JPH07160375A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

Info

Publication number
JPH07160375A
JPH07160375A JP5340259A JP34025993A JPH07160375A JP H07160375 A JPH07160375 A JP H07160375A JP 5340259 A JP5340259 A JP 5340259A JP 34025993 A JP34025993 A JP 34025993A JP H07160375 A JPH07160375 A JP H07160375A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
backup
power
secondary battery
power failure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5340259A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Sakai
徹 境井
Kazuhiro Oishi
和弘 大石
Hideo Shimizu
英生 清水
Mitsuo Iwatani
充男 岩谷
Masanori Kunii
正徳 国井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP5340259A priority Critical patent/JPH07160375A/ja
Publication of JPH07160375A publication Critical patent/JPH07160375A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 AC電源の停電時でも二次電池をバックアッ
プ電源として通常と同様の動作を一定時間内保障する。 【構成】 UPS1はAC電源によって充電される二次
電池BPを有し、AC電源の停電時に二次電池BPから
の電力をバックアップ電源として供給すると共に、AC
停電割り込み信号ACINTを出力する。このAC停電
割り込み信号ACINTが入力された場合、一定時間経
過するまでの間、二次電池BPをバックアップ電源とし
てキー入力部5、表示部6、印字部7等を通常通りに動
作可能に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パーソナルコンピュ
ータや電子式キャッシュレジスタ等において、特にAC
停電時に二次電池をバックアップ電源として動作可能な
データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータや電子式
キャッシュレジスタ等のデータ処理装置においては、A
C電源オン時に充電される二次電池(リチウム電池やニ
ッケルカドミウム電池)が備えられており、AC電源オ
フ時に二次電池からの電力供給によってメモリバックア
ップや時計バックアップを保持している。つまり、従来
の二次電池は小容量電池であり、メモリや時計のバック
アップ用として使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、AC電源の
停電時にはどのような動作状態にあるかにかかわらず、
システム全体が停止状態となり、全ての処理が瞬間的に
動作不能状態となる。したがって、例えば、電子式キャ
ッシュレジスタにおいて、登録動作中に停電になると、
AC電源が復帰するまで待ち、AC電源復帰後に中断し
た登録操作を最初からやり直さなければならないという
欠点があった。この発明の課題は、AC電源の停電時で
も二次電池をバックアップ電源として通常と同様の動作
を一定時間内保障できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。 (1)、バックアップ電源部はAC電源によって充電さ
れる二次電池を有し、AC電源の停電時に前記二次電池
からの電力をバックアップ電源として供給すると共に、
AC停電割り込み信号を出力する。なお、二次電池とし
ては例えば大容量の鉛蓄電池等である。 (2)、動作制御手段は前記AC停電割り込み信号が入
力された場合に、一定時間が経過するまでの間、前記二
次電池をバックアップ電源として各種の周辺デバイスを
動作可能状態に設定する。なお、更に、前記AC停電割
り込み信号が入力された場合にその旨を報知する報知手
段を設けるようにしてもよい。また、動作制御手段は前
記一定時間経過後に各種のデータを外部記憶装置に書き
込むと共に前記バックアップ電源部からの電力供給を停
止させるバックアップ処理を行うようにしてもよい。ま
た、更に前記バックアップ電源部はバックアップに必要
な前記二次電池の容量低下を検出してローバッテリ割り
込み信号を出力し、前記動作制御手段は前記ローバッテ
リ割り込み信号が入力された際に各種のデータを外部記
憶装置に書き込むと共に、前記バックアップ電源部から
の電力供給を停止させるバックアップ処理を行うように
してもよい。
【0005】
【作用】この発明の手段の作用は次の通りである。い
ま、AC電源オン時にはシステム全体がAC電源によっ
て動作していると共に、二次電池への充電が行われてい
るが、AC電源が停電すると、二次電池の電力がバック
アップ電源として供給されると共に、バックアップ電源
部からAC停電割り込み信号が出力される。このAC停
電割り込み信号が入力されると、それに伴って各種周辺
デバイス、例えば、キーボード、表示装置、プリンタ等
は一定時間が経過するまでの間、二次電池をバックアッ
プ電源として動作可能状態に設定される。したがって、
AC電源の停電時でも二次電池をバックアップ電源とし
て通常と同様の動作を一定時間内保障することができ
る。
【0006】
【実施例】以下、図1〜図7を参照して一実施例を説明
する。図1は電子式キャッシュレジスタ(ECR)仕様
のパーソナルコンピュータを示したブロック構成図であ
る。このECR仕様のパーソナルコンピュータにはその
電源装置として本実施例特有の無停電電源装置(Uni
versal Power Supply:以下UPS
と称する)が組み込まれている。このUPS1は通常と
同様に整流回路や安定化電源回路等を有する他、二次電
池として大容量の鉛蓄電池を有し、AC電源オン時に二
次電池への充電が行われ、またAC電源の停電時にこの
二次電池の電力がバックアップ電源として供給されるよ
うになっている。また、UPS1はAC電源を監視し、
AC電源の停電状態を検出している間、AC停電割り込
み信号ACINTを出力し、UPSコントローラ2を介
してCPU3に与える。またUPS1は、二次電池の容
量低下を監視し、バックアップに必要な最低容量まで低
下したことを検出すると、その間、ローバッテリ割り込
み信号LBINTを出力し、UPSコントローラ2を介
してCPU3に与える。つまり、UPS1はAC電源の
停電監視回路とローバッテリ監視回路を有し、その検出
結果に応じて割り込み信号ACINT、LBINTをU
PSコントローラ2に対して出力する構成となってい
る。また、UPS1はCPU3からUPSコントローラ
2を介して電源オフ信号PWOFFが入力されると、バ
ックアップ電源の供給を停止する構成となっている。
【0007】ここで、図2を参照してUPS1の回路構
成を詳細に説明する。商用交流電源ACは整流回路1−
1、トランス1−2、平滑回路1−3を介して二次電池
BPに充電電流を供給する他に、DC側のトランス1−
4、平滑回路1−5を介して直流電圧DCとして電源供
給される。ここで、二次電池BPは鉛蓄電池によって構
成されたバックアップ電源で、そのマイナス側は抵抗R
を介して接地されている。
【0008】AC側のPWM(パルス・ワイド・モジュ
レーション)1−6はAC側トランス1−2の一次側に
接続されたパワートランジスタTr1をオン/オフさせ
ることにより、交流電源の変動に対する電力制御を行う
他、本実施例においては、平滑回路1−3の出力側電位
(二次電池BP側の電位)が、抵抗Rに並列接続された
ツェナーダイオードZの基準電圧以下に低下したことを
検出すると、スイッチングトランジスタTr2をオフさ
せる。つまり、スイッチングトランジスタTr2はAC
電源の停電時において、本体側でのプログラム暴走等に
よって電源オフ信号PWOFFがCPU3から送られて
来なくなったような場合に、二次電池BPの過放電を防
止するために設けられたもので、このスイッチングトラ
ンジスタTr2はトランス1−4の一次側にパワートラ
ンジスタTr3を介して接続されており、このスイッチ
ングトランジスタTr2を強制的にオフさせると、トラ
ンス1−4に電流が流れなくなり、これによって二次電
池BPの過放電を防止する。
【0009】DC側のPWMコントローラ1−7はトラ
ンス1−4の一次側に接続されたパワートランジスタT
r3をオン/オフさせて負荷の変動に対する電力制御を
行う他、本実施例においては、平滑回路1−5の出力側
電位差が所定値(例えば4.75V)以下に達すると、
二次電池BPの容量不足を示すローバッテリ割り込み信
号LBINTを出力し、またAC電源側での停電を検出
すると、AC停電割り込み信号ACINTを出力し、更
に、CPU3からUPSコントローラ2を介して電源オ
フ信号PWOFFが入力されると、パワートランジスタ
Tr3をオフさせてバックアップ電源の供給を停止させ
る。なお、二次電池BPの容量不足を示すローバッテリ
割り込み信号LBINTを出力されるのは、二次電池B
Pの残容量が後述するバックアップ処理をハーソナルコ
ンピュータ側で実行するのに必要な所要量に達する前に
出力される。
【0010】一方、CPU3はROM4内の入出力制御
プログラムにしたがってその周辺デバイスであるキー入
力部5、表示部6、印字部7、ドロア8、ハードディス
ク9に対する入出力動作を制御する。キー入力部5はE
CR仕様として金額、部門No等を置数する置数キーA
K、部門別登録時に操作される部門キーBK、一取引の
登録を終了させる現金キー等の締めキーCK等の他、登
録モード、電源OFFモード、点検モード、精算モード
等に切り替えるモードキーDKが設けられている。この
キー入力部5から入力された売上データは表示部6から
表示出力されたり、印字部7から印字出力され、更には
RAM10内の各種合計器に登録される。
【0011】RAM10は図3に示すようにECRアプ
リケーションプログラム等の各種プログラムを記憶する
プログラムメモリ10−1と、売上データを部門別、取
引別等に分類して記憶する売上合計器10−2の他、本
実施例においては特にフラグレジスタ10−3、10−
4、タイマ時間レジスタ10−5を有する構成となって
いる。フラグレジスタ10−3はUPS1からAC停電
割り込み信号ACINTが入力されてから一定時間(3
秒)経過後にオンされるAC停電フラグを記憶するレジ
スタである。ここで、AC停電フラグはAC電源が停電
状態にあるか否かを示すもので、AC停電が発生してか
ら3秒後にAC停電フラグをオンさせるのは、瞬時停電
を無視するためであり、3秒程度の停電であれば、二次
電池BPをバックアップ電源としてシステム全体を通常
通り動作させるようにしている。
【0012】フラグレジスタ10−4はバックアップ処
理要求フラグを記憶するレジスタであり、UPS1から
AC停電割り込み信号ACINTが入力されてから一定
時間(30秒)経過した際、あるいはUPS1からロッ
バッテリ割り込み信号LBINTが入力された際にバッ
クアップ処理要求フラグがオンされる。このバックアッ
プ処理要求フラグは、RAM10や印字バッファ12等
の内容をハードディスク9に書き込んで登録保存した
り、UPS1に対して電源オフ信号PWOFFを出力し
てUPS1からのバックアップ電源の供給を停止させる
バックアップ処理の実行を要求するためのフラグであ
る。ここで、AC停電発生後、30秒経過してからバッ
クアップ処理要求フラグをオンさせるのはUPS1内の
二次電池BPがバックアップ電源として供給されている
際に、その容量を考慮したもので、二次電池BPがフル
充電されている状態から30秒以上経過すると、バック
アップに必要な容量不足となるおそれがあり、その手前
で強制的にバックアップ処理を実行させるためである。
【0013】タイマ時間レジスタ10−5は停電タイマ
時間の計時動作に伴ってその内容が更新されるもので、
AC停電割り込み信号ACINTが入力された際に、停
電タイマの計時動作が開始され、そのタイマ時間にした
がってCPU3はAC停電フラグをオンさせたり、バッ
クアップ処理要求フラグをオンさせるために停電タイマ
時間を監視する。
【0014】次に、本実施例の動作を図4〜図7に示す
フローチャートにしたがって説明する。図4は売上デー
タを登録する登録モード下での動作を示したフローチャ
ートである。なお、図5は図4で示したUPS処理(ス
テップA1)を詳細に示したフローチャート、また図6
はバックアップ処理(ステップA13)を詳細に示した
フローチャートである。図7はAC停電が正常に復帰し
た際の停電復帰処理を示したフローチャートである。以
下、本実施例の動作を(1)、AC電源が正常の場合、
(2)、AC停電発生から3秒経過前、(3)、AC停
電発生後3秒経過してから3分経過前、(4)、AC停
電発生から3分経過した場合、(5)、AC電源が正常
状態に復帰した場合、にそれぞれ分けて説明するものと
する。
【0015】(1)、AC電源が正常の場合。 先ず、図2の登録モードにおいて、UPS処理(ステッ
プA1)に入ると、図5に示すように先ず、UPS1か
らローバッテリ割り込み信号LBINTが入力されたか
否かのチェックを行う(ステップB1)。ここで、AC
電源オン時においても二次電池BPの容量が不足し、U
PS1からローバッテリ割り込み信号LBINTが入力
されると、フラグレジスタ10−4内のバックアップ処
理要求フラグをオンさせるが(ステップB6)、ローバ
ッテリ割り込み信号LBINTが無ければ、次のステッ
プB2に進み、UPS1からAC停電割り込み信号AC
INTが入力されたかをチェックする。この場合、AC
電源は正常で割り込み無しが検出されるので、この時点
で、UPS処理から抜け、図4に示す次のステップA2
に移る。
【0016】ここでは、フラグレジスタ10−3をアク
セスしてAC停電フラグのON/OFF状態をチェック
する。いま、AC停電の正常時にはAC停電フラグはO
FFされているので、ステップA4進み、通常と同様、
登録操作が行われた場合には、それに応じて登録処理が
行われ、また一取引を終了させる締めキーが操作された
場合にはそれに応じて締め処理が行われる。次に、ステ
ップA5に進み、バックアップ処理要求フラグのON/
OFF状態をチェックし、フラグOFFが検出されれ
ば、ステップA1に戻るが、フラグONが検出される
と、後述のバックアップ処理(ステップA6)に移る。
このようにAC電源が正常時の場合でも二次電池BPが
容量不足となると、バックアップ処理に強制的に移行さ
せるようにしている。
【0017】(2)、AC停電発生から3秒経過する
前。 AC停電が発生すると、UPS1はUPSコントローラ
2を介してCPU3にAC停電割り込み信号ACINT
を出力すると共に二次電池BPの電力がバックアップ電
源として供給される。これによってAC停電時でもシス
テム全体が二次電池BPを電源として動作可能となる。
一方、ステップA1のUPS処理において、図5に示す
ステップB2でAC停電割り込み信号ACINT有りが
検出されると、ステップB3に進み、タイマ時間レジス
タ10−5をアクセスして停電タイマ時間が3秒経過し
たかをチェックするが、AC停電発生時にはタイマ時間
レジスタ10−5はクリアされているので、タイマの計
時動作をスタートさせると共に(ステップB7)、表示
部6に停電メッセージデータを表示出力させ、オペレー
タにその旨を報知する(ステップB8)。この場合、オ
ペレータは停電メッセージ表示を確認し、登録作業を急
ぐか、締めキーCKを操作するか、そのまま登録作業を
続行するか等を判断することができる。そして、このU
PS処理から抜け、図4のステップA2に移る。この場
合、停電発生から3秒経過する前においても、AC停電
フラグはOFF状態にあるので、上述したAC電源正常
時の場合と同様の動作が行われる。つまり、AC停電発
生から3秒程度の瞬時停電については二次電池BPをバ
ックアップ電源としてシステム全体が通常通り動作し、
瞬時停電が起きなかったものとして動作する。ここで、
二次電池BPの容量が不足し、UPS1からローバッテ
リ割り込み信号が出力された場合には、図5のUPS処
理において、ステップB1でローバッテリ割り込み有り
が検出されてバックアップ処理要求フラグがONされ
(ステップB6)、これによってバックアップ処理に移
ることはAC電源正常時の場合と同様である。
【0018】(3)、AC停電発生から3秒経過した場
合(30秒経過前)。 この場合、UPS処理に入ると、図5のステップB3で
停電タイマ時間の3秒経過が検出されるので、ステップ
B4に進み、フラグレジスタ10−3内のAC停電フラ
グをONさせる。そして、再び停電タイマ時間を呼び出
し、AC停電から30秒経過したかをチェックするが
(ステップB5)、この場合、30秒経過前であるから
そのままUPS処理から抜ける。このようにUPS処理
においては、AC停電発生から3秒経過すると、AC停
電フラグをONさせる。なお、30秒経過前であっても
バックアップ処理要求フラグはUPS1内の二次電池B
Pの容量が低下し、UPS1からローバッテリ割り込み
信号LBINTが出力された際にONされることは上述
の場合と同様である。次にUPS処理後、図4のステッ
プA2に進むが、この場合、AC停電フラグのONが検
出されるので、ステップA3に進み、緊急メッセージ表
示(30秒程度でバックアップ電源を停止させる旨のメ
ッセージ表示)が行われる。これによってオペレータは
直ちに登録作業を中断して締めキーを操作したり、登録
作業を急ぐ等の対策を講じることができる。このように
AC停電から3秒経過すると、AC停電フラグがオンさ
れて緊急メッセージ表示が行われる。
【0019】(4)、AC停電後30秒経過した場合。 この場合、UPS処理において、ステップB5で30秒
経過が検出されると、フラグレジスタ10−4内のバッ
クアップ処理要求フラグをONさせる。これによって図
4のステップA5で要求フラグONが検出されるので、
バックアップ処理に移る(ステップA6)。つまり、二
次電池BPの容量不足が検出されなくてもその後、確実
に要量不足となることが明らかであるので、30秒経過
後もバックアップ処理に移行する。
【0020】このバックアップ処理は図6に示すよう
に、先ず、タイマ時間レジスタ12−5内の停電タイマ
時間をクリアしておくと共に(ステップC1)、フラグ
レジスタ10−3内のAC停電フラグおよびフラグレジ
スタ10−4内のバックアップ処理要求フラグをそれぞ
れOFFさせておく(ステップC2)。その後、RAM
10、印字バッファ12等の内容を全て読み出してハー
ドディスク9に書き込み、全データをハードディスク9
に登録保存しておく(ステップC3)。次に、CPU3
は電源オフ信号PWOFFをUPSコントローラ2を介
してUPS1に与え、バックアップ電源の供給を強制的
に停止させる(ステップC4)。
【0021】(5)、AC電源が正常状態に復帰した場
合。 この場合には図7に示すフローチャートにしたがって停
電復帰処理が行われる。先ず、ハードディスク9内にデ
ータが登録保存されているか、つまり、バックアップ処
理の実行後かをチェックする(ステップD1)。ここ
で、AC停電から30秒経過する前にAC電源が正常復
帰した場合やその間に二次電池BPのローバッテリが検
出されなかった場合には、システム全体が二次電池BP
によってバックアップされて通常通りに動作しているた
め、ハードディスク9への登録保存は行われない。した
がって、このような場合には、ステップSD1でデータ
無しが検出されてそのままこの停電復帰処理から抜け
る。一方、AC停電から30秒経過した場合や二次電池
BPのローバッテリが検出された場合には、上述のバッ
クアップ処理によってAC停電中の登録データ等はハー
ドディスク9内に保存されているので、ハードディスク
9の内容を読み出して元のRAM10、印字バッファ1
2等に復帰させたのち(ステップD2)、ハードディス
ク9の内容を全てクリアしておく(ステップD3)。
【0022】以上のように本実施例において、UPS1
はAC電源が起きたことをその割り込み信号ACINT
によってCPU3に通知することができる。この場合、
3秒程度の瞬時停電についてはそれを無視し、停電が起
らなかった場合と同様の動作状態のままとなる。また、
AC電源が停電したとしても二次電池をバックアップ電
源としてシステム全体を一定時間、通常通りに動作させ
ることができるので、AC停電時に登録中であってもそ
の取引の登録作業をそのまま続行することができる。ま
た、AC電源から3秒経過後に緊急メッセージ表示を行
うため、オペレータはそのメッセージ表示によって登録
作業を急ぐか、そのまま終了させるか等の対策を講じる
ことができる。また、AC停電から30秒経過後、AC
停電中の処理内容をバックアップ処理時にハードディス
ク9に書き込んで登録保存するようにしたから、AC電
源復帰後、ハードディスク9の内容を復元することで、
AC停電が起らなかったと同様の動作状態に戻すことが
できる。また、この場合バックアップ処理BPによる電
力供給を強制的に停止させたから、バックアップ処理B
Pの無駄な電力消費を避けることができ、その長寿命化
を図ることが可能となる。このようなバックアップ処理
はバックアップ処理BPのローバッテリが検出されたと
きにも同様に行われる。
【0023】なお、上記実施例はAC停電中原則的に3
0秒経過するまでの間、システム全体を通常通りに動作
させたが、例えば、重負荷回路であるプリンタについて
のみその動作を制御するようにしてもよい。図8はこの
場合の動作制御を説明するための図で、サーマルプリン
タでレシート/ジャーナル印字を行う場合、AC電源が
正常であれば、図8(1)に示すようにドット密度を高
めて高品位印字を行うが、AC停電中は図8(2)に示
すようにドット密度を粗くしてレシート/ジャーナル印
字を行うようにすれば、二次電池BPの消費電力が少な
くなり、AC停電から30秒以上、例えば、1分程度の
バックアップが可能となる。また、上記上記実施例はA
C停電中のバックアップ期間中において、キー入力が行
われる毎にそのキーに応じた処理を行うようにしたが、
例えば、特定のキーを操作することによって予め任意に
設定した一連の処理(アレンジメント処理)を実行する
ようにしてもよい。なお、このようなアレンジメント処
理機能を付加することで一連の処理を効率良く行うこと
ができるため、二次電池BPの消費電力の点で有効であ
る。
【0024】
【発明の効果】この発明によれば、AC電源の停電時で
も二次電池をバックアップ電源として通常と同様の動作
を一定時間内保障することができるので、例えば、EC
Rにおいて売上データの登録中に停電してもそのまま登
録作業を続行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子式キャッシャレジスタ仕様のパーソナルコ
ンピュータの構成を示したブロック図。
【図2】UPS1の構成を示した回路構成図。
【図3】RAM10の構成を示した図。
【図4】登録モード下での動作を示したフローチャー
ト。
【図5】図4で示したUPS処理を説明するためのフロ
ーチャート。
【図6】図4で示したバックアップ処理を説明するため
のフローチャート。
【図7】停電復帰処理を示したフローチャート。
【図8】AC電源の正常時と停電時において、印字ドッ
ト密度を異ならしめて印字する他の例を示した図。
【符号の説明】 1 UPS 2 UPSコントローラ 3 CPU 4 ROM 5 キー入力部 6 表示部 7 印字部 8 ドロア 9 ハードディスク 10−3、10−4 フラグレジスタ 10−5 タイマ時間レジスタ BP 二次電池
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩谷 充男 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内 (72)発明者 国井 正徳 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】AC電源によって充電される二次電池を有
    し、AC電源の停電時に前記二次電池からの電力をバッ
    クアップ電源として供給すると共に、AC停電割り込み
    信号を出力するバックアップ電源部と、 前記AC停電割り込み信号が入力された場合に、一定時
    間が経過するまでの間、前記二次電池をバックアップ電
    源として各種の周辺デバイスを動作可能状態に設定する
    動作制御手段と、 を具備したことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】更に、前記AC停電割り込み信号が入力さ
    れた場合にその旨を報知する報知手段を設けたことを特
    徴とする請求項(1)記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】前記動作制御手段は前記一定時間経過後に
    各種のデータを外部記憶装置に書き込むと共に前記バッ
    クアップ電源部からの電力供給を停止させるバックアッ
    プ処理を行うようにしたことを特徴とする請求項(1)
    記載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】更に前記バックアップ電源部はバックアッ
    プに必要な前記二次電池の容量低下を検出してローバッ
    テリ割り込み信号を出力し、 前記動作制御手段は前記ローバッテリ割り込み信号が入
    力された際に各種のデータを外部記憶装置に書き込むと
    共に、前記バックアップ電源部からの電力供給を停止さ
    せるバックアップ処理を行うようにしたことを特徴とす
    る請求項(1)記載のデータ処理装置。
JP5340259A 1993-12-08 1993-12-08 データ処理装置 Pending JPH07160375A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5340259A JPH07160375A (ja) 1993-12-08 1993-12-08 データ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5340259A JPH07160375A (ja) 1993-12-08 1993-12-08 データ処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07160375A true JPH07160375A (ja) 1995-06-23

Family

ID=18335231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5340259A Pending JPH07160375A (ja) 1993-12-08 1993-12-08 データ処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07160375A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101506675B1 (ko) * 2008-12-09 2015-03-30 삼성전자주식회사 보조 전원 장치를 갖는 사용자 장치
US9626259B2 (en) 2008-12-09 2017-04-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Auxiliary power supply and user device including the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101506675B1 (ko) * 2008-12-09 2015-03-30 삼성전자주식회사 보조 전원 장치를 갖는 사용자 장치
US9626259B2 (en) 2008-12-09 2017-04-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Auxiliary power supply and user device including the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5835780A (en) Apparatus and method for controlling power supply for computer system during service interruption
US5825100A (en) Intelligent battery power system
JP2006172403A (ja) 電源制御装置、バックアップ電源を備えた装置、電源制御プログラム及び電源制御方法
JP2001178018A (ja) 電源制御装置及び電源制御方法及び記憶媒体
JPH0683491A (ja) ポータブル・コンピュータの電力配分管理システム
JPH0546289A (ja) 電子機器の停電回復装置
JPH11155243A (ja) 無停電電源装置及び無停電電源装置を備えたコンピュータシステム
JPH0612153A (ja) プログラマブルコントローラ
JPH07160375A (ja) データ処理装置
US20040103343A1 (en) Method and related computer for processing suspend to ram during power failure
JPH07248858A (ja) 停電処理機能を有する電子機器
JPH07160374A (ja) データ処理装置
KR950013264B1 (ko) 컴퓨터 시스템의 자동 백업 및 복구 장치와 방법
JPH07160596A (ja) データ処理装置
JP3120195B2 (ja) バッテリ制御装置
JPH10225009A (ja) 二次電池保護機能付きデータ処理装置およびそのプログラム 記録媒体
JPH0930084A (ja) プリンタ装置
JPH07225721A (ja) データ処理システムにおける停電処理装置
JPS63217455A (ja) Ramバツクアツプシステム
JPH06335172A (ja) 情報処理装置
JP2003039794A (ja) 印刷装置、電圧管理装置及び電圧管理方法
JPH1091297A (ja) データ処理装置
JP2816748B2 (ja) 停電補償型タイムレコーダ
JP2754106B2 (ja) 携帯型電子機器
JPH04115315A (ja) 電源制御方式