JPH07128599A - 内視鏡の湾曲部構造 - Google Patents

内視鏡の湾曲部構造

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Publication number
JPH07128599A
JPH07128599A JP27364893A JP27364893A JPH07128599A JP H07128599 A JPH07128599 A JP H07128599A JP 27364893 A JP27364893 A JP 27364893A JP 27364893 A JP27364893 A JP 27364893A JP H07128599 A JPH07128599 A JP H07128599A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
node rings
steel balls
endoscope
overlap parts
bending
Prior art date
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Pending
Application number
JP27364893A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Morizumi
雅明 森住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP27364893A priority Critical patent/JPH07128599A/ja
Publication of JPH07128599A publication Critical patent/JPH07128599A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】隣接する前後の節輪の重なり部間に鋼球を配置
し、この鋼球により節輪同士を揺動自在に連結すること
により、組立性を向上させると共に、湾曲動作を滑らに
行う。 【構成】各節輪12の両端部周縁に、各々一対の重なり
部22、22を突出形成する。これらの重なり部22、
22は、隣接する前後の節輪12、12に形成された重
なり部22、22と互いに重ね合わされ、その重ね合わ
された重なり部22、22間には鋼球24を嵌入する。
鋼球24は、重なり部22、22に穿設された孔26、
26によって摺動自在に挟持される。これにより、節輪
12、12…同士は、前記鋼球24、24…を介して上
下・左右方向に揺動自在に連結される。従って、湾曲部
10は、湾曲操作ワイヤ16、16…の引っ張り動作に
より、所望の方向に湾曲される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内視鏡の湾曲部構造に係
り、特に内視鏡の手元操作部に設けられた操作ノブを操
作することにより湾曲されて、内視鏡の挿入先端部を所
望の方向に向ける内視鏡の湾曲部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡の手元操作部に接続された挿入部
には、湾曲部が連結されており、この湾曲部は手元操作
部に設けられた操作ノブを操作することにより湾曲され
て、湾曲の先端を所望の方向に向ける。前記湾曲部は図
4に示すように、複数の節輪1、1…から構成され、各
節輪1、1…の両端部には舌状の重なり部2、2…が突
出形成される。これらの重なり部2、2は、隣接する前
後の節輪1の重なり部2、2と重ね合わされた後、ピン
3を介して揺動自在に連結される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
内視鏡の湾曲部構造は、前後の節輪1、1をピン3によ
って連結しているので、組立に手間がかかると共に、湾
曲部が滑らかに湾曲動作しないという欠点がある。本発
明はこのような事情に鑑みてなされたもので、組立性が
向上し、且つ、湾曲動作が滑らかな内視鏡の湾曲部構造
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、複数の節輪から構成されると共に、各節
輪の両端部に突出形成された舌状の重なり部を重ねて前
後の節輪を揺動自在に連結することにより湾曲可能に構
成された内視鏡の湾曲部構造に於いて、前記前後の節輪
の重なり部間に鋼球を配置して節輪同士を揺動自在に連
結したことを特徴としている。
【0005】
【作用】本発明によれば、隣接する前後の節輪の重なり
部間に鋼球を配置して、節輪同士を前記鋼球によって揺
動自在に連結した。これにより、本発明は、重なり部間
に鋼球を介在させるだけで節輪同士を連結できるので、
組立性が向上する。また、本発明は、鋼球の球面に沿っ
て節輪同士が揺動するので、湾曲部の湾曲動作が滑らか
になる。
【0006】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る内視鏡の
湾曲部構造の好ましい実施例について詳説する。図1
は、本発明に係る内視鏡の湾曲部構造が適用された内視
鏡湾曲部の斜視図である。
【0007】前記湾曲部10は、短い円筒状に形成され
た複数の節輪12、12…を軸方向に連結して構成さ
れ、その外周部にはステンレス製の保護ネット14が被
覆される。湾曲部10の内側には、4本の湾曲操作ワイ
ヤ16、16…が挿通される。これらのワイヤ16、1
6…は、各節輪12に形成された挿通部18、18にガ
イドされて湾曲部10の内周面に沿って配設されると共
に、各先端部が湾曲部10の先端環20に固着され、各
後端部が図示しない内視鏡手元操作部の湾曲操作ノブに
接続されて張設されている。
【0008】各節輪12の両端部周縁には、舌状に形成
された各々一対の重なり部22、22が該節輪12の軸
方向に沿って突出形成される。前記重なり部22、22
は、180°の間隔を持って形成されると共に、該節輪
12の反対側面に形成された重なり部22、22に対し
て90°ずれた位置に形成される。前記重なり部22、
22は、隣接する前後の節輪12に形成された重なり部
22、22と互いに重ね合わされ、その重ね合わされた
重なり部22、22間には図2、図3に示す鋼球24が
嵌入される。前記鋼球24は、重なり部22、22に各
々穿設された孔26、26に挟まれて摺動自在に支持さ
れると共に、節輪12の前後において90°間隔で配置
される。
【0009】これにより、節輪12、12…同士は、前
記鋼球24、24…を介して上下・左右方向に揺動自在
に連結される。従って、湾曲部10は、湾曲操作ノブに
よって湾曲操作ワイヤ16、16…を引っ張り操作する
ことにより、所望の方向に湾曲される。このように構成
された内視鏡の湾曲部構造によれば、重なり部22、2
2間に鋼球24を配置して節輪12、12…同士を揺動
自在に連結したので、節輪12、12…同士を手間をか
けずに容易に連結することができる。
【0010】従って、本実施例によれば、前後の節輪を
ピンによって連結する従来の内視鏡の湾曲部構造と比較
して、組立性が向上する。また、本実施例によれば、鋼
球24の球面に沿って節輪12、12同士が揺動するの
で、湾曲部10の湾曲動作が滑らかになる。尚、前記鋼
球24は、湾曲部10の外周が保護ネット14で被覆さ
れるので、湾曲部10から脱落することはない。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る内視鏡
の湾曲部構造によれば、前後の節輪の重なり部間に鋼球
を配置して節輪同士を揺動自在に連結したので、組立性
が向上すると共に、湾曲動作が滑らかになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内視鏡の湾曲部構造が適用された
湾曲部の斜視図
【図2】本発明に係る内視鏡の湾曲部構造に適用された
節輪の組立斜視図
【図3】本発明に係る内視鏡の湾曲部構造の要部断面図
【図4】従来の内視鏡の湾曲部構造の要部説明図
【符号の説明】 10…湾曲部 12…節輪 22…重なり部 24…鋼球

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の節輪から構成されると共に、各節
    輪の両端部に突出形成された舌状の重なり部を重ねて前
    後の節輪を揺動自在に連結することにより湾曲可能に構
    成された内視鏡の湾曲部構造に於いて、 前記前後の節輪の重なり部間に鋼球を配置して節輪同士
    を揺動自在に連結したことを特徴とする内視鏡の湾曲部
    構造。
JP27364893A 1993-11-01 1993-11-01 内視鏡の湾曲部構造 Pending JPH07128599A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27364893A JPH07128599A (ja) 1993-11-01 1993-11-01 内視鏡の湾曲部構造

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JP27364893A JPH07128599A (ja) 1993-11-01 1993-11-01 内視鏡の湾曲部構造

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JPH07128599A true JPH07128599A (ja) 1995-05-19

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JP (1) JPH07128599A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007132664A1 (ja) 2006-05-17 2007-11-22 Olympus Corporation 内視鏡挿入部用節輪連結体及びその製造方法
JP2008278969A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡
US8438896B2 (en) 2005-12-09 2013-05-14 Olympus Corporation Endoscopic insertion portion and manufacturing method thereof
CN104605805A (zh) * 2015-01-07 2015-05-13 淮阴工学院 无铆钉联接的内窥镜弯曲机构

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JP2008278969A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡
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