JPH07149803A - 連続塊状重合方法 - Google Patents
連続塊状重合方法Info
- Publication number
- JPH07149803A JPH07149803A JP32082893A JP32082893A JPH07149803A JP H07149803 A JPH07149803 A JP H07149803A JP 32082893 A JP32082893 A JP 32082893A JP 32082893 A JP32082893 A JP 32082893A JP H07149803 A JPH07149803 A JP H07149803A
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- JP
- Japan
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- monomer
- reaction
- methyl methacrylate
- polymerization
- polymer
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 反応容器内の気液界面にポリマーの固着を防
止できるメタクリル酸メチルを主成分とする単量体の連
続塊状重合方法を提供する。 【構成】 メタクリル酸メチルを主成分とする単量体を
連続塊状重合するに際し、反応容器内に供給される単量
体の一部を反応液面、該反応液面とに接触している反応
容器壁面、及び該反応液面と接触している撹拌軸に一様
に噴霧状態で吹き付けて供給する。
止できるメタクリル酸メチルを主成分とする単量体の連
続塊状重合方法を提供する。 【構成】 メタクリル酸メチルを主成分とする単量体を
連続塊状重合するに際し、反応容器内に供給される単量
体の一部を反応液面、該反応液面とに接触している反応
容器壁面、及び該反応液面と接触している撹拌軸に一様
に噴霧状態で吹き付けて供給する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、連続塊状重合方法に関
し、より詳しくは、反応容器内の気液界面にポリマーの
固着を防止できるメタクリル酸メチルを主成分とする単
量体の連続塊状重合方法に関する。
し、より詳しくは、反応容器内の気液界面にポリマーの
固着を防止できるメタクリル酸メチルを主成分とする単
量体の連続塊状重合方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】メタクリル酸メチルを主成分とするシラ
ップ（単量体−重合体混合物）は、鋳込み重合用に使用
されているが、極めて固着性の強いものである。それ
故、従来の撹拌槽型反応器を用いてメタクリル酸メチル
を主成分とするシラップを製造する方法においては、長
時間重合を行うと、反応容器内壁及び撹拌軸の気液界面
にポリマーの固着が著しく、従って長時間の連続運転は
不可能であった。
ップ（単量体−重合体混合物）は、鋳込み重合用に使用
されているが、極めて固着性の強いものである。それ
故、従来の撹拌槽型反応器を用いてメタクリル酸メチル
を主成分とするシラップを製造する方法においては、長
時間重合を行うと、反応容器内壁及び撹拌軸の気液界面
にポリマーの固着が著しく、従って長時間の連続運転は
不可能であった。
【０００３】気液界面におけるポリマーの固着を防止す
る連続塊状重合方法として、反応容器内の反応物液面よ
り上部に回転体を設け、該回転体上に単量体を供給する
ことによって、単量体を反応容器の壁面に散布し、反応
容器の器壁におけるポリマーの固着を防止する方法が特
公昭４８−３２４３１号公報に開示されている。
る連続塊状重合方法として、反応容器内の反応物液面よ
り上部に回転体を設け、該回転体上に単量体を供給する
ことによって、単量体を反応容器の壁面に散布し、反応
容器の器壁におけるポリマーの固着を防止する方法が特
公昭４８−３２４３１号公報に開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では回転体下部には単量体を散布できないという不都
合が生じ、特に、反応容器の撹拌軸に回転体を設置した
場合、該撹拌軸の気液面に単量体を供給できずにポリマ
ーが固着してしまうという欠点を有していた。
法では回転体下部には単量体を散布できないという不都
合が生じ、特に、反応容器の撹拌軸に回転体を設置した
場合、該撹拌軸の気液面に単量体を供給できずにポリマ
ーが固着してしまうという欠点を有していた。
【０００５】本発明は、このような従来技術の欠点に鑑
みてなされたものであり、長時間の運転においても、反
応容器内にポリマーの固着が起こらない連続塊重合方法
を提供するものである。
みてなされたものであり、長時間の運転においても、反
応容器内にポリマーの固着が起こらない連続塊重合方法
を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、メ
タクリル酸メチルを主成分とする単量体を連続塊状重合
するに際し、反応容器内に供給される単量体の一部を、
反応液面、該反応液面と接触している反応容器壁面、及
び該反応液面と接触している撹拌軸に一様に噴霧状態で
吹き付けて供給することを特徴とする連続塊状重合方法
にある。
タクリル酸メチルを主成分とする単量体を連続塊状重合
するに際し、反応容器内に供給される単量体の一部を、
反応液面、該反応液面と接触している反応容器壁面、及
び該反応液面と接触している撹拌軸に一様に噴霧状態で
吹き付けて供給することを特徴とする連続塊状重合方法
にある。
【０００７】以下、本発明の方法を図面を用いて説明す
る。図１は、本発明の方法を実施するのに使用される重
合装置の一例を示す概略図である。反応容器１には、反
応液１０を撹拌するための撹拌翼３を備えた撹拌軸２が
反応容器１の略中心部に設けられている。また、反応容
器１の上部域には、重合開始剤を含む単量体を供給する
原料単量体供給管４と反応容器内に単量体を噴霧状に吹
き付けて供給するための単量体供給管５が設けられてい
る。また、反応容器１の下部域には、反応液の取り出し
管７が設けられている。さらに、反応容器１の外側に
は、重合反応を調節するためのジャケット１２が設けら
れている。
る。図１は、本発明の方法を実施するのに使用される重
合装置の一例を示す概略図である。反応容器１には、反
応液１０を撹拌するための撹拌翼３を備えた撹拌軸２が
反応容器１の略中心部に設けられている。また、反応容
器１の上部域には、重合開始剤を含む単量体を供給する
原料単量体供給管４と反応容器内に単量体を噴霧状に吹
き付けて供給するための単量体供給管５が設けられてい
る。また、反応容器１の下部域には、反応液の取り出し
管７が設けられている。さらに、反応容器１の外側に
は、重合反応を調節するためのジャケット１２が設けら
れている。
【０００８】本発明の方法は、図１に示すような撹拌槽
型の反応容器を用いてメタクリル酸メチルを主成分とす
る単量体を重合するに際し、反応容器内に供給される単
量体の一部を単量体供給管５より供給し、噴霧状態で、
反応液面、該反応液面と接している反応容器の内壁及び
撹拌軸に一様に吹き付けて気液界面におけるポリマーの
固着の発生を防止することを特徴とするものである。
型の反応容器を用いてメタクリル酸メチルを主成分とす
る単量体を重合するに際し、反応容器内に供給される単
量体の一部を単量体供給管５より供給し、噴霧状態で、
反応液面、該反応液面と接している反応容器の内壁及び
撹拌軸に一様に吹き付けて気液界面におけるポリマーの
固着の発生を防止することを特徴とするものである。
【０００９】本発明において、単量体を噴霧して供給す
る方法としては、特に限定されないが、図１に示すよう
なノズル６を用いるのが好ましい方法として挙げられ
る。ノズル６としては、フラットスプレーノズル、長円
吹ノズル、楕円吹ノズル、角吹ノズル、ホロコーンノズ
ル、フルコーンノズル、サイドスプレーノズル、多孔式
ノズル等どれを使用してもよく、反応容器の形状、大き
さに応じて１または２個以上を組み合わせて使用しても
よい。また、材質は、耐食性を有するものであれば特に
制限されず、通常、ステンレス鋼が用いられる。
る方法としては、特に限定されないが、図１に示すよう
なノズル６を用いるのが好ましい方法として挙げられ
る。ノズル６としては、フラットスプレーノズル、長円
吹ノズル、楕円吹ノズル、角吹ノズル、ホロコーンノズ
ル、フルコーンノズル、サイドスプレーノズル、多孔式
ノズル等どれを使用してもよく、反応容器の形状、大き
さに応じて１または２個以上を組み合わせて使用しても
よい。また、材質は、耐食性を有するものであれば特に
制限されず、通常、ステンレス鋼が用いられる。
【００１０】本発明の方法において、単量体供給管５よ
り供給される単量体の量は、重合条件等から一概に決め
られないが、反応容器に供給される全単量体重量の３０
〜７０％の範囲が好ましい。また、単量体供給管５から
供給される単量体は、原料単量体供給管４から供給され
る単量体と組成が同じか、または異ってもよいが、重合
開始剤を含まないものの使用が好ましい。
り供給される単量体の量は、重合条件等から一概に決め
られないが、反応容器に供給される全単量体重量の３０
〜７０％の範囲が好ましい。また、単量体供給管５から
供給される単量体は、原料単量体供給管４から供給され
る単量体と組成が同じか、または異ってもよいが、重合
開始剤を含まないものの使用が好ましい。
【００１１】本発明の方法で用いられるメタクリル酸メ
チルを主成分とする単量体は、メタクリル酸メチル単
独、またはメタクリル酸メチルの主成分量を含む単量体
混合物である。単量体混合物の場合メタクリル酸メチル
は８０重量％以上を含有することが好ましい。メタクリ
ル酸メチルに混合して使用される単量体としては、例え
ばメタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタク
リル酸ブチル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリ
ル酸−２−エチルヘキシル、メタクリル酸ベンジル等の
メタクリル酸エステル、アクリル酸メチル、アクリル酸
ブチル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸−２−
エチルヘキシル、アクリル酸ベンジル等のアクリル酸エ
ステル、スチレン、α−メチルスチレン等が挙げられ
る。
チルを主成分とする単量体は、メタクリル酸メチル単
独、またはメタクリル酸メチルの主成分量を含む単量体
混合物である。単量体混合物の場合メタクリル酸メチル
は８０重量％以上を含有することが好ましい。メタクリ
ル酸メチルに混合して使用される単量体としては、例え
ばメタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタク
リル酸ブチル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリ
ル酸−２−エチルヘキシル、メタクリル酸ベンジル等の
メタクリル酸エステル、アクリル酸メチル、アクリル酸
ブチル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸−２−
エチルヘキシル、アクリル酸ベンジル等のアクリル酸エ
ステル、スチレン、α−メチルスチレン等が挙げられ
る。
【００１２】本発明の方法において、上記の単量体を重
合させるのに使用される重合開始剤としては、例えばジ
−イソプロピルパーオキシジカーボネート、ｔｅｒｔ．
−ブチルネオデカノエート、ｔｅｒｔ．−ブチルパーオ
キシピバレート、ラウロイルパーオキシサイド、ベンゾ
イルパーオキサイド、ｔｅｒｔ．ブチルパーオキシイソ
プロピルカーボネート、ｔｅｒｔ．−ブチルパーオキシ
ベンゾエート、ジクロミルパーオキサイド、ジ−ｔｅｒ
ｔ．−ブチルパーオキサイド等の有機酸化物；２，２’
−アゾビス（２，４−ジメチルバレロニトリル）、２，
２’−アゾビスイソブチルニトリル、１−１’アゾビス
（１−シクロヘキサンカルボニトリル）、２，２’−ア
ゾビス（２，２，４−トリメチルペンタン）等のアゾ化
合物：等から選ばれるラジカル重合開始剤が挙げられ
る。重合開始剤の使用量は特に制限はなく、重合温度や
目的とする重合体転化率によって適宜決定されるが、通
常、単量体に対して０．０１〜０．５重量％の範囲であ
る。
合させるのに使用される重合開始剤としては、例えばジ
−イソプロピルパーオキシジカーボネート、ｔｅｒｔ．
−ブチルネオデカノエート、ｔｅｒｔ．−ブチルパーオ
キシピバレート、ラウロイルパーオキシサイド、ベンゾ
イルパーオキサイド、ｔｅｒｔ．ブチルパーオキシイソ
プロピルカーボネート、ｔｅｒｔ．−ブチルパーオキシ
ベンゾエート、ジクロミルパーオキサイド、ジ−ｔｅｒ
ｔ．−ブチルパーオキサイド等の有機酸化物；２，２’
−アゾビス（２，４−ジメチルバレロニトリル）、２，
２’−アゾビスイソブチルニトリル、１−１’アゾビス
（１−シクロヘキサンカルボニトリル）、２，２’−ア
ゾビス（２，２，４−トリメチルペンタン）等のアゾ化
合物：等から選ばれるラジカル重合開始剤が挙げられ
る。重合開始剤の使用量は特に制限はなく、重合温度や
目的とする重合体転化率によって適宜決定されるが、通
常、単量体に対して０．０１〜０．５重量％の範囲であ
る。
【００１３】本発明の方法においては、必要に応じて分
子量調節剤を使用する事が出来る。具体的にはアルキル
基または置換アルキル基を有する第１級、第２級、第３
級メルカプタン、例えばｎ−ブチルメルカプタン、ｉｓ
ｏ．−ブチルメルカプタン、ｎ−オクチルメルカプタ
ン、ｎ−ドデシルメルカプタン、ｓｅｃ．−ブチルメル
カプタン、ｓｅｃ．−ドデシルメルカプタン、ｔｅｒ
ｔ．−ブチルメルカプタンが挙げられる。
子量調節剤を使用する事が出来る。具体的にはアルキル
基または置換アルキル基を有する第１級、第２級、第３
級メルカプタン、例えばｎ−ブチルメルカプタン、ｉｓ
ｏ．−ブチルメルカプタン、ｎ−オクチルメルカプタ
ン、ｎ−ドデシルメルカプタン、ｓｅｃ．−ブチルメル
カプタン、ｓｅｃ．−ドデシルメルカプタン、ｔｅｒ
ｔ．−ブチルメルカプタンが挙げられる。
【００１４】本発明の方法における重合温度は、１００
〜１４０℃、好ましくは１２５〜１３５℃の範囲であ
る。
〜１４０℃、好ましくは１２５〜１３５℃の範囲であ
る。
【００１５】また、本発明によって得られる重合反応物
中の固形分量は、ポリマーの重合度等により一概には決
められないが重合体転化率として１５〜４０％の範囲で
ある。
中の固形分量は、ポリマーの重合度等により一概には決
められないが重合体転化率として１５〜４０％の範囲で
ある。
【００１６】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
する。なお、実施例における重合は、図１に示す重合装
置を用いて行った。実施例中の％は重量％を表わす。
する。なお、実施例における重合は、図１に示す重合装
置を用いて行った。実施例中の％は重量％を表わす。
【００１７】実施例１ ０．０６％の２，２’−アゾビス（２，４−ジメチルバ
レロニトリル）及び０．１％のｎ−オクチルメルカプタ
ンを含有するメタクリル酸メチルを重合容器１（容積５
リットル）に５ｋｇ／時の速度で原料単量体供給管４か
ら供給した。一方、重合開始剤を含まないメタクリル酸
メチルは単量体供給管４よりノズル６（フルコーンノズ
ルを用いた。）を通して５ｋｇ／時の流量で、反応容器
内の反応液面、反応液面と接する反応容器の壁面及び撹
拌軸に一様に噴霧状態で供給した。反応容器内の反応液
を十分に撹拌しながら、重合温度を１３０℃、内部圧力
を３ｋｇ／ｃｍ2 ・Ｇに維持して、平均滞在時間８．５
分で連続重合を行った。定常状態に達した後、反応容器
から取り出された反応物の重合体転化率は２５％であっ
た。１０時間の連続運転を行ったが、反応容器内にはポ
リマーの固着は全く見られなかった。
レロニトリル）及び０．１％のｎ−オクチルメルカプタ
ンを含有するメタクリル酸メチルを重合容器１（容積５
リットル）に５ｋｇ／時の速度で原料単量体供給管４か
ら供給した。一方、重合開始剤を含まないメタクリル酸
メチルは単量体供給管４よりノズル６（フルコーンノズ
ルを用いた。）を通して５ｋｇ／時の流量で、反応容器
内の反応液面、反応液面と接する反応容器の壁面及び撹
拌軸に一様に噴霧状態で供給した。反応容器内の反応液
を十分に撹拌しながら、重合温度を１３０℃、内部圧力
を３ｋｇ／ｃｍ2 ・Ｇに維持して、平均滞在時間８．５
分で連続重合を行った。定常状態に達した後、反応容器
から取り出された反応物の重合体転化率は２５％であっ
た。１０時間の連続運転を行ったが、反応容器内にはポ
リマーの固着は全く見られなかった。
【００１８】実施例２ ０．０６％の２，２’−アゾビス（２，４−ジメチルバ
レロニトリル）及び０．３％のｎ−オクチルメルカプタ
ンを含有するメタクリル酸メチルを反応容器１に５ｋｇ
／時の速度で原料単量体供給管４から供給した。一方、
重合開始剤を含まないメタクリル酸メチルは単量体供給
管５よりノズル６（フルコーンノズルを用いた。）を通
して４ｋｇ／時の流量で、反応容器内の反応液面、反応
液面と接する反応容器の壁面及び撹拌軸に一様に噴霧状
態で供給した。反応容器内の反応液を十分に撹拌しなが
ら、重合温度を１３０℃、内部圧力を３ｋｇ／ｃｍ2 ・
Ｇに維持して、平均滞在時間８．５分で連続重合を行っ
た。定常状態に達した後、反応容器から取り出された反
応物の重合体転化率は３５％であった。１０時間の連続
運転を行ったが、反応容器内にはポリマーの固着は全く
見られなかった。
レロニトリル）及び０．３％のｎ−オクチルメルカプタ
ンを含有するメタクリル酸メチルを反応容器１に５ｋｇ
／時の速度で原料単量体供給管４から供給した。一方、
重合開始剤を含まないメタクリル酸メチルは単量体供給
管５よりノズル６（フルコーンノズルを用いた。）を通
して４ｋｇ／時の流量で、反応容器内の反応液面、反応
液面と接する反応容器の壁面及び撹拌軸に一様に噴霧状
態で供給した。反応容器内の反応液を十分に撹拌しなが
ら、重合温度を１３０℃、内部圧力を３ｋｇ／ｃｍ2 ・
Ｇに維持して、平均滞在時間８．５分で連続重合を行っ
た。定常状態に達した後、反応容器から取り出された反
応物の重合体転化率は３５％であった。１０時間の連続
運転を行ったが、反応容器内にはポリマーの固着は全く
見られなかった。
【００１９】
【発明の効果】本発明によれば、反応器内壁及び撹拌軸
の気液界面に於けるポリマーの固着を防止すると同時
に、固着ポリマーに起因する異常重合が防止されるため
均一な重合物を製造することが出来る。また固着ポリマ
ー除去のための反応器の分解掃除の回数が減少するた
め、生産性が向上する。本発明の方法は、鋳込み重合用
シラップの製造をはじめ、メタクリル樹脂成形材料の製
造においてもきわめて有用である。
の気液界面に於けるポリマーの固着を防止すると同時
に、固着ポリマーに起因する異常重合が防止されるため
均一な重合物を製造することが出来る。また固着ポリマ
ー除去のための反応器の分解掃除の回数が減少するた
め、生産性が向上する。本発明の方法は、鋳込み重合用
シラップの製造をはじめ、メタクリル樹脂成形材料の製
造においてもきわめて有用である。
【図１】本発明において使用される重合装置の一例を示
す概略図である。
す概略図である。
【符号の説明】１ 反応容器 ２ 撹拌軸 ３ 撹拌翼 ４ 原料単量体供給管 ５ 単量体供給管 ６ ノズル ７ 反応液取り出し管 ８ 蒸気供給管 ９ 蒸気ドレン取出管 １０ 反応液 １１ 電動機 １２ ジャケット
Claims (1)
- 【請求項１】 メタクリル酸メチルを主成分とする単量
体を連続塊状重合するに際し、反応容器内に供給される
単量体の一部を反応液面、該反応液面と接触している反
応容器壁面、及び該反応液面と接触している撹拌軸に一
様に噴霧状態で吹き付けて供給することを特徴とする連
続塊状重合方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32082893A JPH07149803A (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 連続塊状重合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32082893A JPH07149803A (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 連続塊状重合方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07149803A true JPH07149803A (ja) | 1995-06-13 |
Family
ID=18125692
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32082893A Pending JPH07149803A (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 連続塊状重合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07149803A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008127488A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | ポリマー粒子の製造方法 |
-
1993
- 1993-11-29 JP JP32082893A patent/JPH07149803A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008127488A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | ポリマー粒子の製造方法 |
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