JPH0711996U - 折り畳み可能なロールペーパー繰り出し容器 - Google Patents

折り畳み可能なロールペーパー繰り出し容器

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JPH0711996U
JPH0711996U JP4106493U JP4106493U JPH0711996U JP H0711996 U JPH0711996 U JP H0711996U JP 4106493 U JP4106493 U JP 4106493U JP 4106493 U JP4106493 U JP 4106493U JP H0711996 U JPH0711996 U JP H0711996U
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JP
Japan
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plate
paper
bottom plate
side plate
container
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Pending
Application number
JP4106493U
Other languages
English (en)
Inventor
恒春 大野
Original Assignee
有限会社草洋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロールペーパー繰り出し端を摘持し易いよう
にその一部を常に露出する。 【構成】 連続的に巻き重ねられたロールペーパー19
を収容し、その繰り出しペーパー部分を切断するカッタ
ー15を有する、直方体の折り畳み可能なペーパー繰り
出し容器1であって、蓋板6が後側板5に連設されその
自由端が前側板4の上端よりも下方である上端近傍部位
の横方向へ延びる支承部13に受止され、支承部13よ
りも上部に位置する前側板4の上端部をペーパーの繰り
出しの際におけるぺーパーの摘持補助部14とされてい
る構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、連続的に巻き重ねられたロールペーパーを収容し、ペーパーを繰 り出し切断して使用するための折り畳み可能なロールぺーパー繰り出し容器に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、下記のものが周知である。
【0003】 (1)連続的に巻き重ねられたロールペーパーを収容し、ペーパーを繰り出し 切断して使用するための、フレーム又はボックスタイプのいわゆるトイレットペ ーパー用ホルダー(第1タイプ)。
【0004】 (2)ティッシュペーパーを一枚づつ折り重ね、連続的に繰り出して使用する ためのボックス(第2タイプ)。
【0005】 (3)ペーパータオルを一枚づつ折り重ね、連続的に繰り出して使用するため のフレーム又はボックスタイプのホルダー(第3タイプ)。
【0006】 (4)連続的にロール状に巻き重ねられたプラスチックフィルムやアルミニウ ム箔を収容し、それらを繰り出し切断して使用するためのケース又はボックス( 第4タイプ)。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
例えば、一般家庭において、台所のガス台などの器具が汚れた場合、取り敢え ずその拭き取りが可能で、かなり頻繁に又は多量に使用しても、使用者が、もっ たいない、といった気持ちになることがない廉価な使い捨てできるものがあれば 極めて便利である。その拭き取りに一応使用してもよいと考えられるものとして 、ティッシュペーパー及びペーパータオルを始め雑巾などがあるが、前二者は、 一般に比較的低級のトイレットペーパーほど安くはなく、かなり頻繁に又は多量 に使用するのに、使用者にはいまだ抵抗感があるといえようし、後者は、もはや 投棄してもよいものは別として、汚れると、洗濯しなければならない煩雑さがあ る。
【0008】 そうしたことから、一般家庭において、そうした拭き取りに備えるため、比較 的低級のトイレットロールペーパーを台所に無造作においてあることがある。
【0009】 しかし、トイレットロールペーパーは、そのままでは、使用し難いことは多言 を要しない。そのため、連続的に必要な長さだけ繰り出し切断して使用すること が可能なボックス又はケースなどの適宜のホルダーが強く望まれるところである 。
【0010】 ところで、前記第1及び第3タイプのものは、それらの取り付けには、壁など を傷つけるし、その取り付け場所がないこともあり、しかも前記第1のタイプの ものは、その用途にかんがみ、例えば、台所に備えるには相応しくない。第2及 び第4のタイプのものは、ティッシュペーパーなどの消費済みとともに投棄する もので、トイレットロールペーパーを収容して使用することは不可能である。
【0011】 そこで、この考案は、市販のトイレットロールペーパーを収容し、その必要長 さを繰り出して切断することができるとともに、そのペーパーさえ補充すれば、 繰り返し使用することができ、かつ、そうしたペーパー用として単独で市販する ことができる容器を得ることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための、この考案は、連続的に巻き重ねられたロールペー パーを収容し、その繰り出しペーパー部分を切断するカッターを有するロールペ ーパー繰り出し容器を前提とする。
【0013】 この考案は、前記前提の構成において、互いに対向する左側板及び右側板と、 互いに対向する前側板及び後側板と、互いに対向する蓋板及び底板とを有する直 方体に形成されていることと;前記各側板が、該各側板の側縁において折り畳み 可能に連設されていることと;前記蓋板が、該蓋板の基端において前記後側板の 上端近傍に該後側板の内面へ折り畳み可能に連設されるとともに、該蓋板のほぼ 中央部に少なくとも指一本を挿入することが可能な窓孔を有していることと;前 記前側板が、該前側板の上端よりも下方である上端近傍部位の横方向へ延びて前 記蓋板の自由端を受止する支承部と、該支承部よりも上方の該前側板の上端部を 前記ペーパーの繰り出しの際における前記ぺーパーの摘持補助部とされるととも に該上端に前記カッターが設けられていることと;前記底板が、該底板の基端に おいて前記各側板に折り畳み可能に連設されるとともに、該底板の各対向角を結 ぶ線上においても折り畳み可能に構成されていることを特徴とする折り畳み可能 なロールペーパー繰り出し容器にある。
【0014】 好ましい実施例では、前記底板が、該底板の一方の対向角を結ぶ線上において 折り畳み可能にされるとともに、該線と交差し該底板の他方の対向角を結ぶ線の 近傍に沿って分割され、前記容器の直方体組立状態において、それらの分割縁に 沿って互いに重なり合うとともにそれら分割縁の中央に互いに係合する縁部を有 している。
【0015】
【作用】
前記構成を有するこの考案は、容器に収容したロールペーパーの一部を前記蓋 板の自由端と前記支承部との間から前記カッターの上端を経て繰り出し、その一 部を前記カッターで切断するために使用される。
【0016】 こうして切断された次位のロールぺーパーの先端部は、前記カッターの端縁と 一致して位置するが、前記摘持補助部の高さに等しい長さ分が該補助部の内面に 沿って露出する。
【0017】 この状態で、ロールペーパーを繰り出すには、例えば、使用者が前記ロールペ ーパの露出部を前記摘持補助部と共に該補助部を持ち上げないよう軽く摘持しな がら、又は該補助部を支持部(台)としてこれに前記露出部を指先で軽く押し付 けるとともに上方へ擦り上げて摘持しながら引き上げると、ロールペーパーが容 器内で回転しその先端部分が繰り出される。
【0018】 ロールペーパーが消費済みになると、前記蓋板を前記窓孔に指を差し込んで開 放し、新しいロールペーパーを補給することになる。
【0019】
【実施例】
図面を参照して、この考案に係る実施例を説明すると、以下のとおりである。 図1及び図2において、容器1は、厚紙から、左側板2、右側板3、前側板4 、後側板5、蓋板6及び底板7を有する所定の形状に打ち抜き、これをそれら各 側板の連接線上において折り曲げることで直方体に組み立ててある。それら各側 板は、したがって、それら各側板の側縁において折り畳み可能である。
【0020】 蓋板6は、後側板5の内下方への折り返し部8を介し、その下端を基端として その自由端9が前側板4の内面に近接する長さに延在させてあって、その基端に おいて内下方へ折り畳み可能である。蓋板6の中央部には、使用者の指の太さよ りも大きい窓孔10を形成してある。折り返し部8は、これを後側板5の内面に 一体的に接合することで、補強壁部11を形成し、これに掛止孔12を形成して ある。
【0021】 前側板4の内面には、前側板4の上端よりも下方である上端近傍部位の横方向 へ延びて蓋板6の自由端を受止する支承部13を設けてある。支承部13は、前 側部4の上端の延出部を内下方へ折り返すとともにそれに凸部を形成し、その折 り返し部分を前側板4の内面に一体的に接合することで設けてある。ただし、支 承部13は、前側板4とは別体の材料で形成してもよく、特に、比較的摩擦係数 の高い発泡物質、例えば、スチロールフォーム、ウレタンフォーム、スポンジゴ ムで形成してあることが好ましい。支承部13がこれに摺擦しながら繰り出され るロールパーパーに適度の滑り抵抗を与え、ロールペーパーを繰り出す際、ロー ルぺーパーが容器1の内部で回転し過ぎてその内部にそのたるみ部分が生じるこ とで、以後のその円滑かつ軽快な回転を妨げたり、皺になったものが繰り出され たりするような事態を未然に避けることができるからである。
【0022】 前側板4には、前記折り返し及び接合により、支承部13よりも上方の前側板 4の上端部にロールペーパーの繰り出しの際におけるロールぺーパーの摘持補助 部14を設けてある。
【0023】 前側板4の上端には、それを鋸歯状に加工することでカッター15を設けてあ る。もとより、カッター15として、所要の強度を有する別体の材料で形成した ものを前側板4の上端に一体的に接合してもよい。
【0024】 図3及び図4において、底板7は、その基端において各側板2,3,4,5の 下端に折り畳み可能に連設してある。底板7は、対向角16a,16bを結ぶ線 16e上において折り畳み可能にしてあるとともに、その線と交差し底板7の他 方の対向角16c,16dを結ぶ線の近傍に沿って底板片7a,7bに分割して ある。底板片7aの分割縁には、その中央部と角16cとの間に、かつ、底板片 7bの分割縁には、その中央部と角16dとの間に、互いに反対向へ突出する縁 部7c,7dを形成してある。底板7は、容器1の組み立て状態において、底板 片7aの縁部7cが底板片7bの縁部7dを有しない半部に、かつ、底板片7b の縁部7dが底板片7aの縁部7cを有しない半部に、それぞれ重なってそれら の中央部において係合している。図1及び図2に示すように、こうした底板7を 補強し、かつ、その内面を平滑に形成してロールペーパーが回転し易くするため 、補助板18を敷いてある。
【0025】 図1及び図2に示すように、組み立てた容器1によれば、これに市販のトイレ ットロールペーパー19を収容し、そのロールペーパーの一部を蓋板6の自由端 9と支承部13の間からカッター15を経て繰り出し、その一部をカッター15 で切断することができる。
【0026】 一方、容器1の出荷、販売などの際には、蓋板6を後側板5の内面へ折り畳み 、左側板2と前側板4とがそれらの内面が対向し、右側板3と後側板5とが蓋板 6を介して対向するそれらの内面が対向し、底板片7a,7bが線16e上にお いて外側へ突出するように扁平に折り畳み、補助板18は、そのように折り畳ん だ容器1の内部に挟み込むことができる(図5参照)。
【0027】
【考案の効果】
この考案に係る容器によれば、トイレットロールぺーパーを所要長さ繰り出し 切断するとき、常にその次位の先端部がカッターの端縁と一致して位置すること になるが、その切断の都度、前側板の上端部である摘持補助部の内面に沿って露 出するから、次の使用の際には、蓋板を持ち上げることなく、既出の(作用)の 項において述べたような方法により、その露出部分を摘持しながら引っ張って容 易に繰り出すことができる。
【0028】 トイレットロールパーパーが消費済みになれば、それを容易に補給することが できるとともに、かなり頻繁に又は多量に使用しても、あまり不経済にならない ような低級なトイレットロールペーパーを器具などの汚れの拭き取り用の容器と して、一般家庭の台所などに備えるのに好適である。 もとより、容器は、その出荷、販売などの際には、扁平に折り畳むことができ るとともに、一般家庭でも、容易に組み立てることができるから、極めて便利で ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る実施例を示す容器の斜視図。
【図2】前記容器の縦断面図。
【図3】前記容器の組み立て状態における底板の平面
図。
【図4】前記容器の組み立て又は折り畳み過程の底板の
斜視図。
【図5】前記容器の折り畳み状態及び補助板の平面図。
【符号の説明】
1 容器 2 左側板 3 右側板 4 前側板 5 後側板 6 蓋板 7 底板 7c,7d 縁部 8 窓孔 13 支承部 14 摘持補助部 15 カッター 19 トイレットロールペーパー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続的に巻き重ねられたロールペーパーを
    収容し、その繰り出しペーパー部分を切断するカッター
    を有するペーパー繰り出し容器において;互いに対向す
    る左側板及び右側板と、互いに対向する前側板及び後側
    板と、互いに対向する蓋板及び底板とを有する直方体に
    形成され;前記各側板が、該各側板の側縁において折り
    畳み可能に連設され;前記蓋板が、該蓋板の基端におい
    て前記後側板の上端近傍に該後側板の内面へ折り畳み可
    能に連設されるとともに、該蓋板のほぼ中央部に少なく
    とも指一本を挿入することが可能な窓孔を有し;前記前
    側板が、該前側板の上端よりも下方である上端近傍部位
    の横方向へ延びて前記蓋板の自由端を受止する支承部
    と、該支承部よりも上方の該前側板の上端部を前記ペー
    パーの繰り出しの際における前記ぺーパーの摘持補助部
    とされるとともに該上端に前記カッターが設けられ;前
    記底板が、該底板の基端において前記各側板に折り畳み
    可能に連設されるとともに、該底板の各対向角を結ぶ線
    上においても折り畳み可能に構成されている;ことを特
    徴とする折り畳み可能なロールペーパー繰り出し容器。
  2. 【請求項2】前記底板が、該底板の一方の対向角を結ぶ
    線上において折り畳み可能にされるとともに、該線と交
    差し該底板の他方の対向角を結ぶ線の近傍に沿って分割
    され、前記容器の直方体組立状態において、それらの分
    割縁に沿って互いに重なり合うとともにそれら分割縁の
    中央に互いに係合する縁部を有している請求項1に記載
    の容器。
JP4106493U 1993-07-28 1993-07-28 折り畳み可能なロールペーパー繰り出し容器 Pending JPH0711996U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005312744A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Masumi Yamamoto ロールペーパー用ケース

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005312744A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Masumi Yamamoto ロールペーパー用ケース
JP4654597B2 (ja) * 2004-04-30 2011-03-23 益美 山本 ロールペーパー用ケースの収納構造

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