JPH07173519A - 低Ｔｉ含有溶鋼の精錬方法 - Google Patents
低Ｔｉ含有溶鋼の精錬方法Info
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- JPH07173519A JPH07173519A JP31968493A JP31968493A JPH07173519A JP H07173519 A JPH07173519 A JP H07173519A JP 31968493 A JP31968493 A JP 31968493A JP 31968493 A JP31968493 A JP 31968493A JP H07173519 A JPH07173519 A JP H07173519A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、鋼中Ｔｉ含有量が効果的に低減さ
れ、これにより鋼中Ｔｉ含有量によってその製品特性が
大きく影響される鋼種について、大幅な特性改善が可能
となり、また、鋼中Ｔｉ含有量の低減のために、溶銑コ
ストあるいはスラグコントロール用副材量コスト増を抑
制でき、鋼中Ｔｉ低減の安定化が達成できる低Ｔｉ含有
溶鋼の精錬方法を提供する。 【構成】 製鋼炉で溶製された未脱酸溶鋼もしくは弱脱
酸溶鋼の取鍋精錬処理において、鋼中Ｐ含有量が０．０
４％を超える溶鋼に精錬するに当たり、Ｐ含有合金鉄を
鋼中の溶解酸素濃度が１００ｐｐｍを超える溶鋼に添加
することよりなる低Ｔｉ含有溶鋼の精錬方法。
れ、これにより鋼中Ｔｉ含有量によってその製品特性が
大きく影響される鋼種について、大幅な特性改善が可能
となり、また、鋼中Ｔｉ含有量の低減のために、溶銑コ
ストあるいはスラグコントロール用副材量コスト増を抑
制でき、鋼中Ｔｉ低減の安定化が達成できる低Ｔｉ含有
溶鋼の精錬方法を提供する。 【構成】 製鋼炉で溶製された未脱酸溶鋼もしくは弱脱
酸溶鋼の取鍋精錬処理において、鋼中Ｐ含有量が０．０
４％を超える溶鋼に精錬するに当たり、Ｐ含有合金鉄を
鋼中の溶解酸素濃度が１００ｐｐｍを超える溶鋼に添加
することよりなる低Ｔｉ含有溶鋼の精錬方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼中Ｔｉ含有量がとり
わけ製品品質、特性に重大な影響を及ぼす鋼種における
鋼中のＴｉ含有量を効果的に低減する取鍋精錬方法に関
する。
わけ製品品質、特性に重大な影響を及ぼす鋼種における
鋼中のＴｉ含有量を効果的に低減する取鍋精錬方法に関
する。
【０００２】
【従来の技術】鋼中Ｔｉ含有量が製品品質、特性に重大
な影響を及ぼす鋼種として、例えば、けい素鋼などがあ
げられる。けい素鋼は鋼中の微量不純物元素であるＴｉ
やＺｒ等を低減することにより、その電磁特性が著しく
向上することが知られている。これは、例えばＴｉを低
減すると、ＴｉＯ2 、ＴｉＮ等の微細介在物や微細析出
物が減少し、鋼板の回復、再結晶の過程で結晶粒界の移
動が容易となり、均一で粗大化された再結晶粒が得やす
くなるためである。
な影響を及ぼす鋼種として、例えば、けい素鋼などがあ
げられる。けい素鋼は鋼中の微量不純物元素であるＴｉ
やＺｒ等を低減することにより、その電磁特性が著しく
向上することが知られている。これは、例えばＴｉを低
減すると、ＴｉＯ2 、ＴｉＮ等の微細介在物や微細析出
物が減少し、鋼板の回復、再結晶の過程で結晶粒界の移
動が容易となり、均一で粗大化された再結晶粒が得やす
くなるためである。
【０００３】従来、鋼中Ｔｉの含有量を低減する方法と
して、（１）溶銑中のＴｉ含有量を低減し、転炉等の製
鋼炉の出鋼Ｔｉ含有量及びスラグ中（ＴｉＯ2 ）含有量
を低減する、（２）転炉等の製鋼炉の出鋼時に流出する
炉内スラグ量をスラグストッパー等を用いて低減し、取
鍋のスラグの塩基度を低めにコントロールしてＴｉを低
減する（特公平３−７９４０７号公報）、（３）転炉等
の製鋼炉からの出鋼時あるいは出鋼後に添加する合金鉄
中のＴｉ含有量を低減して、取鍋内溶鋼中へのＴｉのイ
ンプットを減らす、等の対策がとられていた。
して、（１）溶銑中のＴｉ含有量を低減し、転炉等の製
鋼炉の出鋼Ｔｉ含有量及びスラグ中（ＴｉＯ2 ）含有量
を低減する、（２）転炉等の製鋼炉の出鋼時に流出する
炉内スラグ量をスラグストッパー等を用いて低減し、取
鍋のスラグの塩基度を低めにコントロールしてＴｉを低
減する（特公平３−７９４０７号公報）、（３）転炉等
の製鋼炉からの出鋼時あるいは出鋼後に添加する合金鉄
中のＴｉ含有量を低減して、取鍋内溶鋼中へのＴｉのイ
ンプットを減らす、等の対策がとられていた。
【０００４】これらの鋼中Ｔｉ含有量低減方策により、
実績のＴｉ含有量はかなり低い値が得られている。
実績のＴｉ含有量はかなり低い値が得られている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
けい素鋼のうち、材料特性上の対策として、鋼中Ｐの含
有量を０．０４％を超えるようにコントロールすること
が必要な鋼種がある。このけい素鋼を、溶銑中のＴｉ含
有量を低減し、転炉等の製鋼炉の出鋼Ｔｉ含有量及びス
ラグ中（ＴｉＯ2 ）含有量を低減する方法により得る場
合には、低Ｔｉ含有の溶銑を得ること自体が溶銑コスト
の負担を大きくし、また特公平３−７９４０７号公報に
示されるように、出鋼時の炉内スラグ量の流出を抑制す
るかあるいはスラグ塩基度を低めにコントロールする方
法により得る場合は、スラグの流出の抑制はかなり変動
して安定的にコントロールできず、しかもスラグ塩基度
を低めにコントロールする場合も塩基度コントロール用
副原料を要し、かつ溶鋼の温度低下等の問題が生じる。
さらに、出鋼後に添加する合金鉄中のＴｉ含有量を低減
するには特定の合金鉄の選択が必要であり、これ等もコ
スト負担を大きくする要因である等多くの問題点を含ん
でいる。
けい素鋼のうち、材料特性上の対策として、鋼中Ｐの含
有量を０．０４％を超えるようにコントロールすること
が必要な鋼種がある。このけい素鋼を、溶銑中のＴｉ含
有量を低減し、転炉等の製鋼炉の出鋼Ｔｉ含有量及びス
ラグ中（ＴｉＯ2 ）含有量を低減する方法により得る場
合には、低Ｔｉ含有の溶銑を得ること自体が溶銑コスト
の負担を大きくし、また特公平３−７９４０７号公報に
示されるように、出鋼時の炉内スラグ量の流出を抑制す
るかあるいはスラグ塩基度を低めにコントロールする方
法により得る場合は、スラグの流出の抑制はかなり変動
して安定的にコントロールできず、しかもスラグ塩基度
を低めにコントロールする場合も塩基度コントロール用
副原料を要し、かつ溶鋼の温度低下等の問題が生じる。
さらに、出鋼後に添加する合金鉄中のＴｉ含有量を低減
するには特定の合金鉄の選択が必要であり、これ等もコ
スト負担を大きくする要因である等多くの問題点を含ん
でいる。
【０００６】特にＰ含有合金鉄中にはＴｉが含有されて
いるものがあり、ＡｌまたはＳｉ含有合金鉄を添加後、
あるいはＡｌやＳｉ含有合金鉄と同時にＰ含有合金鉄を
添加すると鋼中Ｔｉ含有量が増加する。しかも、Ｔｉは
Ｐ含有合金鉄の製造工程で不可避的に入るため、Ｔｉに
関する仕様をＰ含有合金鉄に付加することは極めて難し
く、またこれを敢えて行えば著しいコストアップとな
る。
いるものがあり、ＡｌまたはＳｉ含有合金鉄を添加後、
あるいはＡｌやＳｉ含有合金鉄と同時にＰ含有合金鉄を
添加すると鋼中Ｔｉ含有量が増加する。しかも、Ｔｉは
Ｐ含有合金鉄の製造工程で不可避的に入るため、Ｔｉに
関する仕様をＰ含有合金鉄に付加することは極めて難し
く、またこれを敢えて行えば著しいコストアップとな
る。
【０００７】本発明はこれ等従来の問題点であるＴｉの
含有量の変動を防止して安定的に低減し、しかもコスト
負担のない鋼中のＴｉ含有量を効果的に低減する取鍋精
錬方法を提供することを目的とする。
含有量の変動を防止して安定的に低減し、しかもコスト
負担のない鋼中のＴｉ含有量を効果的に低減する取鍋精
錬方法を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】製鋼炉で溶製された未脱
酸溶鋼、もしくは弱脱酸溶鋼を取鍋精錬処理する場合に
おける、Ａｌ，Ｔｉ，Ｐ，Ｓｉの各元素の脱酸平衡を調
査したところ、脱酸力の強さは、Ａｌが最も強く、Ｔ
ｉ，Ｓｉ，Ｐの順に弱くなっている。また、Ｐ含有合金
鉄を添加する時の溶鋼中の溶解酸素濃度と鋼中Ｔｉ濃度
との関係を調査したところ、溶解酸素濃度が高いほど鋼
中Ｔｉ濃度が低いことが新たに判明した。
酸溶鋼、もしくは弱脱酸溶鋼を取鍋精錬処理する場合に
おける、Ａｌ，Ｔｉ，Ｐ，Ｓｉの各元素の脱酸平衡を調
査したところ、脱酸力の強さは、Ａｌが最も強く、Ｔ
ｉ，Ｓｉ，Ｐの順に弱くなっている。また、Ｐ含有合金
鉄を添加する時の溶鋼中の溶解酸素濃度と鋼中Ｔｉ濃度
との関係を調査したところ、溶解酸素濃度が高いほど鋼
中Ｔｉ濃度が低いことが新たに判明した。
【０００９】よって従来のように最も脱酸力の強いＡｌ
を添加して、鋼中の溶解酸素濃度を低位に除去した後、
Ｔｉを含むＰ含有合金鉄を添加すると、添加されたＴｉ
は溶鋼中に歩留り良く残留し、けい素鋼板の製品の電磁
特性を悪化する程の鋼中Ｔｉ含有量となることを知見し
た。本発明の要旨とするところは、脱酸の順序を変更し
鋼中の溶解酸素濃度が１００ｐｐｍを超える溶鋼に、Ｔ
ｉを含むＰ含有合金鉄を添加することにより、鋼中Ｐ含
有量を０．０４％を超える所定の値にコントロールしな
がら、かつ鋼中Ｔｉ含有量を低減することを特徴とする
低Ｔｉ含有溶鋼の精錬方法にある。
を添加して、鋼中の溶解酸素濃度を低位に除去した後、
Ｔｉを含むＰ含有合金鉄を添加すると、添加されたＴｉ
は溶鋼中に歩留り良く残留し、けい素鋼板の製品の電磁
特性を悪化する程の鋼中Ｔｉ含有量となることを知見し
た。本発明の要旨とするところは、脱酸の順序を変更し
鋼中の溶解酸素濃度が１００ｐｐｍを超える溶鋼に、Ｔ
ｉを含むＰ含有合金鉄を添加することにより、鋼中Ｐ含
有量を０．０４％を超える所定の値にコントロールしな
がら、かつ鋼中Ｔｉ含有量を低減することを特徴とする
低Ｔｉ含有溶鋼の精錬方法にある。
【００１０】図１は溶鋼中におけるＡｌ，Ｔｉ，Ｐ，Ｓ
ｉの脱酸力の比較を示すが、図からわかるように、脱酸
力はＡｌ，Ｔｉ，Ｓｉ，Ｐの順に弱くなる。よって、Ａ
ｌにより脱酸された後、あるいは多量のＳｉにより脱酸
された後は、溶鋼中の溶解酸素濃度が低くなり、Ｔｉを
含むＰ含有合金鉄を添加した場合溶鋼中にＴｉが残留す
る可能性が充分考えられる。
ｉの脱酸力の比較を示すが、図からわかるように、脱酸
力はＡｌ，Ｔｉ，Ｓｉ，Ｐの順に弱くなる。よって、Ａ
ｌにより脱酸された後、あるいは多量のＳｉにより脱酸
された後は、溶鋼中の溶解酸素濃度が低くなり、Ｔｉを
含むＰ含有合金鉄を添加した場合溶鋼中にＴｉが残留す
る可能性が充分考えられる。
【００１１】図２に、Ｐ含有合金鉄を添加する時の溶鋼
中の溶解酸素濃度と鋼中Ｔｉ濃度との関係を示す。この
図からわかるように、溶鋼中の溶解酸素濃度が１００ｐ
ｐｍ超、好ましくは２００ｐｐｍ以上で鋼中Ｔｉ濃度は
低位に安定しているが、Ａｌ，Ｓｉ等による脱酸で溶鋼
中の溶解酸素濃度が低くなると、鋼中Ｔｉ濃度はかなり
高くなる。
中の溶解酸素濃度と鋼中Ｔｉ濃度との関係を示す。この
図からわかるように、溶鋼中の溶解酸素濃度が１００ｐ
ｐｍ超、好ましくは２００ｐｐｍ以上で鋼中Ｔｉ濃度は
低位に安定しているが、Ａｌ，Ｓｉ等による脱酸で溶鋼
中の溶解酸素濃度が低くなると、鋼中Ｔｉ濃度はかなり
高くなる。
【００１２】転炉等の製鋼炉で溶製された溶鋼は、通常
０．０１〜０．０２％のＰ含有量となっている。この溶
鋼に対し、Ｐ含有合金鉄を添加して溶鋼中のＰ含有量を
目標の値まで高くするわけであるが、目標Ｐ含有量が高
い程添加するＰ含有合金鉄の使用量が増加し、よってＰ
含有合金鉄中のＴｉによる溶鋼中Ｔｉ濃度が上昇すると
考えられた。
０．０１〜０．０２％のＰ含有量となっている。この溶
鋼に対し、Ｐ含有合金鉄を添加して溶鋼中のＰ含有量を
目標の値まで高くするわけであるが、目標Ｐ含有量が高
い程添加するＰ含有合金鉄の使用量が増加し、よってＰ
含有合金鉄中のＴｉによる溶鋼中Ｔｉ濃度が上昇すると
考えられた。
【００１３】目標鋼中Ｐ含有量（即ち、Ｐ含有合金鉄の
使用量）と溶鋼中Ｔｉ濃度との関係を調査したところ、
鋼中Ｐ含有量が０．０４％を超える溶鋼でＴｉ濃度が著
しく上昇しているのに対し、鋼中Ｐ含有量が０．０４％
より少ない鋼ではＴｉ濃度の上昇は見られたものの品質
特性に悪影響を及ぼす程の顕著なレベルには達しなかっ
た。これは、上述したようにＰ含有合金鉄添加前の溶鋼
は、通常０．０１〜０．０２％のＰを含有しており、目
標鋼中Ｐ含有量が０．０４％より少ない鋼では、Ｐ含有
合金鉄の添加量が極めて少ないためであることと、少量
添加されたＰ含有合金鉄のＴｉが、残留溶解酸素によっ
て酸化されたり、また取鍋あるいは槽内のスラグによっ
て酸化除去されたためと推定される。
使用量）と溶鋼中Ｔｉ濃度との関係を調査したところ、
鋼中Ｐ含有量が０．０４％を超える溶鋼でＴｉ濃度が著
しく上昇しているのに対し、鋼中Ｐ含有量が０．０４％
より少ない鋼ではＴｉ濃度の上昇は見られたものの品質
特性に悪影響を及ぼす程の顕著なレベルには達しなかっ
た。これは、上述したようにＰ含有合金鉄添加前の溶鋼
は、通常０．０１〜０．０２％のＰを含有しており、目
標鋼中Ｐ含有量が０．０４％より少ない鋼では、Ｐ含有
合金鉄の添加量が極めて少ないためであることと、少量
添加されたＰ含有合金鉄のＴｉが、残留溶解酸素によっ
て酸化されたり、また取鍋あるいは槽内のスラグによっ
て酸化除去されたためと推定される。
【００１４】従って、溶鋼中の溶解酸素濃度と鋼中のＰ
含有量の両方から最適な鋼中の溶解酸素濃度を考慮し、
Ｐ含有合金鉄を添加することにより低Ｔｉ含有溶鋼の精
錬が効率良く達成される。
含有量の両方から最適な鋼中の溶解酸素濃度を考慮し、
Ｐ含有合金鉄を添加することにより低Ｔｉ含有溶鋼の精
錬が効率良く達成される。
【００１５】
【実施例】真空脱炭後、鋼中酸素濃度が２００〜３００
ｐｐｍと充分高い時期にＰ含有合金鉄を添加し、その後
Ａｌ、その他合金鉄を添加する本発明と、例えばＤＨの
ような脱ガス装置により真空脱炭後Ａｌを添加し、鋼中
酸素濃度が１０ｐｐｍ以下でＰ含有合金鉄及び他の合金
鉄を添加する従来の処理で、鋼中のＰ含有量は０．０５
％の条件で低Ｔｉ含有溶鋼の精錬を行った場合を図３
（本発明法）、図４（従来法）に示す。図３から本発明
の精錬処理パターンによって得られた溶鋼のＴｉ含有量
は０．００１〜０．００３％と極めて低位に安定してい
るのに対して、図４（従来法）では０．００１〜０．０
０５％であり、平均値も本発明の０．００１８％に対
し、０．００４１％と効果上に顕著な差があることが分
かる。
ｐｐｍと充分高い時期にＰ含有合金鉄を添加し、その後
Ａｌ、その他合金鉄を添加する本発明と、例えばＤＨの
ような脱ガス装置により真空脱炭後Ａｌを添加し、鋼中
酸素濃度が１０ｐｐｍ以下でＰ含有合金鉄及び他の合金
鉄を添加する従来の処理で、鋼中のＰ含有量は０．０５
％の条件で低Ｔｉ含有溶鋼の精錬を行った場合を図３
（本発明法）、図４（従来法）に示す。図３から本発明
の精錬処理パターンによって得られた溶鋼のＴｉ含有量
は０．００１〜０．００３％と極めて低位に安定してい
るのに対して、図４（従来法）では０．００１〜０．０
０５％であり、平均値も本発明の０．００１８％に対
し、０．００４１％と効果上に顕著な差があることが分
かる。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、鋼中Ｔｉ含有量は効果
的に低減され、これにより特に鋼中Ｔｉ含有量によって
その製品特性が大きく影響される鋼種について、大幅な
特性改善が可能となり、また、鋼中Ｔｉ含有量の低減の
ために、溶銑コスト増あるいはスラグコントロール用副
材量コスト増がなく、鋼中Ｔｉ低減の安定化が達成され
る。
的に低減され、これにより特に鋼中Ｔｉ含有量によって
その製品特性が大きく影響される鋼種について、大幅な
特性改善が可能となり、また、鋼中Ｔｉ含有量の低減の
ために、溶銑コスト増あるいはスラグコントロール用副
材量コスト増がなく、鋼中Ｔｉ低減の安定化が達成され
る。
【図１】溶鋼中におけるＡｌ，Ｔｉ，Ｐ，Ｓｉの脱酸力
の比較を示す図である。
の比較を示す図である。
【図２】Ｐ含有合金鉄を添加する時の溶鋼中の溶解酸素
濃度と鋼中Ｔｉ濃度との関係を示す図である。
濃度と鋼中Ｔｉ濃度との関係を示す図である。
【図３】本発明の一実施例の鋼中Ｔｉ含有量の分布とそ
の平均値を示す図である。
の平均値を示す図である。
【図４】従来法の鋼中Ｔｉ含有量の分布とその平均値を
示す図である。
示す図である。
Claims (1)
- 【請求項１】 製鋼炉で溶製された未脱酸溶鋼もしくは
弱脱酸溶鋼の取鍋精錬処理において、鋼中Ｐ含有量が
０．０４％を超える溶鋼に精錬するに当たり、Ｐ含有合
金鉄を鋼中の溶解酸素濃度が１００ｐｐｍを超える溶鋼
に添加することを特徴とする低Ｔｉ含有溶鋼の精錬方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5319684A JP3033004B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 低Ｔｉ含有溶鋼の精錬方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5319684A JP3033004B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 低Ｔｉ含有溶鋼の精錬方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07173519A true JPH07173519A (ja) | 1995-07-11 |
| JP3033004B2 JP3033004B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=18113037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5319684A Expired - Fee Related JP3033004B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 低Ｔｉ含有溶鋼の精錬方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3033004B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011160483A1 (zh) | 2010-06-23 | 2011-12-29 | 宝山钢铁股份有限公司 | 控制超低碳镇静钢中ti含量的方法 |
| CN102796948A (zh) * | 2011-05-27 | 2012-11-28 | 宝山钢铁股份有限公司 | 极低Ti含量的无取向电工钢板及其冶炼方法 |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP5319684A patent/JP3033004B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011160483A1 (zh) | 2010-06-23 | 2011-12-29 | 宝山钢铁股份有限公司 | 控制超低碳镇静钢中ti含量的方法 |
| JP2013527318A (ja) * | 2010-06-23 | 2013-06-27 | 宝山鋼鉄股▲分▼有限公司 | 超低炭素，極低Ｔｉのアルミニウム，シリコンキルド鋼の制御方法 |
| US8882880B2 (en) | 2010-06-23 | 2014-11-11 | Baoshan Iron & Steel Co., Ltd. | Method for controlling extremely low Ti in extra low carbon AlSi-killed steel |
| CN102796948A (zh) * | 2011-05-27 | 2012-11-28 | 宝山钢铁股份有限公司 | 极低Ti含量的无取向电工钢板及其冶炼方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3033004B2 (ja) | 2000-04-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991221 |
|
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