JPH07115690A - リモコンによる遠隔操作方式 - Google Patents

リモコンによる遠隔操作方式

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JPH07115690A
JPH07115690A JP5258208A JP25820893A JPH07115690A JP H07115690 A JPH07115690 A JP H07115690A JP 5258208 A JP5258208 A JP 5258208A JP 25820893 A JP25820893 A JP 25820893A JP H07115690 A JPH07115690 A JP H07115690A
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JP
Japan
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mouse
remote control
switch
remote controller
type
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Application number
JP5258208A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Yoshinobu
仁司 吉信
Junya Saito
潤也 斎藤
Kazuhiro Akaike
和洋 赤池
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ボタン数の少ない小型のマウスリモコンによる
TV遠隔操作方式を提供する。 【構成】TV映像表示機能とグラフィック表示機能との
両方を有するTVのマウスリモコンによるTV遠隔操作
方式に関し、TVのチャンネル切り換えおよびボリュー
ム調整等とグラフィックとの両方共パッドマウスのみで
遠隔操作し、TV側はパッドマウスからの情報を自己の
現在の動作状態に基づき解釈し、その結果によって動作
モードを選択するように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リモコンによる遠隔操
作方式に関するものであり、特にパッドマウスとスイッ
チとを備えたマウスリモコンと、映像とグラフィックメ
ニュとの両方の表示ができる機能を備えたTV等の被制
御機器とから構成され、このTVの表示を見ながら遠隔
操作をする方式に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、コンピュータによる画像作成技術
を用いたグラフィカルユーザインターフェース(GU
I)によって、ユーザが任意に作成したグラフィックを
通常のTV映像と重ね合わせて表示することができる高
機能のTVが開発されている。
【0003】上記のような高機能のTVを遠隔操作する
ためのリモコンには、各機能に対応する多くの押しボタ
ンスイッチが付加される。これらの押しボタンスイッチ
のうち、チャンネル切り換え用およびボリューム調整用
としては、直接的な数字スイッチ等が使用されているの
が普通である。
【0004】また、グラフィックの入力装置としては所
謂ランダムポインティングに適したマウスが一般的であ
る。ユーザはマウスを操作することによって、TVの表
示画面に表示された各種グラフィックをカーソル等のマ
ーカーで自由自在に指示することによって選択すること
ができる。
【0005】最近、パッドマウスと称される小型のマウ
スが開発され、リモコンに適用される趨勢にある。この
ようなパッドマウスを取り付けたリモコンはマウスリモ
コンと称される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように高機能化したTVを遠隔操作するためのリモコン
には、各機能に応じた沢山の押しボタンスイッチが必要
となる。そのため、(1)リモコンが大型になるため生
活空間を狭め、(2)押しボタンの数が多くなると操作
したい押しボタンを探すのに苦労するようになり、
(3)簡易に片手で操作することができなくなり、
(4)新しい機能が加わる毎に押しボタンの配置を変更
する必要が生じてコストが高くなり、(5)押しボタン
数だけ接点があるため、機械的な故障、特に接点不良を
起こしやすく、(6)押しボタンの凹凸が多く、それら
の隙間に塵埃がたまり易くなるなどの色々な不具合が生
じてきた。
【0007】上記の色々な不具合を解決するために、押
しボタン数を少なくするために、ワイアードマウスを適
用したリモコンやマウスリモコンが提案されていたが、
本来マウスは、グラフィカルユーザインターフェースを
使用したランダムポインティングには適しているが、チ
ャンネル切り換えやボリューム調整等の操作に適用する
ことができないという問題点があった。
【0008】従って、被制御機器のチャンネル切り換え
やボリューム調整等の操作とグラフィックの操作との両
方をリモコンのみで実施することのできる、簡単かつ低
コストの遠隔操作方式を実現することに解決しなければ
ならない課題を有している。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るリモコンによる遠隔操作方式は、パッ
ドマウスとスイッチとを備えたマウスリモコンと、スー
パーインポーズ機能を備えた被制御機器とからなり、マ
ウスリモコンは、被制御機器に表示される映像及び又は
グラフィックメニュの選択と、この表示される状態に対
応した遠隔操作が行なえるようにしたことである。
【0010】又、スイッチの1つの操作は、被制御機器
の電源をオンさせるようにしたこと;スイッチのもう1
つの操作は、映像のみ表示されている時にグラフィック
メニュを兼用表示させるようにしたこと;スイッチの更
にもう1つの操作は、映像とグラフィックメニュとが表
示されている時に、このグラフィックメニュの消去及び
グラフィックメニュ内の選択操作が行えるようにしたこ
と;選択操作には、被制御機器の電源オフを含むこと;
パッドマウスは、プッシュ型又はシーソー型ボタンで形
成されていること;パッドマウスは、スイッチの操作に
よりグラフィックメニュが表示されていない時には映像
の主要操作を行なうようにしたこと;映像の主要操作
は、チャンネルの切換え及びボルュームの調整であるこ
と;チャンネルの切換えはチャンネル用のプッシュ型又
はシーソー型ボタンで行い、ボリュームの調整はボリュ
ーム用のプッシュ型又はシーソー型ボタンで行うこと;
パッドマウスは、スイッチの操作によりグラフィックメ
ニュが表示されている時にはカーソルによるランダムポ
インテイングの操作をすることができるようにしたこ
と;カーソルの上下方向は、チャンネル用のプッシュ型
又はシーソー型ボタンで検出されたベクトル情報であ
り、カーソルの左右方向は、ボリューム用のプッシュ型
又はシーソー型ボタンで検出されたベクトル情報である
こと;マウスリモコンから送出する情報フレームは、ベ
クトル情報X,Yと、パッドマウスの押圧に関する情報
Zと、スイッチのボタン情報とから構成されているこ
と;マウスリモコンは、片手で握り、複数の指で操作す
るように形成されたガングリップ型リモコンであるこ
と;スイッチは、引き金型スイッチであるリモコンによ
る遠隔操作方式である。
【0011】
【作用】上記構成にした本発明に係るリモコンによる遠
隔操作方式は、下記に示すような作用を奏する。 (1)マウスリモコンは、被制御機器に表示される映像
及び又はグラフィックメニュの選択、及び表示状態に対
応した遠隔操作が行なえるようにしたことにより、2つ
の異なった画像を重ね合わせた表示状態の遠隔操作、及
び表示されている画面に対応した遠隔操作が1つのリモ
コンで行なうことが可能となり、押しボタンの数を減ら
しても操作性を向上させることができる。
【0012】(2)スイッチの操作により被制御機器の
電源をオンさせるようにしたことにより、遠隔操作で表
示するTV等の電源をオンすることができ、スイッチの
数を減少させても高機能化を図ることができるようにな
る。
【0013】(3)スイッチの操作により、映像のみ表
示されている時にグラフィックメニュを兼用表示させる
ようにしたことにより、表示されている映像を主体とし
た遠隔操作をすることができるようになる。
【0014】(4)スイッチの操作により、映像とグラ
フィックメニュとが表示されている時に、グラフィック
メニュの消去及びグラフィックメニュ内の選択操作が行
えるようにしたことにより、遠隔操作でグラフィックメ
ニュの制御が簡単にできるようになる。
【0015】(5)選択操作には、被制御機器の電源オ
フを含むことにより、確実な電源オフの操作ができるよ
うになる。
【0016】(6)パッドマウスは、プッシュ型又はシ
ーソー型ボタンで形成されていることにより、操作性を
向上させることができるようになる。
【0017】(7)パッドマウスは、スイッチの操作に
よりグラフィックメニュが表示されていない時には映像
の主要操作を行なうようにし、この主要操作は、チャン
ネルの切換え及びボルュームの調整であることにより、
通常頻繁に使用する制御を簡単な操作でできるようにな
る。
【0018】(8)チャンネルの切換え情報は、チャン
ネル用のプッシュ型又はシーソー型ボタンで検出され、
ボリュームの調整情報はボリューム用のプッシュ型又は
シーソー型ボタンで検出されることにより、通常頻繁に
使用される制御を簡単に行なうことができるようにな
る。
【0019】(9)パッドマウスは、スイッチの操作に
よりグラフィックメニュが表示されている時にはカーソ
ルによるランダムポインテイングの操作をすることがで
きるようにし、カーソルの上下方向は、チャンネル用の
プッシュ型又はシーソー型ボタンで検出されたベクトル
情報であり、カーソルの左右方向は、ボリューム用のプ
ッシュ型又はシーソー型ボタンで検出されたベクトル情
報であることにより、簡単に選択するメニュの選択がで
きるようになる。
【0020】(10)マウスリモコンから送出する情報
フレームは、ベクトル情報X,Yと、パッドマウスの押
圧に関する情報Zと、スイッチのボタン情報とから構成
されていることにより、送出するフレームを簡単に構成
することができる。
【0021】(11)マウスリモコンは、片手で握り、
複数の指で操作するように形成されたガングリップ型リ
モコンであり、スイッチは、引き金型スイッチにするこ
とにより、操作性を向上させることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明に係るリモコンによる遠隔操作
システムの内、マウスリモコンによるTV遠隔操作シス
テムの実施例について説明する。本実施例は、図1およ
び図2に示すようなガングリップ型マウスリモコン1
と、図5に示すようなグラフィカルユーザインターフェ
ースを有するTV2と、マウスリモコン1とTV2とを
結ぶ赤外線または電波による通信リンク3とからなる。
【0023】マウスリモコン1は、図1に示すようにピ
ストルの形状をしており、片手で握るグリップ部4と、
ピストルの銃身に相当するバレル部5と、バレル部5の
後部上面に取り付けられたパッドマウス6と、バレル部
5の最前部に配置された赤外線を前方へ送出するための
信号送信部7と、グリップ部4を握った時人指し指に相
当する位置に設けられたマウスクリック用の引き金型ボ
タンスイッチ8とを有している。
【0024】パッドマウス6は、グリップ部4を握り、
人指し指を引き金型ボタンスイッチ8に掛けた状態で、
親指を前後左右に動かすことによって操作することがで
きるようになっている。
【0025】このパッドマウス6は、円盤状に形成さ
れ、前後方向はX軸、左右方向はY軸となっている扇形
状に形成されている。そして、パッドマウス6は、通常
のマウスと同様に表面の全ての位置をX,Y座標で表し
て入力する機能と、前後方向および左右方向にそれぞれ
設けられた所謂プッシュ型ボタンスイッチの機能を兼ね
備えたものである。
【0026】すなわち、パッドマウス6は、図2に示す
ように、前後左右の4つの扇形の押しボタンとなってお
り、それらの4つの押しボタンはX字状の印刷された線
または溝等によって明示された境界線によって区切られ
ている。
【0027】そして、前、後、左、右のプッシュ型押し
ボタンの表面には、Volume+、Volume−、
Channel−、Channel+の文字が印刷され
ている。つまり、パッドマウス6の前後方向はボリュー
ム調整用のプッシュ型ボタンスイッチとなっており、左
右方向はチャンネル切り換え用のプッシュ型ボタンスイ
ッチとなっている。
【0028】パッドマウス6および引き金型ボタンスイ
ッチ8の各出力は、信号送信部7に接続されている。信
号送信部7は、パッドマウス6および引き金型ボタンス
イッチ8の各出力に基づき、図3に示すように、べクト
ル情報X、Yと、押圧力を表すZ情報と、引き金型ボタ
ンスイッチ8が押されているか否かを示すボタン情報
と、の1フレームから構成されている。この1フレーム
はマウスリモコン1から送られてくる情報フレームであ
る、所謂ベクター情報を作成し、赤外線によって送出す
る。
【0029】マウスリモコン1から送信されるベクター
情報のベクトル情報X、Yは、図4に示すように、それ
ぞれ、中心からx軸、y軸方向への移動量をベクトル値
(−n〜+(n−1))(図3参照)で表したものであ
る。ただし、nはパッドマウスの精度や読み取り速度に
よって異なる値である。又、このx軸、y軸の中心点O
から所定の半径r内の規定値の範囲内では指が触れただ
けではチャンネルやボリュームが容易に変化しないよう
になっている。
【0030】次に、被制御機器に該当するTV2につい
て図5を参照にして説明する。TV2は、いわば普通の
テレビ受信を行う機能を備えたマイコン等を備えたもの
であって、受信チャンネルの切り換えおよびボリューム
調整を行って受信した映像と、パソコンの作図機能を用
いて描いた人物等のキャラクタやメニュー、ボタン等と
を重ね合わせて表示するスーパーインポーズ機能を有し
たTVである。このTV2は、制御部9と、リモコン受
光受信部10と、AVセレクター機能系ブロック11
と、映像信号マージブロック12と、CRT13とによ
って構成されている。
【0031】制御部9は、マウスリモコン1からの遠隔
操作信号3をリモコン受光受信部10を介して受信し、
これに基づき、TV2全体の動作を制御するものであ
り、受光/受信データレジスタ14と、CPU15と、
プログラムROM16と、D−RAM17と、S−RA
M18と、ビデオRAM19と、CRT出力ポート20
と、リアルタイムクロックタイマー21と、コントロー
ルケーブルポート22と、AVーセレクターブロックコ
ントロールポート23と、電源切換器24とから構成さ
れている。この制御部9については後で詳述する。
【0032】リモコン受光受信部10は、TV2の前面
に設けられており、マウスリモコン1からの赤外線信号
を受信し、受光/受信データレジスタ14を介してCP
U15へ転送する。
【0033】AVセレクター機能系ブロック11は、ア
ンテナ11aと接続されており、このアンテナ11a
は、内部でチャンネル切り換え回路とボリューム調整回
路とに接続されている。チャンネル切り換え回路は、制
御部9の制御を受けてチャンネル切り換えを行う。ボリ
ューム調整回路は、また、制御部9の制御を受けて音声
の音量調整を行う。
【0034】チャンネル切り換え回路で選択された映像
信号(PICTURE RGB信号)は、映像信号マー
ジブロック12へ出力される。
【0035】このAVセレクター機能系ブロック11
は、又、複数のVTR等の電子機器と接続されており、
制御部9の制御の下で、これらVTRとTV2との間の
接続関係を変更する等の機能も有しているが、この機能
は本発明には関係がないので、その説明は省略する。
【0036】映像信号マージブロック12は、AVセレ
クター機能系ブロック11からの受信映像信号(PIC
TURE RGB信号)と、制御部9から送出されるグ
ラフィックに関するビデオ信号(RGB信号、YS信
号)とを混合(マージ)し、CRT13に供給する機能
を有する。
【0037】なお、マウスリモコン1からの指令信号に
基づき、予めビデオRAM19内に格納してあるメニュ
ー、アイコン、キャラクタ等のグラフィックに関するビ
デオデータをCRT13の画面上に表示し、このメニュ
ー、アイコン、キャラクタ等をカーソルで指すことによ
って機能や動作の選択等を行う機能はグラフィカルユー
ザインターフェースと呼ばれている。
【0038】CRT13は、制御部9によって電源のオ
ン/オフを制御されると共に、映像信号マージブロック
12から出力される画像信号を周知のTV表示動作によ
って画面に表示する。
【0039】上記説明した構成からなる制御部9の回路
14〜24は、それぞれ下記に示すような機能を有す
る。即ち、受光/受信データレジスタ14は、リモコン
受光受信部10からの出力信号を一時格納し、CPU1
5へ出力する。
【0040】CPU15は、制御部9内の他の全ての回
路と接続されており、プログラムROM16に格納され
ているプログラムおよび各種固定データとを読み出して
実行することにより、システム全体の動作を制御する。
【0041】D−RAM17は、所謂ダイナミックRA
Mであり、S−RAM18は、所謂スタテックRAMで
あり、それぞれ、プログラム実行上の可変データおよび
固定データを格納する。
【0042】ビデオRAM19は、CRT13に表示さ
れるメニュ等のグラフィックのデータからなるビデオ信
号を格納する。このビデオ信号(RGB信号、YS信
号)は、CPU15の制御の下で、CRT出力ポート2
0を介して映像信号マージブロック12へ送られ、そこ
で、AVセレクター機能系ブロック11からの通常の映
像信号(PICTURE RGB信号)と混合される。
【0043】リアルタイムクロックタイマー21は、実
時間を計時し、VTRの録画予約等の場合に使用される
ものであり、また、コントロールケーブルポート22は
CPU15のコマンドをVTR等の接続されている電子
機器に対して送出する機能を有するが、これらは本発明
とは関係がないので詳細については省略する。
【0044】AVセレクターブロックコントロールポー
ト23は、CPU15から出力される制御信号をAVセ
レクター機能系ブロック11のチャンネル切り換え回路
およびボリューム調整回路に対して送出し、チャンネル
切り換えおよびボリューム調整を行わせる。
【0045】電源切換器24は、CRT13の電源回路
と接続されており、CPU15の制御の下でCRT13
の電源のオン/オフを行う。
【0046】このような構成及び各機能を有する制御部
9を備えたTV2の動作について以下説明する。先ず、
CPU15は図6および図7に示すような処理手順、即
ち 1.パワーオン処理、 2.チャンネル切り換え/ボリューム調整、 3.グラフィックメニュ表示処理 に従って、TV2の各部を制御する。
【0047】1.パワーオン処理 図6に示すように、TV2の主電源はオンであるが、C
RT13の電源がオフになっている状態、すなわち、ス
タンバイ状態またはスリープ状態の時は、CRT13の
画面は図8に示すように何も表示していない。
【0048】この状態で、TV2をオン状態にするに
は、マウスリモコン1の引き金型ボタンスイッチ8を押
すと、上記説明した図3に示す情報フレームのボタン情
報が制御部9側に送られる。制御部9はこのマウス情報
を受信し、スタンバイ状態またはスリープ状態であるこ
とを確認後、受け取った情報フレームのボタン情報を解
読する(ステップS1,S2,S3)。
【0049】CPU15は、TV2がスタンバイ状態で
あり、かつ、引き金型ボタンスイッチ8が押されたこと
を認識すると、パワーオン処理に入り、電源切換器24
に制御信号を送りCRT13の電源をオンにさせる。す
ると、CRT13の画面は、図8の状態から図9のよう
にTV受信映像が表示された状態に変わる(ステップS
4)。
【0050】なお、CRT13の電源がオフの状態にお
いては、マウスリモコン1のパッドマウス6が操作され
るとその情報フレームのベクトル情報X,Y及び押圧力
情報ZはTV2側へ送信されるが、CPU15は引き金
型ボタンスイッチ8の押下以外の情報(ボタン情報以外
の情報)は無視するようになっている。
【0051】2.チャンネル切り換え/ボリューム調整 TV2の電源がオンであり、図9に示すように、受信映
像のみが表示されグラフィックメニュが表示されていな
い状態において、引き金型ボタンスイッチ8が押されな
い時には、CPU15は、マウスリモコン1のパッドマ
ウス6のベクトル情報X,Yをチャンネル切り換えまた
はボリューム調整の指令情報と解釈してチャンネル又は
ボリューム切り換え処理を行なう(ステップS5,S
6,S7)。
【0052】即ち、図7に示すように、CPU15は受
信したデータのベクトル情報X,Yのベクトル値の内変
化の大きい方、すなわち、ベクトルの絶対値が大きい方
を有効とする。この理由は、パッドマウス6は構造上ラ
ンダムな方向を指示することができるため、押し方によ
って多少の誤差が発生する。従って、この誤差を4方向
に丸めるために、x軸,y軸のどちらかのベクトル値の
変化が大きい方を採用する(ステップS14)。
【0053】また、上記図4を参照にして説明したよう
にベクトルの変化値がある規定値を越えていないデータ
は無視される。これは、パッドマウス6にちょっと触れ
ただけで反応したり、押し続けた時に行き過ぎたりしな
いようにするためである(ステップS15)。
【0054】そしてCPU15は、グラフィックメニュ
が表示されないで受信映像のみ表示されている状態にお
いて、引き金型ボタンスイッチ8が押されていないなら
ば、上記のベクトル情報の処理の結果有効となったベク
トルが、x軸のプラス方向(上方向)であれば、ボリュ
ームを上げる処理を行なう(ステップS16,S1
7)。x軸のマイナス方向(下方向)であればボリュー
ムを下げる処理を行なう(ステップS18,S19)。
y軸のマイナス方向(左方向)であればチャンネル番号
を下げる処理を行なう(ステップS20,S21)。y
軸のプラス方向(右方向)であればチャンネル番号を上
げる処理を行なう(ステップS22)。
【0055】3.グラフィックメニュ表示処理 TV2の電源がオンで、受信映像のみが表示され、グラ
フィックメニュが表示されていない状態において、引き
金型ボタンスイッチ8が押された時には、CPU15
は、ビデオRAM19に格納されているグラフィックデ
ータを出力させ、映像表示させることによって、CRT
13の画面に、例えば図10に示すように、受信映像と
重ね合わせてメニュー25、ボタン群26、およびカー
ソル27を表示させる(ステップS5,S6,S8)。
【0056】この状態において、引き金型ボタンスイッ
チ8が押さないでパッドマウス6を操作すると、カーソ
ル移動処理が行われる(ステップS10)。すなわち、
パッドマウス6のベクトル情報X,Yは操作情報として
CPU15によってカーソル27のポインティング座標
として処理され、カーソル27は、例えば所望のボタン
の上へ移動し、引き金型ボタンスイッチ8と、カーソル
27のポインテング座標を連動した処理を可能にする
(ステップS9,S10)。
【0057】また、グラフィックメニュが既に表示され
ている状態で引き金型ボタンスイッチ8が押されると、
その時のカーソル27の位置によってつぎの3つの処
理、 (1)カーソル27がグラフィックメニュ上にない場合 (2)カーソル27がグラフィック26のボタン群の中
にある場合 (3)グラフィック26のボタン群の中のパワーオフボ
タンの上にある場合 のいずれかが行われる。
【0058】(1)カーソル27がグラフィックメニュ
上にない場合 カーソル27がグラフィックメニュに重なっていない位
置にある場合には、グラフィック消去処理が行われ、図
10に示す画面からグラフィック25、26、27が消
え、図9に示すようなTV映像のみの画面に戻る(ステ
ップS9,S11,S12)。
【0059】(2)カーソル27がグラフィック26の
ボタン群の中にある場合 カーソル27がグラフィック26のボタン群の何れかの
位置にあって引き金型ボタンスイッチ8が押された場合
には、カーソル27が位置するボタン群の制御、例えば
接続されているVTRの再生、停止等の制御をする(ス
テップS9,S11,S13,S14A)。
【0060】(3)グラフィック26のボタン群の中の
パワーオフボタンの上にある場合 グラフィック26のボタン群の中のパワーオフボタンの
上にある場合には、CPU15はパワーオフ処理を行
い、電源切換器24を制御してCRT13の電源をオフ
にする(ステップS9,S11,S13,S14B)。
【0061】上記のようにシステムは、電源オフの場合
と、電源オンでグラフィックが表示されていない場合
と、電源オンでグラフィック表示の場合との3つのモー
ドを有し、各モードにおいて、マウスリモコン1の操作
に対するTV2の反応の仕方を変化させることによっ
て、マウスリモコン1のパッドマウス6および引き金型
ボタンスイッチ8の各操作にそれぞれ複数の意味を与
え、その結果、マウスリモコン1のボタンスイッチの数
を減少し、操作を容易にしている。
【0062】なお、上記3つのモードは、TV2のCR
T13の表示画面によってユーザに簡単かつ明確に識別
されるようになっているので、ユーザがパッドマウス6
および引き金型ボタンスイッチ8を操作する時に現在の
TV2の動作状態について迷う心配はない。
【0063】次に、上記図1及び図2で説明したパッド
マウス6の構造は、図11〜図13に示すようにシーソ
ー型ボタンスイッチで構成することができる。即ち、図
11に示すように、シーソー型ボタンスイッチを備えた
マウスリモコン1Aは、片手で握れる長方形状をしたハ
ンデイタイプのものであり、その先端に設けた赤外線又
は電波を送出する信号送信部7Aと、この送信信号部7
Aの近傍位置であり、後述するシーソー型ボタンスイッ
チの操作に邪魔にならない適宜位置に設けたパワースイ
ッチ8Aと、パッドマウス6Aとから構成され、このパ
ッドマウス6Aはチャンネルの切換えをするシーソー型
チャンネルスイッチ6aと、ボリュームの調整をするシ
ーソー型ボリュームスイッチ6aとからなる。
【0064】このパッドマウス6Aを構成するチャンネ
ルスイッチ6aとボリュームスイッチ6bとは、図12
及び図13に示すように、マウスリモコン1Aの表面側
1aを基盤にして、その上をなぞるようにして支点Xを
中心にして上下方向にシーソー状に動いてチャンネルの
切換え、及びボリュームの調整を迅速且つ容易に行なう
ことができる構造となっている。従って、チャンネル数
が多い場合には数字ボタンより優れており、上記図1及
び図2を用いて説明したプッシュ型ボタンスイッチに転
用することが容易な構造となっている。例えば、上下左
右にシーソ型ボタンスイッチを配設し、左右のシーソー
型ボタンスイッチはチャンネル切換え用にし、上下のシ
ーソー型ボタンスイッチはボリューム調整用にする。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るリモ
コンによる遠隔操作方式は、下記に示すような効果を奏
する。 (1)マウスリモコンは、被制御機器に表示される映像
及び又はグラフィックメニュの選択、及び表示状態に対
応した遠隔操作が行なえるようにしたことにより、2つ
の異なった画像を重ね合わせた表示状態の遠隔操作、及
び表示されている画面に対応した遠隔操作が1つのリモ
コンで行なうことが可能となり、そのぶんリモコンのス
イッチの数を減らすことができ、リモコン本体の小型化
ができると共に低コスト化を図ることができると云う極
めて優れた効果を奏する。
【0066】(2)スイッチの操作により被制御機器の
電源をオンさせるようにしたことにより、遠隔操作で表
示するTV等の電源をオンすることができ、リモコン上
のスイッチの数を減少させ、リモコン本体を小型化する
ことができると云う極めて優れた効果を奏する。
【0067】(3)スイッチの操作により、映像のみ表
示されている時にグラフィックメニュを兼用表示させる
ようにしたことにより、表示されている映像を主体とし
た遠隔操作をすることができ、必要とするときに適宜画
面以外の操作を画面をみながらでも行なうことができる
と云う極めて優れた効果を奏する。
【0068】(4)スイッチの操作により、映像とグラ
フィックメニュとが表示されている時に、グラフィック
メニュの消去及びグラフィックメニュ内の選択操作が行
えるようにしたことにより、遠隔操作でグラフィックメ
ニュの制御が簡単にでき、リモコンのスイッチの数を減
らしてもその機能は向上させることができると云う極め
て優れた効果を奏する。
【0069】(5)選択操作には、被制御機器の電源オ
フを含むことにより、確実な電源オフの操作ができ、別
途電源スイッチを設ける必要がないと云う極めて優れた
効果を奏する。
【0070】(6)パッドマウスは、プッシュ型又はシ
ーソー型ボタンで形成されていることにより、操作性を
向上させ、管面上に表示されるメニュに迅速に且つ簡単
に対応することができると云う極めて優れた効果を奏す
る。
【0071】(7)パッドマウスは、スイッチの操作に
よりグラフィックメニュが表示されていない時には映像
の主要操作を行なうようにし、この主要操作は、チャン
ネルの切換え及びボルュームの調整であることにより、
通常頻繁に使用する画面の制御を簡単に使用でき、操作
性を向上させることができると云う極めて優れた効果を
奏するる。
【0072】(8)チャンネルの切換え情報は、チャン
ネル用のプッシュ型又はシーソー型ボタンで検出され、
ボリュームの調整情報はボリューム用のプッシュ型又は
シーソー型ボタンで検出されることにより、通常頻繁に
使用される制御を簡単な操作で行なうことができ、操作
性を向上させることができると云う極めて優れた効果を
奏する。
【0073】(9)パッドマウスは、スイッチの操作に
よりグラフィックメニュが表示されている時にはカーソ
ルによるランダムポインテイングの操作をすることがで
きるようにし、カーソルの上下方向は、チャンネル用の
プッシュ型又はシーソー型ボタンで検出されたベクトル
情報であり、カーソルの左右方向は、ボリューム用のプ
ッシュ型又はシーソー型ボタンで検出されたベクトル情
報であることにより、簡単に選択するメニュの選択がで
き、別途特殊な回路によって出力情報を変化させる必要
がなく、しかも画面に表示するメニュの情報の解釈を変
えるだけで安価にシステムの変更をすることができると
云う極めて優れた効果を奏する
【0074】(10)マウスリモコンから送出する情報
フレームは、ベクトル情報X,Yと、パッドマウスの押
圧に関する情報Zと、スイッチのボタン情報とから構成
されていることにより、送出するフレームを簡単に構成
することができ、解析が簡単にしかも正確に行なうこと
ができると云う極めて優れた効果を奏する。
【0075】(11)マウスリモコンは、片手で握り、
複数の指で操作するように形成されたガングリップ型リ
モコンであり、スイッチは、引き金型スイッチにするこ
とにより、操作性を向上させ、誤操作を防止することが
できると云う極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマウスリモコンによるTV遠隔操
作方式のプッシュ型スイッチのマウスリモコンの実施例
の側面を示す説明図である。
【図2】同マウスリモコンの上面を示す説明図である。
【図3】同マウスリモコンから送信される信号のフレー
ム構成を示す説明図である。
【図4】同パッドマウスから出力されるベクトル情報の
説明図である。
【図5】本発明に係るマウスリモコンによるTV遠隔操
作方式の実施例のTVの構成を示すブロック図である。
【図6】同TV側におけるマウスリモコン情報の受信処
理手順を示すフローチャート図である。
【図7】同流れ図中のチャンネル/ボリューム切り換え
処理手順の詳細を示すフローチャート図である。
【図8】同実施例におけるTVの第1のモードにおける
表示状態を示す説明図である。
【図9】同実施例におけるTVの第2のモードにおける
表示状態を示す説明図である。
【図10】同実施例におけるTVの第3のモードにおけ
る表示状態を示す説明図である。
【図11】同マウスリモコンにシーソー型スイッチを搭
載した略示的な平面図である。
【図12】図11の側面図である。
【図13】同12のシーソ型スイッチの要部を拡大した
説明図である。
【符号の説明】
1,1A マウスリモコン 2 TV 3 通信リンク 4 グリップ部 5 バレル部 6,6A パッドマウス 6a,6b シーソー型スイッチ 7 信号送信部 8 引き金型ボタンスイッチ 8A パワースイッチ 9 制御部 10 リモコン受光受信部 11 AVセレクター機能ブロック 12 映像信号マージブロック 13 CRT 14 受光/受信データレジスタ 15 CPU 16 プログラムROM 17 D−RAM 18 S−RAM 19 ビデオRAM 20 CRT出力ポート 21 リアルタイムクロックタイマー 22 コントロールケーブルポート 23 AVセレクターブロックコントロールポート 24 電源切換器 25 メニュー 26 ボタン群 27 カーソル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】最近、コンピュータによる画像作成技術
を用いたグラフィカルユーザインターフェース(GU
I)によって、グラフイックイメージを通常のTV映像
と重ね合わせて表示することができる高機能のTVが開
発されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】上記のような高機能のTVを遠隔操作する
ためのリモコンには、各機能に対応する多くの押しボタ
ンスイッチが付加される。これらの押しボタンスイッチ
のうち、チャンネル切り換え用としては、チャンネル毎
の数字スイッチ、例えばアップダウンを指示するシーソ
ータイプのボタン、ボリューム調整用としてはアップダ
ウンを指示するシーソーボタン等が使用されているもの
が多い。これは、チャンネル切り換えやボリューム調整
が他の機能に比べ、使用頻度が高く、直接的表示のボタ
ンによって早い選択を行える操作感が要求される機能で
あることによる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】また、グラフイックメニューの操作を指
する装置としては所謂ランダムポインティングに適した
マウスが一般的である。ユーザはマウスを操作すること
によって、TVの表示画面に表示された各種グラフイッ
クをカーソル等のマーカーで自由自在に指示することに
よって選択することができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】上記の色々な不具合を解決するために、押
しボタン数を少なくするために、ワイアードマウスを適
用したリモコンやワイヤレスのマウスリモコンが提案さ
れていたが、本来マウスは、グラフィカルユーザインタ
ーフェースを使用することによって、機能をわかりやす
くした場合のランダムポインティングに用いられるもの
であるため、チャンネル切り換えやボリューム調整等の
ダイレクトな操作感が必要な操作に適用することには向
かないという問題点があった。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】従って、被制御機器のチャンネル切り換え
やボリューム調整等のダイレクトな操作性応答感とグラ
フィックのわかりやすい表示を用いた操作との両方をリ
モコンのみで実施することのできる、簡単かつ低コスト
の遠隔操作方式を実現することに解決しなければならな
い課題を有している。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】パッドマウス6は、グリップ部4を握り、
人指し指を引き金型ボタンスイッチ8に掛けた状態で、
指でパッド上の上下左右部分を押下することによっ
操作することができるようになっている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】このパッドマウス6は、円盤状に形成さ
れ、前後方向はX軸、左右方向はY軸となっている扇形
状に形成されている。そして、パッドマウス6は、通常
のマウスと同様にパッド表面の押下位置とその押圧によ
ってX,Y座標で表されるベクトル情報へ変換させる機
能を備えたものである。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】すなわち、パッドマウス6は、図2に示す
うに、見た目の上では前後左右の4つの扇形の押しボ
タンとなっており、それらの4つの押しボタンはX字状
の印刷された線または溝等によって明示された境界線に
よって区切られている。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】なお、マウスリモコン1からの指令信号に
基づき、予めプログラムROM16内に格納してあるメ
ニュー、アイコン、キャラクタ等のグラフィックや文字
列に関する固定データをビデオRAM19に転送するこ
とによってCRT13の画面上に表示し、このメニュ
ー、アイコン、キャラクタ等を、同様の方法で表示され
るカーソルで指すことによって機能や動作の選択等を行
う機能はグラフィカルユーザインターフェースと呼ばれ
ている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】また、上記図4を参照にして説明したよう
にベクトルの変化値、つまり押圧力がある規定値を越え
ていないデータは無視される。これは、パッドマウス6
にちょっと触れただけで反応したり、押し続けた時に行
き過ぎたりしないようにするためである(ステップS1
5)。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】この状態において、引き金型ボタンスイッ
チ8を押さないでパッドマウス6を操作すると、カーソ
ル移動処理が行われる(ステップS10)。すなわち、
パッドマウス6のベクトル情報X,Yは操作情報として
CPU15によってカーソル27のポインティング座標
として処理され、カーソル27は、例えば所望のボタン
の上へ移動し、引き金型ボタンスイッチ8と、カーソル
27のポインテングを連動させた処理を可能にする(ス
テップS9,S10)。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正内容】
【0063】次に、上記図1及び図2で説明したパッド
マウス6の構造は、図11〜図13に示すようにシーソ
ー型ボタンスイッチで構成することもできる。即ち、図
11に示すように、シーソー型ボタンスイッチを備えた
マウスリモコン1Aは、片手で握れる長方形状をしたハ
ンデイタイプのものであり、その先端に設けた赤外線又
は電波を送出する信号送信部7Aと、この送信信号部7
Aの近傍位置であり、後述するシーソー型ボタンスイッ
チの操作に邪魔にならない適宜位置に設けたエンタース
イッチであるところのパワースイッチ8Aと、シーソー
型スイッチであるところのパッドマウス6Aとから構成
され、このパッドマウス6Aはチャンネルの切換えをす
るシーソー型チャンネルスイッチ6aと、ボリュームの
調整をするシーソー型ボリュームスイッチ6aとからな
る。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正内容】
【0064】このパッドマウス6Aを構成するチャンネ
ルスイッチ6aとボリュームスイッチ6bとは、図12
及び図13に示すように、マウスリモコン1Aの表面側
1aを基盤にして、その上をなぞるようにして支点Xを
中心にして上下方向にシーソー状に動いてチャンネルの
切換え、及びボリュームの調整を迅速且つ容易に行なう
ことができる構造となっている。従って、チャンネル数
が多い場合には数字ボタンより優れており、上記図1及
び図2を用いて説明したランダムポインテイングへの兼
用が可能なボタンスイッチに転用することが容易な構造
となっている。例えば、図14のように上下左右に、或
いは図15のように十字型にシーソ型ボタンスイッチを
配設し、左右のシーソー型ボタンスイッチはチャンネル
切換え用にし、上下のシーソー型ボタンスイッチはボリ
ューム調整用にする。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図14
【補正方法】追加
【補正内容】
【図14】同マウスリモコンにシーソー型スイッチを搭
載した略示的な平面図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図15
【補正方法】追加
【補正内容】
【図15】同マウスリモコンにシーソー型スイッチを搭
載した略示的な平面図である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】追加
【補正内容】
【図14】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】追加
【補正内容】
【図15】

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッドマウスとスイッチとを備えたマウ
    スリモコンと、スーパーインポーズ機能を備えた被制御
    機器とからなり、前記マウスリモコンは、前記被制御機
    器に表示される映像及び又はグラフィックメニュの選択
    と、この表示される状態に対応した遠隔操作が行なえる
    ようにしたことを特徴とするリモコンによる遠隔操作方
    式。
  2. 【請求項2】 上記スイッチの1つの操作は、上記被制
    御機器の電源をオンさせるようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載のリモコンによる遠隔操作方式。
  3. 【請求項3】 上記スイッチのもう1つの操作は、映像
    のみ表示されている時にグラフィックメニュを兼用表示
    させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のリ
    モコンによる遠隔操作方式。
  4. 【請求項4】 上記スイッチの更にもう1つの操作は、
    映像とグラフィックメニュとが表示されている時に、該
    グラフィックメニュの消去及びグラフィックメニュ内の
    選択操作が行えるようにしたことを特徴とする請求項1
    又は3に記載のリモコンによる遠隔操作方式。
  5. 【請求項5】 上記選択操作には、上記被制御機器の電
    源オフを含むことを特徴とする請求項4に記載のリモコ
    ンによる遠隔操作方式。
  6. 【請求項6】 上記パッドマウスは、プッシュ型又はシ
    ーソー型ボタンで形成されていることを特徴とする請求
    項1に記載のリモコンによる遠隔操作方式。
  7. 【請求項7】 上記パッドマウスは、上記スイッチの操
    作によりグラフィックメニュが表示されていない時には
    映像の主要操作を行なうようにしたことを特徴とする請
    求項1又は6に記載のリモコンによる遠隔操作方式。
  8. 【請求項8】 上記映像の主要操作は、チャンネルの切
    換え及びボルュームの調整であることを特徴とする請求
    項7に記載のリモコンによる遠隔操作方式。
  9. 【請求項9】 上記チャンネルの切換えはチャンネル用
    のプッシュ型又はシーソー型ボタンで行い、上記ボリュ
    ームの調整はボリューム用のプッシュ型又はシーソー型
    ボタンで行うことを特徴とする請求項8に記載のリモコ
    ンによる遠隔操作方式。
  10. 【請求項10】 上記パッドマウスは、上記スイッチの
    操作によりグラフィックメニュが表示されている時には
    カーソルによるランダムポインテイングの操作をするこ
    とができるようにしたことを特徴とする請求項1又は6
    に記載のリモコンによる遠隔操作方式。
  11. 【請求項11】 カーソルの上下方向はチャンネル用の
    プッシュ型又はシーソー型ボタンで検出されたベクトル
    情報であり、カーソルの左右方向はボリューム用のプッ
    シュ型又はシーソー型ボタンで検出されたベクトル情報
    であることを特徴とする請求項10に記載のリモコンに
    よる遠隔操作方式。
  12. 【請求項12】 上記マウスリモコンから送出する情報
    フレームは、ベクトル情報X,Yと、上記パッドマウス
    の押圧に関する情報Zと、上記スイッチのボタン情報と
    から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    リモコンによる遠隔操作方式。
  13. 【請求項13】 上記マウスリモコンは、片手で握り、
    複数の指で操作するように形成されたガングリップ型リ
    モコンであることを特徴とする請求項1に記載のリモコ
    ンによる遠隔操作方式。
  14. 【請求項14】 上記スイッチは、引き金型スイッチで
    あることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の
    リモコンによる遠隔操作方式。
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