JPH07111892B2 - スリップリングコンタクトの接続構造 - Google Patents

スリップリングコンタクトの接続構造

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JPH07111892B2 JP15515687A JP15515687A JPH07111892B2 JP H07111892 B2 JPH07111892 B2 JP H07111892B2 JP 15515687 A JP15515687 A JP 15515687A JP 15515687 A JP15515687 A JP 15515687A JP H07111892 B2 JPH07111892 B2 JP H07111892B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はビデオテープレコーダ(VTR)において、回転
ドラムにアンプ用のプリント基板(以下単にプリント基
板という)を搭載した場合に、プリント基板や磁気ヘッ
ドに、所謂固定側から電源電流を供給したり、プリント
基板との間で信号を授受したりするのに使用するスリッ
プリングコンタクトを、回転ドラム側に、機械的及び電
気的に接続するのに用いて好適なスリップリングコンタ
クトの接続構造に関するものである。
[発明の概要] 本発明は、固定側に設けたブラシに接触しながら回転す
るスリップリングを軸方向に所定の間隔をもって多数設
けると共に、一端には前記スリップリングに接続された
スリップリングリード導出部を有するスリップリングコ
ンタクトを回転軸側へ機械的に接続(取付ける)すると
共に、前記スリップリングリード導出部をプリント基板
のリード部に電気的に接続するようにしたスリップリン
グコンタクトの接続構造に関し、 スリップリングコンタクトの一端に設けたスリップリン
グリード導出部を嵌合する筒状のコネクタを回転軸乃至
プリント基板側に設け、前記筒状のコネクタには、一端
側がプリント基板に接続されていて、他端側の頭部がコ
ネクタ内周面から軸心方向に突出する複数のコネクタ端
子を放射状に設け、前記スリップリングリード導出部を
コネクタに嵌合すると、該スリップリングリード導出部
の周面に放射状に設けたスリップリングリード端子に前
記コネクタ端子の頭部が接触するようにしておくことに
より、 前記スリップリングリード導出部をコネクタに嵌合する
ことにより、スリップリングコンタクトの回転軸乃至プ
リント基板側への機械的な接続(取付け)と、スリップ
リングコンタクト側のスリップリングリード端子とプリ
ント基板側のコンタクト端子との電気的な接続を同時に
行うことができるようにした。
[従来の技術] VTRにおいて、回転ドラム側にプリント基板を搭載した
場合に、プリント基板や磁気ヘッドに電源電流を供給し
たり、プリント基板との間で信号を授受したりするのに
スリップリングコンタクトが使用されている。
従来のスリップリングコンタクトは一般に第7図に示し
たように、固定側のブラシ1…1に接触しながら回転す
る多数のスリップリング2…2を所定の間隔をもって設
けると共に、一端(下端)には前記スリップリング2…
2に接続されたスリップリングリード導出部3を設ける
ことにより構成されていて、回転ドラム4の中心部に設
けた回転軸受部材5を介して回転軸6に同芯状に取付け
られている。
[発明が解決しようとする問題点] ところで従来のスリップリングコンタクト7は第7図に
示したように、スリップリングリード導出部3の下端に
設けたビス受フランジ8を使用し、ビス9…9で前記回
転ドラム4の回転軸受部材5に取付けられ、換言すれば
機械的に接続され、また一端側が前記スリップリング2
…2に電気的に接続されたスリップリングリード線10…
10の他端側はスリップリングリード導出部3に設けた開
口部11からスリップリングコンタクト7の外部に導き出
され、ハンダ12でプリント基板13に電気的に接続される
構成になっていたために次に述べるような問題点があっ
た。
(1)スリップリングコンタクト7の回転軸6乃至プリ
ント基板13への取付け、つまり機械的な接続と、スリッ
プリングリード線10…10のプリント基板13への電気的な
接続を別々に行うため、接続作業性が悪い。
(2)スリップリングリード線10…10をプリント基板13
へハンダ付けする際にリードの引き回し作業が必要とな
り、生産性が悪くなるのみならず、配線ミスを誘発しや
すい。
(3)スリップリングリード線10…10の輻射によるカブ
リ影響が出やすい。
本発明は上記従来の問題点を解決し、スリップリングコ
ンタクトのプリント基板への機械的接続と電気的接続を
同時に行うことのできるスリップリングコンタクトの接
続構造を供給することを目的として為されたものであ
る。
[問題点を解決するための手段] スリップリングコンタクトの一端に設けたスリップリン
グリード導出部を嵌合する筒状のコネクタをプリント基
板側に設け、前記筒状のコネクタには、一端側がプリン
ト基板に接続されていると共に、他端側の頭部がコネク
タ内周面から軸心方向に突出する複数のコネクタ端子を
放射状に設け、前記スリップリングリード導出部をコネ
クタに嵌合すると、該スリップリングリード導出部の周
面に放射状に設けたスリップリングリード端子に前記コ
ネクタ端子の頭部が接触するようにした。
[作用] スリップリングリード導出部をコネクタに嵌合すると、
該コネクタに放射状に設けたコネクタ端子の頭部がスリ
ップリングリード導出部の周面に設けたスリップリング
リード端子に当接し、スリップリングリード導出部は、
その周面をコネクタ端子で押圧されて、スリップリング
コンタクトは回転軸乃至プリント基板に取付けられた状
態になると共に、スリップリングはスリップリングリー
ド端子及びコネクタ端子を介してプリント基板に電気的
に接続された状態になる。
[実施例] 次に本発明のスリップリングコンタクトの接続構造の実
施例を第1〜6図を参照して説明する。
実施例はVTRの回転ドラム装置21において、回転ドラム2
2にプリント基板23を搭載した場合に、該プリント基板2
3や磁気ヘッド24に電源電流を供給したり、プリント基
板23との間で信号を授受したりするのに使用するスリッ
プリングコンタクト25の接続構造を示す。
前記スリップリングコンタクト25は第2図に示したよう
に、導電性素材で作られたスリップリング26…26を所定
の間隔dをもって非導電性プラスチックのホルダロッド
27の周面に取付けることにより形成されていると共に、
前記ホルダロッド27の下端には該ホルダロッド27よりも
大径のスリップリングリード導出部28が形成されてい
る。そして前記スリップリングリード導出部28の周面に
は、放射状に多数のスリップリングリード端子29…29が
設けられていて、これら端子29…29はロッド内部におい
て、リード線で前記スリップリング26…26と電気的に接
続されている。30はスリップリングリード導出部28の周
面にスリップリングリード端子29と並行に設けられた位
置決め用の凹溝、31はスリップリングリード導出部28の
下面に設けられた金属製の回転軸嵌合部であり、次に詳
細に説明するコネクタ32にスリップリングリード導出部
28を嵌合すると、コネクタ32の内周面に設けた位置決め
用の凸条33が前記凹溝30に嵌合して、スリップリングリ
ード導出部28の回転を阻止して、位置決めを行うように
なっていると共に、前記回転軸嵌合部31に回転軸34の先
端が嵌合するようになっている。前記コネクタ32は非導
電性プラスチックで円筒状に形成されていて、その軸心
が回転軸34の軸心と一致するようにプリント基板23乃至
回転ドラム22の回転軸受部材35に取付けられている。そ
して、前述したようにコネクタ32の内周面には前記位置
決め用の凸条33が形成されていて、該コネクタ32にスリ
ップリングリード導出部28を挿入すると、位置決め用の
凹溝30に凸条33が嵌まり込んでスリップリングリード導
出部28の位置決めが為されると共に、回転軸嵌合部31に
回転軸34の先端が嵌まり込むようになっている。
またコネクタ32には、これに挿入したスリップリングリ
ード導出部28のスリップリングリード端子29…29と対応
する位置に所謂ピン状のコネクタ端子35…35が取付けら
れている。これらコネクタ端子35…35は第6図に示した
ように一端側にプリント基板23への接続片36を設けた導
電性の筒状基部37と、該筒状基部37に出没可能に嵌合さ
れている導電性の頭部38と、前記筒状基部37内に取付け
られていて、該筒状基部37の一端側から前記頭部38を突
出させているコイルスプリッグ39とからなっている。こ
れらコネクタ端子35…35は、前記接続片36をコネクタ32
の外周面から突出させ、頭部38をコネクタ32の内周面か
ら突出させた状態で取付けられていて、前記接続片36は
プリント基板23にハンダ40で接続されるようになってい
る。そして、コネクタ32にスリップリングリード導出部
28を嵌合すると、その周面に設けたスリップリングリー
ド端子29…29がコネクタ端子35…35の頭部38に当接し
て、これら頭部38をコイルスプリング39のばね力に抗し
て押し下げるようになっている。
なお図において、41は先端41aが前記スリップリング26
に当接しているブラシ、42と43は回転軸受部材35を回転
軸34に固着しているナットとワッシャ、44は固定ドラ
ム、45は固定ドラム44に対して回転軸34を回転可能に支
持しているベアリング、46はロータリートランスであ
る。
実施例のスリップリングコンタクトの接続構造は上記の
ような構成であるから、コネクタ32にスリップリングリ
ード導出部28を押し込むと該導出部28の周面に設けたス
リップンリグリード端子29…29がコネクタ32に設けたコ
ネクタ端子35…35の頭部38…38に当接し、これら頭部38
…38はコイルスプリング39のばね力に抗して押し下げら
れて、スリップリングリード導出部28がコネクタ32内に
嵌まり込む。従ってコネクタ端子35…35の頭部38…38に
作用するコイルスプリング39…39のばね反力で、スリッ
プリングリード導出部28はコネクタ32内にしっかりと取
付けられた状態、つまり機械的に接続された状態になる
と共に、スリップリングリード導出部28の周面に設けた
スリップリングリード端子29…29はコネクタ端子35…35
を介してプリント基板23のリード端子と電気的にも接続
された状態になるのである。
なお図面に示す実施例では本発明のスリップリングコン
タクトの接続構造をVTRの回転ドラム装置に施した場合
を示したが、これに固定されるものではない。
[発明の効果] 本発明のスリップリングコンタクトの接続構造は上記の
ような構成であるから次に述べるような効果がある。
(1)コネクタにスリップリングリード導出部を嵌め込
むという簡単な操作でスリップリングコンタクトのプリ
ント基板への取付けと、スリップリングコンタクト側の
スリップリングリード端子とプリント基板側のコンタク
ト端子との電気的な接続を同時に行うことができる。
(2)従来のスリップリングリード線のプリント基板の
リード端子にハンダ付けする場合のようなスリップリン
グリード線の引き回し作業が不必要になり、またハンダ
付けの際の配線ミスを無くすことができる。
(3)スリップリングリード線からの輻射によるカブリ
影響を低下させることができる。
(4)スリップリングコンタクトが故障した際などにそ
の取替えを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のスリップリングコンタクトの接続構
造、第2図はスリップリングコンタクトの正面図、第3
図は同平面図、第4図はコネクタの平面図、第5図は第
4図のV−V線断面図、第6図はコネクタ端子の断面
図、第7図は従来のスリップリングコンタクトの接続構
造を示す断面図である。 21……回転ドラム装置、22……回転ドラム、23……プリ
ント基板、24……磁気ヘッド、25……スリップリングコ
ンタクト、26……スリップリング、27……ホルダロッ
ド、28……スリップリングリード導出部、29……スリッ
プリングリード端子、32……コネクタ、35……コネクタ
端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スリップリングコンタクトの一端に設けた
    スリップリングリード導出部を嵌合する筒状のコネクタ
    を回転軸側に設け、前記筒状のコネクタには、一端側が
    プリント基板に接続されていると共に、他端側の頭部が
    コネクタ内周面から軸心方向に突出する複数のコネクタ
    端子を放射状に設け、前記スリップリングリード導出部
    をコネクタに嵌合すると、該スリップリングリード導出
    部の周面に放射状に設けたスリップリングリード端子に
    前記コネクタ端子の頭部が接触するようにしてなるスリ
    ップリングコンタクトの接続構造。
JP15515687A 1987-06-22 1987-06-22 スリップリングコンタクトの接続構造 Expired - Fee Related JPH07111892B2 (ja)

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