JP2002353881A - パケット基地局とその二重化切替時の処理方法 - Google Patents

パケット基地局とその二重化切替時の処理方法

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JP2002353881A JP2001159341A JP2001159341A JP2002353881A JP 2002353881 A JP2002353881 A JP 2002353881A JP 2001159341 A JP2001159341 A JP 2001159341A JP 2001159341 A JP2001159341 A JP 2001159341A JP 2002353881 A JP2002353881 A JP 2002353881A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】STBYからACTへの切替えの処理を簡素化
する。 【解決手段】この移動通信用のパケット基地局装置2
は、従来装置のように共通メモリユニットを含まない構
成で、監視制御ユニット21及び監視制御ユニット22
において、他系リセット生成部117及び他系リセット
生成部227と、他系リセット検出部118及び他系リ
セット検出部228とを備え、監視制御ユニット21が
運用系から待機等に監視制御ユニット22が待機系から
運用系に切替るときに、監視制御ユニット22の主処理
部223が、待機系の処理により運用切替を検出し、リ
セット信号及び他系リセット信号を発生して全体を初期
化した後に再起動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパケット基地局装置
とその二重化切替時の処理方法に関し、特に移動通信シ
ステムに用いられ状態の監視を行う監視制御部が二重化
されたパケット基地局装置とその二重化切替時の処理方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の技術について図面を参照
して説明する。
【0003】図7は従来の監視制御装置の一例を示すブ
ロック図である。
【0004】図7において、この従来例の監視制御装置
は、特開平10−173587号公報の開示内容を示
し、バスインタフェースパネルBINT15−1が障害
を起こすと、中央制御パネルCP11−1に通報信号が
送られ、認識されると、中央制御パネルCP11−1
は、前パネルの制御をバスインタフェースパネルBIN
T15−2へ切り替える。バスインタフェースパネルB
INT15−2は、RAMに記憶されているデータの代
わりに、予備系エリアに記憶されている各シェルフのス
ロットの状態情報を用い、システムの監視・制御を継続
する。バスインタフェースパネルBINT15−1は、
待機系となる。予備系エリアとRAMの領域のアドレス
とが、ダイナミックに切り替えられる。バスインタフェ
ースパネルBINT15−1のローカルメモリ15a−
1とバスインタフェースパネルBINT15−2のロー
カルメモリ15a−2とは、状態情報データを記憶する
メモリ領域を共有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来例において
は、運用系パネルに何らかの障害が発生し、即座に代行
監視を行うために、運用系および予備系のメモリに記憶
されているデータが常に同一で最新の内容になるよう
に、第一及び第二の監視パネルによって各メモリを制御
する構成になっているので、正常時及び障害時の処理が
複雑であるという問題点である。
【0006】(発明の目的)本発明は、装置の構成及び
障害等における二重化切替時の処理を簡素化するため
に、共通メモリをなくしたパケット基地局装置とその二
重化切替時の処理方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のパケット基地局
装置は、二重化された第1及び第2の監視制御ユニット
と、複数の送受信ユニットと、前記第1及び第2の監視
制御ユニット及び複数の送受信ユニット間を接続する共
通バスとを備え、前記第1及び第2の監視制御ユニット
のそれぞれは、一方が運用系ならば他方は待機系として
使用され、上位装置と接続するための上位装置インタフ
ェース手段と、前記共通バスに接続するためのバスイン
タフェース手段と、自ユニット内を制御し且つ前記上位
装置インタフェース手段を介しての送受信信号の処理を
行うと共に、運用系の状態となっている場合には自ユニ
ット以外のユニットの状態を前記バスインタフェース手
段を介して監視する主処理手段と、運用系状態の一方の
前記監視制御ユニットが何らかの障害によって又は一方
の前記監視制御ユニット内のパッケージ交換を含む前記
障害以外の何らかの状態変化によって運用系から待機系
への系切替わりの要求を待機系状態の他方の前記監視制
御ユニットが検出する系切替検出手段と、前記系切替検
出手段によって前記系切替わりの要求を検出すると前記
一方の監視制御ユニットを除く全てのユニットに前記共
通バスを介して第1のリセット信号の生成を要求する第
1のリセット信号生成要求手段と、前記共通バスを介し
て他ユニットからの前記第1のリセット信号の生成要求
を検出すると前記第1のリセット信号を生成して自ユニ
ット内を初期化する第1のリセット信号生成手段と、前
記系切替検出手段が前記状態変化のみによる系切替要求
を検出した場合には前記一方の監視制御ユニットに対し
て前記第2のリセット信号の生成要求信号を送出する第
2のリセット信号生成要求手段と、前記他方の監視制御
ユニットの前記第2のリセット信号生成要求手段からの
前記第2のリセット信号の生成要求を受信すると第2の
リセット信号を発生して自ユニット内を初期化する第2
のリセット信号発生手段とを有し、前記第1のリセット
信号は予め定められた第1の時間幅を持った信号であ
り、前記第2のリセット信号は前記第1の時間幅よりも
広い予め定められた第2の時間幅を持った信号であり、
前記複数の送受信ユニットのそれぞれは、前記共通バス
に接続して、前記第1のリセット信号生成手段と同等の
機能を持ったリセット信号生成手段を有している。
【0008】本発明のパケット基地局装置の二重化切替
時の処理方法は、二重化された第1及び第2の監視制御
ユニットと、複数の送受信ユニットと、前記第1及び第
2の監視制御ユニット及び前記複数の送受信ユニット間
を接続する共通バスとを備え、前記第1及び第2の監視
制御ユニットのそれぞれは、一方が運用系ならば他方は
待機系として使用され、上位装置と接続するための上位
装置インタフェース手段と、前記共通バスに接続するた
めのバスインタフェース手段と、自ユニット内を制御し
且つ前記上位装置インタフェース手段を介して送受信信
号の処理を行うと共に、運用系の状態となっている場合
には自ユニット以外のユニットの状態を前記バスインタ
フェース手段を介して監視する主処理手段とを備え、系
切替検出手段によって、運用系状態の一方の前記監視制
御ユニットからの何らかの障害による運用系から待機系
への系切替わり要求を検出すると、前記バスインタフェ
ース手段から前記共通バスを介して第1のリセット信号
生成要求手段によって第1のリセット信号生成要求信号
を前記一方の監視制御ユニットを除く全ユニットに送出
し、この送出後の初期化完了後に、前記上位装置インタ
フェース手段を介して上位装置(基地局制御装置)へリ
ンク接続要求を行い、前記上位装置からリンク接続応答
を受信すると、前記上位装置インタフェース手段によっ
て前記上位装置とのリンクを確立し、次に前記主処理手
段は前記上位装置から起動パラメータを受信して前記主
処理手段の内部の記憶手段に記憶し、次に前記主処理手
段は、前記バスインタフェース手段及び前記共通バスを
介して前記起動パラメータの基に前記複数の送受信ユニ
ットを運用設定し、前記系切替検出手段によって、運用
系状態の一方の前記監視ユニットからの前記一方の監視
制御ユニット内のパッケージ交換を含む前記障害以外の
何らかの状態変化によって運用系から待機系への系切替
わり要求を検出すると、前記バスインタフェース手段か
ら前記共通バスを介して前記第1のリセット信号生成要
求手段によって前記第1のリセット信号生成要求信号を
前記一方の監視制御ユニットを除く全ユニットに送出
し、次に、前記一方の監視制御ユニットに対して第2の
リセット信号要求手段によって第2のリセット信号の生
成要求信号を送出し、この第2のリセット信号の生成要
求信号を前記一方の監視制御ユニット内の第2のリセッ
ト信号発生手段が受信して前記一方の監視制御ユニット
内に前記第2のリセット信号によって初期化中に前記第
1のリセット信号を第1のリセット信号生成手段によっ
て生成して自ユニット内を前記一方の監視制御ユニット
よりも早く初期化を完了させて起動させ、前記第1のリ
セット信号は予め定められた第1の時間幅を持った信号
であり、前記第2のリセット信号は前記第1の時間幅よ
りも広い予め定められた第2の時間幅を持った信号であ
り、前記複数の送受信ユニットのそれぞれは、前記共通
バスに接続して、前記第1のリセット信号生成手段と同
等の機能を持ったリセット信号生成手段を有している。
【0009】本発明のパケット基地局装置は、二重化さ
れた第1及び第2の監視制御ユニットと、複数の送受信
ユニットと、前記第1及び第2の監視制御ユニット及び
前記複数の送受信ユニット間を接続する共通バスとを備
え、前記第1及び第2の監視制御ユニットのそれぞれ
は、一方が運用系ならば他方は待機系として使用され、
上位装置と接続するための上位装置インタフェース手段
と、前記共通バスに接続するためのバスインタフェース
手段と、自ユニット内を制御し且つ前記上位装置インタ
フェース手段を介しての送受信信号の処理を行うと共
に、運用系の状態となっている場合には自ユニット以外
のユニットの状態を前記バスインタフェース手段を介し
て監視する主処理手段と、運用系状態の一方の前記監視
制御ユニットが何らかの障害によって又は一方の前記監
視制御ユニット内のパッケージ交換を含む前記障害以外
の何らかの状態変化によって運用系から待機系への系切
替わりの要求を待機系状態の他方の前記監視制御ユニッ
トが検出する系切替検出手段と、前記系切替検出手段に
よって前記系切替わりの要求を検出した場合には、前記
一方の監視制御ユニットを除く全てのユニットに前記共
通バスを介して第1のリセット信号の生成を要求し、前
記系切替検出手段が前記状態変化のみによる系切替わり
要求を検出した場合には、前記一方の監視制御ユニット
を除く全てのユニットに前記共通バスを介して前記第1
のリセット信号の生成を要求した後に、前記共通バスを
介して前記第1のリセット信号の生成を要求した後に、
前記共通バスを介して前記一方の監視ユニットに対し第
2のリセット信号の生成要求をするリセット信号生成要
求手段と、前記共通バスを介して他ユニットから、前記
第1のリセット信号の生成要求を受信すると前記第1の
リセット信号を生成し、前記第2のリセット信号の生成
要求を受信すると前記第2のリセット信号を生成して自
ユニット内を初期化するリセット信号発生手段とを有
し、前記第1のリセット信号は予め定められた第1の時
間幅を持った信号であり、前記第2のリセット信号は前
記第1の時間幅よりも広い予め定められた第2の時間幅
を持った信号であり、前記複数の送受信ユニットのそれ
ぞれは、前記共通バスに接続して、前記第1のリセット
信号生成手段と同等の機能を持ったリセット信号生成手
段を有している。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0011】図1は本発明の第1の実施の形態のパケッ
ト基地局装置を示すブロック図である。
【0012】図1において、本第1の実施の形態のパケ
ット基地局装置2は、二重化された監視制御ユニット2
1及び監視制御ユニット22と、送受信ユニット23〜
28と、これらのユニットを接続する共通バス110と
監視制御ユニット21と監視制御ユニット22とは全く
同じ構成であり、現用/予備構成で使用する。
【0013】次に、監視制御ユニット21の内部構成の
説明を行うが、両者は全く同じ構成であるため、監視制
御ユニット22の内部構成の説明は省略する。
【0014】監視制御ユニット21は、バスアクセス部
111と、リセット検出部112と、主処理部113
と、上位装置I/F部114と、ユニット内バス115
と、上位装置I/F部用バス116と、他系リセット生
成部117と、他系リセット検出部118とを有する。
【0015】バスアクセス部111は、監視制御ユニッ
ト21がバスマスタ(ACT;現用系)として動作する
場合、共通バス110を介してパケット基地局装置2内
の各機能ユニットをアクセスするためのバス調停やタイ
ミング調整を行う。また、バススレーブ(STBY;予
備系)として動作する場合、監視制御ユニット21(自
系)あるいは、監視制御ユニット22(他系)バスアク
セスに対して応答し、バスサイクルを正常終了させる。
さらに、自ユニット状態の情報を管理していて、監視制
御ユニット21または監視制御ユニット22から共通バ
ス110を介して読み出されたときに、自ユニット状態
の最新情報を返す。
【0016】リセット検出部112は、監視制御ユニッ
ト21が、共通バス110を介して出力したりリセット
オーダーを検出し監視制御ユニット21内のリセットに
0.2秒のリセット信号を生成する。
【0017】主処理部13は、プロセッサである。あら
かじめ組み込まれたプログラムにより共通制御機能、つ
まりパケット基地局装置2全体の監視や上位装置からの
コマンド処理といった機能を実行する。
【0018】上位装置装置I/F部114は、主処理部
113と上位装置(基地局制御装置)との間に位置し、
両者の信号を中継する。ユニット内バス115は、監視
制御ユニット21の中で使用するバスである。上位装置
I/F部用バス116は、主処理部113と上位装置I
/F部114との間にあるバスで、主処理部113と上
位装置I/F部114との通信のために使用する。
【0019】他系リセット生成部117は、出力ポート
である。主処理部113からユニット内バス115を介
して設定されると他系監視制御ユニット22をリセット
するための他系リセット信号を出力する。他系リセット
検出部118は、監視制御ユニット22からの他系リセ
ット信号を検出し、監視制御ユニット21内に10秒間
のリセット信号を生成する。
【0020】ここで、他系リセット生成部117の出力
は、他系リセット検出部228へ、他系リセット生成部
227の出力は、他系リセット検出部118へそれぞれ
接続されている。
【0021】送受信ユニット23から28は、パケット
基地局装置2の本来の機能を実現するユニットである。
送受信ユニット23〜28は、それぞれ全く同じ構成で
ある。内部構成についての説明は送受信ユニット23に
ついてのみ行い、送受信ユニット24〜28の内部構成
の説明は省略する。
【0022】送受信ユニット23は、リセット検出部3
1と、バスI/F部32と、主処理部33と、送受信処
理部34と、ユニット内バス35と、送受信処理部用バ
ス36とを有する。
【0023】リセット検出部31は、監視制御ユニット
21あるいは監視制御ユニット22が、共通バス110
を介して出力したりリセットオーダーを検出し、送受信
ユニット23内のリセットに0.2秒のリセット信号を
生成する。バスI/F部32は、監視制御ユニット21
あるいは監視制御ユニット22のバスアクセスに対して
応答し、バスサイクルを正常終了させる。さらに、自送
受信ユニット23状態の状態を管理していて、監視制御
ユニット21または監視制御ユニット22から共通バス
110を介して読み出されたときに、自送受信ユニット
状態の最新情報を返す。主処理部33は、プロセッサ
で、あらかじめ組み込まれたプログラムにより送受信ユ
ニット機能を実現する。送受信処理部34は、信号送受
信のための演算や変復調を行う。ユニット内バス35
は、送受信ユニット23内で使用するバスである。送受
信処理部用バス36は、主処理部33と送受信処理部3
4との通信において使用するバスである。
【0024】送受信ユニット28内のリセット検出部8
1,バスI/F部82,主処理部83,送受信処理部8
4は、送受信ユニット23内のものと同じなので説明を
省略する。
【0025】図2は本第1の実施の形態のパケット基地
局装置における監視制御ユニット内の主処理部の内部構
成を示すブロック図である。
【0026】図2において、本第1の実施の形態のパケ
ット基地局装置2における監視制御ユニット21,22
内の主処理部113,223には、(以下主処理部11
3の場合のみついて説明し、主処理部223は同一の構
成なので説明を省略する。)監視制御ユニット21を制
御するプログラムおよびパケット基地局装置2内の全て
の状態を記憶しているテーブルを格納しているメモリ1
132と、監視制御ユニット21内の各主機能部(例え
ばクロック発生部)の障害検出回路からの検出信号を受
信し、障害の場合には障害信号Cを“0”から“1”に
また自ユニットがSTBY状態になれば信号Aを“0”
に信号Bを“1”にして主処理部223へ出力し、また
主処理部223から信号A,信号Bおよび信号Cに対応
する監視制御ユニット22の状態信号である信号a,信
号bおよび信号cを受信するI/Oポート1133と、
メモリ1132内のプログラム、テーブルおよびI/O
ポート1133からの情報の基に監視制御ユニット21
内を制御・処理するCPU1131とを有している。
【0027】また、I/Oポート1133はユニット内
バス2116及び上位装置I/F部用バス116にも接
続し、CPU1131はI/Oポート1133を介して
これらのバスからの信号を監視し、処理を行う。
【0028】図3は本第1の実施の形態のパケット基地
局装置が適用する移動通信システムの構成例を示すシス
テム構成図、図4は本第1の実施の形態のパケット基地
局装置が障害になった場合又は二重化の切替の場合の処
理手順を示すシーケンス図、図5は本第1の実施の形態
のパケット基地局装置が障害になってSTBYからAC
Tに切替える場合の内部処理の手順を示すフローチャー
トである。
【0029】次に、本第1の実施の形態はパケット基地
局装置の障害になった場合の動作について図1〜図6を
参照して説明する。
【0030】図3において、図1に示す本第1の実施の
形態のパケット基地局装置2は、パケット基地局装置2
−1,2−2〜2−nとして示され、パケット基地局装
置2−1,2−2〜2−nはそれぞれパケット基地局装
置2と同じ構成を有し、移動通信回線4を介して基地局
制御装置1に接続され、基地局制御装置11は交換局回
線3を介して交換局(図示省略)に接続されている。
【0031】図4において、パケット基地局装置2−1
が正常に動作している状態では、パケット基地局2−1
の監視制御ユニット21は上位装置I/F部114によ
って移動通信回線4を介して基地局制御装置1に接続さ
れて運用されている。
【0032】また、この状態のときには、ACT状態の
監視制御ユニット21の主処理部113は、メモリ11
32のテーブルには基地局制御装置1からリング確立時
の起動パラメータおよびパケット基地局装置2−1内の
パネルデータが記憶されてあり、I/Oポート1133
からは主処理部223に対して、自ユニット21がAC
Tであることを示す“1”の信号A、他ユニット22が
STBYであることを示す“0”の信号B、障害がない
ことを示した“0”の信号Cを送出し、主処理部223
からは、信号A,BおよびCに対応する信号aが
“0”、信号bが“1”、信号cが“0”として受信し
ている。
【0033】次に、主処理部113のCPU1131が
I/Oポート1133を介して監視制御ユニット21の
内の障害(例えばクロックの停止等)を検出すると、I
/Oポート1133から主処理部223へ信号Aを
“0”,信号Bを“1”信号Cを“1”にして送出す
る。
【0034】この結果、監視制御ユニット22は、図5
に示すように、STBYからACTに切替り(S1)、
I/Oポート1133からの信号Cの“1”の受信によ
って(S2)、主処理部223は障害となった監視制御
ユニット21を除いて基地局装置2−1内の全てのユニ
ットに対して、バスアクセス部221から共通バス11
0を介して0.2秒幅のリセット信号を送出し、パケッ
ト基地局装置2−1内の障害の監視制御ユニット21を
除く全てのユニットをリセットする。
【0035】次に、監視制御ユニット22のCPU22
31は再起動するが、基地局制御装置1とパケット基地
局装置2−1とのリンクが切れ、基地局制御装置1から
の信号に対してパケット基地局装置2−1は応答を返る
ことができなかっため(タイムオーバー)、基地局制御
装置1はパケット基地局装置2−1がダウンしたものと
して検出します。
【0036】次に、パケット基地局装置2−1の監視制
御ユニット22の主処理部223はリセットを解除し、
上位装置I/F部224を介して基地局制御装置1との
リンク接続要求を行い、それに対する基地局制御装置1
からのリンク接続応答を受信することによって、初めて
パケット基地局装置2−1と基地局制御装置1とのリン
クが確定される。
【0037】次に、基地局制御装置1から予め定められ
た起動パラメータが送信されてくると、ACT状態にな
っている監視制御ユニット22内の主処理部223は、
上位装置I/F部224を介して受信した起動パラメー
タをメモリ2232に記憶し、受信した起動パラメータ
の基に、バスアクセス部221から共通バス110を介
して送受信ユニット23〜28を設定し、基地局制御信
号1に対してACK信号を返送する。
【0038】この結果、監視制御ユニット22は基地局
制御装置1から運用開始の許可信号を受信すると、AC
K信号を返信し、パケット基地局装置2−1は監視制御
ユニット122の制御の基に運用が開始される。
【0039】尚、障害になっている監視制御ユニット2
1はリセットされていないため状態が保存されているた
め、障害の原因を調査することができる。
【0040】次に、監視制御ユニット21内で、パッケ
ージの交換や、新規パッケージの実装が行われる場合に
は、主処理部113のCPU1131はI/Oポート1
133を介して、これらの状態変化を検知し、障害のA
LMではないとして系切替の処理を行う。
【0041】即ち、この場合、I/Oポート1133か
ら主処理部223に対して“0”の信号A,“1”の信
号B,“0”の信号Cを送出する。
【0042】監視制御ユニット22側では、自ユニット
内の主処理部223が主処理部113からの信号A,信
号Bおよび信号Cに対応する信号a,信号b,信号cを
I/Oポート2233を介して受信すると(図5のS
1)、信号Cが“0”であることから、監視制御ユニッ
ト21は障害(ALM)でないと検知し(図5のS
2)、主処理部223は障害(ALM)を検知した場合
の信号経路で、監視制御ユニット21及び自己の監視制
御ユニット22を除く全ユニットに0.2秒のリセット
信号を送出させて全ユニット内をリセットさせ、次に他
系リセット生成部227から他系リセット検出部118
へ他系リセット信号を送出する。
【0043】監視制御ユニット21の他系リセット検出
部118は他系リセット生成部227からの他系リセッ
ト信号を検出すると10秒の他系リセット信号を発生し
て監視ユニット21内をリセットする。
【0044】また、監視制御ユニット22は監視制御ユ
ニットへ他系リセット信号を送出の後に、自己のユニッ
ト22内に対してリセット検出部222からの0.2秒
のリセット信号によってリセットさせる(図5のS
4)。
【0045】この監視制御ユニット21へ10秒の他系
リセットをかける理由は、基地局制御装置1からのコマ
ンドにより監視制御ユニット21を運用系として動作さ
せたいためで、リセット後も監視制御ユニット22が監
視制御ユニット21よりも先に立ち上がる必要があるた
めである。このような場合では、監視制御かユニット2
2が、監視制御ユニット21へリセットをかける立場で
あり、リセットをかける順番は、監視制御ユニット2
1,次に監視制御ユニット22となる。一方、リセット
解除して起動する順番は、監視制御ユニット22,次に
監視制御ユニット21となる必要があり、そのために、
通常の0.2秒のリセット信号とは別に、リセット時間
が長い10秒の他系リセット信号を使用する。
【0046】尚、この場合でのリセット解除後の監視制
御ユニット22が基地局制御装置1に対するリンク接続
要求以降のシーケンスは、図4に示した障害(ALM)
が発生した場合であるので、説明を省略する。
【0047】図6は本発明の第2の実施の形態のパケッ
ト基地局装置を示すブロック図である。
【0048】図6において、本第2の実施の形態のパケ
ット基地局装置2aは、図1に示す第1の実施の形態と
次の点において異なっている。
【0049】即ち、本第2の実施の形態のパケット基地
局2aにおいては、第1の実施の形態におけるパケット
基地局装置2における監視制御ユニット21,22に対
して、監視制御ユニット21a,22aを有し、送受信
ユニット23,28は、第1及び第2の実施の形態の場
合のパケット基地局2,2aと共に同じ構成になってい
る。
【0050】本第2の実施の形態のパケット基地局装置
2aにおける監視制御ユニット21a,22aは、第1
の実施の形態の場合の監視制御ユニット21,22と異
なり他系リセット生成部117,227および他系リセ
ット検出部118,228を有さない構成になってお
り、バスアクセス部111,221,上位装置I/F部
114,224を第1及び第2の両実施の形態の場合も
有して同じ機能を有している。
【0051】しかしながら、第2の実施の形態のパケッ
ト基地局装置2aが有するリセット検出部112a,2
2aは、リセット検出部112,222aと異なり、
0.2秒の通常のリセット信号のみならず10秒の他系
リセット信号を生成する機能を有している。
【0052】また第2の実施の形態のパケット基地局装
置2aが有する主処理部113a,223aは、図2に
示す第1の実施の形態の場合の主処理部113,223
と同じ構成を有しているが、第2の実施の形態の場合に
おけるメモリ1132,2232は、他系リセット生成
部117,227,他系リセット検出部118,228
を有しない構成で、リセット検出部112a,222a
で他系リセット信号を生成してリセット制御するため、
その制御プログラムが第1の実施の形態の場合と異なっ
て格納されている。
【0053】次に、本第2の実施の形態のパケット基地
局装置2aが適用される移動通信システムは、第1の実
施の形態の場合と同様に、図3に示されてある。この場
合にパケット基地局装置2−1,2−2〜2−nの代わ
りにパケット基地局装置2a−1,2a−2〜2a−n
と置き換えて考える。
【0054】次に、本第2の実施の形態のパケット基地
局装置の障害等によるSTBYからACTに切替える動
作について説明する。
【0055】この、第2の実施の形態の場合の障害等に
よるSTBYからACTへの切替えの動作は、第1の実
施の形態の場合の説明に利用した図4,図5を適用する
ことが可能で、第1の実施の形態の場合と異なる主な点
は特に、他系リセット信号の生成による切替え処理の方
法であるので、この点に関連するのみについて以下に説
明する。
【0056】まず、主処理部223aが、図2に示す構
成によって、主処理部113aから障害(ALM)を検
出した場合には(図5のS1,S2)バスアクセス部2
21から共通バス110を経由して、リセット検出部3
1,81へ各ユニットアドレスと共に0.2秒の通常の
リセット信号を生成させる予め定められた第1のコマン
ドを出力させる。
【0057】最後に自ユニット22aのリセット検出部
222aへ第1のコマンドを送りリセットさせる。この
結果、監視制御ユニット21aはALM状態が保存さ
れ、他のユニット22a,23,28はリセットされ
る。
【0058】また、第1の実施の形態の場合と同様に障
害(ALM)以外で、主処理部223aがSTBYから
ACTを検出した場合には、バスアクセス部221から
共通バスを介して、リセット検出部31,81へ各ユニ
ットアドレスと共に0.2秒の通常のリセット信号を生
成させる予め定められた第1のコマンドを出力させ、次
に、監視制御ユニット21aのアドレスと共に10秒の
他系リセット信号を生成させるための第2のコマンドを
出力させ、最後に自ユニット22aのリセット検出部2
22aへ第1のコマンドを送りリセットさせる。
【0059】このように、リセット信号を送出して、リ
セット解除後の、監視制御ユニット22aが基地局制御
装置1へリンク接続要求以降の動作は第1の実施の形態
の場合と同一なので、説明を省略する。
【0060】以上説明したように、本発明の第1及び第
2の実施の形態のパケット基地局装置2及び2aは、監
視制御ユニット21,22及び21a,22aと二重化
されていても、従来例のように共通メモリ、ローカルメ
モリを二重化して有しておらず、主処理部113,22
3及び113a,223a内のメモリのみに運用状態等
の情報を記憶し、監視制御ユニット21及び21aが障
害等によってACTからSTBYに監視制御ユニット2
2及び22aがSTBYからACTへの切替える場合
に、監視制御ユニット22及び22a側の主処理部22
3,及び223aが0.2秒のリセット信号及び10秒
のリセット信号を発生させて、パケット基地局装置2及
び2aを初期化した後、新規に運用状態等の情報を基地
局制御装置1から取得してメモリ2232に記憶する処
理方法となっているので、従来例のように共通メモリや
ローカルメモリを必要とせず、パケット基地局装置2及
び2aの構成を従来より簡素化することができる。
【0061】また、共通メモリやローカルを必要としな
いことにより、これによって派生するSTBYからAC
T,及びACTからSTBYへの切替え時のメモリ間の
データ転送処理やメモリ管理が不必要となり、全体とし
てソフトウェアの構成を従来よりも簡素化することが可
能である。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、二重化さ
れた第1及び第2の監視制御ユニットと、複数の送受信
ユニットと、第1及び第2の監視制御ユニット及び複数
の送受信ユニット間を接続する共通バスとを備え、第1
及び第2の監視制御ユニットのそれぞれは、一方が運用
系ならば他方は待機系として使用され、上位装置と接続
するための上位装置インタフェース手段と、共通バスに
接続するためのバスインタフェース手段と、自ユニット
内を制御し且つ上位装置インタフェース手段を介しての
送受信信号の処理を行うと共に、運用系の状態となって
いる場合には自ユニット以外のユニットの状態を前記バ
スインタフェース手段を介して監視する運用系状態の一
方の監視制御ユニットが何らかの障害によって又は一方
の監視制御ユニット内のパッケージ交換を含む前記障害
以外の何らかの状態変化によって運用系から待機系への
系切替りの要求を待機系状態の他方の監視制御ユニット
が検出する系切替検出手段と、系切替検出手段によって
系切替りの要求を検出する一方の監視制御ユニットを除
く全てのユニットに共通バスを介して第1のリセット信
号の生成を要求する第1のリセット信号生成要求手段
と、共通バスを介して他ユニットからの第1のリセット
信号の生成要求を検出すると第1のリセット信号を生成
して自ユニット内を初期化する第1のリセット信号生成
手段と、系切替検出手段の前記状態変化のみによる系切
替り要求を検出した場合には一方の監視制御ユニットに
対して第2のリセット信号の生成要求信号を送出する第
2のリセット信号生成要求手段と、他方の監視制御ユニ
ットの第2のリセット信号生成要求手段からの第2のリ
セット信号の生成要求を受信すると第2のリセット信号
を発生して自ユニット内を初期化する第2のリセット信
号発生手段とを有することにより、従来のように共通メ
モリを無くした構成になっているので、監視制御ユニッ
トが二重化になっていても、従来例のように共通メモリ
を必要としない構成となり、装置全体を簡素化すること
ができる効果がある。
【0063】また、共通メモリのない構成にすることに
より、二重化切替時の装置全体の制御プログラムを簡素
化することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のパケット基地局装
置を示すブロック図である。
【図2】図1に示す本第1の実施の形態のパケット基地
局装置における監視制御ユニット内の主処理部の内部構
成を示すブロック図である。
【図3】本第1の実施の形態のパケット基地局装置が適
用する移動通信システムの構成例を示すシステム構成図
である。
【図4】本第1の実施の形態のパケット基地局装置が障
害がなくなった場合又は二重化の切替の場合の処理手順
を示すシーケンス図である。
【図5】本第1の実施の形態のパケット基地局装置が障
害になって又は二重化の切替えによってSTBYからA
CTに切替える場合の内部処理の手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態のパケット基地局装
置を示すブロック図である。
【図7】従来の監視制御装置の一例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 基地局制御装置 2,2a,2−1,2−2〜2−n パケット基地局
装置 21,21a,22,22a 監視制御ユニット 23,28 送受信ユニット 31,81 リセット検出部 32,82 バスI/F部 33,83 主処理部 34,84 送受信処理部 111,221, バスアクセス部 112,112a,222,222a リセット検出
部 113,113a,223,223a 主処理部 114,224 上位装置I/F部 117,227 他系リセット生成部 118,228 他系リセット検出部 113,113a,223,223a 主処理部 1131,2231 CPU 1132,2232 メモリ 1133,2233 I/Oポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B034 BB01 BB05 5K019 AA02 AB06 BA43 BA45 CA07 EA28 EA35 5K021 AA08 BB05 CC05 CC14 DD02 EE02 FF04 GG03 5K067 AA26 AA42 BB02 BB21 CC08 DD11 DD27 DD28 DD57 EE02 EE10 EE16 FF18 FF20 FF32 KK11 KK13 KK15 LL01 LL13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二重化された第1及び第2の監視制御ユ
    ニットと、複数の送受信ユニットと、前記第1及び第2
    の監視制御ユニット及び複数の送受信ユニット間を接続
    する共通バスとを備え、 前記第1及び第2の監視制御ユニットのそれぞれは、一
    方が運用系ならば他方は待機系として使用され、上位装
    置と接続するための上位装置インタフェース手段と、前
    記共通バスに接続するためのバスインタフェース手段
    と、自ユニット内を制御し且つ前記上位装置インタフェ
    ース手段を介しての送受信信号の処理を行うと共に、運
    用系の状態となっている場合には自ユニット以外のユニ
    ットの状態を前記バスインタフェース手段を介して監視
    する主処理手段と、 運用系状態の一方の前記監視制御ユニットが何らかの障
    害によって又は一方の前記監視制御ユニット内のパッケ
    ージ交換を含む前記障害以外の何らかの状態変化によっ
    て運用系から待機系への系切替わりの要求を待機系状態
    の他方の前記監視制御ユニットが検出する系切替検出手
    段と、 前記系切替検出手段によって前記系切替わりの要求を検
    出すると前記一方の監視制御ユニットを除く全てのユニ
    ットに前記共通バスを介して第1のリセット信号の生成
    を要求する第1のリセット信号生成要求手段と、 前記共通バスを介して他ユニットからの前記第1のリセ
    ット信号の生成要求を検出すると前記第1のリセット信
    号を生成して自ユニット内を初期化する第1のリセット
    信号生成手段と、 前記系切替検出手段が前記状態変化のみによる系切替要
    求を検出した場合には前記一方の監視制御ユニットに対
    して前記第2のリセット信号の生成要求信号を送出する
    第2のリセット信号生成要求手段と、 前記他方の監視制御ユニットの前記第2のリセット信号
    生成要求手段からの前記第2のリセット信号の生成要求
    を受信すると第2のリセット信号を発生して自ユニット
    内を初期化する第2のリセット信号発生手段とを有する
    ことを特徴とするパケット基地局装置。
  2. 【請求項2】 二重化された第1及び第2の監視制御ユ
    ニットと、複数の送受信ユニットと、前記第1及び第2
    の監視制御ユニット及び前記複数の送受信ユニット間を
    接続する共通バスとを備え、 前記第1及び第2の監視制御ユニットのそれぞれは、一
    方が運用系ならば他方は待機系として使用され、上位装
    置と接続するための上位装置インタフェース手段と、前
    記共通バスに接続するためのバスインタフェース手段
    と、自ユニット内を制御し且つ前記上位装置インタフェ
    ース手段を介して送受信信号の処理を行うと共に、運用
    系の状態となっている場合には自ユニット以外のユニッ
    トの状態を前記バスインタフェース手段を介して監視す
    る主処理手段とを備え、 系切替検出手段によって、運用系状態の一方の前記監視
    制御ユニットからの何らかの障害による運用系から待機
    系への系切替わり要求を検出すると、前記バスインタフ
    ェース手段から前記共通バスを介して第1のリセット信
    号生成要求手段によって第1のリセット信号生成要求信
    号を前記一方の監視制御ユニットを除く全ユニットに送
    出し、この送出後の初期化完了後に、前記上位装置イン
    タフェース手段を介して上位装置(基地局制御装置)へ
    リンク接続要求を行い、前記上位装置からリンク接続応
    答を受信すると、前記上位装置インタフェース手段によ
    って前記上位装置とのリンクを確立し、次に前記主処理
    手段は前記上位装置から起動パラメータを受信して前記
    主処理手段の内部の記憶手段に記憶し、次に前記主処理
    手段は、前記バスインタフェース手段及び前記共通バス
    を介して前記起動パラメータの基に前記複数の送受信ユ
    ニットを運用設定することを特徴とするパケット基地局
    装置の二重化切替時の処理方法。
  3. 【請求項3】 前記系切替検出手段によって、運用系状
    態の一方の前記監視ユニットからの前記一方の監視制御
    ユニット内のパッケージ交換を含む前記障害以外の何ら
    かの状態変化によって運用系から待機系への系切替わり
    要求を検出すると、前記バスインタフェース手段から前
    記共通バスを介して前記第1のリセット信号生成要求手
    段によって前記第1のリセット信号生成要求信号を前記
    一方の監視制御ユニットを除く全ユニットに送出し、次
    に、前記一方の監視制御ユニットに対して第2のリセッ
    ト信号要求手段によって第2のリセット信号の生成要求
    信号を送出し、この第2のリセット信号の生成要求信号
    を前記一方の監視制御ユニット内の第2のリセット信号
    発生手段が受信して前記一方の監視制御ユニット内に前
    記第2のリセット信号によって初期化中に前記第1のリ
    セット信号を第1のリセット信号生成手段によって生成
    して自ユニット内を前記一方の監視制御ユニットよりも
    早く初期化を完了させて起動させることを特徴とする請
    求項2記載のパケット基地局装置の二重化切替時の処理
    方法。
  4. 【請求項4】 二重化された第1及び第2の監視制御ユ
    ニットと、複数の送受信ユニットと、前記第1及び第2
    の監視制御ユニット及び前記複数の送受信ユニット間を
    接続する共通バスとを備え、 前記第1及び第2の監視制御ユニットのそれぞれは、一
    方が運用系ならば他方は待機系として使用され、上位装
    置と接続するための上位装置インタフェース手段と、前
    記共通バスに接続するためのバスインタフェース手段
    と、自ユニット内を制御し且つ前記上位装置インタフェ
    ース手段を介しての送受信信号の処理を行うと共に、運
    用系の状態となっている場合には自ユニット以外のユニ
    ットの状態を前記バスインタフェース手段を介して監視
    する主処理手段と、 運用系状態の一方の前記監視制御ユニットが何らかの障
    害によって又は一方の前記監視制御ユニット内のパッケ
    ージ交換を含む前記障害以外の何らかの状態変化によっ
    て運用系から待機系への系切替わりの要求を待機系状態
    の他方の前記監視制御ユニットが検出する系切替検出手
    段と、 前記系切替検出手段によって前記系切替わりの要求を検
    出した場合には、前記一方の監視制御ユニットを除く全
    てのユニットに前記共通バスを介して第1のリセット信
    号の生成を要求し、前記系切替検出手段が前記状態変化
    のみによる系切替わり要求を検出した場合には、前記一
    方の監視制御ユニットを除く全てのユニットに前記共通
    バスを介して前記第1のリセット信号の生成を要求した
    後に、前記共通バスを介して前記第1のリセット信号の
    生成を要求した後に、前記共通バスを介して前記一方の
    監視ユニットに対し第2のリセット信号の生成要求をす
    るリセット信号生成要求手段と、 前記共通バスを介して他ユニットから、前記第1のリセ
    ット信号の生成要求を受信すると前記第1のリセット信
    号を生成し、前記第2のリセット信号の生成要求を受信
    すると前記第2のリセット信号を生成して自ユニット内
    を初期化するリセット信号発生手段とを有することを特
    徴とするパケット基地局装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のリセット信号は予め定められ
    た第1の時間幅を持った信号であり、前記第2のリセッ
    ト信号は前記第1の時間幅よりも広い予め定められた第
    2の時間幅を持った信号であることを特徴とする請求項
    1,2,3,4記載のパケット基地局装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の送受信ユニットのそれぞれ
    は、前記共通バスに接続して、前記第1のリセット信号
    生成手段と同等の機能を持ったリセット信号生成手段を
    有することを特徴とする請求項1,2,3,4記載のパ
    ケット基地局装置。
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JP2015065534A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 日本電気株式会社 通信装置、監視システム、監視方法及びプログラム

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