JPH07160596A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH07160596A
JPH07160596A JP5339891A JP33989193A JPH07160596A JP H07160596 A JPH07160596 A JP H07160596A JP 5339891 A JP5339891 A JP 5339891A JP 33989193 A JP33989193 A JP 33989193A JP H07160596 A JPH07160596 A JP H07160596A
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JP
Japan
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power
power failure
secondary battery
power source
backup
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JP5339891A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Itakura
克幸 板倉
Shinichi Yagi
慎一 八木
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 AC電源の停電時でも二次電池をバックアッ
プ電源として入力処理、演算処理等のように予め決めら
れた必要最少限の動作を保障できると共に、停電中はプ
リンタ等のように重負荷回路の駆動を禁止してバックア
ップ電源の長寿命化を図り、かつAC電源復帰時にはA
C停電が起らなかったときと同様の動作状態に復元す
る。 【構成】 UPS1はAC電源で充電される二次電池を
有し、AC停電割り込み信号ACINTをCPU3に与
える。AC電源停電時に、印字部7を除き、二次電池を
バックアップ電源としてキー入力部5、表示部6、ハー
ドディスク9等を一定時間、動作させる。また、停電中
に印字部7に印字されるべきデータを印字バッファ12
やハードディスク9に保持しておき、停電復帰時にその
データを通常通り印字出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パーソナルコンピュ
ータや電子式キャッシュレジスタ等において、特にAC
停電時に二次電池をバックアップ電源として動作可能な
データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータや電子式
キャッシュレジスタ等のデータ処理装置においては、A
C電源オン時に充電される二次電池(リチウム電池やニ
ッケルカドミウム電池)が備えられており、AC電源オ
フ時に二次電池からの電力供給によってメモリバックア
ップや時計バックアップを保持している。つまり、従来
の二次電池は小容量電池であり、メモリや時計のバック
アップ用として使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、AC電源の
停電時にはどのような動作状態にあるかにかかわらず、
システム全体が停止状態となり、全ての処理が瞬間的に
動作不能状態となる。したがって、例えば、電子式キャ
ッシュレジスタにおいて、登録動作中に停電になると、
AC電源が復帰するまで待ち、AC電源復帰後に中断し
た登録操作を最初からやり直さなければならないという
欠点があった。この発明の課題は、AC電源の停電時で
も二次電池をバックアップ電源として入力処理、演算処
理等のように予め決められた必要最少限の動作を保障で
きると共に、停電中はプリンタ等のように重負荷回路の
駆動を禁止してバックアップ電源の長寿命化を図り、か
つAC電源復帰時にはAC停電が起らなかったときと同
様の動作状態に復元できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。 (1)、バックアップ電源部はAC電源によって充電さ
れる二次電池を有し、AC電源の停電時に前記二次電池
からの電力をバックアップ電源として供給すると共にA
C停電割り込み信号を出力する。なお、二次電池として
は例えば、大容量の鉛蓄電池等を用いる。 (2)、動作制御手段は前記AC停電割り込み信号が入
力された場合に、各種周辺デバイスのうち重負荷デバイ
スを除く所定の周辺デバイスに対して、前記二次電池を
バックアップ電源として一定時間(例えば3分)動作可
能状態に設定する。ここで、重負荷デバイスとしてはプ
リンタ等である。 (3)、出力制御手段は前記AC停電割り込み信号が入
力された場合に、重負荷デバイスに対して出力されるべ
きデータを一次記憶し、AC電源復帰時に当該データを
重負荷デバイスに対して出力する。なお、前記動作制御
手段および出力制御手段は瞬時停電を無視するために前
記AC停電割り込み信号が入力されてから一定時間経過
後(例えば3秒経過後)に動作制御あるいは出力制御を
行うようにしてもよい。
【0005】
【作用】この発明の手段の作用は次の通りである。い
ま、AC電源オン時にはシステム全体がAC電源によっ
て動作していると共に、二次電池への充電が行われてい
るが、AC電源が停電すると、二次電池の電力がバック
アップ電源として供給されると共に、バックアップ電源
部からAC停電割り込み信号が出力される。このAC停
電割り込み信号が入力されると、それに伴って各種周辺
デバイスのうちプリンタ等の重負荷デバイスを除き、キ
ーボード、表示装置等の所定の周辺デバイスが二次電池
をバックアップ電源として例えば3分間、動作可能状態
に設定される。これと同時に、重負荷デバイスに対して
出力されるべきデータを一次記憶し、AC電源復帰時に
当該データが重負荷デバイスに対して出力される。した
がって、AC電源の停電時でも二次電池をバックアップ
電源として入力処理、演算処理等のように予め決められ
た必要最少限の動作を保障できると共に、停電中はプリ
ンタ等のように重負荷回路の駆動を禁止してバックアッ
プ電源の長寿命化を図り、かつAC電源復帰時にはAC
停電が起らなかったときと同様の動作状態に復元するこ
とができる。
【0006】
【実施例】以下、図1〜図7を参照して一実施例を説明
する。図1は電子式キャッシュレジスタ(ECR)仕様
のパーソナルコンピュータを示したブロック構成図であ
る。このECR仕様のパーソナルコンピュータにはその
電源装置として本実施例特有の無停電電源装置(Uni
versal Power Supply:以下UPS
と称する)が組み込まれている。このUPS1は通常と
同様に整流回路や安定化電源回路等を有する他、二次電
池として大容量の鉛蓄電池を有し、AC電源オン時に二
次電池への充電が行われ、またAC電源の停電時にこの
二次電池の電力がバックアップ電源として供給されるよ
うになっている。また、UPS1はAC電源を監視し、
AC電源の停電状態を検出している間、AC停電割り込
み信号ACINTを出力し、UPSコントローラ2を介
してCPU3に与える。またUPS1は、二次電池の容
量低下を監視し、バックアップに必要な最低容量まで低
下したことを検出すると、その間、ローバッテリ割り込
み信号LBINTを出力し、UPSコントローラ2を介
してCPU3に与える。つまり、UPS1はAC電源の
停電監視回路とローバッテリ監視回路を有し、その検出
結果に応じて割り込み信号ACINT、LBINTをU
PSコントローラ2に対して出力する構成となってい
る。また、UPS1はCPU3からUPSコントローラ
2を介して電源オフ信号PWOFFが入力されると、バ
ックアップ電源の供給を停止する構成となっている。
【0007】ここで、図2を参照してUPS1の回路構
成を詳細に説明する。商用交流電源ACは整流回路1−
1、トランス1−2、平滑回路1−3を介して二次電池
BPに充電電流を供給する他に、DC側のトランス1−
4、平滑回路1−5を介して直流電圧DCとして電源供
給される。ここで、二次電池BPは鉛蓄電池によって構
成されたバックアップ電源で、そのマイナス側は抵抗R
を介して接地されている。
【0008】AC側のPWM(パルス・ワイド・モジュ
レーション)1−6はAC側トランス1−2の一次側に
接続されたパワートランジスタTr1をオン/オフさせ
ることにより、交流電源の変動に対する電力制御を行う
他、本実施例においては、平滑回路1−3の出力側電位
(二次電池BP側の電位)が、抵抗Rに並列接続された
ツェナーダイオードZの基準電圧以下に低下したことを
検出すると、スイッチングトランジスタTr2をオフさ
せる。つまり、スイッチングトランジスタTr2はAC
電源の停電時において、本体側でのプログラム暴走等に
よって電源オフ信号PWOFFがCPU3から送られて
来なくなったような場合に、二次電池BPの過放電を防
止するために設けられたもので、このスイッチングトラ
ンジスタTr2はトランス1−4の一次側にパワートラ
ンジスタTr3を介して接続されており、このスイッチ
ングトランジスタTr2を強制的にオフさせると、トラ
ンス1−4に電流が流れなくなり、これによって二次電
池BPの過放電を防止する。
【0009】DC側のPWMコントローラ1−7はトラ
ンス1−4の一次側に接続されたパワートランジスタT
r3をオン/オフさせて負荷の変動に対する電力制御を
行う他、本実施例においては、平滑回路1−5の出力側
電位差が所定値(例えば4.75V)以下に達すると、
二次電池BPの容量不足を示すローバッテリ割り込み信
号LBINTを出力し、またAC電源側での停電を検出
すると、AC停電割り込み信号ACINTを出力し、更
に、CPU3からUPSコントローラ2を介して電源オ
フ信号PWOFFが入力されると、パワートランジスタ
Tr3をオフさせてバックアップ電源の供給を停止させ
る。なお、二次電池BPの容量不足を示すローバッテリ
割り込み信号LBINTを出力されるのは、二次電池B
Pの残容量が後述するバックアップ処理をハーソナルコ
ンピュータ側で実行するのに必要な所要量に達する前に
出力される。
【0010】一方、CPU3はROM4内の入出力制御
プログラムにしたがってその周辺デバイスであるキー入
力部5、表示部6、印字部7、ドロア8、ハードディス
ク9に対する入出力動作を制御する。キー入力部5はE
CR仕様として金額、部門No等を置数する置数キーA
K、部門別登録時に操作される部門キーBK、一取引の
登録を終了させる現金キー等の締めキーCK等の他、登
録モード、電源OFFモード、点検モード、精算モード
等に切り替えるモードキーDKが設けられている。この
キー入力部5から入力された売上データは表示部6から
表示出力されたり、印字部7から印字出力され、更には
RAM10内の各種合計器に登録される。
【0011】印字部7はレシート/ジヤーナル印字を行
う2連装プリンタで、印字制御部11は印字バッファ1
2内の印字データを読み出して印字部7に与え、レシー
ト/ジヤーナル印字させる。ここで、本実施例において
は後で詳述するが、AC電源が停電中でも一定時間ある
いは一定条件下で二次電池BPをバックアップ電源とし
てシステム全体が動作可能状態に設定されるが、印字部
7は重負荷回路であり、それをAC停電中も駆動させる
と、二次電池BPの消費電力が多くなるため、瞬時停電
(3秒以内の停電)を除いてAC停電中、CPU3は印
字制御部11に対して動作指令を与えず、印字動作をス
キップさせるようにしている。
【0012】RAM10は図3に示すようにECRアプ
リケーションプログラム等の各種プログラムを記憶する
プログラムメモリ10−1と、売上データを部門別、取
引別等に分類して記憶する売上合計器10−2の他、本
実施例においては特にフラグレジスタ10−3、10−
4、タイマ時間レジスタ10−5を有する構成となって
いる。フラグレジスタ10−3はUPS1からAC停電
割り込み信号ACINTが入力されてから一定時間(3
秒)経過後にオンされるAC停電フラグを記憶するレジ
スタである。ここで、AC停電フラグはAC電源が停電
状態にあるか否かを示すもので、AC停電が発生してか
ら3秒後にAC停電フラグをオンさせるのは、瞬時停電
を無視するためであり、3秒程度の停電であれば、二次
電池BPをバックアップ電源としてシステム全体を通常
通り動作させるようにしている。
【0013】フラグレジスタ10−4はバックアップ処
理要求フラグを記憶するレジスタであり、UPS1から
AC停電割り込み信号ACINTが入力されてから一定
時間(3分)経過した際、あるいはUPS1からローバ
ッテリ割り込み信号LBINTが入力された際にバック
アップ処理要求フラグがオンされる。このバックアップ
処理要求フラグは、それまで登録されていた取引を強制
的に終了させる強制締め処理等の実行を要求するための
フラグで、CPU3はこのバックアップ処理要求フラグ
がオンされると、強制締め処理やRAM10、印字バッ
ファ12等の内容をハードディスク9に登録保存させる
処理等を実行すると共に、UPSコントローラ2を介し
てUPS1に電源オフ信号PWOFFを出力し、UPS
1からのバックアップ電源の供給を停止させる。ここ
で、AC停電発生後、3分経過してからバックアップ処
理要求フラグをオンさせるのはUPS1内の二次電池B
Pがバックアップ電源としして供給されている際に、そ
の内容を考慮したもので、二次電池BPがフル充電され
ている状態から3分以上経過すると、バックアップに必
要な容量不足となるおそれがあり、その手前で強制的に
バックアップ処理を実行させるためである。また、AC
停電フラグがオンされてからバックアップ処理要求フラ
グがオンされるまでの間、重負荷デバイスである印字部
7を除き、キー入力部5、表示部6等が二次電池BPを
バックアップ電源としして動作可能状態に設定される。
つまり、システム全体をその間バックアップするのでは
なく、レシート/ジャーナル印字を行わせないように動
作制御を行うことにより二次電池BPの長寿命化(3分
程度の使用)を保障している。この場合、レシート/ジ
ャーナル印字されるべきデータはハードディスク9や印
字バッファ12に一次記憶保持しておき、AC電源が正
常状態に復帰した際に、その内容を印字出力させるよう
にしている。
【0014】タイマ時間レジスタ10−5は停電タイマ
時間の計時動作に伴ってその内容が更新されるもので、
AC停電割り込み信号ACINTが入力された際に、停
電タイマの計時動作が開始され、そのタイマ時間にした
がってCPU3はAC停電フラグをオンさせたり、バッ
クアップ処理要求フラグをオンさせるために停電タイマ
時間を監視する。
【0015】次に、本実施例の動作を図4〜図7に示す
フローチャートにしたがって説明する。図4は売上デー
タを登録する登録モード下での動作を示したフローチャ
ートである。なお、図5は図4で示したUPS処理(ス
テップA1)を詳細に示したフローチャート、また図6
はバックアップ処理(ステップA13)を詳細に示した
フローチャートである。図7はAC停電が正常に復帰し
た際の停電復帰処理を示したフローチャートである。以
下、本実施例の動作を(1)、AC電源が正常の場合、
(2)、AC停電発生から3秒経過前、(3)、AC停
電発生後3秒経過してから3分経過前、(4)、AC停
電発生から3分経過した場合、(5)、AC電源が正常
状態に復帰した場合、にそれぞれ分けて説明するものと
する。
【0016】(1)、AC電源が正常の場合。先ず、図
2の登録モードにおいて、UPS処理(ステップA1)
に入ると、図5に示すように先ず、UPS1からローバ
ッテリ割り込み信号LBINTが入力されたか否かのチ
ェックを行う(ステップB1)。ここで、AC電源オン
時においても二次電池BPの容量が不足し、UPS1か
らローバッテリ割り込み信号LBINTが入力される
と、フラグレジスタ10−4内のバックアップ処理要求
フラグをオンさせるが(ステップB6)、ローバッテリ
割り込み信号LBINTが無ければ、次のステップB2
に進み、UPS1からAC停電割り込み信号ACINT
が入力されたかをチェックする。この場合、AC電源は
正常で割り込み無しが検出されるので、この時点で、U
PS処理から抜け、図4に示す次のステップA2に移
る。
【0017】ここでは、予め決められた操作手順にした
がって売上データを登録するための登録操作が行われた
か否かをチェックし、登録操作が行われた場合には、入
力された売上データに基づいて登録処理が行われる(ス
テップA3)。この登録処理は本実施例の場合、表示処
理や売上合計器10−2の内容を更新する更新処理は通
常と同様に行われるが、レシート/ジャーナルへの印字
はこの時点では行われず、次のステップA4でAC停電
フラグのOFFが検出されたことを条件にレシート/ジ
ャーナルへの印字が行われる(ステップA5)。このよ
うに通常行われる一連の登録処理から印字動作を分離し
たのは、AC電源停電中は印字動作をスキップさせるた
めである。いま、AC電源は正常状態にあるので、ステ
ップA5で通常印字が行われたのち、ステップA7に進
み、一取引の登録を終了させる締めキーCKが操作され
たかをチェックする。ここで、締めキーCKが操作され
なければ、フラグレジスタ10−4をアクセスしてバッ
クアップ処理要求フラグのON/OFF状態をチェック
する(ステップA12)。ここで、フラグOFFが検出
されると、ステップA1に戻る。
【0018】このような動作は売上データを登録する登
録操作が行われる毎に実行される。いま、一取引の登録
を締めるために締めキーCKが操作されると、ステップ
A8に進み、締め処理が行われるが、この場合において
も印字動作はこの時点では行わず、AC停電フラグがO
FFされていることを条件に(ステップA9)、通常と
同様、預かり金等の印字データがレシート/ジャーナル
に印字され、レシートが発行される(ステップA1
0)。
【0019】(2)、AC停電発生から3秒経過する
前。AC停電が発生すると、UPS1はUPSコントロ
ーラ2を介してCPU3にAC停電割り込み信号ACI
NTを出力すると共に二次電池BPの電力がバックアッ
プ電源として供給される。一方、ステップA1のUPS
処理において、図5に示すステップB2でAC停電割り
込み信号ACINT有りが検出されると、ステップB3
に進み、タイマ時間レジスタ10−5をアクセスして停
電タイマ時間が3秒経過したかをチェックするが、AC
停電発生時にはタイマ時間レジスタ10−5はクリアさ
れているので、タイマの計時動作をスタートさせると共
に(ステップB7)、表示部6に停電メッセージデータ
を表示出力させ、オペレータにその旨を報知する(ステ
ップB8)。この場合、オペレータは停電メッセージ表
示を確認し、登録作業を急ぐか、締めキーCKを操作す
るか、そのまま登録作業を続行するか等を判断すること
ができる。そして、このUPS処理から抜け、図4のス
テップA2に移る。この場合、停電発生から3秒経過す
る前においても、AC停電フラグはOFF状態にあるの
で、上述したAC電源正常時の場合と同様の動作が行わ
れる。つまり、AC停電発生から3秒程度の瞬時停電に
ついては二次電池BPをバックアップ電源としてシステ
ム全体が通常通り動作し、瞬時停電が起きなかったもの
として動作する。この場合、二次電池BPの容量が不足
し、UPS1からローバッテリ割り込み信号が出力され
た場合には、図5のUPS処理において、ステップB1
でローバッテリ割り込み有りが検出されてバックアップ
処理要求フラグがONされ(ステップB6)、これによ
ってバックアップ処理に移ることはAC電源正常時の場
合と同様である。
【0020】(3)、AC停電発生から3秒経過した場
合(3分経過前)。この場合、UPS処理に入ると、ス
テップB3で停電タイマ時間の3秒経過が検出されるの
で、ステップB4に進み、フラグレジスタ10−3内の
AC停電フラグをONさせる。そして、再び停電タイマ
時間を呼び出し、AC停電から3分経過したかをチェッ
クするが(ステップB5)、この場合、3分経過前であ
るからそのままUPS処理から抜ける。このようにUP
S処理においては、AC停電発生から3秒経過すると、
AC停電フラグをONさせる。なお、3分経過前であっ
てもバックアップ処理要求フラグはUPS1内の二次電
池BPの容量が低下し、UPS1からローバッテリ割り
込み信号LBINTが出力された際にONされることは
上述の場合と同様である。
【0021】次に登録処理(ステップA3)が行われた
場合、ステップA4でAC停電フラグのONが検出され
るので、ステップA6に進み、レシート/ジャーナルに
印字すべきデータを印字バッファ12へ書き込むだけで
その印字動作はスキップされる。同様に締め入力が行わ
れた場合、ステップA9でAC停電フラグのONが検出
されるので、印字データを印字バッファ12に書き込む
だけでその印字動作はスキップされる。
【0022】(4)、AC停電後3分経過した場合。こ
の場合、UPS処理において、ステップB5で3分経過
が検出されると、フラグレジスタ10−4内のバックア
ップ処理要求フラグをONさせる。これによって図4の
ステップA12で要求フラグONが検出されるので、バ
ックアップ処理に移る(ステップA13)。
【0023】このバックアップ処理は図6に示すよう
に、先ず、強制的に締め処理を実行させて現在登録中の
取引を終了させると共に、ドロアをオープンさせる(ス
テップC1)。次に、タイマ時間レジスタ10−5内の
停電タイマ時間をクリアしておくと共に(ステップC
2)、フラグレジスタ10−4内のバックアップ処理要
求フラグをOFFさせておく(ステップC3)。その
後、RAM10、印字バッファ12等の内容を全て読み
出してハードディスク9に書き込み、全データをハード
ディスク9に登録保持しておく(ステップC4)。次
に、CPU3は電源オフ信号PWOFFをUPSコント
ローラ2を介してUPS1に与え、バックアップ電源の
供給を強制的に停止させる。(ステップC5)。
【0024】(5)、AC電源が正常状態に復帰した場
合。この場合には図7に示すフローチャートにしたがっ
て停電復帰処理が行われる。先ず、ハードディスク9内
に未印字データが登録保存されているかをチェックする
(ステップD1)。つまり、ステップD1ではバックア
ップ処理の実行後か否かをチェックする。ここで、AC
停電から3分経過する前にAC電源が正常復帰した場合
には、印字バッファ12の内容は二次電池BPによって
バックアップされており、ハードディスク9への保存登
録は行われない。したがって、この場合、ハードディス
ク9内に未印字データは保存しないため、ステップD5
に進み、AC停電フラグがONされているかをチェック
する。いま、瞬時停電後、3秒以内にAC電源が正常に
復帰した場合にはAC停電フラグはOFFのままであ
る。したがって、ステップD5でAC停電フラグのON
が検出されるのは、3秒以上停電し、3分以内にAC電
源が正常に復帰した場合である。このような場合にはス
テップD6に進み、印字バッファ12内に未印字データ
が有るか否かをチェックし、未印字データが有れば、印
字バッファ12内に未印字データをレシート/ジャーナ
ル印字させる(ステップD7)。なお、印字バッファ1
2内に未印字データが無ければこのような印字処理は当
然、行われない。次にステップD8に進み、AC停電フ
ラグをOFFさせておく(ステップD8)。
【0025】一方、AC停電から3分経過した場合や二
次電池BPがローバッテリとなった場合に、上述のバッ
クアップ処理によってバックアップ電源の供給が停止さ
れてもAC停電中の未印字データはハードディスク9内
に登録保存されているので、その後、AC電源が正常復
帰すると、ステップD1でハードディスク9内に未印字
データ有りが検出される。この場合、ハードディスク9
の内容を元のRAM10、印字バッファ12等に復帰さ
せたのち(ステップD2)、印字バッファ12の内容を
読み出してレシート/ジャーナル印字させると共にレシ
ートを発行させる(ステップD3)。そして、ハードデ
ィスク9の内容を全てクリアしておく(ステップD
4)。
【0026】以上のように本実施例においては、AC電
源停電時に印字部7を除き、二次電池BPをバックアッ
プ電源としてキー入力部5、表示部6、ハードディスク
9等を動作させると共に、印字部7に印字されるべきデ
ータをハードディスク9に保持しておき、停電復帰時に
ハードディスク9の内容を読み出してレシート/ジャー
ナルに印字出力させる。したがって、AC電源の停電時
でも、二次電池BPによって入力処理、演算処理、表示
処理、ドロア制御処理等の動作を保障できると共に、停
電中は重負荷回路であるプリンタの駆動を禁止すること
により二次電池BPの長寿命化を図ることができ、つま
り、3分程度のバックアップ保持可能時間を得ることが
できる。また、AC電源復帰時には通常と同様の動作状
態、つまりAC停電が起らなかったと同様の動作状態に
復元することができる。
【0027】なお、上記実施例はAC停電中における商
品登録時の印字データのみをバッファやハードディスク
に登録保存するようにしたが、例えば、通常レシート発
行時、顧客サービスの一環として後レシートメッセー
ジ、顧客ファイル内のポイント制御更新情報、クーポン
発行等の印字を行うが、バックアップ電源の消費を考慮
してそれらの印字を行わず、次回の来店時に印字するよ
うにそれらのデータをバッファにセーブしておき、次
回、その客が来店した時に、停電時に印字されなかった
情報を印字するようにしてもよい。この場合、顧客Noと
対応付けてバッファにセーブしておき、次回の来店時に
顧客Noを入力してそれに対応するデータを印字したの
ち、そのデータをバッファから消去するようにすればよ
い。また、上記実施例は停電中は重負荷回路であるプリ
ンタの駆動のみを停止するようにしたが、ランプや、客
側に設けた客用表示装置等の重負荷回路の駆動も禁止す
るようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】この発明によれば、AC電源の停電時で
も二次電池をバックアップ電源として入力処理、演算処
理等のように予め決められた必要最少限の動作を保障で
きると共に、停電中はプリンタ等のように重負荷回路の
駆動を禁止してバックアップ電源の長寿命化を図り、か
つAC電源復帰時にはAC停電が起らなかったときと同
様の動作状態に復元することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子式キャッシャレジスタ仕様のパーソナルコ
ンピュータの構成を示したブロック図。
【図2】UPS1の構成を示した回路構成図。
【図3】RAM10の構成を示した図。
【図4】登録モード下での動作を示したフローチャー
ト。
【図5】図4で示したUPS処理を説明するためのフロ
ーチャート。
【図6】図4で示したバックアップ処理を説明するため
のフローチャート。
【図7】停電復帰処理を示したフローチャート。
【符号の説明】
1 UPS 2 UPSコントローラ 3 CPU 4 ROM 5 キー入力部 6 表示部 7 印字部 8 ドロア 9 ハードディスク 10−3、10−4 フラグレジスタ 10−5 タイマ時間レジスタ 11 印字制御部 12 印字バッファ BP 二次電池
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 1/32

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】AC電源によって充電される二次電池を有
    し、AC電源の停電時に前記二次電池からの電力をバッ
    クアップ電源として供給すると共にAC停電割り込み信
    号を出力するバックアップ電源部と、 前記AC停電割り込み信号が入力された場合に、各種周
    辺デバイスのうち重負荷デバイスを除く所定の周辺デバ
    イスに対して、前記二次電池をバックアップ電源として
    一定時間、動作可能状態に設定する動作制御手段と、 前記AC停電割り込み信号が入力された場合に、前記重
    負荷デバイスに対して出力されるべきデータを一次記憶
    し、AC電源復帰時に当該データを重負荷デバイスに対
    して出力する出力制御手段と、 を具備したことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】前記動作制御手段および出力制御手段は瞬
    時停電を無視するために前記AC停電割り込み信号が入
    力されてから一定時間経過後に動作制御あるいは出力制
    御を行うようにしたことを特徴とする請求項(1)記載
    のデータ処理装置。
JP5339891A 1993-12-07 1993-12-07 データ処理装置 Pending JPH07160596A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001297377A (ja) * 2000-04-14 2001-10-26 Sharp Corp 販売管理装置
JP2013041533A (ja) * 2011-08-19 2013-02-28 Toshiba Tec Corp 電子機器および電子機器の駆動方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001297377A (ja) * 2000-04-14 2001-10-26 Sharp Corp 販売管理装置
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