JPH071741Y2 - F型コネクタ取付構体 - Google Patents

F型コネクタ取付構体

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JPH071741Y2
JPH071741Y2 JP5607688U JP5607688U JPH071741Y2 JP H071741 Y2 JPH071741 Y2 JP H071741Y2 JP 5607688 U JP5607688 U JP 5607688U JP 5607688 U JP5607688 U JP 5607688U JP H071741 Y2 JPH071741 Y2 JP H071741Y2
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JP
Japan
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chassis base
type connector
mounting plate
mounting
locking hole
Prior art date
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JP5607688U
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JPH01159377U (ja
Inventor
一範 仁木
Original Assignee
関西日本電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電子チューナなどの高周波通信機器の高周波
信号入出力端子として利用されるF型コネクタの取付構
体に関する。
〔従来の技術〕
高周波通信機器の枠形シャーシベースに貫通させて電気
的機械的に固定される高周波信号入力端子として、特に
高信頼性が要求される場合はF型コネクタが使用され
る。このF型コネクタを具えた高周波通信機器の一例を
第7図及び第8図を参照して説明すると、同図における
(1)は枠状シャーシベース、(2)はシャーシベース
(1)に収納されたプリント配線体で、プリント基板
(3)に各種の高周波回路部品(4)…を組付け、プリ
ント基板(3)の上下空間を複数のシールド仕切板
(5)…で単位回路毎にシールド区画したものである。
(6)はシャーシベース(1)の一部に貫通させて固定
されたF型コネクタ、(7)及び(8)はシャーシベー
ス(1)の上下開口を塞ぐシールドカバーである。
F型コネクタ(6)は内方接続用円筒部(6a)と、外周
に雄ネジが形成された外方接続用円筒部(6b)と、この
両者の間に形成されたフランジ部(6c)で形成され、内
部に樹脂等の誘電体や導体などが収納される。F型コネ
クタ(6)はシャーシベース(1)に形成した取付穴
(9)にかしめ法で電気的機械的に固定される。例え
ば、シャーシベース(1)の取付穴(9)にF型コネク
タ(6)の内方接続用円筒部(6a)をフランジ部(6c)
がシャーシベース(1)の外面に当接するところまで挿
入しておいて、シャーシベース(1)内に挿入したかし
め治具(図示せず)で内方接続用円筒部(6a)を部分的
に拡径変形させて取付穴(9)にかしめて固定する。
以上のようなF型コネクタ(6)のかしめ法による取付
構造は、安定した強度の取付けが可能であり、高周波漏
れが少なくて信頼性が高い利点を有するが、次なる問題
があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
シャーシベース(1)にプリント配線体(2)を取付け
ておいてから、最後にF型コネクタ(6)を取付けると
なると、シャーシベース(1)のF型コネクタ取付予定
部分とシールド仕切板(5)で囲まれる空間(m)が狭
くて、この空間(m)にF型コネクタ(6)をシャーシ
ベース(1)に固定するためのかしめ治具が入り難く、
F型コネクタ(6)の強固な取付けが困難となる。特
に、最近の電子チューナなどの高周波通信機器の小形化
の傾向で、上記空間(m)が益々狭くなって、F型コネ
クタ(6)をシャーシベース(1)に最後に取付けるこ
とが難しくなっている。
そこで、シャーシベース(1)にF型コネクタ(6)を
先に固定しておいてから、シャーシベース(1)にプリ
ント配線体(2)を組付けるようにしている。しかし、
このようにするとシャーシベース(1)にプリント配線
体(2)を収納する作業時や、シャーシベース(1)と
プリント基板(3)の裏面の部分的な半田付け作業時
に、先付けされたF型コネクタ(6)が邪魔になり、シ
ャーシベース(1)とプリント配線体(2)の組付作業
性を悪くしていた。また、上述半田付け作業時の熱でF
型コネクタ(6)の樹脂等の誘電体が劣化する可能性が
あって、取扱いに注意を要した。
それ故に、本考案は、シャーシベースにF型コネクタが
他への部品より後で、簡単な作業で確実に取付けること
ができる構造のものを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、片端に一体に延在させた断面L形の舌片を、
他の片端部に係止穴を有し、中央部にF型コネクタが貫
通して固定された取付プレートをシャーシベースの外面
に、前記舌片をシャーシベースの対応位置に形成した取
付穴の縁部に係合させ、前記係止穴にシャーシベースの
対応位置に外方に切起したかしめ用耳片を挿通して、こ
の耳片の前記係止穴より突出する先端部を折曲して取付
プレートの前記係止穴周辺部上にかしめて固定した構造
にて、上記目的を達成するものである。
〔作用〕
シャーシベースに外から嵌め込みとかしめにより固定さ
れる取付プレートを介してF型コネクタをシャーシベー
スに取付けることで、シャーシベース内にかしめ治具な
どを挿入すること無く、シャーシベースの外側からの作
業でF型コネクタをシャーシベースに取付けることがで
きる。このため、シャーシベース内にプリント配線体な
どを組付けておいて、最後にシャーシベースにF型コネ
クタを取付けることが容易にできるようになる。
〔実施例〕
実施例について、第1図乃至第6図を参照して説明す
る。
第1図乃至第3図は枠型シャーシベース(10)にF型コ
ネクタ(11)を取付プレート(12)を介して取付けたも
のを示す。尚、同図における(13)はシャーシベース
(10)に収納されて半田付け処理されたプリント配線体
で、プリント基板(14)に高周波回路部品(15)…とシ
ールド仕切板(16)…を組付けたものである。
取付プレート(12)は、第6図に示すように、略矩形の
金属板で、片端の中央部に一体に延在させた断面L形の
舌片(17)と、他の片端部に長穴状の係止穴(18)及び
位置決め用の丸穴(19)を有し、中央部にF型コネクタ
(11)が貫通して固定される。F型コネクタ(11)は第
7図及び第8図のものと同一構造のものでよく、内方接
続用円筒部(11a)と外方接続用円筒部(11b)とフラン
ジ部(11c)を有し、内方接続用円筒部(11a)が取付プ
レート(12)の中央部を貫通してかしめ法等で固定され
る。
取付プレート(12)に対応して、シャーシベース(10)
のF型コネクタ取付予定部分に取付穴(20)が形成され
る。取付穴(20)は取付プレート(12)より少し小さ目
のもので、片端に取付プレート(12)の舌片(17)が嵌
め込まれる角穴部(20′)を有し、他の片端に取付プレ
ート(12)の係止穴(18)に挿通されるかしめ用耳片
(21)が切起しにより一体に突設される。耳片(21)は
例えばL形で、その先端部とシャーシベース(10)の外
面との間隔は取付プレート(12)の板厚程度に設定され
る。また、シャーシベース(10)の取付穴(20)の周辺
一部に、取付プレート(12)の丸穴(19)に嵌って係止
する取付プレート位置決め及び回り止め用ボス(22)が
外方に突出させて形成される。
シャーシベース(10)にF型コネクタ(11)は、次の要
領で取付けられる。シャーシベース(10)にプリント配
線体(13)を組付ける。そして、最終的にシャーシベー
ス(10)の取付穴(20)にF型コネクタ(11)を一体に
有する取付プレート(12)を嵌め込みとかしめにより固
定する。すなわち、まず取付プレート(12)の舌片(1
7)をシャーシベース(10)の取付穴(20)の角穴部(2
0′)に、第4図に示すように、外から嵌め込んで角穴
部(20′)に内側から係合させる。次に、取付プレート
(12)の係止穴(18)にシャーシベース(10)より突出
する耳片(21)を挿入し、ボス(22)を丸穴(19)に嵌
め込んで、シャーシベース(10)の外面に取付プレート
(12)を押し当てた状態で、係止穴(18)より突出する
耳片(21)の先端部を横に折曲して、取付プレート(1
2)の係止穴(18)の周辺部外面にかしめる。このかし
めにてシャーシベース(10)に取付プレート(12)が固
定され、取付プレート(12)を介してF型コネクタ(1
1)がシャーシベース(10)に取付けられる。上記耳片
(21)の折曲によるかしめ作業時、シャーシベース(1
0)と取付プレート(12)の相対位置ズレは両者のボス
(22)と丸穴(19)の係合で確実に防止される。
尚、シャーシベース(10)に先にF型コネクタ(11)を
有する取付プレート(12)を固定してから、プリント配
線体(13)を取付けることも可能であるが、このような
F型コネクタ先付けはプリント配線体(13)の取付け作
業性を悪くすることがあるので好ましくない。また、高
い高周波シールド性が要求される高周波通信機器におい
ては、シャーシベース(10)に取付プレート(12)を固
定した後、取付プレート(12)とシャーシベース(10)
との間を半田付けすればよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、F型コネクタが固定された取付プレー
トをシャーシベースに外から嵌め込みとかしめで固定す
ることで、シャーシベース内にかしめ治具等の工具を挿
入すること無く、シャーシベースにF型コネクタをプリ
ント配線体などの他の部品より後で取付けることが容易
にできるようになる。従って、小形のシャーシベースへ
のF型コネクタの取付作業が容易で、高周波通信機器の
小形化に十分に対処でき、また、F型コネクタ取付後に
半田付け処理されることが無くて、F型コネクタの熱に
よる劣化の心配が無くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図は第1図
のF型コネクタ取付構体の平面図、第3図は第1図のA
−A線に沿う断面図、第4図及び第5図は第1図のB−
B線及びC−C線に沿う拡大断面図、第6図は第1図の
F型コネクタ取付構体の分解斜視図である。 第7図は高周波通信機器の一部省略部分を含む平面図、
第8図は第7図のD−D線に沿う拡大断面図である。 (10)……シャーシベース、(11)……F型コネクタ、
(12)……取付プレート、(17)……舌片、(18)……
係止穴、(20)……取付穴、(21)……耳片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】片端に一体に延在させた断面L形の舌片
    を、他の片端部に係止穴を有し、中央部にF型コネクタ
    が貫通して固定された取付プレートをシャーシベースの
    外面に、前記舌片をシャーシベースの対応位置に形成し
    た取付穴の縁部に係合させ、前記係止穴にシャーシベー
    スの対応位置に外方に切起したかしめ用耳片を挿通し
    て、この耳片の前記係止穴より突出する先端部を折曲し
    て取付プレートの前記係止穴周辺部上にかしめて固定し
    たことを特徴とするF型コネクタ取付構体。
JP5607688U 1988-04-25 1988-04-25 F型コネクタ取付構体 Expired - Lifetime JPH071741Y2 (ja)

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JP5607688U JPH071741Y2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25 F型コネクタ取付構体

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JP5607688U JPH071741Y2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25 F型コネクタ取付構体

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Publication Number Publication Date
JPH01159377U JPH01159377U (ja) 1989-11-06
JPH071741Y2 true JPH071741Y2 (ja) 1995-01-18

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JP5607688U Expired - Lifetime JPH071741Y2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25 F型コネクタ取付構体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2558379Y2 (ja) * 1992-04-02 1997-12-24 株式会社村田製作所 コネクタの接続構造

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JPH01159377U (ja) 1989-11-06

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