JPH07145067A - 外用薬として使用するアンチ・フリーラジカルを使用した化粧品または医薬品の組成物 - Google Patents

外用薬として使用するアンチ・フリーラジカルを使用した化粧品または医薬品の組成物

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JPH07145067A
JPH07145067A JP6133436A JP13343694A JPH07145067A JP H07145067 A JPH07145067 A JP H07145067A JP 6133436 A JP6133436 A JP 6133436A JP 13343694 A JP13343694 A JP 13343694A JP H07145067 A JPH07145067 A JP H07145067A
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green coffee
algae
coffee bean
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Brin Andre-Jean
アンドレ−ジャン・ブリン
Goutelard De Vincent Nadine
ネイディーン・グーテラール・ドゥ・ヴァンサンズ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、同様に、クロレラ、セネデスム及
びスピルリナなどの藻類のハイドログリコール・エキス
と生コーヒー豆のエキスとの会合を利用して、皮膚また
は毛髪の治療のための化粧品または医薬品の組成物を調
製することを目的としている。 【構成】 本発明は、少なくともクロレラ、セネデスム
ス及びスピルリナなどの藻類のハイドログリコール・エ
キスと生コーヒー豆エキスを有効量含むことを特徴とす
る、外用薬として使用する化粧品または医薬品の組成物
に関するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロレラ、セネデスム
ス(scenedesmus)及びスピルリナなどの藻類のハイドロ
グリコール・エキスと生コーヒー豆のエキスとの会合か
ら構成された、外用薬として使用することができる化粧
品または医薬品の組成物に関するものである。本発明
は、同様に、クロレラ、セネデスム及びスピルリナなど
の藻類のハイドログリコール・エキスと生コーヒー豆の
エキスとの会合を利用して、皮膚または毛髪治療のため
の化粧品または医薬品の組成物を調製することを目的と
している。
【0002】
【従来の技術】本発明は、皮膚と毛髪の化粧品による治
療プロセスに関するものである。皮膚と毛髪は、様々な
酸化剤から頻繁な攻撃を受け、酸化剤は、その直接的ま
たは間接的作用によって、皮膚の急速な老化などの、好
ましくなく、しかも有害な影響を及ぼすものである。
【0003】フリーラジカル−短寿命の化学種−が皮膚
を含む生物体内で引き起こす有害な影響は、医学や皮膚
科学や化粧品に関連する文献に数多く記述されている。
フリーラジカルは、酸素と紫外線のあるところで発生
し、取分け、ポリ不飽和性脂肪酸−細胞構造の基本的エ
レメント−と反応して、表皮をひどく変質させることが
ある。被膜の基本的構成要素である糖脂質、スフィンゴ
糖脂質及びリン脂質は、事実、ラジカル作用を生じるこ
とのある多数のポリ不飽和性脂肪酸を含有している。こ
のため、過酸化化成の中心部が増殖して、顆粒層と皮膚
障壁(barriere cutanee)が不安定になる。
【0004】同様に、皮膚と毛髪は、太陽光線や、大気
中に含まれる二酸化硫黄、二酸化窒素、炭化水素、ハロ
ゲン化誘導体、炭酸ガスなどから有害な作用を受けるこ
とがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】このため、皮膚や毛髪を上述のような有害な作
用に対して効果的に保護することができる組成物が求め
られており、現在のところ、フリーラジカルに対して申
し分のない作用を備えた医薬品または化粧品の組成物が
特に求められている。
【0006】さて、特許を申請する当社は、クロレラ、
セネデスムス及びスピルリナなどの極小藻類のハイドロ
グリコール・エキスと生コーヒー豆のエキスとの会合が
驚くべきことにラジカル作用に対する表皮の保護だけで
なく、フリーラジカルの発生に対しても極めて効き目が
強く有効であることを発見した。驚くべきことに、この
会合には、極めて重要な抗炎症作用があることも確認さ
れた。
【0007】従って、本発明による医薬品及び化粧品の
組成物は、少なくともクロレラ、セネデスムス及びスピ
ルリナなどの藻類のハイドログリコール・エキスと生コ
ーヒー豆のエキスを有効量含んでいることを特徴とす
る。
【0008】クロレラ、セネデスムス及びスピルリナな
どの藻類のハイドログリコール・エキスは、ハイドログ
リコール環境内におけるスピルリナ、クロレラ及びセネ
デスムスなどの極小藻類成分の抽出プロセスから得られ
る。
【0009】スピルリナは、ラン藻類に属する。これは
淡水藻類だが、品質組成は海水藻類とほとんど変わらな
い。但し、量的組成については大きな差異がある。例え
ば、糖質の比率は海水藻類の60%に対して18%、脂質の比
率は高く、8%(海水藻類は5%)、不飽和性必須脂肪酸は
6.5%(ガンマ=リノレン酸の比率が大きい)、不鹸化物
は1.5%である。含窒素有機物の比率についても大きな差
異があり、海水藻類の10%に対して65%から70%である。
このため、この藻類は、必須アミノ酸の極めて豊かな天
然資源となっており、必須アミノ酸の比率は極めて高
い。要するに、ビタミン、取分け、ビタンミンB12、プ
ロビタミンA、ビタミンEが極めて豊富な、利用価値の高
い藻類である。
【0010】クロレラは、緑藻類に属する。世界中の湖
や池に繁茂している緑色の藻類で、クロロフィルの比率
が極めて高く、スピルリナの約10倍もある。
【0011】セネデスムスは、クロレラと同じ類に属す
る。これも、淡水藻類である。
【0012】クロレラとセネデスムスは、水溶性ビタミ
ンB1、B2及びPPを豊富に備えているという長所がある。
スピルリナ、クロレラ及びセネデスムスの3種類の藻類
を選定することにより、驚くべきことに、フリーラジカ
ルに対する有効な作用と化粧品研究に利用価値の高いそ
の他の特性を備えたエキスを抽出することができる。
【0013】本発明に準拠して使用する藻類エキスは、
水/グリコールの比率が5/95から95/5、できれば、10/9
0から90/10のハイドロアルコール環境内での抽出プロセ
スによって抽出するのが好ましい。望ましいグリコール
は、グリセリンとグルコール・プロピレンである。
【0014】抽出は、ハイドロアルコール溶液/藻類の
比率を2/1から10/1、できれば、3/1から8/1として行
う。
【0015】最善の効果を引き出すには、 3種類の藻類
のそれぞれを少なくとも5%、できれば、10% の比率の混
合物にして、ハイドロアルコール抽出を行う。
【0016】抽出後、選別析出によって精製し、それか
ら0.22ミクロンのフィルタでエキスをろ過して、保管す
る。
【0017】本発明に準拠して使用する生コーヒー豆の
エキスは、生コーヒー豆(アカネ科のコーヒーノキ)の
エキスの精製された画分である。主要成分は、フェノー
ル酸で、その基本的化学構造は次の通りである。
【化1】
【0018】生コーヒー豆のエキスは、カフェイン酸の
濃度を40% より上、できれば、45%より上とし、エキス
の乾燥質については 50%より上であれば、さらに好まし
い。
【0019】好ましい実施形態によると、本発明に準拠
して使用する生コーヒー豆のエキスは、カフェイン酸が
40%から85%、できれば、50%から80%で、60%から77%であ
れば、さらに好ましく、クロロゲン酸が1%から10%、で
きれば、2%から8%である。
【0020】この生コーヒー豆のエキスは、通常、麦芽
デキストリン(maltodextrine)に噴霧された軽い芳香性
の白色の粉末である。標準的な分析結果は、次の通りで
ある。 カフェイン酸 :50 - 55% クロロゲン酸 :2 - 5% その他のフェノール酸:2 - 5% 麦芽デキストリン :15 - 22% 水 :最大5%
【0021】生コーヒー豆のエキスに含有される大部分
の分子の分子吸収は、321nm で20,000なので、このエキ
スの消衰係数は、321nmで約500となる。このように消衰
係数が比較的高いので、エキスは紫外線(UV)、取分け、
UVB紫外線に対する優れた保護特性を備えている。
【0022】クロレラ、セネデスムス及びスピルリナの
藻類エキスと生コーヒー豆エキスとの会合から得られる
相乗作用は、取分け、生コーヒー豆エキスに対する藻類
エキスの重量比が1/1から30/1、できれば、2/1から20/1
のとき、さらに、3/1から15/1のときには、著しく強く
なる。
【0023】本発明によるアンチ・フリーラジカルの二
元素会合は、皮膚や毛髪の治療、或いは抗炎症治療のた
めの化粧品または医薬品の組成物として使用することが
できる。本発明は、従って、少なくともクロレラ、セネ
デスムス及びスピルリナなどの藻類のハイドログリコー
ル・エキスと生コーヒー豆エキスの有効量を含有するこ
とを特徴とする、化粧品または医薬品の組成物を対象と
している。
【0024】有効量とは、求められている保護作用ない
し抗炎症作用を得ることができる量のことである。さら
に具体的には、この量は、生コーヒー豆のエキスについ
ては、重量比で0.01から8%、できれば、0.02から5%であ
り、0.05から5%であれば、さらに好ましく、クロレラ、
セネデスム及びスピルリナなどの藻類エキスについて
は、0.1 から15%、できれば、0.2から12%、さらに、0.5
から8%であれば、より好ましい。
【0025】本発明による外用薬のための組成物は、取
分け、水性相内における脂肪相の分散(H/E)またはその
反対の分散(E/H)から得られるローション或いは血清タ
イプの溶液や分散(dispersion)、或いは乳液タイプの液
体または半液体コンシステンシーの乳剤、またはクリー
ム或いはゲル・タイプの柔らかなコンシステンシーの懸
濁液または乳濁液、或いはイオン/非イオン・タイプの
極微球、極微粒または小水泡状分散としてもよい。
【0026】このような組成物は、それ自体として確認
することができるように調製することができ、取分け、
顔、手または身体の洗浄、保護または手入れのためのク
リーム、例えば、デイ・クリーム、ナイト・クリーム、
クレンジング・クリーム、ファウンデーション・クリー
ム、日焼け止めクリーム、リキッドファウンデーショ
ン、抗炎症クリーム或いはポマード、クレンジング乳
液、保護または手入れ用ボディ乳液、日焼け止め乳液、
洗顔ローション、日焼け止めローション、日焼けローシ
ョン、入浴用組成物、殺菌剤を含有するデオドラント用
組成物、シャンプー、ヘアーローション、ヘアークリー
ムなどを構成する。このような組成物は、例えば、石鹸
などの固体とすることもできる。液体組成物は、アエロ
ゾル・スプレーとすることもできる。
【0027】本発明の好ましい実現形状によると、本発
明による組成物は、クロレラ、セネデスム及びスピルリ
ナなどの藻類のハイドロアルコール・エキスと生コーヒ
ー豆エキスとの二元素会合の他に、重量比が 0.01から6
のトコフェロール、取分け、トコフェロール・リノール
酸塩を含んでいる。トコフェロール・リノール酸塩は、
トコフェロール脂肪酸の複数のエステルの混合物であ
る。少なくとも、 51%のトコフェロール・リノール酸
塩、 25%のトコフェロール・オレイン酸塩、トコフェロ
ール・パリミチン酸塩及びトコフェロール・ミリスチン
酸塩を含んでいる。
【0028】トコフェロール・リノール酸塩は、アンチ
・フリーラジカル因子を構成し、皮膚に不可欠な脂肪酸
−リノール酸−をもたらすが、水和因子としても作用し
て、紫外線の照射から生じる角質の硬化を防止する。従
って、このトコフェロール・リノール酸塩は、日焼け下
地用(pre-solaire)及び日焼け用薬剤への利用が特に勧
められる。
【0029】本発明による二元素会合及び、場合によっ
ては、トコフェロール・リノール酸塩の他に、本発明に
よる組成物は、皮膚または毛髪のための化粧品または医
薬品の組成物に従来から使用される活性成分または補薬
を含むこともできる。
【0030】さらなる長所として、本発明による組成物
は、酸化反応を引き起こす二価または三価イオンの錯化
を目的として、第二ナトリウムEDTAなどの錯化剤を含ん
でいる。
【0031】ソーラー・フィルタ、できれば、 EUSOLEX
6300やUVINUL MS40などの商標で市販されている非プロ
ラジカル・フィルタは、上記の組成物に使用することが
できる。同様に、上記の組成物は、酸化チタン、或いは
シリコンなどをコーティングされた酸化チタン、マイカ
チタン、或いはコーティングされたマイカチタン、マイ
カ、或いはコーティングされたマイカ、或いはポリメタ
クリル酸メチルなどの色素を含有することもできる。
【0032】これらの成分が通常使用される量は、ソー
ラー・フィルタについては重量比で0.01から5%、色素に
ついては 0.1から5%、ナトリウムEDTAなどの錯化体につ
いては0.01から0.1%である。
【0033】あらゆる化粧品と同様、緩和薬、香料、保
存剤、染料、乳化剤なども必要に応じて使用することが
できる。
【0034】本発明による化粧品の組成物は、すぐに使
用することができる組成物としても良いし、使用前に希
釈する濃縮溶液またはペーストとしても良い。
【0035】本発明は、同様に、皮膚や毛髪の治療また
は抗炎症治療のための化粧品または医薬品の組成物の調
製のために、クロレラ、セネデスムス及びスピルリナな
どの藻類のハイドログリコール・エキスと生コーヒー豆
のエキスの会合を利用することを目的としている。
【0036】本発明は、さらに、少なくともクロレラ、
セネデスムス及びスピルリナなどの藻類のハイドログリ
コール・エキスと生コーヒー豆エキスを含む組成物を皮
膚や毛髪に使用することを特徴とする、化粧品による治
療を目的としている。
【0037】本発明に準拠した化粧品による治療方法
は、上述の化粧品の組成物を従来の使用方法に従って利
用することにより実現することができる。この化粧品に
よる治療方法は、本発明による会合の有効量、すなわ
ち、求められている保護作用を得るための十分量を使用
して実現する。
【0038】この化粧品による治療方法は、酸化剤、太
陽光線、汚染剤などの外部から有害作用を及ぼすエレメ
ントに対して皮膚や毛髪を保護し、皮膚や毛髪の組織を
維持し、皮膚の質を改善することを目的としている。
【0039】本発明は、下記に実施例とともに後述する
評価テストや適応例などを参照すると、さらによく理解
することができる。
【0040】
【実施例】
実施例1:本発明に準拠して使用される藻類エキスのア
ンチラジカル・ポテンシャルの評価 1.「試験管内の」脂質の過酸化化成に対する保護 リポソーム形状の3%の燐脂質の分散を所定の手続きに従
って有害なラジカル作用に付す(下記を参照)。この状
態で、脂質の劣化を抑制する能力により、薬剤のアンチ
ラジカル能力を評価する。この脂質の劣化は、紫外線の
分光測光によって測定することができ、233nmでの最高
吸収値が共役ジエンに相当する。
【0041】所定の試験手続きは、次の通りである。3%
のリポゾーム溶液に0.02%のFeCl2、0.3%のKSCN及び10倍
に希釈された110容量(volume)の過酸化水素を添加す
る。
【0042】FeCl2 を添加する前のサンプルは、酸化剤
を添加しないで冷所に保管し、分光測光の基準溶液とし
て利用する。テストするサンプルは、45℃のウォーター
バスに6時間、さらに、外気温で一晩、放置する。保存
剤を使用しないで操作する。
【0043】図1の曲線は、 233nmで共役ジエンの特徴
的なピークが見られ、(藻類エキスを含まない)標準サ
ンプルがひどく酸化していることを示している。5%のス
ピルリナ、クロレラ、セネデスムスなどの藻類のハイド
ログリコール・エキスを含む、試験に付した混合物(下
記に、 ARLエキスと略称する)の曲線は、脂質過酸化化
成の優れた抑制率を示しており、抑制率は 85%より上で
ある。
【0044】2.「生体の」アンチ・フリーラジカル保護 前腕の皮膚の「生体の」アンチ・フリーラジカル能力の
評価は、ARLエキスの有無を問わず、UVA光線を照射し
て、時間の経過につれてのβカロチンの脱色に従って行
う。フリーラジカル作用は、酸化によるβカロチンの脱
色を引き起こす。
【0045】エーテルで皮膚(前腕)を洗浄した後、試
験する活性成分を含む薬剤(クリーム或いは乳液)の所
定量(50μl)を5cm2の表面に軽くマッサージをしながら
適用する。
【0046】処理した場所の皮膚の色をミノルタのクロ
マメータで測定する(B0値)。30分後、βカロチンを含
む溶液をそれぞれの部位に適用して、再度、皮膚の色を
測定する(B100値)。
【0047】それから、前腕にUVAを照射する(各照射
は、2ジュール/cm2の量に相当する)。処理後、皮膚の
色を測定する(B2、B4、B6、B8、B10及びB12値)。クロ
マメータで読み取ったこれらの値から、次の公式で色指
数を算定する。 I = 100 - [ { ( B100 - Bn ) / ( B100 - B0 ) } x 10
0 ] 但し、n = 2、4、6、8、10、12。
【0048】数値を問わず、この色指数は、放射照度が
増加するにつれて小さくなる。 ARLの保護作用をより正
確に評価するには、次の公式でアンチ・フリーラジカル
の保護指数を算定する。 I ARL = { ( Icx - Icp ) / Icp } x 100 但し、xは試験に付す薬剤、pは偽薬である。
【0049】試験は、27歳から42歳の5名のボランティ
アの被験者(男性2名、女性3名)を対象にして行われ
た。両腕を使用すれば、測定数を倍にすることができ
る。それぞれ3%と6%のARLを含む2種類のH/Eクリームの
効力と偽薬クリームの効力とを比較する。
【0050】図2は、2つのARL濃度の異なるアンチ・
フリーラジカルの保護指数I ARLを示している。効力が
照射量につれて増加していることが分かる。
【0051】これらの試験は、ARL がアンチラジカル特
性と保護特性を備えており、発生したフリーラジカルを
捕らえて、連続的なラジカル反応をブロックすることを
示している。
【0052】実施例2:ARLと超酸化物=ジスムターゼ
(SOD)のアンチラジカル・ポテンシャルの比較 ARL のアンチラジカル作用は、アンチラジカル特性が優
れていることで知られている薬剤、この場合には、下記
に SODと略称する超酸化物=ジスムターゼ(例えば、S
3589の番号でSIGMA社が商品化した薬剤)と比較して評
価された。
【0053】この方法は、試験の対象となる、濃度の異
なる活性成分と接触したときに、ヒポキサチン・キサン
チン・オキシダーゼ・システム(HX-XO)によって誘発さ
れる細胞質毒性の比較評価を原則とする。HX-XO酵素シ
ステムは、酸化ラジカルの大部分を発生する。しかしな
がら、様々な作業から、H2O2が主要な有害作用要因であ
ることが明らかになった。
【0054】実験手順は次の通りである。ネズミの繊維
芽細胞(L929系統株)を、ウエルが96ある小プレートに
25,000細胞/ウエルの割合で播種する。播種から24時間
後に、培養器を新しいものと交換する。プレートは、37
℃の温度で、48時間、観察を続ける。
【0055】この温置操作後、培養器を除去する。細胞
は、 HX-XOシステムを利用して、フリーラジカル作用に
付す。PBS+緩衝液に調製した8mU/mlのXO溶液100μlを各
ウエルに添加し、さらに、濃度を高めながら100μlのHX
溶液を添加する。
【0056】2時間30分の温置操作後、プレートを空
にして、洗浄し、再度、培養器を入れる。それから、プ
レートを再度、24時間、観察する。温置操作後、細胞の
生命力をMTT 3(4,5-ジメチルチアゾール-2-yl)-2,5ジ
フェニル・テトラゾール臭化物を利用した試験によって
評価する。この試験の原則は、新陳代謝の盛んな細胞の
サクシニル・デヒドロゲナーゼ・ミトコンドリアによっ
て MTTが不溶性の青紫色のホルマザンに還元されるとい
う事実に基づいている。試験は、従って、 MTTの添加及
び3時間の温置の後、生成したホルマザンの溶解を原則
とする。それから、青紫色の溶液の光学的濃度を、分光
測光によって測定する。すなわち、光学的濃度は、新陳
代謝の盛んな細胞数に比例することになる。
【0057】保護作用の研究には、 15μg/lのヒポキサ
ンチンの濃度を取り上げた。
【0058】研究に付した水溶性の活性成分の保護作
用:ARLとSOD 保護作用は、次のような実験手順に従って評価した。ネ
ズミの繊維芽細胞(L929系統株)を、ウエルが96ある小
プレートに25,000細胞/ウエルの割合で播種する。播種
から24時間後に、培養器を除去し、研究対象の薬剤を含
む培養器と交換する(「予防」処理)。
【0059】各活性成分について、DNC、1/2DNC及び1/1
0DNCの3種類を適用した。48時間の「処理」の後、プ
レートを空にして、研究対象の成分と接触させて(「即
時」処理)、2時間30分の間(HX=15μg/ml及びXO=8m
U/ml)、 HX-XOシステムの作用に付す。
【0060】2時間30分の温置の後、プレートを空に
して、洗浄し、フリーラジカルの発生システムを除去す
る。それから、薬剤を内包する新しい培養器を細胞に入
れる(「治療」処理)。
【0061】24時間の温置の後、「標準」培養器と
「処理」培養器の細胞の生命力をMTTを使用した細胞生
命力試験によって評価する。
【0062】細胞が、所定の成分で「処理」されている
場合、毒性率は、次の公式で算定する。 A =[{未処理DOウエル -(未処理DOウエル + HX)}/
未処理DOウエル]x100 B =[処理DOウエル - (処理DOウエル + HX)/処理DO
ウエル] x 100
【0063】研究対象の薬剤の保護作用率は、次の公式
で判定する。 作用率 = { ( A - B ) / A } x 100
【0064】下記の表1は、ARLとSODの結果を表す。
【0065】
【表1】
【0066】研究に付した2種類の薬剤が優れたアンチ
・フリーラジカル作用を示しているのが確認できる。し
かしながら、ARL薬剤の作用の方がSOD薬剤の作用よりも
弱い。この2薬剤については、保護作用は摂取用量に依
存している。
【0067】実施例3:生コーヒー豆エキスのアンチ・
フリーラジカル・ポテンシャルの評価 この評価は、紫外線(UVB)によって標準培養器と、濃度
の異なる生コーヒー豆エキス(下記に、ECVと略称す
る)で処理した処理培養器上に誘発される細胞質毒性を
比較して行った。
【0068】UV照射の細胞質毒性 実験手順は次の通りである。ネズミの繊維芽細胞(L929
系統株)を、ウエルが96ある培養小プレートに30,000細
胞/ウエルの割合で播種する。播種から24時間後に、培
養器を新しいものと交換する。プレートをCO2恒温器に
入れて、48時間、温置する。この温置操作後、プレート
を空にする。
【0069】細胞は、フェノールの赤のないHankの食塩
液を使用して、UVB照射(フィリップスのTL 20 W/12チ
ューブ)に付す。
【0070】照射の後、プレートを空にして、新しい培
養器を設ける。C02恒温器内での24時間の温置操作後、M
TTを使用した比色試験によって細胞の生命力を評価す
る。
【0071】細胞の死亡率と照射時間にはログ(log)で
表現される直線的関係がある。 確率(死亡率) = 1.309 log(時間) + 4.167 回帰直線を利用すれば、50%の細胞の死亡率を引き起こ
す照射時間(TL50=4分)、或いは70%の死亡率を引き起
こす照射時間(TL70=11分)を算定することができる。
【0072】ECVの保護作用 実験手順は次の通りである。ネズミの繊維芽細胞(L929
系統株)を、ウエルが96ある小プレートに30,000細胞/
ウエルの割合で播種する。播種から24時間後に、培養器
を除去して、研究対象の薬剤を含む新しい培養器と交換
する(「予防」処理)。DNC、1/2DNC及び1/10DNCの3種
類の濃度の ECVを研究に付す(一つの濃度ごとに8ウエ
ルのカラム2本)。
【0073】48時間の「予防」処理の後、プレートは
空にし、細胞は、フェノールの赤のないHank溶液を使用
して、ECVと接触させてUVB紫外線照射に付す(「即時」
処理)。
【0074】照射の後、食塩溶液を除去して、24時間、
濃度の異なる活性成分を含む新しい培養器と交換する
(「治療」処理)。
【0075】細胞の生命力は、試験後に、MTTによる試
験で評価する。UVB によって誘発される毒性率は、照射
していない「内標準」と比較して、次の公式を使用し
て、活性成分の各濃度について算定する。 細胞毒性率(%)={(未照射DOウエル-未照射DOウエル)/未
照射DOウエル} x 100
【0076】標準ロットと処理ロットの培養器は、2
回、UVB照射した。 −t1:2分(すなわち、 93mJ/cm2)。標準ロット内の
細胞の死亡率が約30%になるための必要時間(上述の回
帰直線の方程式による)。 −t2:2分(すなわち、280mJ/cm2)。未処理の培養器
の細胞の死亡率が65%になるための必要時間。
【0077】得られた結果は、下記の表2にまとめた。
【0078】
【表2】
【0079】ECV を使用して得られる保護作用は、 93m
J/cm2の照射後のDNCと1/2DNCロットについては、完璧で
あることが確認できる。このロットについては、細胞の
死亡はまったく確認されないが、未処理の標準ロットに
ついては、約40% の死亡率が記録されている。保護作用
は、1/10DNCについても大きい。
【0080】未処理の標準ロットでは、67%の死亡率を
引き起こした280mJ/cm2の照射後に、同等の結果が得ら
れている。
【0081】従って、生コーヒー豆エキスは重要なアン
チ・フリーラジカル作用を備えていると結論付けること
ができる。
【0082】実施例4:複数の野菜エキスのフリーラジ
カル捕獲作用の評価 この評価を行うには、フリーラジカル発生モデルとし
て、光照射(photoirradie)した天然フェオメラニンを使
用する。天然フェオメラニンは、その組織内に固有のフ
リーラジカルを内在しているので、天然フェオメラニン
を光酸化させると、ラジカル種の数が増加する。
【0083】検出は、直接法−フリーラジカルを証明す
る選り抜きの分光法である電子常磁性共鳴(R.P.E.)−に
よって行う。
【0084】試験をする薬剤のフリーラジカル捕獲作用
は、ラジカルの発生を抑制する能力を測定して評価す
る。
【0085】赤毛から抽出した天然フェオメラニンを使
用する。これはヘテロポリ化合物で、もっともよく見ら
れる単重体は、プロテインと会合した4-ヒドロクシベン
ゾチアゾール単位体である。
【0086】No.1 からNo.10までの番号をふったいくつ
かの野菜エキスを試験に付して、アンチ・ラジカル作用
を評価した。濃度は、5%を最大値として、各薬剤の水溶
度に応じて選択した。脂溶性薬剤(No.6 からNo.10まで
の薬剤)については、溶解度は界面活性剤MontanoxR80
を使用して確認した。
【0087】薬剤No.1は、2%と酸化性が極めて高いの
で、濃度は0.5%とした。測定には、PERKIN ELMER分光光
度計を使用する。光分解は、ソーラー・スティミュレー
タを使用して行う。つまり、キセノン・アーク・ランプ
である。
【0088】安定したフリーラジカルの検出には、ER 2
00 BRUKER 分光計を使用する。200μlのフェオメラニン
溶液(2mg/ml, pH:7.4)を、R.P.E.空洞共振器内の水晶製
容器に入れる。ランプの光束を空洞共振器に集束する。
照射は、R.P.E.装置内で行う。
【0089】R.P.E.スペクトルは、照射の前(内在信
号)と後(発光信号)で確認する。それから、薬剤を使
用する場合としない場合の、フェオメラニンの発光信号
の振幅の比較を行う。フェオメラニン溶液の信号の振幅
は、まず、試験の対象となる薬剤を使用しない場合、次
いで、薬剤を使用した場合について、照射の前後に測定
する。
【0090】薬剤を使用した場合と使用しない場合の、
フェオメラニンの内在信号(A IN)と発光信号(A ILL)の
平均的振幅と標準偏差を算定する。試験に付す薬剤の効
果は、次の計算式で評価し、振幅変動率Vで表現する。 V = [{(A ILL - A IN)薬剤 - (A ILL - AIN)} / (A ILL
- AIN)] x 100
【0091】試験の対象となる薬剤を使用した場合の、
発光信号の振幅変動率を下記の表3に示す。
【0092】
【表3】
【0093】光照射したフェオメラニンの信号の振幅の
縮小は、5種類の薬剤を使用した場合について確認され
たが、この縮小は、実際のところ、 ERL生コーヒー豆エ
キス、トコフェロール・リノール酸塩及び ARL藻類エキ
スの3種類の薬剤を使用した場合でなければ有効でない
ことが確認される。
【0094】従って、これらの薬剤は、優れたラジカル
発生抑制作用を持っていることを証明している。
【0095】その他の薬剤、取分け、0.5%の薬剤1と2%
の薬剤3は、光照射したフェオメラニンの信号を大きく
させる。これらの薬剤は、酸化促進剤である。
【0096】実施例5:ARLとECVの濃度と相乗作用の変
化にともなうラジカル作用 上述の方法と同じ方法を使用する。薬剤の濃度の変化に
ともなう発光信号の振幅の変動率を、ECV薬剤、トコフ
ェロール・リノール酸塩及びARLについて下記の表4に示
す。
【0097】
【表4】
【0098】ECV薬剤は、濃度が0.5%から4%の間で変動
するときには、ラジカル発生の抑制能力はほとんど同程
度である。
【0099】トコフェロール・リノール酸塩のラジカル
発生の抑制能力は、用量によって異なる。この抑制能力
は、2%以上になってからでないと大きくならない。
【0100】ARL薬剤は、用量によってラジカルの発生
を抑制する。この抑制力は、2%の濃度から大きくなる
が、4%で効力は停止する。次いで、これらの薬剤の次の
ような2種類の混合物が試験に付された。 −0.5%のECV + 2%のトコフェロール・リノール酸塩 −0.5%のECV + 4%のARL これらの会合による発光信号の振幅の変動率を表5に示
す。
【0101】
【表5】
【0102】試験に付した2種類の薬剤の会合について
は、ラジカルの発生を抑制することを確認することがで
きるが、同様に、ECVとARL薬剤の会合を使用した場合の
フェオメラニンの発光信号の振幅の変動率は-56.33%+/-
4.37なので、この会合の抑制力がもっとも小さいことが
分かる。
【0103】このように、0.5%のECVと4%のARLの会合
は、光照射されたフェオメラニンから発生するフリーラ
ジカルに対して優れた抑制能力を備えている。
【0104】この活性成分の会合の長所は、これらの薬
剤の作用が及ぼす相乗効果であり、ARLは、そのアンチ
・ラジカル特性及びアンチ・ポリューション特性によっ
て作用して、ヒドロキシル・ラジカルなどの強力な酸化
剤の作用に対して外側及び内側の皮膚の細胞を保護し、
生コーヒー豆エキスは、紫外線に起因する有害なラジア
ル作用に対して保護をする。
【0105】実施例6:デイ・クリームとナイト・クリ
ーム 例証として、本発明による化粧品の幾つかの組成物を下
記に紹介するが、実施例はこれに限定されるものではな
い。
【0106】最初の組成物はデイ・クリーム、二つ目は
ナイト・クリームである。それぞれの処方を下記の表6
に示す。
【0107】
【表6】
【0108】 実施例7:ファウンデーション −水 qsp 100.000 −プロピレン・グリコール 10.000 −キサンタン・ゴム 0.300 −ジメチコン 2.000 −ミネラル・オイル 5.000 −ソルビタン・ステアリン酸塩 2.00 −POEソルビタン・ステアリン酸塩 2.00 −イソステアリル・ネオパンタノアト 5.00 −カプリリク・カプリク・トリグリセリド 4.00 −タルク 2.00 −酸化鉄色素(赤、黄土色、黒) 2.50 −酸化チタン 8.00 −マイカ 1.00 −フェノキシエタノール 0.400 −メチルパラベン 0.300 −ブチルパラベン 0.100 −イソブチルパラベン 0.050 −プロピルパラベン 0.100 −エチルパラベン 0.050 −トコフェロール・リノール酸塩 3% −ARLエキス 4% −ECV 2%
【0109】実施例8:本発明によるARLと生コーヒー
豆エキスの会合は、極めて興味深いアンチ・ラジカル特
性とアンチ・ポリューション特性を示すだけでなく、下
記の実施例が示すように、表6に処方を明記したデイ・
クリームを使用すると、抗炎症作用も示す。
【0110】抗炎症作用は、人間については、ニコチン
酸メチルを使用した炎症モデルに基づいて、皮膚の血液
量の測定によって評価した。
【0111】試験に付した薬剤は、次の通りである。 −表6に処方が明記されたデイ・クリーム。すなわち、
このクリームは、本発明による結合を含む。 −ニフルミク酸をベースにした調合薬(商標:Nifluril
R)。これは、正標準として利用する。 −未処理のむき出しの皮膚。負標準として利用する。
【0112】試験は、事前に実験の内容について説明を
受け、納得をした10名の健康なボランティアの被験者を
対象にして行われた(女性9名、男性1名。平均年齢:26
歳)。
【0113】皮膚の微小循環の変動は、ドップラー・レ
ーザー速度測定法(Periflux PF2B)によ
って測定した。
【0114】実験手順 研究部位は、前腕の内側とする。測定は、気温を22
℃、相対湿度を55%にコントロールした環境内で行う。
【0115】被験者は、記録前に15分間、休憩させ
る。ランダム化の後、クリームと正標準を 4mg/cm2の割
合で使用する。予備試験を行って、最適の薬理学的反応
を確認するために必要な被覆時間を測定した。この時間
は、3時間である。
【0116】各部位は、むき出しの標準部位を含み、3
時間、被覆包帯でカバーをする。それから、被覆包帯を
取り外し、部位を洗浄して、拭う。5分後、ニコチン酸
メチルの5%の水溶液2mg/cm2を試験対象部位に使用し
て、炎症を起こさせる。それから、30分間、皮膚の血
液流を記録する。
【0117】試験結果 処方が皮膚の血液流に対して及ぼす作用の生体評価の結
果は、被覆されない未処理部位で測定した生理学的基線
と比較して、曲線の下の部分(ASC)の計算によって表現
する。
【0118】結果は、下記の表7にまとめた。
【0119】
【表7】
【0120】炎症の抑制率は、下記の公式を使用して、
本発明による活性成分の会合を含むデイ・クリームとNi
fluril(登録商標)について算定した。 抑制率(%) = {むき出しの皮膚(曲線下部)-薬剤(曲線下
部)} / むき出しの皮膚(曲線下部) Nifluril(登録商標)について確認された抑制率は、8
1.26%である。本発明によるクリームについて確認され
た抑制率は、75.84%である。
【0121】従って、本発明による手入れクリームは、
ニコチン酸メチルによって引き起こされた炎症を著しく
抑制している。
【0122】この抑制力は、Nifluril(登録商標)抗炎
症クリームの抑制力とほとんど同じであり、めざましい
成果である。
【0123】すなわち、本発明による活性成分の会合
は、アンチ・ラジカル特性とアンチ・ポリューション特
性だけでなく、ニコチン酸メチルによって引き起こされ
る炎症に対しても極めて有効で、利用価値の高い作用を
備えており、炎症反応に対して重要な抑制力を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ARLなしと ARL5%における脂質の保護性を示
す。
【図2】2つのARL濃度の異なるアンチ・フリーラジカ
ルの保護指数I ARLを示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 7/06 7/48 31/19 9454−4C 31/215 9454−4C 31/355 9454−4C 31/52 9454−4C 35/78 C 8217−4C //(A61K 35/80 35:78) (A61K 31/52 31:355)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともクロレラ、セネデスムス及び
    スピルリナなどの藻類のハイドログリコール・エキスと
    生コーヒー豆エキスの有効量を含むことを特徴とする、
    外用薬として使用する化粧品または医薬品の組成物。
  2. 【請求項2】 生コーヒー豆エキスに対する藻類エキス
    の重量比が1/1から30/1、できれば、2/1から20/1で、さ
    らに、3/1から15/1であればなおさら好ましいことを特
    徴とする、請求項1に記載の化粧品または医薬品の組成
    物。
  3. 【請求項3】 生コーヒー豆エキスが重量比で0.01から
    8%、できれば、0.02から5%、さらに、0.05から5%であれ
    ばなおさら好ましいことを特徴とする、請求項1と2の
    いずれか1項に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 藻類エキスが重量比で0.1から15%、でき
    れば、0.2から12%、さらに、0.5から8%であればなおさ
    ら好ましいことを特徴とする、請求項1から3のいずれか
    1項に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 クロレラ、セネデスムス及びスピルリナ
    などの藻類のそれぞれを少なくとも5%、できれば 10%含
    む混合物のハイドログリコール抽出から藻類のエキスが
    得られることを特徴とする、請求項1から4のいずれか
    1項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 生コーヒー豆エキスの乾燥質に対するカ
    フェイン酸の濃度が40%より上、できれば45%より上、さ
    らに、50% より上であればなおさら好ましいことを特徴
    とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の組成
    物。
  7. 【請求項7】 0.01から6%の重量比のトコフェロール、
    できれば、トコフェロール・リノール酸塩を含んでいる
    ことを特徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記
    載の組成物。
  8. 【請求項8】 0.001%から0.1%の錯化体、できれば、ナ
    トリウムEDTAを含んでいることを特徴とする、請求項1
    から7のいずれか1項に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 ローション、乳剤、乳液、極微球、極微
    粒、クリーム、ゲル、香料・アエロゾル・スプレー、リ
    ポゾーム、或いはイオン/非イオン・タイプの小水泡な
    どの形状をしていることを特徴とする、請求項1から8
    のいずれか1項に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 皮膚や毛髪の治療及び抗炎症治療のた
    めの化粧品または医薬品の組成物の調製を目的とした、
    クロレラ、セネデスムス及びスピルリナなどの藻類のハ
    イドログリコール・エキスと生コーヒー豆エキスの会合
    の使用方法。
  11. 【請求項11】 クロレラ、セネデスムス及びスピルリ
    ナなどの藻類の有効量のハイドログリコール・エキスと
    生コーヒー豆エキスとの会合を皮膚や毛髪に適用するこ
    とを特徴とする、皮膚や毛髪の化粧品による手入れ方
    法。
JP6133436A 1993-06-15 1994-06-15 外用薬として使用するアンチ・フリーラジカルを使用した化粧品または医薬品の組成物 Pending JPH07145067A (ja)

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