および3枚重ねて用いた場合の実測電界遮蔽性能を示し
ている。測定は、例えば、図1に示すような電磁遮蔽空
間を構成し、該空間の外側と内側とに、送信器と受信器
とを配置して、各周波数についての遮蔽特性を実測する
ことにより行なった。
1枚の場合に比べ、周波数200MHzまで、遮蔽性能
が明らかに優れている。すなわち、2枚重ねの場合は、
単独の場合に比べ、dB単位で1.7倍の遮蔽性能を示
し、3枚重ねでは、2.5倍の遮蔽性能を示している。
は、金属メッシュを複数枚重畳加工することにより、所
望の電磁遮蔽性能が得られる。しかも、メッシュ材は、
金属板の場合と異なり、複数枚が重なっていても、遮蔽
性能は、1枚の場合より明らかに向上する。従って、複
数枚を間隔を保って保持する必要がないので、そのため
のスペーサ部材および空間が省略できる。そして、複数
枚を重ねて縫製してあるので、1枚のシートのように扱
うことができ、取扱上、便利である。
を示す。図17は、メッシュ間隔1.5mmで銅線を配
したメッシュ材を2枚重ねた場合の電磁遮蔽特性を示
す。この場合、2枚のメッシュ材を、図1のような位置
関係で配置すると、見かけ上のメッシュ間隔は、0.7
5mmとなる。これは、図1に示す実施例における1枚
のメッシュ材のメッシュ間隔に相当する。しかし、電磁
遮蔽特性は、図17に示すように、図16の曲線に比
べて、2枚メッシュ材を重ねた場合の方が、10dBほ
ど向上していることが分かる。従って、メッシュ材を重
ね合わせることは、電磁遮蔽に効果的であることが確認
された。
ールドクロスの場合は、メッシュより開口径がさらに小
さい不織布を用いているので、電磁遮蔽性能は、メッシ
ュのみを2枚重ねたものよりさらに向上する。
の電磁遮蔽構成体の例を示したが、本発明は、これに限
定されない。例えば、円筒型、円錐型、角錐型、半円筒
型等が可能である。
る。
うに、円筒型の電磁遮蔽空間構成体の例である。すなわ
ち、本実施例の電磁遮蔽空間構成体は、円板上の床体1
00と、その上に置かれた天幕部200とからなる。
鋼板で構成される。ただし、本実施例では、床体100
の周縁部に、天幕部200を固定するための敷居部材1
05が設けられている。この敷居部材105は、アング
ル材で構成されている。また、個の敷居部材105の外
周面には、シールドクロス220を取り付けるためのね
じ孔106が、図5に示すシールドクロス220の取付
け金具222の列とピッチが一致するように設けられて
いる。
って、一定間隔で柱211が実質的に垂直に設けられ
る。なお、柱211は、一定間隔でなくてもよい。柱の
上端部には、前記敷居部材105に対応して、梁212
が設けられている。この梁212も、敷居部材105と
同様に、アングル部材で構成される。梁212は、その
外周部および上面に、それぞれねじ孔212a列がそれ
ぞれ、それに取り付けられるシールドクロスの取付け金
具列に対応して設けられる。また、柱211の中間位置
に、補強部材216が取り付けてある。
クロス220の取付けのためのねじ孔は設けられていな
い。しかし、この補強部材216にもねじ孔を設けるよ
うにしてもよい。その場合には、設けていない場合に比
べて、小面積のシールドクロス220を用いることがで
きる。
うに、長方形状のものと、円形状のものとを用いる。本
実施例でのシールドクロスは、上記図6に示す電磁遮蔽
織布をメッシュ材として用いた図14および図15に示
すものを用いる。もちろん、第1実施例で用いた図7に
示す電磁遮蔽織布を用いてもよい。
212への取付けは、上記第1実施例の場合と同様であ
る。床体100への取付けは、上記敷居部材105に、
梁212への取付けと同様に行なう。
ドクロス220の一部に、上記図1に示すものと同様の
開口部9を設ける。
間構成体が得られる。この構成体によれば、上記した第
1実施例と同等の電磁遮蔽性能が得られる。この実施例
においても、組立てが容易であり、指示されたとおりに
組み立てることにより、所望の電磁遮蔽性能が得られ
る。
て、矩形状の溝を有するチャネル材を用いている。しか
し、これに限定されない。例えば、U字状、V字状の溝
であってもよい。
シールドクロスを構成すべき天幕の部分ごとに分割した
状態、すなわち、分割片として形成するので、製造が容
易であり、量産しやすい。従って、安価に製造できる。
また、予め種々の形態のシールドクロスを用意しておく
ことにより、種々の形態の電磁遮蔽空間を構成する際、
迅速にかつ容易に行なえる。
ロスとフレーム材との固定を、シールドクロスの取付け
金具、チャネル材およびボルトにより行なえる。従っ
て、電磁遮蔽空間を組み立てる際に、現場において、特
別の専門知識を有しない作業者でも、容易に、かつ、電
波漏洩を起こすことなく組み立てられる。従って、組立
て作業を行なう技術者として、特別の専門家を必要とし
ないので、迅速かつ安価な施工コストで組立てが行なえ
る。
シールドクロスをボルトで固定しているが、同様に固定
できる手段であれば、ボルトの変形したもの、または、
ボルト以外の手段によって固定してもよい。例えば、両
端が逆ねじになっている部材を用いて、固定することも
できる。これは、請求項のボルトの概念に含まれるもの
である。
シートを用いて、種々の形態の電磁遮蔽空間を迅速に構
成することができる。また、特別の専門知識を有しない
作業者でも、容易に、かつ、電波漏洩を起こすことなく
組み立てられる。従って、施工コストを安価にできる。
観を示す斜視図。
ドクロスを取り付ける前の状態を示す斜視図。
観をを示す斜視図。
いることができる電磁遮蔽用織布の一例を部分拡大図。
成を示す部分拡大斜視図。
スと床体との固定構造を示す斜視図。
ロスとフレーム材との固定構造を示す拡大斜視図。
ロスとフレーム材との固定構造を示す断面図。
外観を示す斜視図。
ルドクロスを取り付ける前の状態を示す斜視図。
の構成を示す拡大平面図。
面図。
蔽性能を示すグラフ。
を示すグラフ。
一例を示す立面図。
11b)…経線材、12(12a、12b)…緯線材、
20(20a、20b)…導電性不織布、30…縫製
糸、100…床部、200…天幕部、210…フレーム
部材、211…柱、211c…チャネル材、212…
梁、220…シールドクロス、221…周縁部、222
…取付け金具。
Claims (10)
- 【請求項1】電磁波を遮蔽するための電磁遮蔽材であっ
て、 可撓性を有する電磁遮蔽シートと、 それ自身を他の部材に固定するために用いられる、複数
個の取付け金具とで構成され、 これらの取付け金具は、前記電磁遮蔽シートの周縁部に
少なくとも配置されることを特徴とする電磁遮蔽材。 - 【請求項2】請求項1において、前記取付け金具は、筒
状部分を有する金具であって、周縁部において、一方の
面から他方の面に挿通されて装着されるものである電磁
遮蔽材。 - 【請求項3】請求項2において、前記取付け金具は、装
着された状態で、両端がフランジ状に加工されて固定さ
れるものである電磁遮蔽材。 - 【請求項4】請求項3において、前記前記電磁遮蔽シー
トは、メッシュ材および導電性の不織布の少なくとも一
方で構成される電磁遮蔽材。 - 【請求項5】電磁遮蔽機能を持つ床体と、この上に設け
られる天幕部とで構成され、 前記天幕部は、外形を構成するフレームと、これに取り
付けられる、電磁遮蔽機能を持つ電磁遮蔽材とで構成さ
れ、 前記電磁遮蔽材は、フレームが形成する空間の平面を覆
う大きさに形成されることを特徴とする電磁遮蔽空間構
成体。 - 【請求項6】請求項5において、前記電磁遮蔽材は、 可撓性を有する電磁遮蔽シートと、 それ自身を他の部材に固定するために用いられる、複数
個の取付け金具とで構成され、 これらの取付け金具は、筒状部分を有する金具であっ
て、前記電磁遮蔽シートの周縁部において、一方の面か
ら他方の面に挿通されて装着されるものである電磁遮蔽
空間構成体。 - 【請求項7】請求項6において、 前記フレームは、柱および梁からなり、柱および梁に
は、それぞれ、前記電磁遮蔽材の取付け金具の配列に対
応する複数個のねじ孔がそれぞれ設けられ、さらに、前
記ねじ孔の配列に対応する複数個の貫通孔を有するチャ
ネル材と、該貫通孔および電磁遮蔽材の取付け金具を挿
通して、前記ねじ孔にねじ込むためのボルトとを有し、 前記電磁遮蔽材は、その取付け金具を前記ねじ孔と一致
させ、その上に、該ねじ孔と貫通孔を一致させてチャネ
ル材を接触させて、該貫通孔および取付け金具を挿通さ
せたボルトを、ねじ孔にねじ込むことにより、フレーム
に固定することを特徴とする電磁遮蔽空間構成体。 - 【請求項8】請求項7において、 隣接する電磁遮蔽材の取付け金具を重ねて配置し、それ
らをボルトで挿通して固定する電磁遮蔽空間構成体。 - 【請求項9】請求項6において、 前記床体の周縁部には、前記電磁遮蔽材の取付け金具の
配列に対応する複数個のねじ孔が設けられ、さらに、前
記ねじ孔の配列に対応する複数個の貫通孔を有するチャ
ネル材と、該貫通孔および電磁遮蔽材の取付け金具を挿
通して、前記ねじ孔にねじ込むためのボルトとを有し、 前記電磁遮蔽材は、その取付け金具を前記ねじ孔と一致
させ、その上に、該ねじ孔と貫通孔を一致させてチャネ
ル材を接触させて、該貫通孔および取付け金具を挿通さ
せたボルトを、ねじ孔にねじ込むことにより、床体に固
定することを特徴とする電磁遮蔽空間構成体。 - 【請求項10】請求項9において、前記床体の周縁部に
は、押圧に対して容易に変形する金属が被覆してある電
磁遮蔽空間構成体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5320547A JP2674945B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 電磁遮蔽材およびこれを用いた電磁遮蔽空間構成体 |
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JPH07176888A true JPH07176888A (ja) | 1995-07-14 |
JP2674945B2 JP2674945B2 (ja) | 1997-11-12 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010267928A (ja) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Denso Corp | 電子装置 |
CN105332438A (zh) * | 2015-11-30 | 2016-02-17 | 成都市工业设备安装公司 | 焊接式高性能电磁屏蔽室施工工艺 |
JP2022045551A (ja) * | 2020-09-09 | 2022-03-22 | 小岩金網株式会社 | メッシュ板状体及び電磁波遮蔽設備 |
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Citations (3)
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JPS4712886U (ja) * | 1971-03-13 | 1972-10-16 | ||
JPS64395U (ja) * | 1987-06-22 | 1989-01-05 | ||
JPH01167098U (ja) * | 1988-05-13 | 1989-11-22 |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP5320547A patent/JP2674945B2/ja not_active Expired - Fee Related
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