JPH07122532B2 - 自動車用凝縮器 - Google Patents

自動車用凝縮器

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JPH07122532B2
JPH07122532B2 JP25472688A JP25472688A JPH07122532B2 JP H07122532 B2 JPH07122532 B2 JP H07122532B2 JP 25472688 A JP25472688 A JP 25472688A JP 25472688 A JP25472688 A JP 25472688A JP H07122532 B2 JPH07122532 B2 JP H07122532B2
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JP
Japan
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refrigerant
condenser
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bracket
automobile
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JP25472688A
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克英 大橋
邦広 能登
健 反町
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車用空気調和装置に用いられる自動車用凝
縮器に係り、特に自動車用凝縮器の構造、及び車輌への
取付けに好適な取付構造の改良に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、特開昭62−175588号に記載のように取付
ブラケツトを自動車用凝縮器の上下フインを押えるブラ
ケツトに取付穴を設けるものであり、又他の方法として
自動車用凝縮器の両側に鉄製の凝縮器の固定ブラケツト
をセツトし取付ブラケツトと固定ブラケツトを溶接等を
施し自動車用凝縮器と取付ブラケツトを固定する方法も
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕 上記特開昭62−175588号では、熱伝達効率向上及び冷媒
通路抵抗、フイン部通気抵抗の低減を計るために板厚を
うすく構成すれば、強度が無くなり自動車の走行に伴う
振動に対応するのが困難である。又、自動車用凝縮器の
両側に鉄製の固定ブラケツトをセツトする方法では部品
点数が多く、製造工程も多くなり、ひいては製品コスト
が高くなるというような欠点があつた。しかも固定ブラ
ケツトにおいては、耐久性及び取付ブラケツトとの溶接
等により現在鉄(Fu)が主に使用されている為自動車用
凝縮器がアルミ製なので異種部材の接合による耐腐食性
の低下、また重量が重くなる等の問題があつた。更に配
管部分が凝縮器外部にとび出ている為に持運び上変形さ
れやすく、特に自動車のようにロボツトによる自動組立
化が進んでいる製品では変形上自動組立の隘路になる問
題があつた。
本発明の目的は取付ブラケツトと自動車用凝縮器との取
付構造に関して発生する上記のような問題を解決しうる
自動車用凝縮器を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、一方が冷媒入口を具備し、他方が冷媒出口
を具備して成る一対の離間した冷媒蓄積部と、該冷媒蓄
積部間に平行に配設される複数個のチューブと、該チュ
ーブ間に配設され、冷媒の熱を他へ伝達する為の複数個
のフィンと、前記一対の冷媒蓄積部の上端部間と下端部
間に配置された補強部材とを有する凝縮器であって、該
凝縮器に取付けられたブラケットを介して被支持体に固
定するように構成されたものにおいて、前記冷媒蓄積
部,チューブ,フィン及び補強部材をアルミニウム製部
材で形成し、前記ブラケットをU字形またはL字形にア
ルミニウム材で形成し、前記ブラケットを前記冷媒蓄積
部または前記補強部材の少なくともどちらか一方にろう
付けにより取付け、前記冷媒蓄積部と冷媒出入口部との
間に設けられた配管を前記補強部材の内側に設けること
によって達成される。
〔作用〕
該凝縮器の構成部品と取付ブラケツトを同部材であるア
ルミ材で構成することにより、一体炉中ロー付できる。
それによつて軽量化及び異部材の接合が無くなる為、耐
腐食性が向上しまた従来の凝縮器と比較して部品点数が
減少する為、製作費が安価となり製品コストの低下軽減
につながる。更に、補強部材は該凝縮器両側に設けられ
た冷媒蓄積部の間に橋渡しされ、取付ブラケツトは両者
に一体的に取付けられているので、冷媒蓄積部を保持で
き強度も向上する。又配管は本件と一体的に形成されて
いるので取扱上、あるいは自動車のような被支持母体へ
の取付時に変更することはない。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1〜7図により説明する。
第1図において、1は該凝縮器両側に設けられた冷媒蓄
積部で、両者の間には冷媒を流す複数個のチユーブ2
と、冷媒の熱を他へ伝達する為の複数個のフイン3が設
けられている。一般的にチユーブ2及びフイン3は熱伝
達効率向上及び冷媒通路抵抗,フイン部通気抵抗の低減
を計る為に板厚をうすく構成するので強度が無い。この
ため強度向上の目的で両側の冷媒蓄積部間に補強部材4
を設ける。該補強部材4は強度向上の目的でU字状又は
L字状に形成し、この両端の冷媒蓄積部端部にロー付等
により一体的に形成してもよい。5は取付ブラケツト
で、プレス抜時は第2図に示す形状をしており、これを
第3図のように2枚合せに成形するか、又はダイキヤス
ト等で成形後冷媒蓄積部1及び補強部材4の両者にロー
付等により一体的に形成する。一般的に取付箇所は、複
数個設けられるので、このようなブラケツトは両端の冷
媒蓄積部1の両端に合計4個所設けられることになる。
6は、冷媒出入口部で、冷媒蓄積部1の両部とは配管で
冷媒通路を成形し、該配管7は第4図の如く上記U字状
又はL字状の補強部材4の内側にあたかも該凝縮器本体
の一構成部品であるかの如く補強部材4の大部分が収納
されている様取付ける。又、配管7は補強部材内に収納
できなくても、上述の2枚合せにした取付ブラケツトの
内側に収納しても変形状有利となる。
第5図は他の実施例の一例であり、取付ブラケツト5の
2枚合せは一体部品を2枚合せにしなくても別部品を2
個使用して合せた例である。
第6図は他の実施例の例であり、比較的強度を必要とし
ない用途に使用する時又は該凝縮器全体が軽い時には、
取付ブラケツト5は2枚合せにすることなく1枚だけで
構成し冷媒蓄積部1及び補強部材4に一体的に形成して
もよい。
第7図も他の実施例の一例で、補強部材4の板厚を厚く
する強固な構成にするなら、取付ブラケツト5は冷媒蓄
積部1にのみ一体的に形成してもよい。
〔発明の効果〕
本発明の自動車用凝縮器によれば、該凝縮器の構成部品
と取付ブラケツトを同部材であるアルミ材で構成するこ
とにより一体炉中ロー付できるので軽量化でき生産性の
向上がはかれる。ひいては自動車総重量の軽減,燃費向
上にも寄与しうる。同じく異部材の接合が無い為、耐腐
食性の向上になる。また従来の様に自動車用凝縮器に固
定ブラケツト及び取付ブラケツト等の接合、かつ固定ブ
ラケツトの取付時該凝縮器を構成するフインにキズ、穴
明けする必要が無くなる。以上の事により両端のフイン
を犠牲する固定ブラケツト等で通風面積を減少し、通気
抵抗を高上させることなく熱交換効率の高上にもつなが
る。更に自動車用凝縮器を構成している部品点数が少な
くなる為、製作費が安価となり製品コストの低減とな
る。その他、取付ブラケツトをU字形及びL字形成形す
ることにより出入口配管等をU字またはL字の間に配置
可能となり、他自動車部品への干渉を防止でき配管の保
護及び外観が良くなる。以上、本発明の自動車用凝縮器
によって前述のような効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の自動車用凝縮器の斜視図、
第2図は取付ブラケツトの素材展開図、第3図は取付ブ
ラケツト成形後の斜視図、第4(A)図は第1図のIV−
IV断面、第4(B)図は補強部材をL字形に成形した時
の断面図、第5図は他の実施例の凝縮器の斜視図、第6
図は更に他の実施例における凝縮器の斜視図、第7図は
更に別の実施例におけ凝縮器の斜視図である。 1……冷媒蓄積部、2……チユーブ、3……フイン、4
……補強部材、5……取付ブラケツト、6……冷媒出入
口部、7……配管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方が冷媒入口を具備し、他方が冷媒出口
    を具備して成る一対の離間した冷媒蓄積部と、該冷媒蓄
    積部間に平行に配設される複数個のチューブと、該チュ
    ーブ間に配設され、冷媒の熱を他へ伝達する為の複数個
    のフィンと、前記一対の冷媒蓄積部の上端部間と下端部
    間に配置された補強部材とを有する凝縮器であって、該
    凝縮器に取付けられたブラケットを介して被支持体に固
    定するように構成されたものにおいて、前記冷媒蓄積
    部,チューブ,フィン及び補強部材をアルミニウム製部
    材で形成し、前記ブラケットをU字形またはL字形にア
    ルミニウム材で形成し、前記ブラケットを前記冷媒蓄積
    部または前記補強部材の少なくともどちらか一方にろう
    付けにより取付け、前記冷媒蓄積部と冷媒出入口部との
    間に設けられた配管を前記補強部材の内側に設けたこと
    を特徴とする自動車用凝縮器。
JP25472688A 1988-10-12 1988-10-12 自動車用凝縮器 Expired - Lifetime JPH07122532B2 (ja)

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JP25472688A JPH07122532B2 (ja) 1988-10-12 1988-10-12 自動車用凝縮器

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Publication Number Publication Date
JPH02103353A JPH02103353A (ja) 1990-04-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2542550Y2 (ja) * 1992-05-29 1997-07-30 株式会社ゼクセル 熱交換器における取付用ブラケットの取付構造
JP3791079B2 (ja) * 1996-06-18 2006-06-28 株式会社デンソー 複式熱交換器

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JPH02103353A (ja) 1990-04-16

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