JPH07109199B2 - 首振り装置 - Google Patents

首振り装置

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JPH07109199B2
JPH07109199B2 JP61204285A JP20428586A JPH07109199B2 JP H07109199 B2 JPH07109199 B2 JP H07109199B2 JP 61204285 A JP61204285 A JP 61204285A JP 20428586 A JP20428586 A JP 20428586A JP H07109199 B2 JPH07109199 B2 JP H07109199B2
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sensor
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motor
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JP61204285A
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Inventor
通孝 大蔵
Original Assignee
株式会社トヨトミ
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、熱線を用いる放射形の暖房器や、扇風機・
温風器に適する首振り装置に関するものである。
[従来の技術] 最近石英管ヒーターを使った熱線放射形の電気暖房器に
首振り装置が取り付けられたものが多くなり、この構成
は熱線発生部分が取り付けられた上部枠体の全体を駆動
用のモーターで首振り動作させたり、熱線発生部分を固
定して反射板部分のみ駆動用のモーターによって回動す
るものがある。
また、この首振り機構は従来から扇風機や冷・温風機に
取り付けられており、モーター付きの扇風ファンの全体
を首振りする扇風機や、送風ファンを固定してルーバー
を駆動用のモーターによってスイング動作させる冷・温
風機があり、機能的には熱線放射形の暖房器でも、扇風
機や冷・温風機でも同じである。
そして、駆動用のモーターを使うために、付加機能とし
て首振り角度や首振り速度が変更できるようにしたもの
がある。
[発明が解決しようとする課題] ところで、首振り装置を作動させる時において、首振り
角度全体に暖房用の熱線や、冷・温風を必要とすること
はまれであり、多くは2〜3人の少人数で使う場合がほ
とんどである。この為、暖房用の熱線や冷・温風は必要
としないところにも送られており、無駄が多く、時に熱
線放射形の電気暖房器のようにエネルギーコストが高い
ものでは問題で、従来ではこの点について何等対策が行
なわれていなかった。
[課題を解決するための手段] この発明は、叙上の問題点を解決するもので、機器の枠
体Aには首振り用またはルーバー駆動用のモーター1を
取付け、該モーター1によって熱線の放射方向または冷
・温風の吹出方向を一定の範囲で首振り変更すると共
に、枠体Aには首振り方向の検出用センサー4設け、首
振り動作中にセンサー4が検出した特定方向に、熱線ま
たは冷・温風を集中して送る首振り装置において、セン
サー4は枠体Aから離れた人・物の物体検出器で構成
し、センサー4が検出した特定方向と対向時に、モータ
ー1の回転数を低下させて、熱線または冷・温風を特定
方向に集中させたものである。
また、センサー4の特定方向の検出機構として、首振り
動作する上部枠体2もしくはスイング動作するルーバー
3にセンサー4を取り付け、センサー4の検出出力最大
付近でモーター1の回転数を低下させることができ、簡
単な構造で実施できるものである。
[作用] 首振り機構の構成と動作は従来品と代わりなく、駆動用
のモーター1の回転をクランクによって揺動運動に変更
し、上部枠体2を回動したり、ルーバー3をスイングさ
せるものである。この為、熱線放射形の暖房器や冷・温
風機において、駆動用のモーター1に通電すると、熱線
の放射方向や冷・温風の吹出し方向を首振りさせること
ができる。
枠体Aに取り付けたセンサー4は枠体Aから離れた人・
物の物体検出器で構成しており、枠体Aの付近で、熱線
や冷・温風を必要とする人・物の方向を監視している。
センサー4が特定方向を検出すると、センサー4が検出
した特定方向に首振りした時に、モーター1の回転数が
低下するので、特定方向についてはゆっくり首振り動作
を行ない、熱線や冷・温風を集中して送ることができた
ものである。
また、首振りする上部枠体2やスイングするルーバー3
にセンサー4を取り付ければ、物体検出器は正面のみを
監視する簡易形が使用できるようになり、首振り動作に
よって、熱線や冷・温風を必要とする人・物の方向が簡
単に特定できるようになった。
また、熱線や冷・温風を必要とするのが人であれば、遠
赤外線を発生しているので、センサー4の物体検出器を
赤外光検出器で構成すれば、熱線や冷・温風を必要とす
る人のいる方向が簡単に特定できるものである。
更に、熱線や冷・温風を必要とするのが物であれば、物
体から検出できる程の遠赤外線を発生していることはま
れであり、首振り装置が熱線放射形の暖房器であれば反
射光によって、また、冷・温風機であれば可搬式赤外光
発生器を物体近くにおくことによって、センサー4の物
体検出器に赤外光検出器が利用できるものである。
また、センサー4は枠体1に取り付けた超音波発振器7
と超音波受信器8とで構成し、該超音波受信器8は枠体
Aの近傍の人・物からの反射超音波で特定方向を検出す
るようにすれば、背景の壁などよりも前に物体があれば
これを検出してゆっくり首振り動作を行ない、熱線や冷
・温風を集中して送ることができる。
従って、首振り角度が特定方向に向いた時には、首振り
用のモーター1は低速回転になってゆっくり首振り動作
を行ない、必要な方向に熱線や冷風を集中して送るもの
であり、一方、特定方向以外では駆動用のモーター1は
高速回転となり、熱線や冷風を必要としない方向につい
ては、早く首振り動作をするものである。
[実施例] この発明は熱線や冷・温風を必要とする人・物の方向の
首振り速度を早くし、また、人・物のいない方向の首振
り速度を遅くして、必要とするところに重点的に暖房用
の熱線や冷・温風を送るもので、1は枠体Aに取り付け
た首振り駆動用のモーター、2は首振り駆動用のモータ
ー1によって可動する上部枠体、3は冷・温風の吹出し
方向をスイングするルーバーである。
4は枠体A付近の物体を検出する物体検出器で構成した
センサーであり、該センサー4は熱線や冷・温風を必要
とする方向を監視しており、特定方向を検出すると高速
回転中の駆動用のモーター1の回転を低回転に切換てい
る。従って、特定方向に向いた時はゆっくり首振り動作
を行ない、熱線や冷・温風を集中して送ることができた
ものである。
この時、センサー4を駆動用のモーター1によって可動
する上部枠体2やルーバー3に取り着けすれば、該セン
サー4は正面方向のみを監視する簡易タイプでよく、セ
ンサー4の向いた方向で検出出力が最大になれば、この
方向が熱線や冷・温風を必要とする特定方向であること
を知ることができる。
また、熱線や冷・温風を必要とするのが人であれば、人
体からは熱線を放射しているので、該センサー4の物体
検出器として周知の赤外光検出器を利用することがで
き、赤外光検出器の出力の最大値を示す方向に人がお
り、特定方向を簡単に検出できるものである。
5は熱線や冷・温風を必要とする物の付近に配置した可
搬式赤外光発生器であり、物であれば人体などのように
熱線を発生しないから、可搬式赤外光発生器5から特定
波長の赤外光を発生することによって、該センサー4を
構成する赤外光検出器と組み合わせて、熱線や冷・温風
を必要とする物の方向が特定できたものである。
更に、首振り装置が取り付けられた機器が石英管などを
用いる熱線放射形の暖房器の場合には、可搬式赤外光発
生器5の代りに可搬式反射板6を用いても良く、センサ
ー4を構成する赤外光検出器は反射した暖房用の熱線に
よって、この熱線を必要とする物の方向を特定できたも
のである。
7は枠体Aに取り付けた超音波発振器、8は超音波受信
器であり、前記センサー4は超音波発振器7と超音波受
信器8とで構成する探査形の検出部で構成しても良く、
該超音波受信器8が枠体Aの近傍の人・物からの反射超
音波で特定方向を検出するものである。
第3図のブロック図は探査形の検出部の実施例であり、
9は超音波発振器7から発射するパルス状の超音波の発
射タイミングと、超音波受信器8が受信したパルス状の
超音波の受信タイミングを入力とする時間差検出器であ
り、物体に反射して受信した時間差によって枠体Aと物
体との距離を知ることができる。10は時間差レベルの平
均化回路であり、首振り範囲における人・物・壁などと
枠体Aとの平均距離を知ることができる。
11は時間差検出器9の距離信号と平均化回路10の距離信
号とを比較する比較回路であり、時間差検出器9の信号
が近距離となった時の超音波発振器7の発射方向から、
熱線や冷・温風を必要とする人・物の方向が特定できる
ものである。
12は比較回路11の出力に接続されたモーター切換回路で
あり、熱線や冷・温風を必要とする人・物の方向の首振
り速度を遅く、熱線や冷・温風を必要としない人・物の
方向では首振り速度を早くしている。
尚、石英管などを用いる熱線による放射形の電気暖房器
では、立ち上がり特性が優れているから、センサー4と
暖房用の発熱体とを連動して、特定方向検出時に駆動用
のモーター1を低速回転とすると共に発熱体に通電し、
その他の方向では発熱体への通電を遮断すれば効果的な
省エネとなる。
[効 果] 以上のようにこの発明では、熱線や冷・温風を必要とす
る人・物の方向を向いている間の首振り動作はゆっくり
行ない、逆に、熱線や冷・温風を必要としない方向を向
いている間の首振り動作は素早く行なわれるから、一回
の首振り動作に要する時間に対して、必要とする方向へ
熱線や冷・温風が向いている時間は長くなり、快適性が
増加したものである。
そして、首振り動作は、熱線や冷・温風を必要としない
人・物の方向には短時間向いているだけであるから、エ
ネルギーを無駄にするようなことがなくなり、優れた省
エネルギー効果が得られたものである。
センサー4の取り付け位置として、可動する上部枠体2
やルーバー3に取り付ける時には、センサー4は正面方
向のみを監視する簡易タイプでよく簡単な構成で特定方
向が検出できるものである。
また、人体から放射する熱線を検出に利用する時には、
センサー4は赤外光検出器で構成すれば、簡単な装置で
高精度に特定方向を知ることができ、熱線や冷・温風を
必要とするのが物であれば、物の付近に可搬式赤外光発
生器5や、可搬式反射板6を配置すれば、赤外光検出器
によって簡単に特定方向が検出できるものである。
一方、センサー4は高価になるものの、超音波を利用し
て特定方向を知るものは取扱性が良好で、誤動作も少な
い特徴があり、首振装置を取り付けする機器の性質や、
性能によってセンサー4の選択の幅が広くなったもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明品の断面図、第2図は他の実施例の断
面図、第3図はセンサーの実施例を示すブロック図であ
る。 1……モーター、2……上部枠体、3……ルーバー、4
……センサー 5……可搬式赤外光発生器、6……可搬式反射板、7…
…超音波発振器 8……超音波受信器、A……枠体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器の枠体Aには首振り用またはルーバー
    駆動用のモーター1を取付け、該モーター1によって熱
    線の放射方向または冷・温風の吹出方向を一定の範囲で
    首振り変更すると共に、枠体Aには首振り方向の検出用
    センサー4を設け、首振動作中にセンサー4が検出した
    特定方向に、熱線または冷・温風を集中して送る首振り
    装置において、 センサー4は枠体Aから離れた人・物の物体検出器で構
    成し、センサー4が検出した特定方向と対向時に、モー
    ター1の回転数を低下させることを特徴とする首振り装
    置。
  2. 【請求項2】首振り動作する上部枠体2もしくはスイン
    グ動作するルーバー3にセンサー4を取り付け、センサ
    ー4の検出出力最大付近でモーター1の回転数を低下さ
    せる請求項1記載の首振り装置。
  3. 【請求項3】センサー4の物体検出器は赤外光検出器で
    構成し、該センサー4は人・物から放射する熱線、もし
    くは、熱線放射形の暖房器からの反射した熱線を検出し
    て特定方向を検出する請求項1記載の首振り装置。
  4. 【請求項4】センサー4は枠体1に取り付けた超音波発
    振器7と超音波受信器8とで構成し、該超音波受信器8
    は枠体Aの近傍の人・物からの反射超音波で特定方向を
    検出する請求項1記載の首振り装置。
JP61204285A 1986-08-29 1986-08-29 首振り装置 Expired - Lifetime JPH07109199B2 (ja)

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JPS6357895A JPS6357895A (ja) 1988-03-12
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