JPH07134178A - レーザ光を用いた車載用距離測定装置 - Google Patents

レーザ光を用いた車載用距離測定装置

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JPH07134178A
JPH07134178A JP5282937A JP28293793A JPH07134178A JP H07134178 A JPH07134178 A JP H07134178A JP 5282937 A JP5282937 A JP 5282937A JP 28293793 A JP28293793 A JP 28293793A JP H07134178 A JPH07134178 A JP H07134178A
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JP
Japan
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light
laser beam
vehicle
measuring device
distance measuring
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JP5282937A
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English (en)
Inventor
Masato Yoshida
眞人 吉田
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Publication of JPH07134178A publication Critical patent/JPH07134178A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 状況に応じてレーザ光の発光パワーを制御こ
とによって適切な測定を行ない、かつ人体への悪影響を
回避することができ、しかも発光部の劣化を抑えること
ができるレーザ光を用いた車載用距離測定装置の提供を
目的とする。 【構成】 近年、レーザ光を発し、測定対象からの反射
光を受光するまでの遅延時間に基づいて、測定対象まで
の距離を測定する車載用距離測定装置が提案されてい
る。このレーザ光の発光に関し、図1Aに示すように、
測定対象との距離や自車の走行速度等に基づいて、発光
パワーを制御する(図2B)。これによって、レーザ光
の人体に対する悪影響等を回避することができる。ま
た、レーザ光の照射範囲を拡大し、レーザ光のエネルギ
ー密度を低滅させることもできる。さらに、レーザ光の
照射範囲に可視光を照射したり、照射範囲を選択的に限
定して目などへの悪影響を回避することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光を用いた車載
用距離測定装置に関し、特にレーザ光が人体に与える悪
影響を防止する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の前方を走行する他車や、
障害物を検出する車載用距離測定装置が提案されてい
る。この距離測定装置は、前方に位置する他車や障害物
との距離を測定し、例えばこの測定距離が短くなった場
合、追突の危険があるとして警報音等を発する。
【0003】図10に示す自動車100には距離測定装
置が搭載されており、この距離測定装置の発光部H1か
らレーザ光L1が発光される。このレーザ光L1は矢印
90方向に走査され、前方を走行する測定対象車101
に照射される。レーザ光L1は測定対象車101の後部
に設けられたリフレクタで反射し、この反射光が自動車
100に搭載してある距離測定装置の受光部(図示せ
ず)で受光される。距離測定装置は、レーザ光L1の発
光から受光までの遅延時間に基づいて測定対象車101
との距離を算出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の車載用距離測定
装置には、次のような問題があった。自動車100から
のレーザ光L1は、常時、一定のエネルギー密度で発光
されている。ここで、エネルギー密度とは、単位時間あ
たり、単位面積に供給されるエネルギー量をいう。この
エネルギー密度は、十分な測定距離を確保するため、あ
る程度高く設定する必要がある。
【0005】ところが、エネルギー密度が高すぎると、
例えば発光部H1の保護ガラスに付着した水滴や汚れ、
雨滴などを検出してしまうことがある。逆に、エネルギ
ー密度を低く設定すると十分な測定距離を確保すること
ができない。このように、従来の車載用距離測定装置で
は、レーザ光が常時、一定のエネルギー密度で発光され
ているため、適切な測定ができないという問題があっ
た。
【0006】またレーザ光は、光量や照射時間によっ
て、目や皮膚など人体に対し悪影響を及ぼすことがあ
る。自動車100からのレーザ光L1が、測定対象車1
01のバックミラーで反射し、測定対象車101の乗員
や歩行者の目など、人体に害を与えるという問題もあ
る。特に、自動車100と測定対象との距離が短い場合
や、測定対象へのレーザ光L1の照射時間が長い場合
は、その危険性が高い。さらに、レーザ光L1のエネル
ギー密度が一定のレベルであるので、レーザダイオード
の劣化が激しく、製品寿命が短くなる。
【0007】なお、自動車の走行速度が一定の基準、例
えば時速30kmを下回った場合、レーザ光L1の発光
を停止するものがある。これは車間距離に基づいて発せ
られる警報音の頻度が増し、慣れによって警報音に対す
る注意力が低下するのを防止することを目的としてい
る。このような装置では、走行速度が基準速度を下回っ
たときレーザ光が停止されるため、常時、発光すること
によって生じる上記各問題点は軽減される。
【0008】しかし、走行速度が基準速度を越えた場合
は、やはり一定のエネルギー密度のレーザ光が発光され
ることになり、上記問題点が十分に解決されたとはいえ
ない。また、この装置では、レーザ光の停止にともなっ
て、同時に警報音の発生も停止することになり、この
点、不都合が生じる。
【0009】そこで本発明は、状況に応じてレーザ光の
エネルギー密度を制御ことによって適切な測定を行な
い、かつ人体への悪影響を回避することができ、しかも
発光部の劣化を抑えることができるレーザ光を用いた車
載用距離測定装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1のレーザ光を用
いた車載用距離測定装置は、測定対象に向けてレーザ光
を発する発光部、測定対象からのレーザ光の反射光を受
光し、受光信号を出力する受光部、受光部からの受光信
号に基づいて測定対象との間の距離を測定し出力する距
離測定部、を備えたレーザ光を用いた車載用距離測定装
置において、自車の走行速度を検出し出力する自車走行
速度検出部、または自車と測定対象との相対速度を検出
し出力する相対速度検出部、前記距離測定部が出力する
距離と前記自車走行速度検出部が出力する自車の走行速
度、または前記距離測定部が出力する距離と前記相対速
度検出部が出力する相対速度とに基づき、前記距離また
は検出した前記速度の減少に応じて、発光部からのレー
ザ光のエネルギー密度を低減させる制御部、を備えたこ
とを特徴としている。
【0011】請求項2のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置は、請求項1のレーザ光を用いた車載用距離測定
装置において、制御部は、レーザ光の発光パワーを抑制
することによって、エネルギー密度を低減させる、こと
を特徴としている。
【0012】請求項3のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置は、請求項1のレーザ光を用いた車載用距離測定
装置において、制御部は、レーザ光の発光を時間的に制
御することによって、エネルギー密度を低減させる、こ
とを特徴としている。
【0013】請求項4のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置は、請求項1のレーザ光を用いた車載用距離測定
装置において、制御部は、レーザ光の照射範囲を空間的
に拡大することによって、エネルギー密度を低減させ
る、ことを特徴としている。
【0014】請求項5のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置は、測定対象に向けてレーザ光を発する発光部、
を備えたレーザ光を用いた車載用距離測定装置におい
て、レーザ光の照射範囲に対し、同時に可視光を照射す
る、ことを特徴としている。
【0015】請求項6のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置は、測定対象に向けてレーザ光を発する発光部、
を備えたレーザ光を用いた車載用距離測定装置におい
て、レーザ光を部分的に遮断することによって照射範囲
を限定する遮光部を備えており、遮光部は、レーザ光に
対して自在に遮断、開放することができる、ことを特徴
としている。
【0016】
【作用】請求項1のレーザ光を用いた車載用距離測定装
置においては、自車の走行速度を検出し出力する自車走
行速度検出部、または自車と測定対象との相対速度を検
出し出力する相対速度検出部が設けられている。そし
て、制御部は、距離測定部が出力する距離と、自車走行
速度検出部が出力する自車の走行速度、または距離測定
部が出力する距離と、相対速度検出部が出力する相対速
度とに基づき、距離または検出した速度の減少に応じ
て、発光部からのレーザ光のエネルギー密度を低減させ
る。
【0017】したがって、測定対象との間の距離と自車
の走行速度、または測定対象との間の距離と自車と測定
対象との相対速度を把握し、測定対象に対してレーザ光
による悪影響が生じるおそれがある場合、レーザ光のエ
ネルギー密度を低減させ、レーザ光による悪影響状態を
回避することができる。
【0018】請求項2のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置においては、制御部は、レーザ光の発光パワーを
抑制することによって、エネルギー密度を低減させる。
したがって、発光部の劣化をより確実に抑えることがで
きる。
【0019】請求項3のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置においては、制御部は、レーザ光の発光を時間的
に制御することによって、エネルギー密度を低減させ
る。したがって、発光部の劣化をより確実に抑えること
ができる。
【0020】請求項4のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置においては、制御部は、レーザ光の照射範囲を空
間的に拡大することによって、エネルギー密度を低減さ
せる。したがって、例えば発光部における光学系を制御
することによって、レーザ光のエネルギー密度を容易に
低滅させることができる。
【0021】請求項5のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置においては、レーザ光の照射範囲に対し、同時に
可視光を照射する。したがって、レーザ光の照射を受け
た場合、可視光によって光を視覚的に認識することがで
きる。
【0022】請求項6のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置においては、レーザ光を部分的に遮断することに
よって照射範囲を限定する遮光部を備えており、この遮
光部は、レーザ光に対して自在に遮断、開放することが
できる。したがって、レーザ光の照射範囲を任意に限定
することが可能になる。
【0023】
【実施例】レーザ光を用いた車載用距離測定装置は、前
方の他車や歩行者、障害物などの測定対象に向けてレー
ザ光を照射し、その反射光を受光して測定対象との距離
を測定する。そして、この測定対象との距離に基づき、
例えば前方他車に対して一定車間距離を維持する追従自
動運転や、測定対象との追突の危険を報知する警報発生
などを行なう。本発明に係るレーザ光を用いた車載用距
離測定装置の各実施例を図面に基づいて以下に説明す
る。なお以下の実施例では、測定対象との距離に基づい
て警報を発生する装置を例に掲げている。
【0024】[第1の実施例]まず、図1に第1の実施
例における距離測定装置のブロック図を示す。この実施
例では、測定対象までの距離と、自車の走行速度などに
基づいてレーザ光の発光パワーを切り替えるようになっ
ている。図1に示すように、制御部2は発光制御装置4
を通じてレーザダイオード10の発光を制御する。発光
制御装置4、レーザダイオード10が本発明における発
光部である。
【0025】発光制御装置4内には、LD駆動部42、
発光パワー切り替え制御部8、発光オン/オフ制御部6
が設けられている。LD駆動部42には、発光パワー切
り替え制御部8、発光オン/オフ制御部6から信号が与
えられており、この信号にしたがってLD駆動部42は
レーザダイオード10に発光信号を出力する。そして、
レーザダイオード10はこの発光信号に基づいてレーザ
光を発している。
【0026】発光パワー切り替え制御部8には、制御部
2から発光パワー切り替え信号が与えられている。発光
パワー切り替え制御部8はこの信号にしたがって発光信
号を出力し、レーザダイオード10からのレーザ光の発
光パワーが切り替えられる。また、発光制御装置4内の
発光オン/オフ制御部6には、制御部2からオン/オフ
信号が与えられ、発光オン/オフ制御部6はオフの指令
を受けた場合、LD駆動部42を制御してレーザ光の発
光を停止させる。
【0027】レーザダイオード10からのレーザ光は、
拡散レンズ20を透過して測定対象に照射される。そし
て、レーザ光は測定対象に反射し、この反射光が集光レ
ンズ62で集光されてフォトダイオード12に受光さ
れ、受光信号が出力される。フォトダイオード12が出
力した受光信号は、増幅器40で増幅され、制御部2に
取り込まれる。受光装置12内には受光感度切り替え制
御部16も設けられている。受光感度切り替え制御部1
6は、制御部2からの受光感度切り替え信号を受けて増
幅器40の増幅率を変化させ、レーザ光の受光感度を切
り替える。
【0028】制御部2は、レーザ光の発光から反射光の
受光までの遅延時間に基づいて測定対象までの距離を測
定する。そして、測定対象までの距離が所定の距離より
も短くなった場合、追突の危険があると判断し、警報信
号を出力して警報器30から警報音を発生させ、運転者
の注意を喚起する。
【0029】また、制御部2には自車走行速度検出部で
ある走行速度検出部32から走行速度信号が与えられて
いる。制御部2はこの走行速度と、測定対象との距離に
基づいてレーザ光の発光パワーや受光装置14における
受光感度を調整する。この調整の具体的な内容を図2に
示す。図2Aは、測定対象との距離と走行速度とに応じ
た、レーザ光の制御の内容である。この図2Aに示すよ
うに、走行速度が20km/h以下であれば、測定対象
との距離にかかわらず、制御部2はオン/オフ信号によ
って発光オン/オフ制御部6に指令を与え(図1参
照)、レーザ光の発光をOFFにする。
【0030】走行速度が上がり、レーザ光がONになっ
た場合、図2Aに示す例では、ONとONの2種類
の切り替え制御が行なわれるようになっている。ON
は図2Bに示すように、発光パワーを1Wとし、受光感
度を高くする制御であり、また、ONは、発光パワー
を16Wとして、受光感度を低くする制御である。図3
はレーザ光の発光パワーを示す図であり、横軸は時間軸
である。図3AはONの発光パワー16W、図3Bは
ONの発光パワー1Wである。
【0031】また、この測定装置の受光感度は、図4の
受光感度カーブM1に示すように、レーザ光の発光から
受光までの時間、すなわち測定対象との距離に応じて変
化するようになっている。そして、ONで受光感度を
高くする場合は、この受光感度カーブをM2に設定し、
ONで受光感度を低くする場合は受光感度カーブをM
3に設定する。
【0032】図2Aに示すように、本実施例において
は、走行速度20km/h、30km/h、40km/
h、また測定対象との距離15m、20mで発光パワー
制御のための境界が設定されている。そして本実施例で
は、境界付近で生じるチャタリングを防止するため、ヒ
ステリシス特性を持たせている。
【0033】すなわち、図2Aにおいて例えば測定ポイ
ントが範囲R1に属する場合、レーザ光はOFF状態で
あり、この状態から走行速度が上がって、測定ポイント
が範囲R2に移行したとしても、ヒステリシス特性にし
たがってレーザ光はOFFのままである。そして、走行
速度が30km/hを越え、測定ポイントが範囲R3に
移行した時点でONでレーザ光が発光し、受光感度が
制御される。
【0034】ここで、走行速度30km/hの境界付近
で速度が変化を繰り返しても、ヒステリシス特性を有し
ているため、ONの状態が維持され、チャタリングが
生じることはない。
【0035】また、測定対象との距離の境界について
も、チャタリングが生じないようにヒステリシス特性を
持たせている。このため、例えば範囲R3とR4との境
界付近で距離が変化を繰り返しても、発光パワー、受光
感度の安定が維持されるようになっている。同様に、範
囲R2とR4との境界についてもチャタリングが生じる
ことはない。
【0036】以上のように、ONからONへの切り
替えは、「20m以内に測定対象がなく」かつ「走行速
度40km/h以上である」という2つの条件が同時に
成立した場合に行なわれる。また、逆にONからON
への切り替えは、「15m以内に測定対象がある」ま
たは「走行速度30km/h以下である」という条件の
いずれか一方が成立した場合に行なわれる。なおこれら
の条件は、一定の時間、例えば1秒間継続した場合にの
み成立したものとしてもよい。
【0037】測定対象との距離が短い場合、照射してい
るレーザ光が目などの人体に与える悪影響が大きいた
め、レーザ光の発光パワーを低くし、レーザ光のエネル
ギー密度を低減させている。また、走行速度が速い場合
は、例えばレーザ光の照射を受けている歩行者や、前方
を走行する他車を短時間で通過することができ、人体へ
の照射時間も短くなる。このため、レーザ光の発光パワ
ーを高くすることができる。これに対して、走行速度が
遅い場合は、逆に人体への照射時間が長くなり、悪影響
が及ぶと考えられるので、同様にレーザ光の発光パワー
を低くし、レーザ光のエネルギー密度を低減させてい
る。
【0038】このように測定対象との距離、走行速度の
減少に応じて発光パワーを低くしている。また、測定対
象との距離や走行速度等の状況に応じてレーザ光の発光
パワーを低滅させるため、適切な測定が可能になり、し
かも発光部の劣化を抑えることができる。
【0039】なお、発光パワーが高いときに受光感度も
高いままであると、例えば雨滴からの反射光なども受光
してしまい、誤検出のおそれがある。このため、ON
で発光パワーを高くするときは、上述のように受光感度
を低く設定する。逆にONで発光パターンを低くする
ときは、誤検出等の不都合が生じないため、受光感度を
高くすることができる。
【0040】図2Aの例では、レーザ光をONにした場
合、ONとONの2種類に切り替えて制御している
が、この切り替え時に、ON、ON(図2B)の制
御を加味し、段階的に切り替えるようにしてもよい。す
なわち、ONからONに切り替える際、ON、O
N、ON、ONの順に切り替え、逆にONから
ONに切り替える際、ON、ON、ON、ON
の順に切り替えることもできる。このように発光パワ
ー、受光感度を段階的に切り替えることによって、検出
データの急激な変化を回避することができる。
【0041】また、図2Aに示す切り替え制御のための
境界値を細分し、それぞれにOFF、ON、ON、
ON、ONを付与して、さらに多段階の切り替え制
御を行なってもよい。なお上記実施例では、制御部2は
走行速度検出部32から走行速度信号を取り込んで制御
している(図1参照)。しかし、走行速度の代りに、測
定対象との相対速度を用いて制御を行なうこともでき
る。測定対象との相対速度は、測定対象との距離を2回
以上計測すれば求めることができる。走行速度の代りに
測定対象との相対速度を用いた場合、制御部2は走行速
度検出部32から走行速度信号を取り込む必要がなくな
る。
【0042】[第2の実施例]次に第2の実施例を説明
する。上記第1の実施例では、発光パワーを切り替える
ことによってレーザ光のエネルギー密度を低減させた
が、本実施例においては、レーザ光の発光を時間的に制
御することによってエネルギー密度を低減させる。例え
ば、図3Aのレーザ光を基準とした場合、これに対して
図3Cに示すように発光パルスの発光周期を広げ、全体
としてレーザ光のエネルギー密度を低減させる。また、
図3Dに示すように発光パルス自体のON時間を短くし
てレーザ光のエネルギー密度を低減させてもよい。な
お、レーザ光の発光を時間的に制御することができるも
のであれば、他の方法を採用してもよい。
【0043】[第3の実施例]続いて、本発明に係るレ
ーザ光を用いた車載用距離測定装置の第3の実施例を図
5、図6に基づいて説明する。この実施例においては、
レーザ光の照射範囲を空間的に拡大することによって、
エネルギー密度を低減させる。レーザ光の照射範囲が拡
大されれば、特定範囲におけるエネルギー密度は低減す
ることになり、この特定範囲内での人体への悪影響を回
避することができる。
【0044】図5は本実施例における距離測定装置のブ
ロック図である。制御部2は、第1の実施例と同様に、
発光制御装置4内の発光オン/オフ制御部6に対し、オ
ン/オフ信号を与え、発光オン/オフ制御部6はこの信
号にしたがってLD駆動部42を制御する。そして、L
D駆動部42は、発光オン/オフ制御部6からの指令に
したがってレーザダイオード10に発光信号を出力し、
レーザ光の発光または停止を制御する。
【0045】本実施例においては、制御部2はレンズ移
動信号を出力しており、拡散レンズ20を移動させる。
この実施例においては、拡散レンズ20としてコリメー
トレンズを用いている。図6Aに示すように、拡散レン
ズ20は保持バー21に保持されており、レンズ移動信
号に応じて矢印91、92方向に、レーザ光の光路L2
上を移動するようになっている。この拡散レンズ20の
移動にしたがってレーザ光の照射範囲が拡大する。例え
ば、図6Bに示すように拡散レンズ20を矢印92方向
に移動させた場合、レーザ光の照射範囲はL3からL4
に拡大され、特定範囲におけるエネルギー密度は低減す
る。
【0046】また、レーザ光の照射範囲を空間的に拡大
する他の実施例として、フレネルレンズを用いてもよ
い。このフレネルレンズは温度によって膨張又は収縮す
るため、レンズに与える温度を制御することによって、
レンズの焦点位置を変化させ、レーザ光の照射範囲の空
間的な拡大を自在に調整することができる。なお、レー
ザ光の照射範囲を拡大することができるものであれば、
他の機構を用いてもよい。
【0047】[第4の実施例]次に、本発明に係るレー
ザ光を用いた車載用距離測定装置の第4の実施例を図7
に基づいて説明する。レーザ光が人体に対して照射され
た場合、特に目に対して悪影響がおよぶおそれが高い。
例えば、前方を走行する他車に対してレーザ光を照射し
た場合、レーザ光がバックミラーに反射して乗員の目に
悪影響が及ぶ。このため、本実施例ではレーザ光の照射
範囲に、同時にLEDの照射光を照射する。このように
可視光を同時に照射することによって、レーザ光の照射
を受けた場合、この照射を視覚的に認識することがで
き、レーザ光から目をそらすようになる。したがって、
長時間、レーザ光を目視することはなく、人体、特に目
に対する悪影響を回避することができる。
【0048】図7は本実施例における測定装置のブロッ
ク図である。発光制御装置4は、LD駆動部42、発光
オン/オフ制御部6の他に、LED駆動部43、LED
制御部25を備えている。LED制御部25には、制御
部2からLED制御信号が与えられており、LED制御
部25はこの信号に基づいてLED駆動部43に指令を
与える。そして、LED駆動部43は、LED制御部2
5からの指令にしたがってLED26を発光させ、この
LED照射光はレンズ66を透過して照射される。
【0049】制御部2は、少なくともレーザダイオード
10からレーザ光が照射されている間、レーザ光の照射
範囲にLED26も同時に照射させる。こうして、人体
に対する悪影響を回避する。なお、可視光を発するもの
であれば、LED以外のものを用いてもよい。
【0050】[第5の実施例]図8、図9に第5の実施
例を掲げる。図8Aは、レーザダイオード10から照射
されるレーザ光の照射範囲L2の正面図である。レーザ
光は図に示すように縦長形状に照射され、矢印90方向
に走査されている(図10参照)。レーザ光の反射光
は、例えば図に示す測定対象車のリフレクタ50で反射
して生じるものであるため、人体に悪影響を及ぼすおそ
れのあるバックミラー51等には照射しないほうが望ま
しい。
【0051】このため本実施例では、レーザ光の照射範
囲L2を遮光部としての遮光板F1、F2、F3で部分
的に遮断し、照射範囲L2を限定する。図8Bに示すよ
うに遮光板F1、F2、F3は、それぞれソレノイドN
1、N2、N3に接続されており、自在に矢印95、9
6方向に移動し、レーザ光の照射を遮断、開放すること
ができるようになっている。各ソレノイドは制御部2
(図1、図5、図7参照)からの信号に応じて駆動す
る。なお、これらの遮光板はレーザダイオード10近傍
に設けられている。
【0052】照射範囲L2中のどの位置にリフレクタが
あるかを認識するため、本実施例では、各遮光板F1、
F2、F3を順次、開放し、反射光の有無を判別してい
る。この処理のフローチャートを図9に示す。まず、遮
光板F1、F2、F3を全て開放した状態でレーザ光を
1走査し、反射光の有無を判別する(ステップS2、S
4)。そして、反射光を受光した場合は、リフレクタの
位置を認識するために、各遮光板F1、F2、F3を順
次、選択的に開放し測定動作を実行しながら、反射光の
有無を判別する(ステップS6、S8、S10、S1
2、S14)。
【0053】こうしてレーザ光の照射範囲L2を、反射
光を取り込むために必要な範囲に限定し、人体に対する
悪影響を回避する。なお、遮光板を2つ、または4つ以
上設けて照射範囲を限定してもよい。さらに、遮光部と
して本実施例で示した遮光板以外を用いることもでき
る。
【0054】[その他の実施例]なお、上記各実施例を
任意に組み合わせることもできる。例えば、第1の実施
例、第2の実施例、第3の実施例を組み合わせて実施し
てもよい。また、これらの実施例に対し、レーザ光の照
射範囲に同時に可視光を照射する第4の実施例を適用す
ることもでき、レーザ光の照射範囲を遮断して限定する
第5の実施例を適用することもできる。
【0055】
【発明の効果】請求項1のレーザ光を用いた車載用距離
測定装置においては、自車の走行速度を検出し出力する
自車走行速度検出部、または自車と測定対象との相対速
度を検出し出力する相対速度検出部が設けられている。
そして、制御部は、距離測定部が出力する距離と、自車
走行速度検出部が出力する自車の走行速度、または距離
測定部が出力する距離と、相対速度検出部が出力する相
対速度とに基づき、距離または検出した速度の減少に応
じて、発光部からのレーザ光のエネルギー密度を低減さ
せる。
【0056】すなわち、測定対象との間の距離と自車の
走行速度、または測定対象との間の距離と自車と測定対
象との相対速度を把握し、測定対象に対してレーザ光に
よる悪影響が生じるおそれがある場合、レーザ光のエネ
ルギー密度を低減させ、レーザ光による悪影響状態を回
避することができる。
【0057】したがって、距離や走行速度等の状況に応
じてレーザ光のエネルギー密度を制御することができ
る。例えば測定対象との距離が長い場合や、走行速度が
速い場合は、レーザ光のエネルギー密度を高める等の制
御を行ない、適切な測定を行なうことが可能になる。ま
た、測定対象に対してレーザ光による悪影響が生じるお
それがある場合、レーザ光のエネルギー密度を低減させ
ため、人体への悪影響を回避することができる。さら
に、常時、高いエネルギー密度でレーザ光を発光するの
ではないため、発光部の劣化を抑えることができる。
【0058】請求項2のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置においては、制御部は、レーザ光の発光パワーを
抑制することによって、エネルギー密度を低減させる。
したがって、発光部の劣化をより確実に抑えることがで
きる。
【0059】請求項3のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置は、制御部は、レーザ光のエネルギー密度を時間
的に低減させる。したがって、発光部の劣化をより確実
に抑えることができる。
【0060】請求項4のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置は、制御部は、レーザ光の照射範囲を空間的に拡
大することによって、エネルギー密度を低減させる。し
たがって、例えば発光部における光学系を制御すること
によって、レーザ光のエネルギー密度を容易に低滅させ
ることができる。
【0061】請求項5のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置は、レーザ光の照射範囲に対し、同時に可視光を
照射する。すなわち、レーザ光の照射を受けた場合、可
視光によって光を視覚的に認識することができる。した
がって、長時間、レーザ光を目視することはなく、人
体、特に目に対する悪影響を回避することができる。
【0062】請求項6のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置は、レーザ光を部分的に遮断することによって照
射範囲を限定する遮光部を備えており、この遮光部は、
レーザ光に対して自在に遮断、開放することができる。
すなわち、レーザ光の照射範囲を任意に限定することが
可能になる。したがって、例えば人体に対するレーザ光
の照射部分を遮断し、人体への悪影響を回避することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーザ光を用いた車載用距離測定
装置の第1の実施例を示すブロック図である。
【図2】図2Aは測定対象との距離と走行速度とに応じ
た、レーザ光の制御の内容を示す図、図2Bは図2A中
のON、ON、ON、ONの発光パワーと受光
感度の内容を示す図である。
【図3】レーザ光の発光パワー、発光パルスを示す図で
ある。
【図4】図1の車載用距離測定装置における受光感度の
受光感度カーブを示す図である。
【図5】本発明に係るレーザ光を用いた車載用距離測定
装置の第2の実施例を示すブロック図である。
【図6】図2で示すレンズの移動およびレーザ光の照射
範囲の拡大を示す図である。
【図7】本発明に係るレーザ光を用いた車載用距離測定
装置の第3の実施例を示すブロック図である。
【図8】レーザ光の照射範囲の限定を示す図である。
【図9】図8に示す遮光板を順次、開放するための処理
のフローチャートである。
【図10】車載用距離測定装置のレーザ光の照射を示す
図である。
【符号の説明】
2・・・・・制御部 4・・・・・発光制御装置 6・・・・・発光オン/オフ制御部 8・・・・・発光パワー切り替え制御部 10・・・・・レーザダイオード 12・・・・・フォトダイオード 14・・・・・受光装置 16・・・・・受光感度切り替え制御部 20・・・・・拡散レンズ 25・・・・・LED制御部 26・・・・・LED 32・・・・・走行速度検出部 F1、F2、F3・・・・・遮光板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定対象に向けてレーザ光を発する発光
    部、 測定対象からのレーザ光の反射光を受光し、受光信号を
    出力する受光部、 受光部からの受光信号に基づいて測定対象との間の距離
    を測定し出力する距離測定部、 を備えたレーザ光を用いた車載用距離測定装置におい
    て、 自車の走行速度を検出し出力する自車走行速度検出部、
    または自車と測定対象との相対速度を検出し出力する相
    対速度検出部、 前記距離測定部が出力する距離と前記自車走行速度検出
    部が出力する自車の走行速度、または前記距離測定部が
    出力する距離と前記相対速度検出部が出力する相対速度
    とに基づき、前記距離または検出した前記速度の減少に
    応じて、発光部からのレーザ光のエネルギー密度を低減
    させる制御部、 を備えたことを特徴とするレーザ光を用いた車載用距離
    測定装置。
  2. 【請求項2】請求項1のレーザ光を用いた車載用距離測
    定装置において、 制御部は、レーザ光の発光パワーを抑制することによっ
    て、エネルギー密度を低減させる、 ことを特徴とするレーザ光を用いた車載用距離測定装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1のレーザ光を用いた車載用距離測
    定装置において、 制御部は、レーザ光の発光を時間的に制御することによ
    って、エネルギー密度を低減させる、 ことを特徴とするレーザ光を用いた車載用距離測定装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1のレーザ光を用いた車載用距離測
    定装置において、 制御部は、レーザ光の照射範囲を空間的に拡大すること
    によって、エネルギー密度を低減させる、 ことを特徴とするレーザ光を用いた車載用距離測定装
    置。
  5. 【請求項5】測定対象に向けてレーザ光を発する発光
    部、を備えたレーザ光を用いた車載用距離測定装置にお
    いて、 レーザ光の照射範囲に対し、同時に可視光を照射する、 ことを特徴とするレーザ光を用いた車載用距離測定装
    置。
  6. 【請求項6】測定対象に向けてレーザ光を発する発光
    部、を備えたレーザ光を用いた車載用距離測定装置にお
    いて、 レーザ光を部分的に遮断することによって照射範囲を限
    定する遮光部を備えており、 遮光部は、レーザ光に対して自在に遮断、開放すること
    ができる、 ことを特徴とするレーザ光を用いた車載用距離測定装
    置。
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