JPH07164228A - プリント基板用小径ドリルおよび加工方法 - Google Patents

プリント基板用小径ドリルおよび加工方法

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JPH07164228A
JPH07164228A JP34073793A JP34073793A JPH07164228A JP H07164228 A JPH07164228 A JP H07164228A JP 34073793 A JP34073793 A JP 34073793A JP 34073793 A JP34073793 A JP 34073793A JP H07164228 A JPH07164228 A JP H07164228A
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Japan
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drill
printed circuit
chisel
circuit board
diameter
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JP34073793A
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Suekuni Kobayashi
末呉 小林
Masahiko Akatsuka
正彦 赤塚
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Union Tool Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 穴の位置精度を向上する。 【構成】 本体先端部に形成したチゼル部両側を削除
し、先端部における削除面の切れ刃18の稜線とのなす
傾斜角が20〜60度であるシンニング部14、16
を、切れ刃18に平行な中心線20に対して点対称に設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直径が3.175mm
(1/8インチ)以下の小径ドリルに係り、特に集積回
路や各種電子部品を実装するプリント配線基板(プリン
ト基板)に穴を開けるのに好適な小径ドリルの改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】プリント基板は、主に織布状態にしたガ
ラス繊維と導体をなす銅箔とをエポキシ等の樹脂で積層
して製造され、完成品を得るまでの工程において電気的
導通を図るため、小径の貫通穴を多数開ける穴加工が行
われる。プリント基板に開ける穴は、近年の電子機器の
高性能、高機能、小型化に伴う実装密度の高度化によっ
て、小さくなる傾向が加速されている。このため、近年
のプリント基板穴加工用ドリルは、小径化の一途をたど
っており、直径が0.4mm以下であって、先端がいわ
ゆる4面刃形状のドリルによる穴加工も行われるように
なっている。また、プリント基板の穴加工は、作業効率
の向上と製造コストの低減などのため、数枚のプリント
基板を重ねて行われ、実質的な穴加工のアスペクト比
(穴の直径に対する厚さの比)が大きくなってきてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プリント基
板は、実装密度の向上を図るために導体の配線幅が細線
化され、これに伴って穴の間隔が小さくなるとともに、
穴位置精度の向上が要求されており、重心法で表したと
きの3σ(標準偏差の3倍)で50μm以下の穴位置精
度が求められている。ところが、上記した直径0.4m
m以下の4面刃形状のドリルによるアスペクト比が10
を超える小径深穴加工では、ドリルが前進するに従って
穴曲がりの影響が大きくなり、50μm以下の穴位置精
度を達成することが困難である。例えば、直径0.4m
mの4面刃ドリルによって、厚さ1.6mmのプリント
基板を3枚重ねた状態で穴加工を行うと、3σで70μ
mを超える穴の位置ずれが生じ、プリント基板の不良に
つながってしまうため、現状では2枚重の加工までが限
度である。この理由は、小径化によるドリル自身の剛性
の低下によるばかりでなく、プリント基板を構成してい
るガラス繊維の織布状態が大きく影響しており、ドリル
進入時のチゼル部の食付きや求心性が原因となる。
【0004】本発明は、上記従来技術の欠点を解消する
ためになされたもので、穴の位置精度を向上することが
できるプリント基板用小径ドリルおよびその加工方法を
提供することを目的としている。また、本発明は、穴加
工時のドリルに作用するスラスト力の低減を図ることを
目的としている。さらに、本発明は、すくいの安定性、
切れ刃に平行な中心線の両側におけるバランスの向上を
図ること等を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明者等は、小径ドリル
によるプリント基板の穴加工における穴位置精度の向上
を図るために、種々実験を重ねた結果、ドリル先端のチ
ゼル部の両側を研削して特殊な形状の削除部を形成する
と、ガラス繊維の織布への食付き性が向上し、穴曲がり
が小さくなって穴位置精度が大幅に向上することを見出
した。
【0006】本発明は、上記の知見に基づいてなされた
もので、上記の目的を達成するために、本発明に係るプ
リント基板用小径ドリルは、本体先端部に形成した先端
チゼル部両側を削除し、前記先端部における削除面の切
れ刃の稜線となす傾斜角が20〜60度である削除部
を、切れ刃に平行な中心線に対して点対称に設けた、本
体直径が3.175mm以下であることを特徴としてい
る。
【0007】削除部の本体軸線方向の長さが前記本体直
径の10〜70%にする。また、先端の第1逃げ角が1
0〜20度とするとよく、チゼルラインに対して対称な
2面刃を有するものが望ましい。そして、削除部を形成
することにより、心厚を本体直径の2〜5%、チゼルポ
イント部の高さを前記本体直径の5〜10%とし、切れ
刃の長さを、本体軸線に直交した面に投影した長さで本
体直径の20〜30%となるようにする。
【0008】また、上記のドリルを得るための本発明に
係るプリント基板用小径ドリルの加工方法は、砥石の端
面を、ドリルの切れ刃と直交させ、かつ前記ドリルのチ
ゼルラインと平行に保持するとともに、前記砥石の周面
に設けた研削部により、前記ドリルの先端チゼル部を2
0〜60度の負のすくい角を保持してシンニングするこ
とを特徴としている。
【0009】研削部は、砥石の厚さ方向中央部から両側
に傾斜面を設けて断面三角形状にする。そして、傾斜面
のうち、チゼル部を研削するときに切れ刃側となる方の
砥石端面に対する傾斜角を60度、ドリルヒール側とな
る方の砥石端面に対する傾斜角を40度にする。なお、
先端チゼル部をシンニングする場合、断面三角形状の研
削部の先端部によりチゼルライン部を研削するようにす
る。
【0010】
【作用】上記の如く構成した本発明は、先端チゼル部が
プリント基板を構成しているガラス繊維(一般には繊維
径9μm)の編み込みに食付くのに適した形状となり、
ドリル切削の初期におけるドリルにかかるスラスト力を
軽減することができ、ドリル食付きがスムーズとなって
食付き時の曲がりを小さくでき、穴曲がりが小さくなっ
て、重心法による穴位置精度を3σで50μm以下にす
ることができる。しかも、削除面の切れ刃の稜線とのな
す傾斜角を20〜60度としたことにより、すくいの安
定性が増すとともに、ドリル本体の切れ刃に平行な中心
線に対する両側でのバランスがよくなり、ドリルの振れ
が小さくなって穴加工における穴位置精度の大幅な向上
を図ることができる。
【0011】削除部の本体軸線方向の長さが本体直径の
10%より小さいと、削除部を設けた効果が少なく、本
体軸線方向の長さが本体直径の70%を超えるような長
さになると、ドリルの剛性が低くなって穴位置精度が低
下する。また、第1逃げ角は、ドリルの切れ味と強度と
を考慮してプリント基板の硬さや切削性によって適宜に
決定されるが、10〜20度の範囲が適切である。そし
て、先端刃面は4面刃に限定されず、いわゆるオーバラ
ップ型、特に2面刃型はドリルの剛性が大きく、高い穴
位置精度を得ることができる。
【0012】さらに、心厚が厚すぎると食付き性が悪
く、薄すぎると、特に直径が0.4mm以下において
は、剛性が不足して穴位置精度の低下を招くとともに、
欠損などが生じやすい。従って、心厚は、本体直径の2
〜5%にする。また、同様の理由から、チゼルポイント
部の高さは本体直径の5〜10%にする。さらに、切れ
刃の長さは、あまり短いと切削性が低下して穴位置精度
が悪化するので、食付き性などを考慮して、本体軸線に
直交した面に投影した長さが本体直径の20〜30%と
なるようにする。なお、先端角は、小さいとラジアル方
向の力を受けて曲がりが生じやすく、逆に大きくなると
削除部を設けたときに切れ刃の残りが少なくなって切削
力が小さくなり、穴曲がりを生じやすい。このため、先
端角は、130〜140度が望ましい。
【0013】
【実施例】本発明に係るプリント基板用小径ドリルの好
ましい実施例を、添付図面に従って詳説する。図1
(A)、(B)は、本発明の実施例に係るプリント基板
用小径ドリルの先端部を示したものである。
【0014】図1において、ドリル本体10は、先端中
央部がチゼル部12となっており、このチゼル部12の
両側部が砥石によって研削されたシンニング部(削除
部)14、16となっている。これら両シンニング部1
4、16は、詳細を後述するように回転する砥石によっ
て20〜60度の負のすくい角(切れ刃への砥石の入る
面のなす角)をもって研削して形成してあり、シンニン
グ面の切れ刃の稜線15となす角が20〜60度となる
ようにしてある。
【0015】また、シンニング部14、16は、心厚a
がドリル本体10の直径Dに対して2〜5%となるよう
に形成され、ドリル本体10の切れ刃18に平行な中心
線20に対して点対称に設けてある。また、シンニング
部14、16と切れ刃18との交点22と、シンニング
部14、16とチゼルライン24との交点26とを結ぶ
直線28は、中心線20と直交した中心線30に平行な
交点26を通る直線32とのなす角αが60度にしてあ
る。一方、シンニング部14、16とヒール34側との
交点36と交点26とを結ぶ直線38の直線32となす
角βは40度にしてある。そして、シンニング部14、
16を形成することにより残された切れ刃18は、ドリ
ル本体10の軸線40と直交した面への投影長さ、すな
わち図1(A)における長さbがドリル本体10の直径
Dに対して20〜30%となるようにしてある。さら
に、シンニング部14、16は、チゼル部12の高さ、
すなわちチゼルポイント部の高さcがドリル本体10の
直径Dに対して5〜10%となるように形成してある。
また、第1逃げ角γは、10〜20度に設定してあり、
先端角は130〜140度、特に130度前後にするの
が望ましい。さらに、各シンニング部14、16は、ド
リル本体10の軸線方向の長さdが本体直径Dの10%
〜70%となるように形成してある。
【0016】上記の如く構成した実施例のドリルは、図
2に示したように加工することにより得られる。図2に
おいて、シンニング部14、16を形成する砥石42は
円板状であって、周面に断面三角形状の研削部44が形
成してあり、詳細を後述するように、この研削部44に
よってチゼル部12を研削するようになっている。研削
部44を構成している両側の傾斜面46、48は、砥石
42の端面(砥石42の厚さ方向中心線50)に対する
傾斜角α、βがそれぞれ異なっている。すなわち、実施
例の場合、チゼル部12を研削するときに、切れ刃18
側となる傾斜面46の傾斜角αが60度となっており、
ヒール34側となる傾斜面48の傾斜角βが40度に形
成してある。
【0017】このように構成した砥石42は、図2
(A)に示したように、端面(厚さ方向中心線50)が
研削する側の切れ刃18に対して直交して保持される。
また、砥石42の中心線50は、図2(B)に示したよ
うにチゼルライン22と一致、またはチゼルライン22
に平行かつやや切れ刃18側となるように保持される。
さらに、砥石42は、チゼル部12を研削する際、図2
(D)に示したように、負のすくい角θが20〜60度
に保持されて、すなわち研削部44の面の切れ刃18の
稜線15とのなす角が20〜60度となるように保持さ
れて切れ刃18に入るようになっている。
【0018】このように保持された砥石42は、図2
(C)の矢印52のように回転しつつドリル本体10の
先端側からドリル本体10の軸心40に沿って、すなわ
ち図2(C)の下方に移動し、まずチゼル部12の一方
の側部を研削して、図1に示した形状のシンニング部1
4を形成する。そして、一方のシンニング部14を形成
し終えたなら、軸心40を中心にドリル本体10を18
0度回転させ、前記と同様にして他方側のシンニング部
16を形成して完成品にする。
【0019】次に、直径0.4mmのドリルの先端部を
上記の加工方法によって図1のシンニング部を形成し、
先端部の形状を心厚a=0.015mm、切れ刃18の
軸心40に直交した面への投影長さb=0.1mm、チ
ゼル部12の高さc=0.03mm、シンニング部の本
体軸線方向の長さd=0.2mmにし、実際にプリント
基板の穴加工を行って、従来のドリルと比較した。比較
試験は、米国標準局によるFR4規格の両面に銅箔を有
する厚さ1.6mmのプリント基板を3枚重にし、ドリ
ルの回転速度を70000rpm、ドリルの送り速度を
2m/minにして穴開け加工した。図3は、このとき
の3σによる穴位置精度の比較結果であり、図4は穴加
工時のドリルに作用するスラスト力の比較結果である。
【0020】図3から明らかなように、本実施例のドリ
ルは、3σで6000ヒットまで50μm以下の穴位置
精度に押さえることができる。従って、図1のように加
工した実施例のドリルは、従来のドリルに比べてヒット
数の伸長が可能であることを示している。これは、実施
例のドリルの場合、プリント基板のガラス繊維への進入
が食付きとともに大きく改善されるとともに、すくいの
安定性の向上と、切れ刃18に平行な中心線20の両側
におけるバランスの改善によるものである。この結果、
実施例のドリルは、穴位置精度を大幅に向上できるとこ
ろから、ヒット数の伸長とともに、従来のプリント基板
の2枚重ね加工から3枚重ねの加工が可能となって、、
プリント基板の製造コストの大幅な低減を図ることがで
きる。
【0021】また、図4に見られるように、実施例のド
リルは、従来例に比較してスラスト力が大幅に低下して
おり、切削動力の低減にも有効であることがわかる。特
に、実施例のドリルは、使用開始時のスラスト力を従来
より約40%低減することができる。そして、実施例の
ドリルは、スラスト力が低減するところから、ドリル要
因としての穴の周囲の銅箔が剥離することに起因する、
いわゆるハローイング現象の発生を低減することがで
き、不良率を低下させることが可能となる。
【0022】なお、直径0.4mmの実施例のドリルに
おいて、チゼル部12の高さcを0.01mmづつ0.
04mmまで変化させ、チゼル部高さによる穴位置精度
の影響を調べたところ、チゼル部12の高さが0.03
mmのときの穴位置精度が3σで42μm程度で最もよ
く、チゼル部高さが0.04mmになると0.03mm
よりやや悪化した。また、チゼル部高さが0.01mm
の場合であっても、3σで50μmより小さくすること
ができ、チゼル部高さが0のときの約72μmより穴位
置精度を大幅に向上することができた。そして、第1逃
げ角γを変化させた場合の穴位置精度への影響を調べた
ところ、第1逃げ角が10度より小さいと、切削剛性が
弱くなり、穴位置精度を低下させることがわかった。
【0023】前記具体的な実施例においては、直径が
0.4mmのドリルについて説明したが、直径が3.1
75mm以下のプリント基板用ドリルについて適用する
ことができる。また、砥石42の切削部44の傾斜面の
角度α、βが60度、40度の場合について説明した
が、これらの角度は実施例に限定されず、例えばα=3
0度、β=35としてシンニング部14、16を形成
し、ドリル先端部を図1の形状にしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、チゼル部側部の削除面の切れ刃の稜線となす傾斜角
を20〜60度としたことにより、プリント基板への食
付き性、進入性が改善されるとともに、すくいの安定
性、ドリル本体の切れ刃に平行な中心線に対する両側で
のバランスがよくなり、穴加工における穴位置精度の大
幅な向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るプリント基板用小径ドリ
ルの要部の説明図である。
【図2】本発明の実施例に係る小径ドリルの加工方法の
説明図である。
【図3】実施例に係るドリルと従来のドリルによる穴加
工をしたときの穴位置精度の比較図である。
【図4】実施例に係るドリルと従来のドリルとの穴加工
をしたときのドリルに作用するスラスト力の変化を示す
図である。
【符号の説明】
10 ドリル本体 12 チゼル部 14、16 削除部(シンニング部) 18 切れ刃 24 チゼルライン 42 砥石 44 研削部 46、48 傾斜面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体先端部に形成したチゼル部両側を削
    除し、前記先端部における削除面の切れ刃の稜線となす
    傾斜角が20〜60度である削除部を、切れ刃に平行な
    中心線に対して点対称に設けた、本体直径が3.175
    mm以下であることを特徴とするプリント基板用小径ド
    リル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプリント基板用小径ド
    リルにおいて、前記削除部の本体軸線方向の長さが本体
    直径の10〜70%であることを特徴とするプリント基
    板用小径ドリル。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のプリント基板
    用小径ドリルにおいて、先端の第1逃げ角が10〜20
    度であって、チゼルラインに対して対称な2面刃を有す
    ることを特徴とするプリント基板用小径ドリル。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1に記載の
    プリント基板用小径ドリルにおいて、前記削除部を形成
    して心厚を本体直径の2〜5%、チゼルポイント部の高
    さを前記本体直径の5〜10%としたことを特徴とする
    プリント基板用小径ドリル。
  5. 【請求項5】 請求項5に記載のプリント基板用小径ド
    リルにおいて、前記本体軸線に直交した面に投影した前
    記切れ刃の長さが前記直径の20〜30%であることを
    特徴とする請求項1に記載のプリント基板用小径ドリ
    ル。
  6. 【請求項6】 砥石の端面を、ドリルの切れ刃と直交さ
    せ、かつ前記ドリルのチゼルラインと平行に保持すると
    ともに、前記砥石の周面に設けた研削部により、前記ド
    リルの先端チゼル部を20〜60度の負のすくい角を保
    持してシンニングすることを特徴とするプリント基板用
    小径ドリルの加工方法。
  7. 【請求項7】 前記研削部は、前記砥石の厚さ方向中央
    部から両側に傾斜面を有する断面三角形状に形成してあ
    ることを特徴とする請求項6に記載のプリント基板用小
    径ドリルの加工方法。
  8. 【請求項8】 前記研削部は、前記先端チゼル部を研削
    するときに前記切れ刃側となる前記傾斜面の前記砥石端
    面に対する傾斜角が60度、ドリルヒール側となる傾斜
    面の前記砥石端面に対する傾斜角が40度にしてあるこ
    とを特徴とする請求項7に記載のプリント基板用小径ド
    リルの加工方法。
  9. 【請求項9】 前記先端チゼル部のシンニングは、前記
    研削部の先端部によりチゼルライン部を研削することを
    特徴とする請求項7または8に記載のプリント基板用小
    径ドリルの加工方法。
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