JPH07119802B2 - 放射線量測定・記憶装置 - Google Patents

放射線量測定・記憶装置

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JPH07119802B2
JPH07119802B2 JP63266737A JP26673788A JPH07119802B2 JP H07119802 B2 JPH07119802 B2 JP H07119802B2 JP 63266737 A JP63266737 A JP 63266737A JP 26673788 A JP26673788 A JP 26673788A JP H07119802 B2 JPH07119802 B2 JP H07119802B2
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JP
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radiation
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measuring
start signal
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和夫 鈴木
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Aloka Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は放射線測定・記憶装置、特に原子炉施設等の放
射線管理区域において放射線量が所定の基準に合致して
いるかの監視を行うための放射線測定・表示装置に関す
る。
[従来の技術] 原子炉施設やRI(放射性同位元素)を取り扱う施設、病
院などでは、法定の管理区域内での空気中の放射線量を
常に監視しており、これは決められた所定の場所におけ
る放射線量をサーベイメータ等の可搬型の放射線モニタ
にて定期的に測定することにより行われる。
例えば、第2図に示されるように、原子炉建屋内には原
子炉容器10からの距離を考慮した場所、あるいは排気室
12などに測定場所a,b,c等が設定されている。そして、
前記測定場所の放射線線量率を定期的に測定し、この線
量率を測定場所と共に記録ノートなどに記録しておくこ
とにより、原子力施設などの環境における放射線管理や
放射能汚染の管理が行われる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前述のような測定場所と線量率をノート
などに記載する方法では、線量率の読取りミスや測定場
所の記載ミスなどが生じ、記録データの信頼性に問題が
あった。
また、これらの記録作業は比較的面倒であるために、従
来では、電子的に線量率データを記憶する装置も開発さ
れているが、この装置では測定場所の記憶まではできな
かった。また、装置が比較的大掛かりなものになり移動
やメンテナンスの容易性に欠けるという問題があった。
発明の目的 本発明は前記従来の課題に鑑みなされたものであり、そ
の目的は、測定場所と共に放射線測定値を記憶すること
のできる使い勝手のよい放射線測定・記憶装置を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本発明に係る放射線測定・
記憶装置は、放射線の測定を行う可搬型線量率計と、測
定場所の情報である標識番号を形成する標識装置と、か
らなる放射線量測定・記憶装置であって、前記標識装置
は、測定場所の情報である標識番号を設定する標識番号
設定器と、前記可搬型線量率計から電波として送られた
読取り開始信号を受信する受信アンテナと、前記読取り
開始信号の受信によって動作を開始する受信波変調回路
であって、前記標識番号設定器で設定された標識番号に
よって前記読取り開始信号を変調し、帰還変調信号を出
力する受信波変調回路と、前記帰還変調信号を電波とし
て送信する送信アンテナと、を含む、前記可搬型線量率
計は、放射線の測定を行う放射線測定器と、読取り開始
信号を発生する発振回路と、前記読取り開始信号を電波
として送信し、前記帰還変調信号を受信するアンテナ
と、前記帰還変調信号を復調する復調回路と、前記復調
によって取り出された前記標識番号と前記放射線測定器
の測定値とを記憶する記憶回路と、を含むことを特徴と
する。
[作用] 以上の構成によれば、標識装置は放射線管理区域内で設
定されている測定場所の壁面に配置されている。測定者
は所定の測定場所に行くと可搬型線量率計の測定開始ス
イッチを入れることになるが、これに連動して測定開始
信号の電波がアンテンから放射される。
そして、標識装置は前記測定開始信号を受信すると、そ
の標識装置で与えられている標識番号の信号によって受
信した測定開始信号を変調して帰還変調信号として送信
アンテナから放射する。
そうすると、可搬型線量率計では標識番号によって帰還
変調信号に変調された電波を受信し標識番号とともに測
定した線量率を記憶回路に記憶させる。従って、測定者
は測定開始スイッチを動作させるだけで、何ら記録作業
を行うことなく、自動的に測定場所と関連づけられた線
量率が測定記憶できることになる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明す
る。
第1図には、本発明に係る放射線測定・記憶装置の概略
構成が示され、図(a)は標識装置、図(b)は可搬型
線量率計である。
本発明において特徴的なことは、測定場所の情報も記憶
するようにしたことであり、このために第2図に示され
るように、測定場所の情報を電波で提供する標識装置10
0を施設内の測定場所の壁面に設けている。
図(a)において、標識装置100には受信アンテナ16a,
送信アンテナ16bが設けられ、受信アンテナ16aには受信
回路18が接続され、一方アンテナ16bには所定の情報を
マイクロ波の電波に変換するための受信波変調回路20
(以下、変調回路20という)が接続されている。従っ
て、受信アンテナ16aと受信回路18により受信器が構成
される。
前記変調回路20には測定場所を特定するための識別番号
設定器22が接続されており、設定された識別番号信号に
よって変調回路20にて後述する測定開始信号を変調して
帰還変調信号として出力される。そして、これらの受信
回路18及び変調回路20を制御するために制御回路24が設
けられる。従って、前記送信アンテナ16b、変調回路20
及び制御回路24にて標識番号送信器が構成される。
すなわち、前記受信回路18が後述する可搬型線量率計20
0から送られる測定開始信号を受信すると、この測定開
始信号に基づいて制御回路24は標識番号を変調回路20に
供給する。実施例では、この変調回路20は受信アンテナ
16aで受信した受信信号に対して変調を施し、この帰還
変調信号を送信アンテナ16bから電波として出力してい
る。
この標識装置100には、図示されていないが、電源とし
てリチウム電池などを用いており、測定開始信号により
前記動作を開始するように構成されているので、7〜8
年の寿命を確保することができる。
また、この標識装置100は原子炉施設内測定場所の壁面
の見やすい部分に設置することにより、測定場所を測定
者に知らせる標識としての役割を持たせることができ
る。
図(b)において、可搬型線量率計200には放射線を検
出する放射線検出部38が設けられ、この放射線検出部38
としてはシンチレータにて放射線による螢光を検出する
ものや電離電流を検出する型式のものなどが用いられ
る。この放射線検出部38には計数処理回路40が接続さ
れ、この計数処理回路40は、放射線検出部38で検出され
た放射線の線量率を求めて表示部42に供給する。これら
放射線検出部38から表示部42までの部材により放射線検
出器が構成され、これは従来装置のものと同様の構成か
ら成っている。
本発明では、この可搬型線量率計200に発振回路26、サ
ーキュレータ28及び送受信アンテナ30から成る送信器を
有し、測定開始信号は発振回路26で形成され送受信アン
テナ30から電波として放射される。実施例では、前記送
受信アンテナ30は送信及び受信の両者を行っており、こ
のために送信信号と受信信号とを選別するためにサーキ
ュレータ28を備えている。
そして、可搬型線量率計200の受信器は、送受信アンテ
ナ30、サーキュレータ28、受信回路32及び復調回路34か
ら構成される。従って、サーキュレータ26を介して受信
された受信信号は標識番号に復調される。そして、前記
復調回路34には記憶部36が接続され、また記憶回路36の
他方側には計数処理回路40が接続されており、記憶回路
36では計数処理回路40で演算されている線量率が前記復
調回路34から供給される標識番号とともに記憶されるこ
とになる。
実施例は以上の構成からなり、以下にその作用を説明す
る。
第2図に示されるように、原子炉建屋内の測定場所a,b,
cで測定を開始することになるが、まず可搬型線量率計2
00の測定スイッチなどの作動により測定が開始される
と、測定開始信号が送受信アンテナ30から放射される。
そうすると、例えば標識装置100aは測定開始信号を受信
し、この測定開始信号に標識番号の情報をのせる変調処
理をすることになり、送信アンテナ16bから標識番号が
のせられた帰還変調信号が送信される。
一方、可搬型線量率計200は放射線の測定を行いながら
送受信アンテナ30にて標識装置100からの帰還変調信号
を受信し、復調回路34で標識番号を復調する。従って、
記憶回路36では標識番号とともに計数処理回路40で計数
処理した線量率を記憶することができる。
このような動作は、測定場所a,b,cについて順に行わ
れ、それぞれの線量率データが全て標識番号とともに記
憶される。
本発明は、放射線測定での測定場所の情報提供を電波に
より行ったが、放射線測定の場合に限らず、その他の物
理量を特定場所で測定することに応用することが可能で
ある。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、標識装置を設
け、この標識装置から送波される標識番号を測定された
線量率とともに記録するようにしたので、測定場所の情
報が付与された線量率を自動的に記録することができ
る。
従って、作業者はノートなどに記録する作業を省略する
ことができ、測定作業を効率よく行うことが可能とな
る。また、標識装置は送られてきた電波を変調して送り
返すだけなので、標識装置内部に送信のための発振回路
を持つ必要がなく、また読取り開始信号受信時のみデー
タ送信動作を行うので、データ送信に関する消費電力を
低減することができ、標識装置の小型化、軽量化を行う
ことが可能になると共に、複数の標識装置間で配線等を
必要としないので標識装置配置位置の変更を容易にでき
る等、使い勝手のよい放射線測定・記憶装置を提供する
ことができる。
また、前記記憶内容を別途コンピュータにて処理するこ
とにより、原子炉建屋内での放射線量の分布図を作るこ
とにも応用することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る放射線量測定・記憶装置の概略構
成を示すブロック図であり、図(a)は標識装置を、図
(b)は可搬型線量率計を示す図、 第2図は原子炉建屋内における測定場所及び標識装置の
配置を示す模式図である。 16a……受信アンテナ 16b……送信アンテナ 18……受信回路 20……変調回路 22……標識番号設定器 24……制御回路 26……発振回路 28……サーキュレータ 30……送受信アンテナ 32……受信回路 34……復調回路 36……記憶回路 100……標識装置 200……可搬型線量率計

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放射線の測定を行う可搬型線量率計と、測
    定場所の情報である標識番号を形成する標識装置と、か
    らなる放射線量測定・記憶装置であって、 前記標識装置は、 測定場所の情報である標識番号を設定する標識番号設定
    器と、 前記可搬型線量率計から電波として送られた読取り開始
    信号を受信する受信アンテナと、 前記読取り開始信号の受信によって動作を開始する受信
    波変調回路であって、前記標識番号設定器で設定された
    標識番号によって前記読取り開始信号を変調し、帰還変
    調信号を出力する受信波変調回路と、 前記帰還変調信号を電波として送信する送信アンテナ
    と、 を含み、 前記可搬型線量率計は、 放射線の測定を行う放射線測定器と、 読取り開始信号を発生する発振回路と、 前記読取り開始信号を電波として送信し、前記帰還変調
    信号を受信するアンテナと、 前記帰還変調信号を復調する復調回路と、 前記復調によって取り出された前記標識番号と前記放射
    線測定器の測定値とを記憶する記憶回路と、 を含むことを特徴とする放射線量測定・記憶装置。
JP63266737A 1988-10-21 1988-10-21 放射線量測定・記憶装置 Expired - Lifetime JPH07119802B2 (ja)

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