JPH07160317A - 工具軌跡描画方法 - Google Patents

工具軌跡描画方法

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JPH07160317A
JPH07160317A JP33983793A JP33983793A JPH07160317A JP H07160317 A JPH07160317 A JP H07160317A JP 33983793 A JP33983793 A JP 33983793A JP 33983793 A JP33983793 A JP 33983793A JP H07160317 A JPH07160317 A JP H07160317A
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cutting feed
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JP33983793A
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Maki Seki
真樹 関
Takashi Takegahara
隆史 竹ヶ原
Shigetoshi Takagi
成年 高木
Osamu Hanaoka
修 花岡
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Fanuc Corp
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Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 グラフィックディスプレイ上の工具移動軌跡
から工具の送り速度を確認することのできる工具軌跡描
画方法を提供すること。 【構成】 NCデータにより指令される工具移動速度V
pに応じて軌跡の描画に用いる色彩Ckを選択して工具
軌跡を描画させることにより、工具の送り速度をグラフ
ィックディスプレイ上の工具軌跡から識別できるように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工具軌跡描画方法の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】工具の移動軌跡を非切削送りと切削送り
とに分けて点線および実線により描画するようにした工
具軌跡描画方法が公知である。しかし、従来の工具軌跡
描画方法では、移動指令が非切削送りであるか切削送り
であるかに応じて点線もしくは実線のいずれか一方を選
択して描画していたに過ぎず、この結果、非切削送りや
切削送りに関する速度パラメータの設定値を変更しても
ディスプレイ画面上からこれを知ることはできない。ま
た、切削送りの場合には荒取りや仕上げ等といった切削
条件の相違に応じて切削送りの速度を加工プログラム中
で様々に変更することがあるが、ディスプレイ画面上か
ら切削送りに関する速度の情報を知ることはできない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術の欠点を解消し、グラフィックディスプレイ上
の工具移動軌跡により、その区間で設定されている工具
の送り速度を容易に知ることのできる工具軌跡描画方法
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、NCデータに
より指令される工具移動速度に応じて移動軌跡の表示属
性を選択して描画する構成により前記目的を達成した。
【0005】一実施態様としての工具軌跡描画方法で
は、工具送り速度に応じた色彩で工具移動軌跡を描画す
ることにより、この目的を達成した。
【0006】
【作用】NCデータにより指令される工具送り速度に応
じて移動軌跡の表示属性を選択してグラフィックディス
プレイ上に描画させることにより、その区間で設定され
ている工具の送り速度を目視確認する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、自動プログラミング機能を有する対話形
数値制御装置の構成を一例で示すブロック図である。
【0008】プロセッサ11はROM12に格納された
システムプログラムに従って対話形数値制御装置全体を
制御する。ROM12にはEPROMあるいはEEPR
OMが使用される。RAM13はSRAM等が使用さ
れ、各種のデータあるいは入出力信号が格納される。不
揮発性メモリ14には図示されていないバッテリによっ
てバックアップされたCMOSが使用され、一旦格納さ
れた各種のデータは電源切断後もそのまま保持される。
【0009】グラフィック制御回路15はディジタル信
号を表示用の信号に変換し、表示装置16に与える。表
示装置16におけるグラフィックディスプレイとしては
CRTあるいは液晶表示装置が使用される。表示装置1
6は対話形式で加工プログラムを作成していくときに、
形状,加工条件等を表示する。
【0010】キーボード17は形状要素キー、数値キー
等からなり、必要な図形データ等をこれらのキーを使用
して入力する。
【0011】軸制御回路18はプロセッサ11から、軸
の移動指令を受けて、軸の指令をサーボアンプ19に出
力する。サーボアンプ19はこの移動指令を受けて、工
作機械20のサーボモータを駆動する。これらの構成要
素はバス21によって互いに結合されている。
【0012】PMC(プログラマブル・マシン・コント
ローラ)22はNCプログラムの実行時に、バス21経
由でT機能信号(工具選択指令)等を受け取る。そし
て、この信号をシーケンス・プログラムで処理して、動
作指令として信号を出力し、工作機械20を制御する。
また、工作機械20から状態信号を受けて、シーケンス
処理を行った後、バス21を経由して、プロセッサ11
に必要な入力信号を転送する。
【0013】更に、バス21には、システムプログラム
等によって機能が変化するソフトウェアキー23、NC
データをフロッピーディスク装置(FDD)、プリンタ
あるいは紙テープリーダ(PTR)などの外部機器に送
るシリアルインタフェース24が接続されている。この
ソフトウェアキー23は、前記表示装置16、キーボー
ド17と共にCRT/MDIパネル25に設けられる。
【0014】前記バス21には、NC用のCPUである
プロセッサ11とは別に、バス30を有する対話用のプ
ロセッサ31が接続される。バス30にはROM32、
RAM33および不揮発性メモリ34が接続されてい
る。
【0015】前記表示装置16に表示される対話形デー
タの入力画面は、ROM32に格納されている。この対
話形データの入力画面において、NC文の作成時にバッ
クグランドアニメーションとして、該NC文に関する情
報、例えば、工具の全体の動作軌跡などが表示される。
また、表示装置16にはその入力画面により設定可能な
作業又はデータが、メニュー形式で表示される。メニュ
ーのうちどの項目を選択するかは、メニューに対応し
て、画面下部に配置されたソフトウェアキー23により
行う。ソフトウェアキー23の意味は各画面毎に変化す
る。RAM33にはSRAM等が使用され、ここに対話
用の各種データが格納される。
【0016】入力されたデータは対話用のプロセッサ3
1により処理され、ワーク加工プログラムが作成され
る。作成されたプログラムデータは、対話形式で使用さ
れる表示装置16に、逐次にバックグランドアニメーシ
ョン表示される。また、不揮発性メモリ34にNC文と
して格納されたワーク加工プログラムは、工作機械20
による加工の際にも実行され、フォアグランドアニメー
ション表示される。
【0017】図4は、本実施例の対話形数値制御装置に
おける工具軌跡描画処理の概略をフォアグランドアニメ
ーション表示の場合、即ち、対話形数値制御装置により
既に作成されているNCデータを次々と読出して工具軌
跡を描画させる場合のプロセッサ31の処理を例に取っ
て示すものである。バックグランドアニメーション表示
の場合では、ステップS1〜ステップS6の処理を一旦
行った後、NC文の作成に必要とされる形状,加工条件
等のデータが対話形式で入力され、NCデータへの翻訳
が行われて1ブロックのNCデータが作成される度にス
テップS7以降の処理が繰り返し実行されることになる
が、全体の処理内容自体は実質的に図4に示すものと同
一である。
【0018】この種の対話形数値制御装置を用いたNC
データの生成過程、即ち、形状,加工条件等の入力デー
タを翻訳してNCデータに変換するための処理について
は既に公知となっているので説明を省略し、ここでは旋
盤加工の例を取って、生成されたNCデータによる工具
の移動軌跡と送り速度との対応関係について簡単に説明
する。
【0019】図2はワークの回転軸に対応するZ軸とこ
れに直交するX軸とで構成される座標系に座標位置を指
定して切削領域を指定することによりZ軸を中心として
回転する円柱状のワークの外周に段付のテーパ形状を加
工する場合の工具軌跡の例である。この例では、最終仕
上げ形状と切削領域の入力操作を対話形数値制御装置に
対して行うことにより、その自動プログラミング機能に
よって、図中の破線および一点鎖線で形成される矩形を
積層したような荒取り加工のための工具軌跡(一部を丸
数字で示す工具軌跡)と、最終仕上げ形状との間に一定
の仕上げ代を残して最終仕上げ形状に沿って工具を移動
させる図中の二点鎖線で示されるような中仕上げ加工の
ための工具軌跡(T−U間の工具軌跡)、および、最終
仕上げ形状に沿って工具を移動させる図中の細い実線で
示されるような仕上げ加工のための工具軌跡(Q−R間
の工具軌跡)が自動的に生成され、更に、各加工工程毎
の切削送り速度や工具の位置決めや退避のための非切削
送り速度のNCデータが対話データ入力時の設定条件や
システムパラメータの現在値等に基いて自動的に生成さ
れる。
【0020】なお、図2で示される加工動作について簡
単に説明すると、まず、工具はイニシャルポイントであ
るP点からX軸方向およびZ軸方向の仕上げ代分(U/
2,W)だけ逃げてS点に退避し(の破線の動作)、
1回の切込み量Rの分だけX軸に沿って工具を突込み
(の破線の動作)、Z軸に沿って切削を行う(の一
点鎖線の動作)。そして、最終仕上げ形状に対してZ軸
方向の仕上げ代の分だけ手前の点に達すると、切込み量
Rの分だけX軸方向に退避し(の一点鎖線の動作)、
S点までZ軸に沿って戻り(の破線の動作)、再び、
S点の位置からの破線で示す切込み加え、以下、,
,・・・と同様の動作を繰り返し実行して、T点ま
での荒取り加工を行う。そして、T点まで達すると、X
軸方向およびZ軸方向に仕上げ代分だけ逃げた二点鎖線
で示す工具軌跡に沿ってU点まで中仕上げ加工を行い、
その後P点まで復帰してQ点に移行し、最終仕上げ形状
に沿ってR点まで移動して最終的な仕上げ加工を行う。
この内、破線で示す工具軌跡は工具が直接ワークと接触
しない非切削送りであり、NCデータで与えられる送り
速度も大きい。また、ワークの発熱によって生じる削り
込みや刃先の不用意な食い込みを防止するため、荒取り
加工(一点鎖線の動作)>中仕上げ加工(二点鎖線の動
作)>仕上げ加工(実線の動作)の順で工具の切削送り
速度は徐々に遅く与えられる。
【0021】以下、図2に示されるような加工のための
NCデータが不揮発性メモリ34に既に格納され、この
加工の工具軌跡を描画させるものとして、実施例の対話
形数値制御装置による工具軌跡描画処理を説明する。
【0022】工具軌跡描画処理を開始したプロセッサ3
1は、まず、位置決めおよび退避のための非切削送り速
度のパラメータ設定値Vjを不揮発性メモリ14から読
込んで指令速度記憶レジスタVに一時記憶し(ステップ
S1)、ステップa1〜ステップa4で示すサブルーチ
ンの処理を行って、非切削送り速度のパラメータ設定値
Vjが属する速度の範囲を予め不揮発性メモリ34内に
設定記憶されている表示属性記憶ファイルの中から検索
し、これに対応する表示属性を求める(ステップS
2)。
【0023】図3に示す表示属性記憶ファイルの例で
は、指令速度Vが設定値V0以下のときに属性C0、例
えば、緑色の工具軌跡が対応するようになっており、以
下、同様に、V0<V≦V1の速度範囲には属性C1
(茶色の工具軌跡)、V1<V≦V2の速度範囲には属
性C2(黄色の工具軌跡)、V2<V≦V3の速度範囲
には属性C3(紫色の工具軌跡)、V3<Vの速度範囲
には属性C4(赤色の工具軌跡)が対応するようになっ
ている。
【0024】そこで、サブルーチンの処理を開始したプ
ロセッサ31は、まず、速度範囲検索指標kの値を一旦
0に初期化した後(ステップa1)、速度範囲検索指標
kの値が表示属性記憶ファイルの設定速度範囲の上限値
の添字数3を越えるか(ステップa2)、もしくは、指
令速度V以上の速度を有する設定速度範囲の上限値Vk
が検出されるまでの間(ステップa3)、速度範囲検索
指標kの値を順次インクリメントして行く(ステップa
4)。ステップa3の判別結果が真となった場合は指令
速度Vを含む速度範囲がk≦3の範囲で検出されたこと
を意味し、この場合、その速度範囲に対応する属性はC
k、即ち、C0,C1,C2,C3のいずれかである。
また、ステップa2の判別結果が真となった場合は添字
数3を有する設定速度範囲の上限値の最大値V3よりも
指令速度Vの方が大きいことを意味し、この場合、その
速度範囲に対応する属性はCk、即ち、C4である。
【0025】このようにして非切削送り速度のパラメー
タ設定値Vjに対応する表示属性Ckを検出したプロセ
ッサ31は、非切削送り用表示属性記憶レジスタCjに
表示属性Ckを設定した後(ステップS3)、更に、切
削送り速度のパラメータ設定値Vcを不揮発性メモリ1
4から読込んで指令速度記憶レジスタVに一時記憶し
(ステップS4)、切削送り速度のパラメータ設定値V
cに対して前記のステップS2と同様の処理を繰り返し
実行することにより、切削送り速度のパラメータ設定値
Vcに対応する表示属性Ckを検出して(ステップS
5)、切削送り用表示属性記憶レジスタCcにパラメー
タ設定値Vcに対応する表示属性Ckを設定する(ステ
ップS6)。
【0026】次いで、プロセッサ31は不揮発性メモリ
34に格納されているNCデータを1ブロック読込み
(ステップS7)、このブロックがプログラムエンドを
示すものであるか否かを判別する(ステップS8)。プ
ログラムエンドを示すものでなければ、プロセッサ31
は、更に、このブックが切削送り指令,非切削送り指
令,送り速度指令のいずれかに属するものであるのか、
または、その他の指令であるのかを判別する(ステップ
S9〜ステップS11)。
【0027】そして、ステップS9の判別結果が真とな
って今回読込まれた1ブロックのNCデータが切削送り
指令であることが確認されれば、プロセッサ31は、切
削送り用表示属性記憶レジスタCcに現時点で記憶され
ている表示属性に基いて該1ブロック分の切削送り指令
に対応する工具軌跡を表示装置16のグラフィックディ
スプレスイ上に描画し(ステップS12)、ステップS
7の処理へと移行して不揮発性メモリ34から次のNC
データを1ブロック読込む。
【0028】また、ステップS9の判別結果が偽となる
一方、ステップS10の判別結果が真となって今回読込
まれた1ブロックのNCデータが非切削送り指令である
ことが確認されれば、プロセッサ31は、非切削送り用
表示属性記憶レジスタCjに現時点で記憶されている表
示属性に基いて該1ブロック分の非切削送り指令に対応
する工具軌跡を表示装置16のグラフィックディスプレ
スイ上に描画し(ステップS13)、ステップS7の処
理へと移行して不揮発性メモリ34から次のNCデータ
を1ブロック読込む。
【0029】また、ステップS9およびステップS10
の判別結果が共に偽となる一方、ステップS11の判別
結果が真となって今回読込まれた1ブロックのNCデー
タが送り速度指令であることが確認されれば、プロセッ
サ31は、該ブロックにより新たに指令された切削送り
速度の値Vpを指令速度記憶レジスタVに一時記憶し
(ステップS14)、新たに指令された切削送り速度の
値Vpに対して前記のステップS2およびステップS5
と同様の処理を実行することにより、新たに指令された
切削送り速度の値Vpに対応する表示属性Ckを検出し
(ステップS15)、切削送り用表示属性記憶レジスタ
Ccに更新設定した後(ステップS16)、ステップS
7の処理へと移行して不揮発性メモリ34から次のNC
データを1ブロック読込む。
【0030】ステップS4〜ステップS6の処理で切削
送り用表示属性記憶レジスタCcに設定された表示属
性、即ち、予めシステムにパラメータ設定されている切
削送り速度に対応する表示属性は、NCデータによって
新たな送り速度指令が再定義されるまで切削送り用の表
示属性として有効であり、また、一旦再定義された切削
送り用の表示属性は、再び別の送り速度指令が再定義さ
れるまで有効である。
【0031】また、ステップS9,ステップS10およ
びステップS11の判別結果が全て偽となった場合に
は、読込まれたNCデータが送り指令でも送り速度指令
でもないことを意味するので、プロセッサ31は当該ブ
ロックの指令に応じた処理を従来と同様にして行った後
(ステップS17)、ステップS7の処理へと移行して
不揮発性メモリ34から次のNCデータを1ブロック読
込む。
【0032】以下、プロセッサ31はステップS8の処
理でプログラムエンドを示すブロックが検出されるまで
の間、NCデータを逐次1ブロックずつ読込んで前記と
同様の処理を繰り返し実行し、工具の送り速度に応じた
表示属性で工具軌跡を描画して行く。
【0033】図2に示されるような工具軌跡に関するN
Cデータに対して前述の処理を行う場合では、荒取り加
工のための工具軌跡や中仕上げ加工のための工具軌跡お
よび仕上げ加工のための工具軌跡に関するNCデータが
読込まれる度に送り速度指令によって切削送り速度の値
Vpが再定義されるので、各加工工程毎の切削送り速度
は全て異なる属性で描画される。例えば、工具の位置決
めや退避のための工具軌跡のように送り速度の速い区間
では最も速い速度範囲に対応する表示属性C4の赤色
(図2の破線に対応)、荒取り加工のための工具軌跡は
比較的速い速度範囲に対応する表示属性C2の黄色(図
2の一点鎖線に対応)、中仕上げ加工のための工具軌跡
はこれよりも遅い速度範囲に対応する表示属性C1の茶
色(図2の二点鎖線に対応)、また、仕上げ加工のため
の工具軌跡は最も遅い速度範囲に対応する表示属性C0
の緑色(図2の実線に対応)等としてディスプレイ画面
上に表示されることとなる。
【0034】前述の実施例では工具の送り速度に対応さ
せて工具軌跡の色彩を変えて描画するものについて説明
したが、破線,実線,一点鎖線等のように送り速度に対
応させて線種を変えて描画するようにしてもよいし、ま
た、軌跡の輝度や軌跡の幅を変えて描画するようにして
もよい。また、工具の送り速度に応じて工具軌跡の描画
に用いる属性を変えるだけでなく、非切削送りや切削送
り等の移動の種別に応じた第1の属性、例えば、線種等
を決めておき、更に、送り速度に応じて第2の属性、例
えば、工具軌跡の色彩等を変えて表示するようにしても
よい。
【0035】
【発明の効果】本発明の工具軌跡描画方法によれば、N
Cデータにより指令される工具移動速度に応じた表示属
性で工具軌跡が描画されるので、グラフィックディスプ
レイ上の工具移動軌跡を目視するだけで工具の送り速度
を容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施例の対話形数値制御装
置の構成を概略で示すブロック図である。
【図2】工具軌跡の一例を示す概念図である。
【図3】同実施例の対話形数値制御装置に設けた表示属
性記憶ファイルを示す概念図である。
【図4】同実施例の対話形数値制御装置における工具軌
跡描画処理の概略を示すフローチャートである。
【符号の説明】
14 不揮発性メモリ 15 グラフィック制御回路 16 表示装置 31 プロセッサ 34 不揮発性メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 成年 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内 (72)発明者 花岡 修 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NCデータに基いて工具の移動軌跡をグ
    ラフィックディスプレイ上に描画するようにした工具軌
    跡描画方法において、NCデータにより指令される工具
    送り速度に応じて移動軌跡の表示属性を選択して描画す
    るようにした工具軌跡描画方法。
  2. 【請求項2】 前記表示属性が色彩であることを特徴と
    した請求項1記載の工具軌跡描画方法。
JP33983793A 1993-12-07 1993-12-07 工具軌跡描画方法 Withdrawn JPH07160317A (ja)

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