JPH07138143A - 可剥離性皮膚保護剤 - Google Patents

可剥離性皮膚保護剤

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JPH07138143A
JPH07138143A JP5290848A JP29084893A JPH07138143A JP H07138143 A JPH07138143 A JP H07138143A JP 5290848 A JP5290848 A JP 5290848A JP 29084893 A JP29084893 A JP 29084893A JP H07138143 A JPH07138143 A JP H07138143A
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信一 中村
Yoshito Hayashi
義人 林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 皮膚に対する密着性に優れ、ツッパリ感がほ
とんどなく外観的に違和感のない、かつ、使用後はフィ
ルム状で容易に剥離できる可剥離性皮膚保護剤を提供す
る。 【構成】 被膜形成物質としてのポリビニルアルコール
100重量部に対して、柔軟剤としての多価アルコール
類およびエタノールアミン類からなる群より選ばれた1
種以上50〜180重量部および光沢防止剤としての非
晶質ケイ酸30〜55重量部を配合せしめてなる可剥離
性皮膚保護剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可剥離性皮膚保護剤に関
する。さらに詳しくは、皮膚に対する密着性に優れ、ツ
ッパリ感がほとんどなく柔軟性を有しており、光沢もほ
とんどなく、使用後はフィルム状で剥離が可能であり、
剥離時の痛みもほとんどない可剥離性皮膚保護剤に関す
る。なお、前記可剥離性皮膚保護剤は、たとえば膚荒れ
防止剤、皮膚用保湿剤、創傷保護剤あるいはそれらの基
剤などの用途に好適に使用されうる。
【0002】
【従来の技術】従来、皮膚保護剤として多数のものが市
販されまた提案されており、たとえばニトロセルロース
あるいはアクリル系樹脂を酢酸エチルなどの有機溶剤に
溶解させたものが市販されており、特開昭61−254
517号公報ではキトサン、クエン酸およびポリオキシ
エチレンアルキルエーテルを水に溶解させたものが、特
開昭63−220876号公報ではポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、プロピレングリコール、タ
ルクなどを水に分散溶解させたもの、などが提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
樹脂を有機溶剤に溶解させたものは、毒性があったり、
傷口への刺激性が非常に大きく、有機溶剤が蒸発したの
ちの被膜は耐水性が高く不要になったときは容易に取り
除くことが困難である。一方、水溶性の樹脂などを水に
溶解させたものは、毒性や刺激性は少ないが不要になっ
たときは水などを用いて充分に洗浄しないと取り除けな
い。また、いずれのばあいにおいても皮膚上に被膜を形
成しつつある段階から柔軟性が乏しいためにツッパリ感
が出てきたり、形成された被膜の光沢が強いため、外観
上の違和感から手や顔には適用しづらかった。さらに、
不要になった被膜を剥離して取り除こうとするとかなり
の痛みがあり、誤って衣服などに付着したばあいは容易
には取り除けないなど多くの問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記のごとき
従来の皮膚保護剤の問題を解決するためになされたもの
であり、被膜形成物質としてのポリビニルアルコール1
00重量部に対して、柔軟剤としての多価アルコール類
およびエタノールアミン類からなる群より選ばれた1種
以上50〜180重量部および光沢防止剤としての非晶
質ケイ酸30〜55重量部を配合せしめてなる可剥離性
皮膚保護剤に関する。
【0005】
【実施例】本発明による可剥離性皮膚保護剤は、被膜形
成物質としてのポリビニルアルコール、柔軟剤としての
多価アルコール類およびエタノールアミン類からなる群
より選ばれた1種以上および光沢防止剤としての非晶質
ケイ酸を、水を主体とする溶媒に分散または溶解させる
ことによってえられる。
【0006】前記被膜形成物質としてのポリビニルアル
コールとしては、酢酸ビニルホモポリマーあるいは酢酸
ビニルと少量のたとえばエチレンなどのオレフィン系モ
ノマーとのコポリマーなどをアルカリまたは酸を用いて
ケン化させたものなどが好適に使用できる。前記ポリビ
ニルアルコールの重合度としては、所望の粘度および剥
離性がえられるように500〜2000のあいだから適
宜選ばれる。重合度が前記範囲より小さくなると剥離性
が低下し、前記範囲よりも大きくなると粘度が高くなる
ので用途によっては好ましくない。なお、前記ポリビニ
ルアルコールは2種以上を混合して使用してもよい。
【0007】また、前記ポリビニルアルコールのケン化
度としては、公知の部分ケン化または完全ケン化物が適
宜用いられるが、水への溶解させやすさ、また乾燥性を
向上させる目的で添加するアルコールとの相溶性がよい
という点から、おおよそ85〜92モル%のものが好ま
しい。
【0008】前記柔軟剤としては、通常ポリビニルアル
コールの柔軟剤として用いられているエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコー
ル、グリセリンなどの多価アルコール類、モノエタノー
ルアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン
などのエタノールアミン類、アセトアミド、ジメチルア
ミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキサイ
ド、ジエチルフタレート、ジブチルフタレートなどがあ
げられるが、水への溶解性やポリビニルアルコールとの
相溶性がよいという点から多価アルコール類またはエタ
ノールアミン類が好ましい。
【0009】前記光沢防止剤としては、水系溶媒に対す
る分散性が優れているという点で、比重が1.9〜2.
2、粒径が7〜50mμのもの、さらに皮膚に塗布して
被膜が形成されたばあいの透明感が優れているという点
で、屈折率が1.4〜1.6のもの(すなわち、被膜形
成物質の屈折率と近似しているもの)が好ましい。この
ような光沢防止剤としては非晶質ケイ酸が好ましく、た
とえば乾式法である燃焼法でえられた無水ケイ酸、湿式
法含水ケイ酸(通称ホワイトカーボン)などがあげられ
る。
【0010】前記被膜形成物質、柔軟剤および光沢防止
剤の使用割合は、被膜形成物質100重量部に対して、
柔軟剤50〜180重量部、好ましくは70〜150重
量部、光沢防止剤30〜55重量部、好ましくは35〜
50重量部である。柔軟剤の量が50重量部より少なく
なると、柔軟性、密着性が低下し剥離時に痛みが生じる
ようになるので好ましくなく、180重量部より多くな
ると乾燥性が低下し、粘着性が増加してやわらかくな
り、剥離性が悪くなるので好ましくない。光沢防止剤の
量が30重量部より少なくなると光沢防止の効果がえら
れず、55重量部より多くなると余分に使用した分の効
果をうることはできないうえ、流動性が低下するため、
用途によっては好ましくない。
【0011】本発明の可剥離性皮膚保護剤は、被膜形成
物質、柔軟剤および光沢防止剤を、たとえば水に分散ま
たは溶解させることによりえられるが、水の使用割合に
はとくに制限はない。好ましくは被膜形成物質の濃度が
3〜20重量%、より好ましくは5〜15重量%になる
ように用いる。高粘度を必要とするばあいは被膜形成物
質などが充分溶解し放置したのちもゲル化しない程度の
量であればよく、低粘度を必要とするばあいは所望の粘
度になるまで水を添加するなど用途にあわせて適宜使用
すればよい。
【0012】本発明においては、乾燥性を向上させると
いう点からアルコールを併用することが可能であり、た
とえばメタノール、エタノール、n−プロパノール、イ
ソプロパノールなどの比較的低級なアルコールがあげら
れるが、水への溶解性、ポリビニルアルコールとの相溶
性がよく、毒性、悪臭が少ないという点からエタノー
ル、イソプロパノールが好ましい。アルコールの使用割
合は可剥離性皮膚保護剤の5〜40重量%、好ましくは
10〜35重量%である。アルコールの量が5重量%よ
り少なくなると乾燥性が低下し、40重量%より多くな
ると余分に使用した分の効果をうることはできないう
え、被膜形成物質などがゲル化または沈殿しやすくなる
ので好ましくない。
【0013】また、本発明の可剥離性皮膚保護剤におい
ては、止血剤、殺菌消毒剤、局所麻酔剤、血管収縮剤、
抗ヒスタミン剤など公知の医薬活性成分を混合して用い
ることも可能である。そのような成分としてはたとえ
ば、イプシロンアミノカプロン酸、トラネキサム酸、ア
ルギン酸ナトリウム、タンニン酸、塩化第二鉄、ゼラチ
ン、酸化セルロースなどの止血剤、ポピドンヨード、ア
クリノール、塩化メチルロザリニン、塩酸アルキルポリ
アミノエチルグリシン、イソプロピルメチルフェノー
ル、セトリミド、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザ
ルコニウム、塩化ベンゼトニウム、グルコン酸クロルヘ
キシジン、塩酸クロルヘキシジンなどの殺菌消毒剤、ア
ミノ安息香酸エチル、塩酸ジブカイン、塩酸リドカイ
ン、リドカイン、塩酸オキシブプロカインなどの局所麻
酔剤、硝酸ナファゾリン、塩酸ナファゾリン、塩酸フェ
ニレフリン、塩酸エフェドリン、塩酸メチルエフェドリ
ンなどの血管収縮剤、塩酸ジフェンヒドラミン、ジフェ
ンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン、塩酸イ
ソチベンジルなどの抗ヒスタミン剤などが好適に用いら
れる。
【0014】本発明の可剥離性皮膚保護剤をうるには、
たとえばポリビニルアルコールを水(室温)に撹拌下徐
々に添加して分散させ、徐々に昇温し、約80〜100
℃において30〜60分かけて溶解させたのち、室温ま
で冷却し、以下撹拌下に柔軟剤、アルコール、光沢防止
剤、要すれば医薬活性成分などを混合すればよく、これ
らの混合順序にはとくに制限はない。なお、所望の可剥
離性皮膚保護剤の粘度がおおよそ2000cP(25
℃)以下の低粘度であるばあいは、光沢防止剤を長期的
に安定に分散させるために、たとえばホモミキサーなど
の公知の分散機あるいは撹拌機を使用するのが好ましい
が、さらに、分散または懸濁化剤などの安定化剤を配合
してもよい。
【0015】かくしてえられる本発明の可剥離性皮膚保
護剤は液状で塗布あるいはスプレー剤として用いてもよ
く、あるいは離型紙上に流延して乾燥させたものを湿潤
状態にある皮膚に密着させたのち離型紙だけを剥離して
用いてもよく、使用法はこれらに限定されるものではな
い。
【0016】つぎに本発明の可剥離性皮膚保護剤を実施
例に基づき説明するが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。
【0017】実施例1 ポリビニルアルコール(PVA、以下同様)(日本合成
化学工業(株)製、ゴーセノール(登録商標)EG−0
5、平均重合度約500、ケン化度86.5〜89.0
モル%)15gを水(25℃)50g中に撹拌しながら
徐々に添加、分散させ、30分かけて90℃まで昇温
し、この温度を30分間保持したのち25℃まで冷却
し、蒸発した水の量に相当する水を添加して均一で透明
なPVA水溶液をえた。つぎにこの水溶液に撹拌しなが
らグリセリン9gとエタノール20gの混合溶液を徐々
に添加、溶解させ、無水ケイ酸(日本アエロジル(株)
製、アエロジル200(商品名)、平均粒子径0.01
2μ、比重2.2、屈折率1.45)6gを徐々に添加
し、充分分散させて本発明の可剥離性皮膚保護剤をえた
(粘度1300cP(25℃))。評価を表1に示す。
【0018】実施例2〜11 表1に示したそれぞれの成分、配合量および製造条件を
採用したほかは実施例1と同様に操作し、それぞれ本発
明の可剥離性皮膚保護剤をえた。評価を表1に示す。
【0019】実施例12 表1に示したそれぞれの成分、配合量および製造条件を
採用し、グルコン酸クロルヘキシジン液(20W/V
%)0.27g、塩酸ジブカイン0.1g、マレイン酸
クロルフェニラミン0.2g、塩酸ナファゾリン0.1
gをPVA水溶液に撹拌しながら添加溶解させるほかは
実施例1と同様の操作で可剥離性皮膚保護剤をえた。評
価を表1に示す。
【0020】実施例13 表1に示したそれぞれの成分、配合量および製造条件を
採用し、実施例12と同様の操作でスプレータイプの可
剥離性皮膚保護剤をえた。評価を表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】なお、表中の略号は以下のものを表す。
【0023】PVA(ゴーセノール(登録商標)EG−
05):(平均重合度約500、ケン化度86.5〜8
9.0モル%) PVA(ゴーセノール(登録商標)EG−25):(平
均重合度1400、ケン化度86.5〜89.0モル
%) PVA(ゴーセノール(登録商標)EG−30):(平
均重合度1800、ケン化度86.5〜89.0モル
%) PVA(ゴーセノール(登録商標)EG−40):(平
均重合度2000、ケン化度86.5〜89.0モル
%) PVA(ゴーセノール(登録商標)NM−11):(平
均重合度1000〜1500、ケン化度99.0モル%
以上) トクシール(登録商標)GU−N:ホワイトカーボン 徳山曹達(株)製、平均粒子径0.01〜0.05μ
m、比重1.9〜2.1、屈折率1.4〜1.6 表1において、評価はつぎのようにして行なった。
【0024】各実施例においてえられた可剥離性皮膚保
護剤を、乾燥後の被膜の厚さがおおよそ30〜50μm
になるように4cm2 の範囲で手の甲にできるだけ均一
に塗布して、以下の方法により評価した。
【0025】乾燥性:塗布してから乾燥するまでの時間
を測定した。 1:0〜2分、2:2〜3分、3:3〜5分、4:5〜
10分 柔軟性:乾燥したのちの皮膚のツッパリ感の度合で判定
した。 A:ツッパリ感なし、B:ほとんどなし、C:かなりあ
り、D:著しくあり 密着性:乾燥したのちの皮膚への密着性の度合で判定し
た。 A:非常によい、B:よい、C:端面が少し剥離、D:
端面が剥離し、中央部分も一部剥離する 粘着性:乾燥したのちの粘着の有無を指触により判定し
た。 光沢防止性:乾燥したのちの光沢の度合を目視により判
定した。 A:非塗布面と同程度、B:非塗布面よりわずかに光沢
あり、C:非塗布面よりかなり光沢あり、D:著しく光
沢あり 剥離性:フィルム状で剥離できる度合により判定した。 A:非常に良好、B:良好、C:伸びながら剥離する、
D:切断して非常に剥離しづらい 剥離時の痛み:剥離時の痛みの度合により判定した。 A:なし、B:ほとんどなし、C:あり、D:著しくあ
り 比較例1〜4および6 表2に示したそれぞれの成分、配合量および製造条件を
採用したほかは実施例1と同様に操作し、それぞれの皮
膚保護剤をえた。評価を表2に示す。
【0026】比較例5 プルランPF−30(商品名、林原株式会社製、マルト
トリオースが規則正しくα−1,6結合した天然の中性
多糖類)11.6gを水(25℃)76.7g中に撹拌
しながら徐々に添加、分散させ、3時間かけて溶解させ
てプルラン水溶液をえた。つぎにこの水溶液に撹拌しな
がらグリセリン8.7gを徐々に添加、溶解させ、アエ
ロジル200 3gを徐々に添加し、充分分散させて皮
膚保護剤をえた。評価を表2に示す。
【0027】比較例7 特開昭63−220876号公報に記載されている実施
例(試料(A−4))に準じて行なった。すなわち、P
VA(ゴーセノール EG−40)6.6gおよびポリ
ビニルピロリドン(五協産業(株)製、PVP K−3
0、平均分子量40,000)8.3gを水(25℃)
83.1g中へ撹拌しながら徐々に添加、分散させ、3
0分かけて90℃まで昇温し、この温度を30分間保持
したのち25℃まで冷却し、蒸発した分の水を添加して
均一で透明な水溶液をえた。つぎにこの水溶液に撹拌し
ながらプロピレングリコール1.7gを添加、溶解さ
せ、タルク0.3gを徐々に添加し充分分散させて皮膚
保護剤をえた(粘度800cP(25℃))。評価を表
2に示す。
【0028】
【表2】
【0029】なお、表中の略号は以下のものを示す。
【0030】プルランPF−30(商品名):林原株式
会社製 タルクSWB(商品名):日本タルク(株)製、平均粒
子径1〜10μm、比重2.6〜2.8、屈折率1.5
〜1.6 また、評価方法は表1におけるのと同様の方法で行なっ
た。
【0031】
【発明の効果】表1〜2から明らかなように、本発明の
可剥離性皮膚保護剤は、従来の保護剤に比して皮膚に対
する密着性に優れ、ツッパリ感がほとんどなく柔軟性が
ある。また、光沢がほとんどないため、顔や手などの露
出部分に適用したばあいでも外観的に美観が保持でき、
違和感がない。さらに、使用後は剥離時の痛みもなく容
易にフィルム状で剥離できるため、洗浄の必要もない。
したがって、本発明の可剥離性皮膚保護剤は膚荒れ防止
剤、皮膚用保湿剤、創傷保護剤あるいはそれらの基剤な
どの用途に好適に使用されうるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被膜形成物質としてのポリビニルアルコ
    ール100重量部に対して、柔軟剤としての多価アルコ
    ール類およびエタノールアミン類からなる群より選ばれ
    た1種以上50〜180重量部および光沢防止剤として
    の非晶質ケイ酸30〜55重量部を配合せしめてなる可
    剥離性皮膚保護剤。
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