JP5481346B2 - 遠心ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、遠心ポンプに関し、特に小水量側に最高効率点を持つ低比速度遠心ポンプに関する。
遠心ポンプは、一般に、モータの駆動に伴って回転する回転軸に固定した羽根車をケーシングの内部に回転自在に配置し、羽根車を回転させることで、ケーシングの内部に流入した流体を羽根車の回転で昇圧させてケーシングの外部に流出させるように構成されている。ここに、例えば、ケーシングの出口部に絞り部を設け該絞り部で水量を絞ったり、ケーシングの出口に水量を絞るオリフィスを設けたりすることで、低水量側に最高効率点を持つようにした低比速度遠心ポンプが構成される。
図1は、水量a1で最高効率η1を達成するように設計された、低比速度遠心ポンプ(特定低比速度遠心ポンプ)の水量−揚程曲線X1及び効率曲線Y1を示す。低比速度遠心ポンプにあっては、ポンプの最高効率η1に極力近い水量で運転することが、騒音や振動などを低減させてポンプを機械的に安定させる上で好ましい。このため、最高効率点の水量a1の、例えば80%を最低水量a1’(=a1×0.8)に、例えば110%を最高水量a1”(=a1×1.1)にそれぞれ設定し、この水量範囲(a1’〜a1”)をポンプの運転水量範囲A1と規定することが広く行われている。
このため、特定低比速度遠心ポンプの運転水量範囲A1から外れた、例えば図1に示す水量a2での運転の要請に該特定低比速度遠心ポンプを使用して応えようとすると、この水量a2における特定低比速度遠心ポンプの効率η2は、最高効率点から大きく外れ最高効率η1からかなり低くなり、騒音や振動などが発生する虞がある。このため、このような場合には、図2に破線で示すような水量−揚程曲線X2及び効率曲線Y2を有し、水量a2で最高効率を達成するか、またはこの水量a2がポンプの運転水量範囲A2内にあるようにした低比速度遠心ポンプを特定低比速度遠心ポンプとは別に用意して使用することが広く行われている。
出願人は、小水量側に最高効率点を持つ低比速度遠心ポンプに使用される羽根車として、互いに隣接する一方の羽根(主翼)の裏面と他方の羽根(主翼)の表面との間に、羽根車の外径より内側に位置して一方の羽根の裏面から他方の羽根の表面に向けて延びる仕切翼を設けた羽根車を提案している(特許文献1参照)。また、第1の通液路を有する羽根車本体の外周部に嵌合する円筒状の補助リングを備え、補助リングに該補助リングの内周部から外周部まで延びる第2の通液路を設けた羽根車を提案している(特許文献2参照)。
特開2007−51592号公報 特開2005−23794号公報
しかしながら、客先の種々様々な要請に応えるため、異なる性能を満足する遠心ポンプをその都度、設計して製作すると、設計費用、製作コスト及び材料費等が嵩み、遠心ポンプそのもののコストアップに繋がってしまう。しかも、このように材料が費やされると、限りある資源の無駄使いにもなる。特許文献1,2に記載の羽根車にあっても、ポンプ性能に合わせた羽根車自体の加工が必要で、一つの性能を有する遠心ポンプに対して、一つの羽根車が必要となる。このため、一つの羽根車で複数の性能を任意に選択することはできない。
本発明は上記事情に鑑みて為されたもので、一つのケーシングと一つの羽根車の組合せによって、最高効率の水量を任意に変更して、好ましい運転水量範囲を任意に選択しつつ構成できるようにした遠心ポンプを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、回転軸に連結されて回転する羽根車と、吐出口を有し内部に前記羽根車を収容するケーシングと、前記ケーシングの開口部を密閉するケーシングカバーと、羽根車側とケーシング側を貫通する複数の通路を有し、前記複数の通路内の一つの通路が前記吐出口に連通するように、前記ケーシング内に前記羽根車と同心円状に配置されるガイドプレートと、前記ガイドプレートの前記吐出口と連通する一つの通路以外の通路を羽根車側で閉止する閉止部材とを有することを特徴とする遠心ポンプである。
これにより、例えば、ガイドプレートに第1通路と第2通路の2つの通路を有する時に、ガイドプレートの第1通路とケーシングの吐出口とを互いに連通させて第1遠心ポンプを構成し、ガイドプレートの第2通路とケーシングの吐出口とを互いに連通させることで、前記第1遠心ポンプと異なる性能を有する第2遠心ポンプを構成することができる。第1遠心ポンプにあっては第2通路の羽根車側を、第2遠心ポンプにあっては第1通路の羽根車側を、それぞれ閉止部材で閉止することで、使われていない通路に水が入り込み、通路の入口近傍で流れが乱れ効率が落ちることを防止できる。
請求項2に記載の発明は、前記ガイドプレートは、周方向に回転可能に前記ケーシング内に配置されて該ケーシングまたは前記ケーシングカバーに固定されることを特徴とする請求項1に記載の遠心ポンプである。
これにより、ガイドプレートに設けた複数の通路の一つがケーシングの吐出口に連通するようにガイドプレートを配置してケーシングまたはケーシングカバーに固定する時、ガイドプレートを周方向に回転させることで、ガイドプレートのケーシングまたはケーシングカバーに対する配置を容易に調整することができる。
請求項3に記載の発明は、前記ガイドプレートの複数の通路は、それぞれ異なる断面積を通路の一部に有していることを特徴とする請求項1または2記載の遠心ポンプである。
ガイドプレートの各通路は、該通路をケーシングの吐出口に連通させて遠心ポンプを構成したときに、該遠心ポンプがそれぞれ所定のポンプ性能を有するように設定される。
請求項4に記載の発明は、前記閉止部材は、前記ガイドプレートの羽根車側に内接した円弧状の1枚の仕切り板で構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の遠心ポンプである。
これにより、ガイドプレートに3以上の通路が設けられている場合に、2以上の通路を1枚の仕切り板で同時に閉止することができる。
請求項5に記載の発明は、前記仕切り板は、前記羽根車の外周端面との間にボリュートとなる流路が形成されるように該流路の出口方向に向けて厚さが減少する形状に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の遠心ポンプである。
これにより、羽根車の外周端面と仕切り板との間に形成されるボリュートとなる流路に沿って流体がよりスムーズに流れるようにすることができる。
請求項6に記載の発明は、前記仕切り板は、前記ケーシングカバーと一体成形されていることを特徴とする請求項4または5に記載の遠心ポンプである。
これにより、ケーシングカバーと仕切り板の取付けが容易となる。
本発明の遠心ポンプによれば、一つのケーシングと一つの羽根車の組合せによって、最高効率の水量を任意に変更して、好ましい運転水量範囲を任意に選択しつつ遠心ポンプを構成することができる。これにより、客先の使用する水量ごとに遠心ポンプを設計し製作する必要をなくして、材料等の無駄をなくし、遠心ポンプのコストダウンを図るとともに、貴重な地球資源の無駄使いを無くして、省エネルギーに繋げることができる。
しかも、一般の渦巻きポンプの構造を採用した小水量で高揚程の遠心ポンプは、出口通路の面積が一般に小さく、鋳造によってケーシングを得ようとすると、ケーシング内に通路を確実に成型できない場合があるが、本発明の遠心ポンプに使用される、ポンプ性能を決める通路が設けられているガイドプレートは、通路が開口しているので、鋳造によって比較的容易に成型することができる。
一つの低比速度遠心ポンプの水量−揚程曲線及び効率曲線を示すグラフである。 他の低比速度遠心ポンプの水量−揚程曲線及び効率曲線を、図1に示す水量−揚程曲線及び効率曲線と共に示すグラフである。 本発明の実施形態の遠心ポンプの縦断正面図である。 図3のA−A線断面図である。 図3に示す遠心ポンプの一部を示す、ケーシングの吐出口に連通するガイドプレートの通路に沿った断面図である。 本発明の他の実施形態の遠心ポンプの図3相当図である。 本発明の更に他の実施形態の遠心ポンプの図4相当図である。 本発明の更に他の実施形態の遠心ポンプの図4相当図である。
以下、本発明の実施形態を図3乃至図8を参照して説明する。なお、以下の各例において、同一または相当する部材には同一符号を付して重複した説明を省略する。
図3は、本発明の実施形態の遠心ポンプの縦断正面図、図4は、図3のA−A線断面図で、図5は、図3に示す遠心ポンプの一部を示す、ケーシングの吐出口に連通するガイドプレートの通路に沿った断面図である。
図3乃至図5に示すように、遠心ポンプは、吸込口10aと吐出口10bとを有するケーシング10と、ケーシング10の内部に回転自在に収容される羽根車12と、内部に羽根車12を収容したケーシング10の開口部を密閉するケーシングカバー14とを有している。ケーシングカバー14は、ボルト16を介してケーシング10に固定されている。
羽根車12は、ケーシングカバー14に連結された軸受胴体20の内部に組込まれた軸受22,24によって回転自在に支承された回転軸26のケーシング10側の端部に固定されている。回転軸26の他端は、軸受胴体20から外部に延出して、図示しないモータに連結される。これにより、モータの駆動に伴って、羽根車12は回転軸26と一体に回転する。
羽根車12は、この例では、円板状の主板(ハブ)30の表面に、直線状に延びる複数の羽根32を放射状に配置して構成されているが、羽根車の形状は、この構成に限定されず、用途に応じて、クローズ型、オープン型、セミオープン型など種々の羽根車が適用できる。ケーシング10の羽根車12側の内面には、羽根車12の周囲を包囲するガイドプレート34が羽根車12と同心円状に周方向に回転可能に配置されて、ボルト36を介してケーシングカバー14に固定されている。これによって、羽根車12の外周端面とガイドプレート34との間に円周状に連続した流路38が形成されている。
ガイドプレート34には、流路38の接線方向に延びて羽根車12側とケーシング10側とを貫通する、この例では、第1通路40、第2通路42、第3通路44及び第4通路46のポンプ性能を決める4つの通路が備えられている。これらの通路40,42,44,46は、ケーシングカバー14側に開口し、ガイドプレート34の円周方向に沿って等間隔に配置されている。なお、ガイドプレートに設けられる通路の数は、2以上の複数であればよく、また、通路の配置位置は、ガイドプレートの円周方向に沿って等間隔でなくてもよい。
このような形状のガイドプレート34は、ポンプ性能を決める所定形状の4つの通路40,42,44,46が形成されているものの、これらの通路40,42,44,46は、ケーシングカバー14側に開口しているので、鋳造によって比較的容易に成型することができる。
各通路40,42,44,46のポンプケーシング10の吐出口10bと接する出口端は、各通路40,42,44,46内を流れた流体がケーシング10の吐出口10b内にスムーズに流入できるように、ケーシング10の吐出口10bの入口端と同じ形状に形成されている。各通路40,42,44,46のポンプケーシング10の吐出口10bと接する出口端以外の通路部分は、互いに断面積が異なって、各通路40,42,44,46の一つ一つが異なるポンプ性能を決めることができるように設定されている。
第1通路40の通路部分は、図3乃至図5に示すように、第1通路40をケーシング10の吐出口10bと連通させて第1遠心ポンプを構成した場合、この第1遠心ポンプの水量−揚程曲線及び効率曲線が、例えば図1に示す水量−揚程曲線X1及び効率曲線Y1に一致して、水量a1で最大効率点となるように設定されている。
第2通路42の通路部分は、図4に示すガイドプレート34を時計回りに90°回転させ、第2通路42をケーシング10の吐出口10bと連通させて第2遠心ポンプを構成した場合、この第2遠心ポンプの水量−揚程曲線及び効率曲線が、例えば図2に示す水量−揚程曲線X2及び効率曲線Y2に一致して、水量a2で最大効率点となるように設定されている。
第3通路44の通路部分は、図4に示すガイドプレート34を時計回りに180°回転させ、第3通路44をケーシング10の吐出口10bと連通させて第3遠心ポンプを構成した場合、この第3遠心ポンプの水量−揚程曲線及び効率曲線が、例えば図1及び図2に示す水量−揚程曲線及び効率曲線以外の水量−揚程曲線及び効率曲線を有するように設定されている。
同様に、第4通路46の通路部分は、図3に示すガイドプレート34を時計回りに270°回転させ、第4通路46をケーシング10の吐出口10bと連通させて第4遠心ポンプを構成した場合、この第4遠心ポンプの水量−揚程曲線及び効率曲線が、例えば図1及び図2に示す水量−揚程曲線及び効率曲線、並びに第3遠心ポンプによって得られる水量−揚程曲線及び効率曲線以外の水量−揚程曲線及び効率曲線を有するように設定されている。
従って、ガイドプレート34に設けた通路40,42,44,46の内の任意の一つとケーシング10の吐出口10aとを互いに連通させて遠心ポンプを構成することで、異なる水量−揚程曲線及び性能曲線を有する4種類の遠心ポンプが得られる。これによって、遠心ポンプを新たに設計して、新たな遠心ポンプを製作することなく、一つのケーシング10と一つの羽根車12を使用し、単にケーシング10の吐出口10bに連通するガイドプレート34の通路40,42,44,46を任意に選択することで、異なる水量−揚程曲線及び性能曲線を有する遠心ポンプを構成することができる。
この例では、ガイドプレート34にポンプ性能を決める4つの通路40,42,44,46を設けたので、一つのケーシング10と一つの羽根車12の組合せによって、4つの異なる水量−揚程曲線及び性能曲線を有する遠心ポンプを構成することができる。つまり、ガイドプレート34に設けられるポンプ性能を決める通路の数だけ異なる水量−揚程曲線及び性能曲線を有する遠心ポンプを構成することができる。
ここで、図3乃至図5に示すように、ガイドプレート34に設けた第1通路40をケーシング10の吐出口10bに連通させた時、ガイドプレート34に設けた第1通路40以外の他の通路42,44,46は水の通路として使用されない。そして、このままの状態で、遠心ポンプの羽根車12を回転させて揚水を開始すると、第1通路40以外の使われていない他の通路42,44,46に水が入り込み、通路42,44,46の入口近傍で流れが乱れ効率が落ちる(流れが乱れ損失となる)。これを防ぐため、ガイドプレート34の第1通路40以外の使用されない他の通路42,44,46を羽根車12側で閉止する位置に、これらの他の通路42,44,46を閉止する閉止部材を構成する仕切り板50が設けられている。
この例では、仕切り板(閉止部材)50は、ガイドプレート34の内周面に内接した円弧状の一枚板で構成されてケーシングカバー14に一体に設けられている。これにより、例えば図3に示すガイドプレート34を時計周りに90°回転させて、ガイドプレート34に設けた第2通路42をケーシング10の吐出口10bに連通させた時、第2通路42以外の他の通路40,44,46は、仕切り板40で閉止されるようになっている。
更にこの例では、仕切り板50として、羽根車12の外周端面と仕切り板50との間に形成される流路38が水の流れる方向に間口が広がるボリュートを形成するように、流路38の出口方向に向けて厚さが徐々に薄くなるようにしたものが使用されている。即ち、仕切り板50のガイドプレート34の第1通路40側端部の厚さt1は、ガイドプレート34の第4通路46側端部の厚さt2よりも厚く(t1>t2)なっている。
この例によれば、ガイドプレート34に設けた通路40,42,44,46の任意の一つとケーシング10の吐出口10bとを互いに連通させて遠心ポンプを構成することで、それぞれ異なる水量−揚程曲線及び性能曲線を有する4種類の遠心ポンプを構成することができる。
図6は、本発明の他の実施形態の遠心ポンプを示す。この例の図3乃至図5に示す例と異なる点は、図3乃至図5に示す例は、ガイドプレート34をボルト36によってケーシングカバー14に固定しているのに対し、この例は、ガイドプレート34をボルト36によってケーシング10に固定している点にある。
つまり、図3乃至図5に示す例は、ガイドプレート34をボルト36によってケーシングカバー14に固定した後、ケーシング10をボルト16によってケーシングカバー14に固定するようにしている。これに対して、図6に示す例は、ボルト36によってガイドプレート34を予め固定したケーシング10を、ボルト16によってケーシングカバー14に固定するようにしている。
図7は、本発明の更に他の実施形態の遠心ポンプを示す。この例の図3乃至図5に示す例と異なる点は、閉止部材として、全面に亘って厚さtが一定の平板状の仕切り板52を使用して、例えば第1通路40以外の使われていない他の通路42,44,46を羽根車12側で閉止するようにしている点にある。このように、全面に亘って厚さtが一定の平板状の仕切り板52を閉止部材として使用することで、構造の簡素化を図ることができる。
図8は、本発明の更に他の実施形態の遠心ポンプを示す。この例の図3乃至図5に示す例と異なる点は、例えば第1通路40以外の使われていない他の通路42,44,46を、閉止部材としての1枚板からなる仕切り板50の代わりに、栓部材54a、54b、54cによって、羽根車12側で個別に閉止するようにしている点にある。つまり、通路42,44,46の入口側端部に栓部材(閉止部材)54a、54b、54cをそれぞれ挿入して、各通路42,44,46を栓部材(閉止部材)54a、54b、54cで個別に閉止するようにしている。
これまで本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことはいうまでもない。
10 ケーシング
10a 吸込口
10b 吐出口
12 羽根車
14 ケーシングカバー
20 軸受胴体
26 回転軸
30 主板
32 羽根
34 ガイドプレート
38 流路
40,42,44,46 通路
50,52 仕切り板(閉止部材)
54a,54b,54 栓部材(閉止部材)

Claims (6)

  1. 回転軸に連結されて回転する羽根車と、
    吐出口を有し内部に前記羽根車を収容するケーシングと、
    前記ケーシングの開口部を密閉するケーシングカバーと、
    羽根車側とケーシング側を貫通する複数の通路を有し、前記複数の通路内の一つの通路が前記吐出口に連通するように、前記ケーシング内に前記羽根車と同心円状に配置されるガイドプレートと、
    前記ガイドプレートの前記吐出口と連通する一つの通路以外の通路を羽根車側で閉止する閉止部材とを有することを特徴とする遠心ポンプ。
  2. 前記ガイドプレートは、周方向に回転可能に前記ケーシング内に配置されて該ケーシングまたは前記ケーシングカバーに固定されることを特徴とする請求項1に記載の遠心ポンプ。
  3. 前記ガイドプレートの複数の通路は、それぞれ異なる断面積を通路の一部に有していることを特徴とする請求項1または2記載の遠心ポンプ。
  4. 前記閉止部材は、前記ガイドプレートの羽根車側に内接した円弧状の1枚の仕切り板で構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の遠心ポンプ。
  5. 前記仕切り板は、前記羽根車の外周端面との間にボリュートとなる流路が形成されるように該流路の出口方向に向けて厚さが減少する形状に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の遠心ポンプ。
  6. 前記仕切り板は、前記ケーシングカバーと一体成形されていることを特徴とする請求項4または5に記載の遠心ポンプ。
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