JPH07129519A - デュアルcpuシステム - Google Patents

デュアルcpuシステム

Info

Publication number
JPH07129519A
JPH07129519A JP5275472A JP27547293A JPH07129519A JP H07129519 A JPH07129519 A JP H07129519A JP 5275472 A JP5275472 A JP 5275472A JP 27547293 A JP27547293 A JP 27547293A JP H07129519 A JPH07129519 A JP H07129519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
cpu
memory
controller
dual
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5275472A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Yanai
正人 柳井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP5275472A priority Critical patent/JPH07129519A/ja
Publication of JPH07129519A publication Critical patent/JPH07129519A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Memory System (AREA)
  • Multi Processors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 データの一時蓄積用メモリとして大容量のメ
モリを使用可能とした。 【構成】 デュアルCPUシステムにおいて、CPU1
及びCPU2のアドレスデコーダ103、106と、バ
ス要求の調停を行うバス調停コントローラ105と、バ
ス調停コントローラからの指示によりバスを開閉するバ
スバッファ107、108と、データの一時蓄積用メモ
リ109とにより、疑似デュアルポートメモリ回路を構
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデュアルCPUシステム
に係わり、より詳細にはデータの高速転送が可能なデュ
アルCPUシステムに関する。
【0002】
【従来技術】従来のデュアルCPUシステムは図3に示
すように301で表されるCPU1と、310で表され
るCPU2とを備えている。CPU301はCPUバス
1を介して302で表されるローカルメモリ1と接続さ
れている。一方、CPU310はCPUバス2を介して
312で表されるローカルメモリ2、複数のI/Oデバ
イス311、314、315、及びDMAコントローラ
313に接続されている。また、CPUバス1及びCP
Uバス2は各CPU間のデータやコマンドの転送を可能
にすべく、共にデュアルポートメモリ316に接続さ
れ、デュアルポートメモリ316のチップセレクト端子
CS1にはCPU1からのアドレスが303で表される
アドレスデコーダ1を介して、また、チップセレクト端
子CS2にはCPU2からのアドレスが306で表され
るアドレスデコーダ2を介してそれぞれ供給されてい
る。
【0003】以上のように、従来のデュアルCPUシス
テムでは、デュアルポートメモリを使用して各CPU間
のデータやコマンドを転送しているが、この図を利用し
てCPU1側にあるローカルメモリ1からCPU2側に
あるI/Oデバイスにデータを転送する場合の動作を簡
単に説明する。
【0004】CPU1はローカルメモリ1から転送に必
要なデータを読みだし、コマンドを付加してデュアルポ
ートメモリ316に書き込み、CPU2に対して割り込
み信号INT2を出力する。CPU2は割り込みを受け
ると、デュアルポートメモリ316からコマンドを読み
出しその内容を判断して、デュアルポートメモリ316
からデータを読み出して目的のI/Oデバイスにデータ
を書き込む。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】シングルタスクシステ
ムではこのようなデータ処理で十分であるが、マルチタ
スクシステムではI/O1にデータを転送しながらI/
O2にもデータを転送する必要が出てくる。この場合デ
ータ量が増大してデュアルポートメモリ316の容量が
不足し(現在のデュアルポートメモリ1個の容量は数K
バイト〜数+Kバイト程度である)、CPU2側のロー
カルメモリ2に一旦データを転送し、そのローカルメモ
リ2から目的のI/Oにデータを転送するする必要が出
てくる。これによりCPU2の負担が増加し処理できな
くなるため、データ転送用のDMAコントローラが必要
になる。
【0006】ところがこのようなシステムでは、ローカ
ルメモリ1のデータはまずデュアルポートメモリ316
に転送され次にローカルメモリ2に転送され、さらにI
/Oデバイスに転送されるというように3段階の転送を
行い、オーバーヘッドが非常に大きい為データ転送が非
常に遅くなってしまうという問題がある。さらにCPU
2側のバスはCPU2とDMAが交互にバスを取ってア
クセスするため、CPU2がバスを使用できる時間が減
少し他のI/Oデバイスをアクセスする時間が減少する
という問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、CPU1及びCPU2のアドレスデコ
ーダと、バス要求の調停を行うバス調停コントローラ
と、バス調停コントローラからの指示により各々のCP
Uに接続するバスを開閉するバスバッファと、データの
一時蓄積用メモリとにより、疑似デュアルポートメモリ
回路を構成して大容量メモリを使用可能とした。
【0008】また、デュアルポートメモリの代わりにマ
ルチポートメモリ(アクセスポートとしてパラレルポー
トとシリアルポートを持つメモリであり、1個の容量は
256Kバイトのものもあり大容量である)を使用し、
マルチポートメモリのパラレルポート側はCPU1とC
PU2の両方からアクセスできるようにし、シリアルポ
ート側にはDMAコントローラが付き、マルチポートメ
モリからI/Oデバイスへのデータ転送はこのDMAコ
ントローラが実行するようにし、CPU1側のメモリか
らI/Oデバイスへのデータ転送を高速で実行可能とす
るとともに、CPU2がバスを使用できる時間を増大さ
せた。
【0009】
【作用】上記構成によれば、CPU1またはCPU2か
らのバス要求があると、バス調停コントローラが、いず
れかのバスバッファを開き、CPU1またはCPU2の
メモリへのアクセスを可能とする。
【0010】また、デュアルポートメモリの代わりにマ
ルチポートメモリを用いた場合には、デュアルポートメ
モリのシリアルポートにI/Oバスを介して接続された
I/Oデバイスへのデータ転送はDMAコントローラに
よって実行される。
【0011】
【実施例】以下、本発明にてなるデュアルCPUシステ
ムを図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の実施例を示す回路構成図で
ある。
【0013】101はCPU1でCPUバス1を介して
102のローカルメモリ1を持っている。110はCP
U2でCPUバス2を介して112のローカルメモリ2
及び111のI/Oデバイス3を持っている。
【0014】103はアドレスデコーダ1でCPU1が
マルチポートメモリをアクセスしていることを判断し
て、105のバス調停コントローラにバス要求信号BR
1を出力するものである。106はアドレスデコーダ2
でCPU2がマルチポートメモリをアクセスしているこ
とを判断して、バス調停コントローラ105にバス要求
信号BR2を出力するものである。
【0015】バス調停コントローラ105はバス要求信
号BR1を受けたときにCPU2が9のマルチポートメ
モリをアクセスしていないことを判断すると、バス使用
許可信号BG1を3のアドレスデコーダ1に返し、さら
にG1信号をアクティブにして7のバッファを開くこと
により1のCPU1が9のマルチポートメモリをアクセ
スすることを許可するとともに、バス要求信号BR2を
受けたときにCPU1がマルチポートメモリ9をアクセ
スしていないことを判断すると、バス使用許可信号BG
2をアドレスデコーダ106に返し、さらにG2信号を
アクティブにしてバッファ108を開くことにより、C
PU2がマルチポートメモリ109をアクセスすること
を許可するものである。
【0016】バッファ107はその入力がCPUバス1
に接続されるとともに、その出力がマルチポートメモリ
109のパラレルポートに接続され、前記したようにG
1信号をアクティブにすることにより開かれるものであ
る。一方、バッファ108はその入力がCPUバス2に
接続されるとともに、その出力がマルチポートメモリ1
09のパラレルポートに接続され、前記したようにG2
信号をアクティブにすることにより開かれるものであ
る。
【0017】マルチポートメモリ109は、前記したよ
うにアクセスポートとしてパラレルポートとシリアルポ
ートを持つメモリであり、パラレルポートにはバッファ
107、108が接続され、シリアルポートにはI/O
バスが接続される。
【0018】104の割り込み要求発生回路はそれぞれ
のCPUから他のCPUに割り込みを発生させる場合に
使用する。
【0019】111、114、115はCPU2側のI
/Oデバイスであり、このうち、I/Oデバイス111
は前記したようにCPUバス2に接続するが、他のI/
Oデバイス114、115はマルチポートメモリのシリ
アルポートに接続されるI/Oバスに接続される。
【0020】113のDMAコントローラは9のマルチ
ポートメモリと114及び115のI/Oデバイスとの
間でデータ転送を行うためのものである。
【0021】次に本実施例にてなるデュアルCPUシス
テムの動作を図2に示す動作シーケンス図にしたがって
説明する。データ転送例としてローカルメモリ1にある
データをI/Oデバイス1と2に転送する場合を考え
る。CPU1はI/Oデバイス1に転送するためのデー
タを準備してマルチポートメモリにコマンドとデータを
書き込む。この場合アドレスデコーダ1からバス調停コ
ントローラ105にバス要求信号BR1が出力され、バ
ス調停コントローラ105はCPU2がマルチポートメ
モリ109をアクセスしていないことを確認してバス使
用許可信号BG1を返すとともにバッファ107にたい
してG1信号を出力する。これによりバッファ107が
開き、CPU1がマルチポートメモリにデータを書くこ
とができるようになる。
【0022】次にCPU1は割り込み要求ポートをアク
セスして割り込み要求発生回路104を介してCPU2
に対して割り込み信号INT2を発生する。CPU2は
割り込みを受けてマルチポートメモリ109に書かれた
コマンドを理解し、I/Oデバイス1へのデータである
ことを判断してDMAチャンネル1を設定しDMA転送
をスタートさせる。
【0023】DMAコントローラ113はDMAチャン
ネル1によりマルチポートメモリからI/Oデバイス1
へのデータ転送を開始する。
【0024】一方で、CPU1はさらにI/Oデバイス
2に転送すべきデータを持っているので先ほどと同様の
手順でマルチポートメモリにI/Oデバイス2のデータ
を書き込む。
【0025】CPU2も同様にしてDMAチャンネル2
を起動してI/Oデバイス2へのデータ転送をスタート
させる。
【0026】DMAコントローラ113はDMAチャン
ネル2によりマルチポートメモリからI/Oデバイス2
へのデータ転送を開始する。
【0027】I/Oバス上では各I/Oデバイスからの
要求に応じて2つのDMAチャンネル間でバス使用調停
を実行し、見かけ上2つのI/Oデバイスに並行してデ
ータ転送を実行し高速転送が可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、上記のようにデータの
転送をローカルメモリ1からマルチポートメモリを介し
てI/Oデバイスへと2段階で転送するため、オーバー
ヘッドは小さく高速転送が可能で、さらにCPU2のC
PUバス2とI/Oバスとは分離され、DMAコントロ
ーラがマルチポートメモリとI/Oデバイス間の転送を
実行するため、CPU2は負担が軽くなり他のI/Oデ
バイスの処理を実行できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるデュアルCPUシステムの回路
構成図である。
【図2】本発明におけるデュアルCPUシステムの動作
シーケンス図である。
【図3】従来例におけるデュアルCPUシステムの回路
構成図である。
【符号の説明】
101 CPU1 102 ローカルメモリ1 103 アドレスデコーダ1 104 割り込み要求発生回路 105 バス調停コントローラ 106 アドレスデコーダ2 107、108 バスバッファ 109 マルチポートメモリ 110 CPU2 111 I/Oデバイス3 112 ローカルメモリ2 113 DMAコントローラ 114 I/Oデバイス1 115 I/Oデバイス2

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デュアルCPUシステムにおいて、CP
    U1及びCPU2のアドレスデコーダと、バス要求の調
    停を行うバス調停コントローラと、バス調停コントロー
    ラからの指示によりバスを開閉するバスバッファと、デ
    ータの一時蓄積用メモリとにより、疑似デュアルポート
    メモリ回路を構成したことを特徴とするデュアルCPU
    システム。
  2. 【請求項2】 上記データ一時蓄積用メモリとしてマル
    チポートメモリを使用し、CPU2のバスとI/Oデバ
    イスのバス(以下I/Oバスと称す)とを分離し、マル
    チポートメモリからI/Oデバイスにデータを転送する
    ためのDMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)コント
    ローラとを備え、CPU1側のローカルメモリからCP
    U2側のI/Oデバイスへのデータ転送を高速で実行可
    能とし、さらにCPU2のバスとI/Oバスとを分離
    し、I/Oバス上のI/OデバイスとCPU1とがデー
    タ転送中でもCPU2が他のI/O処理を実行できるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載のデュアルC
    PUシステム。
JP5275472A 1993-11-04 1993-11-04 デュアルcpuシステム Pending JPH07129519A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5275472A JPH07129519A (ja) 1993-11-04 1993-11-04 デュアルcpuシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5275472A JPH07129519A (ja) 1993-11-04 1993-11-04 デュアルcpuシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07129519A true JPH07129519A (ja) 1995-05-19

Family

ID=17556014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5275472A Pending JPH07129519A (ja) 1993-11-04 1993-11-04 デュアルcpuシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07129519A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998025208A1 (en) * 1996-12-03 1998-06-11 Intel Corporation Computer system including multiple snooped, multiple mastered system buses and method for interconnecting said buses

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62134751A (ja) * 1985-12-09 1987-06-17 Toshiba Corp 情報処理装置
JPS63279359A (ja) * 1987-05-12 1988-11-16 Mitsubishi Electric Corp マルチcpuのデ−タ受け渡し装置
JPH03216755A (ja) * 1990-01-22 1991-09-24 Sanyo Electric Co Ltd 情報処理装置
JPH0486943A (ja) * 1990-07-31 1992-03-19 Nec Corp 共有メモリの排他制御方式

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62134751A (ja) * 1985-12-09 1987-06-17 Toshiba Corp 情報処理装置
JPS63279359A (ja) * 1987-05-12 1988-11-16 Mitsubishi Electric Corp マルチcpuのデ−タ受け渡し装置
JPH03216755A (ja) * 1990-01-22 1991-09-24 Sanyo Electric Co Ltd 情報処理装置
JPH0486943A (ja) * 1990-07-31 1992-03-19 Nec Corp 共有メモリの排他制御方式

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998025208A1 (en) * 1996-12-03 1998-06-11 Intel Corporation Computer system including multiple snooped, multiple mastered system buses and method for interconnecting said buses

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4149242A (en) Data interface apparatus for multiple sequential processors
JPH0258649B2 (ja)
JPH07129519A (ja) デュアルcpuシステム
JP3204157B2 (ja) 計算機のデータ供給方式
JPH07160655A (ja) メモリアクセス方式
JPS6130300B2 (ja)
JPH0351943A (ja) 高速バスと低速バスのバスライン共用化方式
JPS63279359A (ja) マルチcpuのデ−タ受け渡し装置
JPS63155254A (ja) 情報処理装置
JPH01154272A (ja) マルチプロセッサ装置
JPH05314061A (ja) バス・インタフェース制御方式
JPS63217460A (ja) バツフア制御回路
JPH02211571A (ja) 情報処理装置
JPH0375959A (ja) マルチプロセッサのデータ転送装置
JPH04333950A (ja) 情報処理システム
JPS60136853A (ja) デ−タ転送方式
JPS63146148A (ja) バス方式
JPH0528090A (ja) メモリ制御装置
JP2002099501A (ja) データ転送装置
JPH04338859A (ja) コンピュータ装置
JPH04311232A (ja) 情報処理装置の共有メモリアクセス方式
JPH04211854A (ja) コンピュータ装置
JPS62150459A (ja) シングルチツプマイクロコンピユ−タ
JPH0247751A (ja) チャネル制御方式
JPH02301851A (ja) システムバスアクセス方式