JPH07110424B2 - 自動車ボディの溶接装置におけるフロントパネル投入装置 - Google Patents

自動車ボディの溶接装置におけるフロントパネル投入装置

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JPH07110424B2
JPH07110424B2 JP62166734A JP16673487A JPH07110424B2 JP H07110424 B2 JPH07110424 B2 JP H07110424B2 JP 62166734 A JP62166734 A JP 62166734A JP 16673487 A JP16673487 A JP 16673487A JP H07110424 B2 JPH07110424 B2 JP H07110424B2
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清志 熊谷
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Description

【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は自動車ボディの溶接装置において、自動車ボデ
ィの構成ボディ部品であるフロントパネルの、位置決
め、溶接ステーションへの投入装置に関するものであ
る。
(2) 従来の技術 一般に、自動車ボディ(ホワイトボディ)を製造するに
あたっては、搬送路に設けられる位置決め、溶接ステー
ションに前記自動車ボディのボディ部品である、フロア
パネル、左,右サイドパネル、ルーフパネル等を投入
し、そこでそれらのボディ部品を複数の位置決め装置に
より位置決めしてそれらを複数の溶接ロボットにより一
体にスポット溶接するようにしている。
(3) 発明が解決しようとする問題点 ところが前記位置決め、溶接ステーションの周りには複
数のボディ部品の投入装置が集合し、しかも自動車ボデ
ィの複数の位置決め装置や複数の溶接ロボットが配置さ
れるため、前記各装置は本来の機能を損わずに構造簡単
でコンパクトであることが要求される。
そこで本発明は自動車ボディのボディ部品の一つである
フロントパネルの、前記要求に叶った投入装置を提供す
ることを目的とするものである。
B.発明の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本発明によれば、前記目的達成のため搬送路の途中に配
設される位置決め、溶接ステーションに、フロアパネ
ル、左,右サイドパネル、フロントパネル、ルーフパネ
ル等のボディ部品を投入し、そこでそれらを位置決めし
て一体に溶接するようにした自動車ボディの溶接装置に
おいて、前記搬送路上を移動する搬送台車等の搬送台の
前方にフロントパネルを供給するフロントパネル供給装
置と、該フロントパネル供給装置からフロントパネルを
受取ってこれを溶接位置にセットするフロントパネル受
取装置とより構成され、前記フロントパネル供給装置は
前記搬送路に対して直交して設けられる横搬送路と、こ
の横搬送路上を往復走行可能に支持され、前記フロント
パネルを前記搬送台の前方に投入し得るフロントパネル
キャリヤとを有し、また前記フロントパネル受取装置は
前記搬送台の前端に起伏自在に設けられる受取腕と、こ
の受取腕に設けられるフロントパネルクランプ治具とよ
りなる。
(2) 作用 フロントパネルを保持したフロントパネルキャリヤは横
搬送路に沿って搬送路上の搬送台の前方へと供給され、
次いで搬送台前端の受取腕が起立してフロントパネルキ
ャリヤからフロントパネルを受取り、これをクランプし
て搬送台上の所定位置に投入する。
(3) 実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明する。
以下の説明において、「前,後」、「左,右」はボディ
部品の進行方向を基準にして云う。
本発明位置決め溶接装置は第1図に分解して示される自
動車ボディ(ホワイトボディ)Bの構成部材、すなわち
フロアパネルFl、左,右サイドパネルSl,Sr、ルーフパ
ネルRo、ルーフレールRrおよびフロントパネルFrを相互
に位置決めして一体に溶接し、ホワイトボディBか形成
される。
第2,3図において、プリセットステーションSt1では、搬
送されてきたフロアパネルFlと、左,右一対のサイドパ
ネルSl,Srとが搬送台車Tr上に仮止め、セットされて位
置決め、溶接ステーションST2へと搬送され、その搬送
途中では、フロントパネル供給装置Sfから供給されるフ
ロントパネルFrがその前面に仮止めされる。そしてフロ
アパネルFl、左,右サイドパネルSl,Srおよびフロント
パネルFrの三者は、位置決め、溶接ステーションSt2
で搬送される。そしてここでこの仮止め三者は位置決め
クランプされるとともにルーフパネルおよびルーフレー
ル供給装置SRより供給されるルーフパネルRoおよびルー
フレールRrがその上に位置決めセットされたのち、溶接
ロボットRob…によってスポット溶接されホワイトボデ
ィBが形成される。ホワイトボディBは搬送台車Trに載
せられて払出ステーションSt3へと搬送される。
第2,3図において、フロアパネルFlに形成したピットPi
には搬送路1が設置される。搬送路1上には2条の搬送
レール2,2がレール受3,3(第5図)を介してその長手方
向に敷設され、該搬送レール2,2上を搬送台車Trが前,
後方向(X方向)に走行可能に設けられる。
搬送路1の搬入端(第2,3図右端)11には、フロアパネ
ルFlおよび左,右サイドパネルSl,Srのプリセットステ
ーションSt1が、その中間部に位置決め、溶接ステーシ
ョンSt2が、さらにその搬出端(第2,3図左端)には払出
ステーションSt3がそれぞれ配設される。前記搬送路1
上には、その搬送方向に沿ってオーバヘッドコンベアCo
が設けられる。このオーバヘッドコンベアCoには搬送ハ
ンガー4が吊設される。この搬送ハンガー4はフロアパ
ネルFlおよび左,右一対のサイドパネルSl,Srを共に吊
下げてこれらを前記プリセットステーションSt1まで搬
送するとともに前記払出ステーションSt3では溶接完了
のホワイトボディBを吊上げてこれを次のステーション
(図示せず)へと搬送する。
第5図に明瞭に示すように搬送ハンガー4は、オーバヘ
ッドコンベアCoに吊設される基フレーム5と、この基フ
レーム5の両端に枢支6,6される左,右揺動レバー7,7を
介して左右に開閉自在に吊下される左,右開閉フレーム
8,8を備えており、前記基フレーム5と、左,右揺動レ
バー7,7間に連結される伸縮シリンダ9,9の伸縮作動によ
り、左,右開閉フレーム8,8を左右に強制開閉作動(第
5図実線、鎖線)することができる。
左,右開閉フレーム8,8の上下方向中間部には鉤状の
左,右サイドパネル受け10,10が外側に向けて一体に突
設され、さらにそれらのフレーム8,8の下端にはフロア
パネル受け11,11が内側に向けて一体に突設され、第5
図に示すように前記左,右サイドパネル受け10,10には
それぞれ左,右サイドパネルSl,Srが吊下され、またフ
ロアパネル受け11,11にはフロアパネルFlが略水平に支
持される。
次に第2,3図に、第4,5図を併せ参照して前記プリセット
ステーションSt1の構成をさらに詳しく説明すると、搬
送路1の左右には対をなす支柱12,12が立設され、これ
らの支柱12,12には、サイドパネルドロップリフタ13,13
およびフロアパネルドロップリフタ14,14がそれぞれ昇
降可能に設けられる。各サイドパネルドロップリフタ1
3,13は搬送ハンガー4に対して進退可能に伸縮し得る二
段のロッドレスシリンダ15,16をそれぞれ備えており、
各ロッドレスシリンダ15,16の内端には、ロータリアク
チュエータ17,17によって上下に強制回動し得るフック1
8,18が設けられ、前記二段ロッドレスシリンダ15,16の
伸長作動と、前記ロータリアクチュエータ17,17の作動
とによって左,右サイドパネルSl,Srを搬送ハンガー4
から受取ることができる。また前記フロアパネルドロッ
プリフタ14,14も搬送ハンガー4に対して進退可能に伸
縮し得るロッドレスシリンダ19,19を備えており、該シ
リンダ19,19の先端上部には断面凹状の受部材20,20が上
下に調節可能に設けられており、前記フロアパネルドロ
ップリフタ14,14の上下動と、前記ロッドレスシリンダ1
9,19の伸縮作動により、搬送ハンガー4からフロアパネ
ルFlを受取ることができるようになっている。
第4,5図に示すように搬送台車Tr上には、その前部に、
上端に前部位置決めピンP1,P2を有する一対の前部昇降
シリンダ21,21が立設されるとともにその後部に、上端
に後部位置決めピンP2,P2を有する一対の後部昇降シリ
ンダ22,22が立設され、前記前,後部位置決めピンP1,P
1,P2,P2にはフロアパネルFlに穿設した前,後部ピン
孔23,23,24,24(第1図)がそれぞれ嵌入され、フロア
パネルFlは、搬送台車Tr上に位置決めセットされる。
第4,5図に示すように搬送台車Trの左右両側には、それ
ぞれ長手方向に各4つの左,右仮止めクランプ25l…、
および25r…が間隔をあけて列設されている。各左,右
仮止めクランプ25l…,25r…は搬送台車Trの側縁に固着
のブラケット26にクランプ片27が開閉自在に枢支され、
このクランプ片27はそこに連結される伸縮シリンダ28に
よって強制開閉される。そして前記左,右仮止めクラン
プ25l…,25r…は第5図鎖線に示すように搬送台車Tr上
に載せられたフロアパネルFlと左,右サイドパネルSl,S
rを該搬送台車Tr上にクランプして仮止めクランプする
ことができる。
搬送台車Trの中央部には駆動モータ30が設けられ、この
モータ30の原動軸に固着した駆動ピニオン31は、一方の
レール受3に、その長手方向(X方向)に沿って設けた
ラック32に着脱自在に噛合されており、駆動モータ30の
正,逆駆動により搬送台車Trは搬送レール2,2に沿って
往復走行が可能である。
第2,3図に示すように、プリセットステーションSt1の前
方の位置決め、溶接ステーションSt2には、搬送路1を
跨ぐように箱状の機枠33が設置される。この機枠33のプ
リセットステーションSt1寄りの端面には、フロントパ
ネル供給装置Sfが設けられると、次にこの装置Sfの構造
について説明する。前記機枠33の枠部材331には横桁よ
りなる横搬送路34が横架され、この横搬送路34の前面に
は2条の搬送レール35,35およびラック36が搬送路1と
略直交してY方向に沿って敷設される。前記搬送レール
35,35には、第6,7図に明瞭に示すようにフロントパネル
キャリヤ37が往復走行可能に支持され、このキャリヤ37
には駆動モータ38が設けられ、該モータ38の駆動ピニオ
ン39は、前記ラック36に噛合される。フロントパネルキ
ャリヤ37には支持腕40が下向きに前後に揺動可能に支持
され、この支持腕40に設けたクランプ支持枠41にはフロ
ントパネルFrのフロントウインド孔44周縁をクランプす
る(第7図)ための一対のクランプ治具42,43が揺動調
節可能に支持されている。第3図に示すようにフロント
パネルキャリヤ37は横搬送路34の搬入端(第3図上端)
に待機してフロントパネルFrをクランプしたのち搬出端
に向って第3図矢印a方向に走行し、フロントパネルFr
を、搬送台車Trの前方に搬送して、第4図に示すように
該台車Tr上のフロアパネルFlと左,右サイドパネルSl,S
rの前縁に対面させそこにセットさせる。
第4図に明瞭に示すように搬送台車Tr前部には、前記フ
ロントパネル供給装置Sfで運ばれてきたフロアパネルFl
を受取るためのフロントパネル受取装置Reが設けられ
る。このフロントパネル受取装置Reは第4,6,7図に示す
ように搬送台車Trの前縁左右両側に起伏自在に枢支44,4
4される一対の受取腕45,45と、これらの腕45,45と搬送
台車Tr間に連結されて、前記受取腕45,45を起伏作動す
る起伏シリンダ46と、前記一対の受取腕45,45の先端に
それぞれ設けられる上部仮止クランプ治具47,47と前記
受取腕45,45の下部に設けられる下部仮止クランプ治具4
8,48とよりなる。前記上,下部仮止クランプ治具47,47,
48,48は何れも固定クランプ片と、この固定クランプ片
に対して伸縮シリンダの伸縮作動により開閉される可動
クランプ片とを備える。
第6,7図に明瞭に示すように前記起伏シリンダ46を伸縮
作動すれば、受取腕45,45は起立して前記上,下部仮止
クランプ治具47,47,48,48はフロアパネルFlおよび左,
右サイドパネルSl,Srの前縁に位置するフロントパネルF
rの中間部両側および下部両側をクランプし得る。そし
てフロントパネルFrは搬送台車Tr上に仮止めセットされ
る。なお前記フロントパネル供給装置Sfとフロントパネ
ル受取装置Reとは第7図に示すように互いにY方向に並
列して配置されていて干渉しあうことはない。
前述のようにフロアパネルFl、左,右サイドパネルSl,S
rおよびフロントパネルFrを所定位置に仮止め保持した
搬送台車Trは駆動モータ30の駆動によりプリセットステ
ーションSt1から位置決め、溶接ステーションSt2へと自
走される。
次に第2,3図および第8〜12図を参照して位置決め、溶
接ステーションSt2の構成について説明する。
この位置決め、溶接ステーションSt2には、搬送台車Tr
をリフトしてリフト位置に保持するリフト装置Lf、搬送
台車Tr上にルーフパネルRoおよびルーフレールRrを供給
するためのルーフパネルおよびルーフレール供給装置
SR、フロアパネルFl、左,右サイドパネルSl,Sr、フロ
ントパネルFr、ルーフレールRrおよびルーフパネルRoを
溶接位置にしっかりと位置決めするための位置決め装置
群L1〜L15および左,右各2台ずつの自動溶接ロボットR
ob…が装備される。
前記リフト装置Lfは第10,11図に示すように搬送台車Tr
上の前後方向に複数個のリフタ50…が2列に間隔をあけ
て列設され、これらのリフタ50…の上端には押上げピン
51…が設けられており、一方搬送台車Trの下面には前記
押上げピン51…をうける複数個の受座52…が設けられて
いる。そして前記複数個のリフタ50…を同時に上昇作動
することにより押上げピン51…は受座52…と係合して第
10,11図に示すように搬送台車Trをリフトしてその位置
に保持することができる。
次に前記ルーフパネルおよびルーフレール供給装置SR
構成について説明すると、第2,3,8,11図において、機枠
33上には搬送路1を横切るようにY方向に延びる搬送ハ
ンガー54が架設される。この搬送ハンガー54の下面には
2条のガイドレール55,55が下向きに敷設され、これら
のガイドレール55,55には、該ガイドレール55,55に沿っ
て自走し得る自走台56が吊設される。第8図に明瞭に示
すようにこの自走台56の台枠57上には搬送用モータ58お
よび昇降用モータ59が保持される。搬送用モータ58の原
動軸に固着のピニオン60は搬送ハンガー54の側面に、そ
の長手方向に沿って固着したラック61と噛合されてお
り、搬送用モータ58の駆動により、前記ピニオン60およ
びラック61を介して自走台56はガイドレール55,55に沿
って自走し得る。台枠57の一側には、その自走方向に直
交して伝動軸62が軸受63‥を介して回転自在に支承さ
れ、この伝動軸62は歯車64,65を介して前記昇降用モー
タ59に連動されている。伝動軸62の両端近くにおいて、
台枠57には対をなすすべり軸受66,66が固着され、これ
らのすべり軸受66,66に一対の昇降フレーム67,67が昇降
自在に係合されている。昇降フレーム67,67の内側面に
は上下方向にラック68,68が固着され、これらのラック6
8,68に前記伝動軸62の両端に固着した駆動歯車69,69が
噛合されている。したがって昇降用モータ59を正,逆駆
動することにより一対の昇降フレーム67,67を同調して
昇降作動することができる。前記一対の昇降フレーム6
7,67の下部には、第8,11図に明瞭に示すようにそれぞれ
ルーフパネルRoの保持フレーム70,70が支持され、これ
らの保持フレーム70,70には、それぞれ吸盤71,71および
抑え片72,72がそれぞれ調節可能に設けられており、吸
盤71,71はルーフパネルRoを吸着保持し、また抑え片72,
72はルーフパネルRoの両側に当接してその位置を規制し
ている。ルーフパネルRoは第8図実線位置に示す搬送レ
ベルで搬送ハンガー54に沿って搬送され、第8図鎖線位
置に示すセット位置まで下降されて後述するように左,
右サイドパネルSl,SrおよびフロントパネルFrの上縁上
にセットされる。自走台56の台枠57後部には前記ルーフ
レールRr(第1図)を、ルーフパネルRoとともに搬送す
るためのルーフレール保持装置74が付設される。
次にこのルーフレール保持装置74の構造を主に第8図を
参照して説明すると、前記台枠57の後部には、支持フレ
ーム75が支持されて横伸縮シリンダ76によってY方向に
移動調節可能であり、さらに支持フレーム75には、クラ
ンプフレーム77が吊設されて縦伸縮シリンダ78によって
Z方向に昇降調節可能である。クランプフレーム77の下
部には一対のルーフレールクランプ79,79が支持され
る。これらのルーフレールクランプ79,79はそれぞれ固
定クランプ片80とこれに回動自在に枢支される、たいこ
を有する可動クランプ片81と、この可動クランプ片81を
回動する伸縮シリンダ82とよりなり、可動クランプ片81
を第8図に示すように閉じ方向(矢印bと反対方向)に
回動することにより両クランプ片80,81間にルーフレー
ルRrをクランプすることができる。
第8図実線に示すようにルーフパネルRo、およびルーフ
レールRrを保持した自走台56は、搬送路1の一側方より
第11図に示すように位置決め、溶接ステーションSt2
搬送台車Tr上へと搬送される。そしてルーフレール保持
装置74の縦伸縮シリンダ78の作動によりルーフレールRr
を、左,右サイドパネルSl,Srの上部後縁のルーフレー
ル取付部83,83上にセットしたのち、可動クランプ片81
を第8図矢印b方向に回動してルーフレールクランプ79
をアンクランプする。ルーフレール取付部83,83上にル
ーフレールRrをセットしたのち、ルーフレール保持装置
74は、その横伸縮シリンダ76を伸長作動して該装置74を
第8図鎖線に示すように次工程のルーフパネルRoのセッ
トに邪魔にならないように後方に逃がしておく。その後
ルーフ押圧パネルおよびルーフレール供給装置SRの昇降
モータ59の作動でルーフパネルRoを第8図実線位置から
鎖線位置まで下降させれば、ルーフパネルRoは搬送台車
Tr上の左,右サイドパネルSl,Sr、フロントパネルFrお
よびルーフレールRr上にセットされる。
以上により位置決め、溶接ステーションSt2において、
搬送台車Tr上にはホワイトボディBを構成するフロアパ
ネルFl、フロントパネルFr、左,右サイドパネルSl,S
r、ルーフレールRrおよびルーフパネルRoはすべて所定
位置にセットされる。
次にクランプ治具等を有する位置決め装置によりそれら
れを相互に正規の溶接位置に位置決めしたのち前記位置
決め装置とは別の自動溶接ロボットRob…により自動的
にスポット溶接が行われる。
次にクランプ治具等を有する位置決め装置の構成を第10
〜33図を参照して説明する。
第10,11図において、位置決め、溶接ステーションSt2
は搬送路1の左右両側前,後にブラケット851,851およ
び852,852がそれぞれ固着されこれらのブラケット8
51,851および852,852には左,右位置決めフレーム
F1,F2が搬送台車Trの自走方向(X方向)と直交する方
向(Y方向)に起伏自在に枢支861,862される。左,右
位置決めフレームF1,F2は板状の閉鎖枠により構成され
る。ブラケット85,85‥と左,右位置決めフレームF1,F
2間には、それぞれ起伏シリンダ871,871および872,87
2が連結され、これらのシリンダ871,871および872,87
2の伸縮作動により第11図矢印方向c1,c2に起伏回動す
ることができる。左,右位置決めフレームF1,F2の前半
部(第10図左半部)には前部位置決め装置群L1〜L9が取
付けられ、またその後半部(第10図右半部)には後部位
置決め装置群L10〜L15が取付けられる。左,右位置決め
フレームF1,F2に取付けられる位置決め装置群は何れも
同一の構成を有している。以下に右側の位置決めフレー
ムF2に設けた位置決め装置群について説明する。
次に第10,11図、および第13〜24図を参照して前部位置
決め装置群の構成について説明する。前部位置決め装置
群は第1位置決め装置L1〜第9位置決め装置L9よりな
る。第1位置決め装置L1は、クランプ治具により構成さ
れており、フロントパネルFrの上縁フランジ90とルーフ
パネルRoの前縁フランジ91とをクランプするためのもの
であって、第13〜17図に示すように右側の溶接フレーム
F2の前縁上部内側には、ブラケット92が固着され該ブラ
ケット92には仮組立ボディBo内に進入できるように内向
きに突出するL字状の揺動レバー93が上下に揺動自在に
軸支94され、前記ブラケット92と位置決めフレームF2
には、前記揺動レバー93を揺動駆動する第3シリンダCy
3が連結される。さらにブラケット92と揺動レバー93間
には、該揺動レバーの上限位置を規制するストッパ95が
設けられる。前記揺動レバー93の先部にはクランプ支持
体96が固着され、該クランプ支持体96には対をなすクラ
ンプ片97,98が枢軸99をもって相互に開閉自在に枢支さ
れる。またクランプ支持体96には前記クランプ片97,98
に連結されてそれらを開閉作動する第1,第2シリンダCy
1,Cy2が支持される。そして前記一対のクランプ片97,9
8はルーフパネルRoの前縁フランジ91とフロントパネルF
rの上縁フランジ90の重合フランジ部を強固にクランプ
して該部を後述する自動溶接ロボットRobにより第15図
鎖線に示すようにスポット溶接Wpする。第2位置決め装
置L2もクランプ治具よりなり、フロントパネルFrの側縁
フランジ101と右サイドパネルSr(左サイドパネルSl)
の前縁フランジ102とをクランプするものであって、第1
3,18図に示すように右側の位置決めフレームF2の前縁上
部にブラケット103が固着され、このブラケット103にク
ランプ支持体104が固着され、このクランプ支持体104に
は、対をなすクランプ片105,106が枢軸107,108をもって
相互に開閉自在に枢支される。またクランプ支持体104
には、前記クランプ片105,106にそれぞれ連結されてそ
れらを開閉作動する第4,第5シリンダCy4,Cy5が支持さ
れる。そして対をなすクランプ片105,106はフロントパ
ネルFrの側縁フランジ101と右サイドパネルSr(左サイ
ドパネルSl)の前縁フランジ102との重合フランジ部を
強固にクランプして該部を第18図鎖線に示すように後述
する自動溶接ロボットRobによりスポット溶接Wpする。
次に第3位置決め装置L3もクランプ治具により構成され
ており、フロントパネルFrのフロントウインド孔44の周
縁フランジ部109をクランプするためのもので、第13,14
図に示すように位置決めフレームF2の前部上縁にブラケ
ット110が固着される。このブラケット110は端部が仮組
立ボディBoの前方を横方向に延びており、フロントパネ
ルFrのフロントウインド孔44近くに延びており、前記ブ
ラケット110の先端にはクランプ支持体111が枢支114さ
れそれら間に連結される第7シリンダCy7によって仮組
立ボディBoに対して前後に回動される。クランプ支持体
111には、対をなす固定クランプ片112が固着されるとと
もに可動クランプ片113が枢支114され、該可動クランプ
片113とクランプ支持体111間に該クランプ片113を開閉
作動するための第6シリンダCy6が支持される。第7シ
リンダCy7の作動によりクランプ支持体111を第13,14図
に示すようにクランプ位置に回動し、第6シリンダCy6
により可動クランプ片113を閉じることにより前記対を
なすクランプ片112,113によってフロントパネルFrのフ
ロントウインド44の周縁フランジ部109をクランプする
ことができる。
前記クランプ治具よりなる第3位置決め装置L3の下方に
おいて、位置決めフレームF2には第4位置決め装置L4
設けられる。この第4位置決め装置L4はフロントパネル
Frに穿設した一対のヘッドライト孔116を利用して該フ
ロントパネルFrを正規の位置に位置決めするためのもの
であって第13,14,19図に示すように位置決めフレームF2
の前縁に固着されるブラケット117には支持体118が固着
され、この支持体118に位置決め部材119が前後に回動で
きるように枢支120され、この位置決め部材119に支持体
118に支持される第8シリンダCy8が連結される。そして
この第8シリンダCy8を伸長作動すれば支持体118と位置
決め部材119に設けたストッパ121が係合して位置決め部
材119は第14,19図に示すようにヘッドライト孔116との
対面位置に係止され、該位置決め部材119の上下に設け
た弾性材よりなるテーパガイド片122,122はヘッドライ
ド孔116の上下縁に進入係合してフロントパネルFrの上
方方向の位置決めを行う。
前記第4位置決め装置L4の下方で、位置決めフレームF2
の前縁に第5位置決め装置L5が設けられる。この第5位
置決め装置L5はクランプ装置よりなり、第13,14,20図鎖
線に示すフロントパネルFrの側縁と、右サイドパネルSr
(左サイドパネルSl)の前縁との重合係合部124をクラ
ンプするもので、位置決めフレームF2の前縁内側面に固
着されるブラケット125には、クランプ支持体126が鉛直
軸回りに回動自在に枢支127されるとともにクランプ支
持体126に連結される第10シリンダCy10が連結され、該
第10シリンダCy10の作動でクランプ支持体126が回動さ
れる。そしてクランプ支持体126とブラケット125間に
は、クランプ支持体126のクランプ位置を規制するため
のストッパ128が設けられる。クランプ支持体126には固
定クランプ片129と抑え片130が固着され、さらに可動ク
ランプ片131が開閉自在に枢支132され、該可動クランプ
131には、クランプ支持体126に設けた第9シリンダCy9
が連結されている。第20図に示すようにクランプ支持体
126をクランプ位置に回動した後、可動クランプ片131を
閉方向に回動すれば、フロントパネルFrの側縁と左サイ
ドパネルSl(右サイドパネルSr)の前縁との重合係合部
124は、固定クランプ片129および抑え片130と、可動ク
ランプ片131とでクランプしてそれらの位置決めがなさ
れる。
第13,21図に示される第6位置決め装置L6はクランプ治
具より構成されていて右サイドパネルSl(左サイドパネ
ルSr)の下縁フランジ部133とフロアパネルFlの***部
を有する側縁フランジ部134とをクランプするもので、
位置決めフレームF2の前縁に固着したブラケット135に
は、クランプ支持体136が固着され、この支持体136に固
定クランプ片137と抑え片138とが固着されるとともに可
動クランプ片139が水平軸線回りに回動自在に枢支140さ
れ、この可動クランプ片139の基端には、位置決めフレ
ームF2の縦フレームに支持した第11シリンダCy11が連結
される。そしてこの第11シリンダCy11の作動により可動
クランプ片139が開閉され、第21図に示すように右サイ
ドパネルSr(右サイドパネルSl)の下縁フランジ部133
とフロアパネルFlの側縁フランジ部134との重合フラン
ジ部をクランプしてそれらの位置決めをなし、それらの
重合フランジ部を第21図鎖線に示すように自動溶接ロボ
ットRobによりスポット溶接Wpする。
第10図に示すように位置決めフレームF1,F2の上縁には
その前後方向に間隔をあけて複数の第7位置決め装置L7
…がそれぞれ設けられ、これらの第7位置決め装置L7
クランプ治具により構成されており、第22図に示すよう
に右サイドパネルSr(左サイドパネルSl)の上縁フラン
ジ部142と、フロントパネルFrの側縁フランジ部143とを
位置決めクランプするものであって、該右側の位置決め
フレームF2に設けられる第7位置決め装置L7の一つを第
13,22図を参照して説明すると、位置決めフレームF2
上縁より立設したブラケット144には上、下部クランプ
支持体145,146が固着される。上部クランプ支持体145に
は、可動クランプ片147が水平軸線回りに開閉自在に枢
支148されるとともにこの可動クランプ片147を開閉作動
する第12シリンダCy12が支持されている。一方下部クラ
ンプ支持体146には前記可動クランプ片147と対応する固
定クランプ片149が固着されるとともに抑えアーム150が
水平軸線回りに回動自在に枢支51される。そしてこの抑
えアーム150には、前記ブラケット144に支持される第13
シリンダCy13が連結され、該シリンダCy13の作動で第22
図矢印方向に回動され、ルーフパネルRoの側縁の内側巻
込部152を内側より抑える。前記固定および可動クラン
プ片149,147間にはルーフパネルRoの側縁フランジ部143
と右サイドパネルSr(左サイドパネルSl)の上縁フラン
ジ部142との重合フランジ部をクランプしてそれらを位
置決めすることができ、該重合フランジ部は第22図鎖線
に示すように自動溶接ロボットRobによってスポット溶
接Wpされる。
第10図に示すように位置決めフレームF2の縦フレームに
は、上下方向に間隔をあけて数個の第8位置決め装置
L8,L8が設けられる。この装置L8はクランプ治具により
構成され、右サイドパネルSr(左サイドパネルSl)のピ
ラー154(第23図)の前後フランジ部155,156をクランプ
して該右サイドパネルSl(左サイドパネルSr)の前,後
方向の位置決めを行うもので、第23図に示すように、位
置決めフレームF2の縦フレームに固着されて横方向にの
びるブラケット157には、前後方向に間隔をあけて前,
後クランプ支持体158,159が固着され、これらの支持体1
58,159の対向面は前記ピラー154の前後面に当接する抑
え面1581,1591が形成される。前,後クランプ支持体15
8,159には、固定クランプ片160,161がそれぞれ形成され
るとともにそれらの固定クランプ片160,161に対応する
可動クランプ片162,163が枢支164,165されており、これ
らの可動クランプ片162,163は前記ブラケット157に支持
される第14,第15シリンダCy14,Cy15にそれぞれ連結さ
れ、それらにより開閉作動される。前記第8位置決め装
置L8…は右サイドパネルSr(左サイドパネルSl)のピラ
ー154の前,後フランジ部155,156をクランプするととも
に前記クランプ支持体158,159の抑え面1581,1591が前
記ピラー154の前後面に当接して右サイドパネルSr(左
サイドパネルSl)の前後方向の位置決めを行う。
第10図に示すように位置決めフレームF2の中央縦フレー
ムの下部には一対の第9位置決め装置L9が設けられる。
この装置L9はクランプ治具により構成され、第24図に示
すように右サイドパネルSr(左サイドパネルSl)のサイ
ドシル167をクランプしてその位置決めを行うもので、
第24図に示すように位置決めフレームF2の中央縦フレー
ムに固着のブラケット168には、クランプ支持体169が固
着され、該クランプ支持体169には固定クランプ片170と
抑え片171とが一体に形成されるとともに前記固定クラ
ンプ片170と対応する可動クランプ片172が枢支173さ
れ、この可動クランプ片172に連結されてこれを開閉作
動する第16シリンダCy16が位置決めフレームF2の中央縦
フレームに固着されている。右サイドパネルSr(左サイ
ドパネルSl)のサイドシル167の上面を前記抑え片171で
抑え、その下面のフランジ部174を前記固定および可動
クランプ片170,172下面のフランジ部174をクランプする
ことにより右サイドパネルSr(左サイドパネルSl)の上
下および左右方向の位置決めがなされる。
而して第13〜24図に具体的に示される第1〜第9位置決
め装置L1〜L9は前述の前部位置決め装置群を構成してお
り、仮組立ボディBoのフロアパネルFl、左,右サイドパ
ネルSl,Sr、ルーフパネルRoの前半部を相互に溶接位置
に正確に位置決めするとともにそれらの前縁にフロント
パネルFrを溶接位置に正確に位置決めする。
次に第10図および第25〜33図を参照して仮組立ボディBo
の後半部を溶接位置に位置決めするための後半部位置決
め群L10〜L15について説明する。
第10図に示すように左右位置決めフレームF1,F2にはそ
れぞれ第10位置決め装置L10が設けられる。この装置L10
はクランプ治具よりなり、ルーフパネルRo、ルーフレー
ルRrとを相互に位置決めクランプするもので、以下に第
25〜29図を参照して右側の位置決めフレームF2に設けた
第10位置決め装置L10について説明すると、位置決めフ
レームF2の後部に固着したステー176には、枢軸177をも
って開閉アーム178が鉛直軸線回りに前後に開閉自在に
軸支されており、この開閉アーム178には位置決めフレ
ームF2の後縁に支持される第20シリンダCy20が連結さ
れ、このシリンダCy20の伸縮作動により開閉アーム178
は前後に開閉駆動される。そして第27図に明瞭に示すよ
うにステー176を開閉アーム178間に設けたストッパ179
によって閉じ位置(クランプ位置)が規制される。開閉
アーム178の先部にはブラケット180が固着され、このブ
ラケット180に略水平な枢軸181(第25図)をもってクラ
ンク状に屈折するクランプ支持体182が仮組立ボディBo
に対して前後に揺動自在に軸支される。そしてブラケッ
ト180とクランプ支持体182間には、該クランプ支持体18
2を揺動駆動する第19シリンダCy19が連結される。ブラ
ケット180とクランプ支持体182間には、該クランプ支持
体182をクランプ位置に規制するストッパ183が設けられ
る。またブラケット180とクランプ支持体182との対向側
面間にはラバーよりなるダンパ184,184(第26図)が介
装されており、クランプ支持体182の回動時にそれらに
抵抗を与えるようになっている。クランプ支持体182の
先部には対をなす内,外側クランプアーム185,186がそ
れぞれ開閉自在に枢支187,188され、それらのクランプ
アーム185,186には、それらを開閉作動する第17,18シリ
ンダCy17,Cy18が連結される。クランプ支持体182には
ストッパ片189,190が固着され、これらのストッパ片18
9,190は内,外側クランプアーム186,187と衝合してそれ
らをそれぞれクランプ位置に規制する。内側クランプア
ーム185の先端には、位置決めピン191が突設され、外側
クランプアーム186には前記位置決めピン191の嵌入し得
るピン孔192が穿設される。内側クランプアーム185の位
置決めピン191は第25図に示すようにルーフレールRrと
ルーフパネルRoの重合部に穿設した位置決め孔193を貫
通して外側クランプアーム186のピン孔192に嵌入すると
ともに両クランプアーム185,186によって前記重合部を
クランプし、これによってルーフパネルRoとルーフレー
ルRrとの溶接位置への位置決めを行う。
次に右側の位置決めフレームF2に設けられる第11位置決
め装置L11を第25〜27図を参照して説明すると、この第1
1位置決め装置L11は右サイドパネルSr(左サイドパネル
Sl)の後縁ピラー195をクランプするクランプ治具によ
り構成されており、前記位置決めフレームF2に固着の前
記ステー176に固着の固定クランプ片196と、前記ステー
176に枢支197される可動クランプ片198よりなり、この
可動クランプ片198は第21シリンダCy21に連結されてこ
れにより開閉される。そして固定および可動クランプ片
196,198は第27図に示すように右サイドパネルSr(左サ
イドパネルSl)の後縁ピラー195のフランジ部をクラン
プしてその位置決めを行う。
次に第25〜27図を参照して右側位置決めフレームF2に設
けられる第12位置決め装置について説明すると、右サイ
ドパネルSr(左サイドパネルSl)上縁とルーフパネルRo
側縁の重合フランジ部201をクランプするためのもの
で、右位置決めフレームF2の上縁に固着のブラケット20
2には略水平な枢軸203を以てクランプアーム204が起伏
自在に軸支され、このクランプアーム204と前記ブラケ
ット202間に第23シリンダCy23が連結され、第23シリン
ダCy23の伸縮作動でクランプアーム204は、起伏作動さ
れ、ブラケット202とクランプアーム204間に設けたスト
ッパ205の衝合により起立位置(クランプ位置)が規制
される。クランプアーム204の先部には固定クランプ片2
06が固着されるとともにこれに対応する可動クランプ片
207が開閉自在に枢支208され、これら両クランプ片206,
207により右サイドパネルSr(左サイドパネルSl)上縁
とルーフパネルRo側縁との重合フランジ部201をクラン
プすることができ第26図鎖線に示すように自動溶接ロボ
ットRobにより複数個所がスポット溶接Wpされる。
第10図において左,右位置決めフレームF1,F2の後部下
側には、それぞれ第13〜第15位置決め装置L13〜L15が設
けられる。
次に第30〜33図を参照して右側の位置決めフレームF2
設けられる第13〜第15位置決め装置L13〜L15の構成を順
に説明する。第13位置決め装置L13はクランプ治具より
なり、右側位置決めフレームF2の後部縦フレームには、
第30,31図に示すように後方に突出するブラケット210が
固着され、このブラケット210にクランプアーム211が枢
支212され、このクランプアーム211はそこに連結される
第25シリンダCy25によって第31図矢印で示すように仮組
立ボディBoに向って揺動可能である。クランプアーム21
1にはクランプ支持体213が固着される。このクランプ支
持体213には固定クランプ片214が固着されるとともに可
動クランプ片215が開閉自在に枢支216され、可動クラン
プ片215はそこに連結される第24シリンダCy24によって
開閉作動される。これらのクランプ片214,215は第30,31
図鎖線に示されるようにフロアパネルにFlの側縁と右サ
イドパネルSr(左サイドパネルSl)の下縁の重合フラン
ジ部217をクランプする。
次に第14位置決め装置L14は、前記第13位置決め装置L13
の上方において位置決めフレームF2の後部縦フレームに
設けられる。この装置L14もクランプ治具よりなる。第3
0〜32図に示すように位置決めフレームF2の後部縦フレ
ームに後方に向けて突設した支持腕219の後端に固着し
たブラケット220にはクランプ支持体221が固着され、こ
れに固定クランプ片222が固着されるとともに可動クラ
ンプ片223が開閉自在に枢支224され、可動クランプ片22
3はそこに連結される第26シリンダCy26により開閉作動
される。これら両クランプ片222,223間に第32図鎖線に
示すように右サイドパネルSr(左サイドパネルSl)後端
の重合フランジ部225をクランプしてその位置決めを行
う。
前記支持腕219の上面には第15位置決め装置L15が設けら
れる。第30,32,33図に示すように、支持腕219の上面に
固着したブラケット227上には一対のスライド軸受228,2
28が固着され、これらの軸受228,228に、位置決めフレ
ームF2に対して左右方向にすなわち仮組立ボディBoに対
して進退可能に摺動ピン229,229が貫通支持され、これ
らの摺動ピン229,229の先端間を連結する連結板230には
位置決めピン231が横向きに突設される。連結板230に
は、前記ブラケット227に支持される第27シリンダCy27
が連結され、該シリンダCy27の伸縮作動で位置決めピン
231は仮組立ボディBoに対して進退作動する。そしてこ
の位置決めピン231は第33図鎖線に示すように右サイド
パネルSr(左サイドパネルSl)のモール溝232に穿設し
たピン孔233に嵌入して右サイドパネルSr(左サイドパ
ネルSl)後部の位置決めを行う。
而して第25〜33図に示す第10〜第15位置決め装置L10〜L
15は仮組立ボディBoの各構成部品の後部の溶接位置への
位置決めを行う後部位置決め装置群を構成している。
第3図に示すように位置決め、溶接ステーションSt2
おいて、機枠33の左,右両側には各2台ずつ自動溶接ロ
ボットRob…が配設される。これらのロボットRob…は機
枠33の左右両側に設けた基台235…上に2台ずつそれぞ
れX方向に移動可能に設けられる。これらのロボットRo
b…は何れも従来公知のものであるので、その一つを第1
1,12図を参照して簡単に説明すると、基台235上にはX
方向に沿って一対の案内レール236,236が敷設され、こ
れらの案内レール236,236上にロボット台237が走行可能
に設けられる。ロボット台237に設けたモータ238の原動
軸に固着のピニオン239は、基台235に固着したラック24
0に噛合され、前記モータ238の駆動で溶接ロボットRob
はX方向に往復走行可能である。ロボット台237には、
揺動フレーム241が水平な枢軸242により揺動自在に軸支
され、この揺動フレーム241にロボット台237に支持され
る起伏シリンダ243が連結され、この起伏シリンダ243の
作動により揺動フレーム241は第11図実線と鎖線に示す
ように上下に揺動される。揺動フレーム241上にはスラ
イド台244がY方向にスライド可能に載設され、このス
ライド台244にロボットアーム245が枢軸246回りに起伏
自在に軸支されこのロボットアーム245にスライド台244
に支持した昇降シリンダ247が連結され、この昇降シリ
ンダ247の伸縮作動によりロボットアーム245は第11図実
線と鎖線に示すようにZ方向に揺動作動される。ロボッ
トアーム245の先端にはスポット溶接ガン248が支持さ
れ、該ガン248は、対をなす固定溶接棒2491と可動溶接
棒2492とを有する。
前記左右4台の自動溶接ロボットRob,Rob…のX,Yおよび
Z方向の移動により搬送台車Tr上に前述のように位置決
めされた仮組立ボディBoの前記スポット溶接個所が順次
に自動的にスポット溶接Wpされる。
位置決め、溶接ステーションSt2において、スポット溶
接Wpが終了すれば、リフタ50…の下降で搬送台車Trは再
び走行レール2,2上に載置されるとともにピニオン31が
ラック32に噛合され、駆動モータ30の駆動で搬送台車Tr
は搬送路1上を第2図左方に自走し、同図鎖線に示すよ
うに払出ステーションSt3に至る。
第2,3図において払出ステーションSt3には、搬送路2の
左右両側に対をなす支柱250,250が立設される。前記支
柱250,250にはドリップリフタ251,251が昇降可能に支持
され、これらのドリップリフタ251,251はその上昇によ
り搬送台車Tr上の組立ボディ(ホワイトボディ)Bを上
昇させ、該ボディBをオーバヘッドコンベアCoに懸吊さ
れて待機している前記搬送ハンガー4により挟持させ
る。そして組立ボディBはオーバヘッドコンベアCoによ
り払出ステーションSt3から図示しない他のステーショ
ンへと払出される。
次に本発明の実施例の作用について説明する。
第2図鎖線に示すようにオーバヘッドコンベアCoに
懸吊される搬送ハンガー4によってフロアパネルFlと
左,右サイドパネルSl,SrとがプリセットステーションS
t1上に搬送されてくる。このプリセットステーションSt
1では搬送ハンガー4から左,右サイドパネルSl,Sr、お
よびフロアパネルFlをサイドパネルドロップリフタ13,1
3およびフロアパネルドロップリフタ14,14で受取り、こ
れらを搬送路1上に待機している搬送台車Trに載置し、
該台車Tr上に前後位置決めP1,P1,P2,P2によりフロア
パネルFlを位置決めセットし、また左,右仮止めクラン
プ25l,25rによって左,右サイドパネルSl,Srを仮止めす
る。
プリセットステーションSt1の前方には、その横方
向からフロアパネル供給装置SfによりフロントパネルFr
が搬送されて搬送台車Trの前方に立ちはだかるように待
機している。
搬送台車Trが位置決め、溶接ステーションSt2に向
けて自走すると、第6,7図に示すほうにフロントパネルF
rは、左,右サイドパネルSl,SrおよびフロアパネルFlの
前縁に衝合するに至るので搬送台車Trの前部に設けられ
るフロントパネル受取装置Reによって該フロントパネル
Frを受けとり、該装置Reに設けた上,下部仮止めクラン
プ治具47,48によって左,右サイドパネルSl,Srおよびフ
ロアパネルFlの前縁にフロントパネルFrを仮止めする。
フロントパネルFr、左,右サイドパネルSl,Srおよ
びフロアパネルFlを仮止めした搬送台車Trは位置決め、
溶接ステーションSt2へと搬送され第2,3図に示すように
そこに停止される。この位置決め、溶接ステーションSt
2では、搬送路1上のリフタ50…(第11図)を作動して
搬送台車Trを第5図の状態から第11図の状態にリフトす
る。これにより駆動モータ30のピニオン31はラック32か
ら外れて、搬送台車Trは位置決め、溶接ステーションSt
2に固定される。
位置決め、溶接ステーションSt2の側方から第3,11
図に示すようにルーフパネルおよびルーフレール供給装
置SRからルーフパネルRoおよびルーフレールRrが搬送台
車Tr上に搬送されてくる。そして第9図に示すように
左,右サイドパネルSl,Srの後部上縁のルーフレール取
付部83,83上にルーフレールRrがセットされ、次いで第
8図実線から鎖線に示すようにルーフパネルRoが下降さ
れ、フロントパネルFr、左,右サイドパネルSl,Srの上
縁上にセットされる。
以上の〜により搬送台車Tr上にはフロアパネル
Fl、左,右サイドパネルSl,Sr、フロントパネルFrおよ
びルーフレールRr、ルーフパネルRoがすべて仮止めされ
て仮組立ボディBoが組立てられる。
次に第11図に示されるように搬送路1の左右に起伏
自在に設けられる左,右位置決めフレームF1,F2を起立
作動する。そして該左,右位置決めフレームF1,F2に対
称的に設けられる前部位置決め装置群L1〜L9および後部
位置決め装置群L10〜L15は前述したようにフロアパネル
Fl、左,右サイドパネルSl,Sr、フロントパネルFr、ル
ーフレールRrおよびルーフパネルRoを相互に溶接位置に
正確に位置決めする。
前述の位置決めが終了したら、左,右位置決めフレ
ームF1,F2の外側にそれぞれ配設される自動溶接ロボッ
トRobをX,YおよびZ方向に移動制御してフロアパネルF
l、左,右サイドパネルSl,Sr、フロントパネルFr、ルー
フレールRrおよびルーフパネルRoの相互の重合溶接部を
スポット溶接Wp…する。この場合自動溶接ロボットRob
の溶接ガン248は、左,右位置決めフレームF1,F2の間
隔を貫通し得る。
そして、前記スポット溶接Wp…が終了すれば、搬送台車
Tr上にホワイトボディBが組立てられる。
次に全溶接装置群L1〜L15の位置決め作動を解除し
たのち、左,右位置決めフレームF1,F2を外側に回動
し、次いでリフタ50…を下降して搬送台車Trを走行フレ
ーム2,2上に載置すれば、駆動モータ30のピニオン31は
ラック32と噛合するに至り、該駆動モータ30を駆動すれ
ば、搬送台車Trを位置決め、溶接ステーションSt2から
払出ステーションSt3に走行させることができる。
払出ステーションSt3では、ドロップリフタ251の作
動でホワイトボディBを上昇させ、このホワイトボディ
BをオーバヘッドコンベアCo下の搬送ハンガー4に挟持
させ払出ステーションSt3より他のステーションへと搬
送する。
以上の実施例において搬送台車Trに代えてトランサバー
等の他の搬送台を使用することが可能である。
C.発明の効果 以上のように本発明によれば、フロントパネル投入装置
をフロントパネル供給装置と、フロントパネル受取装置
とに分けて構成し、それらを何れも部品点数が少なくコ
ンパクトに形成されるため、それらの位置決め、溶接ス
テーション周りへのレイアウトが容易となり、しかもフ
ロントパネルの前記ステーションへの投入を能率よく円
滑に行うことができる。またフロントパネルの投入後は
フロントパネル供給装置のフロントパネルキャリヤは位
置決め、溶接ステーションから退避させ、またフロント
パネル受取装置の受取腕を伏倒させることができるの
で、それらの装置が他の装置の作動の邪魔になるような
ことがない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明装置の一実施例を示すもので、第1図はホ
ワイトボディの分解斜視図、第2図は本発明装置の全体
側面図、第3図はその全体平面図、第4図はフロアパネ
ルおよびサイドパネルのプリセットステーションの拡大
側面図、第5図は第4図V線矢視図で前記プリセットス
テーションの後面図、第6図はフロントパネル供給装置
の側面図、第7図は、第6図VII線に沿う矢視図でフロ
ントパネル供給装置の前面図、第8図はルーフパネル、
ルーフレール供給装置の側面図、第9図は左,右サイド
パネル、ルーフレール、およびルーフパネルの後部分解
斜視図、第10図は位置決め溶接ステーションの側面図、
第11図は、第10図XI-XI線に沿う位置決め、溶接ステー
ションの前面図、第12図は、第11図XII-XII線に沿う溶
接ロボットの背面図、第13図は右側の位置決めフレーム
の前部に設けられる第1〜第7位置決め装置の側面図、
第14図は、第13図XIV-XIV線に沿う矢視図、第15図は、
第13図XV-XV線に沿う部分断面図、第16図は、第13図XVI
-XVI線に沿う部分断面図、第17図は、第13図XVII-XVII
線に沿う部分断面図、第18図は、第13図XVIII-XVIII線
に沿う部分断面図、第19図は、第13図XIX-XIX線に沿う
部分断面図、第20図は、第13図XX-XX線に沿う部分断面
図、第21図は、第13図XXI-XXI線に沿う部分断面図、第2
2図は、第13図XXII-XXII線に沿う部分断面図、第23図
は、第10図XXIII-XXIII線に沿う第8位置決め装置の部
分拡大断面図、第24図は、第10図XXIV-XXIV線に沿う第
9位置決め装置の部分拡大図、第25図は右側の位置決め
フレームに設けられる第10〜第12位置決め装置の、第26
図XXV-XXV線に沿う側面図、第26図は、第25図XXVI線に
沿う後面図、第27図は、第25図XXVII線に沿う平面図、
第28図は、第27図XXVIII-XXVIII線に沿う断面図、第29
図は、第25図XXIX-XXIX線に沿う断面図、第30図は右側
の位置決めフレームの後部下側に設けられる第13〜第15
位置決め装置の側面図、第31図は、第30図XXXI線に沿う
後面図、第32図は、第30図XXXII-XXXII線に沿う部分断
面図、第33図は、第32図XXXIII-XXXIII線に沿う部分断
面図である。 Fl……フロアパネル、Fr……フロントパネル、Re……フ
ロントパネル受取装置、Ro……ルーフパネル、Sl,Sr…
…左,右サイドパネル、Sf……フロントパネル供給装
置、St2……位置決め、溶接ステーション、Tr……搬送
台車、1……搬送路、34……横搬送路、37……フロント
パネルキャリヤ、45……受取腕、47,48……フロントパ
ネルクランプ治具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送路(1)の途中に配設される位置決
    め、溶接ステーション(St2)に、フロアパネル(F
    l)、左,右サイドパネル(Sl,Sr)、フロントパネル
    (Fr)、ルーフパネル(Ro)等のボディ部品を投入し、
    そこでそれらを位置決めして一体に溶接するようにした
    自動車ボディの溶接装置において、前記搬送路(1)上
    を移動する搬送台車(Tr)等の搬送台の前方にフロント
    パネル(Fr)を供給するフロントパネル供給装置(Sf)
    と、該フロントパネル供給装置(Sf)からフロントパネ
    ル(Fr)を受取ってこれを溶接位置にセットするフロン
    トパネル受取装置(Re)とより構成され、前記フロント
    パネル供給装置(Sf)は前記搬送路(1)に対して直交
    して設けられる横搬送路(34)と、この横搬送路(34)
    上を往復走行可能に支持され、前記フロントパネル(F
    r)を前記搬送台の前方に投入し得るフロントパネルキ
    ャリヤ(37)とを有し、また前記フロントパネル受取装
    置(Re)は前記搬送台の前端に起伏自在に設けられる受
    取腕(45)と、この受取腕(45)に設けられるフロント
    パネルクランプ治具(47,48)とよりなることを特徴と
    する自動車ボディの溶接装置におけるフロントパネル投
    入装置。
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