JP3241189B2 - ヒートポンプ式空気調和機 - Google Patents
ヒートポンプ式空気調和機Info
- Publication number
- JP3241189B2 JP3241189B2 JP24865793A JP24865793A JP3241189B2 JP 3241189 B2 JP3241189 B2 JP 3241189B2 JP 24865793 A JP24865793 A JP 24865793A JP 24865793 A JP24865793 A JP 24865793A JP 3241189 B2 JP3241189 B2 JP 3241189B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- air conditioner
- temperature
- outdoor
- zone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2313/00—Compression machines, plants or systems with reversible cycle not otherwise provided for
- F25B2313/029—Control issues
- F25B2313/0294—Control issues related to the outdoor fan, e.g. controlling speed
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はヒートポンプ式空気調和
機に関する。
機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のヒートポンプ式空気調和機の１例
が図２ないし図５に示されている。図２に示すように、
空気調和機の暖房運転時、インバータ駆動圧縮機１から
吐出された冷媒は、実線矢印で示すように、四方弁２、
室内熱交換器３、電動膨張弁４、室外熱交換器５、四方
弁２をこの順に経て圧縮機１に戻る。
が図２ないし図５に示されている。図２に示すように、
空気調和機の暖房運転時、インバータ駆動圧縮機１から
吐出された冷媒は、実線矢印で示すように、四方弁２、
室内熱交換器３、電動膨張弁４、室外熱交換器５、四方
弁２をこの順に経て圧縮機１に戻る。
【０００３】冷房運転時には、四方弁２が上記と逆に切
り換えられるので、圧縮機１から吐出された冷媒は、破
線矢印で示すように、四方弁２、室外熱交換器５、電動
膨張弁４、室内熱交換器５、四方弁２をこの順に経て圧
縮機１に戻る。
り換えられるので、圧縮機１から吐出された冷媒は、破
線矢印で示すように、四方弁２、室外熱交換器５、電動
膨張弁４、室内熱交換器５、四方弁２をこの順に経て圧
縮機１に戻る。
【０００４】圧縮機１はインバータ６から供給された空
気調和機の負荷に対応する周波数の電流により駆動され
る。センサ８により検出された圧縮機１の吐出管温度ｔ
d は制御器７に入力され、制御器７は電動膨張弁４に出
力して吐出管温度ｔd が目標ゾーン内に維持されるよう
に電動膨張弁４の開度をフィードバック制御している。
気調和機の負荷に対応する周波数の電流により駆動され
る。センサ８により検出された圧縮機１の吐出管温度ｔ
d は制御器７に入力され、制御器７は電動膨張弁４に出
力して吐出管温度ｔd が目標ゾーン内に維持されるよう
に電動膨張弁４の開度をフィードバック制御している。
【０００５】図３に示すように、吐出管温度ｔd の5deg
℃刻みに複数個の温度ゾーンが定められ、そのそれぞれ
に個別の記号Ａ〜Ｊが付されている。インバータ６から
圧縮機１に供給される電流の周波数、センサ９によって
検出された外気温度等に対応して目標とする温度ゾーン
が決められる。
℃刻みに複数個の温度ゾーンが定められ、そのそれぞれ
に個別の記号Ａ〜Ｊが付されている。インバータ６から
圧縮機１に供給される電流の周波数、センサ９によって
検出された外気温度等に対応して目標とする温度ゾーン
が決められる。
【０００６】しかして、サンプリングタイム、例えば、
60秒毎に吐出管温度ｔd がセンサ８によって検出され、
図４に示すように、吐出管温度ｔd が目標温度ゾーン内
にあるときは電動膨張弁４の開度は現状のまま保持され
るが、吐出管温度ｔd が目標温度ゾーンより高位の温度
ゾーン内にあるときには、電動膨張弁４の開度は大とさ
れ、吐出管温度ｔd が目標温度ゾーンをより低位の温度
ゾーン内にあるときには電動膨張弁４の開度は小とされ
る。
60秒毎に吐出管温度ｔd がセンサ８によって検出され、
図４に示すように、吐出管温度ｔd が目標温度ゾーン内
にあるときは電動膨張弁４の開度は現状のまま保持され
るが、吐出管温度ｔd が目標温度ゾーンより高位の温度
ゾーン内にあるときには、電動膨張弁４の開度は大とさ
れ、吐出管温度ｔd が目標温度ゾーンをより低位の温度
ゾーン内にあるときには電動膨張弁４の開度は小とされ
る。
【０００７】この空気調和機の暖房運転時、低外気温、
高湿度の場合には室外熱交換器５の表面に外気中の水分
が氷結して着霜する。すると、室外熱交換器５を流過す
る外気の流過抵抗が増加し、これに伴って室外熱交換器
５を流過する外気の風量が低下し、これに応じて室外熱
交換器５の表面温度が低下するので、着霜が更に促進さ
れる。そして、室外熱交換器５への着霜が進行すると、
冷媒の蒸発温度が低下し、これに伴って図５に示すよう
に室外熱交換器５の吸熱量が低下して暖房能力が低下す
るとともに圧縮機１に吸入される冷媒の温度が低下する
ので吐出管温度Ｔd も低下する。
高湿度の場合には室外熱交換器５の表面に外気中の水分
が氷結して着霜する。すると、室外熱交換器５を流過す
る外気の流過抵抗が増加し、これに伴って室外熱交換器
５を流過する外気の風量が低下し、これに応じて室外熱
交換器５の表面温度が低下するので、着霜が更に促進さ
れる。そして、室外熱交換器５への着霜が進行すると、
冷媒の蒸発温度が低下し、これに伴って図５に示すよう
に室外熱交換器５の吸熱量が低下して暖房能力が低下す
るとともに圧縮機１に吸入される冷媒の温度が低下する
ので吐出管温度Ｔd も低下する。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気調和機
においては、その暖房運転時、室外熱交換器５に着霜し
始めると、着霜が急速に進行して暖房能力が低下してし
まうので、頻繁にデフロスト運転を行う必要があり、こ
のデフロスト運転によって空調フィーリングが阻害され
るという問題があった。
においては、その暖房運転時、室外熱交換器５に着霜し
始めると、着霜が急速に進行して暖房能力が低下してし
まうので、頻繁にデフロスト運転を行う必要があり、こ
のデフロスト運転によって空調フィーリングが阻害され
るという問題があった。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、インバータ駆動圧縮機、室外熱交換器、電動膨
張弁及び室内熱交換器により冷凍サイクルを構成し、上
記インバータ駆動圧縮機に供給される電流の周波数及び
上記室外熱交換器に供給される外気の温度に基づいて目
標温度ゾーンを決定し、上記膨張弁開度を増減すること
により上記圧縮機の吐出管温度を上記目標温度ゾーン内
に維持するヒートポンプ式空気調和機において、暖房運
転時、吐出管温度が上記目標温度ゾーンより予め設定さ
れたゾーン差だけ低くなったとき、上記室外熱交換器に
外気を送風するための室外フアンの回転数を増大させる
フアン制御手段を具備することを特徴とするヒートポン
プ式空気調和機にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、インバータ駆動圧縮機、室外熱交換器、電動膨
張弁及び室内熱交換器により冷凍サイクルを構成し、上
記インバータ駆動圧縮機に供給される電流の周波数及び
上記室外熱交換器に供給される外気の温度に基づいて目
標温度ゾーンを決定し、上記膨張弁開度を増減すること
により上記圧縮機の吐出管温度を上記目標温度ゾーン内
に維持するヒートポンプ式空気調和機において、暖房運
転時、吐出管温度が上記目標温度ゾーンより予め設定さ
れたゾーン差だけ低くなったとき、上記室外熱交換器に
外気を送風するための室外フアンの回転数を増大させる
フアン制御手段を具備することを特徴とするヒートポン
プ式空気調和機にある。
【００１０】
【作用】本発明においては、インバータ駆動圧縮機に供
給される電流の周波数及び室外熱交換器に供給される外
気の温度に基づいて目標温度ゾーンを決定し、空気調和
機の暖房運転時、吐出管温度が目標温度ゾーンより予め
設定されたゾーン差だけ低くなったとき、フアン制御手
段は室外フアンの回転数を増大させる。
給される電流の周波数及び室外熱交換器に供給される外
気の温度に基づいて目標温度ゾーンを決定し、空気調和
機の暖房運転時、吐出管温度が目標温度ゾーンより予め
設定されたゾーン差だけ低くなったとき、フアン制御手
段は室外フアンの回転数を増大させる。
【００１１】
【実施例】本発明の１実施例が図１に示されている。制
御器７の出力はフアン制御手段10に入力され、ここでゾ
ーン差設定手段11に予め設定されたゾーン差（例えば
２）と比較される。比較の結果、吐出管温度ｔd がその
目標ゾーンより設定ゾーン差以上低い、即ち、 10deg℃
以上低いと判定されたとき、フアン制御手段10は室外熱
交換器５に外気を送風するための室外フアン12の駆動モ
ータ13に出力してその回転数を増大する。他の構成及び
作用は図２ないし図４に示す従来のものと同様であり、
対応する部材には同じ符号が付されている。
御器７の出力はフアン制御手段10に入力され、ここでゾ
ーン差設定手段11に予め設定されたゾーン差（例えば
２）と比較される。比較の結果、吐出管温度ｔd がその
目標ゾーンより設定ゾーン差以上低い、即ち、 10deg℃
以上低いと判定されたとき、フアン制御手段10は室外熱
交換器５に外気を送風するための室外フアン12の駆動モ
ータ13に出力してその回転数を増大する。他の構成及び
作用は図２ないし図４に示す従来のものと同様であり、
対応する部材には同じ符号が付されている。
【００１２】
【発明の効果】本発明においては、インバータ駆動圧縮
機に供給される電流の周波数及び室外熱交換器に供給さ
れる外気の温度に基づいて目標温度ゾーンを決定し、空
気調和機の暖房運転時、吐出管温度が目標温度ゾーンよ
り予め設定されたゾーン差だけ低くなったとき、フアン
制御手段が室外フアンの回転数を増大させるため、適確
な時期に室外フアンの回転数を増大させることによって
室外熱交換器の吸熱能力を増大させることができる。こ
の結果、室外熱交換器への着霜速度を低下させることが
できるので、デフロスト運転の周期を従来のものに比較
して長くすることができ、頻繁なデフロスト運転による
暖房フィーリングの悪化を抑制できる。また、通常の暖
房運転時には室外フアンは低速で回転するので、室外フ
アンの高速回転に伴う騒音の増大を必要最少限に抑制で
きる。
機に供給される電流の周波数及び室外熱交換器に供給さ
れる外気の温度に基づいて目標温度ゾーンを決定し、空
気調和機の暖房運転時、吐出管温度が目標温度ゾーンよ
り予め設定されたゾーン差だけ低くなったとき、フアン
制御手段が室外フアンの回転数を増大させるため、適確
な時期に室外フアンの回転数を増大させることによって
室外熱交換器の吸熱能力を増大させることができる。こ
の結果、室外熱交換器への着霜速度を低下させることが
できるので、デフロスト運転の周期を従来のものに比較
して長くすることができ、頻繁なデフロスト運転による
暖房フィーリングの悪化を抑制できる。また、通常の暖
房運転時には室外フアンは低速で回転するので、室外フ
アンの高速回転に伴う騒音の増大を必要最少限に抑制で
きる。
【図１】本発明の１実施例を示す系統図である。
【図２】従来のヒートポンプ式空気調和機の系統図であ
る。
る。
【図３】温度ゾーンと吐出管温度との関係を示す図であ
る。
る。
【図４】吐出管温度と膨張弁開度との関係を示す図であ
る。
る。
【図５】暖房運転時における吐出管温度及び室外熱交換
器の吸熱量の時間的変化を示す線図である。
器の吸熱量の時間的変化を示す線図である。
１ インバータ駆動圧縮機 ５ 室外熱交換器 ４ 電動膨張弁 ３ 室内熱交換器 ７ 制御器 ８ 吐出管温度センサ 10 フアン制御手段 11 ゾーン差設定手段 12 室外フアン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F24F 11/02 102 F24F 11/02
Claims (1)
- 【請求項１】 インバータ駆動圧縮機、室外熱交換器、
電動膨張弁及び室内熱交換器により冷凍サイクルを構成
し、上記インバータ駆動圧縮機に供給される電流の周波
数及び上記室外熱交換器に供給される外気の温度に基づ
いて目標温度ゾーンを決定し、上記膨張弁開度を増減す
ることにより上記圧縮機の吐出管温度を上記目標温度ゾ
ーン内に維持するヒートポンプ式空気調和機において、
暖房運転時、吐出管温度が上記目標温度ゾーンより予め
設定されたゾーン差だけ低くなったとき、上記室外熱交
換器に外気を送風するための室外フアンの回転数を増大
させるフアン制御手段を具備することを特徴とするヒー
トポンプ式空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24865793A JP3241189B2 (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | ヒートポンプ式空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24865793A JP3241189B2 (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | ヒートポンプ式空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0783488A JPH0783488A (ja) | 1995-03-28 |
| JP3241189B2 true JP3241189B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=17181395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24865793A Expired - Lifetime JP3241189B2 (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | ヒートポンプ式空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3241189B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100432722B1 (ko) * | 2001-09-11 | 2004-05-24 | 주식회사 엘지이아이 | 공기조화기의 실외팬제어방법 |
| KR100432723B1 (ko) * | 2001-09-11 | 2004-05-24 | 주식회사 엘지이아이 | 공기조화기의 제어방법 |
-
1993
- 1993-09-09 JP JP24865793A patent/JP3241189B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0783488A (ja) | 1995-03-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010918 |
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