JPH07166900A - 内燃機関の吸気制御装置 - Google Patents

内燃機関の吸気制御装置

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JPH07166900A
JPH07166900A JP31381893A JP31381893A JPH07166900A JP H07166900 A JPH07166900 A JP H07166900A JP 31381893 A JP31381893 A JP 31381893A JP 31381893 A JP31381893 A JP 31381893A JP H07166900 A JPH07166900 A JP H07166900A
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intake
cylinder
intake control
valve
control valve
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JP31381893A
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Shigeo Nomura
重夫 野村
Yurio Nomura
由利夫 野村
Hideki Obayashi
秀樹 大林
Tokio Kohama
時男 小浜
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価な吸気制御弁を用いてコストダウンを図
ることができる内燃機関の吸気制御装置を提供すること
にある。 【構成】 エンジン1の各気筒の吸気ポート9〜12に
は吸気制御弁13〜16が設けられている。又、休止気
筒2,5の吸気ポート9,12には排気還流用通路46
が設けられ、その途中には還流通路開閉弁48が設けら
れている。休止気筒の吸気制御弁13,16及び還流通
路開閉弁48にはバキュームモータを用いた吸気制御弁
(又は開閉弁)が使用され、又、稼働気筒の吸気制御弁
14,15にはインテークバルブ6の開閉周期に同期し
て作動し、当該気筒への吸気状態を制御するロータリー
ソレノイド型アクチュエータを用いた吸気制御弁が使用
されている。エンジン1の運転条件に応じて休止気筒
2,5での燃料カットが行われるとともに吸気制御弁1
3,16が閉じられ、さらに、排気が還流される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関の吸気制御
装置に係り、詳しくは、内燃機関のインテークバルブと
別体に各気筒に連通する吸気通路毎に配置された複数の
吸気制御弁を有する内燃機関の吸気制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より内燃機関の吸気制御装置が知ら
れている。これは、多気筒内燃機関における各気筒の吸
気通路毎に吸気制御弁を設け、回転数、負荷状態に応じ
て開閉時期を制御することにより、低回転域でのトルク
向上、また部分負荷時のポンピングロス低減による燃費
向上を実現するものである。又、この内燃機関の吸気制
御装置を使って、さらなる燃費の向上を目的とした可変
気筒制御を実現することが提案されている(例えば、特
開平3−70828号公報)。その中で、特開平4−8
6326号公報のように、開閉駆動手段として90°揺
動型のロータリーソレノイド型アクチュエータを用いて
吸気制御弁の弁体を開閉させるものがある。このロータ
リーソレノイド型アクチュエータは、1サイクルに一回
以上開閉を行う本システムの仕様を満足させるものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ロータリー
ソレノイド型アクチュエータを用いて可変気筒制御を行
おうとすると、ロータリーソレノイド型アクチュエータ
は高価でありコストが高くなるという問題があった。
【0004】そこで、この発明の目的は、安価な吸気制
御弁を用いてコストダウンを図ることができる内燃機関
の吸気制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の気筒
を有し、内燃機関の運転条件に応じて特定気筒の燃焼を
休止させ、かつ、休止気筒でのポンピングロス低減のた
め排気を還流させるようにした内燃機関に用いられ、各
気筒の吸気通路に設けられた吸気制御弁を制御する吸気
制御装置であって、前記特定休止気筒の吸気通路に設け
られた開閉弁からなる第1の吸気制御弁と、前記特定休
止気筒以外の気筒の吸気通路に設けられ、内燃機関のイ
ンテークバルブの開閉周期に同期して作動し、当該気筒
への吸気状態を制御する第2の吸気制御弁とを備えた内
燃機関の吸気制御装置をその要旨とする。
【0006】又、前記第1の吸気制御弁を、バキューム
モータを用いた吸気制御弁としてもよい。
【0007】
【作用】内燃機関の運転条件に応じて特定気筒の燃焼が
休止される。このとき、休止気筒においては開閉弁から
なる第1の吸気制御弁が閉じられる。それ以外の時に
は、第1の吸気制御弁が開かれる。一方、特定気筒の燃
焼を休止させない稼働気筒においては、第2の吸気制御
弁がインテークバルブの開閉周期に同期して作動し、当
該気筒への吸気状態が制御される。このように、休止気
筒用の吸気制御弁は高速にて開閉動作する必要がないの
で、構造が簡単で安価な開閉弁からなる第1の吸気制御
弁が使用されるとともに、稼働気筒用の吸気制御弁には
高速応答性を有する第2の吸気制御弁が使用される。
【0008】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図面
に従って説明する。図1には、本実施例の内燃機関の吸
気制御装置の概略を示す。4気筒ガソリン内燃機関(以
下、エンジンという)1は4つの気筒2,3,4,5が
備えられている。各気筒2,3,4,5には高速適合カ
ムによって開閉されるインテークバルブ6とエキゾース
トバルブ7とがそれぞれ設けられている。エンジン1の
吸気系1aにはスロットルバルブ8が配設されている。
【0009】吸気系1aから分岐して設けた各吸気ポー
ト(吸気通路)9,10,11,12は各気筒2,3,
4,5に連通している。吸気ポート9,10,11,1
2の各々には吸気制御弁13,14,15,16が設け
られている。各吸気制御弁13,14,15,16は気
筒毎に独立して吸気ポート9,10,11,12の開度
を変更する。吸気ポート9,10,11,12の下流部
には、燃料を噴射するインジェクタ17が設けられてい
る。
【0010】エンジン1には検出器として各種のセンサ
類が備えられている。例えば、各気筒のピストン上死点
(TDC)に位置するときパルス信号を出力するクラン
ク角センサ18がある。又、所定のクランク角度毎にパ
ルス信号を出力する回転速度センサ19、吸入空気量を
検出するエアフローメータ20、スロットルバルブ8の
開度を検出するスロットル開度センサ21等がある。
【0011】電子制御ユニット(以下、ECUという)
22はCPU23、ROM24、RAM25を中心に算
術演算回路として構成されており、コモンバス26を介
して入出力部27に接続され、外部との入出力を行う。
上記各センサ18,19,20,21からの検出信号は
入出力部27からCPU23に入力される。CPU23
は入出力部27を介して吸気制御弁13,14,15,
16に制御信号を出力するとともに、各インジェクタ1
7に制御信号を出力する。
【0012】このインジェクタ17による燃料噴射制御
において、CPU23はエアフローメータ20による吸
入空気量や回転速度センサ19によるエンジン回転数等
に応じて燃料噴射量を算出して、この燃料噴射量となる
ようにインジェクタ17から燃料を噴射させる。さら
に、CPU23はスロットル開度センサ21によるスロ
ットルバルブ8の開度の正方向の変化により加速か否か
判定し、加速時には燃料増量を行うようになっている。
【0013】又、本エンジン1においては、エンジン1
の運転条件に応じて特定気筒の燃焼を休止させる、いわ
ゆる、可変気筒制御を行っている。この可変気筒制御時
には燃焼を休止する気筒(休止気筒)に対しては燃料カ
ットが行われる。本実施例では、可変気筒制御の際の休
止気筒として1番気筒(#1)2と4番気筒(#4)5
が予め決められており、稼働気筒として2番気筒(#
2)3と3番気筒(#3)4が予め決められている。
【0014】そして、休止気筒である1番気筒(#1)
2と4番気筒(#4)5においては、排気を同気筒(#
1,#4)に還流するための排気還流用通路46が設け
られている。即ち、1番気筒(#1)2の吸気ポート9
での吸気制御弁13の下流側、及び、4番気筒(#4)
5の吸気ポート12での吸気制御弁16の下流側には、
排気還流用通路46の一端が接続されるとともに、排気
還流用通路46の他端がエンジン1の1番気筒(#1)
2の排気管47に接続されている。よって、エンジン1
の排気が排気還流用通路46を通って1番気筒(#1)
2と4番気筒(#4)5とに還流できるようになってい
る。又、排気還流用通路46の途中には還流通路開閉弁
48が設けられ、この還流通路開閉弁48により排気還
流用通路46が開閉される。
【0015】1番気筒(#1)2に用いられる吸気制御
弁13と4番気筒(#1)5に用いられる吸気制御弁1
6と還流通路開閉弁48には、バキュームモータを用い
た吸気制御弁(又は開閉弁)が使用されている。又、2
番気筒(#2)3に用いられる吸気制御弁14と3番気
筒(#3)4に用いられる吸気制御弁15には、ロータ
リーソレノイド型アクチュエータを用いた吸気制御弁が
使用されている。
【0016】2番気筒(#2)3に用いられる吸気制御
弁14と3番気筒(#3)4に用いられる吸気制御弁1
5の詳細を図2,3,4,5を用いて説明する。図2に
は全体構成を示し、図3は図2のA−A断面図であり、
図4は図2のB−B断面図であり、図5は電気的構成を
示す。
【0017】図2に示すように、吸気マニホールド28
内にはバタフライ型の円形弁体29が設けられている。
この弁体29は支軸30にネジ固定されており、回動し
て開閉するようになっている。円形弁体29は図3に示
すように、吸気マニホールド28壁に対して非常に狭い
クリアランスをもって非接触で揺動する構造となってい
る。支軸30はベアリングにより吸気マニホールド28
壁に支持され、その端部は下方の駆動部内に延びてい
る。
【0018】駆動部のケーシング31内に延びた支軸3
0の円形外周には磁石部材32が嵌着されており、この
磁石部材32には周方向対称に異極となるように磁極が
形成されている。又、図4に示すように、ケーシング3
1の内壁には、磁石部材32に対向する、一対の電磁コ
イル33a,33bと、一対の永久磁石34a,34b
とが配置されている。
【0019】図5は、電磁コイル33a,33bの制御
回路を示している。電源35に対し2つのトランジスタ
Tr1,Tr2が直列に接続されるとともにトランジス
タTr1,Tr2に対し、直列接続されたトランジスタ
Tr3,Tr4が並列に接続され、その直列回路の中間
点aとbとの間に電磁コイル33aが接続されている。
同様に、電源35に対し2つのトランジスタTr5,T
r6が直列に接続されるとともにトランジスタTr5,
Tr6に対し、直列接続されたトランジスタTr7,T
r8が並列に接続され、その直列回路の中間点cとdと
の間に電磁コイル33bが接続されている。又、各トラ
ンジスタTr1〜Tr8のベース端子は、ECU22に
接続されている。
【0020】従って、ECU22(CPU23)はトラ
ンジスタTr1,Tr4,トランジスタTr5,Tr8
をオンすることにより電磁コイル33a,33bによっ
て形成される磁極と、永久磁石34a,34bによって
形成される磁極とにより決定される位置まで磁石部材3
2を回動させる。磁石部材32の回動により、支軸30
が90°回動し、弁体29は図3の一点鎖線に示す全開
位置に回動する。そして、この状態から、ECU22
(CPU23)はトランジスタTr2,Tr3,トラン
ジスタTr6,Tr7をオンすることにより磁石部材3
2を90°回動させ、弁体29は図3の実線に示す全閉
位置に回動される。
【0021】次に、1番気筒(#1)2に用いられる吸
気制御弁13と4番気筒(#4)5に用いられる吸気制
御弁16と還流通路開閉弁48の詳細を図6を用いて説
明する。
【0022】吸気マニホールド(又は排気還流用通路)
36内には弁体37が配置され、その弁体37の一端が
軸38により回動可能に支持されている。又、吸気マニ
ホールド36上には中空状のバキュームモータケース3
9が固定されている。このバキュームモータケース39
内はダイアフラム40が配置され、このダイアフラム4
0によりバキュームモータケース39内が大気圧室R1
と圧力調整室R2とに区画されている。又、ダイアフラ
ム40の中央部には軸支持部材41が固定され、軸支持
部材41には下方に延びるロッド42の一端が固定され
ている。ロッド42の下端は弁体37の中央部に軸支さ
れている。バキュームモータケース39内における圧力
調整室R2にはスプリング45が配置され、同スプリン
グ45により軸支持部材41(ダイアフラム40)が下
方に付勢されている。又、バキュームモータケース39
内における圧力調整室R2は空気導入口43と連通して
おり、この空気導入口43は電磁切換弁44に接続され
ている。この電磁切換弁44には、大気圧通路と吸気負
圧通路とが接続されている。
【0023】そして、ECU22(CPU23)による
電磁切換弁44の切り換え制御により、図6に示すよう
に、空気導入口43と大気圧通路とを連通状態にした
り、図7に示すように、空気導入口43と吸気負圧通路
とを連通状態にすることができる。図6に示す空気導入
口43と大気圧通路との連通状態においては、大気圧室
R1と圧力調整室R2とが共に大気圧となり、スプリン
グ45の付勢力により軸支持部材41を下方に押し、ロ
ッド42を介して弁体37が下方に押されて閉弁状態と
なる。一方、図7に示す空気導入口43と吸気負圧通路
との連通状態においては、圧力調整室R2が負圧となり
ダイアフラム40がスプリング45の付勢力に抗して上
動して、軸支持部材41及びロッド42を介して弁体3
7を上方に移動し開弁状態となる。
【0024】このように、電磁切換弁44の切り換え制
御により弁体37を開閉して開弁状態と閉弁状態にする
ことができる。次に、このように構成した内燃機関の吸
気制御装置の作用を説明する。
【0025】図8には、CPU23が処理するフローチ
ャートを示し、図9にはその時のタイムチャートを示
す。図9においては、各気筒(#1〜#4)における1
サイクル中の吸気制御弁の開弁期間、燃料噴射量、及
び、還流通路開閉弁48の開閉動作を示す。
【0026】CPU23は図8のステップ101でスロ
ットルバルブ8の開度が正方向に変化したかにより加速
か否か判定し、加速時にはステップ102で加速制御を
行う。つまり、図9のt1のタイミング以前において
は、全ての気筒でインジェクタ17による燃料増量を行
うとともに、全ての気筒で吸気制御弁13,14,1
5,16を全開とする。さらに、還流通路開閉弁48を
全閉にする。
【0027】又、CPU23は図8のステップ101で
加速でないと、ステップ103に移行して可変気筒制御
領域か否か判定する。この可変気筒制御領域の判定は図
10に示すマップを参照することにより行われる。この
マップは、エンジン回転数とスロットル開度との関係に
おいて、低負荷・低回転時のハッチング部分が可変気筒
制御領域となっている。そして、CPU23はステップ
103で可変気筒制御領域でないと、ステップ104に
移行して通常制御を実行する。つまり、図9のt1〜t
2の期間においては、全ての気筒において吸入空気量や
エンジン回転数等に応じた燃料噴射量をインジェクタ1
7から噴射させる。又、1番気筒(#1)2に用いられ
る吸気制御弁13と4番気筒(#4)5に用いられる吸
気制御弁16とを全開にするとともに、2番気筒(#
2)3に用いられる吸気制御弁14と3番気筒(#3)
4に用いられる吸気制御弁15とを、エンジン1のイン
テークバルブ6の開閉周期に同期して開閉制御してエン
ジン回転数およびスロットル開度(負荷)に応じて吸気
状態を制御する。ここで、吸気状態の制御としては、例
えば、吸気開始時期、吸気終了時期、吸気期間、吸気通
路開度等を制御する。
【0028】尚、CPU23はクランク角センサ18に
よるクランク角と回転速度センサ19によるエンジン回
転数に基づいて2番気筒(#2)3の吸気制御弁14と
3番気筒(#3)4の吸気制御弁15の開閉期間を設定
するようになっている。
【0029】又、通常制御時には、CPU23は還流通
路開閉弁48を全閉とする。CPU23は図8のステッ
プ103で可変気筒制御領域内にあると、ステップ10
5で可変気筒制御を行う。つまり、図9のt2のタイミ
ング以後においては、2番気筒(#2)3と3番気筒
(#3)4に対しては燃料増量を行うとともに、1番気
筒(#1)2と4番気筒(#4)5に対しては燃料カッ
トを行う。又、1番気筒(#1)2に用いられる吸気制
御弁13と4番気筒(#4)5に用いられる吸気制御弁
16とを全閉にするとともに、2番気筒(#2)3に用
いられる吸気制御弁14と3番気筒(#3)4に用いら
れる吸気制御弁15とを、エンジン1のインテークバル
ブ6の開閉周期に同期して開閉制御して吸気状態を制御
する。ここで、休止気筒である1番気筒(#1)2と4
番気筒(#4)5とが全閉にされるので、未燃焼ガスが
そのまま排気側に流出するのが回避される。又、可変気
筒制御時には、CPU23は還流通路開閉弁48を全開
にする。よって、排気の還流によりポンピングロスも低
減される。
【0030】このように本実施例では、エンジン1の運
転条件(エンジン回転数、スロットル開度)に応じて特
定気筒の燃焼を休止させ、かつ、休止気筒でのポンピン
グロス低減のため排気を還流させるようにしたエンジン
1に用いられ、各気筒の吸気ポート9〜12(吸気通
路)に設けられた吸気制御弁13〜16を制御する吸気
制御装置であって、休止気筒(#1,#4)には開閉弁
からなる第1の吸気制御弁(即ち、バキュームモータを
用いた吸気制御弁)を使用し、又、稼働気筒(#2,#
3)にはインテークバルブ6の開閉周期に同期して作動
し、当該気筒への吸気状態を制御する第2の吸気制御弁
(即ち、ロータリーソレノイド型アクチュエータを用い
た吸気制御弁)を使用した。
【0031】つまり、エンジン1の運転条件に応じて特
定気筒の燃焼が休止されるが、このとき、休止気筒(#
1,#4)においては開閉弁からなる第1の吸気制御弁
が閉じられる。それ以外の時には、第1の吸気制御弁が
開かれる。一方、稼働気筒(#2,#3)においては、
第2の吸気制御弁がインテークバルブ6の開閉周期に同
期して作動し、当該気筒への吸気状態が制御される。こ
のように、休止気筒用の吸気制御弁は高速にて開閉動作
する必要がないので、構造が簡単で安価な開閉弁からな
る第1の吸気制御弁が使用されるとともに、稼働気筒
(#2,#3)用の吸気制御弁には高速応答性を有する
第2の吸気制御弁が使用される。
【0032】従って、休止気筒用の第1の吸気制御弁に
構造が簡単で安価なバキュームモータを用いた吸気制御
弁を使用することにより、全ての気筒にロータリーソレ
ノイド型アクチュエータを用いた吸気制御弁を使用した
場合に比べコストダウンを図ることができる。又、EC
Uのハードの簡素化が図れるとともにソフトの演算負荷
も軽減できることとなる。
【0033】尚、この発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、バキュームモータを用いた吸気制
御弁の代わりに、バキュームコントロールバルブ(VC
V)やバキュームスイッチングバルブ(VSV)を用い
てもよい。
【0034】又、使用するエンジン(内燃機関)は、4
気筒に限ることはなく、2,3気筒あるいは5気筒以上
でもよい。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
安価な吸気制御弁を用いてコストダウンを図ることがで
きる優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の内燃機関の吸気制御装置の概略図で
ある。
【図2】稼働気筒用の吸気制御弁の断面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2のB−B断面図である。
【図5】電磁コイルの制御回路図である。
【図6】休止気筒用の吸気制御弁の断面図である。
【図7】休止気筒用の吸気制御弁の動作を示す断面図で
ある。
【図8】作用を説明するためのフローチャートである。
【図9】作用を説明するためのタイムチャートである。
【図10】可変気筒制御領域を示すマップである。
【符号の説明】
1 エンジン 6 インテークバルブ 9,10,11,12 吸気通路としての吸気ポート 13,14,15,16 吸気制御弁 46 排気還流用通路 48 還流通路開閉弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小浜 時男 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の気筒を有し、内燃機関の運転条件
    に応じて特定気筒の燃焼を休止させ、かつ、休止気筒で
    のポンピングロス低減のため排気を還流させるようにし
    た内燃機関に用いられ、各気筒の吸気通路に設けられた
    吸気制御弁を制御する吸気制御装置であって、 前記特定休止気筒の吸気通路に設けられた開閉弁からな
    る第1の吸気制御弁と、 前記特定休止気筒以外の気筒の吸気通路に設けられ、内
    燃機関のインテークバルブの開閉周期に同期して作動
    し、当該気筒への吸気状態を制御する第2の吸気制御弁
    とを備えたことを特徴とする内燃機関の吸気制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の吸気制御弁は、バキュームモ
    ータを用いた吸気制御弁である請求項1に記載の内燃機
    関の吸気制御装置。
JP31381893A 1993-12-14 1993-12-14 内燃機関の吸気制御装置 Pending JPH07166900A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2772077A1 (fr) * 1997-12-08 1999-06-04 Bosch Gmbh Robert Moteur a combustion interne

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FR2772077A1 (fr) * 1997-12-08 1999-06-04 Bosch Gmbh Robert Moteur a combustion interne

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