JPH07167081A - 自動車用燃料ポンプ - Google Patents

自動車用燃料ポンプ

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JPH07167081A
JPH07167081A JP6239168A JP23916894A JPH07167081A JP H07167081 A JPH07167081 A JP H07167081A JP 6239168 A JP6239168 A JP 6239168A JP 23916894 A JP23916894 A JP 23916894A JP H07167081 A JPH07167081 A JP H07167081A
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JP
Japan
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pump
fuel
rotary
outlet
cover
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Pending
Application number
JP6239168A
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English (en)
Inventor
Dequan Yu
ユ デクアン
Henry W Brockner
ダブリュ．ブロックナー ヘンリィ
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Ford Motor Co
Original Assignee
Ford Motor Co
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH07167081A publication Critical patent/JPH07167081A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D5/00—Pumps with circumferential or transverse flow
    • F04D5/002—Regenerative pumps
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00—Details, component parts, or accessories
    • F04D29/18—Rotors
    • F04D29/188—Rotors specially for regenerative pumps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポンプハウジングの底部を機械加工する必要
をなくし、或いはポンプ室の高圧領域と低圧領域との間
に仕切を設ける必要をなくし、且つポンプ内の流体の交
差損失を最小限度にとどめると共に、ポンプ底部にスト
リッパー部分を必要としないように構成された自動車用
燃料ポンプを提供する。 【構成】 燃料ポンプ１０は、燃料入口３２と連通した
入口室２６ａおよび燃料出口２２と連通した出口室２６
ｂを含む二つの連通していない室を形成する回転ポンプ
要素１８を収容したポンプハウジングを有する。ポンプ
要素１８は外周に沿ったリング部分６０と、該リング部
分の半径方向内方の内周のまわりの複数個の羽根５６
と、羽根５６とリング部分６０の間に半径方向に配置さ
れた複数個の軸線方向に延びる流路６２とを有する。燃
料は燃料入口から出口室へ、そして入口室から燃料出口
へポンプ要素の燃料流路を通して送られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の燃料ポンプに関
し、特に、製造時に必要な公差を減少させ且つ交差損失
（ｃｒｏｓｓｉｎｇ ｌｏｓｓｅｓ）を最小限度にする
ために組み合わせて二つのポンプ室を形成する燃料ポン
プハウジングおよび回転ポンプ要素に関する。
【０００２】
【従来の技術】慣用のタンクに装着された自動車用燃料
ポンプは、典型的には、図２および図３に示すように、
ポンプハウジング１２０内に収容された回転ポンプ要素
１１８を備えている。燃料はポンプハウジング１２０内
のポンプ室１２４へ流れ、そして回転ポンプ要素１１８
の羽根１２６および羽根みぞ１２８の回転ポンプ作用に
より渦流１３２が発生する。しかし、羽根１２６がポン
プ室１２４の頂部１３０まで延びていないので、燃料が
側部１３４と側部１３６との間を横断し、その結果交差
損失が発生し、ポンプの効率を低下させる。
【０００３】慣用の燃料ポンプの設計に付随する付加的
な一つの問題は、ポンプハウジング１２０にストリッパ
ー（ｓｔｒｉｐｐｅｒ）部分１２２を要することである
（図２）。燃料が回転ポンプ要素１１８により燃料入口
（図示せず）から燃料出口（図示せず）まで推進される
ときに、燃料の圧力が上昇する。燃料入口および燃料出
口がほぼ円周方向に隣接しているので、低圧領域１１０
を入口および出口に近い高圧領域から過度の損失を伴う
ことなく分離するように、ストリッパー部分１２２が回
転ポンプ要素１１８に関して精密な公差で製造されなけ
ればならない。ストリッパー部分１２２は精密な公差を
必要とするので製造コストを増大させる。
【０００４】
【発明の課題および達成手段】本発明は、ポンプ室を二
つの連通していない室に分離することによりポンプ室内
の交差損失を最小限度にとどめ、且つストリッパーの必
要性をなくす外側リング部分を備えた回転ポンプ要素を
提供することにより製造コストを低減する、一層効率的
な燃料ポンプを提供するものである。この目的は、燃料
を燃料タンクから自動車のエンジンに供給する燃料ポン
プにして、ポンプケーシングと、該ケーシング内に装着
されたモータであって該モータから延びる軸を備えたモ
ータを有する燃料ポンプを提供することにより達成され
る。軸に取り付けられた回転ポンプ要素はその外周に沿
って延びるリング部分と、該リング部分の半径方向内方
の内周のまわりに延びる複数の羽根と、前記複数の羽根
とリング部分との間に半径方向に配置された複数の軸線
方向に延びる燃料流路とを有している。ポンプケーシン
グの内部に装着されかつ貫通して延びる入口および出口
を有するポンプハウジングは、二つの連通していないポ
ンプ室が回転ポンプ要素の周囲に沿って形成されるよう
に該ポンプハウジング内に回転ポンプ要素を収容してい
る。
【０００５】これらの二つの連通していないポンプ室は
燃料入口と連通している入口ポンプ室と、燃料出口と連
通している出口ポンプ室とを備え、燃料は燃料入口から
出口ポンプ室へ、そして入口ポンプ室から燃料出口へ回
転ポンプ要素内の燃料流路を通して送られる。
【０００６】従って、本発明の一つの目的は、ポンプハ
ウジングのポンプ底部を機械加工する必要をなくし、ま
たはポンプ室の高圧領域と低圧領域との間に仕切りを設
ける必要をなくした燃料ポンプハウジングおよび回転ポ
ンプ要素を備えた設計を提供することにある。
【０００７】本発明のさらに一つの目的は、ポンプハウ
ジング内の交差損失を最小限度にとどめるために二つの
連通していないポンプ室を有する燃料ポンプを提供する
ことにある。
【０００８】本発明のさらに別の一つの目的は、ポンプ
底部がストリッパー部分を必要としないようにポンプハ
ウジングのポンプ底部内にぴたりと嵌合する外側リング
部分を備えた回転ポンプ要素を提供することにより、燃
料ポンプハウジングの製造を簡単にすることにある。
【０００９】
【実施例】さて、図１を参照すると、燃料ポンプ１０は
モータ空間３６内に装着されたモータ１４、好ましくは
電動機を、収容するためのケーシング１２を有してい
る。モータ１４は、燃料ポンプ出口４４から燃料入口３
２に向かう方向へ該モータから延びる軸１６を有してい
る。回転ポンプ要素１８、好ましくは羽根車、または別
の態様では再生タービン、が軸１６に取り付けられ、ポ
ンプ部分１９内に収容されている。ポンプ部分１９は、
好ましくは、図１０に示すように、ポンプ底部２０と、
ポンプカバー３０とからなっている。回転ポンプ要素１
８は、軸１６（図１）の軸線と合致した中心軸線を有し
ている。軸１６は、回転ポンプ要素１８の軸１６の開口
部４０を貫通してポンプカバー３０のカバー凹部３８中
に延びている。軸１６は、図１から理解されるように、
軸受２４内に軸支されている。ポンプ底部２０は、回転
ポンプ要素１８の周囲に沿って形成されたポンプ室２６
から延びる燃料出口２２を有している。加圧された燃料
が燃料出口２２を通ってモータ空間３６に吐出され、モ
ータ１４の表面に沿って燃料ポンプ出口４４へ向かって
流れる間にモータ１４を冷却する。
【００１０】図４および図１０は、本発明の回転ポンプ
要素１８の好ましい実施例を示す。回転ポンプ要素１８
は、その外周に沿って半径方向に延びる外側リング部分
６０を有している。外側リング部分６０は、ポンプ底部
２０の環状の内側突出部（ｌｅｄｇｅ）２１と組み合わ
される（図１０）。従って、回転ポンプ要素１８のハウ
ジング合せ面１７は、軸１６の軸線に垂直な方向におい
て、ポンプ底部２０の肩部２６内の環状の外側突出部２
３と面一になっている。複数個の羽根５６が、外側リン
グ部分６０の半径方向内方の回転ポンプ要素１８の内周
のまわりに延びている（図４）。羽根５６に円周方向に
隣接して、羽根みぞ５８が形成されている。羽根みぞ５
８は、以下に説明するように、ポンプ部分１９内の燃料
の渦流の形状に似た半円形の形状を有することが好まし
い。
【００１１】外側リング部分６０と羽根５６との間の半
径方向には、好ましくは弓形スロットである複数個の燃
料流路６２が形成されている。燃料流路６２は軸１６の
軸線に平行に回転ポンプ要素１８を貫通して延びている
（図７）。流路６２は羽根５６の半径方向長さの２分の
１ないしそれ以上の半径方向幅を有することが好まし
い。流路６２の円周方向長さは、軸１６に平行な軸線に
沿って見た場合の燃料入口３２と燃料出口２２との間の
円周方向の距離と等しいか、或いはそれよりも短いこと
が好ましい。
【００１２】回転ポンプ要素１８はフェノールや、アセ
チル・プラスチックなどのプラスチック材料、或いは当
業者に知られ且つこの明細書に提案されているその他の
プラスチックまたは非可塑性材料で一体に成形されるこ
とが好ましい。これに代えて、回転ポンプ要素１８をア
ルミニウムまたは鋼で型鋳造することができる。
【００１３】前述した交差損失を最小限度にとどめるた
めに、図５に示すように、二つの連通していないポンプ
室２６ａおよび２６ｂが回転ポンプ要素１８の両側に形
成されている。羽根みぞ５８と協働してポンプ室２６ａ
および２６ｂをそれぞれ形成する環状のカバーみぞ６８
および環状の底部みぞ７０が、図１０および図１１に示
すように、ポンプカバー３０およびポンプ底部２０の回
転ポンプ要素との合せ面４６および４８の半径方向の外
側部分に沿って円周方向に形成されている。
【００１４】回転ポンプ要素１８は、燃料がポンプ室２
６ａとポンプ室２６ｂとの間に流れることを阻止するた
めに、ポンプカバー３０に隣接した側の合せ面４６とポ
ンプ底部２０の内側突出部２１とに組み合わされている
（図５）。回転ポンプ要素１８は、燃料が入口ポンプ室
２６ａと出口ポンプ室２６ｂとの間に流れることを阻止
するために、羽根５６と燃料流路６２との間に半径方向
に配置された内側リング部分６４を有することが好まし
い。そのうえ、入口ポンプ室２６ａおよび出口ポンプ室
２６ｂが、一次渦流６６の形状に近似し且つ逆方向に流
れる二次渦流の発生を阻止する図５に示すような円形横
断面を有することが好ましい。
【００１５】回転ポンプ要素１８およびポンプ部分１９
を説明したように構成することで、前述したストリッパ
ー部分を設ける必要がなく、ポンプ底部２０がより容易
に製造される。従って、従来技術の回転ポンプ要素に必
要な公差の正確性は、本発明の回転ポンプ要素１８がポ
ンプ底部２０の肩部２５内にぴたりと嵌合する外側リン
グ部分６０を有しているので、もはや必要でない。
【００１６】ポンプ１０の作動中、内部にポンプ１０を
装着することができる燃料タンク（図示せず）から、燃
料が回転ポンプ要素１８の回転ポンプ作用により吸引さ
れ、ポンプカバー３０内の燃料入口３２を通って、ポン
プ室２６ａおよび２６ｂ内に送入される（図８）。回転
ポンプ要素１８が回転するときに、燃料流路６２は、燃
料が入口ポンプ室２６ａのフレア部分３３から燃料入口
３２と軸線方向に整列した出口ポンプ室２６ｂのフレア
部分７６へ流れる通路を、間欠的に与える（図１０）。
【００１７】回転ポンプ要素１８の羽根５６の回転ポン
プ作用が、一次渦流６６を環状のポンプ室２６ａおよび
２６ｂのまわりに円周方向に推進する（図５）。ポンプ
ハウジング１９からモータスペース３６への燃料の流れ
は、図９に示すように行われる。燃料流路６２は、燃料
が入口ポンプ室２６ａのより狭く且つより浅い遷移部分
７２から遷移部分７２と軸線方向に整列し且つ燃料出口
２２に隣接した出口ポンプ室２６ｂのフレア部分７８へ
流れる通路を、間欠的に与える。出口ポンプ室２６ｂか
らの燃料は、燃料出口２２を通して排出される。
【００１８】ポンプカバー３０の遷移部分７２は、好ま
しくは、ほぼ１５°ないし２５°の角度に沿って延び、
この遷移部分においては、カバーみぞ６８の中心からポ
ンプカバー３０の回転ポンプ要素との合せ面４６まで測
定されたときのカバーのみぞ６８の深さは、みぞ６８が
該みぞの端部７３における合せ面４６と面一になるまで
漸次減少する。ポンプカバー３０とポンプ底部２０とが
結合されるときに、カバー面４６が回転ポンプ要素１８
と組み合わされる。カバーみぞ６８の深さは、燃料入口
３２から遷移部分７２の遷移開始点７４までほぼ０．５
ｍｍから２．０ｍｍである。カバーみぞ６８の幅は、該
みぞの端部７３における一点まで漸次狭くなる。カバー
みぞ６８のこの漸進的な収斂（ｃｏｎｖｅｒｇｅｎｃ
ｅ）は、燃料出口と軸線方向に隣接した燃料流路に固有
の交差損失を伴うことなく渦流６６が燃料出口２２に向
かって移行するための円滑な通路を与える。カバーみぞ
６８は、燃料出口３２から遷移開始点７４までほぼ２８
５°ないし２９５°の角度にわたって延びている（図１
１）。
【００１９】図１から理解されるように、パージ（追
放）オリフィス３４が、ベーパーを含まない液体燃料が
エンジン（図示せず）に到達するように、ポンプ室２６
ａからの燃料ベーパーを放出させるためにポンプカバー
３０を貫いて延びている。燃料ベーパーは、ポンプ室２
６ａからパージオリフィス３４を通って燃料タンク（図
示せず）の中に流れる。パージオリフィス３４は、図１
１に示すように、燃料入口３２からほぼ１００°から１
２０°の位置におけるカバーみぞ６８の半径方向に内側
の部分に配置されることが好ましい。
【００２０】カバーみぞ６８および底部みぞ７０はポン
プ底部２０およびポンプカバー３０と共に好ましくはア
ルミニウムで型鋳造（ダイキャスト）することができ、
或はポンプ底部２０およびポンプカバー３０の中に機械
加工することができる。これに代えて、カバーみぞ６８
および底部みぞ７０をポンプ底部２０およびポンプカバ
ー３０と一緒に、アセチル・プラスチックなどのプラス
チック材料、或いは当業者に知られ且つ本明細書に提案
されたその他のプラスチックまたは非可塑性材料で一体
に成形することができる。
【００２１】本発明の好ましい実施例を開示したが、種
々の変更および変形を特許請求の範囲に記載した本発明
の範囲から逸脱することなく実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による燃料ポンプの横断面図。
【図２】従来技術による燃料ポンプハウジング内の回転
ポンプ要素を部分的に破断して示した断面図であり、ポ
ンプ室の高圧領域および低圧領域を分離するためのスト
リッパー部分を示した図。
【図３】従来技術のポンプ室の横断面図であり、ポンプ
ハウジングの頂部および底部に形成された流路の形状を
示した図。
【図４】本発明による回転ポンプを部分的に破断して示
した断面図。
【図５】本発明によるポンプの一部分の横断面図であ
り、ポンプハウジングの頂部および底部に形成された連
通していないポンプ室を示した図。
【図６】図４の線６−６に沿った図であり、本発明によ
る回転ポンプ要素の羽根および羽根みぞの細部を示した
図。
【図７】図４の線７−７に沿った図であり、本発明によ
る回転ポンプ要素の羽根、燃料流路および羽根みぞの細
部を示した図。
【図８】本発明によるポンプの一部分の横断面図であ
り、ポンプハウジングの燃料入口から出口ポンプ室まで
の燃料の流れを示した図。
【図９】本発明によるポンプの出口部分の横断面図であ
り、ポンプハウジングの入口ポンプ室のより狭くかつよ
り浅いオフセット部分から燃料出口までの燃料の流れを
示した図。
【図１０】本発明によるポンプハウジングおよび回転ポ
ンプ要素の斜視図であり、ポンプハウジングを含むポン
プカバーおよびポンプ底部を示した図。
【図１１】本発明によるポンプカバーの回転ポンプ要素
との合せ面の斜視図であり、一つの円周方向端部に向か
って収斂しかつ半径方向外方に湾曲した環状ポンプみぞ
を示した図。
【符号の説明】
１０ 燃料ポンプ １２ ケーシング １４ モータ １６ 軸 １８ 回転ポンプ要素 ２０ ポンプ底部 ２２ 燃料出口 ２６ａ ポンプ室 ２６ｂ ポンプ室 ３０ ポンプカバー ３２ 燃料入口 ３４ パージオリフィス ３６ モータ空間 ４４ ポンプ出口 ５６ 羽根 ５８ 羽根みぞ ６０ 外側リング部分 ６２ 燃料流路 ６６ 一次渦流 ６８ カバーみぞ ７０ 底部みぞ ７２ 遷移部分 ７３ カバーみぞの端部 ７４ 遷移開始点

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 燃料タンクから自動車のエンジンへ燃料
    を供給する燃料ポンプであって、 ポンプケーシングと、 前記ケーシング内に装着されたモータであって該モータ
    から延びる軸を備えるモータと、 前記軸に取り付けられた回転ポンプ要素であって、該回
    転ポンプ要素の外周に沿ったリング部分と、該リング部
    分の半径方向内方の内周のまわりに延びる複数の羽根
    と、前記複数の羽根と前記リング部分の間に半径方向に
    配置された複数の軸線方向に延びる燃料流路とを備える
    回転ポンプ要素と、 前記ポンプケーシング内に装着され該ポンプケーシング
    を貫いて延びる燃料入口および燃料出口を備えたポンプ
    ハウジングとを有し、前記ポンプハウジングは二つの連
    通していないポンプ室が前記回転ポンプ要素の周囲に沿
    って形成されるように該ポンプハウジング内に前記回転
    ポンプ要素を収容している燃料ポンプ。
  2. 【請求項２】 請求項１に記載の燃料ポンプにおいて、
    前記の連通していないポンプ室が前記燃料入口と連通し
    ている入口ポンプ室と、前記燃料出口と連通している出
    口ポンプ室とを有し、燃料が前記燃料入口から前記出口
    ポンプ室へ、そして前記入口ポンプ室から前記燃料出口
    へ前記回転ポンプ要素内の前記燃料流路を介して通る燃
    料ポンプ。
  3. 【請求項３】 請求項１に記載の燃料ポンプにおいて、
    前記回転ポンプ要素が、前記二つの連通していないポン
    プ室を分離するために前記羽根と前記流路との間に半径
    方向に配置された内側リング部分を備える燃料ポンプ。
  4. 【請求項４】 請求項１に記載の燃料ポンプにおいて、
    前記複数の流路が、前記複数の羽根のうちの一つの半径
    方向長さの半分乃至それ以上の半径方向の幅を備えた弓
    形のスロットを有する燃料ポンプ。
  5. 【請求項５】 請求項１に記載の燃料ポンプにおいて、
    前記複数の羽根が複数の半円形の羽根みぞにより離隔さ
    れている燃料ポンプ。
  6. 【請求項６】 請求項１に記載の燃料ポンプにおいて、
    前記回転ポンプ要素が再生タービンを有する燃料ポン
    プ。
  7. 【請求項７】 燃料タンクから自動車のエンジンへ燃料
    を供給する燃料ポンプであって、 ポンプケーシングと、 前記ケーシング内に装着されたモータであって該モータ
    から延びる軸を備えたモータと、 前記ケーシング内に装着されたポンプ底部であって、貫
    通して延びるポンプ出口と、該ポンプ底部の外周に沿っ
    て形成された環状の底部みぞとを備えるポンプ底部と、 前記軸に取り付けられた回転ポンプ要素であって、該ポ
    ンプ要素の外周に沿って延びるリング部分と、該リング
    部分の半径方向内方の内周のまわりに延びる複数の羽根
    と、前記複数の羽根と前記リング部分との間に半径方向
    に配置された複数の軸線方向に延びる燃料流路とを備え
    た回転ポンプ要素と、 外周に沿って形成された環状のカバーみぞと、貫通して
    延びる燃料入口とを備えたポンプカバーとを有し、該ポ
    ンプカバーは前記ケーシングの端部に装着され、且つ前
    記ポンプ底部に対して前記回転ポンプ要素をそれらポン
    プカバーとポンプ底部の間に介在して装着され、それに
    よって前記ポンプカバー、前記回転ポンプ要素および前
    記ポンプ底部が協働して前記回転ポンプ要素の周囲に沿
    って二つの連通していないポンプ室を備えたポンプハウ
    ジングを形成している燃料ポンプ。
  8. 【請求項８】 請求項７に記載の燃料ポンプにおいて、
    前記の連通していないポンプ室が前記燃料入口と連通し
    ている入口ポンプ室と、前記燃料出口と連通している出
    口ポンプ室とを有し、燃料が前記燃料入口から前記出口
    ポンプ室へ、そして前記入口ポンプ室から前記燃料出口
    へ前記回転ポンプ要素内の前記燃料流路を介して通る燃
    料ポンプ。
  9. 【請求項９】 請求項７に記載の燃料ポンプにおいて、
    前記回転ポンプ要素が、前記二つの連通していないポン
    プ室を分離するために前記羽根と前記流路との間に半径
    方向に配置された内側リング部分を備える燃料ポンプ。
  10. 【請求項１０】 請求項７に記載の燃料ポンプにおい
    て、前記複数の流路が、前記複数の羽根のうちの一つの
    半径方向長さの２分の１ないしそれ以上の半径方向の幅
    を具備した弓形のスロットを有する燃料ポンプ。
  11. 【請求項１１】 請求項７に記載の燃料ポンプにおい
    て、前記カバーみぞ及び前記底部みぞが半円形横断面を
    備える燃料ポンプ。
  12. 【請求項１２】 請求項７に記載の燃料ポンプにおい
    て、前記複数の羽根が複数の半円形の羽根みぞにより離
    隔されている燃料ポンプ。
  13. 【請求項１３】 請求項７に記載の燃料ポンプにおい
    て、パージオリフィスが前記ポンプ室から燃料ベーパー
    を排出するために前記ポンプカバーの環状流路の半径方
    向内側の部分から該ポンプカバーを貫通して軸線方向に
    延び、前記パージオリフィスが前記ポンプ入口の中心か
    ら円周方向へ逆時計回りにほぼ１００°ないし１２０°
    の角度をなす位置に配置されている燃料ポンプ。
  14. 【請求項１４】 請求項７に記載の燃料ポンプにおい
    て、前記回転ポンプ要素が再生タービンを有する燃料ポ
    ンプ。
  15. 【請求項１５】 請求項７に記載の燃料ポンプにおい
    て、前記カバーみぞが前記ポンプ入口から遷移部分まで
    円周方向に延び、該遷移部分において前記カバーみぞの
    幅および深さがそれぞれ漸次狭くかつ浅くなり、それに
    よって前記カバーみぞが前記ポンプカバーの回転ポンプ
    要素との合わせ面と面一になって前記ポンプ出口と部分
    的に連通している燃料ポンプ。
  16. 【請求項１６】 燃料タンクから自動車のエンジンへ燃
    料を供給する燃料ポンプにおいて、 ポンプケーシングと、 前記ケーシング内に装着されたモータであって該モータ
    から延びる軸を備えたモータと、 前記ケーシング内に装着されたポンプ底部であって、貫
    通して延びるポンプ出口と、該ポンプ底部の外周に沿っ
    て形成された環状の底部みぞとを備えたポンプ底部と、 前記軸に取り付けられた回転ポンプ要素であって、該ポ
    ンプ要素の外周に沿って延びるリング部分と、該リング
    部分の半径方向内方の内周のまわりに延びる複数の羽根
    と、前記複数の羽根と前記リング部分との間に半径方向
    に配置された複数の軸線方向に延びる燃料流路とを備え
    た回転ポンプ要素と、 外周に沿って形成された環状のカバーみぞと、貫通して
    延びる燃料入口とを備えたポンプカバーとを有し、該ポ
    ンプカバーは前記ケーシングの端部に装着され、且つ前
    記ポンプ底部に対して前記回転ポンプ要素をそれらポン
    プカバーとポンプ底部の間に介在して装着され、それに
    よって前記ポンプカバー、前記回転ポンプ要素および前
    記ポンプ底部が協働して前記回転ポンプ要素の周囲に沿
    って二つの連通していないポンプ室を備えたポンプハウ
    ジングを形成し、前記の連通していないポンプ室が前記
    燃料入口と連通している入口ポンプ室と、前記燃料出口
    と連通している出口ポンプ室とを備え、燃料が前記燃料
    入口から前記出口ポンプ室へ、そして前記入口ポンプ室
    から前記燃料出口へ前記回転ポンプ要素内の前記燃料流
    路を介して通る燃料ポンプ。
  17. 【請求項１７】 請求項１６に記載の燃料ポンプにおい
    て、前記回転ポンプ要素が、前記二つの連通していない
    ポンプ室を分離するために前記羽根と前記流路との間に
    半径方向に配置された内側リング部分を有する燃料ポン
    プ。
  18. 【請求項１８】 請求項１６に記載の燃料ポンプにおい
    て、前記複数の流路が、前記複数の羽根のうちの一つの
    半径方向長さの３分の１ないしそれ以下の半径方向の幅
    を具備した弓形のスロットを有する燃料ポンプ。
  19. 【請求項１９】 請求項１６に記載の燃料ポンプにおい
    て、前記複数の羽根が複数の半円形の羽根みぞにより離
    隔されている燃料ポンプ。
  20. 【請求項２０】 請求項１６に記載の燃料ポンプにおい
    て、前記カバーみぞが前記ポンプ入口から遷移部分まで
    円周方向に延び、該遷移部分において前記カバーみぞの
    幅および深さがそれぞれ漸次狭くかつ浅くなり、それに
    よって前記カバーみぞが前記ポンプカバーの回転ポンプ
    要素との合せ面と面一になって前記ポンプ出口と部分的
    に連通している燃料ポンプ。
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