JPH07123078A - データ伝送方式 - Google Patents

データ伝送方式

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JPH07123078A
JPH07123078A JP26380993A JP26380993A JPH07123078A JP H07123078 A JPH07123078 A JP H07123078A JP 26380993 A JP26380993 A JP 26380993A JP 26380993 A JP26380993 A JP 26380993A JP H07123078 A JPH07123078 A JP H07123078A
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JP
Japan
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data
computer
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communication
area
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JP26380993A
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English (en)
Inventor
Koji Higuchi
孔治 樋口
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Publication date
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信側計算機で、受信側計算機での通信デー
タの受信を確認する。 【構成】 予め設定した要求データを要求領域16aに
格納して通信データと共にブロードキャスト伝送装置1
4から送信させ、ブロードキャスト伝送装置24で、要
求領域26aの要求データの変化を検出してプログラム
スケジューラ22に要求状変通知を出力し、処理部28
の受信プログラムを起動させ、処理部28で通信データ
を獲得した後、要求領域26aの要求データを応答デー
タとして応答領域26cに格納してブロードキャスト伝
送装置24から返送させ、ブロードキャスト伝送装置1
4では、応答領域16cの応答データの変化を検出して
プログラムスケジューラ12に応答状変通知を出力し、
処理部18の送信プログラムを起動させて要求領域16
aの要求データと応答領域16cの応答データとが同一
であることを確認する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主記憶を送受信領域と
して用い、かつ、計算機間におけるデータの送受信をブ
ロードキャスト伝送装置により行うようにしたデータ伝
送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ブロードキャスト伝送方式は、送信側計
算機からの送信データを同時に複数の受信側計算機に伝
送するデータの通信制御方式である。ブロードキャスト
伝送の通信制御処理は、各計算機のブロードキャスト伝
送装置において行われ、ブロードキャスト伝送装置は、
送信側計算機の主記憶上の決められた領域内のデータ
を、受信側計算機の主記憶上の決められた領域に定周期
で複写する機能を有している。そして、送信側計算機と
受信側計算機とは非同期にデータの送受信を行い、受信
側計算機では、常時データ受信プログラムを作動し、定
周期で送信側計算機からの送信データを受信するように
なされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のブロードキャスト伝送方式では、送信側計算機のブ
ロードキャスト伝送装置では送信データの送信処理のみ
を、また、受信側計算機のブロードキャスト伝送装置で
は受信データの受信処理のみを、それぞれ行っているた
め、送信側計算機では、送信データが確実に受信側計算
機で受信されたかどうかを確認することができないとい
う未解決の課題がある。
【0004】また、受信側計算機では、送信側計算機か
ら、いつ、送信データが送信されるか認識することがで
きないため、データの受信プログラムを常時作動し、定
周期で、主記憶上の各格納領域を監視しなければならな
いという未解決の課題もある。そこで、この発明は、上
記従来の未解決の課題に着目してなされたものであり、
送信側計算機において、受信側計算機で確実に送信デー
タを受信することができたかどうかを確認することがで
き、また、受信側計算機では、送信側計算機から送信デ
ータが送信されたときのみ、データの受信プログラムを
作動させることのできるブロードキャスト伝送方式を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係わるブロードキャスト伝送方式は、送
信側計算機及び受信側計算機のそれぞれに、両計算機間
において主記憶を用いて通信データ及び予め設定された
特定データの送受信を行うブロードキャスト伝送装置
と、前記通信データの処理を行う通信処理手段を管理す
るプログラムスケジューラとを備え、前記受信側計算機
の通信処理手段は、前記通信データを獲得した後に受信
した特定データを前記主記憶の応答領域にセットして送
信側計算機のブロードキャスト伝送装置に返送させ、送
信側計算機の通信処理手段は、返送された特定データを
受信したときに、受信した特定データと送信した特定デ
ータとを比較して受信確認を行うことを特徴としてい
る。
【0006】また、請求項2に係わるブロードキャスト
伝送方式は、送信側計算機及び受信側計算機のそれぞれ
に、両計算機間において主記憶を用いて通信データ及び
予め設定された特定データの送受信を行うと共に、前記
特定データの状態変化を検出して状態変化通知を送出す
るブロードキャスト伝送装置と、該ブロードキャスト伝
送装置からの状態変化通知に基づいて前記通信データの
処理を行う通信処理手段を起動させるプログラムスケジ
ューラとを備え、前記受信側計算機の通信処理手段は、
前記通信データを獲得した後に受信した特定データを前
記主記憶の応答領域にセットして、送信側計算機のブロ
ードキャスト伝送装置に伝送させ、送信側計算機の通信
処理手段は、特定データを受信したときに、受信した特
定データと送信した特定データとを比較して受信確認を
行うことを特徴としている。
【0007】
【作用】請求項1に係わるブロードキャスト伝送方式
は、受信側計算機では、送信側計算機の通信データを受
信したとき、通信データを獲得した後、受信側計算機の
通信処理手段によって、送信側計算機からの特定データ
を主記憶の応答領域にセットし、ブロードキャスト伝送
装置により、送信側計算機に返送させ、送信側計算機の
通信処理手段は、受信側計算機から返送された特定デー
タと、先に受信側計算機に送信した特定データとを比較
し、これらが同一であるとき、受信側計算機に通信デー
タが確実に送信されたものと判定する。
【0008】また、請求項2に係わるブロードキャスト
伝送方式は、受信側計算機では、ブロードキャスト伝送
装置で送信側計算機からの特定データの変化を検出した
とき、プログラムスケジューラに状態変化通知を行い、
プログラムスケジューラによって通信処理手段を起動さ
せ、送信側計算機からの通信データを通信処理手段で獲
得した後、ブロードキャスト伝送装置に受信した特定デ
ータを送信側計算機に返送させ、送信側計算機の通信処
理手段は、受信側計算機から特定データを受信したとき
に、受信した特定データと先に受信側計算機に送信した
特定データとを比較し、これらが同一であることを確認
することによって、受信側計算機で確実に通信データを
受信することができたことを確認する。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の実施例を説明する。図1
は、本発明によるブロードキャスト伝送方式を適用した
計算機システムの概略構成であり、送信側計算機10と
受信側計算機20との2台の計算機間で、ブロードキャ
スト伝送を行う場合の構成を示したものである。
【0010】図1において、送信側計算機10は、デー
タ送信処理の起動管理を行うプログラムスケジューラ1
2と、受信側計算機20との間でブロードキャスト伝送
による伝送処理を行うブロードキャスト伝送装置14
と、受信側計算機20への通信データ、要求データ及び
応答データを格納する主記憶16と、データ送信処理を
行う処理部18とから構成されている。
【0011】主記憶16は、3つの格納領域から形成さ
れ、受信側計算機20への通信データ送信時に送信する
特定データとしての要求データを格納する要求領域16
aと、受信側計算機20への通信データを格納するデー
タ領域16bと、受信側計算機20からの特定データと
しての応答データを格納する応答領域16cとから形成
されている。
【0012】そして、ブロードキャスト伝送装置14
は、処理部18から通信データ、又は、要求データの送
信要求を入力したとき、要求のあったデータを格納して
いる格納領域から所定のデータを読み出して、受信側計
算機20のブロードキャスト伝送装置24に送信する。
また、ブロードキャスト伝送装置14は、主記憶16の
応答領域16cに格納された応答データを常時監視し、
応答データが変化したとき、プログラムスケジューラ1
2に状態変化通知としての応答状変通知を出力する。
【0013】処理部18は、実行プログラム等のメイン
ログラムを実行すると共に、プログラムスケジューラ1
2から、送信プログラム起動指令を入力したとき、送信
プログラムを起動し、処理部18の起動時には、主記憶
16の要求領域16a及び応答領域16cに、予め設定
した初期値、例えば、4ビットデータ“1010”を設
定する。
【0014】一方、受信側計算機20は、送信側計算機
10からのデータ受信処理の起動管理を行うプログラム
スケジューラ22と、送信側計算機10との間で、ブロ
ードキャスト伝送による伝送処理を行うブロードキャス
ト伝送装置24と、送信側計算機10からの通信デー
タ、要求データ及び応答データを格納する主記憶26
と、データ受信処理を行う処理部28とから構成されて
いる。
【0015】主記憶26は、3つの格納領域から形成さ
れ、送信側計算機10からの要求データを格納する要求
領域26aと、送信側計算機10からの通信データを格
納するデータ領域26bと、送信側計算機10からの要
求データを応答データとして格納する応答領域26cと
から形成されている。そして、ブロードキャスト伝送装
置24は、処理部28から応答データの送信要求を入力
したとき、応答領域26cから応答データを読み出し
て、送信側計算機10のブロードキャスト伝送装置14
に送信し、その後、要求領域26a及び応答領域26c
の各データに初期値をセットする。
【0016】また、ブロードキャスト伝送装置24は、
主記憶26の要求領域26aに格納された要求データを
常時監視し、要求データが変化したとき、プログラムス
ケジューラ22に状態変化通知としての要求状変通知を
出力する。処理部28は、プログラムスケジューラ22
から受信プログラム起動指令を入力したとき、受信プロ
グラムを実行し、また、処理部28の起動時には、主記
憶26の要求領域26a及び応答領域26cに、予め設
定した初期値、例えば、4ビットデータ“1010”を
設定する。
【0017】図2は、送信側計算機10のプログラムス
ケジューラ12の送信処理手順を示すフローチャートで
ある。プログラムスケジューラ12は、処理部18のメ
インプログラムからデータ送信要求を入力すると、ま
ず、ステップS1で、処理部18に送信プログラム起動
指令を出力し、ステップS2に移行する。
【0018】そして、ステップS2で、ブロードキャス
ト伝送装置14から応答状変通知を入力したか否かを判
定し、入力した場合には、ステップS3に移行し、ステ
ップS3において、処理部18に送信プログラム起動指
令を出力し、処理を終了する。一方、ステップS2で、
ブロードキャスト伝送装置14から応答状変通知を入力
しない場合には、ステップS4に移行し、ステップS4
において、処理部18に送信プログラム起動指令を出力
してから、予め設定した一定時間経過したか否かを判定
し、一定時間経過していない場合には、ステップS2に
戻り、一定時間経過した場合には、ステップS5に移行
し、処理部18のメインプログラムにエラー通知を行
い、処理を終了する。
【0019】図3は、処理部18での送信プログラムの
処理手順を示すフローチャートである。まず、ステップ
S11において、データ送信要求入力時であるか応答状
変通知入力時であるかを判定し、データ送信要求入力時
である場合には、ステップS12に移行し、応答状変通
知入力時である場合にはステップS15に移行する。
【0020】そして、ステップS12では送信する所定
の通信データをデータ領域16bに設定してステップS
13に移行し、ステップS13では、要求領域16aに
格納されている要求データを、現在値と異なる値、例え
ば、“0101”に設定する。次いで、ステップS14
で、ブロードキャスト伝送装置14に、要求データ及び
通信データ送信要求を出力し、処理を終了する。
【0021】一方、ステップS15では、要求領域16
aに格納された要求データと応答領域16cに格納され
た応答データとが同一データであるか否かを判定し、同
一データである場合には、ステップS16に移行し、ス
テップS16で、要求データ及び応答データに初期値
“1010”をセットした後処理を終了し、同一データ
でない場合には、ステップS17に移行して、メインプ
ログラムにエラー通知を行い、ステップS16に移行す
る。
【0022】図4は、受信側計算機20のプログラムス
ケジューラ22の受信処理手順を示すフローチャートで
ある。まず、ステップS21において、ブロードキャス
ト伝送装置24から要求状変通知を入力したか否かを判
定し、要求状変通知を入力したとき、処理部28に受信
プログラム起動指令を出力し、メインプログラムに戻
る。
【0023】図5は、処理部28での受信プログラムの
処理手順を示すフローチャートである。まず、ステップ
S31において、データ領域26bから通信データを獲
得し、次いで、ステップS32において、要求領域26
aに格納されている要求データを応答領域26cに応答
データとして格納する。
【0024】そして、ステップS33において、応答デ
ータ送信要求をブロードキャスト伝送装置24に出力
し、処理を終了する。ここで、送信プログラム(ステッ
プS11〜S16)及び受信プログラム(ステップS3
1〜S33)が通信処理手段に対応している。次に、上
記実施例の動作について説明する。
【0025】今、例えば、送信側計算機10から受信側
計算機20に通信データを送信するものとすると、処理
部18のメインプログラムから、プログラムスケジュー
ラ12に対し、データ送信要求を出力される。ここで、
処理部18及び28では、起動時に予め、要求領域16
a及び応答領域16c、要求領域26a及び応答領域2
6cにそれぞれ、初期値として“1010”を設定して
いるものとする。
【0026】プログラムスケジューラ12では、定周期
でメインプログラムからのデータ送信要求の入力の有無
を監視しており、データ送信要求を入力すると、送信プ
ログラム起動指令を処理部18に出力し、処理部18で
は、所定の通信データを主記憶16のデータ領域16b
に格納し、また、要求領域16aの要求データに“01
01”を設定し、ブロードキャスト伝送装置14に通信
データ及び要求データの送信要求を出力する。
【0027】ブロードキャスト伝送装置14では、これ
をうけて、主記憶16の要求領域16a及びデータ領域
16bの各データをブロードキャスト伝送装置24に送
信し、ブロードキャスト伝送装置24では、要求データ
は要求領域26aに、通信データはデータ領域26bに
格納する。そして、ブロードキャスト伝送装置24で
は、要求領域26aの要求データが“1010”から
“0101”に変化したことを検出し、要求状変通知を
プログラムスケジューラ22に出力し、プログラムスケ
ジューラ22では、これをうけて、受信プログラム起動
指令を処理部28に出力する。処理部28では、データ
領域26bに格納された通信データを獲得し、要求領域
26aの“0101”の要求データを応答領域26cに
応答データとして格納し、ブロードキャスト伝送装置2
4に応答データ送信要求を出力する。
【0028】ブロードキャスト伝送装置24では、応答
領域26cの“0101”の応答データをブロードキャ
スト伝送装置14に送信し、その後、要求領域26aの
要求データ及び応答領域26cの応答データに、初期値
“1010”をセットする。一方、ブロードキャスト伝
送装置14では、応答データが“1010”から“01
01”に変化したことを検出し、プログラムスケジュー
ラ12に応答状変通知を出力し、プログラムスケジュー
ラ12では、これによって、処理部18に送信プログラ
ム起動指令を出力する。
【0029】そして、処理部18では、要求領域16a
に格納された要求データ“0101”と応答領域16c
に格納された応答データ“0101”とを比較し、この
場合、要求データ及び応答データは同一データであるの
で、正常に通信データの送信が行われたものと判定し、
処理を終了する。そして、例えば、送信側計算機10の
ブロードキャスト伝送装置14から送信した要求データ
及び通信データが送信途中で通信異常等によって、例え
ば、要求データ“0101”が“1111”に変更され
てしまった場合等には、ブロードキャスト伝送装置24
で、要求領域26aの要求データの変化を検出し、要求
状変通知を処理部28に出力し、処理部28の受信プロ
グラムによって、データ領域26bのデータを獲得した
後、要求データ“1111”を応答データとして応答領
域26cに格納し、ブロードキャスト伝送装置24に応
答データ送信要求を行う。
【0030】そして、応答データは、ブロードキャスト
伝送装置24からブロードキャスト伝送装置14を介し
て応答領域16cに格納され、ブロードキャスト伝送装
置14では、応答データが変化したことを検出し、プロ
グラムスケジューラ12に応答状変通知を行う。プログ
ラムスケジューラ12では、処理部18によって送信プ
ログラムを起動させ、要求領域16aの要求データと応
答領域16cの応答データとを比較するが、このとき、
要求データは“0101”であるのに対し、応答データ
は“1111”であり、両者が異なるので、異常発生と
してメインプログラムにエラー通知を行い処理を終了す
る。
【0031】したがって、送信側計算機10から通信デ
ータを送信するときに、要求データを共に送信し、受信
側計算機20では、通信データを獲得したとき要求デー
タを応答データとして、送信側計算機10に返送し、送
信側計算機10では、受信側計算機から受信した応答デ
ータと要求データとが同一であるか否かを判定すること
により、送信側計算機10では、受信側計算機20から
応答データを受信することによって、通信データが受信
側計算機20において、獲得されたことを認識すること
ができ、また、受信側計算機20から受信した応答デー
タと受信領域16aに格納している要求データとが同一
であることを確認することによって、伝送時に異常等に
よって通信データが変化することなく、正常な通信デー
タが受信側計算機20で獲得されたことを確認すること
ができるので、データ送受信の信頼性を高めることがで
きる。
【0032】また、送信側計算機10及び受信側計算機
20の間で、通信データの送受信処理が同期をとって行
われるため、通信データをブロック分割して送受信する
ことが可能である。さらに、受信側計算機20では、通
信データを受信したとき、受信プログラムを起動するの
で、データ通信を行っていない間は、受信プログラムを
作動させる必要がなく、受信側計算機の処理負荷を低減
させることが可能である。
【0033】なお、上記実施例においては、要求データ
及び応答データの初期値として、“1010”、送信時
要求データの設定値として“0101”を設定している
が、これに限らず、伝送異常が発生したことが判明可能
な値であれば、任意の値を設定することが可能である。
また、上記実施例においては、送信側計算機10及び受
信側計算機20の2台の計算機システムでブロードキャ
スト伝送を行う場合について説明したが、これに限ら
ず、複数の計算機で構成した計算機システムに適用する
ことも可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係わるブロードキャスト伝送方式によれば、通信デー
タ送信時に送信側計算機の通信処理手段によって、予め
設定した特定データを共にブロードキャスト伝送装置に
より送信させ、受信側計算機の通信処理手段によって受
信した通信データを獲得した後、受信した特定データを
ブロードキャスト伝送装置に返送させ、送信側計算機の
通信処理手段によって、送信した特定データと受信した
特定データとを比較することにより、送信側計算機で
は、受信側計算機で、通信データを確実に獲得すること
ができたことを認識することができる。
【0035】また、請求項2に係わるブロードキャスト
伝送方式によれば、受信側計算機のブロードキャスト伝
送装置において、送信側計算機からの送信される特定デ
ータの状態変化を検出して、プログラムスケジューラに
通知し、プログラムスケジューラでは、ブロードキャス
ト伝送装置からの状態変化通知を受信したとき通信処理
手段を起動させ、受信した特定データをブロードキャス
ト伝送装置により送信側計算機に返送させ、送信側計算
機の通信処理手段で、返送された特定データと送信され
た特定データとが同一であることを確認することによっ
て、受信側計算機では、受信プログラムを常時作動させ
ることなく、通信データ受信時にのみ作動させればよい
ので、受信側計算機の処理負荷を低減させることがで
き、送信側計算機では、受信側計算機で通信データを確
実に獲得されたことを確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるブロードキャスト伝送方式を適用
した計算機システムの概略構成を示すブロック図であ
る。
【図2】プログラムスケジューラ12の送信処理手順を
示すフローチャートである。
【図3】処理部18での送信プログラムの処理手順を示
すフローチャートである。
【図4】プログラムスケジューラ22の受信処理手順を
示すフローチャートである。
【図5】処理部28での受信プログラムの処理手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
10 送信側計算機 20 受信側計算機 12,22 プログラムスケジューラ 14,24 ブロードキャスト伝送装置 16,26 主記憶

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側計算機及び受信側計算機のそれぞ
    れに、両計算機間において主記憶を用いて通信データ及
    び予め設定された特定データの送受信を行うブロードキ
    ャスト伝送装置と、前記通信データの処理を行う通信処
    理手段を管理するプログラムスケジューラとを備え、前
    記受信側計算機の通信処理手段は、前記通信データを獲
    得した後に受信した特定データを前記主記憶の応答領域
    にセットして送信側計算機のブロードキャスト伝送装置
    に返送させ、送信側計算機の通信処理手段は、返送され
    た特定データを受信したときに、受信した特定データと
    送信した特定データとを比較して受信確認を行うことを
    特徴とするデータ伝送方式。
  2. 【請求項2】 送信側計算機及び受信側計算機のそれぞ
    れに、両計算機間において主記憶を用いて通信データ及
    び予め設定された特定データの送受信を行うと共に、前
    記特定データの状態変化を検出して状態変化通知を送出
    するブロードキャスト伝送装置と、該ブロードキャスト
    伝送装置からの状態変化通知に基づいて前記通信データ
    の処理を行う通信処理手段を起動させるプログラムスケ
    ジューラとを備え、前記受信側計算機の通信処理手段
    は、前記通信データを獲得した後に受信した特定データ
    を前記主記憶の応答領域にセットして、送信側計算機の
    ブロードキャスト伝送装置に伝送させ、送信側計算機の
    通信処理手段は、特定データを受信したときに、受信し
    た特定データと送信した特定データとを比較して受信確
    認を行うことを特徴とするデータ伝送方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9925935B2 (en) 2012-08-24 2018-03-27 Mitsubishi Electric Corporation In-vehicle communication system and in-vehicle communication method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9925935B2 (en) 2012-08-24 2018-03-27 Mitsubishi Electric Corporation In-vehicle communication system and in-vehicle communication method

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