JPH07135883A - 粉体加水ミキサー - Google Patents
粉体加水ミキサーInfo
- Publication number
- JPH07135883A JPH07135883A JP31134693A JP31134693A JPH07135883A JP H07135883 A JPH07135883 A JP H07135883A JP 31134693 A JP31134693 A JP 31134693A JP 31134693 A JP31134693 A JP 31134693A JP H07135883 A JPH07135883 A JP H07135883A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- water
- supply port
- water supply
- screw blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加水ミキサーを構成する円筒状ケーシングの
内面に、粉体が付着しないように給水することを目的と
する。 【構成】 円筒状ケーシングに設けられる給水口を、シ
ャワーノズルにて形成したことを特徴としている。
内面に、粉体が付着しないように給水することを目的と
する。 【構成】 円筒状ケーシングに設けられる給水口を、シ
ャワーノズルにて形成したことを特徴としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、小麦粉，そば粉などの
粉体に水，カン水，食塩などの水を加えて混練し、そ
ば，麺類の生地を生成する、いわゆる、粉体加水ミキサ
ーに関する。
粉体に水，カン水，食塩などの水を加えて混練し、そ
ば，麺類の生地を生成する、いわゆる、粉体加水ミキサ
ーに関する。
【０００２】
【従来の技術】本発明との比較において好適な従来の粉
体加水ミキサーは、基端側に粉体供給口を、かつ、先端
側に加水粉体の取出し口を備えた横長円筒状ケーシング
に、上記粉体供給口に位置する部分に粉体送り用のスク
リュー翼を、かつ、該スクリュー翼より先方部分に撹拌
翼を所要間隔毎に突設した回転軸を軸架し、上記スクリ
ュー翼の送り終端部に臨む上部ケーシング部分に、給水
ポンプに連結した給水口を設けるようにしたものが知ら
れている。
体加水ミキサーは、基端側に粉体供給口を、かつ、先端
側に加水粉体の取出し口を備えた横長円筒状ケーシング
に、上記粉体供給口に位置する部分に粉体送り用のスク
リュー翼を、かつ、該スクリュー翼より先方部分に撹拌
翼を所要間隔毎に突設した回転軸を軸架し、上記スクリ
ュー翼の送り終端部に臨む上部ケーシング部分に、給水
ポンプに連結した給水口を設けるようにしたものが知ら
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来技術で述べた粉体
加水ミキサーは、撹拌翼部位に送り込まれた粉体に、給
水口からその断面積一杯（約６ミリ）の太い棒状の水を
そのまま加える方式なるため、水の質量と流速の遅さか
ら、どうしても水が粉体によって抵抗をうけ易くなり、
そのため水がケーシングの内面にはね飛ばされ、該内面
にはね飛ばされた水に粉体が接触するため粉体がケーシ
ングの内周面にペッタリと粘膜帯状に付着し、この付着
部を乗り越えられない付着部手前の粉体が引続き加えら
れる水によって団子状に塊まる現象を生じ、結果として
水を過剰に含んだ柔かい粉体部分とそうでない粉体部分
とが混在する不均一な練り加減となり、この練り加減は
また、粉体の送り時の抵抗による摩擦熱を生じ、グルテ
ンを充分生成させるための満足な混練が得られない原因
となっている。
加水ミキサーは、撹拌翼部位に送り込まれた粉体に、給
水口からその断面積一杯（約６ミリ）の太い棒状の水を
そのまま加える方式なるため、水の質量と流速の遅さか
ら、どうしても水が粉体によって抵抗をうけ易くなり、
そのため水がケーシングの内面にはね飛ばされ、該内面
にはね飛ばされた水に粉体が接触するため粉体がケーシ
ングの内周面にペッタリと粘膜帯状に付着し、この付着
部を乗り越えられない付着部手前の粉体が引続き加えら
れる水によって団子状に塊まる現象を生じ、結果として
水を過剰に含んだ柔かい粉体部分とそうでない粉体部分
とが混在する不均一な練り加減となり、この練り加減は
また、粉体の送り時の抵抗による摩擦熱を生じ、グルテ
ンを充分生成させるための満足な混練が得られない原因
となっている。
【０００４】そこで本発明は、給水口から細い線状の水
を加えることによって水がケーシング内面にはね飛ばさ
れないようにし、それによりケーシング内面への粉体の
付着を防がせて安定した均一な混練を促すことを目的と
するものである。
を加えることによって水がケーシング内面にはね飛ばさ
れないようにし、それによりケーシング内面への粉体の
付着を防がせて安定した均一な混練を促すことを目的と
するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、基端側上部に粉体供給口を、かつ、先端側
下部に加水粉体の取出し口を備えた横長円筒状ケーシン
グに、上記粉体供給口に位置する部位に粉体送り用スク
リュー翼を、かつ、該スクリュー翼より先方部分に撹拌
翼を所要間隔毎に突設した回転軸を軸架し、上記スクリ
ュー翼の送り終端部位に臨む上部ケーシング部分に給水
ポンプに連結した給水口を設ける形式の粉体加水ミキサ
ーにおいて、上記給水口が水噴射用微孔を備えたシャワ
ーノズルにて形成されていることを要旨とするものであ
る。
の本発明は、基端側上部に粉体供給口を、かつ、先端側
下部に加水粉体の取出し口を備えた横長円筒状ケーシン
グに、上記粉体供給口に位置する部位に粉体送り用スク
リュー翼を、かつ、該スクリュー翼より先方部分に撹拌
翼を所要間隔毎に突設した回転軸を軸架し、上記スクリ
ュー翼の送り終端部位に臨む上部ケーシング部分に給水
ポンプに連結した給水口を設ける形式の粉体加水ミキサ
ーにおいて、上記給水口が水噴射用微孔を備えたシャワ
ーノズルにて形成されていることを要旨とするものであ
る。
【０００６】
【実施例】１は横長円筒状のケーシングで、このケーシ
ングの基端側の上部に粉体供給口２が、かつ、先端側の
下部に加水粉体の取出し口３が設けられている。上記ケ
ーシング１内には回転軸４が軸架され、この回転軸４の
上記粉体供給口２に臨む軸部分には粉体送り用のスクリ
ュー翼５が、かつ、該スクリュー翼５の先方側の軸部分
には撹拌翼６が所要間隔毎に突設され、また、回転軸４
の一側軸端はケーシング外に突出し、この突出軸部に駆
動手段７が連結される。また、上記スクリュー翼５の送
り終端部位に臨む上部ケーシング部分は図示せざる給水
ポンプに連結した給水口８が設けられ、この給水口８に
シャワーノズル９が取付けられる。
ングの基端側の上部に粉体供給口２が、かつ、先端側の
下部に加水粉体の取出し口３が設けられている。上記ケ
ーシング１内には回転軸４が軸架され、この回転軸４の
上記粉体供給口２に臨む軸部分には粉体送り用のスクリ
ュー翼５が、かつ、該スクリュー翼５の先方側の軸部分
には撹拌翼６が所要間隔毎に突設され、また、回転軸４
の一側軸端はケーシング外に突出し、この突出軸部に駆
動手段７が連結される。また、上記スクリュー翼５の送
り終端部位に臨む上部ケーシング部分は図示せざる給水
ポンプに連結した給水口８が設けられ、この給水口８に
シャワーノズル９が取付けられる。
【０００７】上記シャワーノズル９は、外径が約６ミリ
の肉薄プレート１０と、該プレートに均等間隔ごとに設
けた６ケの水噴射用の微孔１０と、上記プレート上に臨
ませた水溜室１２を有するスリーブ１３と、該スリーブ
に締付ナット１４を介して連結されたホース１５とでな
り、このホースに前述した図示しない給水ポンプが連結
されるものである。
の肉薄プレート１０と、該プレートに均等間隔ごとに設
けた６ケの水噴射用の微孔１０と、上記プレート上に臨
ませた水溜室１２を有するスリーブ１３と、該スリーブ
に締付ナット１４を介して連結されたホース１５とでな
り、このホースに前述した図示しない給水ポンプが連結
されるものである。
【０００８】
【作用】粉体供給口２には、粉体がバイブレーションの
かけられた状態で供給され、この供給された粉体は高速
回転するスクリュー翼５位置に落下すると共に撹拌翼６
に受取られ、一方給水口８からはシャワーノズル９の各
微孔１０を通じて水が細い線状で高速噴射されるので、
水はケーシング内面にはね飛ばされることなく粉体にそ
のまま取り込まれ、従って粉体はケーシングの内面に付
着することなく撹拌され、取出口３から均一に混練され
たそぼろ状の加水粉体として取り出されるものである。
かけられた状態で供給され、この供給された粉体は高速
回転するスクリュー翼５位置に落下すると共に撹拌翼６
に受取られ、一方給水口８からはシャワーノズル９の各
微孔１０を通じて水が細い線状で高速噴射されるので、
水はケーシング内面にはね飛ばされることなく粉体にそ
のまま取り込まれ、従って粉体はケーシングの内面に付
着することなく撹拌され、取出口３から均一に混練され
たそぼろ状の加水粉体として取り出されるものである。
【０００９】なお、上記実施例において、回転軸４の両
端は、軸受部１６によって軸承しているので、潤滑油分
が軸受部１６のスキ間を通じてケーシング内の粉体に混
入する憂があることから、本例では回転軸４の軸端部
に、軸受部のスキ間に対向する油分の侵入防止板１７を
固定した例を示している。尚、上記侵入防止板１７は、
本例では回転軸４の両端に設けた例を示しているが取出
し側だけでもよい。
端は、軸受部１６によって軸承しているので、潤滑油分
が軸受部１６のスキ間を通じてケーシング内の粉体に混
入する憂があることから、本例では回転軸４の軸端部
に、軸受部のスキ間に対向する油分の侵入防止板１７を
固定した例を示している。尚、上記侵入防止板１７は、
本例では回転軸４の両端に設けた例を示しているが取出
し側だけでもよい。
【００１０】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、次の効果
が得られる。 （ａ）給水ポンプに連結したケーシングの給水口を、水
噴射用微孔を備えたシャワーノズルにて形成したので、
水は微孔を通じ細い線状をなして高速噴射され、それに
よって水を直接粉体に取り込ませることができる。つま
り、水が従来のようにケーシングの内面に粉体によって
はね飛ばされることがないので、粉体が団子状に塊まる
現象はなくなり、均一な練り加減の加水粉体を得ること
ができる。 （ｂ）併せてケーシング内を移動する粉体に摩擦熱を発
生させることがなくなり、グルテン生成の有効化を計り
得る。
が得られる。 （ａ）給水ポンプに連結したケーシングの給水口を、水
噴射用微孔を備えたシャワーノズルにて形成したので、
水は微孔を通じ細い線状をなして高速噴射され、それに
よって水を直接粉体に取り込ませることができる。つま
り、水が従来のようにケーシングの内面に粉体によって
はね飛ばされることがないので、粉体が団子状に塊まる
現象はなくなり、均一な練り加減の加水粉体を得ること
ができる。 （ｂ）併せてケーシング内を移動する粉体に摩擦熱を発
生させることがなくなり、グルテン生成の有効化を計り
得る。
【図１】粉体加水ミキサーの縦断正面図である。
【図２】シャワーノズル部の縦断正面図である。
１ ケーシング ２ 粉体供給口 ４ 回転軸 ５ スクリュー翼 ６ 撹拌翼 ８ 給水口 ９ シャワーノズル １０ 噴射用微孔
Claims (1)
- 【請求項１】 基端側上部に粉体供給口を、かつ、先端
側下部に加水粉体の取出し口を備えた横長円筒状ケーシ
ングに、上記粉体供給口に位置する部位に粉体送り用ス
クリュー翼を、かつ、該スクリュー翼より先方部分に撹
拌翼を所要間隔毎に突設した回転軸を軸架し、上記スク
リュー翼の送り終端部位に臨む上部ケーシング部分に給
水ポンプに連結した給水口を設ける形式の粉体加水ミキ
サーにおいて、上記給水口が水噴射用微孔を備えたシャ
ワーノズルにて形成されていることを特徴とする粉体加
水ミキサー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31134693A JPH07135883A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 粉体加水ミキサー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31134693A JPH07135883A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 粉体加水ミキサー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07135883A true JPH07135883A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=18016046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31134693A Pending JPH07135883A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 粉体加水ミキサー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07135883A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001084939A1 (de) * | 2000-05-12 | 2001-11-15 | Ismar Maschinen Gmbh | Verfahren und vorrichtung zum schonenden austragen von viskoplastischen und viskoelastischen stoffgemischen aus einem knettrog |
| KR100664909B1 (ko) * | 2005-02-23 | 2007-01-09 | 이강석 | 분입체 정량 스크류 피더 |
| JP2009261369A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-12 | Nisshin Foods Kk | 長期保存用生麺類の製造方法 |
| CN105594783A (zh) * | 2016-03-28 | 2016-05-25 | 河南万杰智能科技股份有限公司 | 一种小型鲜面条制售机的和面及输送装置 |
| CN105594779A (zh) * | 2016-03-28 | 2016-05-25 | 河南万杰智能科技股份有限公司 | 一种小型鲜面条制售机的和面及输送装置混合器外筒 |
-
1993
- 1993-11-17 JP JP31134693A patent/JPH07135883A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001084939A1 (de) * | 2000-05-12 | 2001-11-15 | Ismar Maschinen Gmbh | Verfahren und vorrichtung zum schonenden austragen von viskoplastischen und viskoelastischen stoffgemischen aus einem knettrog |
| KR100664909B1 (ko) * | 2005-02-23 | 2007-01-09 | 이강석 | 분입체 정량 스크류 피더 |
| JP2009261369A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-12 | Nisshin Foods Kk | 長期保存用生麺類の製造方法 |
| CN105594783A (zh) * | 2016-03-28 | 2016-05-25 | 河南万杰智能科技股份有限公司 | 一种小型鲜面条制售机的和面及输送装置 |
| CN105594779A (zh) * | 2016-03-28 | 2016-05-25 | 河南万杰智能科技股份有限公司 | 一种小型鲜面条制售机的和面及输送装置混合器外筒 |
| CN105594783B (zh) * | 2016-03-28 | 2017-05-10 | 河南万杰智能科技股份有限公司 | 一种小型鲜面条制售机 |
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