JPH07131772A - 集中管理方式によるtv会議装置 - Google Patents

集中管理方式によるtv会議装置

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JPH07131772A
JPH07131772A JP5270927A JP27092793A JPH07131772A JP H07131772 A JPH07131772 A JP H07131772A JP 5270927 A JP5270927 A JP 5270927A JP 27092793 A JP27092793 A JP 27092793A JP H07131772 A JPH07131772 A JP H07131772A
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conference
video
common screen
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terminal
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JP5270927A
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English (en)
Inventor
Tsunehisa Saito
恒久 齋藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各会議参加者がディスプレイ上で図形等の資
料を共通認識しながら、一体感のあるTV会議を実現で
きるTV会議装置を提供する。 【構成】 入力装置101からライトペン等を用いて入
力した描画データを共通画面入力I/F部11,デジタ
ル信号変換部14を通じて回線I/F部15より送出
し、集中管理装置2では該描画データを回線I/F部2
1で受信し、共通画面アクセス部25を通じて共通画面
メモリ26に書き込む。この共通画面メモリ26の描画
データは映像変換部27,映像処理部23,回線I/F
部21を通じて各TV会議端末1に送出され、個々のデ
ィスプレイ103上の共通画面に映し出される。各会議
参加者は、個々のTV会議端末1から上記共通画面アク
セス処理を行うことで、上記描画データを随時加筆また
は修正できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は集中管理方式によるTV
会議装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、集中管理方式によるTV会議装
置は、図6に示すような概略構成としてとらえることが
できる。同図において、1は会議参加者が直接使用する
TV会議端末であり、カメラ、マイク、スピーカ、ディ
スプレイ、外部データ機器等を対象とする音声信号、映
像信号、データ信号の入出力機能を有している。この機
能を実現するためのTV会議端末1の詳細構成は、例え
ば図7(a)に示す如くに実現され、RS232Cイン
タフェース102を介して外部データ機器に接続される
データ入出力インタフェース(I/F)部12、ディス
プレイ103,スピーカ104,マイク105,カメラ
106との間のインタフェース手段としてのアナログ入
出力I/F部13の他、デジタル信号変換部14、回線
I/F部15が設けられる。
【0003】また、図1において、2は各TV会議端末
1から送られてくる映像信号、音声信号あるいはデータ
信号を一括処理する集中管理装置であり、当該各信号の
入出力機能、当該各信号を合成したり選択して送出する
機能、及びデータ通信のための接続機能(スイッチン
グ)を有している。これらの機能を実現するための集中
管理装置2の詳細構成は、例えば図7(b)に示す如く
に実現され、回線I/F部21、音声処理部22、映像
処理部23、データ処理部24が設けられる。
【0004】かかる構成を有する従来のTV会議装置に
おけるTV会議動作時の映像信号の流れをイメージ的に
示したものが図8である。同図からも明かであるよう
に、従来のTV会議装置によれば、各TV会議端末1a
〜1dから送られてくる映像信号D106a,D106b,D10
6c,D106dは、集中管理装置2で合成された後、各TV
会議端末1a〜1dに必要な情報(例えば、端末1aに
必要な合成映像信号は同図に示すD1aの様になる)のみ
が選択されて当該各TV会議端末1a〜1dに送り返さ
れ、個々のディスプレイ103a〜103dの該当エリ
アにそれぞれ写し出される。また、このTV会議装置で
は、各TV会議端末1a〜1dからの音声信号について
も同様の合成、選択、返送処理が行われる。
【0005】この種のTV会議装置において、ある程度
満足のいく会議を行うためには、音声信号及び映像信号
のみに関しては上述した伝送処理で十分である。しかし
ながら、この種のTV会議装置では、例えば会議の参考
資料を各会議参加者に提示したいといった要求も当然考
えられる。この点について、この種の従来装置では図9
に示すようなデータ伝送により対処していた。同図から
も分かるように、この種の従来装置では、データ通信に
関し、各TV会議端末1a〜1dに接続されたデータ機
器110a〜110d間でのポイントツーポイント通信
を行うべく、集中管理装置2のデータ処理部9にはある
TV会議端末からのデータを他のTV会議端末に送るた
めのデータスイッチング制御機能しか付加されていなか
った。
【0006】従って、会議中に参考資料として例えば図
を使って説明しようとした場合、その図をファイル化し
てわざわざ各TV会議端末にデータ通信するか、あるい
はFAXで送るといった方法をとらなければならなかっ
た。つまり、この種の従来装置では、オンライン状態で
図等の情報を使用しながら会議を行うことはできず、理
解不足等により円滑なTV会議の進行に支障を来すこと
も多かった。
【0007】かかる不都合を解消すべく、カメラを用い
て上記参考資料としての図等を映像信号として送って表
示する方法も考えられるが、この方法では、送られた側
ではその映像を見ながらでないと質疑応答ができず、し
かもその図の内容に追記したり削除しながら話を先に進
めようとしても、こうした修正に対処する術はなく、結
局、理解不足を補う有効な手だてとはなり得なかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
のTV会議装置では、会議に必要な資料を提示するため
には各TV会議端末間のポイントツーポイントによるデ
ータ通信に頼らざるを得ず、資料を提供された側からそ
の資料に加筆や修正を加えることができずに説明不足に
陥るケースが少なくなく、円滑なTV会議の進行に支障
を来すという問題点があった。
【0009】本発明はこの問題点を除去し、会議の参加
者がオンライン状態で共有できる一般会議における黒板
のような描画機能を有し、その描画情報に適宜に加筆や
修正等を加えながら説明不足を補い、もって円滑なTV
会議の進行に寄与する集中管理方式によるTV会議装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、各TV会議端
末から送られてくる音声信号、映像信号、データ信号を
集中管理装置で集中管理するとともに、その中の映像信
号に関して、前記集中管理装置は、当事者端末の映像信
号を除いた残りの映像信号を合成して他の各TV会議端
末に送り返し、各TV会議端末では前記集中管理装置か
ら送られてくる合成映像信号を基にして自端末以外の他
のTV会議端末の映像をそれぞれ区分表示する集中管理
方式によるTV会議装置において、前記TV会議端末
は、自端末以外の映像をそれぞれ区分表示する画面及び
当該区分表示画面とは区別された共通画面を有する表示
手段と、描画データを入力する入力手段と、該入力手段
から入力された描画データを集中管理装置に伝送する伝
送手段とを具備し、前記集中管理装置は、各TV会議端
末から送られてくる描画データを記憶する共通画面メモ
リと、該共通画面メモリに記憶された描画データを映像
信号に変換する映像信号変換手段と、該映像信号変換手
段からの映像信号を各TV会議端末に伝送する前記合成
映像信号の前記共通画面に対応する領域に合成して出力
する映像処理手段とを具備することを特徴とするもので
ある。
【0011】
【作用】本発明では、各TV会議端末に接続した入力手
段から集中管理装置内の共通画面メモリに必要に応じて
アクセスして必要な情報を蓄積した後、当該蓄積情報を
集中管理装置から各TV会議端末に伝送し、個々のディ
スプレイ上に設定された共通画面に表示する。この共通
画面アクセス処理に関しては、上記入力手段で適宜な修
正のための描画操作を行うことによって上記メモリ内容
を更新し、共通画面上の表示情報も修正できるような構
成が適用されている。
【0012】かかる構成によれば、各TV会議端末が上
記共通画面をあたかも黒板のように用いながら、オンラ
イン状態で必要な情報の提示及びその修正を適宜に行い
ながら十分な説明ができ、TV会議の円滑な進行を実現
できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。図1は本発明の一実施例に係るTV
会議装置のTV会議端末,集中管理装置及びその周辺装
置の詳細構成をブロック図で示したものである。
【0014】同図において、TV会議端末1は、RS2
32Cインタフェース102を介して外部データ端末と
のデータ交換を行うデータ入出力インタフェース(I/
F)部12、音声信号や映像信号を外部通信メディア
(ディスプレイ102,スピーカ104,マイク10
5,カメラ106等)と通信するためのアナログ入出力
I/F部13、各通信メディアからの信号を回線を通じ
て送信可能にディジタル信号フォーマットに変換するデ
ィジタル信号変換部14、回線とのインタフェースを司
る回線I/F部15等の既存構成に加えて、例えばタブ
レット上でライトペンにより描画操作する等の方法で描
画データを入力する機能を持った入力装置101と、こ
の入力装置101とのインタフェースを司る共通画面入
力I/F部11を新たに具備して構成される。
【0015】また、集中管理装置2は、回線とのインタ
フェースを司る回線I/F部21、この回線I/F部2
1を通じて各TV会議端末1から送られてくる音声信号
を加算、選択し、各TV会議端末1に送り返す処理機能
を持つ音声処理部22、映像信号に関して音声信号処理
部22と同様の処理機能を有する映像処理部23、TV
会議端末1を介したデータ通信のためのデータスイッチ
ング処理機能を有するデータ処理部24等の既存構成に
加えて、各TV会議端末1のディスプレイ103に設け
られた共通画面に表示するための描画データを記憶する
共通画面メモリ26、この共通画面メモリ26に描画デ
ータを書き込むためのアクセス制御を行う共通画面アク
セス部25、上記共通画面メモリ26から描画データを
読み出して映像信号に変換する映像変換部27を新規に
備えて構成される。
【0016】なお、図1においては、便宜的にTV会議
端末1を1台しか開示していないが、TV会議の性質か
ら考えても、この種のTV会議装置のシステム構成で
は、集中管理装置2に対して別の少なくとも1台のTV
会議端末(端末1と同構成)が接続される必要があるこ
とは言うまでもない(図5参照)。
【0017】本発明のTV会議装置によれば、イメージ
的に図5に示した映像信号の流れ図からも分かるよう
に、各TV会議端末1A〜1Dのディスプレイ103a
〜103dの表示画面がP1 ,P2 ,P3 ,P4 の4画
面に分割され、そのうちのP1,P2 ,P3 の画面が互
いに自端末以外の3つの端末における会議参加者の映像
を映し出すために用いられる。そして、残りのP4 の画
面は各TV会議端末共通の情報を表示するために用いら
れ、この表示情報としては、会議の資料として用いられ
る図形等の画情報が当てられる。
【0018】かかる画面構成を用いることによって、本
発明では、会議の各参加者が上記共通画面P4 上で共通
の資料を見ながら円滑に会議を進めることができる。更
に、本発明では、この共通画面P4 上の表示情報を、各
TV会議端末からのアクセスにより加筆や訂正等を行い
ながら適宜修正可能に構成されている。この共通画面P
4 上の表示データの入力及び修正のためのアクセス端末
として用いられるのが、図1に示す態様で各TV会議端
末毎に収容された入力装置101である。この入力装置
101からの共通画面アクセス処理を適用することによ
って、本発明では、会議の各参加者が上記共通画面P4
をあたかも黒板のように利用しながら、通常の会議に極
めて近い形でTV会議を進行できるようになる。
【0019】次に、図2及び図3に示すフローチャート
を参照しながら、本発明のTV会議装置における映像処
理の概略動作を説明する。なお、この映像処理動作をよ
り理解し易くするために、以下の説明においては、TV
会議端末1及び集中管理装置2の詳細構成を示す図1
と、本TV会議装置全体における映像信号の流れをイメ
ージ的に示す図5も併せて参照するものとする。
【0020】まず、TV会議端末1からの共通画面アク
セス動作は図2に示すフローチャートに従って実施され
る。すなわち、本発明では、図1に示したTV会議装置
の動作により複数のTV会議端末1A〜1D間の会議が
進行している時、各TV会議端末1A〜1Dには映像通
信、音声通信、データ通信及び共通画面データ通信の4
つの通信メディアが介在することになる。具体的に言え
ば、本発明では、上述したTV会議中に、個々のTV会
議端末1A〜1Dのディスプレイ103a〜1030d
には、自端末以外の端末を用いる会議参加者のそれぞれ
の映像と1つの未入力の共通画面P4 (黒板として機能
する)が映し出されることになる。
【0021】この状態で、TV会議端末1Aから会議の
資料等を提示しようとした場合、そのオペレータは自端
末1Aの入力装置101から所定操作により共通画面ア
クセス要求を出す。この共通画面アクセス要求は、言い
換えると、上述した共通画面P4 を黒板として利用する
ための要求と言うことができる。
【0022】会議開始後、TV会議端末1Aでは入力装
置101からの操作入力を基にして上記共通画面アクセ
ス要求が出されたか否かを監視し(ステップ201)、
ここで、共通画面アクセス要求が出されことを認識する
と、集中管理装置2に対してその旨の要求信号を送出す
る(ステップ202)。
【0023】次いで、TV会議端末1Aは集中管理装置
2から要求受付を許可する信号(後述する描画許可信
号)が送られてきたか否かを監視し(ステップ20
3)、要求受付許可の旨を認識すると(ステップ203
YES)、入力装置101からの描画データの入力の取
り込みを開始する(ステップ204)。
【0024】なお、この描画データの入力は、TV会議
端末1Aのオペレータが自端末1Aのディスプレイ10
3aの共通画面P4 を黒板に見立てて、あたかもその黒
板に所望の情報を書き込む如く、入力装置101のタブ
レット上を例えばライトペンを用いてなぞることにより
行うことができる〔図4(a)参照〕。
【0025】上記操作により入力された描画データは、
TV会議端末1Aから集中管理装置2に送られ、更にこ
の集中管理装置2から各端末1A〜1Dに伝送されて、
黒板として利用される個々のディスプレイ103a〜1
03dの共通画面P4 上に画像として表示される。これ
により、黒板を用いた通常の会議と同様の感覚でのTV
会議を実現できるようになる。
【0026】なお、上述したTV会議端末1Aからの共
通画面アクセス動作の具体例として、共通画面入力I/
F部11が入力装置101から入力されるデータ(この
例では、描画データ)を共通画面P4 上のドット単位の
X−Y情報として受け取り〔図4(b)参照〕、次いで
デジタル信号変換部14がその描画データを定められた
デジタルフォーマットに変換した後、回線I/F部15
に送る。更に、回線I/F部15ではこのディジタル信
号を各通信メディアからの信号と多重化し、回線を通じ
て集中管理装置2に伝送する。ここで、上記ディジタル
信号変換部14により生成されるディジタル信号は、例
えば図4(c)に示す如く、上位がX−Yデータ、下位
が色等の情報を含むフォーマットを有するものである。
【0027】以上に述べた処理は、別のTV端末1B〜
1Dが共通画面P4 (黒板)を使って、その表示情報を
修正、追加する場合にも全く同様にして行うことができ
る。なお、上記処理はTV会議端末1A〜1Dから集中
管理装置2に対する描画データの伝送処理であるが、集
中管理装置2からTV会議端末1A〜1Dのディスプレ
イ103a〜103dの共通画面P4 に表示せしめるた
めの描画データの伝送は上記とは逆の経路及び手順で実
行されることになる。
【0028】このようにして、TV会議端末1Aのオペ
レータが入力装置101を用いて共通画面P4 に所望の
情報を書き終えると、そのオペレータは入力装置101
から所定操作により共通画面アクセス終了要求を出す必
要がある。TV会議端末1Aでは、入力装置101から
の操作入力を基にして共通画面アクセス終了要求が出さ
れたかどうかを監視し(ステップ205)、共通画面ア
クセス終了要求が出されたことを認識すると(ステップ
205YES)、集中管理装置2に対してその旨の要求
信号を送出する(ステップ206)。
【0029】その後、TV会議端末1Aは上記共通画面
アクセス終了要求に対して集中管理装置2からその要求
を受け付け許可する旨の通知があったか否かを監視し
(ステップ207)、該通知を受け取った場合に、一連
の共通画面アクセス処理を終了する。なお、上記一連の
処理において、集中管理装置2は、TV会議端末1Aか
らの共通画面アクセスに際して、既にアクセス中のTV
会議端末(例えば1B)が存在した時には、後で要求し
てきたTV会議端末1Aに対してビジー(BUSY)信
号を送出する。これに対し、TV会議端末1A側では、
自端末1Aからの共通画面アクセス要求を出した際に、
集中管理装置2からビジーの通知を受けると(ステップ
208)、そのアクセス要求を一旦打ち切るべく、直ち
に動作終了とする。
【0030】次に、上述のTV会議端末1Aからの共通
画面アクセス要求に対する集中管理装置2側の対応動作
を、図3のフローチャートを参照して説明する。まず、
上述した如くのTV会議装置の動作のもとで会議が進行
している状態で、いずれのTV会議端末1A〜1Dから
も共通画面アクセス要求がなされたかった場合、集中管
理装置2の共通画面メモリ26は描画データが蓄積され
ないままにある。この場合、集中管理装置2では映像変
換部27により無地(白色等)の画面データを映像信号
に変換し、この映像信号を映像処理部8を経由して各T
V会議端末1A〜1Dに送出する。一方、各TV会議端
末1A〜1Dでは集中管理装置2から受信した映像信号
をディスプレイ103a〜103dに送出し、その共通
画面P4上に上記画面データに対応する無地画面を表示
する。
【0031】この状態で、集中管理装置2は、各TV会
議端末1A〜1Dから共通画面アクセス要求があるか否
かを判断する(ステップ301)。この判断は、各TV
会議端末1A〜1Dから送られてくる共通画面アクセス
要求信号を検出する(例えば、要求先からの着順に検出
する)共通画面アクセス部25の検出結果に応じて行
う。なお、この共通画面アクセス要求信号の検出は例え
ば要求先からの着順に行い、検出中に別のTV会議端末
から要求があった時には、当該要求は受け付けず、その
要求先に対してはビジー信号を送出する。
【0032】集中管理装置2で、TV会議端末1Aから
の共通画面アクセス要求があったことを認識すると(ス
テップ301YES)、次いでその要求先のTV会議端
末1Aを認識した後(ステップ302)、当該端末1A
に対して描画許可信号を送出する(ステップ303)。
【0033】この描画許可信号に対し、要求先のTV会
議端末1Aでは、まず画面操作アクセス情報を集中管理
装置2に送り返した後、上述した手順により入力装置1
01から描画データの入力を開始する。
【0034】これに対し、集中管理装置2では、まず、
要求先のTV会議端末1Aから送られてくる画面操作ア
クセス情報を共通画面アクセス部12に送るよう回路設
定を行う(ステップ304)。この設定の後、共通画面
アクセス部25は、TV会議端末1Aより引き続いて送
られてくる描画データを所定の情報フォーマット〔図4
(c)参照〕から描画データに変換し、この描画データ
を共通画面メモリ26〔図4(d)参照〕に書き込む
(ステップ305)。
【0035】引き続き、集中管理装置2では、アクセス
受け付け中のTV会議端末1Aからアクセス終了要求が
出されたか否かを監視し(ステップ306)、該アクセ
ス終了要求を検出した場合、そのTV会議端末1Aに対
して直ちに終了許可信号を送出し(ステップ307)、
他のTV会議端末1B〜1Dからの共通画面アクセス要
求を受け付けられる状態に復帰する(ステップ30
1)。
【0036】上記処理において、共通画面メモリ26に
蓄積された描画データは、定期的に取り出され、各TV
会議端末1A〜1Dに伝送される。すなわち、集中管理
装置2は、ステップ305以降、予め設定された一定期
間が経過したか否かを監視し(ステップ311)、この
一定期間が経過する毎に共通画面メモリ26から描画デ
ータを読み出す(ステップ312)。そして、この読み
出した描画データを映像変換部27により映像信号に変
換した後(ステップ313)、更に映像処理部23によ
り回線I/F部21から各TV会議端末1A〜1D宛に
伝送する(ステップ314)。
【0037】一方、各TV会議端末1A〜1Dでは、上
記制御により集中管理装置2から送られてくる描画デー
タに対応する映像信号を回線I/F部15により受信し
た後、ディジタル信号変換部14、アナログ入出力部I
/F部13を通じてディスプレイ103a〜1030d
に転送する。ディスプレイ103a〜103dでは、そ
の映像信号を基にして、TV会議端末1Aから入力され
た描画データに対応する映像を、会議者の姿を写してい
る映像を表示している画面P1 ,P2 ,P3 とは別の共
通画面P4 (黒板)上に写し出す。
【0038】上述した共通画面アクセス制御を実現する
ための、集中管理装置2側のハード構成としては、共通
画面メモリ26として上記共通画面P4 の2画面分に相
当するメモリ容量を与え、1画面分をアクセス用、他の
1画面分を送出用画面とし、交互に入れ換えて使用する
方法が考えられる。
【0039】上記共通画面アクセス制御を適用した本発
明のTV会議装置全体における映像信号の流れをイメー
ジ図として図5に示している。同図において、TV会議
端末1A,1B,1C,1Dでは、それぞれカメラ10
6a,106b,106c,106dで撮影した自端末
扱い者(会議参加者)の映像信号を専用線/構内網3を
介して集中管理装置2に伝送する。集中管理装置2で
は、この映像信号D106a,D106b,D106c,D106dを映
像処理部23により選択的に合成し、各TV会議端末1
A,1B,1C,1Dに送り返す。
【0040】この処理において、例えばTV会議端末1
Aに送り返す映像信号は、同図に示す如く、他のTV会
議端末1B〜1Dの個々のカメラ106b〜106dで
撮像された映像信号D106b,D106c,D106dを表示画面
P1 ,P2 ,P3 の各エリアに対応して合成したものと
なる。
【0041】各TV会議端末1A,1B,1C,1Dで
は集中管理装置2からの合成映像信号を基にして個々の
ディスプレイ103a,103b,103c,103d
の表示画面P1 ,P2 ,P3 上に自端末以外の会議参加
者の各映像を映し出す。
【0042】この状態で、TV会議端末1Dから共通画
面アクセスが実施される場合の動作を考える。この場
合、TV会議端末1Dでは、入力装置101dからライ
トペンを用いて描画データを入力し、その描画データを
専用線/構内網3を通して集中管理装置2に伝送する。
集中管理装置2では、この描画データを共通画面アクセ
ス部25を通じテキストデータTD101 として共通画面
メモリ26に蓄積する。その後、集中管理装置2では、
上記テキストデータTD101 を定期的に共通画面メモリ
26から読み出し、映像変換部23により映像信号D10
1 に変換して映像処理部23に送出する。映像処理部2
3ではその映像信号D101 を各TV会議端末1A,1
B,1C,1Dに送出中の上記合成映像信号(画面P1
,P2 ,P3対応領域に相当)の共通画面P4 に対応す
る領域に更に合成して各TV会議端末1A,1B,1
C,1Dに送信する。
【0043】各TV会議端末1A,1B,1C,1Dで
は集中管理装置2から送られてくる上記合成映像信号を
基にして、個々のディスプレイ103a,103b,1
03c,103dに映像を映し出す。以上の処理の結
果、ディスプレイ103a,103b,103c,10
3dでは、その表示画面P1 ,P2 ,P3 には互いに他
の会議者の画像が表示され、残りの共通画面P4 には全
ての会議者に共通の画像(会議の参考等のために各会議
者から任意に入力された描画データ)が表示されること
になる。
【0044】本発明では、上記共通画面アクセス処理の
実現に際し、TV会議端末1側に入力装置101及び共
通画面入力I/F部11を設け、また集中管理装置2側
には共通画面アクセス部25、共通画面メモリ26及び
映像変換部27を設ける必要があるが、それ以外は、既
存のデータ通信用ハード構成と同じものを利用して、共
通画面の描画データをTV会議端末1から集中管理装置
2に伝送して共通画面メモリ26に書き込み、その後
は、当該描画データを映像変換部27により映像信号に
変換して各TV会議端末1にオンラインで伝送してその
ディスプレイの共通画面上に表示し、かつ当該共通画面
の表示内容に適宜修正を加える処理を簡単に実現するこ
とができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
集中管理装置に共通画面メモリを設けるとともに、この
共通画面メモリに対して描画データの入力を行う入力手
段を各TV会議端末毎に設け、上記入力手段を用いて各
TV会議端末から必要な情報を必要に応じて共通画面メ
モリに書き込んだうえで、このメモリの内容を映像信号
に変換して各TV会議端末に配信し、ディスプレイ上に
設定された共通画面上に表示させるようにしたため、会
議の参加者はオンライン状態で上記共通画面をあたかも
黒板の如くに利用しながら参考資料等を交えて綿密な討
論ができ、より一体感のある円滑なTV会議の進行に寄
与できるという優れた利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るTV会議装置の要部構
成を示すブロック図。
【図2】本発明のTV会議装置のTV会議端末における
共通画面アクセス動作を示すフローチャート。
【図3】本発明のTV会議装置の集中管理装置における
共通画面アクセス応答動作を示すフローチャート。
【図4】本発明のTV会議装置の共通画面アクセス処理
に係る描画データ入力、伝送、記憶等の各手順を説明す
るための概念図。
【図5】本発明のTV会議装置における映像信号の流れ
をイメージとして示す図。
【図6】従来のTV会議装置の全体の構成を示す概念
図。
【図7】従来のTV会議装置の要部詳細構成を示すブロ
ック図。
【図8】従来のTV会議装置における映像信号の流れを
イメージとして示す図。
【図9】従来のTV会議装置におけるデータ信号の流れ
をイメージとして示す図。
【符号の説明】
1(1A,1B,1C,1D) TV会議端末 11 共通画面入力I/F部 12 データ入出力I/F部 13 アナログ入出力I/F部 14 デジタル信号変換部 15 回線I/F部 101,101d 入力装置 102 RS232Cインタフェース 103(103a,103b,103c,103d)
ディスプレイ 106(106a,106b,1036,106d)
カメラ 2 集中管理装置 21 回線I/F部 22 音声処理部 23 映像処理部 24 データ処理部 25 共通画面アクセス部 26 共通画面メモリ 27 映像変換部 3 専用線/構内網等

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各TV会議端末から送られてくる音声信
    号、映像信号、データ信号を集中管理装置で集中管理す
    るとともに、その中の映像信号に関して、前記集中管理
    装置は、当事者端末の映像信号を除いた残りの映像信号
    を合成して他の各TV会議端末に送り返し、各TV会議
    端末では前記集中管理装置から送られてくる合成映像信
    号を基にして自端末以外の他のTV会議端末の映像をそ
    れぞれ区分表示する集中管理方式によるTV会議装置に
    おいて、 前記TV会議端末は、 自端末以外の映像をそれぞれ区分表示する画面及び当該
    区分表示画面とは区別された共通画面を有する表示手段
    と、 描画データを入力する入力手段と、 該入力手段から入力された描画データを集中管理装置に
    伝送する伝送手段とを具備し、 前記集中管理装置は、 各TV会議端末から送られてくる描画データを記憶する
    共通画面メモリと、 該共通画面メモリに記憶された描画データを映像信号に
    変換する映像信号変換手段と、 該映像信号変換手段からの映像信号を各TV会議端末に
    伝送する前記合成映像信号の前記共通画面に対応する領
    域に合成して出力する映像処理手段とを具備することを
    特徴とする集中管理方式によるTV会議装置。
  2. 【請求項2】 共通画面メモリは、前記共通画面2画面
    分の記憶容量を有し、1画面分を各TV会議端末からの
    アクセス用に、他の1画面分を各TV会議端末への送出
    用として交互に切り替えて運用することを特徴とする請
    求項1記載の集中管理方式によるTV会議装置。
JP5270927A 1993-10-28 1993-10-28 集中管理方式によるtv会議装置 Pending JPH07131772A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000063224A (ko) * 2000-05-24 2000-11-06 천두배 화상회의시 자료 공유, 마우스 에뮬레이션 및 회의록 작성방법
KR101274426B1 (ko) * 2006-09-12 2013-06-17 삼성전자주식회사 화이트보드를 이용한 화상회의 방법 및 장치
JP2015133721A (ja) * 2005-04-28 2015-07-23 アップル インコーポレイテッド 多人数参加型テレビ会議における映像処理

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