JPH07122331B2 - 建築用入隅ジョイナー - Google Patents
建築用入隅ジョイナーInfo
- Publication number
- JPH07122331B2 JPH07122331B2 JP4300257A JP30025792A JPH07122331B2 JP H07122331 B2 JPH07122331 B2 JP H07122331B2 JP 4300257 A JP4300257 A JP 4300257A JP 30025792 A JP30025792 A JP 30025792A JP H07122331 B2 JPH07122331 B2 JP H07122331B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corner
- cover member
- receiving member
- shaped
- decorative surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Finishing Walls (AREA)
Description
【産業上の利用分野】本発明は、建築用パネルによって
施工される乾式の外壁の入隅部に使用される入隅ジョイ
ナーに関するものである。
施工される乾式の外壁の入隅部に使用される入隅ジョイ
ナーに関するものである。
【従来の技術】従来、建築用パネルの入隅ジョイナーと
して以下のようなものが供されている。 （ａ）第３図に示すように金属薄板、プラスチック樹
脂、アルミ合金の押し出し等によって作り、単に建築用
パネル端面をおおい、化粧面上から釘で固定される、断
面が概ねＬ字状の長尺板。 （ｂ）第４図に示すように、公開実用新案広報昭６０−
７０１２９号のような、釘打ち固定用取付具１４と、建
築用パネル端面を覆う断面が概Ｌ字状の金属薄板、プラ
スチック樹脂、アルミ合金の押し出し等で作られた天井
部１５の組み合わせによってなるもの。
して以下のようなものが供されている。 （ａ）第３図に示すように金属薄板、プラスチック樹
脂、アルミ合金の押し出し等によって作り、単に建築用
パネル端面をおおい、化粧面上から釘で固定される、断
面が概ねＬ字状の長尺板。 （ｂ）第４図に示すように、公開実用新案広報昭６０−
７０１２９号のような、釘打ち固定用取付具１４と、建
築用パネル端面を覆う断面が概Ｌ字状の金属薄板、プラ
スチック樹脂、アルミ合金の押し出し等で作られた天井
部１５の組み合わせによってなるもの。
【発明が解決しようとする問題点】上述の各々建築用入
隅ジョイナーには以下のような欠点があった。前者は構
造が簡単で安価であるが、釘が表面に露出して美観が損
なわれてしまうばかりでなく、雨水にさらされて錆が発
生してしまう。後者は天井部１５を固定用取付具１４に
はめ込むとき天井部１５がＬ字状であるため、施工箇所
が狭い場合においてはめ込みずらいばかりでなく、外れ
やすいという欠点があった。
隅ジョイナーには以下のような欠点があった。前者は構
造が簡単で安価であるが、釘が表面に露出して美観が損
なわれてしまうばかりでなく、雨水にさらされて錆が発
生してしまう。後者は天井部１５を固定用取付具１４に
はめ込むとき天井部１５がＬ字状であるため、施工箇所
が狭い場合においてはめ込みずらいばかりでなく、外れ
やすいという欠点があった。
【問題を解決するための手段】本発明の構成を以下に説
明する。本発明に係わる建築用入隅ジョイナーは、受け
部材とカバー部材からなり、押し出し加工により成形さ
れる受け部材は第１図に示すように、雌側となる差込み
係合溝１と、釘打ち部２とからなる。又、第２図に示す
ようにカバー部材は雄雌となる差込み係合辺７と、パネ
ルの端部を覆うための化粧面６とからなる。
明する。本発明に係わる建築用入隅ジョイナーは、受け
部材とカバー部材からなり、押し出し加工により成形さ
れる受け部材は第１図に示すように、雌側となる差込み
係合溝１と、釘打ち部２とからなる。又、第２図に示す
ようにカバー部材は雄雌となる差込み係合辺７と、パネ
ルの端部を覆うための化粧面６とからなる。
【実施例】第１、２図を参照し、実施例を説明する。雌
型差込み係合溝１は、その間隔を相対するカバー部材の
オス型差込み係合辺の厚さに対応する寸法で並列に形成
し、各々内面側には係止用の鋸状の山３を、その高さを
０．５から１．５ｍｍ程度にして先端から適宜の範囲に
及んで施してある。また、先端４はカバー部材の雄型差
込み辺７が差込みやすいように、やや開いた形状にして
ある。釘打部２には雨水の進入を防ぐためと、釘打箇所
の範囲を定めるための凸状２’、５が付してある。第２
図カバー部材で、雄型差込み係合辺７には、係止用の切
起し加工８がその先端付近に施してあり、前述の差込み
係合溝１の鋸状の山３に係止するようになっている。
又、化粧面６はその先端を鋭角に屈曲し、屈曲した面
６’は既に施工された建築用パネルの化粧面に密接する
ようになっている。次に、第５、６図を参照して第１，
２図で説明したジョイナーの施工例を説明する。第５図
に示すように受け部材を建築物の入隅部に直接釘打ち
し、その上に建築用パネルの端部を当接し差込み係合溝
外側に突き付けるようにして張り付け固定する。その後
第６図に示すようにカバー部材の雄型差込み係合辺を受
け部材の雌側差込み係合溝に差込み係合する。
型差込み係合溝１は、その間隔を相対するカバー部材の
オス型差込み係合辺の厚さに対応する寸法で並列に形成
し、各々内面側には係止用の鋸状の山３を、その高さを
０．５から１．５ｍｍ程度にして先端から適宜の範囲に
及んで施してある。また、先端４はカバー部材の雄型差
込み辺７が差込みやすいように、やや開いた形状にして
ある。釘打部２には雨水の進入を防ぐためと、釘打箇所
の範囲を定めるための凸状２’、５が付してある。第２
図カバー部材で、雄型差込み係合辺７には、係止用の切
起し加工８がその先端付近に施してあり、前述の差込み
係合溝１の鋸状の山３に係止するようになっている。
又、化粧面６はその先端を鋭角に屈曲し、屈曲した面
６’は既に施工された建築用パネルの化粧面に密接する
ようになっている。次に、第５、６図を参照して第１，
２図で説明したジョイナーの施工例を説明する。第５図
に示すように受け部材を建築物の入隅部に直接釘打ち
し、その上に建築用パネルの端部を当接し差込み係合溝
外側に突き付けるようにして張り付け固定する。その後
第６図に示すようにカバー部材の雄型差込み係合辺を受
け部材の雌側差込み係合溝に差込み係合する。
【発明の効果】本発明は上記の構成であるから、釘打ち
部が表面に露出しないため雨水により釘が錆びることも
なく、美観も優れている。又カバー部材を差込み係合す
るとき、化粧面が平坦であるため、差込みやすい利点が
あり、施工後の壁面は入隅部において角の取れたいわゆ
る面取りの形状となり、さらに鋭角に曲がった密接辺が
クッションの役割をして壁面との密着性、化粧の平滑性
を保ち、美観を向上させる。また、受け部材をアルミ合
金、又はプラスチック樹脂の押し出し成形によるものと
したことにより、受け部材の雌型鋸状のギザギザが精密
に成形されるから係止強度が十分確保され、カバー部材
を金属薄板のロール成形としたことで、建築用パネルの
材料がアルミ、鉄板、ステンレス、等種々の場合それら
材料に対応して同種のものができ、それも比較的安価に
製造される。特に、カバー部材の雄型差込み片は金属薄
薄板の切起し加工によって係止されるため、差し込み易
く、かつ外れ難いという理想的な嵌合となる。
部が表面に露出しないため雨水により釘が錆びることも
なく、美観も優れている。又カバー部材を差込み係合す
るとき、化粧面が平坦であるため、差込みやすい利点が
あり、施工後の壁面は入隅部において角の取れたいわゆ
る面取りの形状となり、さらに鋭角に曲がった密接辺が
クッションの役割をして壁面との密着性、化粧の平滑性
を保ち、美観を向上させる。また、受け部材をアルミ合
金、又はプラスチック樹脂の押し出し成形によるものと
したことにより、受け部材の雌型鋸状のギザギザが精密
に成形されるから係止強度が十分確保され、カバー部材
を金属薄板のロール成形としたことで、建築用パネルの
材料がアルミ、鉄板、ステンレス、等種々の場合それら
材料に対応して同種のものができ、それも比較的安価に
製造される。特に、カバー部材の雄型差込み片は金属薄
薄板の切起し加工によって係止されるため、差し込み易
く、かつ外れ難いという理想的な嵌合となる。
第１，２図は本発明に係わる入隅ジョイナーの部材の断
面斜視図。第３，４図は従来使用されている入隅ジョイ
ナーの例。第５，６図は本発明の実施例を示す説明図。
面斜視図。第３，４図は従来使用されている入隅ジョイ
ナーの例。第５，６図は本発明の実施例を示す説明図。
１：雌型差込み係合溝 ２：釘打ち部 ３：鋸状の山 ４：差込み部先端 ５：凸状 ６：化粧面 ７：雄型差込み辺 ８：切起し ９：柱 １０：胴縁 １１：建築用パネル １２：釘 １３：Ｌ字状の長尺板 １４：釘打ち固定用取付具 １５：天井部
Claims (1)
- 横断面が概ねＬ字状の釘打部を有し、その釘打部の角部
内側付近に互いに近接した２枚の突出片を設け、その突
出片の相対する内側に鋸状の突状を概ね５〜２０条設け
雌型係合溝とした長尺の受け部材と、外装材表面に面同
士で当接する密接辺と化粧面とによって鋭角を成し、化
粧面は前記係合溝に係合する雄型差込み片を形成する為
に、２枚重ね板の成形によって横断面を概ね漢字山字状
としたカバー部材を組み合わせることによってなる建築
用入隅ジョイナーにおいて、前記受け部材をアルミ合
金、又はプラスチック樹脂の押し出し成形によるものと
し、カバー部材を金属薄板のロール成形によるものと
し、かつ雄側差込み片は両側に切起し加工によってまぶ
た形の係止突起を多数設けることによって雄型の係止構
造としたことを特徴とする建築用入隅ジョイナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4300257A JPH07122331B2 (ja) | 1992-11-01 | 1992-09-29 | 建築用入隅ジョイナー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4300257A JPH07122331B2 (ja) | 1992-11-01 | 1992-09-29 | 建築用入隅ジョイナー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06185195A JPH06185195A (ja) | 1994-07-05 |
| JPH07122331B2 true JPH07122331B2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=17882612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4300257A Expired - Lifetime JPH07122331B2 (ja) | 1992-11-01 | 1992-09-29 | 建築用入隅ジョイナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07122331B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8377664B2 (en) | 2005-10-05 | 2013-02-19 | Kao Corporation | Method for producing a useful substance by use of an immobilized enzyme |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5216726U (ja) * | 1975-07-25 | 1977-02-05 | ||
| JPH0245374Y2 (ja) * | 1985-12-24 | 1990-11-30 |
-
1992
- 1992-09-29 JP JP4300257A patent/JPH07122331B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06185195A (ja) | 1994-07-05 |
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Legal Events
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