JPH0712896A - マージン試験回路 - Google Patents

マージン試験回路

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JPH0712896A
JPH0712896A JP5141770A JP14177093A JPH0712896A JP H0712896 A JPH0712896 A JP H0712896A JP 5141770 A JP5141770 A JP 5141770A JP 14177093 A JP14177093 A JP 14177093A JP H0712896 A JPH0712896 A JP H0712896A
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JP
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voltage
margin
circuit
clock
setting
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JP5141770A
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Inventor
Kinya Saito
金弥 斉藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はマージン試験回路に関し、プリント
板毎に、電圧マージン、及びクロックマージンを任意に
設定して、プリント板毎の電圧マージン試験、及びクロ
ックマージン試験が実施出来るようにすることを目的と
する。 【構成】 図1Aのように、複数のプリント板Pt−1
〜Pt−nを実装した装置において、各プリント板に、
内部回路24に対し、任意の電圧マージンを設定可能な
電圧マージン設定回路22と、任意のクロックマージン
を設定可能なクロックマージン設定回路23を設ける。
また、図1Bのように、マージン試験用プリント板40
にのみ、電圧マージン設定回路22と、クロックマージ
ン設定回路23と、電圧マージン設定回路22の電圧出
力を切り換える電圧出力切り換え回路43と、クロック
マージン設定回路23の周波数出力を切り換える周波数
出力切り換え回路44を設けるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種制御回路等を搭載
した複数のプリント板を有する装置、例えば、磁気テー
プサブシステム等に利用されるマージン試験回路に関す
る。
【0002】現在、例えば磁気テープサブシステム等の
装置を出荷する際には、各種装置保証を行うために、マ
ージン試験(電圧マージン試験、クロックマージン試験
等)を行っている。
【0003】このような装置出荷時のマージン試験にお
いては、出荷された装置の時間経過による特性劣化等を
事前に摘出する事が可能であり、装置の保証を行う上
で、重要な試験項目となっている。
【0004】
【従来の技術】図17は、従来技術の説明図1、図18
は従来技術の説明図2である。図17、図18中、1は
磁気テープサブシステム、2は磁気テープ制御装置(以
下「MTC」という)、3は磁気テープ装置(以下「M
TU」という)、4はホスト(ホストコンピュータ)、
5はホストインターフェースコントローラ(以下「HI
C」という)、6はマルチブロックバッファ(以下「M
BB」という)、7はフォーマッタ部(以下「FMT」
という)、8は制御情報テーブル(以下「CIT」とい
う)、9はリードアナログ回路を示す。
【0005】また、11は電源部、12はボリューム
(可変抵抗)、13は試験用クロック作成部、14はチ
ャネルインターフェース(チャネルI/F)を搭載した
プリント板(プリント板アセンブリ:PCBA)、15
はHICのマイクロプロセッサ(MPU)を搭載したプ
リント板(PCBA)、16はデータバッファ/クロッ
ク(DB/CLK)作成部を搭載したプリント板(PC
BA)、17はフォーマッタ部(FMT)のマイクロプ
ロセッサ(MPU)を搭載したプリント板(PCB
A)、18はフォーマッタ部(FMT)を搭載したプリ
ント板(PCBA)、19はリードアナログ回路を搭載
したプリント板(PCBA)を示す。
【0006】以下、従来例として、磁気テープサブシス
テムの例について説明する。 §1:磁気テープサブシステムの構成の概要説明・・・
図17参照 図17に示したように、磁気テープサブシステム1は、
MTC2と、複数台のMTU3(MTU0〜MTUn)
とで構成されており、ホスト4に接続して使用する。
【0007】そして、MTC2には、HIC5、MBB
6、FMT7、CIT8等を設け、FMT7には、リー
ドアナログ回路9等を設ける。前記HIC5は、ホスト
4との間の各種入出力処理(コマンドの処理等)を行う
ものであり、FMT7は、MTU3内の記憶媒体(磁気
テープ)に対するリード/ライトデータ等のフォーマッ
ト処理を行うものである。
【0008】CIT8は、各種の制御情報(コマンドの
制御情報等)を格納するもの(メモリ)であり、MBB
6は、転送データを一時的に格納するバッファである。
また、リードアナログ回路9は、MTU3からリードし
たデータの各種処理(復調処理等)を行うものである。
【0009】§2:磁気テープサブシステムの動作の概
要・・・図17参照 例えば、MTC2がホスト4からコマンドを受け取る
と、MTC2内のHIC5では、コマンドの内容に従
い、CIT8に制御内容を書き込む(制御情報の書き込
み)。
【0010】FMT7は、定期的にCIT8に書かれて
いる制御情報を読み込み、処理する内容か否かを判断す
る。その結果リード/ライト動作であれば、FMT7が
フォーマット処理を行う。この場合、HIC5と、FM
T7間でMBB6を経由して、バッファリングを行いな
がらデータの転送を行う。
【0011】その後、FMT7が、コマンドを実行し終
えた場合は、FMT7は、CIT8にコマンドの完了を
書き込み、HIC5がコマンドの終了をホスト4に報告
して、処理を終了する。
【0012】§3:MTCに実装したプリント板の説明
・・・図18参照 MTC2には、前記の各部(5〜9)を設けるが、これ
ら各部は、それぞれ、プリント板に搭載し、装置に実装
されている。その1例を図18に基づいて説明する。
【0013】例えば、MTC2には、MTC2を構成す
る前記各部を搭載した複数のプリント板14〜19が実
装してある。各プリント板(PCBA)等の構成は、次
の通りである。
【0014】:プリント板14は、HIC5内のチャ
ネルインターフェース部(チャネルI/F)を搭載した
プリント板(PCBA)である。 :プリント板15は、HIC5内のMPUを搭載した
プリント板(PCBA)である。
【0015】:プリント板16は、MBB6、及びク
ロック作成部(通常時に使用するクロックを作成する回
路)を搭載したプリント板(PCBA)である。このプ
リント板16のクロック作成部では、複数種類のクロッ
クを作成し、他のプリント板に対して、通常使用時のク
ロック信号を供給している。
【0016】:プリント板17は、FMT7内のMP
Uを搭載したプリント板(PCBA)である。 :プリント板18は、FMT7(但し、MPUを除
く)を搭載したプリント板(PCBA)である。
【0017】:プリント板19は、リードアナログ回
路9を搭載したプリント板(PCBA)である。 :電源部11は、各プリント板14〜19に対して、
電源を供給するものであり、ボリューム12により、出
力電圧が可変出来るように構成されている。
【0018】電圧マージン試験時には、ボリューム12
を操作して、出力電圧(Vi)を任意の値に変化させ、
電圧マージン試験を行う。 :試験用クロック作成部13は、クロックマージン試
験を実施する場合に、前記各プリント板に供給するクロ
ック信号(CLKi)を作成するためのものである。
【0019】この試験用クロック信号は、例えば、一
旦、プリント板16に入力し、このプリント板16か
ら、通常のクロックと同じ経路により、他の各プリント
板に試験用クロックを供給する。
【0020】§4:マージン試験の説明・・・図18参
照 前記構成のMTC2に対し、装置の出荷時に実施するマ
ージン試験(各プリント板に対するマージン試験)に
は、電圧マージン試験と、クロックマージン試験があ
り、それぞれ、次のようにして実施する。
【0021】:電圧マージン試験の説明 電圧マージン試験は、オペレータ等が、電源部11に設
けたボリューム12を調整して、前記各プリント板14
〜19に供給する電源の電圧Vi(電圧マージン)を変
化させる事で実施する。この場合、各プリント板の電圧
Viは、同じ値(共通の電圧)である。
【0022】そして、変化させた各電圧Vi毎に、各回
路(内部回路)を動作させて、その機能等を試験し、そ
のデータを取得すると共に、各データを分析することに
より、装置の性能等を評価する。
【0023】例えば、各プリント板14〜19の電圧V
i(電圧マージン)を、規定の電圧(通常使用時の電
圧)より下げて試験する場合には、どの程度下げた状態
まで、正常な機能が保てるか、等の評価を行う。
【0024】:クロックマージン試験の説明 クロックマージン試験は、試験用クロック作成部13に
より、周波数(又は周期)を異ならせた複数のクロック
信号CLKiを作成し、これらのクロック信号を、各プ
リント板14〜19に供給してクロックマージン試験を
実施する。
【0025】この場合、試験用クロック作成部13で作
成した試験用のクロック信号は、プリント板16を経由
して、他の各プリント板14、15、17、18、19
に供給される。
【0026】そして、各クロック毎に、各プリント板の
回路(内部回路)を動作させて、その機能等を試験し、
そのデータを取得すると共に、各データを分析すること
により、装置の性能等を評価する。
【0027】例えば、各プリント板14〜19に供給す
るクロック信号を、規定周波数(通常使用時の周波数)
より下げたり、上げたりした場合、どの程度まで、正常
な機能が保てるか、等の評価を行う。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 :電圧マージン試験、及びクロックマージン試験を行
う際、電圧マージン、及びクロックマージンは、各プリ
ント板に共通に変化させて試験を実施していた。
【0029】従って、各プリント板毎に、電圧マージ
ン、及びクロックマージンを設定する事ができず、高精
度の試験は実施出来なかった。 :電圧マージン試験、及びクロックマージン試験は、
特定のプリント板についてだけ実施する事は出来なかっ
た。
【0030】:電圧マージン試験時には、ボリューム
(可変抵抗)による調整で電圧を変化させていた。従っ
て、電圧の調整が困難であった。本発明は、このような
従来の課題を解決し、プリント板毎に、電圧マージン、
及びクロックマージンを任意に設定して、プリント板毎
の電圧マージン試験、及びクロックマージン試験が実施
出来るようにすることを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、図1中、Pt−1〜Pt−nはプリント板、
11は電源部、20はクロック作成部、22は電圧マー
ジン設定回路、23はクロックマージン設定回路、24
は内部回路、43は電圧出力切り換え回路、44は周波
数出力切り換え回路を示す。
【0032】本発明は前記の課題を解決するため、次の
ように構成した。 :複数のプリント板Pt−1〜Pt−nを実装した装
置において、前記各プリント板Pt−1〜Pt−nに、
それぞれ、プリント板の内部回路24に対し、任意の電
圧マージンを設定可能な電圧マージン設定回路22と、
プリント板の内部回路24に対し、任意のクロックマー
ジンを設定可能なクロックマージン設定回路23を設
け、各プリント板毎に、内部回路24に設定する電圧マ
ージン及び、クロックマージンを任意の値に設定して、
電圧マージン試験、及びクロックマージン試験を実施可
能にしたマージン試験回路。
【0033】:複数のプリント板Pt−1〜Pt−n
を実装した装置において、前記各プリント板Pt−1〜
Pt−nとは別に、マージン試験用プリント板40を設
け、該マージン試験用プリント板40には、任意の電圧
マージンを設定可能な電圧マージン設定回路22と、任
意のクロックマージンを設定可能なクロックマージン設
定回路23と、前記各プリント板Pt−1〜Pt−nに
対して、電圧マージン設定回路22の電圧出力(Vk)
を切り換える電圧出力切り換え回路43と、前記各プリ
ント板Pt−1〜Pt−nに対して、クロックマージン
設定回路23の周波数出力(fo)を切り換える周波数
出力切り換え回路44を設けたマージン試験回路。
【0034】:前記構成、またはにおいて、電圧
マージン設定回路22を、入力電圧から、複数の異なる
電圧を設定する電圧設定回路と、該電圧設定回路で設定
した複数の電圧の内、いずれか1つの電圧(Vk)を選
択する選択部で構成したマージン試験回路。
【0035】:前記構成、またはにおいて、クロ
ックマージン設定回路23を、少なくとも、出力クロッ
ク信号を分周する分周回路を有し、外部から設定した分
周回路の分周比(1/N)に従って、入力クロック信号
(周波数ft)に同期した出力クロック信号(周波数f
o=Nft)を出力するPLL回路と、該PLL回路の
外部から、前記分周回路の分周比(1/N)を、任意の
値に設定する分周比設定部で構成し、該分周比設定部の
設定により、前記クロックマージンを、任意の値に設定
可能にしたマージン試験回路。
【0036】:前記構成において、電圧出力切り換
え回路43、及び周波数出力切り換え回路44を、切り
換えスイッチで構成したマージン試験回路。 :前記構成において、選択部を、切り換えスイッチ
で構成したマージン試験回路。
【0037】:前記構成において、分周比設定部
を、複数の切り換えスイッチで構成したマージン試験回
路。
【0038】
【作用】前記構成に基づく本発明の作用を、図1に基づ
いて説明する。 :図1A(その1)では、次のようにして電圧マージ
ン試験を実施する。
【0039】電源部11からの電圧Vt(試験用の電
圧)は、各プリント板Pt−1〜Pt−nの電圧マージ
ン設定回路22に入力している。各電圧マージン設定回
路22では、この入力電圧Vtから、電圧マージン設定
用の複数の電圧を設定し、いずれか1つの電圧を選択出
来るようにしている。
【0040】そこで、電圧マージン試験を実施する場合
には、作業員等が、電圧マージン設定回路22の切り換
えスイッチを操作し、複数の設定電圧の内の1つを選択
して、内部回路24に対する電圧マージンの設定を行
う。
【0041】このようにして、作業員等が、切り換えス
イッチ等を操作しながら、電圧マージンを順次設定し、
各プリント板毎に、電圧マージン試験を実施する。 :図1A(その1)では、次のようにしてクロックマ
ージン試験を実施する。
【0042】クロック作成部20で作成したクロック信
号CLKtは、各プリント板Pt−1〜Pt−nのクロ
ックマージン設定回路23に入力している。各クロック
マージン設定回路23では、前記入力クロック信号CL
Ktに同期した出力クロック信号を出力している。
【0043】クロックマージン試験を実施する場合に
は、作業員等が、クロックマージン設定回路23の分周
比設定部を構成する切り換えスイッチにより、分周比を
設定する。
【0044】そして、分周比を変えることにより、内部
回路24に対するクロックマージンの設定を行う。この
ようにして、作業員等が、切り換えスイッチを操作しな
がら、クロックマージンを順次設定し、各プリント板毎
に、クロックマージン試験を実施する。
【0045】:図1B(その2)では、次のようにし
て電圧マージン試験を実施する。電圧マージン試験を実
施する場合には、作業員等が、電圧出力切り換え回路4
3を切り換えて、プリント板Pt−1〜Pt−nの内の
1つを被試験プリント板として選択する。
【0046】その後、電圧マージン設定回路22の切り
換えスイッチを操作し、複数の設定電圧の内の1つ(V
k)を選択して電圧マージン試験を実施する。以後、電
圧出力切り換え回路43を操作して、被験対象プリント
板を順次切り換えながら、試験を実施する。
【0047】:図1B(その2)では、次のようにし
てクロックマージン試験を実施する。クロックマージン
試験を実施する場合には、作業員等が、周波数出力切り
換え回路44を切り換えて、プリント板Pt−1〜Pt
−nの内の1つを被試験プリント板として選択する。
【0048】その後、クロックマージン設定回路23の
分周比設定部を構成する切り換えスイッチにより、分周
比を設定する。そして、分周比を変えることにより、出
力周波数foを変えて、クロックマージン試験を実施す
る。
【0049】以後、周波数出力切り換え回路44を操作
して、被験対象プリント板を順次切り換えながら、試験
を実施する。以上のようにして、各プリント板毎に、電
圧マージン試験、及びクロックマージン試験を実施する
ことが出来る。また、或る特定のプリント板に対しての
み、他のプリント板に影響を与えることなく、電圧マー
ジン試験、及びクロックマージン試験を行うことが出来
る。
【0050】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。 (第1実施例の説明)図2〜図13は、本発明の第1実
施例を示した図であり、図2は第1実施例の説明図1、
図3は第1実施例の説明図2、図4は第1実施例の説明
図3、図5は電圧マージン設定回路のブロック図、図6
は電圧マージン設定回路例(例1、例2)、図7は電圧
マージン設定回路例(例3、例4)、図8は電圧マージ
ン設定回路例(例5)、図9はクロックマージン設定回
路のブロック図、図10は分周回路及び分周比設定部の
構成図、図11はクロックマージン設定回路のタイムチ
ャート、12は分周回路のタイムチャート、13は切り
換えスイッチの取り付け状態説明図である。
【0051】図2〜図13中、図1、図17、図18と
同じものは、同一符号で示してある。また、20はクロ
ック作成部、21はバックパネル、22は電圧マージン
設定回路、23はクロックマージン設定回路、24は内
部回路、25は電圧設定回路、26は選択部、27はD
C−DCコンバータ、29は位相比較器(PD)、30
はチャージポンプ回路(CP)、31は電圧制御発振器
(VCO)、32は分周回路、33は分周比設定部、3
4はカウンタ、35はパルス作成回路、36はAND回
路、37はNAND回路、38は結合コネクタ、SWは
切り換えスイッチ、d1〜d3はダイオード、R、R1
〜R3は抵抗、C1、C2はコンデンサ、SWA、SW
B、SWC、SWDは切り換えスイッチを示す。
【0052】以下、磁気テープサブシステムに適用した
実施例について説明する。なお、磁気テープサブシステ
ムの基本的な構成は、前記従来例と同じなので、詳細な
説明は省略する。
【0053】§1:MTC(磁気テープ制御装置)を構
成するプリント板等の概略説明・・・図2参照 MTC(磁気テープ制御装置)2には、該MTC2を構
成する前記各部(図17の5〜9で示した各部の回路
等)を搭載した複数のプリント板(プリント板アセンブ
リ:PCBA)14〜19、及び電源部11、クロック
作成部20等が設けてある。これら各プリント板等は、
次の通りである。
【0054】:プリント板14は、HIC5内のチャ
ネルインターフェース部(チャネルI/F)を搭載した
プリント板(プリント板アセンブリ:PCBA)であ
る。 :プリント板15は、HIC5内のMPU(マイクロ
プロセッサ)を搭載したプリント板(PCBA)であ
る。
【0055】:プリント板16は、MBB6、及びク
ロック作成部(通常時に使用するクロックを作成する回
路)を搭載したプリント板(PCBA)である。このプ
リント板16に搭載したクロック作成部では、複数種類
のクロックを作成し、他のプリント板(PCBA)に対
して、通常使用時のクロック信号(CLK)を供給して
いる。
【0056】:プリント板17は、前記FMT7内の
MPU(マイクロプロセッサ)を搭載したプリント板
(PCBA)である。 :プリント板18は、前記FMT7(但し、MPUを
除く)を搭載したプリント板(PCBA)である。
【0057】:プリント板19は、前記リードアナロ
グ回路9を搭載したプリント板(PCBA)である。 :電源部11は、各プリント板14〜19に対して、
電源を供給するものである。
【0058】:クロック作成部20は、クロックマー
ジン試験を実施する際に使用するクロック信号(CLK
t)を作成するものである。このクロック作成部20か
ら、各プリント板にクロック信号を供給する場合には、
クロック作成部20で作成したクロック信号(CLK
t)を、一旦、プリント板16に入力し、このプリント
板16から、通常のクロックと同じ経路により、他の各
プリント板に前記クロック信号を供給する。
【0059】§2:マージン試験回路の概略説明・・・
図3、図4参照 前記各プリント板14〜19は、例えば、図3に示した
ように、バックパネル21にコネクタ結合されている。
そして、各プリント板には、バックパネル21を介し
て、電源部11からの電源と、クロック作成部20から
のクロック信号が供給されるように構成してある。
【0060】但し、クロック作成部20は、クロックマ
ージン試験を実施する場合にだけ使用するものであり、
例えば、前記プリント板とは別のプリント板(図示省
略)に搭載されている。
【0061】また、各プリント板14〜19には、それ
ぞれ、電圧マージン試験を行うための電圧マージン設定
回路22と、クロックマージン試験を行うためのクロッ
クマージン設定回路23が設けてある。
【0062】各プリント板14〜19の電圧マージン設
定回路22には、前記電源部11からの電圧Vt(電圧
マージン試験を行う際の試験用電圧)が入力し、各プリ
ント板14〜19のクロックマージン設定回路23に
は、クロック作成部20からのクロック信号CLKt
(クロックマージン試験を行う際のクロック信号)が入
力する。
【0063】前記電源部11からの電圧Vt(電圧マー
ジン試験用の電圧)は、各プリント板14〜19に対し
て、共通に出力される(各プリント板に対し、同じ電圧
を供給する)と共に、クロック作成部20からのクロッ
ク信号も、各プリント板14〜19に対して、共通に出
力される(各プリント板に対し、同じクロック信号を供
給する)。
【0064】そして、各プリント板14〜19では、電
圧マージン設定回路22により、内部回路24に供給す
る電圧(電圧マージン設定値)を、任意の値に設定し
て、プリント板毎に、独立して電圧マージン試験が行え
るように構成されている。
【0065】また、各プリント板14〜19では、クロ
ックマージン設定回路23により、内部回路24に供給
するクロック信号を、任意の周波数(又は周期)に設定
して、プリント板毎に、独立してクロックマージン試験
が行えるように構成されている。
【0066】この場合、電圧マージン設定値と、クロッ
クマージン設定値は、各プリント板毎に設けた切り換え
スイッチ等により、任意の値に設定出来るようになって
いる(この点は、後述する)。
【0067】§3:電圧マージン設定回路の説明・・・
図5〜図8参照 前記電圧マージン設定回路を図5〜図8に基づいて説明
する。 :電圧マージン設定回路のブロック図の説明・・・図
5参照 図5に示したように、電圧マージン設定回路22は、電
圧設定回路25と、選択部26で構成されている。
【0068】前記電圧設定回路25は、電源部11から
供給される電源の電圧Vtを入力し、この電圧Vtか
ら、複数の異なる電圧(V1、V2、V3・・・Vn)
を、電圧マージン設定値として設定する回路であり、選
択部26は、電圧設定回路25で設定した複数の電圧の
内、いずれか1つの電圧(Vk)を選択して出力するも
のである。
【0069】この選択部26から出力される電圧Vkは
電圧マージン設定値として、内部回路24に供給され
る。 :電圧マージン設定回路例1の説明・・・図6A参照 図6Aに示した電圧マージン設定回路例1は、電圧設定
回路25をダイオードd1〜d3による回路で構成し、
選択部26を、切り換えスイッチSWで構成した例であ
る。
【0070】この例では、電圧マージン設定値を、電圧
V1、V2、V3の3種類(V1>V2>V3)とし、
これらの電圧を切り換えスイッチSWで切り換えること
により、内部回路24に対し、電圧マージンとして電圧
Vkを設定する。
【0071】この場合、ダイオードd1〜d3に電流が
流れた場合のダイオードによる電圧降下を利用して電圧
マージンの設定を行う。図示のように、電圧マージン設
定回路22の入力電圧Vtは、電圧降下無しの電圧V1
(この場合、V1=Vt)と、ダイオードd1による電
圧降下分だけ低下している電圧V2と、ダイオードd
2、d3による電圧降下分だけ低下している電圧V3に
分かれる。
【0072】そこで、内部回路24に対して電圧マージ
ンとして、電圧V1を設定したい場合には、切り換えス
イッチSWを操作して、接点P0−P1間を接続すれ
ば、電圧Vk=V1(但し、Vt=V1)が設定出来
る。
【0073】また、電圧マージンとして、電圧V2を設
定したい場合には、切り換えスイッチSWを操作して、
接点P0−P2間を接続すれば、電圧Vk=V2が設定
出来る。
【0074】更に、電圧マージンとして、電圧V3を設
定したい場合には、切り換えスイッチSWを操作して、
接点P0−P3間を接続すれば、電圧Vk=V3が設定
出来る。
【0075】:電圧マージン設定回路例2の説明・・
・図6B参照 図6Bに示した電圧マージン設定回路例2は、電圧設定
回路25を抵抗R1、R2(但し、抵抗値は、R1<R
2)による回路で構成し、選択部26を切り換えスイッ
チSWで構成した例である。
【0076】この例では、電圧マージン設定値として、
電圧V1、V2、V3の3種類(V1>V2>V3)と
し、これらの電圧を切り換えスイッチSWで切り換える
ことにより、内部回路24に対し、電圧マージンとして
電圧Vkを設定する。
【0077】この場合、抵抗R1、R2に電流が流れた
場合の抵抗R1、R2による電圧降下を利用して電圧マ
ージンの設定を行う。すなわち、電圧マージン設定回路
22の入力電圧Vtは、電圧降下無しの電圧V1(この
場合、V1=Vt)と、抵抗R1による電圧降下分電圧
が低下している電圧V2と、抵抗R2による電圧降下分
低下している電圧V3に分かれる。
【0078】そこで、内部回路に対し、電圧マージンと
して電圧V1を設定したい場合には、切り換えスイッチ
SWを操作して、接点P0−P1間を接続すれば、電圧
Vk=V1(但し、Vt=V1)が設定出来る。
【0079】また、電圧マージンとして電圧V2を設定
したい場合には、切り換えスイッチSWを操作して、接
点P0−P2間を接続すれば、電圧Vk=V2が設定出
来る。
【0080】更に、電圧マージンとして電圧V3を設定
したい場合には、切り換えスイッチSWを操作して、接
点P0−P3間を接続すれば、電圧Vk=V3が設定出
来る。
【0081】:電圧マージン設定回路例3の説明・・
・図7A参照 図7Aに示した電圧マージン設定回路例3は、電圧設定
回路25を、直列接続した3つのダイオードd1〜d3
で構成し、選択部26を切り換えスイッチSWで構成し
た例である。
【0082】この例では、電圧マージン設定値を、電圧
V1、V2、V3の3種類(V1>V2>V3)とし、
これらの電圧を切り換えスイッチSWで切り換えること
により、内部回路24に設定する電圧Vkを得る。
【0083】この場合、入力電圧Vtにより、3つの直
列接続したダイオードd1、d2、d3に電流を流して
おき、この時発生する各ダイオードの電圧降下を利用し
て電圧マージンの設定を行う。
【0084】すなわち、各電圧マージン設定回路22の
入力電圧Vtは、電圧降下無しの電圧V1(この場合、
V1=Vt)と、ダイオードd1による電圧降下分だけ
電圧が低下している電圧V2と、ダイオードd1、d2
による電圧降下分低下している電圧V3に分かれる。な
お、この例では、内部回路と関係なく電圧V1、V2、
V3が発生する。
【0085】そこで、内部回路に対して電圧マージンと
して電圧V1を設定したい場合には、切り換えスイッチ
SWを操作して、接点P0−P1間を接続すれば、電圧
Vk=V1(但し、Vt=V1)が設定出来る。
【0086】また、電圧マージンとして電圧V2を設定
したい場合には、切り換えスイッチSWを操作して、接
点P0−P2間を接続すれば、電圧Vk=V2が得られ
る。更に、電圧マージンとして電圧V3を設定したい場
合には、切り換えスイッチSWを操作して、接点P0−
P3間を接続すれば、電圧Vk=V3が設定出来る。
【0087】:電圧マージン設定回路例4の説明・・
・図7B参照 図7Bに示した電圧マージン設定回路例4は、電圧設定
回路25を、直列接続した3つの抵抗R1、R2、R3
で構成し、選択部26を切り換えスイッチSWで構成し
た例である。
【0088】この例では、電圧マージン設定値として、
電圧V1、V2、V3の3種類(V1>V2>V3)と
し、これらの電圧を切り換えスイッチSWで切り換える
ことにより、内部回路24に設定する電圧Vkを得る。
【0089】この場合、入力電圧Vtにより、3つの直
列接続した抵抗R1〜R3に電流を流しておき、この時
発生する各抵抗の電圧降下を利用して電圧マージンの設
定を行う。なお、この例では、内部回路と関係なく電圧
V1、V2、V3が発生する。
【0090】すなわち、電圧マージン設定回路22の入
力電圧Vtは、電圧降下無しの電圧V1(この場合、V
1=Vt)と、抵抗R1による電圧降下分電圧が低下し
ている電圧V2と、抵抗R1、R2による電圧降下分低
下している電圧V3に分かれる。
【0091】そこで、内部回路24に対し、電圧マージ
ンとして電圧V1を設定したい場合には、切り換えスイ
ッチSWを操作して、接点P0−P1間を接続すれば、
電圧Vk=V1(但し、Vt=V1)が設定出来る。
【0092】また、電圧マージンとして電圧V2を設定
したい場合には、切り換えスイッチSWを操作して、接
点P0−P2間を接続すれば、電圧Vk=V2が得られ
る。更に、電圧マージンとして電圧V3を設定したい場
合には、切り換えスイッチSWを操作して、接点P0−
P3間を接続すれば、電圧Vk=V3が設定出来る。
【0093】:電圧マージン設定回路例5の説明・・
・図8参照 図8に示した電圧マージン設定回路例5は、電圧設定回
路25の前段に、DC−DCコンバータ27を設けて、
入力電圧Vtを昇圧した例である。
【0094】図示のように、電圧マージン設定回路22
には、DC−DCコンバータ27と、抵抗R1、R2、
R3からなる電圧設定回路と、切り換えスイッチSWか
らなる選択部で構成する。
【0095】このように構成すると、DC−DCコンバ
ータ27の出力側には、入力電圧Vtよりも高い電圧V
oが得られる(Vt<Vo)。従って、この電圧Voを
用いて、電圧マージンを設定すれば、任意の電圧マージ
ンの設定が出来る(入力電圧よりも高い電圧の設定も可
能)。
【0096】なお、この例では、抵抗R1〜R3からな
る電圧設定回路と、切り換えスイッチSWからなる選択
部は、前記図7Bに示した電圧マージン設定回路例4と
同じ構成なので、これらの説明は省略する。
【0097】このDC−DCコンバータ27では、トラ
ンジスタQ1、Q2、トランスTの巻線N1、N2、N
4、N5等により、自励振型の発振器を構成し、ダイオ
ードd10〜d13で全波整流回路を構成し、コンデン
サC1で平滑回路を構成している。
【0098】前記発振器に入力電圧Vtが入力すると、
該発振器は発振し、トランスTの出力巻線N3に電圧を
誘起する。そこで出力巻線N3の出力を、ダイオードd
10〜d13からなる全波整流回路で整流した後、コン
デンサC1で平滑化すれば、直流電圧Voが得られる。
【0099】このようにして、DC−DCコンバータ2
7の出力から、入力電圧Vtよりも高い電圧Voが得ら
れる。従って、この電圧Voを、抵抗R1〜R3からな
る電圧設定回路の入力電圧として、電圧マージンの設定
を行えば、入力電圧Vtより高い電圧を含む任意の電圧
マージンの設定が出来る。
【0100】§4:クロックマージン設定回路の構成の
説明・・・図9参照 クロックマージン設定回路の構成を、図9に基づいて説
明する。図示のように、クロックマージン設定回路23
は、位相比較器(PD)29、チャージポンプ回路(C
P)30、電圧制御発振器(VCO)31、分周回路3
2からなるPLL回路と、分周比設定部33で構成す
る。
【0101】このPLL回路において、位相比較器(P
D)29は、入力クロック信号CLKt(周波数:f
t)と、分周回路32から出力される分周クロック信号
(周波数:fo/N)との位相を比較するものである。
【0102】チャージポンプ回路(CP)30は、位相
比較器(PD)29から出力されるディジタル信号(進
み検出信号:Pdf、又は遅れ検出信号:Pds)を、
アナログ信号(VCOの制御電圧:Vc)に変換する回
路である。
【0103】電圧制御発振器(VCO)31は、チャー
ジポンプ回路(CP)30から出力される電圧Vcによ
り制御され、該電圧Vcに応じた周波数のVCOクロッ
ク信号(周波数:fo=Nft)を出力するものであ
る。
【0104】分周回路32は、分周比設定部33で設定
した分周比(1/N)に応じて、電圧制御発振器(VC
O)31から出力されるVCOクロック信号(VCO
CLK)を分周して、分周クロック信号を出力するもの
である。
【0105】§5:分周回路及び、分周比設定部の構成
の説明・・・図10参照 分周回路及び、分周比設定部の構成を、図10に基づい
て説明する。図示のように、分周回路32は、カウンタ
34と、パルス作成回路35と、NAND回路37等で
構成すると共に、パルス作成回路35は、AND回路3
6と、抵抗R5、R6と、コンデンサC2で構成する。
なお、コンデンサC2と抵抗R6で微分回路を構成して
いる。
【0106】また、分周比設定部33は、レベル「0」
(ローレベル)の電源(例えば、+5Vの電源)と、レ
ベル「1」(ハイレベル)の電源(例えば、GND)を
切り換える複数の切り換えスイッチSWA、SWB、S
WC、SWDで構成する。
【0107】この分周比設定部33では、これらの切り
換えスイッチSWA、SWB、SWC、SWDを切り換
えることにより、任意の分周比に設定する事が出来る。
前記切り換えスイッチSWA、SWB、SWC、SWD
で設定した値(分周比:N)は、カウンタ34のプリセ
ットデータPD−A、PD−B、PD−C、PD−Dと
して入力する。
【0108】また、NAND回路37では、カウンタ3
4のキャリー信号(Carry)と、VCOクロック信
号とのNAND論理により生成した信号を、パルス作成
回路35に出力する。
【0109】パルス作成回路35では、NAND回路3
7の出力信号(a点の信号)を微分してパルスを作成
し、作成したパルスを、カウンタ34のプリセットデー
タロード信号(LOAD)として出力するように構成さ
れている。
【0110】§6:クロックマージン設定回路の動作の
説明・・・図11参照 以下、図11のタイムチャートに基づいて、図9に示し
たクロックマージン設定回路の動作を説明する。
【0111】図11では、入力クロック信号(CLK
t)、分周クロック信号(分周CLK)、位相比較器2
9から出力される進み検出信号Pdf、遅れ検出信号P
ds、チャージポンプ回路30から出力される制御電圧
Vc、VCOクロック(VCOCLK)の各信号波形を
示している。なお、t1〜t7は、各タイミングを示
す。
【0112】前記クロックマージン設定回路23を構成
するPLL回路では、入力クロック信号CLKtに同期
したVCOクロック信号を作成する。この場合、分周比
設定部33で設定した分周比1/Nに従って、N倍のV
COクロック信号(周波数:fo=Nft)を作成す
る。
【0113】先ず、入力クロック信号CLKtと、分周
クロック信号(分周CLK)は、位相比較器29によっ
て、位相比較される。この場合、タイミングt1、t2
のように、入力クロック信号CLKtが、分周クロック
信号(分周CLK)より進んでいる時は、位相比較器2
9から、進み検出信号Pdfが発生し、チャージポンプ
回路30から出力される制御電圧Vc(VCOの制御電
圧)が上昇する。
【0114】このため、VCO31の発信周波数foは
高くなり、高くなったVCOクロック信号が、分周回路
32により、1/N倍(この例では1/2倍)され、分
周クロックとして、再び入力クロック信号と位相比較さ
れる。
【0115】また、タイミングt3、t4のように、分
周CLKが進んでいる時は、前記と逆になり、位相比較
器29から遅れ検出信号Pdsが発生する。このため、
チャージポンプ回路30から出力される制御電圧Vcは
下降し、VCO発信周波数が低くなる。
【0116】この繰り返しにより、VCOクロックは、
正確に、入力信号のN倍(この例では2倍)のクロック
信号を作成出来る。 §7:分周回路及び、分周比設定部の動作の説明・・・
図12参照 以下、図12のタイムチャートに基づいて、図10に示
した分周回路及び、分周比設定部の動作を説明する。な
お、この例は、分周比1/N=1/2の例である。
【0117】図12では、VCOクロック信号(VCO
CLK)、プリセットデータPD−A、PD−B、P
D−C、PD−D、プリセットデータLOAD、カウン
タ値QA、QB、QC、QD、分周クロック(分周CL
K)、a点の信号の各波形を示してある。
【0118】また、t1〜t8は各タイミングを示す。
また、この例では、信号のハイレベルをレベル「1」と
し、ローレベルをレベル「0」として説明する。この例
では、分周比設定部33の各切り換えスイッチSWA、
SWB、SWC、SWDを、図10のように切り換え、
カウンタ34のプリセットデータPD−A、PD−B、
PD−C、PD−Dを(1011)に設定してある。
【0119】すなわち、SWAをレベル「1」、SWB
をレベル「0」、SWCをレベル「1」、SWDをレベ
ル「1」側に切り換え、プリセットデータを、PD−A
=1、PD−B=0、PD−C=1、PD−D=1に設
定する。
【0120】この状態で、分周回路32にVCOクロッ
ク信号(VCO CLK)が入力すると、カウンタ34
が動作する。今、タイミングt2において、カウンタ3
4のカウンタ値が、(QA、QB、QC、QD)=(1
111)になると、カウンタ34のキャリー信号(Ca
rry)が発生する。この時キャリー信号と、VCO
CLKのNAND出力であるa点の信号がローレベルと
なる。
【0121】その後、タイミングt3で、a点の信号が
ローレベルから立ち上がると、この時点で、パルス作成
回路35により、プリセットデータロード信号(LOA
D)が作成される。
【0122】そしてこの信号により、プリセットデータ
PD−A、PD−B、PD−C、PD−DがQA、Q
B、QC、QDにロードされ、この時点でキャリー出力
(分周クロック信号と同じ)は、ローレベルとなる。
【0123】次に、タイミングt4で、カウンタ34
は、(QA、QB、QC、QD)=(1011)から動
作を開始し、タイミングt5で、VCOクロックによ
り、再び(QA、QB、QC、QD)=(1111)状
態になり、再びキャリー信号が発生し、データプリセッ
ト状態となる。
【0124】このような動作を繰り返して、キャリー出
力は、入力VCOクロック信号の2分周出力となる。 §8:切り換えスイッチの取り付け状態の説明・・・図
13参照 前記電圧マージン設定回路、及びクロックマージン設定
回路を構成する切り換えスイッチの取り付け状態を、図
13に基づいて説明する。
【0125】前記電圧マージン設定回路22の切り換え
スイッチSW、及びクロックマージン設定回路23の切
り換えスイッチSWA、SWB、SWC、SWDは、例
えば、図13に示したように、各プリント板(図2のプ
リント板14〜19参照)上に設ける。
【0126】この場合、各プリント板19、18、・・
・の一端部には、バックパネル側の結合コネクタ38が
設けてあり、その反対側の端部には、前記切り換えスイ
ッチSW、及びSWA、・・・が並べて設けてある。
【0127】このように、プリント板の一端部(バック
パネルと反対側)に、切り換えスイッチを設けることに
より、各プリント板を装置に実装した状態で、オペレー
タ等が前記切り換えスイッチを操作出来るように構成す
る。
【0128】例えば、電圧マージン試験を実施する場合
には、各プリント板毎に、電圧マージン設定回路の切り
換えスイッチSWを操作して、任意の電圧マージンを設
定し、電圧マージン試験を行う。
【0129】また、クロックマージン試験を実施する場
合には、各プリント板毎に、クロックマージン設定回路
の切り換えスイッチSWA、SWB・・・を操作して、
分周比(1/N)を任意に設定し、内部回路に対し、ク
ロックマージンを設定して、クロックマージン試験を行
う。
【0130】(第2実施例の説明)図14は第2実施例
の説明図1、図15は第2実施例の説明図2、図16は
第2実施例の説明図3(Aはスイッチ構成例1、Bはス
イッチ構成例2)である。
【0131】図14〜図16中、図1〜図13と同じも
のは、同一符号で示してある。また、42は発振器、4
1、45、46はコネクタ、47はケーブル、48はス
イッチボードを示す。
【0132】第2実施例は、前記第1実施例において、
各プリント板に設けたマージン試験回路を無くし、該マ
ージン試験回路を、1枚のマージン試験用プリント板
(専用のプリント板)にのみ設けた例である。
【0133】すなわち、第2実施例では、マージン試験
用プリント板にのみ、マージン試験回路を設け、他のプ
リント板は、前記従来例のプリント板と同じ構成(試験
回路を設けない)にしておく。以下、詳細に説明する。
【0134】§1:プリント板の概略説明・・・図14
参照 先ず、プリント板全体の概略構成を、図14に基づいて
説明する。図示のように、バックパネル21には、複数
のプリント板19、18、17、・・・・がコネクタ結
合できるように構成されている(この構成は、図3と同
じ)。
【0135】また、バックパネル21には、前記プリン
ト板とは別に、マージン試験用プリント板40を挿入す
るためのコネクタ41(コネクタを有するスロット)が
設けてある。
【0136】前記バックパネル21には、マージン試験
用プリント板40からの信号ラインが、既に、各プリン
ト板に対して設けてあり、マージン試験用プリント板4
0をコネクタ41に挿入すると、他のプリント板への接
続ができるように構成されている。
【0137】§2:マージン試験用プリント板の説明・
・・図15参照 以下、前記マージン試験用プリント板40の構成例を図
15に基づいて説明する。
【0138】マージン試験用プリント板40には、電圧
マージン設定回路22と、クロックマージン設定回路2
3と、発振器42と、電圧出力切り換え回路43と、周
波数出力切り換え回路44等が設けてある。
【0139】前記電圧マージン設定回路22は、複数の
ダイオードと、切り換えスイッチSWで構成されている
(この回路は、図6Aに示した電圧マージン設定回路と
同じ構成の回路なので、説明は省略する)。
【0140】なお、この電圧マージン設定回路22に
は、バックパネル21を介して、外部より電圧Vtが入
力している。また、クロックマージン設定回路23は、
位相比較器29、チャージポンプ30、電圧制御発振器
(VCO)31、分周回路32、分周比設定部33等で
構成されている(この回路は、図9、図10に示したク
ロックマージン設定回路と同じ構成の回路なので、説明
は省略する)。
【0141】なお、このクロックマージン設定回路23
には、発振器42からのクロック信号が入力している。
電圧出力切り換え回路43、及び周波数出力切り換え回
路44は、バックパネル21に挿入されたプリント板1
4〜19の内、被試験プリント板を選択するための切り
換え回路であり、例えば切り換えスイッチで構成されて
いる。
【0142】すなわち、電圧出力切り換え回路43は、
電圧マージン設定回路22の出力電圧(Vk)を供給し
て試験を実施するプリント板(被試験プリント板)の選
択を行うものであり、周波数出力切り換え回路44は、
クロックマージン設定回路23の周波数出力(fo)を
供給して試験を実施するプリント板(被試験プリント
板)を選択するものである。
【0143】なお、マージン試験用プリント板40に設
けた電圧マージン設定回路22、およびクロックマージ
ン設定回路23は、前記第1実施例の全ての回路で実施
可能である。
【0144】§3:スイッチ構成例の説明・・・図16
参照 前記マージン試験用プリント板40には、多数の切り換
えスイッチが設けてあるが、これらのスイッチ類の構成
例を図16に示す。
【0145】例えば、図16Aに示したスイッチ構成例
1は、マージン試験用プリント板40の一端部(バック
パネルと反対側)に、複数のスイッチをまとめて配置し
た例である。
【0146】この場合のスイッチとしては、電圧マージ
ン設定回路22の切り換えスイッチSW、電圧出力切り
換え回路43を構成する切り換えスイッチ、周波数出力
切り換え回路44を構成する切り換えスイッチ、及び、
分周比設定部33を構成する切り換えスイッチSWA、
SWB、SWC、SWDである。
【0147】また、図16Bに示したスイッチ構成例2
は、前記スイッチだけを、独立させた例である。この例
では、マージン試験用プリント板40とは別に、スイッ
チボード48(例えば、プリント板で構成する)を設
け、このスイッチボード48には、ケーブル47を接続
し、該ケーブル47の先端部には、コネクタ46を設け
る。
【0148】このスイッチボード48には、電圧マージ
ン設定回路22の切り換えスイッチSW、電圧出力切り
換え回路43を構成する切り換えスイッチ、周波数出力
切り換え回路44を構成する切り換えスイッチ、及び、
分周比設定部33を構成する切り換えスイッチSWA、
SWB、SWC、SWDを設ける。
【0149】また、マージン試験用プリント板40の一
端部(バックパネルと反対側)には、前記ケーブル47
の先端部に設けたコネクタ46と接続可能なコネクタ4
5を設ける。
【0150】そして、マージン試験を実施する場合に
は、前記コネクタ45とコネクタ46とを結合して使用
する。上記マージン試験用プリント板40は、例えば、
電圧出力切り換え回路43、及び周波数出力切り換え回
路44の切り換えスイッチを操作して、出力回路を切断
しておくか、またはマージン試験用プリント板40の電
源を遮断して、該マージン試験用プリント板40をディ
スイネーブル状態に設定しておくことができるように構
成されている。
【0151】このようにすると、マージン試験用プリン
ト板40をバックパネル21に挿入しておいても、抜い
ておいた場合と同じ状態(出力が出ない状態)にするこ
とができる。
【0152】§4:試験時の説明・・・図14〜図16
参照 通常の試験(マージン試験ではない試験)時には、マー
ジン試験用プリント板40を使用せずに試験を行う。こ
の場合、通常は、マージン試験用プリント板40をバッ
クパネル21から抜いておく。
【0153】しかし、マージン試験用プリント板40を
挿入しておいた場合には、例えば、電圧出力切り換え回
路43、及び周波数出力切り換え回路44の切り換えス
イッチを操作して、出力回路を切断しておくか、または
マージン試験用プリント板40の電源を遮断して、該マ
ージン試験用プリント板40をディスイネーブル状態に
設定しておく。
【0154】このようにすれば、通常の試験時には被試
験プリント板に悪影響を与えずに、試験が実施できる。
通常の試験を実施した結果、正常であれば、その後マー
ジン試験を実施しないが、通常の試験で異常を検出した
時は、マージン試験を実施して、異常箇所を切り分け、
不良プリント板を交換する。
【0155】このマージン試験を実施する場合は、マー
ジン試験用プリント板40を、バックパネル21に挿入
するか、または既に挿入されていた場合には、該マージ
ン試験用プリント板40をイネーブル状態に設定して、
マージン試験を実施する。
【0156】電圧マージン試験時には、先ず、作業員等
が、電圧出力切り換え回路43を切り換えて、プリント
板(PCBA)14〜19の内の1つを被試験プリント
板として選択する。
【0157】その後、電圧マージン設定回路22の切り
換えスイッチSWを操作し、複数の設定電圧V1、V
2、V3の内の1つ(Vk)を選択し、この電圧を電圧
マージンとして被試験プリント板に出力し、電圧マージ
ン試験を実施する。
【0158】以後、電圧出力切り換え回路43を操作し
て、被験対象プリント板を順次切り換えながら、電圧マ
ージン試験を実施する。また、クロックマージン試験を
実施するときは、先ず、作業員等が、周波数出力切り換
え回路44を切り換えて、プリント板(PCBA)14
〜19の内の1つを被試験プリント板として選択する。
【0159】その後、クロックマージン設定回路23の
分周比設定部33を構成する切り換えスイッチSWA、
SWB、SWC、SWDにより分周比を設定する。そし
て、分周比により出力周波数foを変えて、クロックマ
ージン試験を実施する。
【0160】以後、周波数出力切り換え回路44を操作
して、被験対象プリント板を順次切り換えながら、クロ
ックマージン試験を実施する。 (他の実施例)以上実施例について説明したが、本発明
は次のようにしても実施可能である。
【0161】:電圧マージン設定回路を構成するダイ
オードd1、d2、d3の代わりに、トランジスタを使
用することも可能である。 :電圧マージン設定回路を構成する切り換えスイッチ
SWの代わりに、ショートピンを使用することも可能で
ある。
【0162】:複数のプリント板(プリント板アセン
ブリ)を具備した装置としては、磁気テープ制御装置に
限らず、他の同様な装置でも良い。 :第2実施例のマージン試験用プリント板は、単独の
試験装置として構成することも可能である。
【0163】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 :各プリント板毎に、独立して電圧マージン、及びク
ロックマージンを任意の値に設定して、電圧マージン試
験、及びクロックマージン試験を実施する事が出来る。
【0164】:或る特定のプリント板に対してのみ、
他のプリント板に影響を与えることなく、電圧マージン
試験、及びクロックマージン試験を行う事が出来る。 :電源装置での電圧設定が困難な場合でも、電圧マー
ジンを設定して電圧マージン試験を実施する事が出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】第1実施例の説明図1である。
【図3】第1実施例の説明図2である。
【図4】第1実施例の説明図3である。
【図5】第1実施例における電圧マージン設定回路のブ
ロック図である。
【図6】第1実施例における電圧マージン設定回路例
(例1、例2)である。
【図7】第1実施例における電圧マージン設定回路例
(例3、例4)である。
【図8】第1実施例における電圧マージン設定回路例
(例5)である。
【図9】第1実施例におけるクロックマージン設定回路
のブロック図である。
【図10】第1実施例における分周回路及び分周比設定
部の構成図である。
【図11】第1実施例におけるクロックマージン設定回
路のタイムチャートである。
【図12】第1実施例における分周回路のタイムチャー
トである。
【図13】第1実施例における切り換えスイッチの取り
付け状態説明図である。
【図14】第2実施例の説明図1である。
【図15】第2実施例の説明図2である。
【図16】第2実施例の説明図3である。
【図17】従来技術の説明図1である。
【図18】従来技術の説明図2である。
【符号の説明】
11 電源部 20 クロック作成部 22 電圧マージン設定回路 23 クロックマージン設定回路 24 内部回路 Pt−1〜Pt−n プリント板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプリント板(Pt−1〜Pt−
    n)を実装した装置において、 前記各プリント板(Pt−1〜Pt−n)に、それぞ
    れ、 プリント板の内部回路(24)に対し、任意の電圧マー
    ジンを設定可能な電圧マージン設定回路(22)と、 プリント板の内部回路(24)に対し、任意のクロック
    マージンを設定可能なクロックマージン設定回路(2
    3)を設け、 各プリント板毎に、内部回路(24)に設定する電圧マ
    ージン及び、クロックマージンを任意の値に設定して、
    電圧マージン試験、及びクロックマージン試験を実施可
    能にしたことを特徴とするマージン試験回路。
  2. 【請求項2】 複数のプリント板(Pt−1〜Pt−
    n)を実装した装置において、 前記各プリント板(Pt−1〜Pt−n)とは別に、マ
    ージン試験用プリント板(40)を設け、 該マージン試験用プリント板(40)には、 任意の電圧マージンを設定可能な電圧マージン設定回路
    (22)と、 任意のクロックマージンを設定可能なクロックマージン
    設定回路(23)と、 前記各プリント板(Pt−1〜Pt−n)に対して、電
    圧マージン設定回路(22)の電圧出力(Vk)を切り
    換える電圧出力切り換え回路(43)と、 前記各プリント板(Pt−1〜Pt−n)に対して、ク
    ロックマージン設定回路(23)の周波数出力(fo)
    を切り換える周波数出力切り換え回路(44)を設けた
    ことを特徴とするマージン試験回路。
  3. 【請求項3】 前記電圧マージン設定回路(22)を、 入力電圧(Vt)から、複数の異なる電圧(V1、V
    2、・・・Vn)を設定する電圧設定回路(25)と、 該電圧設定回路(25)で設定した複数の電圧(V1、
    V2、・・・Vn)の内、いずれか1つの電圧(Vk)
    を選択する選択部(26)で構成したことを特徴とする
    請求項1、または請求項2記載のマージン試験回路。
  4. 【請求項4】 前記クロックマージン設定回路(23)
    を、 少なくとも、出力クロック信号を分周する分周回路(3
    2)を有し、 外部から設定した分周回路(32)の分周比(1/N)
    に従って、入力クロック信号(周波数ftのCLKt)
    に同期した出力クロック信号(周波数fo=NftのV
    CO CLK)を出力するPLL回路と、 該PLL回路の外部から、前記分周回路(32)の分周
    比(1/N)を、任意の値に設定する分周比設定部(3
    3)で構成し、 該分周比設定部(33)の設定により、前記クロックマ
    ージンを、任意の値に設定可能にしたことを特徴とする
    請求項1、または請求項2記載のマージン試験回路。
  5. 【請求項5】 前記電圧出力切り換え回路(43)、及
    び周波数出力切り換え回路(44)を、 切り換えスイッチで構成したことを特徴とする請求項2
    記載のマージン試験回路。
  6. 【請求項6】 前記選択部(26)を、切り換えスイッ
    チ(SW)で構成したことを特徴とする請求項3記載の
    マージン試験回路。
  7. 【請求項7】 前記分周比設定部(33)を、複数の切
    り換えスイッチ(SWA、SWB、SWC、SWD)で
    構成したことを特徴とする請求項4記載のマージン試験
    回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005100332A (ja) * 2003-08-29 2005-04-14 Kyodo Printing Co Ltd 接触式icカードまたはicモジュールに内蔵されたicチップの電気特性の検査・測定方法及び検査・測定システム並びにこれに用いる安定化電源
WO2011080841A1 (ja) * 2009-12-28 2011-07-07 富士通株式会社 電源制御装置および電源制御方法

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