JPH0714586A - 積層体形成装置 - Google Patents

積層体形成装置

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JPH0714586A
JPH0714586A JP5156714A JP15671493A JPH0714586A JP H0714586 A JPH0714586 A JP H0714586A JP 5156714 A JP5156714 A JP 5156714A JP 15671493 A JP15671493 A JP 15671493A JP H0714586 A JPH0714586 A JP H0714586A
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征二 金田
Mitsuhiro Kiguchi
光弘 木口
Shoichi Sato
彰一 佐藤
Kazuo Ogikubo
一男 荻久保
Toshikazu Nakamura
年一 中村
Takeo Ishii
武男 石井
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Japan Tobacco Inc
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Toshiba Corp
Japan Tobacco Inc
Yuasa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 板状部材の位置決めが正確にでき、位置ずれ
がなく、かつ高速生産可能な積層体の形成装置を提供す
ることを目的としている。 【構成】 板状部材を収容した複数のマガジン8を各マ
ガジン台7に保持し、搬送装置5上のキャリア6に対応
して配置すると共に、マガジン台7の列と搬送装置5と
の間に、板状部材位置決め部9の列を設ける。そしてト
ランスファ装置10の第1,第2ヘッドで、それぞれマ
ガジン8内と位置決め部9内の板状部材を把持し、位置
決め治具9にあったものをキャリア6の積層体収容空間
6aへ移送し、マガジン8内にあったものを板状部材位
置決め部9に移送する。タクト送りして上記動作を繰り
返すと所定の枚数の板状部材を積み重ねた積層体が形成
される。板状部材は予め位置決めされるので、ずれるこ
となく積層される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、角形電池に使用される
極群のように、複数の板状部材を重ねて積層体を形成す
る装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】角形電池は、薄い板状部材に接続端子と
してのタブ片がついた(+)及び(−)の極板を、交互
に多数枚重ねて極群を形成し、これを、角形電池のケー
ス内に収容し、電解液等を注入し、蓋をして形成される
ものである。
【0003】図8において、1は(−)の極板、2は
(+)の極板である。両極板は細長い板状の本体の左右
対称な位置にタブ片1a,2aを有し、(+)極板は、
絶縁性の袋状セパレータ2bで被われている。極群すな
わち積層体3は、同図(e) に示すように、極板1,2を
交互に複数枚重ね、タブ片を重ねてタブ端子3a,3b
を形成し、これらを折り曲げ、(+)のタブ端子3bに
リード3cを取りつける等の加工が施されている。図8
(f) は、この積層体3が挿入される電槽4を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように極板1,
2を重ねて積層体3を形成する場合、積層体3と電槽4
との大きさにあまり差がないため、各極板の位置がずれ
ていると、電槽4に入れるとき、電槽の入口に引っ掛か
り、うまく入らなくなってしまう。また、角形電池等の
量産品の製造に適するように、積層体を高速で製造する
必要もある。
【0005】そこで本発明は、極板、すなわち板状部材
の位置決めが正確にでき、位置ずれの生じない積層体の
形成装置を提供することを第1の目的とし、合わせて量
産に適合できるように、積層体を高速で製造できる装置
を提供することを第2の目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、板状部材を収容するマガジンと、該マガ
ジンが保持されるマガジン台と、複数の板状部材を積み
重ねるために形成された積層体収容空間と、板状部材位
置決め部と、トランスファ装置とからなり、該トランス
ファ装置が、前記マガジン台上のマガジンから一枚ずつ
板状部材を取り上げて前記板状部材位置決め部に載置す
る第1ヘッドと、該板状部材位置決め部に載置された板
状部材を取り上げて前記積層体収容空間に移動する第2
ヘッドとを有し、該第1,2ヘッドを一体的に結合した
構成を特徴としている。
【0007】また、前記積層体収容空間を形成したキャ
リアを設け、該キャリアを保持して間欠的に搬送する搬
送装置を配置し、該搬送装置の各ステーションに上記の
積層体形成装置を配置した構成が望ましい。さらに、前
記マガジン台が複数のマガジン保持部を有し、各マガジ
ン保持部を、マガジン内の板状部材がトランスファ装置
へ供給される供給位置と空マガジンが充填マガジンと交
換される交換位置との間で移動自在に保持する構成とす
ることが望ましい。
【0008】
【作用】板状部材を収容したマガジンをマガジン台に載
置し、マガジン台を積層体収容空間に対応して配置する
と共に、マガジン台と積層体収容空間との間に、板状部
材位置決め部を設ける。そしてトランスファ装置の第
1,第2ヘッドで、マガジン内と位置決め部内双方の板
状部材を把持し、板状部材位置決め部にあったものを積
層体収容空間へ移送し、マガジン内にあったものを板状
部材位置決め部に移送する。これを繰り返すことによ
り、所定の枚数の板状部材を積み重ねた積層体が形成さ
れる。板状部材は位置決め治具で予め位置決めされるの
で、ずれることなく積層体収容空間へ移送され、積層さ
れる。
【0009】積層体収容空間をキャリアに形成し、この
キャリアを搬送装置によりタクト送りして、マガジンか
ら一枚ずつ板状部材を入れていく。一度に一枚ずつ入れ
ることができるので、タクトタイムが短縮され生産速度
を上げることができる。合わせて、複数種類の板状部材
を決められた順番に重ねることもできる。
【0010】また、一つのマガジン台に複数のマガジン
を保持し、そのうちの一つのマガジンから板状部材を供
給し、そのマガジン内の板状部材がなくなれば、次のマ
ガジンを移動してきて使用し、空になったマガジンを移
動後に充填されたものと交換するようにすれば、停止時
間を設けずに装置を稼動させることができる。
【0011】
【実施例】以下に図面によって本発明の装置を説明す
る。図1は、本発明の積層体形成装置の一実施例を示す
図である。同図において、5は直進コンベアからなる搬
送装置で、多数の保持装置5aを等間隔にかつエンドレ
スに配置している。各保持装置5aには、キャリア6が
保持されるが、このキャリア6には、板状部材収容空間
6aが形成されている。
【0012】7はマガジン台で、回転台上に二つのマガ
ジン8,8を対称に保持している。マガジン8は、極板
1,2を多数重ねて収容しており、同一のマガジン8内
には(−)の極板1のみ、または(+)の極板2のみが
収納され、同一のマガジン台7には常に同一極性のマガ
ジン8が供給される。
【0013】搬送装置5は間欠的なインデックス搬送を
するが、搬送装置の停止したとき保持装置5aのある位
置がステーションであり、ステーションに対応して複数
のマガジン台7が一列に配置される。マガジン台7は、
積層体を構成する板状部材の重ね枚数と同じ数だけあっ
て、(+)と(−)の極板が交互になるように配置され
ている。
【0014】9は板状部材位置決め部で、搬送装置5と
マガジン台7の列との間にマガジン台と1:1に対応し
て配置されている。ここに板状部材としての極板1,2
を置くと、キャリアに形成された板状部材収容空間に対
する位置決めがされるものである。
【0015】10はトランスファ装置で、マガジン8内
の極板を上から1枚づつ取って、キャリア6の積層体収
容空間6a内に移送する装置である。11はX−Yテー
ブルで、ここに多数の予備マガジン8が置かれる(図1
には二つのマガジン8のみを示す)が、(+)のマガジ
ン8の列と(−)のマガジン8の列とが交互になるよう
に置かれている。
【0016】12はX−Yロボットで、コンピュータ等
により制御され、マガジン台7に空のマガジン8ができ
ると、その位置を検知して、新たなマガジンをX−Yテ
ーブル11から供給する。13はリターンコンベアで、
次工程に送られて戻ってきたキャリア6を搬送手段5の
スタート位置まで戻し、搬送手段5の保持装置5aに再
び送り込む。
【0017】図2は、キャリア6を示す図である。6a
は前述した板状部材の収容空間で、6a′は収容空間の
三方に斜面として形成されたガイド部、6bは一対の押
さえレバー、6cは一対の駆動レバー、6dは押さえレ
バーと駆動レバーを連結するシャフト、6eは押さえレ
バー6bを板状部材1,2に向けて付勢するばね手段、
6fはローラ、6gはキャリア位置決め部材としての
穴、6hは基準面、6iは係合凹部でキャリアの両側に
形成されている。
【0018】図3に示すように、搬送装置の上には、二
つのピン状の案内部材14と二つの板カム状の開放部材
15とがあり、それぞれ図示しない駆動装置によってキ
ャリア6に向かって垂直方向に上下する。
【0019】図4に示すように、搬送装置5には、一定
間隔で多数のキャリア保持具5aがあり、ここにキャリ
ア6を保持してモータ等によりタクト送りをする。キャ
リア6の側部には前記の係合凹部6iがあり、キャリア
保持具5aに設けられたボールプランジャ(図示せず)
と係合して搬送装置上にキャリアを保持する。
【0020】すなわち、インデックス搬送がされてキャ
リア6がステーションに停止すると、まず案内部材14
のピンが下がってきてキャリア位置決め部材6gの穴に
進入する。案内部材14の先端はテーパになっているの
で、キャリア位置決め部材6gに進入することにより、
キャリア6を正規の位置に案内して固定する。
【0021】次に、キャリア6の両側から開放部材15
が下がってきて、それぞれローラ6fの一方づつと当接
し、両ローラ6fは板カムの形状に沿って一体結合して
いる押さえレバー6bを開放位置に回動させる。
【0022】キャリア6が移動する場合は、その前に上
記と逆の動作が起こり、案内部材14と開放部材15は
共にキャリア6から離れ、押さえレバー6bは、板状部
材収容空間6a内の板状部材1,2を上から押さえる。
なお、これら案内部材14と開放部材15は、マガジン
台7と同数のものが各ステーションに配置され、しかも
これらが同時に動作するように、一体的に結合されてい
る。
【0023】図5は、マガジン台7の詳細を示す図で、
マガジン台は、回転台7a上に回転軸7bと対称に二つ
のマガジン保持部7cを有し、これらに保持された二つ
のマガジン8のうち図の下方のものから板状部材1又は
2を上から順に一枚ずつ取り、後述する方法でキャリア
6に形成された板状部材の収容空間6aに挿入する。
【0024】そして、マガジン8内の板状部材が無くな
ると、回転台7aを回転して図の上下のマガジン8を入
れ換え、同様に板状部材を供給する。空になったマガジ
ン8は図の上方に行った後に取り除かれ、その後に、X
−Yロボット12(図1)によって、X−Yテーブル1
1上に置かれたマガジン8から、同一極性の新たなマガ
ジン8が供給されることになる。以上の構成から、マガ
ジン供給のために装置を停止する必要がなくなり、装置
の運転効率が向上する。
【0025】なお、マガジン台7は、回転台7a式に限
定されず、たとえば、直線的に進退する型式のものとし
てもよく、マガジンの数も3つ以上にする等、種々の形
態のものを使用することが可能である。
【0026】図6はトランスファ装置10の詳細を示
す。この装置は、マガジン台7のマガジン8から板状部
材を位置決め部9に移送する第1ヘッド10aと、板状
部材位置決め部9から積層体収容空間6aに移送する第
2ヘッド10bの二つの吸着ヘッドを有し、これらはフ
レーム10cに一体的に取付られて同時に動作するよう
になっている。同図の仮想線及びダッシュのついた符号
は、移送後の状態を示すものである。
【0027】図7は板状部材位置決め部9を示す図であ
る。位置決め部9の周辺の壁9a,9bは矢符号のよう
にスライド自在で、第1ヘッド10aの近傍に設けられ
たロッド10d(図6参照)が、たとえばレバー9c等
を押すと、これら周囲の壁が、ばね手段に抗して位置決
め部の収容空間を拡大する方向にスライドする。
【0028】次に本発明の装置の作用を説明する。先
ず、X−Yテーブル11には十分なマガジン8が充填さ
れ、各マガジン台7には少なくともトランスファ装置1
0に供給する側のマガジン8が収容された状態となって
いる。また、少なくとも第1のステーションの板状部材
位置決め部9上には、板状部材1が前もって置かれてい
る。
【0029】搬送装置5がインデックス搬送をすること
により、リターンコンベア13から各保持装置5aに次
々とキャリア6を供給する。最初のキャリア6が、最初
のステーションに停止すると、案内部材14が降りて来
て、キャリア位置決め部材6gに進入してキャリア6の
位置決めをする。続いて開放部材15が降りてきて積層
体収容空間6aを開く。
【0030】次に、トランスファ装置10の各第1のヘ
ッド10aが、その吸着パッドによって、各マガジン8
の最上の板状部材1を1枚取り上げる。第2のヘッド1
0bは、第1のステーションの板状部材位置決め部9の
板状部材1を取り上げる。
【0031】次に、フレーム10cが移動すると第2ヘ
ッド10bは、図6の仮想線で示す10b′の位置に来
て、フレーム10cと共に垂直方向に下がり、板状部材
1をキャリア6の積層体収容空間6a内に移送する。板
状部材1は、板状部材位置決め部9上にあったので、ほ
ぼ正確に積層体収容空間6aの定位置上に移送されてい
る。また、積層体収容空間6aの入口部には、案内斜面
からなるガイド部6a′が形成されているので、仮に板
状部材の位置に若干のずれがあっても、このガイド部に
よって正確に積層体収容空間6aに入る。また、この空
間6aは、左右と奥の三方をガイド部6a′に続く垂直
面で囲まれ、ガタつきなく板状部材を収容するので、積
層体の位置は正確に決められる。
【0032】第1ヘッド10aの方は、10a′の位置
に来て、空になった位置決め部9上に新たな板状部材1
又は2を置く。位置決め部9は、図7に示すようにばね
付勢されたスライド自在な壁9a,9bで周囲を囲まれ
ており、第1ヘッド10aの近傍に設けられたロッド1
0d(図6)が、10d′の位置に来て板状部材の載置
に先立ってレバー9c(図7)等を押し、ばね手段に抗
してこれら周囲の壁9a,9bを拡げ、板状部材1,2
の収容を容易にする。
【0033】フレーム10cが上昇すると、ロッド10
dもレバー9aから外れ、前記の周囲の壁9a,9bが
板状部材1,2を前後左右からはさみ、位置決めをす
る。その後フレーム10cは元の位置に戻る。次のイン
デックス搬送に先立って、開放部材15は駆動レバー6
cから離れ、押さえレバー6bは図2の状態に戻り、板
状部材1を上から押さえる。
【0034】続くインデックス搬送によって、第1のス
テーションにあったキャリア6は第2のステーションに
達して停止し、上述したのと同様にして、開放部材15
が下がって押さえレバー6bが開放位置に回動し、今度
は反対の極性の板状部材2を受け取る。第1のステーシ
ョンには、新たなキャリアが来て、第1枚目の板状部材
1を入れる。
【0035】以上の工程は、キャリア6が搬送装置5に
よってタクト送りされ、各マガジン台7に対応して停止
する度に行われ、キャリアが1ステップ進む度に、
(+)又は(−)の板状部材1,2が交互に重ねられ、
所定の枚数の積層体3を形成することになる。
【0036】なお、この実施例では、積層される枚数は
9枚で、上下の両側に(−)極板1がくるようになって
いる。このように、インデックス搬送により板状部材を
一枚ずつ積層する方式にするとタクトタイムを短くで
き、高速生産が可能になる。
【0037】9枚の板状部材が重ねられると、積層体の
厚さが測定される。このとき、測定する基準面を搬送装
置5上にとると、直進コンベアなので、搬送装置5自身
の撓みが大きく、正確に測りにくい。そのために、図2
に示すキャリア6において、前述した基準面6hが形成
されている。この基準面6hは、積層体収容空間6aの
底面から一定の高さに形成されたものである。そして、
リニアアクチュエータ等からなるセンサ16の先端をこ
の基準面6bに当接させ、同様のセンサ17の先端を積
層体上に当接させる。そして、これら両センサ16,1
7の先端間の距離を測定又は算出することにより、積層
体3の厚さを正確に測定することができる。
【0038】次に、重なっているタブ片3a,3bにつ
いて、(+)同士、又は(−)同士を上下から圧接して
短絡させ、(+)極と(−)極間の絶縁を測定する。厚
さ検査と絶縁検査の何れかで不合格となったものは、ラ
インの外に排出され、合格品のみが次の工程へと送られ
る。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、マガジ
ンから直接積層体収容空間に移送せずに、中間に板状部
材位置決め部を置いたので、板状部材をずれることなく
積層することができ、精度の良い積層体を形成すること
ができる。また、積層体収容空間をキャリアに形成し、
搬送装置によってインデックス搬送し、板状部材を一枚
ずつ積層していく構成とすると、タクトタイムを短くで
き、高速生産が可能となる。
【0040】さらに、マガジン台が複数のマガジン収容
部を有し、マガジンをトランスファ装置への供給位置と
空マガジンの交換位置との間で回動自在に保持する構成
とすれば、マガジンが空になっても、装置を停止する必
要がなく、運転効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における積層体形成装置の一実施例の全
体構成を示す図である。
【図2】キャリアの全体を示す斜視図である。
【図3】キャリアの積層体収容空間を開いた状態を示す
斜視図である。
【図4】キャリアを把持した搬送装置の詳細を示す正面
図である。
【図5】マガジン台の構成を示す平面図である。
【図6】トランスファ装置の構成を示す正面図である。
【図7】板状部材位置決め部の詳細を示す平面図であ
る。
【図8】(a) は(−)の極板の平面図、(b) は同じく正
面図、(c) は(+)の極板の平面図、(d) は同じく正面
図、(e) は極群の斜視図、(f) は電槽の斜視図である。
【符号の説明】
1,2 板状部材 3 積層体 5 搬送装置 6 キャリア 6a 積層体収容空間 6b 押さえレバー 6g キャリア位置決め部材 7 マガジン台 7c マガジン保持部 8 マガジン 9 板状部材位置決め部 10 トランスファ装置 10a 第1ヘッド 10b 第2ヘッド 14 案内部材 15 開放部材 16,17 測定センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金田 征二 東京都北区堀船2−20−46 日本たばこ産 業株式会社機械技術開発センター内 (72)発明者 木口 光弘 東京都北区堀船2−20−46 日本たばこ産 業株式会社機械技術開発センター内 (72)発明者 佐藤 彰一 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 荻久保 一男 東京都品川区南品川3丁目4番10号 東芝 電池株式会社内 (72)発明者 中村 年一 大阪府高槻市城西町6番6号 株式会社ユ アサコーポレーション内 (72)発明者 石井 武男 大阪府高槻市城西町6番6号 株式会社ユ アサコーポレーション内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状部材を収容するマガジンと、該マガ
    ジンが保持されるマガジン台と、複数の板状部材を積み
    重ねるために形成された積層体収容空間と、板状部材位
    置決め部と、トランスファ装置とからなり、該トランス
    ファ装置が、前記マガジン台上のマガジンから一枚ずつ
    板状部材を取り上げて前記板状部材位置決め部に載置す
    る第1ヘッドと、該板状部材位置決め部に載置された板
    状部材を取り上げて前記積層体収容空間に移動する第2
    ヘッドとを有し、該第1,2ヘッドを一体的に結合した
    ことを特徴とする積層体形成装置。
  2. 【請求項2】 前記マガジン台が複数のマガジン保持部
    を有し、各マガジン保持部を、マガジン内の板状部材が
    トランスファ装置へ供給される供給位置と空マガジンが
    充填マガジンと交換される交換位置との間で移動自在に
    保持することを特徴とする請求項1記載の積層体の形成
    装置。
  3. 【請求項3】 前記マガジン台を回動自在に構成し、二
    つのマガジン保持部を回転軸に対して対称的に配置した
    ことを特徴とする請求項2記載の積層体の形成装置。
  4. 【請求項4】 前記積層体収容空間を形成したキャリア
    を設け、該キャリアを保持して間欠的に搬送する搬送装
    置を配置し、該搬送装置の各ステーションに請求項1か
    ら3の何れかに記載の積層体形成装置を配置したことを
    特徴とする積層体形成装置。
  5. 【請求項5】 前記キャリアがキャリア位置決め部材と
    積層体収容空間に収容された板状部材の押さえレバーと
    を有し、前記搬送装置上におけるキャリアの前記キャリ
    ア位置決め部材と係合する案内部材と押さえレバーを開
    く開放部材とを設けたことを特徴とする請求項4記載の
    積層体形成装置。
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KR100388649B1 (ko) * 2001-05-23 2003-06-25 주식회사 코캄엔지니어링 자동화된 리튬 2차전지 제조 시스템용 라미네이션 장치
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