JPH113150A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH113150A
JPH113150A JP9154667A JP15466797A JPH113150A JP H113150 A JPH113150 A JP H113150A JP 9154667 A JP9154667 A JP 9154667A JP 15466797 A JP15466797 A JP 15466797A JP H113150 A JPH113150 A JP H113150A
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JP
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power supply
power
shutdown
backup
information processing
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JP9154667A
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English (en)
Inventor
Yu Kataoka
結 片岡
Kazunari Yashima
一成 八島
Akira Nakamura
昭 中村
Osamu Ito
修 伊藤
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Shinko Seisakusho KK
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Shinko Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無停電電源装置から電源供給を受け、電源切
断に先だってシャットダウン処理が必要な情報処理装置
における電源投入切断の操作を簡素化する。 【解決手段】 電源スイッチSW3の切断時又は商用電
源の停電時、無停電電源装置4は、供給電源を正規の電
源からバックアップ電源に切り替えたことを示すバック
アップ信号Sbを制御器2に与える。この信号Sbを入
力した制御器2は、バックアップ電源供給状態を示すス
テータス情報Dstをパソコン1に入力する。ステータ
ス情報Dstを入力したパソコン1は、シャットダウン
処理を実行するとともに、シャットダウンコマンドDc
を制御器2に与える。このコマンドDcを入力した制御
器2は、シャットダウン処理時間以上に設定された待機
時間が経過した後、電源制御信号Spを無停電電源装置
4に与えてその電源を切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無停電電源装置に
よる電源供給を受け、電源切断に先だってシャットダウ
ン処理の実行を必要とする情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、パーソナルコンピュータを利用
した情報処理装置の構成を示すブロック図である。ここ
で、情報処理装置10は、一般利用者が一定の利用金額
を投入することにより、データベースから必要な情報を
検索するとともに、検索された情報をプリンタ等によっ
て印刷出力するデータ提供サービスに供するものとして
説明する。情報処理装置10は、パーソナルコンピュー
タ(以下、パソコンという)1と、このパソコンとの間
で情報の送受信を行うとともに、被制御部3を制御する
制御器2と、商用電源5から電源の供給を受けてパソコ
ン1に電源を供給する無停電電源装置4と、無停電電源
装置4からパソコン1に対する電源の投入及び切断を行
う電源スイッチSW1と、制御器2に対する商用電源5
の投入及び切断を行う電源スイッチSW2とを備えてい
る。
【0003】パソコン1は、CPU1a、キーボードや
マウス等の入力装置1b、一般利用者がデータ検索の際
に必要な情報を表示するためのディスプレイと、検索し
たデータを印刷出力するプリンタとを有する出力装置1
c、データベースのデータを格納するCD−ROMと、
CD−ROMドライバと、読み書き可能でかつ不揮発性
の記憶装置を構成するハードディスクとを有する記憶装
置1d、RS−232C等の通信インターフェース1
e、ROM1f及びRAM1gを有している。パソコン
1は、電源切断に先だってシャットダウン処理、すなわ
ち稼働中の処理を強制停止したり、RAM1g上のデー
タをハードディスクへ退避したりする等が必要となる。
【0004】制御器2は、CPU2a、上記通信インタ
ーフェース1eと通信を行うための通信インターフェー
ス2b、制御プログラムを格納するROM2c、ワーク
エリアを提供するRAM2d、被制御部3との間で制御
信号やデータ信号を授受するための入出力インターフェ
ース2e等を具備している。この制御器2は、パソコン
1と違って、電源切断に先だってシャットダウン処理を
行う必要はない。
【0005】被制御部3は、例えば、利用者の所持する
磁気カード等から利用者識別情報を読み取る磁気カード
リーダ等からなる利用者識別手段、利用料金を収受する
料金収受手段、利用料金の収受に基づく領収書を発行す
るための領収書発行手段、及び必要な情報を表示する表
示ランプ等を有して構成されている。なお、利用者識別
手段は、それによって読み取られた利用者識別情報が正
当なものであった場合に、利用料金の収受無しに情報処
理装置1による情報提供を許可するために設けられてい
る。
【0006】無停電電源装置4は、UPS(Uninterrupt
ed Power Supply)とも称し、常時、商用電源Vacが供
給されており、正規の電源である商用電源が正常である
場合には、その商用電源を負荷側、すなわちパソコン1
に供給し、商用電源が停電したりその電圧が降下したり
した場合には、当該無停電電源装置4が内蔵するバッテ
リ等のバックアップ電源に切り替え、これを負荷側に供
給するものである。Vupsは、無停電電源装置4が負
荷側に供給する電源を示す。
【0007】なお、この情報処理装置10の一般利用者
が電源の投入及び切断の操作やシャットダウン操作を行
うことができないように、情報処理装置10の電源スイ
ッチSW1,SW2、キーボード及マウス等は、施錠可
能な扉が設けられた筐体内部に収納されている。
【0008】このような情報処理装置10において、電
源を投入する際には、電源スイッチSW1,SW2を投
入すればよい。電源を切断する際には、電源スイッチS
W2を切断するとともに、以下の操作を行う必要があ
る。すなわち、パソコン1に対してマウス等の入力装置
1bによりシャットダウン処理の実行を指令する操作
(以下、シャットダウン操作という)を行う。これによ
り、シャットダウン処理が実行され、処理が終了した旨
の表示(電源切断許可表示)がディスプレイ等の出力装
置1cに表示されたことを確認した後、電源スイッチS
W1を切断する。
【0009】また、停電が発生した際には、無停電電源
装置4がバックアップ電源をパソコン1に供給している
間に、停電発生を認知した操作者が上述と同様のシャッ
トダウン処理を指令する操作を行ってから電源スイッチ
SW1を切断する必要がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来装置
にあっては、以下のような問題がある。第1に、情報処
理装置の電源投入の際には、電源スイッチSW1,SW
2の双方を投入し、電源切断の際には、シャットダウン
操作を行って電源切断許可表示が表示されてからでない
と電源スイッチSW1を切断操作することができず、操
作が繁雑である。また、操作ミスによって、シャットダ
ウン操作を行わずに電源スイッチSW1を切断した場合
には、再起動したパソコン1においてディスク上のデー
タ破壊等の障害が生じるおそれがある。第2に、また、
停電発生時において、操作者が不在である等の原因によ
って、パソコンに対するシャットダウン操作が不可能な
場合には、無停電電源装置4のバックアップ時間が終了
すると、シャットダウン処理が未実行のままパソコン1
へのバックアップ電源が切断されてしまう。このような
場合には、上記と同様な障害がパソコンに生じるおそれ
がある。第3に、無停電源装置3に常時商用電源を供給
する構成となっているので、情報処理装置の非稼働時に
おいて電源の供給を停止したいといった要求に応えるこ
とが難しい。本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたもので、その目的は、電源投入及び電源切断に関す
る操作が簡単であり、電源切断時及び停電時には確実に
シャットダウン処理を実行することができ、かつ、非稼
働時において無停電電源装置への電源供給を停止するこ
とができる情報処理装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、電源切断に先
だってシャットダウン処理の実行が必要な情報処理部
と、電源正常時に正規の電源を前記情報処理部に供給
し、電源異常発生時にバックアップ電源を前記情報処理
部に供給する無停電電源装置と、前記無停電電源装置に
対する電源の投入及び切断を行う電源スイッチ手段とを
有してなる情報処理装置において、前記無停電電源装置
が正規電源供給状態及びバックアップ電源供給状態のい
ずれにあるかを示すステータス情報を生成するステータ
ス情報生成手段と、前記ステータス情報が正規電源供給
状態からバックアップ電源供給状態に遷移した時点から
所定時間以内に正規電源供給状態に復旧しないときに、
前記情報処理部に対してシャットダウン処理の実行を指
令するシャットダウン指令手段と、前記シャットダウン
処理の実行を指令した時点からシャットダウン処理時間
以上に設定されている待機時間が経過した時点で前記無
停電電源装置に対して電源切断を指令する無停電電源制
御手段とを設けたことを特徴としている。上記構成によ
れば、電源スイッチ手段を投入動作したときは、無停電
電源装置によって電源が情報処理部に供給される。電源
スイッチ手段を切断動作した場合、あるいは、正規の電
源が停電した場合には、無停電電源装置装置は、情報処
理部に供給する電源を正規の電源からバックアップ電源
に切り替える。このとき、ステータス情報生成手段は、
無停電電源装置がバックアップ電源供給状態にあること
を示すステータス情報を生成する。シャットダウン指令
手段は、ステータス情報が正規電源供給状態からバック
アップ電源供給状態に遷移した時点から所定時間以内に
正規電源供給状態に復旧しないときに、情報処理部に対
してシャットダウン処理の実行を指令する。情報処理部
は、シャットダウン処理を実行する。一方、無停電電源
制御手段は、シャットダウン処理の実行を指令した時点
からシャットダウン処理時間以上に設定されている待機
時間が経過した時点で無停電電源装置に対して電源切断
を指令する。これにより、無停電電源装置は、電源を切
断する。情報処理部は、それに対する電源供給が切断さ
れる前にシャットダウン処理を完了する。上記停電が上
記待機時間を下回るごく短い時間の瞬断である場合に
は、ステータス情報生成手段は、無停電電源装置がバッ
クアップ電源供給状態にあることを示すステータス情報
と、正規の電源供給状態にあることを示すステータス情
報とを連続して生成する。シャットダウン指令手段は、
正規電源供給状態にあるステータス情報の状態がバック
アップ電源供給状態に遷移した時点から所定時間以内に
正規電源供給状態に復旧するので、情報処理部に対する
シャットダウン処理の実行を指令しない。したがって、
情報処理部は、シャットダウン処理の実行及びシャット
ダウンの出力を行わなず、通常の稼働状態を継続する。
無停電電源制御手段は、シャットダウンコマンドを入力
しないので、瞬断の復旧とともに情報処理部に供給する
電源をバックアップ電源から正規の電源に切り替える。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明の情報処理装置の実施の
形態を示すブロック図であり、図2は、同装置の電源投
入時及び切断時の制御動作を示すタイミングチャートで
あり、図3は、同装置の停電時の制御動作を示すタイミ
ングチャートである。なお、図1において、従来装置を
示す図4と同一又は相当する部分には同一の符号を付
し、その説明を省略する。
【0013】図1に示されているように、本発明の情報
処理装置11では、商用電源5と無停電電源装置4との
間に電源スイッチSW3が設けられている。無停電電源
装置4は、パソコン1及び制御器2の双方に並列して電
源Vupsを供給する。したがって、電源スイッチSW
3によって情報処理装置11の電源の投入及び切断を一
括して行うことができる。
【0014】無停電源電源装置4は、制御信号の入出力
端子が設けられている。無停電電源装置4は、バックア
ップ電源を供給している期間、能動状態となるバックア
ップ信号Sbを制御器2に出力する。また、制御器2か
ら入力される電源制御信号Spに基づいて自らに対する
電源の投入及び切断を行う。このような機能を具備した
無停電電源装置4は周知のものである。
【0015】制御器2のROM2cには、次の制御動作
を行うための制御プログラムが格納されている。すなわ
ち、動作無停電電源装置4から入力されるバックアップ
信号Sbが能動状態又は非能動状態に遷移することに応
じて、無停電電源装置4が正規の電源である商用電源の
供給状態にあるか、バックアップ電源の供給状態にある
かを示すステータス情報Dstを生成してパソコン1に
送出する。また、パソコン1からシャットダウン処理が
開始されたことを示すためのシャットダウンコマンドD
cを入力した時点からシャットダウン処理時間以上に設
定された待機時間が経過した後、電源切断を指令する電
源制御信号Spを無停電電源装置4に送出する。上記ス
テータス情報Dst及びシャットダウンコマンドDc
は、RS−232C等の通信インターフェースを介して
授受される。
【0016】パソコン1の記憶装置1d又はROM1f
には、次の制御動作を行う制御プログラムが格納されて
いる。すなわち、制御器2から入力されるステータス情
報Dstが正規電源供給状態からバックアップ電源供給
状態に遷移した時点から所定時間以内に正規電源供給状
態に復旧しないときに、シャットダウン処理を実行する
とともに、シャットダウンコマンドDcを制御器2に送
出する。
【0017】次に、図2のタイミングチャートを参照し
て電源投入時及び電源切断時の動作を説明する。まず、
時点t1で電源スイッチSW3を投入すると(図2
(B))、無停電電源装置4は、商用電源Vacの供給
を受けて、パソコン1及び制御器2に電源Vupsを供
給する(図2(G))。これにより、情報処理装置11
は、稼働状態となる。
【0018】時点t2で電源スイッチSW3が切断され
ると(図2(B))、無停電電源装置4は、商用電源V
acの供給が停止されると同時にバックアップ電源の供
給を開始するとともに、バックアップ信号Sbを非能動
状態(“L”)から能動状態(“H”)にする(図2
(C))。制御器2は、バックアップ信号Sbが能動状
態(“H”)に遷移したことを検知すると、無停電電源
装置4がバックアップ電源を供給していることを示すス
テータス情報Dstを生成してパソコン1へ送出する
(図2(D))。パソコン1は、上記ステータス情報D
stを入力すると、その時点から後述する待機時間Tw
以内に、正規の電源供給を示すステータス情報Dstを
入力しなかった場合には、シャットダウン処理の実行を
開始するとともに、電源切断を指令する旨のシャットダ
ウンコマンドDcを生成して制御器2に与える(図2
(E))。
【0019】制御器2は、上記シャットダウンコマンド
Dcを入力すると、その時点からパソコン1のシャット
ダウン処理に要するシャットダウン時間以上に設定され
た所定時間Tsdが経過した時点で、電源切断を指令す
る(“L”状態)電源制御信号Spを生成して無停電電
源装置4に送出する(図2(F))。上記所定時間Ts
dは、無停電電源装置4によるバックアップ電源が可能
な時間よりも十分に短い時間に設定されていることはも
ちろんである。無停電電源装置4は、上記電源制御信号
Spを入力すると、自らの電源を切断して初期状態に復
帰する(図2(G))とともに、バックアップ信号Sb
を能動状態(“H”)から非能動状態(“L”)にする
(図2(C))。
【0020】上述したように、情報処理装置11に対す
る電源の投入及び切断操作は、1つの電源スイッチSW
3を操作するのみでよいので、操作が簡単である。ま
た、電源切断時のシャットダウン処理を人手による操作
を必要とせず確実に行うことができる。また、電源切断
後、無停電電源装置4は、商用電源の供給を受けないの
で、非稼働時における電源の供給が停止されている。
【0021】図3は、商用電源の停電が生じた場合の動
作を示すタイミングチャートである。まず、時点t3で
電源スイッチSW3を投入すると(図3(B))、無停
電電源装置4は、商用電源Vacの供給を受けて、パソ
コン1及び制御器2に電源Vupsを供給する(図3
(G))。これにより、情報処理装置11は、稼働状態
となる。
【0022】時点t4〜t5の間、商用電源のごく短い
時間の停電(瞬断)が生じると(図3(A))、無停電
電源装置4は、商用電源Vacの供給が停止された期間
だけ、バックアップ電源の供給を行うとともに、バック
アップ信号Sbを能動状態(“H”)にする(図3
(C))。制御器2は、バックアップ信号Sbが能動状
態(“H”)及び非能動状態(“L”)に遷移する都
度、無停電電源装置4がバックアップ電源を供給してい
ることを示すステータス情報Dst及び正規の商用電源
を供給していることを示すステータス情報Dstをそれ
ぞれ生成してパソコン1へ送出する(図3(D))。パ
ソコン1は、バックアップ電源供給を示すステータス情
報Dstを入力した時点から正規の電源供給を示すステ
ータス情報Dstを入力した時点までの時間が待機時間
Tw以内であれば、特に制御動作を行わない。すなわ
ち、シャットダウン処理及び電源切断を指令する旨のシ
ャットダウンコマンドDcを生成して制御器2に与える
ことはしない(図3(E))。上記待機時間Twは、瞬
断とみなせる停電時間に設定してある。この待機時間T
wは、無停電電源装置4によるバックアップ電源の供給
が可能な時間よりも十分に短い時間に設定されているこ
とはいうまでもない。
【0023】上述したように、商用電源の瞬断時、すな
わち、無停電電源装置4によってバックアップ電源を供
給することが十分可能な場合には、パソコン1に対する
シャットダウン処理及び電源切断処理は実行しない。
【0024】次いで、時点t6で、商用電源に停電が生
じると(図3(A))、無停電電源装置4は、商用電源
Vacの供給が停止されると同時にバックアップ電源の
供給を開始するとともに、バックアップ信号Sbを非能
動状態(“L”)から能動状態(“H”)にする(図3
(C))。制御器2は、バックアップ信号Sbが能動状
態(“H”)に遷移したことを検知すると、無停電電源
装置4がバックアップ電源を供給していることを示すス
テータス情報Dstを生成してパソコン1へ送出する
(図3(D))。パソコン1は、上記ステータス情報D
stを入力すると、その時点から待機時間Tw以内に、
正規の電源供給を示すステータス情報Dstを入力しな
いので、時点t7において、シャットダウン処理の実行
を開始するとともに、電源切断を指令する旨のシャット
ダウンコマンドDcを生成して制御器2に与える(図3
(E))。
【0025】制御器2は、上記シャットダウンコマンド
Dcを入力すると、その時点から所定時間Tsdが経過
した時点で、電源切断を指令する(“L”状態)電源制
御信号Spを生成して無停電電源装置4に送出する(図
3(F))。無停電電源装置4は、上記電源制御信号S
pを入力すると、自らの電源を切断して初期状態に復帰
する(図3(G))とともに、バックアップ信号Sbを
バックアップ信号Sbを能動状態(“H”)から非能動
状態(“L”)にする(図3(C))。すなわち、無停
電電源装置4は、瞬断が生じている期間のみ、情報処理
装置1及び制御器2に供給する電源をバックアップ電源
に切り替え、瞬断が停止した時点で商用電源に復旧して
いる。
【0026】上述したように、商用電源が待機時間Tw
以上停電した場合には、パソコン1に対するシャットダ
ウン処理及び電源切断処理を実行する。したがって、パ
ソコン1に対して障害を与えることなく安全にかつ確実
に電源の切断処理を実行することができ、従来装置と違
って、停電発生時に操作者によるシャットダウン操作が
不要である。また、非稼働時における電源の供給を停止
させることができることは、前述した通常の電源切断の
場合と同様である。
【0027】このように上述の実施の形態によれば、電
源投入及び電源切断に関する操作が簡単であり、電源切
断時及び停電発生時には操作者によるシャットダウン操
作を行うことなく確実にシャットダウン処理を実行する
ことができる。また、非稼働時においては、無停電電源
装置への電源供給を停止することができる。
【0028】ここで、上述した実施の形態の説明と、請
求項の記載との対応関係を説明しておくと、無停電電源
装置4は、電源正常時に正規の電源を情報処理部に供給
し、電源異常発生時にバックアップ電源を情報処理部に
供給する「無停電電源装置」に相当している。パソコン
1は、電源切断に先だってシャットダウン処理の実行が
必要な「情報処理部」に相当している。電源スイッチS
W3は、無停電電源装置に対する電源の投入及び切断を
行う「電源スイッチ手段」に相当している。なお、電源
スイッチ手段は、ブレーカーでもよい。
【0029】また、バックアップ信号Sbを生成する無
停電電源装置4と、バックアップ信号Sbに基づいてス
テータス情報Dstを生成する制御器2とが、無停電電
源装置が正規電源供給状態及びバックアップ電源供給状
態のいずれにあるかを示すステータス情報を生成する
「ステータス情報生成手段」に相当している。
【0030】ステータス情報Dstに基づいてシャット
ダウンコマンドDcを生成して出力するパソコン1が、
ステータス情報が正規電源供給状態からバックアップ電
源供給状態に遷移した時点から所定時間以内に正規電源
供給状態に復旧しないときに、情報処理部に対してシャ
ットダウン処理の実行を指令する「シャットダウン指令
手段」に相当している。
【0031】ステータス情報Dstに基づいてシャット
ダウン処理を実行するとともに、シャットダウンコマン
ドDcを生成して出力するパソコン1と、上記シャット
ダウンコマンドDcに基づいて電源制御信号Spを無停
電電源装置4に送出する制御器2とが、シャットダウン
処理の実行を指令した時点からシャットダウン処理時間
以上に設定されている待機時間が経過した時点で無停電
電源装置に対して電源切断を指令する「無停電電源制御
手段」に相当している。
【0032】なお、上述の実施の形態では、情報処理装
置11がパソコン1、制御器2、被制御部3、無停電電
源装置4及び電源スイッチ手段SW3を含む構成となっ
ているが、本発明は上記構成に限定されるものではな
い。また、上述の実施の形態では、情報処理装置として
データ提供サービスに供するものを例示したが、本発明
は上記用途に限定されるものではない。また、上述の実
施の形態では、「ステータス情報生成手段」を無停電電
源装置4及び制御器2によって構成し、「シャットダウ
ン指令手段」をパソコン1によって構成し、「無停電電
源制御手段」をパソコン1及び制御器2によって構成し
たが、本発明において、上記各手段をどの部分に設ける
かは限定されるものではない。
【0033】また、無停電電源装置に供給される正規の
電源は、商用電源に限定されるものではなく、通常の稼
働状態において無停電電源装置に供給される電源であれ
ばよい。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の情報処理
装置によれば、従来装置に比較して、電源投入及び電源
切断に関する操作が簡単であり、電源切断時及び停電発
生時には操作者によるシャットダウン操作を行うことな
く確実にシャットダウン処理を実行することができる。
また、非稼働時においては、無停電電源装置に対する電
源の供給を停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す情報処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】同情報処理装置の電源投入及び切断時の動作を
示すタイミングチャートである。
【図3】同情報処理装置の停電時の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図4】従来の情報処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】 1 パーソナルコンピュータ(情報処理部) 2 制御器 3 被制御部 4 無停電電源装置 5 商用電源(正規の電源) 11 情報処理装置 SW3 電源スイッチ(電源スイッチ手段) Sb バックアップ信号 Sp 電源制御信号 Dst バックアップステータス情報 Dc シャットダウンコマンド Vups 無停電電源装置が提供する電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 昭 岩手県花巻市城内4番3号 株式会社新興 製作所内 (72)発明者 伊藤 修 岩手県花巻市城内4番3号 株式会社新興 製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源切断に先だってシャットダウン処理
    の実行が必要な情報処理部と、電源正常時に正規の電源
    を前記情報処理部に供給し、電源異常発生時にバックア
    ップ電源を前記情報処理部に供給する無停電電源装置
    と、前記無停電電源装置に対する電源の投入及び切断を
    行う電源スイッチ手段とを有してなる情報処理装置にお
    いて、 前記無停電電源装置が正規電源供給状態及びバックアッ
    プ電源供給状態のいずれにあるかを示すステータス情報
    を生成するステータス情報生成手段と、 前記ステータス情報が正規電源供給状態からバックアッ
    プ電源供給状態に遷移した時点から所定時間以内に正規
    電源供給状態に復旧しないときに、前記情報処理部に対
    してシャットダウン処理の実行を指令するシャットダウ
    ン指令手段と、 前記シャットダウン処理の実行を指令した時点からシャ
    ットダウン処理時間以上に設定されている待機時間が経
    過した時点で前記無停電電源装置に対して電源切断を指
    令する無停電電源制御手段とを設けたこと、 を特徴とする情報処理装置。
JP9154667A 1997-06-12 1997-06-12 情報処理装置 Pending JPH113150A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004092386A (ja) * 2003-10-06 2004-03-25 Kojimagumi:Kk 改良土打設装置における移送管内水逆流防止装置
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