JPH07152610A - 計算機システムの部品交換管理装置 - Google Patents

計算機システムの部品交換管理装置

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JPH07152610A
JPH07152610A JP29963293A JP29963293A JPH07152610A JP H07152610 A JPH07152610 A JP H07152610A JP 29963293 A JP29963293 A JP 29963293A JP 29963293 A JP29963293 A JP 29963293A JP H07152610 A JPH07152610 A JP H07152610A
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time
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battery
computer system
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JP29963293A
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Katsuya Sato
勝也 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計算機システムに組込まれている各種電子部
品の交換時期を計算機システム自体で自動的に算出して
警告出力させる。 【構成】 各電子部品の通電状態期間における稼働時間
をそれぞれ計数し、計数された各電子部品の稼働時間が
各電子部品毎に設定された各規定稼働時間に達したと
き、それぞれ該当電子部品の交換を促す警告を出力する
ようにしている。別の発明においては、現在時刻を計時
する時計回路を設け、バッテリの交換時刻から現在時刻
までの交換後経過時間を計数すると共に、バッテリの交
換時刻から現在時刻までの期間における非通電状態時間
を示すバッテリ実働時間を計数する。そして、交換後経
過時間が規定経過時間を越えたとき又はバッテリ実働時
間が規定実働時間を計数したときバッテリの交換を促す
警告を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は計算機システムに組込ま
れた各種電子部品の交換時期管理を計算機システム自体
で自動的に行うようにした計算機システムの部品交換管
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工場の各種機器を制御する計算機システ
ムや金融機関の計算機システム等のように、たとえ短時
間であっても故障が発生して生産ラインや窓口業務が中
断することが許されない計算機システムにおいては、信
頼性を高めるために、計算機システムに組込まれている
各種電子部品を規定時間稼働させると、たとえ故障が発
生していなくても、また性能劣化を来していなかったと
しても、定期的に部品交換を実施するようにしている。
【0003】この理由は、一般に各種の電子部品におい
ては、稼働時間が一定時間以上になると故障発生確率が
急激に上昇するからである。従来、計算機システムに組
込まれた各種電子部品の定期交換時期の管理は、専任の
保守管理要員が手作業で実施していた。具体的には、計
算機システムに組込まれた電子部品の種類としては、機
械的可動部分が含まれるFDD(フロッピーディスク・
ドライブ装置)やHDD(ハードディスク・ドライブ装
置)等の部品や、バッテリやコンデンサ等のように静的
部品であるが、充放電を繰返すことによって劣化する部
品や、IC素子等の通常の静的部品等の複数種類存在す
る。これらの各電子部品はそれそれぞれ使用条件が異な
り、それぞれ耐久寿命も異なる。
【0004】したがって、保守管理要員は部品を交換す
る毎に該当電子部品の交換日時と定期交換するまでの稼
働時間及び次の交換日時を部品管理台帳に記載してお
き、この部品管理台帳に記載された交換日時が到来する
と、該当部品を取換えるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した部品
管理台帳を用いて各電子部品の交換を行う手法において
はまだ次のような課題があった。 (1) 前述したように各電子部品の定期交換するまでの
稼働時間は、計算機システムが実際に稼働している時間
を積算した時間で評価する必要がある。しかし、毎日。
又は毎週、稼働時間が予め定まっていない計算機システ
ムにおいては、実際問題として、毎日の稼働時間を手計
算で積算していくことはほとんど不可能である。したが
って、毎日又は毎週の平均的な稼働時間からある程度余
裕をもった規定稼働時間を設定して、この規定稼働時間
に基づいて次回の部品交換日時を求めて部品管理台帳に
記載していた。
【0006】したがって、正確に交換時期管理が実施で
きないのみならず、計算機システムを長期間に亘って稼
働すると、部品交換回数が必要以上に多くなり、計算機
システム全体の維持管理費が上昇する問題がある。 (2) 例えばDRAM等で構成された主メモリ(主記憶
装置)は計算機システムの電源が遮断された非稼働期間
においても、その記憶内容を保持しておく必要がある場
合が多い。また、各種入出力インタフェースを含むデー
タ保持機能を有した他の電子部品においても、電源遮断
時に記憶内容を保持する必要がある。
【0007】このようなシステムバックアップに用いる
バッテリにおいては、バッテリ交換から、計算機システ
ムの稼働期間又は非稼働期間に係わらず、充電状態にお
いては、時間経過に伴い劣化が進むので、上述した稼働
時間のみで定期交換時期までの規定稼働時間を設定でき
ない。
【0008】さらに、システムバックアップ用のバッテ
リにおいては、計算機システムの電源が遮断されている
非稼働期間において、前述した主メモリに記憶保持用の
電圧を供給するために、バッテリの電荷が放電される。
このバッテリにおける放電期間、すなわちバッテリの実
働時間はバッテリの寿命に大きく影響を与えるので、こ
のバッテリの実働時間の積算時間もバッテリの次の交換
日時設定に考慮すべきである。しかし、従来の部品管理
台帳を用いた部品交換管理手法においてはこのような事
項には全く対処できない。 (3) また、保守管理要員の負担が増大して、部品管理
台帳の記載事項の見落とし等の人為的ミスが発生する懸
念もある。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、計算機システム内に各電子部品毎に実際の
稼働時間を計数する手法を組込むことによって、各電子
部品毎に、自動的に交換時期が到来したことを操作員に
警報でき、正確な稼働時間に基づいた部品交換を実施で
き、保守管理要員の負担を大幅に軽減できるとともに、
システムを長期に亘って稼働した場合における部品交換
回数を減少でき、システム全体の信頼性向上と維持管理
費節減とを図ることができる計算機システムの部品交換
管理装置を提供することを目的とする。
【0010】さらに、本発明においては、システムバッ
クアップ用のバッテリを2種類の経過時間で交換時期を
制御することによって、より適格なタイミングでバッテ
リを交換できる計算機システムの部品交換管理装置を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に請求項1の発明に係わる部品交換管理装置は、通電状
態期間において、システムに組込まれた各種電子部品を
稼働させて、各種情報処理を実行する計算機システムに
適用される。
【0012】そして、現在時刻を計時する時計回路と、
各電子部品の通電状態期間における稼働時間をそれぞれ
計数する稼働時間計数手段と、稼働時間計数手段にて計
数された各電子部品の稼働時間が各電子部品毎に設定さ
れた各規定稼働時間に達したとき、それぞれ該当電子部
品の交換を促す警告を出力する警告出力手段とを備えて
いる。
【0013】さらに、請求項2の発明は、各種情報処理
を実行すると共に、情報処理過程でバッテリでシステム
バックアップされた主記憶装置に記憶された各種情報に
対して必要なアクセスを実行する計算機システムに適用
される。
【0014】そして、現在時刻を計時する時計回路と、
バッテリの交換時刻から現在時刻までの交換後経過時間
を計数する交換後経過時間計数手段と、バッテリの交換
時刻から現在時刻までの期間における非通電状態時間を
示すバッテリ実働時間を計数するバッテリ実働時間計数
手段と、交換後経過時間計数手段が規定経過時間を計数
したとき又はバッテリ実働時間計数手段が規定実働時間
を計数したときバッテリの交換を促す警告を出力する警
告出力手段とを備えている。
【0015】
【作用】このように構成された計算機システムの部品交
換管理装置においては、計算機システム内に時刻を経時
する時計回路が内蔵されている。例えばこの時計回路か
らクロック情報に基づいて各電子部品の通電状態期間に
おける稼働時間が計数される。そして、各電子部品毎に
設定された規定稼働時間に達すると、該当分子部品に対
する部品交換の警告が自動的に出力される。よって、部
品管理台帳が不要となり、保守管理要員の負担が大幅に
軽減される。
【0016】また、請求項2の発明においては、システ
ムバックアップ用のバッテリの前回の交換時刻が記憶保
持されている。そして、この交換時刻と時計回路から読
取った現在時刻から算出された交換後経過時間が規定経
過時間を越えた場合はバッテリ交換が警告される。
【0017】さらに、例えば電源遮断期間中にバッテリ
が実際にシステムバックアップしている実働時間が計数
され、この実働時間が規定実働時間を越えた場合にバッ
テリ交換が警告される。
【0018】このように、交換時点から継続して充電状
態を維持し、電源遮断期間に充電電荷を放電する機能を
有するバックアップ用のバッテリの交換時期を他の一般
の電子部品とは異なった条件に設定することによって、
バッテリの寿命により適格に対応した時点でバッテリ交
換を実施できる。
【0019】
【実施例】以下本発明の位置実施例を図面を用いて説明
する。図1は実施例の部品交換管理装置が組込まれた計
算機システム全体の概略構成を示すブロック図である。
【0020】バスライン1に対して、各種情報処理を実
行するCPU(中央処理装置)2,制御プログラム等の
各種固定データを記憶するROM3,情報処理対象の各
種可変データを記憶する例えばDRAMで構成された主
メモリ4,現在時刻tを計時する時計回路6が接続され
ている。なお、前記主メモリ4は電源遮断時においても
その記憶内容を保持するためのシステムバックアップ用
のバッテリ6が接続されている。また、時計回路5はバ
ッテリ7で起動される。なお、時計回路5の消費電力は
非常に小さい。
【0021】さらに、前記バスライン1に対して、表示
器8に各種データや部品交換メッセージを表示させる表
示制御部9,FDD10を制御するFDD制御部11,
HDD12を制御するHDD制御部13,キーボード1
4からキー信号が入力されるキーポード制御部15,外
部に対して各種のデータを送受信するための入出力部1
6,及び部品管理テーブル17が形成されたRAMが接
続されている。
【0022】さらに、この計算機システムには、上記各
電子部品に直流駆動電圧Vcを供給する電源装置18が
組込まれている。この電源装置18にはプラグ19を介
して商用交流電源が供給される。さらに、この電源装置
18には冷却ファン20が接続されている。
【0023】前記部品管理テーブル17が形成されたR
AMには、電源遮断時に記憶内容を保持するためのバッ
テリ21が接続されている。前記各バッテリ6,7,2
1は、電源装置18に接続されており、電源投入期間中
に常に規定電圧に充電されている。
【0024】前記部品管理テーブル17内には、システ
ムバックアップ用のバッテリとしての主メモリ4のバッ
テリ6の交換年月日DBS及び規定経過時間TBMを記憶す
る領域17a,電源遮断期間等の該当バッテリ6が主メ
モリ4に対して記憶保持用の電圧を供給している期間を
示すバッテリ実働時間TBA及び規定実働時間TBAM を記
憶する領域17b,時計回路5から読取った現在時刻t
A を記憶する領域17c,例えば1時間等の単位時間数
UMを計時するためのカウント値TU を記憶する領域1
7d,HDD10の稼働時間TH 及び規定稼働時間THM
を記憶する領域17e,FDD12の稼働時間TF 及び
規定稼働時間TFMを記憶する領域17f,冷却ファン2
0の稼働時間TR 及び規定稼働時間TRMを記憶する領域
17gが形成されている。
【0025】前記規定経過時間TBM,規定実働時間T
BAM ,規定稼働時間THM,規定稼働時間TFM,規定稼働
時間TRMは、それぞれ対応する各電子部品における耐久
寿命,故障発生率等から統計的に予め求められている値
であり、この各積算時間がこの規定時間に達した場合に
該当部品を交換するのが望ましい値である。そして、こ
れらの値はこの計算機システムを据付けた時点で各領域
に予め設定しておく。
【0026】また、バッテリ6を交換した時点で、キー
ボード14からバッテリ交換年月日DBSをキー入力し
て、領域17aに設定する。同時に、領域17bのバッ
テリ実働時間TBAを0にクリアする。
【0027】さらに、バッテリ6以外のHDD10,F
DD12,冷却ファン20の各電子部品を交換した場合
には、キーボード14を操作して、各領域17e〜17
gの各稼働時間TH ,TF ,TR を0にクリアする。
【0028】そして、電源装置18の電源スイッチを投
入すると、冷却アファン20が起動され、かつこの計算
機システムの各電子部品に対して直流駆動電圧Vcが供
給され、CPU2に対するリセット状態が解除され、C
PU2は動作可能状態になる。
【0029】そして、CPU2はリセット解除される
と、図3に示すシステム起動処理を実行する。また、シ
ステム起動された後においては、CPU2に時計回路5
から例えば1分等のΔT時間経過する毎に、時間割込信
号INTが入力される。CPU2は時間割込信号INT
が入力されると、図2に示す時間割込処理を実行する。
【0030】図2における時間割込処理が開始される
と、P(プログラムステップ)1において、時計回路5
から現在時刻tを読取って、P2にて部品管理テーブル
17内の領域17cに記憶されている現在時刻tA を今
回読取った現在時刻tに更新する(tA =t)。
【0031】次に領域17dのカウント値TU に1を加
算(TU =TU +1)して(P3)、加算後のカウント
値TU が1時間に相当する値TU =TUM(=60)に達
したならば(P4)、各領域17e,17f,17bの
各稼働時間TH ,TF ,TRにそれぞれ単位時間である
1を加算する(P5)。その後、領域17dのカウント
値TU を0にクリアする(P6)。
【0032】なお、P4にて加算後のカウント値TU
1時間に相当する値TU =TUM(=60)にまだ達して
いない場合は、P5及びP6の処理を行う必要はない。
次に、P7にて、P1からP6の処理過程において、例
えば操作者による電源遮断操作又は停電等に起因する電
源遮断の有無を調べる。通常の計算機システムにおいて
は、電源装置18内に電源遮断検出回路が組込まれてお
り、CPU2を含む各電子部品に対する駆動電圧Vcが
規定電圧以下に低下した場合には、CPU2に対して電
源遮断検出割込信号が入力される。CPU2はこの電源
遮断検出割込信号を検出すると、実行中のアプリケーシ
ョンプログラムを強制終了させる等の処理を実行して、
駆動電圧Vcが下限電圧以下に低下して、リセット状態
に移行するのを待つ。
【0033】P7において、電源遮断が検出されると、
再度時計回路5から最新の現在時刻tを読取って領域1
7cの現在時刻tA を最新の現在時刻に更新する(P
8)。操作員が電源を投入したり、自動的に停電が復旧
して、CPU2のリセット状が解除すると、CPU2は
図3に示すシステム起動処理を実行する。
【0034】流れ図が開始されると、時計回路5から最
新の現在時刻tを読取る(Q1)。次に、部品管理テー
ブル17内の領域17aのバッテリ交換年月日DBSを詠
取る(Q2)。そして、Q3において、バッテリ6の交
換年月日から現在時刻までの交換後経過時間TB を算出
する(TB =t−TBS)。
【0035】この交換後経過時間TB が領域17aの規
定経過時間TBMに達していない場合は、領域17cに記
憶されている現在時刻tA を読取る(Q5)。そして、
Q6にて、今回の電源遮断期間に対応する今回のバッテ
リ実働時間(t−tA )を算出して、領域17bに記憶
されているバッテリ実働時間TBAを更新する(TBA=T
BA+t−tA )。
【0036】更新されたバッテリ実働時間TBAが規定実
働時間TBAM に達していない場合(Q7)、Q8にて領
域17eのHDD稼働時間TH が規定稼働時間THMに達
しているか否かを調べる。達していない場合には、Q9
にて領域17fのFDD稼働時間TF が規定稼働時間T
FMに達しているか否かを調べる。達していない場合に
は、Q10にて領域17gの冷却ファン稼働時間TR
規定稼働時間TRMに達しているか否かを調べる。達して
いなければ、今回のシステム起動処理を終了して次の処
理へ進む。
【0037】なお、Q4にて、交換後経過時間TB が領
域17aの規定経過時間TBMに達していた場合はQ11
へ進み、表示器8に交換後経過時間TB が規定経過時間
BMに達した旨のメッセージとバッテリ交換指示の警告
を表示する。
【0038】Q7にて、バッテリ実働時間TBAが規定実
働時間TBAM に達していた場合はQ11へ進み、表示器
8にバッテリ実働時間TBAが規定実働時間TBAM に達し
た旨のメッセージとバッテリ交換指示の警告を表示す
る。
【0039】同様に、Q8にて、HDD稼働時間TH
規定稼働時間THMに達していた場合はQ11へ進み、表
示器8にHDD稼働時間TH が規定稼働時間THMに達し
た旨のメッセージとHDD交換指示の警告を表示する。
【0040】Q9にて、FDD稼働時間TF が規定稼働
時間TFMに達していた場合はQ11へ進み、表示器8に
FDD稼働時間TF が規定稼働時間TFMに達した旨のメ
ッセージとFDD交換指示の警告を表示する。
【0041】Q10にて、冷却ファン稼働時間TR が規
定稼働時間TRMに達していた場合はQ11へ進み、表示
器8に冷却ファン稼働時間TR が規定稼働時間TRMに達
した旨のメッセージと冷却ファン交換指示の警告を表示
する。
【0042】このように構成された計算機システムの部
品交換管理装置によれば、HDD10,FDD12,冷
却ファン20等のこの計算機システムおけるに通電状態
期間に同期して稼働状態となる電子部品に対しては、各
電子部品毎の正確な稼働時間TH ,TF ,TR が自動的
に算出されて、各電子部品毎にそれぞれ個別に設定され
た規定稼働時間THM,TFM,TRMに達すると、自動的に
該当電子部品の稼働時間が規定稼動時間に達した旨のメ
ッセージ及び該当部品の部品交換を促す警告メッセージ
が表示出力される。
【0043】したがって、この計算機システムの保守管
理員は、各電子部部品毎に、交換年月日と交換予定年月
日を部品管理台帳に記載する必要がなくなる。その結
果、保守管理員の作業負担が大幅に軽減される。その結
果、必要とする保守管理員数を低減できる。
【0044】また、各電子部品の交換時期の管理は計算
機システム自体で自動的に実施されるので、部品管理台
帳を用いた場合における見落とし等の人為的ミスの発生
を未然に防止でき、計算機システム全体の信頼性を大幅
に向上できる。
【0045】さらに、たとえ計算機システムの稼働時間
が日によって変動したり、週によって変動したとして
も、各電子部品の稼働時間が正確に求まるので、従来手
法のようにある程度余裕をもって部品の交換時期を設定
する必要がない。したがって、計算機システムを長期に
亘って稼働した場合における各電子部部品の交換回数を
減少でき、計算機システム全体の維持管理費用を低減で
きる。
【0046】さらに、システムバックアップ用のバッテ
リ6においては、このバッテリ6の交換年月日を記憶
し、計算機システムにおける通電期間及び非通電期間を
含めた交換時刻からの交換後経過時間DB と、非通電期
間時間に対応するバッテリ実働時間TBAとをそれぞれ個
別に求めて、それぞれ個別に設定知された規定時間
BM,TBAM に達したタイミングでバッテリ6の交換指
示を警告出力している。
【0047】したがって、バッテリ6の実際の劣化程度
により近似したタイミングでバッテリ交換を実施でき
る。よって、非通電時間が非常に長くなり、バッテリ6
が予期できないほど、早く劣化して、計算機システムの
非通電状態期間の途中で重要なデータを記憶保持できな
くなり、データが消滅する等の事故を未然に防止でき、
計算機システム全体の信頼性をより一層向上できる。ま
た、バッテリ6の寿命をより有効に使用できる。
【0048】図4は本発明の他の実施例に係わる部品交
換管理装置が組込まれた計算機システムの動作を示す流
れ図である。この流れ図以外の各部の構成及び動作は図
1及び図2に示す構成及び動作と同じである。
【0049】図4は、前述した先の実施例装置における
図3の流れ図と同様に、計算機システムの電源が投入さ
れてリセット状態が解除された時点に行う、各部品の稼
動時間の検出処理と、各部品の寿命判断処理と、寿命時
の部品交換指示の警告出力処理とを示す流れ図である。
【0050】前述した実施例装置においては、図3の流
れ図に示すように、一つの部品でも交換時期に達する
と、該当部品の寿命を警告して、他の部品に対する稼働
時間の検証を実施していなかったが、図4に示す今回の
実施例装置においては、R4,R8,R10,R12,
R14において、それぞれの稼動時間が規定稼動時間に
達した時、R5,R9,R11,R13,R15におい
てそれぞれ個別に各部品の寿命表示を行うようにしてい
る。
【0051】したがって、たとえ複数の部品が同時に寿
命に達した場合であっても、複数の部品の寿命到来を示
す警告が表示器8に同時に表示される。したがって、1
回の部品交換作業で複数の部品を同時に交換することが
可能であり、計算機システムの維持管理作業能率を向上
できる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明の部品交換管
理装置においては、計算機システム内に各電子部品毎に
実際の稼働時間を計数する手法を組込み、各電子部品毎
に、自動的に交換時期が到来したことを警告出力してい
る。したがって、正確な稼働時間に基づいた部品交換を
実施でき、保守管理要員の負担を大幅に軽減できるとと
もに、この計算機システムを長期に亘って稼働した場合
において部品交換回数を減少でき、計算機システム全体
の信頼性向上と維持管理費節減とを図ることができる。
【0053】さらに、別の発明においては、システムバ
ックアップ用のバッテリを交換時刻からの交換後経過時
間と非通電時におけるバッテリ実働時間との2種類の時
間で交換時期を管理している。したがって、より適格な
タイミングでバッテリを交換でき、計算機システムの信
頼性をより一層向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わる部品交換管理装置
が組込まれた計算機システムの概略構成を示すブロック
【図2】 同実施例装置の動作を示す流れ図
【図3】 同じく同実施例装置の動作を示す流れ図
【図4】 本発明の他の実施例に係わる部品交換管理装
置の動作を示す流れ図
【符号の説明】
2…CPU、4…主メモリ、5…時計回路、6…バッテ
リ、8…表示器、10…FDD、12…HDD、14…
キーボード、17…部品管理テーブル、17a〜17g
…領域、18…電源装置、20…冷却ファン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通電状態期間において、システムに組込
    まれた各種電子部品を稼働させて、各種情報処理を実行
    する計算機システムにおいて、 現在時刻を計時する時計回路と、 前記各電子部品の前記通電状態期間における稼働時間を
    それぞれ計数する稼働時間計数手段と、 この稼働時間計数手段にて計数された前記各電子部品の
    稼働時間が前記各電子部品毎に設定された各規定稼働時
    間に達したとき、それぞれ該当電子部品の交換を促す警
    告を出力する警告出力手段とを備えた計算機システムの
    部品交換管理装置。
  2. 【請求項2】 通電状態期間において、各種情報処理を
    実行すると共に、情報処理過程でバッテリでシステムバ
    ックアップされた主記憶装置に記憶された各種情報に対
    して必要なアクセスを実行する計算機システムにおい
    て、 現在時刻を計時する時計回路と、 前記バッテリの交換時刻から前記現在時刻までの交換後
    経過時間を計数する交換後経過時間計数手段と、 前記バッテリの交換時刻から前記現在時刻までの期間に
    おける非通電状態時間を示すバッテリ実働時間を計数す
    るバッテリ実働時間計数手段と、 前記交換後経過時間計数手段が規定経過時間を計数した
    とき又は前記バッテリ実働時間計数手段が規定実働時間
    を計数したとき前記バッテリの交換を促す警告を出力す
    る警告出力手段とを備えた計算機システムの部品交換管
    理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001291143A (ja) * 2000-04-06 2001-10-19 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体取扱装置
EP1596600A1 (en) * 2004-05-14 2005-11-16 Ohsung Electronics Co., Ltd. Remote control unit and remote control method
JP2013003885A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Nec Corp コンピュータ、機器管理方法およびプログラム
JP2021044974A (ja) * 2019-09-12 2021-03-18 三菱重工機械システム株式会社 電子機器、算出方法及びプログラム

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