JPH07169291A - 音声記録装置及び音声再生装置 - Google Patents

音声記録装置及び音声再生装置

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JPH07169291A
JPH07169291A JP5309366A JP30936693A JPH07169291A JP H07169291 A JPH07169291 A JP H07169291A JP 5309366 A JP5309366 A JP 5309366A JP 30936693 A JP30936693 A JP 30936693A JP H07169291 A JPH07169291 A JP H07169291A
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JP
Japan
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JP5309366A
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Takashi Onishi
孝史 大西
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】音質を低下させずに連続した録音を可能とする
と共に、半導体メモリを効率よく使用することができる
ようにする。 【構成】音声分析合成系のフレーム単位で音声信号を音
声メモリ部9に記録するにあたって、各フレームの音声
情報が有音に係るものであるか、無音に係るものである
かをシステム制御部5で判別し、判別した各フレームの
音声情報が有音に係るものであれば第1(VS=1)、
無音に係るものであれば第2の判別情報(VS=0)を
記録する。そして、音声メモリ部9の容量が最大格納容
量に達したら所定の位置に戻り、判別情報は第2のまま
に保持しつつ第2の判別情報が付されたフレームに音声
情報を再記録すると共に、再記録した最後のフレームの
アドレス値を格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声記録装置及び音声
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】音声記録装置の1つとして、マイクから
入力される音声信号を圧縮して符号化し、符号化された
データを半導体メモリに記録するデジタルレコーダがあ
る。特開平2−162954号公報は、このようなデジ
タルデコーダにおいて、半導体メモリの占有率を低下さ
せるために、半導体メモリの音声データ格納量が最大格
納容量に達した後にこの音声データを一旦抽出し、所定
の音声圧縮処理を施した後、再び記録する方法を開示し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た特開平2−162954号公報に記載のものは、半導
体メモリが最大格納容量に達したときに、記録したデー
タの再圧縮を行うために一旦録音動作を中断するので、
連続した録音ができなくなると共に、全体的な録音時間
が長くなるという欠点があった。又、記録した音声デー
タを抽出して再度圧縮処理を施していたので、再生した
ときの音質が低下してしまうという問題があった。
【0004】本発明の音声記録装置及び音声再生装置は
このような課題に着目してなされたものであり、その目
的とするところは、音質を低下させずに連続した録音が
可能であり、かつ半導体メモリを効率よく使用すること
ができる音声記録装置及び音声再生装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、入力される音声信号をデジタル信号に
変換し、音声分析合成系のフレーム単位で符号化を行
い、半導体メモリに記録する音声記録装置であって、各
フレームの音声情報が有音に係るものであるか、無音に
係るものであるかを判別する判別手段と、判別した各フ
レームの音声情報が有音に係るものであれば第1、無音
に係るものであれば第2の判別情報を記録する判別情報
記録手段と、半導体メモリの容量が最大格納容量に達し
たら所定の位置に戻り、第2の判別情報が付されたフレ
ームに音声情報を再記録すると共に、判別情報は第2の
ままに保持する再記録手段と、再記録した最後のフレー
ムのアドレス値を格納するアドレス値格納手段とを具備
する。
【0006】又、本発明は、音声データがフレーム単位
で構成されると共に、記録された音声データが有音であ
るか無音であるかを示す情報と、一旦記録された音声デ
ータの無音フレームに音声データを再記録した場合の最
終アドレスが記録された半導体メモリから音声情報を再
生する音声再生装置であって、再記録に係る最終アドレ
ス情報の有無を検出する検出手段と、再記録に係る最終
アドレスが検出された場合、再記録に係る部分について
は有音フレームのみを順次再生し、半導体メモリの最終
アドレスに達したら無音フレームに再記録された音声情
報を、再記録に係る最終アドレスまで順次再生する再生
制御手段とを具備する。
【0007】
【作用】すなわち、本発明の音声記録装置は、音声分析
合成系のフレーム単位で音声信号を半導体メモリに記録
するにあたって、各フレームの音声情報が有音に係るも
のであるか、無音に係るものであるかを判別し、判別し
た各フレームの音声情報が有音に係るものであれば第
1、無音に係るものであれば第2の判別情報を記録す
る。そして、半導体メモリの容量が最大格納容量に達し
たら所定の位置に戻り、判別情報は第2のままに保持し
つつ第2の判別情報が付されたフレームに音声情報を再
記録すると共に、再記録した最後のフレームのアドレス
値を格納する。
【0008】又、本発明の音声再生装置は、音声データ
がフレーム単位で構成されると共に、記録された音声デ
ータが有音であるか無音であるかを示す情報と、一旦記
録された音声データの無音フレームに音声データを再記
録した場合の最終アドレスが記録された半導体メモリか
ら音声情報を再生するにあたって、再記録に係る最終ア
ドレス情報の有無を検出し、再記録に係る最終アドレス
が検出された場合、再記録に係る部分については有音フ
レームのみを順次再生し、半導体メモリの最終アドレス
に達したら無音フレームに再記録された音声情報を、再
記録に係る最終アドレスまで順次再生する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。図1は、本発明が適用されるデジタルレ
コーダのブロック構成図である。同図において、マイク
1はマイクアンプ2とA/D変換器3とを介して符号/
復号化部4の第1端子に接続されている。また、スピー
カ12はパワーアンプ11とD/A変換器10とを介し
て符号/復号化部4の第2端子に接続されている。
【0010】この符号/復号化部4の第3端子はメモリ
制御部7を介して音声メモリ部9に接続されている。一
方、システム制御部5は各部の制御を行なうべく、録
音、再生、停止等の操作釦を有する操作入力部6と、符
号/復号化部4と、メモリ制御部7とに接続されると共
に、アドレスカウンタ8を介して音声メモリ部9に接続
されている。
【0011】上記した構成において、録音時、入力音声
信号はマイク1によってアナログ電気信号に変換され、
マイクアンプ2によって増幅されてA/D変換器3に入
力される。A/D変換器3はアナログ電気信号をデジタ
ル信号に変換する。符号/復号化部4はこのデジタル信
号に対して音声分析合成系のフレーム単位で符号化を行
なう。符号化されたデジタル信号はメモリ制御部7を介
して音声メモリ部9に記憶される。この音声メモリ部9
にはメモリ制御部7から出力されるデータの他に、録音
内容の頭出し等に用いられるインデックスデータと、再
書き込み最終アドレスとが記憶される。アドレスカウン
タ8は、システム制御部5から与えられるアドレスデー
タに従ってカウント動作を行い、音声メモリ部9に対し
て、アドレス指定を行う。
【0012】次に、再生時において、音声メモリ部9に
記憶されたデジタルデータが読み出され、メモリ制御部
7を介して符号/復号化部4に供給される。符号/復号
化部4は読み出されたデジタルデータに対して復号化を
行なう。復号化されたデジタルデータはD/A変換器1
0においてアナログ音声信号に戻され、パワーアンプ1
1によって増幅されてスピーカ12から出力される。
【0013】システム制御部5は、上記した録音及び再
生動作中、符号/復号化回路4、メモリ制御部7、音声
メモリ部9、アドレスカウンタ8の動作を制御する。図
2は、上記音声メモリ部9の記録構成を示す図である。
即ちメモリ空間は、再書き込み最終フレームアドレス部
(以後RWEAD部と呼ぶ)9aと、インデックス部9
bと、音声データ部9cとに大きく3分されている。こ
こで、RWEAD部9aに対しては先頭アドレスが割り
当てられ、0の値が書き込まれている。このことより、
音声データ部9c及びこの音声データ部9cに含まれる
無音フレームは0番地以降のアドレスとなる。本実施例
では、音声メモリ部9が最大格納容量に達したとき所定
のアドレス値まで戻り、そこから無音フレーム部に新た
な音声データを再書き込みするが、その際に録音停止釦
が押圧されると、最後に書き込んだ無音フレーム部のア
ドレス値をRWEAD部9aに書き込む。この場合、R
WEAD部9aに書き込まれるアドレスは上記したこと
より0番地以降のアドレスとなる。逆に、音声メモリ部
9が最大格納容量に達せず無音フレーム部に新たな音声
データが再書き込みされない場合はRWEAD部9aに
は0が書き込まれたままである。したがって、RWEA
D部9aの値によって音声メモリ部9が最大格納容量に
達しているかどうかの判断が可能である。
【0014】インデックス部9bには、音声データ部9
cに記憶される複数の音声メッセージファイルそれぞれ
について操作開始位置情報と、操作終了位置情報が記録
される。
【0015】次に本実施例に係るデジタルレコーダの動
作を録音モード時と再生モード時の2つの場合について
詳細に説明する。まず、録音モード時の動作を図5のフ
ローチャートを参照して説明する。まず、操作入力部9
の録音釦が押圧されるまで待ち状態にする(ステップS
1、S2)。録音釦が押圧されると、RWEAD部9a
の値がエンドアドレスか否かを判断してエンドアドレス
の場合は終了する(ステップS3)。エンドアドレスで
ない場合は、RWEAD部9aの値が0か否かを判断し
(ステップS4)、0である場合は、前述したように音
声メモリ9が最大格納容量に達していないと判別し、メ
モリ制御部7は、音声メモリ部9の音声データ部9cに
おける録音スタート位置を求め、そのスタート位置を示
すスタートアドレスをインデックス部9bに操作開始情
報として記憶させると共に、アドレスカウンタ8にもセ
ットする(ステップS6)。
【0016】その後はA/D変換器3よりの音声データ
を、符号/復号化部4により1フレーム分符号化し(ス
テップS7)、符号化したフレームが有音であるか、無
音であるかの判定を行う(ステップS8)。有音である
と判定した場合、有音か無音かの判別フラグであるVS
を1(ステップS10)に、無音と判定した場合は、V
Sを0(ステップS9)にセットする。次にアドレスカ
ウンタ8の値が、メモリのエンドアドレスか否かを判断
し(ステップS11)、エンドアドレスでなければ、符
号化データと、有音/無音の判別フラグVSとを、アド
レスカウンタ8の示すアドレス値に記憶し(ステップS
12)、アドレスカウンタ8の値を更新する(ステップ
S13)。そして、録音停止釦が押圧されているかを検
出し(ステップS14)、押圧されていれば、メモリが
格納量に達していないことを示す情報である0を、RW
EAD部9aに記憶し(ステップS15)、終了位置を
確定して、録音処理から抜け出る(ステップS16)。
また押圧されていなければステップS7へジャンプす
る。
【0017】ステップS11において、アドレスカウン
タ8の値がメモリのエンドアドレスである場合、即ちメ
モリが最大格納容量に達した場合はインデックス部9b
に記憶した操作開始位置情報としてのスタートアドレス
をアドレスカウンタ8にセットする(ステップS1
7)。以下このスタートアドレスから再書き込みが実行
されるが、再書き込みされる部分は現在記憶している音
声メッセージファイルの無音部のみである。しかしなが
ら、アドレスカウンタ8にセットする値を音声データ部
9cの先頭アドレスとすれば、全ての音声メッセージフ
ァイルの無音部に記憶でき、最長時間の録音が可能とな
る。
【0018】そして、現在のアドレスカウンタ8の示し
ている音声データ部9cの有音/無音判定フラグを検出
し(ステップS18)、判別フラグVSが0即ち、無音
であれば、符号/復号化部4により1フレーム分の音声
データを符号化し(ステップS19)、この符号化デー
タを現在のアドレスカウンタ8の示している音声データ
部9cに再記憶する(ステップS20)。
【0019】ここで、記憶する音声データは有音/無音
の両方の再記憶となるが、有音のみを記憶させたい場合
は、ステップS19において符号化の際に有音/無音の
判定をも行ない、ステップ20では有音のみを記憶する
ようにすればよい。次に、録音停止釦が押圧されていた
かどうかの検出をし(ステップS21)、押圧されてい
れば、現在のアドレスカウンタ8の値をRWEAD部9
aに記憶し(ステップS22)、終了位置を確定して録
音処理から抜け出る(ステップS23)。
【0020】一方、押圧されていなければステップ24
へジャンプして現在のアドレスカウンタ8の値を更新
し、次にこの値がエンドアドレスか否かを判断する(ス
テップS25)。ここでアドレスカウンタ8の値がエン
ドアドレスであればステップ26へジャンプして終了す
る。また、エンドアドレスでなければステップ18へジ
ャンプする。
【0021】なお、ステップ4においてRWEAD部9
aが0でない場合、即ちメモリが最大格納容量に達し無
音フレームに再書き込みがなされている時、RWEAD
部9aの内容を、アドレスカウンタ8にコピーし(ステ
ップS5)、ステップS24へジャンプする。
【0022】図3(a)はマイク1から入力された音声
波形を示しており、フレーム間隔t01 とtn-1n
は無音部である。図3(b)はこのような音声波形が音
声メモリ部9に記録された状態を示す図であり、音声メ
モリ部9が最大格納容量に達する前の状態を示してい
る。同図においてフレーム間隔t01 とtn-1n
対応する第1フレーム及び第nフレームは無音部なので
判別フラグVSは0にセットされ、フレーム間隔t1
2 に対応する第2フレームは有音なので判別フラグVS
は1にセットされている。
【0023】図4(b)は音声メモリ部9が最大格納容
量に達した後に、図4(a)に示すフレーム間隔t0
1 及びtn-1n に属する有音情報を音声メモリ部9に
再記憶した状態を示す図である。この場合、判別フラグ
VSは再記録された後も同じ状態が保持される。
【0024】次に、図6のフローチャートを参照して再
生モード時の動作を詳細に説明する。まず、再生釦が押
圧されるまで待ち状態とする(ステップST1,ST
2)。そして再生釦が押圧されたとき、音声データ部9
cの読み出し位置をインデックス部9bの動作位置情報
より得、これをスタートアドレスとしてアドレスカウン
タ8にセットする(ステップST3)。そして、再書き
込みが行われているか否か、すなわちRWEAD部9a
の値が0であるか否かを検出し(ステップST4)、0
の場合は前記したように再書き込みが行われていないと
判定し、現在のアドレスカウンタ8の示している音声デ
ータ部9のアドレスより符号化データを読み出し、符号
/復号化部4において復号化し、D/A変換器10に復
号化されたデータを渡して再生を行う(ステップST
5)。次に、現在のアドレスカウンタ8の値がエンドア
ドレスであるか否かを検出し(ステップST6)、エン
ドアドレスであれば再生処理を抜け出して終了する(ス
テップST8)。又、エンドアドレスでない場合は現在
のアドレスカウンタ8を更新し(ステップST7)、ス
テップST5へジャンプする。
【0025】また、ステップST4でRWEAD部9a
の値が0でないときは再書き込みがなされていると判断
されるのでステップST9へジャンプし、現在のアドレ
スレジスタ8と、RWEAD部9aとの値を比較する。
ここで、ステップST9の条件が満たされない場合は再
生開始アドレスからRWEAD部9aのアドレスまでの
領域は再書き込みがなされているので判別フラグVSが
0か否かを判断する(ステップST10)。ここで判別
フラグVSが0でない場合は有音部であると判断される
のでこの領域に記憶されている音声データを読み出して
再生する。また、VSが0である場合は無音部と見なさ
れるのでアドレスカウンタ8を更新して(ステップST
11)、ステップST9に戻る。
【0026】一方、アドレスカウンタ8の値がステップ
9の条件を満たす場合は再書き込みされた音声データが
存在しないのでステップST12にジャンプして通常の
再生が行われる。
【0027】次にアドレスカウンタ8を更新して現在の
アドレスカウンタ8の値がエンドアドレスか否かを判断
し(ステップST13、ST14)、エンドアドレスで
ない場合はステップST9にジャンプする。また、エン
ドアドレスである場合はインデックス部9bの再生動作
位置情報をスタートアドレスとしてアドレスカウンタ8
にセットする(ステップST15)。そしてアドレスカ
ウンタ8を更新しながら無音部(VS=0)に記憶され
ている音声データを読み出して再生を行なう(ステップ
ST16、ステップST18、ステップST19、ステ
ップST21のループ)。ここで、ステップST18で
判別フラグVSが0でない場合はアドレスカウンタ8を
更新してステップST16にジャンプする(ステップS
T20)。
【0028】上記した処理をアドレスカウンタ8の値が
RWEAD部9aの値と一致するまで行ない、一致した
ときに再生処理を抜け出す(ステップST17)。以上
のように、本実施例の第1の構成に係る音声記録装置
は、入力される音声信号をデジタル信号に変換し、音声
分析合成系のフレーム単位で符号化を行い、半導体メモ
リ(音声メモリ部9)に記録するものであり、各フレー
ムの音声情報が有音に係るものであるか、無音に係るも
のであるかを判別する判別手段(システム制御部5)
と、判別した各フレームの音声情報が有音に係るもので
あれば第1の判別情報(VS=1)、無音に係るもので
あれば第2の判別情報(VS=0)を記録する判別情報
記録手段(音声データ部9c)と、半導体メモリの容量
が最大格納容量に達したら所定の位置、例えば、現在記
憶している音声メッセージファイルの先頭アドレスある
いは、音声データ部9cの先頭アドレス位置に戻り、第
2の判別情報が付されたフレームに音声情報を再記録す
ると共に、判別情報は第2のままに保持する再記録手段
(システム制御部5)と、再記録した最後のフレームの
アドレス値を格納するアドレス値格納手段(RWEAD
部9a)とを具備する。
【0029】また、本実施例の第2の構成では上記した
第1の構成において、再記録手段が有音のみを再記録す
る手段を含む。また、本実施例の第3の構成では上記し
た第1の構成又は第2の構成において、第2の判別情報
が付されたフレームが所定数以上連続する場合に、再記
録手段が当該フレームに音声情報を再記録する手段を含
む。従って、音声情報は連続した無音フレームのみに、
あるいは連続した無音フレームに優先的に再記録される
こととなる。
【0030】また、本実施例の第4の構成に係る音声再
生装置は、音声データがフレーム単位で構成されると共
に、記録された音声データが有音であるか無音であるか
を示す情報と、一旦記録された音声データの無音フレー
ムに音声データを再記録した場合の最終アドレスが記録
された半導体メモリ(音声メモリ部9)から音声情報を
再生するものであり、再記録に係る最終アドレス情報の
有無を検出する検出手段(システム制御部5)と、再記
録に係る最終アドレスが検出された場合、再記録に係る
部分については有音フレームのみを順次再生し、半導体
メモリの最終アドレスに達したら無音フレームに再記録
された音声情報を、再記録に係る最終アドレスまで順次
再生する再生制御手段(システム制御部5)とを具備す
る。
【0031】また、本実施例の第5の構成では上記した
第4の構成において、再記録に係る最終アドレスからメ
モリの最終アドレスまでの間については、再生制御手段
は有音フレームとともに無音フレームも順次再生する手
段を含む。
【0032】したがって、上記第1の構成によれば、半
導体メモリが最大格納容量に達しても無音部に新たな音
声データを再書き込みできるので、音質を低下させずに
連続して録音することができ、かつメモリを効率よく使
用することができる。
【0033】また、上記第2の構成によれば、有音のみ
を再記録するので、メモリを有効に利用することが可能
となる。また、上記第3の構成によれば、無音フレーム
が分離されて存在している場合に比べて、各フレームの
つなぎがスムーズになるので、再生時の音質が良くな
る。
【0034】また、上記第4の構成によれば、記録順序
に従った自然な再生が可能となる。また、上記第5の構
成によれば、再記録に係らない部分については高品質の
再生が可能となる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の音声記録
装置によれば、半導体メモリが最大格納容量に達しても
無音部に新たな音声データを再書き込みできるので、音
質を低下させずに連続して録音することができ、かつメ
モリを効率よく使用することができる。また、本発明の
音声再生装置によれば、記録順序に従った自然な再生が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるデジタルレコーダのブロッ
ク構成図である。
【図2】音声メモリ部の記録構成を示す図である。
【図3】(a)はマイクから入力された音声波形を示し
ており、(b)は音声メモリ部が最大格納容量に達する
前に、このような音声波形が音声メモリ部に記録された
状態を示す図である。
【図4】(a)は、音声メモリ部が最大格納容量に達し
た後に無音部に再記録される音声波形を図3(a)に示
す音声波形に付加した場合の音声波形を示す図であり、
(b)は、音声メモリ部が最大格納容量に達した後に、
その無音部に音声波形を記録した状態を示す図である。
【図5】本実施例に係るデジタルレコーダの録音モード
時の動作を示すフローチャートである。
【図6】本実施例に係るデジタルレコーダの再生モード
時の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…マイク、2…マイクアンプ、3…A/D変換器、4
…符号/復号化部、5…メモリ制御部、6…操作入力
部、7…メモリ制御部、8…アドレスカウンタ、9…音
声メモリ部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される音声信号をデジタル信号に変
    換し、音声分析合成系のフレーム単位で符号化を行い、
    半導体メモリに記録する音声記録装置であって、 各フレームの音声情報が有音に係るものであるか、無音
    に係るものであるかを判別する判別手段と、 判別した各フレームの音声情報が有音に係るものであれ
    ば第1、無音に係るものであれば第2の判別情報を記録
    する判別情報記録手段と、 半導体メモリの容量が最大格納容量に達したら所定の位
    置に戻り、第2の判別情報が付されたフレームに音声情
    報を再記録すると共に、判別情報は第2のままに保持す
    る再記録手段と、 再記録した最後のフレームのアドレス値を格納するアド
    レス値格納手段と、を具備することを特徴とする音声記
    録装置。
  2. 【請求項2】 上記再記録手段は、有音のみを再記録す
    ることを特徴とする請求項1記載の音声記録装置。
  3. 【請求項3】 上記再記録手段は、第2の判別情報が付
    されたフレームが所定数以上連続する場合に、当該フレ
    ームに音声情報を再記録することを特徴とする請求項1
    又は2記載の音声記録装置。
  4. 【請求項4】 音声データがフレーム単位で構成される
    と共に、記録された音声データが有音であるか無音であ
    るかを示す情報と、一旦記録された音声データの無音フ
    レームに音声データを再記録した場合の最終アドレスが
    記録された半導体メモリから音声情報を再生する音声再
    生装置であって、 再記録に係る最終アドレス情報の有無を検出する検出手
    段と、 再記録に係る最終アドレスが検出された場合、再記録に
    係る部分については有音フレームのみを順次再生し、半
    導体メモリの最終アドレスに達したら無音フレームに再
    記録された音声情報を、再記録に係る最終アドレスまで
    順次再生する再生制御手段と、を具備することを特徴と
    する音声再生装置。
  5. 【請求項5】 上記再生制御手段は、再記録に係る最終
    アドレスから半導体メモリの最終アドレスまでの間につ
    いては、有音フレームとともに無音フレームも順次再生
    することを特徴とする請求項4記載の音声再生装置。
JP5309366A 1993-12-09 1993-12-09 音声記録装置及び音声再生装置 Withdrawn JPH07169291A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0849924A2 (en) * 1996-12-20 1998-06-24 Nokia Mobile Phones Ltd. Method and arrangement for recording a call on a memory medium

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EP0849924A2 (en) * 1996-12-20 1998-06-24 Nokia Mobile Phones Ltd. Method and arrangement for recording a call on a memory medium
EP0849924A3 (en) * 1996-12-20 2003-06-04 Nokia Corporation Method and arrangement for recording a call on a memory medium

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