JPH07157259A - 乗客コンベア乗り込み時の転倒防止装置 - Google Patents

乗客コンベア乗り込み時の転倒防止装置

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JPH07157259A
JPH07157259A JP30251793A JP30251793A JPH07157259A JP H07157259 A JPH07157259 A JP H07157259A JP 30251793 A JP30251793 A JP 30251793A JP 30251793 A JP30251793 A JP 30251793A JP H07157259 A JPH07157259 A JP H07157259A
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JP
Japan
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passenger
comb
sensor
riding
footstep
Prior art date
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Pending
Application number
JP30251793A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Chiba
久生 千葉
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH07157259A publication Critical patent/JPH07157259A/ja
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】隣接する踏段4の隙間が、コーム22から出て
くることを、センサ23を用いて踏段4の後軸29で検
出し、その検出信号をリレー46に置き換え、音声装置
47を駆動し音声をスピーカ25から出したり、ランプ
32を点灯させたりする。 【効果】乗客が、乗客コンベアに乗り込む時、隣接する
踏段の隙間がコームからでてくることを、照明の点滅や
断続的な音声を乗客が目や耳で感じることが出来、乗り
込み時のタイミングが取れやすくなるため、乗客の転倒
防止に役立つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗客コンベアに乗ると
き、踏段は連続的に運動しているので乗り込みにくい。
そこで、音や光により踏段の出てくるタイミングを表
し、乗り込み易くするもので乗客コンベアの乗り込み補
助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】乗客コンベアに乗るとき、踏段は連続的
に運動しているので特に高齢者は乗り込みにくい。この
ため、出来るだけ乗り込み易くするために以下に示すよ
うな技術がある。
【0003】実開昭59−43481 号公報や実開昭58−1257
2 号公報では、乗客コンベアの乗降口全体を明るくする
ための照明を乗降口両サイドの欄干部分に照明装置を設
けた構造が開示されている。
【0004】また、実開昭52−41885 号公報では、乗降
口の足元を照らすための足元注意灯が開示されている。
【0005】さらに、この他に乗り込み易くするための
技術として、既に周知の技術であるが、踏段を裏側から
照明で照らし、踏段の境界線をくっきり照明で分かるよ
うにして乗り込み易くしたものや、乗降口付近での注意
放送などがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術は、案内放
送により乗客に注意を与えたり、照明装置により固定物
と運動物の区別を明るくすることによりハッキリさせ乗
り易くしようとするものである。
【0007】乗客コンベアの踏段に乗るときは、速度差
がある踏段に乗るため、タイミング良く乗らないと転倒
する原因になりかねない。実際には、乗客が踏段の境目
を目で確認し踏段に乗るのが普通である。しかし、従来
の技術では、そこまでの補助的役割を果たさない。
【0008】本発明の目的は、乗込むとき、踏段がコー
ム部から出てくるタイミングを音と光により乗客に知ら
せることにより、乗客が踏段に乗り込む時のタイミング
を取り易くすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、無端状に連結
された踏段を有する乗客コンベアにおいて、前記踏段の
隣接部分の隙間が乗り込み口のコーム部分から出てくる
ことを検出する手段と前記検出装置が動作したとき照明
が点滅する手段と前記検出装置が動作したとき音声を発
する手段を備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明では、乗客が、乗客コンベアに乗り込む
時、照明の点滅や断続的な音声により、乗り込み時のタ
イミングがとれ乗り込み時の補助的役割を果たすことが
できるため、乗客の転倒防止に役立つ。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を用い
て詳細に説明する。なお、乗客コンベアは、エスカレー
タを例として説明する。
【0012】図6は、一台のエスカレータ全体を側面か
ら見た図面であるが、一部簡略化して記載してある。
【0013】図で、エスカレータのフレーム1の両端
は、建物2に図示していない金具により取付られてい
る。このフレーム1には、無端状に連結されたチエーン
3があり、このチェーン3に踏段4が連結されている。
チェーン3は、上下部のターミナルギャ5に結合してい
る。ターミナルギャ5は、駆動チェーン6を介して駆動
装置7により回転するようになっている。ターミナルギ
ャ5が回転することにより、チェーン3が動き、踏段4
が動くようになっている。さらに、踏段4が動く方向と
同一方向に移動手摺り8が連動して動く。
【0014】人が乗り込む乗降口は、上部乗降口9と下
部乗降口10の上,下に二箇所ある。
【0015】図1は、下部乗降口付近を表した図である
とともに本発明を最も良く表した図で、側面から見た図
である。なお、中間部以降は省略してある。
【0016】踏段4は、前輪26と後輪27により動く
ようになっている。
【0017】図2は、図1をA−A方向から見た図で踏
段4関連部分のみを記載したものである。
【0018】前輪26は、前軸28を介してチェーン3
に取付されていて、踏段4は前軸28に連結されてい
る。また、踏段4の後輪27は、踏段4の軸固定用金具
30に後軸29が固定され後軸29を介して後輪27が
取付られている。
【0019】また、図1に示すように、前輪26は前輪
レール30上を回転し、後輪27は後輪レール31上を
回転しながら運動する。
【0020】図1で、通常エスカレータに乗り込む場合
(上昇運転にて説明する。)、乗客20は、床板21を
歩いて行き、床板21の先端のコーム22から出てくる
踏段4の踏み面を確認して乗り込む。
【0021】23は、踏段4が連結されている踏段4と
隣接する踏段4の間の隙間がコーム22先端から出てく
ることを検出するセンサで非接触タイプである。
【0022】センサ23が検出すると、欄干パネル24
に取付されているスピーカ25から音声が発せられる。
この音声は、隣接する踏段4同士の隙間がコーム22か
ら出てくるたびに発せられる。なお、この実施例では、
音声を発するためのスピーカを欄干パネル24に取付す
るようにしてあるが、乗客20が聞こえる範囲であれば
目的を達成することが出来るので取付場所については特
定する必要はない。
【0023】32は、ランプで、センサ23が検出した
ときに点灯するランプである。本実施例では、スカート
パネル33に取付するようにしているが、乗客20の目
に入る光が発せられる場所であれば目的を達成すること
が出来るので取付場所については特定しない。
【0024】このように、乗客20が床板21から踏段
4に乗り込む時、隣接する踏段4同士の隙間がコーム2
2から出てくる時に、乗客20はスピーカ25から発せ
られる音声やランプ31の点滅を耳と目で感じとること
が出来、乗客20が踏段4の踏み面に乗り込む時のタイ
ミング取りの補助的役割を果たすことができる。
【0025】なお、本実施例では、スピーカ25の音声
とランプ31の点滅の両方でタイミングを取れるように
したが、どちらか一方でも目的を達成することは出来
る。
【0026】次に、隣接する踏段4同士の隙間がコーム
22から出てくるタイミングを検出する方法について図
3,図4により詳細に説明する。
【0027】図3は、図2の右側後輪部分を部分拡大し
て、センサ23の取付状態を表したものである。
【0028】センサ23は、後輪レール31から出てい
るセンサ取付金具40に取付している。取付位置は、横
方向は、センサの検出部の垂直方向が後軸29がある部
分に取付し、上下方向は、センサから発する光電が後軸
29の中心あたりに焦点があうように調整する。
【0029】また、長手方向の取付位置について図4で
説明する。図4は、図3をBーB方向から見た図であ
る。
【0030】長手方向の取付位置は、図1で隣接する踏
段4の隙間がコーム22の先端のところにある時、前方
の踏段4の後軸が図4に示すように、センサ23の上面
の垂直方向に後軸がくるようにセンサ23本体または、
センサ取付金具40ごと移動しセットする。
【0031】このようにセンサ23をセットすることに
より、隣接する踏段の隙間をコーム22の先端から出て
くるところを検出することが出来る。
【0032】また、本実施例では、非接触タイプのセン
サで実施例を説明したが、検出する方法は、シンプルロ
ッドタイプのリミットスイッチを使用して、リミットス
イッチのロッドを後軸に接触するようにセットしても同
じ目的を達成することは出来る。
【0033】さらに、図5で回路構成について説明す
る。
【0034】センサ23の投光部41から発せられた光
43が後軸29に衝突して跳ね返った光44がセンサ2
3の受光部42に入り、受光部42に光44が受光して
いるあいだトランジスタ45がオン状態になる。これに
よりリレー46がオンして、リレー46の接点46a,
46bが閉じ、接点46aにより音声装置47に電源が
供給され、スピーカ25から音声が発せられる。また、
接点46bによりランプ32が点灯する。
【0035】なお、図5中、48は、リレー46がオフ
するときに出すノイズを吸収するためのダイオードで、
49は、トランジスタ45のオン,オフ状態を確認する
ための発光ダイオードである。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、乗客が、乗客コンベア
に乗り込む時、隣接する踏段の隙間がコームからでてく
ることを、照明の点滅や断続的な音声を乗客が目や耳で
感じることが出来、乗り込み時のタイミングが取れやす
くなるため、乗客の転倒防止に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗客コンベアの下部乗降口付近を表し、全体の
構成を示す側面図。
【図2】踏段の構成を表した説明図。
【図3】センサの取付方法について表した説明図。
【図4】センサの取付方法について表した図で、図3の
側面図。
【図5】回路構成を表した説明図。
【図6】エスカレータの全体構成を表した説明図。
【符号の説明】
3…チェーン、4…踏段、21…床板、22…コーム、
23…センサ、25…スピーカ、26…前輪、27…後
輪、28…前軸、29…後軸、30…前輪レール、31
…後輪レール、32…ランプ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無端チエーンに連結され、連続的に運動す
    る踏段を備え、前記踏段が連結されている部分の隙間が
    乗り込み口のコーム部分から出てくることを検出する装
    置を備え、かつ乗降口付近に照明を備えた乗客コンベア
    において、前記検出装置が動作したときのみ、前記照明
    が点滅することを特徴とする乗客コンベアの乗り込み時
    の転倒防止装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記踏段が連結されて
    いる部分の隙間が乗り込み口のコーム部分から出てくる
    ことを検出する検出装置を備え、乗り込み口近傍に音声
    を発するスピーカを備えた乗客コンベアにおいて、前記
    検出装置が動作したときのみ、前記スピーカから音声が
    発せられる乗客コンベアの乗り込み時の転倒防止装置。
JP30251793A 1993-12-02 1993-12-02 乗客コンベア乗り込み時の転倒防止装置 Pending JPH07157259A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30251793A JPH07157259A (ja) 1993-12-02 1993-12-02 乗客コンベア乗り込み時の転倒防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30251793A JPH07157259A (ja) 1993-12-02 1993-12-02 乗客コンベア乗り込み時の転倒防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07157259A true JPH07157259A (ja) 1995-06-20

Family

ID=17909922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30251793A Pending JPH07157259A (ja) 1993-12-02 1993-12-02 乗客コンベア乗り込み時の転倒防止装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH07157259A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6185815B1 (en) 1997-12-07 2001-02-13 Esec Sa Semiconductor mounting apparatus with a chip gripper travelling back and forth
CN105174008A (zh) * 2015-08-12 2015-12-23 蒋科富 电梯推拉式凵形槽迎宾踏板

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6185815B1 (en) 1997-12-07 2001-02-13 Esec Sa Semiconductor mounting apparatus with a chip gripper travelling back and forth
CN105174008A (zh) * 2015-08-12 2015-12-23 蒋科富 电梯推拉式凵形槽迎宾踏板

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