JPH07115746B2 - 物品の分離供給装置 - Google Patents

物品の分離供給装置

Info

Publication number
JPH07115746B2
JPH07115746B2 JP62318369A JP31836987A JPH07115746B2 JP H07115746 B2 JPH07115746 B2 JP H07115746B2 JP 62318369 A JP62318369 A JP 62318369A JP 31836987 A JP31836987 A JP 31836987A JP H07115746 B2 JPH07115746 B2 JP H07115746B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
articles
endless
conveyor
stop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62318369A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01162621A (ja
Inventor
宜暉 梅田
篤也 余吾
美昭 佃
Original Assignee
株式会社フジキカイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社フジキカイ filed Critical 株式会社フジキカイ
Priority to JP62318369A priority Critical patent/JPH07115746B2/ja
Publication of JPH01162621A publication Critical patent/JPH01162621A/ja
Publication of JPH07115746B2 publication Critical patent/JPH07115746B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Special Conveying (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、複数の物品を所要の形態に集積し、この集
積された物品の後処理装置に分離状態で供給するための
物品分離供給装置に関するものである。
従来技術 不規則な状態で供給される物品を、貯留ステーションに
おいて所定のパターンに整列貯留し、この貯留された物
品から所定個数のみを、後処理装置に分離供給する装置
として、例えば、実公昭52-47250号に記載の考案「バラ
物品の定量宛を等間隔に送り出す装置」が存在する。こ
の考案は、物品を整列状態で搬送する整送手段の下方
に、第1物品間欠停止手段を配設すると共に、該第1物
品間欠停止手段の配設位置から、分離供給すべき所定個
数の物品に相当する距離だけ上流側に離間した位置に、
第2物品間欠停止手段を備えている。
そして、第1物品間欠停止手段を整送手段の搬送面より
上方に突出させて物品を停止し、当該物品がいわゆる押
せ押せ状態で滞留した時点で、第2物品間欠停止手段を
同様に整送手段の上方に突出させて、分離供給するべき
物品の最後部よりも上流側の物品の搬送を阻止する。次
に、第1物品間欠停止手段を下降させることによって、
第2物品間欠停止手段より下流側に位置する所定個数の
物品が整送手段により搬送されて分離する。また、分離
された物品は、第1物品間欠停止手段よりも下流側に配
設され、複数のフライトバーを所定間隔離間して配設し
たコンベヤによって、後処理装置に向けて送給される。
更に、実開昭55-164228号公報に記載の考案「部品送給
装置」では、物品を押せ押せ状態で送給するコンベヤの
下方に、所定間隔離間して複数のフィンガを配設した無
端チェンを走行可能に配設し、このフィンガをコンベヤ
の搬送面より上方に突出させると共に、コンベヤよりも
遅い速度で走行させることより、押せ押せ状態で送給さ
れる物品群から所定個数の物品を分離する。また前記無
端チェンよりも下流側におけるコンベヤの上方には、複
数のフライトバーを所定間隔離間して配設したフライト
バー付チェンが配設され、前記フィンガによって分離さ
れた所定個数の物品を、所定間隔離間した状態で送給す
るよう構成している。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、複数の物品を一定のパターンに整列して
包装する集積包装では、オーダチェンジの際に物品単体
の寸法だけでなく集積個数まで変更される。この場合
に、前述した実公昭52-47250号に係る考案では、分離供
給される物品の個数を調節するために、第1物品間欠停
止手段と第2物品間欠停止手段との離間距離を調節する
必要がある。また物品の供給方向の列が増減した場合、
これに対応して各物品間欠停止手段を交換する等の繁雑
な手間を生じていた。
また実開昭55-164228号に係る考案においても、無端チ
ェンに配設したフィンガを交換したり、各フィンガ間の
間隔調節を行なう必要があり、オーダチェンジに伴うサ
イクルタイムが長くなって、効率の良い生産を行ない得
ない難点があった。更に、何れの装置においても、分離
された物品を後処理装置に送給する目的のためだけに、
フラットバーを備えるコンベヤが配設されており、従っ
て、物品のオーダチェンジに伴って各フラットバーの離
間距離の調節を行なう必要があった。
発明の目的 本発明は、従来技術に係る前記欠点に鑑み、これを好適
に解決するべく提案されたものであって、集積された物
品を後処理装置に供給するに際し、物品のオーダチェン
ジに伴う部品交換の手間を無くして、サイクルタイムの
短縮化を図り、効率の良い物品供給を達成し得る物品の
分離供給装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 前記課題を克服し、所期の目的を達成するため本発明に
係る物品の分離供給装置は、 上流から供給される物品を整列搬送する搬送手段と、 この搬送手段の下流に設けた待機ステーションと、 前記搬送手段および待機ステーションに近接して臨み、
駆動手段により搬送手段と同一方向に間欠的に走行され
る無端索体と、 前記無端索体の走行方向に所定間隔で配設され、該無端
索体の走行時には待機ステーションに位置する物品群を
後処理装置へ分離供給すると共に、該無端索体の停止時
には前記搬送手段に位置する物品群の搬送を阻止する複
数の阻止手段と、 前記搬送手段の上流に配設され、分離供給すべき整列物
品群の最後部の物品より上流側に位置する先頭の物品の
搬送を停止させる停止手段と、 前記阻止手段により阻止される先頭の物品の存在を検知
する第1検知手段および前記停止手段の上流側に位置し
て物品を検知する第2検知手段と、 前記物品の寸法や分離個数に基づき、前記無端索体の駆
動手段を制御して、予め設定された停止位置に前記阻止
手段を停止させる制御手段とからなり、 前記停止手段は、前記第1および第2検知手段の何れも
が物品を検知した状態を所定時間継続したことを条件と
して作動して、物品の搬送を停止するよう構成したこと
を特徴とする。
実施例 次に、本発明に係る物品の分離供給装置につき、好適な
実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明す
る。第1図は、実施例に係る分離供給装置の縦断側面図
である。図に示す分離供給装置10は、多数の物品12を所
要の整列状態として搬送供給する供給コンベヤ14と、こ
の供給コンベヤ14の下流側に配置した物品搬送コンベヤ
16と、この搬送コンベヤ16により搬送される物品12を所
要量滞留すると共に、所定個数の物品12だけを分離し
て、後処理装置18(一部のみ図示する)に向け送り出す
間欠供給手段20とを備えている。
(供給コンベヤについて) 先ず前記供給コンベヤ14には、第2図に示す如く、コン
ベヤの縦送面から若干上方に離間して、物品12の供給方
向に沿って延在する仕切り板22が、所定数(本実施例で
は7個)平行に直立配置され、これら複数の仕切板22の
間に複数本の通路24を画成している。すなわち、上流側
から不規則な状態で搬送されて到来する多数の物品12
は、各通路24に誘導されることにより、6列に整列した
状態となって、後述する搬送コンベヤ16に供給される。
前記の供給コンベヤ14には、各通路24の夫々に物品12が
存在しているか、否かを検出するための第2検知手段26
が配設されている。例えば、コンベヤ14の左右のフレー
ム28,30には、該コンベヤ14の搬送面より所定高さ上方
に位置して、支持体31,31が対向的に配設されている。
この支持体31,31には、支持軸32が架設されると共に、
光センサ36を構成する一対の発光素子36aおよび受光素
子36bが、その光軸を一致させて配設されている。
支持軸32には、第2図に示す如く、前記通路24と同数の
検知片34が夫々通路24の上方に臨んで回動自在に枢支さ
れ、その下端は通路24を供給される物品12に当接可能に
位置すると共に、他端は前記光センサ36の光軸を遮蔽可
能に位置決めされている。なお、支持軸32と平行に配設
した取付棒33と各検知片34とに、夫々引張りばね35が弾
力的に張架され、その検知片34の上端部は、光センサ36
の光軸を遮る位置に待機するよう付勢されている。
従って、前記通路24に沿って供給される物品12が、前記
検知片34の配設位置の下方に到来すると、第1図に示す
如く、物品12が検知片34の下端に当接して、当該検知片
34を支持軸32を中心に反時計方向に回動させ、これによ
り検知片34の上端部が光センサ36の光軸から退く。この
ようにして全ての検知片34が、夫々物品12により回動さ
せられると、光センサ36の発光素子36aから照射される
光が受光素子36bに受光されて、全ての通路24に物品12
が到来したことを検知する。
なお物品12が検知片34を通過すると、当該検知片34は、
前記引張りばね35に付勢されて時計方向に回動し、再び
光センサ36の光軸を遮る。また前記支持体31,31は、フ
レーム28,30に高さ調節自在で、かつ物品12の供給方向
に摺動自在に配設されており、オーダチェンジにより物
品12の寸法が変更された場合、これに対応して検知片34
の位置を適宜調節し得るようになっている。
(搬送コンベヤについて) 前記供給コンベヤ14の下流側には、搬送手段としての搬
送コンベヤ16が配設されている。この搬送コンベヤ16に
は、前記仕切り板22が延在しており、従って物品12は、
各通路24に沿って整列した状態で供給コンベヤ14から搬
送コンベヤ16に供給される。また搬送コンベヤ16を挟ん
で対向配置したフレーム38,40間に、第1検知手段42が
配設されている。この第1検知手段42は、前述した第2
検知手段26と同様の構成を有しているので、同一部材に
ついては同一の符号で示す。
なお、この第1検知手段42の支持軸32が配設された支持
体31,31は、フレーム38,40に配設したスライドレール4
4,44に摺動自在に配設されて、高さ方向だけでなく、長
さ方向(物品12の供給方向)にも移動調節可能に構成さ
れている。
ここで、前記供給コンベヤ14と搬送コンベヤ16との間に
は、第1図に示すように、両コンベヤの搬送レベルと上
面に一致させて固定板64が配設されている。この固定板
64の上方位置には、該固定板64と協働して物品12の搬送
を停止させる停止手段としてのストッパ66が配設されて
いる。すなわち、前記フレーム38,40に架設した支持板6
8に、複数(本実施例では2個)のシリンダ70,70が、物
品12の供給方向と直交する方向に所定間隔離間して倒立
配置され、このシリンダ70,70におけるピストンロッド7
0a,70aの下端部に、押圧部材72が共通的に取付けられて
いる。
この押圧部材72は、前記全ての通路24の上方において、
物品12の供給方向と直交して延在しており、従って当該
シリンダ70,70を付勢してピストンロッド70a,70aを下方
へ延出させると、各通路24中に位置する物品12の頂部を
押圧して、前記固定板64との間で該物品12を挟持する。
このため、後述する如く、ストッパ66の上流側に貯留さ
れる物品群から、下流側に貯留される所定個数の物品12
を分離し得る。
(間欠供給手段について) 前記搬送コンベヤ16の上方には、物品12を貯留すると共
に、所定個数の物品12を分離して後処理装置18、例えば
ラップアラウンドケーサに向けて送り出す間欠供給手段
20が配設されている。すなわち、前記フレーム38には、
第1図に示す如く、4個のスプロケット52a,52b,52c,52
dが、仮想台形における各隅角部に回転自在に配設さ
れ、このスプロケット群52に無端索体としての無端チェ
ン60が巻装されている。また他方のフレーム40にも、同
じく4個のスプロケット53a,53b,53c,53dが、フレーム3
8に設けたスプロケット群と同一のパターンで配設さ
れ、このスプロケット群53にも無端索体としての無端チ
ェン61が巻装されている。
前記スプロケット群52,53を構成する大径のスプロケッ
ト52a,53aは、駆動軸54の両端側に配設固定され、この
駆動軸54はフレーム38の外方に配設した駆動手段として
の減速機付きモータ56の出力軸に連結されている。従っ
て、モータ56を駆動することにより、スプロケット52a,
53aが回転され、両無端チェン60,61が所定方向に走行駆
動される。なお符号63,63(一方のみ図示する)は、夫
々無端チェン60,61のテンションを調節するテンション
スプロケットを示す。
前記搬送コンベヤ16と平行に配設したスプロケット52b,
52cおよびスプロケット53b,53cは、搬送コンベヤ16の搬
送長さよりも長い距離に亘って離間しており、当該供給
装置10の下流側に配置したラップアラウンドケーサ18に
は、前記間欠供給手段20に配設したローダーバー62(後
述)を介して物品12を供給するよう構成されている。な
お搬送コンベヤ16とラップアラウンドケーサ18との間に
は、搬送コンベヤ16の搬送レベルと上面を一致させて待
機ステーションとして機能するテーブル82が配設され、
ローダーバー62により分離された所定個数の物品12を、
一旦このテーブル82上に待機させるようにしている。
第1図および第3図に示す如く、平行に配設した前記無
端チェン60,61間には、物品12の供給方向と直交する複
数(実施例では4個)の阻止手段としてのローダーバー
62a,62b,62c,62dが、チェンの走行方向に等間隔で架設
されている。そしてこのローダーバー62が、物品12の停
止とラップアラウンドケーサ18に所定個数の物品12を分
離供給するべく機能する。
すなわち、無端チェン60,61は所定ピッチで間欠駆動さ
れ、その停止時にローダーバー62aを、前記搬送コンベ
ヤ16とテーブル82との区分け部近傍に停止させれば、前
記搬送コンベヤ16によって各通路24に沿って搬送される
先頭の物品12aが、当該ローダーバー62aに当接して搬送
を阻止される。これにより前記各通路24に、夫々物品12
が、いわゆる押せ押せ状態に滞留される(第4図(b)
参照)。そして無端チェン60,61を走行させれば、物品1
2はローダーバー62aの移動に伴い、搬送コンベヤ16によ
って搬送され、更には次のローダーバー62bが、前記ス
トッパ66により分離された最後部の物品12bに当接し、
これをテーブル82上に送り出して所定位置で停止する
(第4図(c)参照)。
更に、テーブル82および搬送コンベヤ16上に物品12が滞
留された後、再び無端チェン60,61を走行させると、テ
ーブル82上に待機する所定個数の物品12が、ローダーバ
ー62bによってラップアラウンドケーサ18に向けて送り
出される。また、次のローダーバー62cが、ストッパ66
により分離された所定個数の物品12を、テーブル82上に
送り出す。
前記駆動軸54には、第3図に示す如く、スリットカム78
が配設され、このスリットカム78に近接して、該カム78
のスリットを検出して原点位置を設定するためのセンサ
80が配設されている。このセンサ80からの原点検出信号
は、例えばマイクロコンピュータを備えた制御手段とし
ての制御回路(図示せず)に入力されるようになってい
る。また前記モータ56にはエンコーダが一体的に組込ま
れており、該エンコーダからのパルス出力は、前記マイ
クロコンピュータに入力される。
そしてモータ56は、当該モータ56により回転駆動される
駆動軸54に配設したスリットカム78のスリットを、対応
のセンサ80が検出し、この原点検知信号がマイクロコン
ピュータに出力された以後において、前記モータ56に配
設したエンコーダからの出力パルスが、予め設定された
値に達したことを条件として停止するよう制御される。
すなわち、前記原点検知信号が出力されてから、モータ
停止までにカウントされるパルスの設定数を変更するこ
とにより、前記ローダーバー62の停止位置を任意に変更
し得る。
なお、前記フレーム38,40に配設した第1検知手段42が
配設された位置より更に下流側に、別の検知手段74が配
設され、この検知手段74により物品12の欠品を検知可能
になっている。
(実施例の作用) 次に、このように構成した物品の分離供給装置の作用に
つき説明する。実施例に示す分離供給装置10は、その始
動開始時には、前記供給コンベヤ14および搬送コンベヤ
16を何れも走行させているが、間欠供給手段20は停止状
態に保持されている。従って前記無端チェン60,61に架
設したローダーバー62aは、物品12の搬送を阻止し得る
位置に停止している。
この状態において、供給コンベヤ14に不規則な状態で多
数の物品12が供給されると、該物品12は前記仕切り板22
により画成された各通路24に誘導されて、該通路24に沿
って整列した状態で搬送コンベヤ16に向けて供給され
る。このとき、チェン60,61に架設したローダーバー62a
は停止しているので、第4図(a)に示す如く、搬送コ
ンベヤ16によって各通路24に沿って搬送される先頭に位
置する各物品12aが、該ローダーバー62aに当接して搬送
を阻止される。これにより、ローダーバー62aよりも上
流側に位置する搬送コンベヤ16および供給コンベヤ14上
には、整列して複数の物品12が、いわゆる押せ押せ状態
で貯留されるに到る。
このとき、ローダーバー62aに当接する先頭の物品12aの
上方に配設した、前記第1検知手段42において、全ての
検知片34が、夫々先頭の物品12aにより反時計方向に回
動されて、光センサ36により物品12の存在を検知する。
また、全ての通路24中に物品12が押せ押せ状態で滞留さ
れ、第4図(b)に示す如く、供給コンベヤ14に配設し
た第2検知手段26の下方にまで物品12が貯留されると、
該第2検知手段26も第1検知手段42と同様に、第2検知
手段26の下方に位置する物品12dの存在を検知する。
ここで、第2検知手段26は、その下方を通過する物品12
によりON,OFFが繰り返されるが、ローダーバー62aに物
品12aが当接して、物品12が、第2検知手段26の位置ま
で押せ押せ状態で滞留すると、当該第2検知手段26はそ
のON状態が継続する。そこで、第1検知手段42と第2検
知手段26とが、所定時間ON状態を継続したことを条件と
して、前記ストッパ66のシリンダ70が付勢され、前記固
定板64上に供給方向と直交する方向に整列して位置する
複数の物品12c(分離供給すべき整列物品群の最後部の
物品12bより上流側に位置する先頭物品)を、押圧部材7
2が押圧してその搬送を停止させる。
また、ストッパ66が作動して、該ストッパ66より上流側
に押せ押せ状態で貯留される複数の物品12の搬送が停止
された後、前記モータ56を駆動させることにより、両無
端チェン60,61を走行させる。無端チェン60,61が走行す
ることにより、ローダーバー62aが物品12の供給方向に
移動し、搬送コンベヤ16上に位置する複数の物品12が搬
送される。これによって、ストッパ66の上流側に貯留さ
れる物品群から、下流側に貯留された所定個数の物品12
が分離される。第4図(c)に示す如く、所定個数の物
品12が分離して隙間が生じると、この隙間に前記ローダ
ーバー62aから所定距離離間した位置に配設した別のロ
ーダーバー62bが進入する。そして分離された所定個数
の物品12の最後部の物品12bにローダーバー62bが当接す
ると共に、更に下流側のテーブル82上に送り出す。
ローダーバー62bに送り出された所定個数の物品12が、
欠品検知用の検知手段74をON作動させると、前記ストッ
パ66が逆付勢されて、再び各通路24に沿って物品12が搬
送コンベヤ16に供給される。なお前記モータ56は、前述
した如く、センサ80の原点検知信号を基準として、モー
タ56に配設したエンコーダの出力パルス数が所定値に達
したことを条件として停止制御されるので、設定パルス
数を変更しない限り、ローダーバー62の停止位置は一定
となる。すなわち、制御回路での設定パルス数を変更す
ることにより、前記ローダーバー62の停止位置を容易に
変更することができる。なお、各種物品に対応する原点
検知信号からモータ停止までに出力されるエンコーダの
出力パルス数を、予めマイクロコンピュータに記憶させ
ておき、オーダチェンジに際して適宜設定値を選択する
ようにしておけば、迅速に対応し得る。
前記ストッパ66が解除されて、再び搬送コンベヤ16に物
品12が供給されると、第4図(d)に示す如く、次に分
離供給されるべき物品群の先頭の物品12cが、ローダー
バー62bによって停止されて、再び搬送コンベヤ16上に
整列貯留される。
次に、ローダーバー62bより上流側に物品12が滞留さ
れ、再び両検知手段26,42の何れもが物品12の存在を検
知し、かつラップアラウンドケーサ18からの要請に基づ
く信号により、ストッパ66が作動されると共に、モータ
56が駆動されて、ローダーバー62bを所定ピッチだけ移
動させる。これにより、前記テーブル82上に位置する所
定個数の物品12が、ローダーバー62bによりラップアラ
ウンドケーサ18にセットされた段ボールシート(図示せ
ず)上に送り出されると共に、ストッパ66によって分離
された所定個数の物品12が、ローダーバー62cによりテ
ーブル82上に送り出される。そして、段ボールシート上
に物品12が載置されたことを検知すると、ラップウラウ
ンドケーサ18によって製函が行なわれる。
発明の効果 このように本発明に係る物品の分離供給装置によれば、
整列貯留される物品から所定個数の物品を容易に分離
し、この分離した複数の物品を後処理装置の動作タイミ
ングと同期して間欠的に供給し得るものである。また、
物品の搬送と阻止とを無端索体に配設した阻止手段で共
用するよう構成したので、部品点数を低減することがで
きる。
更に、オーダチェンジに伴う物品の寸法および分離個数
の変更には、部品を交換することなく対応することがで
きるので、搬送効率を向上させ得る利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る物品の分離供給装置の好適な実施例
を示すものであって、第1図は実施例に係る分離供給装
置の縦断側面図、第2図は第1図の平面図、第3図は第
1図に示す装置の概略斜視図、第4図(a)〜(d)は
第1図に示す分離供給装置の経時的な動作を示す説明図
である。 12……物品、16……搬送コンベヤ(搬送手段) 18……ラップアラウンドケーサ(後処理装置) 26……第2検知手段、42……第1検知手段 56……モータ(駆動手段)、60,61……無端チェン(無
端索体) 62……ローターバー(阻止手段)、66……ストッパ(停
止手段) 78……スリットカム、80……センサ 82……テーブル(待機ステーション)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上流から供給される物品(12)を整列搬送
    する搬送手段(16)と、 この搬送手段(16)の下流に設けた待機ステーション
    (82)と、 前記搬送手段(16)および待機ステーション(82)に近
    接して臨み、駆動手段(56)により搬送手段(16)と同
    一方向に間欠的に走行される無端索体(60,61)と、 前記無端索体(60,61)の走行方向に所定間隔で配設さ
    れ、該無端索体(60,61)の走行時には待機ステーショ
    ン(82)に位置する物品群を後処理装置(18)へ分離供
    給すると共に、該無端索体(60,61)の停止時には前記
    搬送手段(16)に位置する物品群の搬送を阻止する複数
    の阻止手段(62)と、 前記搬送手段(16)の上流に配設され、分離供給すべき
    整列物品群の最後部の物品(12b)より上流側に位置す
    る先頭の物品(12c)の搬送を停止させる停止手段(6
    6)と、 前記阻止手段(62)により阻止される先頭の物品(12
    a)の存在を検知する第1検知手段(42)および前記停
    止手段(66)の上流側に位置して物品(12)を検知する
    第2検知手段(26)と、 前記物品(12)の寸法や分離個数に基づき、前記無端索
    体(60,61)の駆動手段(56)を制御して、予め設定さ
    れた停止位置に前記阻止手段(62)を停止させる制御手
    段とからなり、 前記停止手段(66)は、前記第1および第2検知手段
    (4,26)の何れもが物品(12)を検知した状態を所定時
    間継続したことを条件として作動して、物品(12)の搬
    送を停止するよう構成した ことを特徴とする物品の分離供給装置。
JP62318369A 1987-12-16 1987-12-16 物品の分離供給装置 Expired - Fee Related JPH07115746B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62318369A JPH07115746B2 (ja) 1987-12-16 1987-12-16 物品の分離供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62318369A JPH07115746B2 (ja) 1987-12-16 1987-12-16 物品の分離供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01162621A JPH01162621A (ja) 1989-06-27
JPH07115746B2 true JPH07115746B2 (ja) 1995-12-13

Family

ID=18098381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62318369A Expired - Fee Related JPH07115746B2 (ja) 1987-12-16 1987-12-16 物品の分離供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07115746B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008528409A (ja) * 2005-02-04 2008-07-31 テトラ ラバル ホールデイングス エ フイナンス ソシエテ アノニム 経路上でパッケージをグループ分けする装置

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4508349B2 (ja) * 2000-04-07 2010-07-21 日本車輌製造株式会社 コンベア搬送物の区分装置
US6843360B2 (en) 2002-03-27 2005-01-18 Douglas Machine, Inc. Retractable transfer device metering apparatus and methods
US6837360B2 (en) 2002-06-19 2005-01-04 Douglas Machine, Inc. Retractable transfer device metering and product arranging apparatus and methods
US6793064B2 (en) * 2003-02-12 2004-09-21 Douglas Machine, Inc. Retractable transfer device metering and product arranging and loading apparatus and methods
US7353933B1 (en) * 2004-08-06 2008-04-08 Geoffrey Parnell Product loading system
US7073656B2 (en) 2004-10-21 2006-07-11 Douglas Machine, Inc. Method and apparatus for removing holes from nested product patterns
FR2882547B1 (fr) * 2005-02-28 2007-06-01 Sidel Sa Sa Agencement pour le regroupement de produits par lots sur un tapis de convoyage a haute cadence
EP1932782B1 (en) * 2006-12-14 2009-07-29 Tetra Laval Holdings & Finance SA Unit for grouping packages along a transfer path
EP2484593A1 (en) * 2011-02-04 2012-08-08 Cabinplant International A/S An apparatus for conveying and selectively discharging products
US8459441B2 (en) * 2011-08-03 2013-06-11 Phoenix Closures, Inc. Component holdback system

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5214911B2 (ja) * 1972-05-31 1977-04-25
JPS568430Y2 (ja) * 1976-03-08 1981-02-24
JPS5899327A (ja) * 1981-12-10 1983-06-13 川之江造機株式会社 物品取り分け整列方法及び装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008528409A (ja) * 2005-02-04 2008-07-31 テトラ ラバル ホールデイングス エ フイナンス ソシエテ アノニム 経路上でパッケージをグループ分けする装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01162621A (ja) 1989-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1764318B1 (en) Retractable transfer device for a metering apparatus
US4166525A (en) Installation for the distribution of food products, particularly confectionery products
JP2696506B2 (ja) 相互に隣接した個々の物品を分離する装置
US5161665A (en) Lane merger apparatus
US7533768B2 (en) Retractable transfer device metering apparatus and methods
US4413462A (en) Accumulator and stacker for sandwiched biscuits and the like
JPS5830204B2 (ja) コンベア装置の制御方法および制御装置
JPH0825528B2 (ja) スリーブ形容器用物品装填装置
US5762175A (en) Apparatus for the ordered transportation of packs
JPH07115746B2 (ja) 物品の分離供給装置
US20070017780A1 (en) Transfer and distribution conveyor system
JPH05278840A (ja) 物品の集合搬送方法および装置
US1980411A (en) Article-collecting device
JP2002513722A (ja) 物品の区分けまたは分割装置
US4379671A (en) Synchronized bottle unloading system
JP2529721Y2 (ja) 包装機械
US20030234156A1 (en) Retractable transfer device metering and product arranging apparatus and methods
JP4853052B2 (ja) グルーピング装置
US3700090A (en) Conveyor and article for handling apparatus
US3766701A (en) Method of and apparatus for packaging flexible articles
US3859898A (en) Method of and apparatus for stacking flexible articles
US4235329A (en) Article grouping and tiering apparatus
US3528537A (en) Conveyor belt alignment apparatus for candy bars and the like
US5209338A (en) Product control apparatus
EP0004744B1 (en) Apparatus for forming packages

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees