JPH07143512A - ビデオカメラ装置 - Google Patents

ビデオカメラ装置

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JPH07143512A
JPH07143512A JP5283720A JP28372093A JPH07143512A JP H07143512 A JPH07143512 A JP H07143512A JP 5283720 A JP5283720 A JP 5283720A JP 28372093 A JP28372093 A JP 28372093A JP H07143512 A JPH07143512 A JP H07143512A
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color correction
correction coefficient
signal
color
adder
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JP5283720A
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Tomonori Nagasawa
知範 長澤
Masataka Arai
正孝 新井
Hiroyuki Shoji
浩之 庄司
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオカメラ装置のリニアマトリクス回路を
ディジタル化し、色補正係数組を容易に変更可能にす
る。更に、メモリ手段に複数個の色補正係数組を蓄積し
て、複数個の特性の異なる色補正を実現する。更に、ビ
デオカメラ装置の動作状態で、変更することを目的とす
る。 【構成】 ビデオカメラ装置が、ディジタル処理リニア
マトリクス回路31と、複数個の色補正係数組を蓄積し
たメモリ手段40と、上記メモリ手段から、リニアマト
リクス回路に供給するCPU手段4と、操作スイッチ手
段3とを備え、操作スイッチ手段により、色補正特性の
異なる色補正係数組をリニアマトリクス回路に転送す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リニアマトリクス回
路を備えたビデオカメラ装置に関し、特に映像信号をデ
ジタル処理するリニアマトリクス回路を備えたビデオカ
メラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】(リニアマトリクス回路の必要性)リニ
アマトリクス回路の必要性について、株式会社オーム社
発行「テレビジョン・画像情報工学ハンドブック」第1
版1990年11月30日第584ー585頁及びラジ
オ技術社発行「CCDカメラ技術」初版昭和61年11
月3日第18ー19頁を引用して説明する。
【0003】日本・米国などで採用されているカラーテ
レビジョンの標準方式のNTSC方式では、受像機の3
原色の色度が決められており、これよりNTSC方式の
理想撮像特性が求められている。NTS方式の受像3原
色は、赤Rは(x=0.67,y=0.33)、緑Gは
(x=0.21,y=0.71)、青Bは(x=0.1
4,y=0.08)であり、この3原色と色再現範囲を
図2に示す。
【0004】また、基礎刺激は、標準の光Cであり、x
y色度はxw =0.310,yw =0.316である。
基礎刺激Wc は、次式で表される。 Wc =0.980X+1.00Y+1.181Z
【0005】これより、表色系の変換を行うと、3原色
に対する3刺激値はXYZ系の3刺激値により R=1.9106X−0.5324Y−0.2883Z G=−0.9843X+1.9984Y−0.0283Z B=0.0584X−0.1185Y+0.8995Z で与えられる。(なお、現在では、受像機の蛍光体材料
等種々の原因により、上記撮像特性は多少の変動はあ
る。) この式の逆変換は次式で与えられる。 X=0.6067R+0.1736G+0.2001B Y=0.2988R+0.5866B+0.1144G Z=0.0661G+0.1150B
【0006】上のR,G,Bの式に、XYZ表色系のス
ペクトル3刺激値x,y,zを代入すると、スペクトル
3刺激値が得られ、これが、カラーテレビの理想撮像特
性で、図3のような特性が得られる。
【0007】理想撮像特性には負の部分があるが、これ
は光学的には実現できない。正側だけの特性で撮像する
と、色再現誤差が生ずる。そこで現在のビデオカメラ装
置では、リニアマトリクス回路に通し、回路上で負側の
特性を作り、色再現誤差を減少させている。以上が、リ
ニアマトリクス回路が必要な理由である。
【0008】(従来技術)従来、ビデオカメラ装置では
このリニアマトリクス回路をアナログ回路を用いて実現
していた。アナログ回路では、ボリュームを用いて回路
定数を調整し色補正係数を設定していたために、調整に
甚だ時間を要し、更に各ボリュームは1種類の色補正係
数組しか設定できず、色補正特性が固定的なものであ
る。
【0009】このようなアナログ回路を用いた場合に、
複数の種類の色補正特性を実現することは不可能であっ
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】近年、ビデオカメラ装
置において、映像信号をディジタル的に処理するディジ
タル信号処理技術が用いられるようになり、本出願の出
願人はリニアマトリクス回路のディジタル化を研究して
きた。
【0011】この発明の目的は、リニアマトリクス回路
をディジタル化し、設定すべき色補正係数を容易に変更
可能にすることにある。更に、メモリ手段に複数個の色
補正係数組を蓄積して、複数個の特性の異なる色補正を
実現することにある。更に、ビデオカメラ装置の動作状
態で、このリニアマトリクス回路の色補正特性を、利用
者の好みに応じて、スイッチ手段により瞬時の内に簡単
に変更できる技術も望まれている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
課題を考慮してなされたもので、この発明に係るビデオ
カメラ装置は、図1で示すように、色補正処理をディジ
タル処理で行うリニアマトリクス回路31と、上記色補
正処理用の色補正係数組を蓄積したメモリ手段40と、
上記メモリ手段から上記色補正係数組を読み出し、上記
リニアマトリクス回路に供給する制御手段4とを備え、
色補正係数組を上記リニアマトリクス回路に転送する。
更に、この発明に係るビデオカメラ装置はその態様とし
て、図1で示すように、上記メモリ手段に、色補正特性
の異なる複数個の色補正係数組が蓄積され、色補正特性
の異なる色補正係数組を上記リニアマトリクス回路に転
送する。更に、この発明に係るビデオカメラ装置はその
態様として、図1で示すように、上記制御手段に接続さ
れるスイッチ手段3と文字発生手段2と表示手段1とを
備え、上記スイッチ手段は、上記メモリ手段から特定の
1組の上記色補正係数組を選択するものであり、上記文
字発生手段は、その選択された特定の1組の上記色補正
係数組の各補正係数を表す文字信号を発生して上記表示
手段に供給するものであり、上記表示手段は、上記文字
信号に対応する文字を表示する。
【0013】
【作用】この発明に係るビデオカメラ装置では、メモリ
手段に色補正係数組を蓄積し、この色補正係数組を制御
手段で制御することによって、リニアマトリクス回路の
ディジタル化が可能になる。更に、複数個の色補正係数
組を蓄積しているため、所望により任意の色補正係数組
を選択できる。
【0014】
【実施例】以下に、図面を参照しながらこの発明の一実
施例について詳細に説明する。
【0015】(ビデオカメラ装置全般)この発明を容易
に理解するために、最初にビデオカメラ装置全般につい
て簡単に説明する。
【0016】図5は、映像信号をディジタル処理してい
るビデオカメラ装置の全体の構成の一例を示す図であ
る。レンズ(図示せず)を通して入射した撮影光を、撮
像処理部21のCCDイメージセンサにより3原色撮像
信号R,G,Bに変換し、A/D変換してディジタル撮
像信号R,G,Bとし、プリプロセッサ22に出力す
る。このCCDイメージセンサの空間画素ずらしのた
め、緑色ディジタル信号Gと、赤色ディジタル信号R及
び青色ディジタル信号Bとは、例えば1/2ピッチだけ
位相がずれている。
【0017】プリプロッセサ22は、ディジタル撮像信
号R,G,Bについて信号処理を行い、CCDイメージ
センサの欠陥補正や感度のバラツキのシェーディング歪
等の補正をする。
【0018】この緑色撮像信号G及び赤色撮像信号R
は、イメージエンハンサ23に供給され、また緑色撮像
信号Gは、ローパスフィルタ(LPF)24を介して色
検出部37とディジタル処理部38に供給される。さら
に赤色撮像信号Rおよび青色撮像信号Bは、それぞれ補
間フィルタ(IPF)25,26を介して、色検出部3
7とディジタル処理部38に供給される。
【0019】イメージエンハンサ23は、緑色撮像信号
G及び赤色撮像信号Rに基づいて、輪郭強調処理用のデ
ィテール信号を生成する。このディテール信号は、ディ
ジタル処理部38及び加算器46に供給される。
【0020】上述のように、赤色撮像信号R及び青色撮
像信号Bは、緑色撮像信号Gと位相が1/2ピッチずれ
た状態にあり、補間フィルタ25,26により、その位
相合わせが行なわれる。また緑色撮像信号Gは、ローパ
スフィルタ24により赤色撮像信号R及び青色撮像信号
Bの周波数特性と同じになるよう帯域制限される。
【0021】色検出部37は色検出手段として機能し
て、色検出信号をCPU4に供給する。
【0022】CPU4は、各種の係数の処理手段として
機能して、メモリ40により与えられる各種の係数を処
理して、ディジタル処理部38に供給する。このCPU
4は、文字発生器2及びモニタ1が接続され、また操作
スイッチ3が接続されているが、その詳細は後述する。
【0023】ディジタル処理部38は,色補正回路であ
るリニアマトリクス回路31とプロセス処理回路32
G,32R,32Bとからなり、メモリ10からCPU
4を介して与えられる各種の係数に基づいてディジタル
撮像信号R,G,Bに対し色補正処理やプロセス処理な
どのディジタル処理を施し、マトリクス回路43に供給
する。なお、ディジタル処理部38は、「PROCESS LSI
」と称される1個のLSIに内蔵されている。
【0024】マトリクス回路43は、ディジタル撮像信
号R,G,Bから輝度信号Yと色差信号R−Y,B−Y
を作り出す。
【0025】レートコンバータ44は、輝度信号Yと色
差信号R−Y,B−Yを所定のクロックレートに換算し
て、輝度信号Yと色差信号R−Y,B−YとをVTR用
の各出力端子に出力する。
【0026】また、加算器46は、アップコンバータ4
5を介して一層速い所定のクロックレートに変換された
輝度信号Yを、イメージエンハンサ23からの同じクロ
ックレートのディテール信号に加算する。これにより、
輝度信号Yに対し輪郭強調処理を施され、エンコーダ4
7に供給する。
【0027】エンコーダ47は、輪郭強調処理を施され
た輝度信号Yとマトリクス43からの色差信号R−Y,
B−Yとを、所定の映像信号にエンコードする。
【0028】この映像信号は、D/A変換器48でアナ
ログ信号に戻されて映像信号SVFとしてビューファイン
ダ等に供給されたり、D/A変換器49でアナログ信号
に戻されて信号出力端子から復号映像信号SC として出
力される。
【0029】(リニアマトリクス回路及び周辺回路)こ
の実施例において、リニアマトリクス回路31は、上述
のようにPROCESS LSI の一部に内蔵され、色補正処理手
段として機能する。なお符号31で示すこの回路は、プ
ロセス回路32G,32R,32Bの中にあるガンマ
(非線形)処理の前段階に置かれ、これと区別するため
に、リニア(線形)マトリクスの用語が用いられてい
る。
【0030】最初に、このリニアマトリクス回路31の
色補正の態様について、図1を参照しながら説明する。
説明する。このリニアマトリクス回路31は、減算器1
0RG,10RB,10BGと、符号反転器11RG,
11RB,11BGと、乗算器12a,12b,12
c,12d,12e,12fと、加算器13R,13
G,13B,15R,15G,15Bと、遅延回路14
R,14G,14Bとを備えている。
【0031】減算器10RGは、赤色信号Rと緑色信号
Gとのレベル差を示す色差信号R−Gを生成する。この
色差信号R−Gは、乗算器12aに供給されるととも
に、符号反転器11RGを介して乗算器12cに供給さ
れる。また、減算器10RBは、赤色信号Rと青色信号
Bとのレベル差を示す色差信号R−Bを生成する。この
色差信号R−Bは、乗算器12bに供給されるととも
に、符号反転器11RBを介して乗算器12eに供給さ
れる。更に、減算器10BGは、青色信号Bと緑色信号
Gとのレベル差を示す色差信号B−Gを生成する。この
色差信号B−Gは、乗算器12fに供給されるととも
に、符号反転器11BGを介して乗算器12dに供給さ
れる。これら色差信号を生成し、以下に説明するよう
に、例えば赤撮像信号Rに対して、赤色補正信号a(R
−G)+b(R−B)を加算器15Rで加えることによ
って、上述の理想撮像特性の負の部分が実現できる。
【0032】乗算器12aは、メモリ40として示され
た記憶装置、例えばROM5に蓄積された色補正係数a
がCPU4を介して供給され、減算器10RGにより生
成された色差信号R−Gに、色補正係数aを乗算する。
この乗算出力信号a(R−G)は、加算器13Rに供給
される。また、乗算器12bは、ROM5に蓄積された
色補正係数bがCPU4を介して供給され、減算器10
RBにより生成された色差信号R−Bに、色補正係数b
を乗算する。この乗算出力信号b(R−B)は、加算器
13Rに供給される。加算器13Rは、各乗算出力信号
a(R−B),b(R−B)を加算し、その加算出力信
号a(R−B)+b(R−B)を赤色補正信号として加
算器15Rに供給する。加算器15Rには、赤色撮像信
号Rが遅延回路14Rを介して供給されており、この赤
色撮像信号Rに赤色補正信号a(R−B)+b(R−
B)を加算することにより、色補正済みの赤色撮像信号
out を生成する。なお、遅延回路14Rは、赤色撮像
信号Rと赤色補正信号a(R−B)+b(R−B)との
遅延補償を行う。
【0033】また、乗算器12cは、ROM5に蓄積さ
れた色補正係数cがCPU4を介して供給され、符号反
転器11RGにより生成された色差信号G−Rに、色補
正係数cを乗算する。この乗算出力信号c(G−R)
は、加算器13Gに供給される。また、乗算器12d
は、ROM5に蓄積された色補正係数dがCPU4を介
して供給され、符号反転器11BGにより生成された色
差信号G−Bに、色補正係数dを乗算する。この乗算出
力信号d(G−B)は、加算器13Gに供給される。加
算器13Gは、各乗算出力信号c(G−R),d(G−
B)を加算し、その加算出力信号c(G−R)+d(G
−B)を緑色補正信号として加算器15Gに供給する。
加算器15Gには、緑色撮像信号Gが遅延回路14Gを
介して供給されており、この緑色撮像信号Gに緑色補正
信号c(G−R)+d(G−B)を加算することによ
り、色補正済みの緑色撮像信号Rout を生成する。な
お、遅延回路14Rは、赤色撮像信号Gと緑色補正信号
c(G−R)+d(G−B)との遅延補償を行う。
【0034】また、乗算器12eは、ROM5に蓄積さ
れた色補正係数eがCPU4を介して供給され、減算器
10RBにより生成された色差信号B−Rに、色補正係
数eを乗算する。この乗算出力信号e(B−R)は、加
算器13Bに供給される。また、乗算器12fは、RO
M5に蓄積された色補正係数fがCPU4を介して供給
され、減算器10BGにより生成された色差信号B−G
に、色補正係数fを乗算する。この乗算出力信号f(B
−G)は、加算器13Bに供給される。加算器13R
は、各乗算出力信号e(B−R),f(B−G)を加算
し、その加算出力信号e(B−G)+f(B−G)を青
色補正信号として加算器15Bに供給する。加算器15
Bは、青色撮像信号Bが遅延回路14Bを介して供給さ
れており、この青色撮像信号Bに青色補正信号e(B−
G)+f(B−G)を加算することにより、色補正済み
の青色撮像信号Rout を生成する。なお、遅延回路14
Gは、青色撮像信号Gと青色補正信号e(B−G)+f
(B−G)との遅延補償を行う。以上が、色補正の態様
である。
【0035】更に、この発明では、リニアマトリクス回
路31は、周辺回路としてCPU4に文字発生器2を介
して接続されたモニタ1と、CPU4に接続された操作
スイッチ3とを備えている。この操作スイッチ3は、例
えば、色補正特性選択スイッチ機能とアップ・ダウン・
スイッチ機能を有する。メモリ40は、例えばROM5
及びRAM6を備えている。
【0036】ここで、色補正係数組の変更の態様につい
て説明する。モニタ1は、ビューファインダで代用して
もよく、その画面上に図4に示すような、文字情報が表
示される。操作スイッチ3で操作される図中の矢印は、
例えば色補正係数bの設定値を変更する場合を示す。電
源投入時は、例えばROM5に予め蓄積されている色補
正係数組1 (a1 ,b1 ,c1 ,d1 ,e1 ,f1 )、
色補正係数組2 (a2 ,b2 ,c2 ,d2 ,e2
2 )のうちから、現在設定されている色補正係数組1
(a1 ,b1 ,c 1 ,d1 ,e1 ,f1 )がROM5か
ら読み出されて表示される。ここで操作スイッチ3のア
ップ・ダウン機能により色補正係数b1 に関して、新し
い値b3 を設定する。この新設定値は、色補正係数組3
(a3 ,b3 ,c3 ,d3 ,e3 ,f3 )として、CP
U手段4を介して、RAM6に蓄積される。このRAM
6は、電源投入時及び遮断時に於いてROM5をバック
アップするためのもので、不揮発性RAMが好ましい。
【0037】更に、色補正特性の変更について説明す
る。異なる色補正特性を実現するため、ROM5に複数
個の色補正係数組、例えば色補正係数組1 (a1
1 ,c1,d1 ,e1 ,f1 )、色補正係数組2 (a
2 ,b2 ,c2 ,d2 ,e2 ,f2)が、予め蓄積され
ている。更に、RAM6には、利用者が好みで設定した
色補正特性、例えば色補正係数組3 (a3 ,b3
3 ,d3 ,e3 ,f3 )……が新たに蓄積されてい
る。
【0038】利用者の好みによって行われる色補正特性
の変更、例えば色補正係数組1 (a 1 ,b1 ,c1 ,d
1 ,e1 ,f1 )から色補正係数組3 (a3 ,b3 ,c
3 ,d3 ,e3 ,f3 )への変更は、操作スイッチ3の
色補正特性選択機能を操作することによって、このタイ
ミングで行われる。ROM5またはRAM6に蓄積され
た色補正係数組は、CPU4からシリアルデータ形式で
レジスタ6個で構成されたシリーズ・パラレル変換器7
に転送される。その後のリニアマトリクス回路31の色
補正の態様は、上述の通りである。
【0039】以上により、この発明に係るビデオカメラ
装置のディジタル回路で構成されたリニアマトリクス回
路について説明した。この実施例は、この発明を説明す
るための例示であって、この発明の技術的範囲を何等限
定するものでない。この発明の技術的範囲には、当業者
であるならばなしうる全ての変更が含まれ、この発明の
技術的範囲は、特許請求の範囲によってのみ特定され
る。
【0040】
【発明の効果】この発明によって、リニアマトリクス回
路をディジタル化したビデオカメラ装置が実現でき、設
定すべき色補正係数組を容易に変更可能にすることが出
来た。更に、メモリ手段に複数個の色補正係数組を蓄積
して、複数個の特性の異なる色補正を実現することが可
能となった。更に、ビデオカメラ装置の動作状態で、こ
のリニアマトリクス回路の色補正特性を、利用者の好み
に応じて、スイッチ手段により簡単に瞬時の内に変更で
きる。更にこの発明では、色補正係数自体も、利用者の
好みに応じて、スイッチ手段により変更できる態様をと
り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るビデオカメラ装置のリニアマト
リクス回路及び周辺回路の部分の一実施例を示す回路構
成図である。
【図2】カラーテレビの受像3原色の色度点を説明する
図である。
【図3】カラーテレビカメラの理想撮像特性を説明する
図である。
【図4】この発明に係るビデオカメラ装置のリニアマト
リクス回路に関連するモニタ手段の表示の1実施例を示
す図である。
【図5】この発明に係るビデオカメラ装置の全体の構成
の一実施例を示す回路構成図である。
【符号の説明】
1 モニタ 2 文字発生器 3 操作スイッチ 4 CPU 5 ROM 6 RAM 7 シリアル・パラレル変換器 10RG,10RB,10BG 減算器 11RG,11RB,11BG 符号反転器 12a,12b,12c,12d,12e,12f 乗
算器 13R,13G,13B,15R,15G,15B 加
算器 14R,14G,14B 遅延回路 22 プリプロセッサ 23 イメージエンハンサ 24 ローパスフィルタ 25,26 補間フィルタ 37 色検出部 21 リニア・マトリクス 32G,32R,32B プロセス処理回路 43 マトリクス 44 レートコンバータ 45 アップコンバータ 46 加算器 27 エンコーダ 48,49 D/A変換器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色補正処理をディジタル処理で行うリニ
    アマトリクス回路と、 上記色補正処理用の色補正係数組を蓄積したメモリ手段
    と、 上記メモリ手段から上記色補正係数組を読み出し、上記
    リニアマトリクス回路に供給する制御手段とを備えるビ
    デオカメラ装置。
  2. 【請求項2】 上記メモリ手段に、色補正特性の異なる
    複数個の色補正係数組が蓄積されている請求項1に記載
    のビデオカメラ装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段に接続されるスイッチ手段
    と文字発生手段と表示手段とを有し、 上記スイッチ手段は、上記メモリ手段から特定の1組の
    上記色補正係数組を選択するものであり、 上記文字発生手段は、その選択された特定の1組の上記
    色補正係数組の各補正係数を表す文字信号を発生して上
    記表示手段に供給するものであり、 上記表示手段は、上記文字信号に対応する文字を表示す
    るものである請求項2に記載のビデオカメラ装置。
JP5283720A 1993-11-12 1993-11-12 ビデオカメラ装置 Pending JPH07143512A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100475284B1 (ko) * 1997-12-24 2005-06-07 삼성테크윈 주식회사 디지탈 스틸 카메라의 광원 보정 장치
WO2019244691A1 (ja) * 2018-06-18 2019-12-26 株式会社Jvcケンウッド 色補正装置

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