JPH07109047B2 - 編み機用糸供給装置 - Google Patents

編み機用糸供給装置

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JPH07109047B2
JPH07109047B2 JP63237551A JP23755188A JPH07109047B2 JP H07109047 B2 JPH07109047 B2 JP H07109047B2 JP 63237551 A JP63237551 A JP 63237551A JP 23755188 A JP23755188 A JP 23755188A JP H07109047 B2 JPH07109047 B2 JP H07109047B2
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thread
tension
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tensioning element
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/38Devices for supplying, feeding, or guiding threads to needles
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
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    • D04B15/48Thread-feeding devices

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  • Textile Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、必要とする糸の供給量が時間と共に広い範囲
で変化する編み機に糸を供給する編み機用糸供給装置、
特に回転可能の糸供給手段を持つ編み機用糸供給装置に
関する。
[従来の技術及びその課題] 上記の如き編み機に於いては、回転可能の糸供給手段が
糸を実質的に滑りの無い状態で編み機に供給する。糸案
内要素が糸供給手段に組み合わされ、又速度制御された
モーターが上記糸供給手段に組み合わされ、その回転を
制御する。移動可能の糸緊張要素が、上記糸供給手段か
ら編み機に至る糸の通路に置かれ、又糸を緊張するバイ
アス力付加力手段が、上記糸緊張要素に組み合わされ、
所定の制御された緊張バイアス力を糸に掛ける。糸緊張
要素からの糸案内要素の1つに至る糸の通路に形成され
た1つの糸保管域がその下流で、上記糸緊張要素から編
み機に至る糸の通路に設けられ、上記糸緊張要素の位置
により決まる量の糸の保管部分をここに蓄えるようにな
っている。電気的制御手段がモーターに組み合わされ、
編み機が必要とする糸の量の関数としてモーターの回転
速度を制御する。
例えば、平形編み機に於いては、針カム部分を携え又針
の動作を制御するキャリッジが、針床の有効長の上で往
復動作を行なう。突出した針のフックに糸を適切に差込
むために、糸案内も、又、これに対応して往復運動をし
なければならない。この動作の反転点近くで、上記キャ
リッジが、一番近い時点で編成を行なっている針に対し
て過度のストローク動作を行ない、又この過度のストロ
ークの間には、糸が処理されず、従って糸が糸の供給源
から供給されることがない。更に、固定された糸の源
と、直線的往復運動を行なう糸案内との間の糸進行路の
長さが一定の変化をする。余分の糸材料がループを形成
するのを防ぐために、いわゆる糸緊張具が用いられ、こ
れが不必要な糸を糸の保管部分に受入れ、キャリッジ及
び糸案内の逆動作が完了し、第1の針が再たび編成を開
始するまで、言替えれば、この形成された糸の保管部分
が再び使用されるまで、これを緊張状態で保持する。か
かとと爪先を持つソックスやストッキングを小さな円形
編み機で編成するときにも、基本的に同じような条件が
発生する。即ち、かかとや爪先を編成するために、いわ
ゆるシャットル動作によって、針筒が円周方向に後退前
進をする場合である。
これらの糸緊張具は糸ブレーキと共に作動し、糸の張力
を均一に保つことが出来ないと言う欠点を持っている。
その結果の1つとして、ループの大きさが変化し、例え
ば、このようにして作られたソックス及びストッキング
の長さが異なり、従って出来上がってから改めて長さの
同じもので組を作り直す必要がある。
又、この糸ブレーキと協働する糸回収装置があり、これ
が、平形編み機、又はシャットル動作で作動するストッ
キング又はソックス用編み機、の名称で、フランス公開
資料FR−OS 2538 419に開示されている。この文献によ
れば、固定糸案内要素と糸案内との間の糸進行路に沿う
糸の張力が感知即ち走査され、固定糸案内要素の下流の
編み機に至る糸進行路に配置された糸ブレーキと回収装
置とが調節され、糸案内の糸張力がほぼ所定のばらつき
範囲内に収まるようにする。この装置の場合、糸感知要
素によって制御されたリミットスイッチでの作業は非常
に不満足なもので、糸の張力が色々に変化し、糸ブレー
キを介して糸を針そのものによってスプールから引き出
さねばならず、従って、糸を進めるためには比較的高い
糸張力が必要である。更に、スプールから解かれた糸の
破断が編成製品の均一性に有害な影響を与える。
この欠点が、US特許第3,962,891号に開示された平形編
み機用糸供給装置によって克服されている。これは本発
明の基礎をなすもので、糸スプールの糸進行路の下流
に、回転可能に支持された糸供給要素を設けることによ
っており、この要素がスリップ無しの状態で糸を供給す
る。この糸供給要素が電動モーターによって駆動され、
糸を糸案内に、従って針に供給する。この装置に於いて
は、進行変換器がキャリッジの駆動要素と平形編み機の
糸案内とに接続され、キャリッジ及び糸案内の特定の位
置及び速度に関する電子的信号を出す。この信号の助け
により、糸供給要素の駆動モーターが、糸案内の往復動
作の間に発生する糸案内への糸進行路の変化を考慮した
時間当たりの糸使用量の関数として制御される。最終的
制御要素としてこの駆動モーターが電気的制御ループの
中に置かれ、その基準変数が上述した信号によって形成
される。駆動モーターの加速及び減速フェーズの間の糸
張力の変動が、糸案内の動作の逆転の間に発生すること
を防ぐために−これは駆動モーターの慣性質量が糸供給
要素のrpmの変化による変動を補償することを妨げるか
らであるが−糸緊張要素が糸進行路の糸供給要素の下流
に配置され、糸の張力が減少したとき、この糸緊張要素
が一時的に糸の保管部分を形成し、作業の継続に伴って
この保管部が再使用される。この糸緊張要素は糸案内腕
の形をしており、固定回転時の回りで回転可能に、即ち
回動可能に支持されており、又その1端に糸目孔を持
ち、これが固定腕案内要素と協働し、略V字形の糸進行
路を作り出す。この糸案内腕がその支持点近くで、その
1端が固定された螺旋状のスプリングが繋がれており、
このスプリングが調節可能の所定のバイアス力を上記糸
案内腕に掛ける。この力が糸の張力の大きさを決定す
る。平形編み機に各種の進行変換器を設けるには、編み
機の中に仲介を置く必要がある。更に、これらの進行変
換器は、キャリッジ及びしばしば比較的長い針床の上の
糸案内の全ストローク動作を検出する必要があるので、
それに必要とする費用がかさみ、又更に、作っている特
定の編み物の幅に合せるために少なくとも部分的に調節
可能でなければならない。糸供給要素の駆動モーター
は、キャリッジ及び糸案内の往復動作に固定的に又事前
決定的に従属してのみ制御されるので、この制御システ
ムの各部材の補正及び調節の幅が非常に狭い。
[課題を解決するための手段及びその作用] 本発明の目的は、間欠的にシャットル動作を繰返す平形
編み機、又は円形編み機の如く、時間と共に供給量の変
化する編み機のための糸供給装置を提供することで、こ
の場合、例えば、平形編み機の糸案内の、又は丸形編み
機の針筒の、反転動作に係わる作業条件に於いても、機
械の運転を中断することなく、一定で任意に調節可能の
糸張力で糸を供給することが可能であり、この場合、糸
の一時的ループ形成又は極端に高い糸張力を高い信頼性
をもって防ぐことが出来る如くにすることである。
要約して言うと、1つの信号変換器が測定用変換器(me
asuring transducer)として緊張要素に組み合わされ、
その位置を感知し、又その範囲の一方が停止点により、
又他の一方が遮断範囲によって限定される正常運転の動
作範囲内で発生する糸緊張要素の調節動作の関数とし
て、駆動モーターを含む電気回路に、そのときの位置及
び又は動作を現わす信号を送る。この回路により、糸緊
張要素が糸の保管部分の増大方向に移動し、上記動作範
囲の一端の遮断範囲に到達したとき、上記駆動モーター
を停止することが出来る。動作範囲の先のこの遮断範囲
に続いて、糸緊張要素の更なる動作範囲が別に設けら
れ、モーターの止まった状態で、好ましくは糸の張力を
減少させた状態で、糸緊張要素がそれに掛かるバイアス
力によりこの範囲に入ることが出来る。この更なる動作
範囲に関連して糸保持手段が設けられ、この上に、糸緊
張要素によって引き戻され且つ張力の掛かった状態に保
たれた糸が一時的に保管され、更なる糸保管部、即ち追
加的糸保管部を形成する。
この追加的糸保管部に於いて、糸供給要素が停止したと
き、例えば、シャットル動作で作動している針シリンダ
ーが逆動作するとき、糸緊張要素が、その正常の動作範
囲及び遮断範囲に蓄え切れなくなった全ての糸を蓄え、
このことにより、編み機に於けるループの形成が自動的
に避けられ、このために更に別のものを準備する必要が
無い。糸の緊張が常に維持され、従って糸の供給条件が
常に満足すべき状態で維持される。
好ましい1つの実施例に於いては、上記糸緊張要素が1
つの制御器の一部分であり、これが、糸供給要素の下流
の糸通路上の糸の張力を、バイアス力により特定の指令
された値に保つ。糸緊張要素が動作範囲内で作動してい
るとき、測定用変換器が制御ループの制御変数を現わす
信号を、制御回路の一部として機能する電子回路に出
す。正常の作業条件に於いて、例えば、円形編成の間、
又は平形編み機のキャリッジが針床の上を移動している
間、糸供給要素が駆動モーターが、その動作範囲内のみ
で作動する糸緊張要素、及び制御器を介して、連続的に
制御され、糸の張力が、糸緊張要素に作用するバイアス
力により決定される指令された変数値に一定的に制御さ
れ続ける。しかし、編み機の中に含まれる最後の針の下
流で、キャリッジが過度のストローク動作を行ない、こ
れに続く逆動作を行なうや否や、糸緊張要素が遮断範囲
に入り、糸供給要素の駆動モーターが停止し、更にバイ
アス力の影響の下で、上記更なる動作範囲に移動する。
このとき編み機によって最早取り上げられなくなった糸
が回収され、この糸が糸保持要素に送られる。これに続
いて、キャリッジの反転動作に応答し、糸が再たび取り
上げられ、従って追加的糸の保管部分が先ず使い果たさ
れたならば、糸緊張要素が動作範囲Aに再たび戻る。そ
の動作範囲に入るや否や、駆動モーターが再たび作動
し、その速度が糸所要量によって調節され、糸の張力が
常に一定に保たれる。
糸の消費が、単に、一時的に減ったり又は停止したの
か、又は糸の破断が発生したのか、を決定するために
は、糸緊張要素の更なる動作範囲を、糸緊張要素が最大
位置に達したときに応答する制限値信号変換器によって
制御するのが良い。
糸供給要素と、針の如き糸使用要素と、の間の糸の進行
路の特定の条件により、糸案内要素による迂回の結果と
して、変動する強い摩擦力が糸に掛かる。従って、糸が
糸緊張要素から追加的糸の保管部分に引き戻されるため
には、この摩擦力に打ち勝たねばならない。従って、位
置によってトリガされる手段を糸緊張要素と組み合わ
せ、この手段により糸緊張要素が、その動作の中で、所
定の位置に達したとき、必ず、糸緊張要素に作用するバ
イアス力が調節可能の所定の値に上げられる如くにした
方が良いことがある。この所定の位置は、好ましくは、
上述した糸緊張要素の更なる動作範囲の局限位置か、又
はこの更なる動作範囲の中の1つの位置である。場合に
よっては、この位置を糸緊張要素の正常の動作範囲内に
設ける方が良い場合もある。この糸緊張要素の位置は、
又、構造的簡単な方法で作動させることが出来、この場
合は、所定の位置に達したとき信号を出す位置変換器
(position transducer)即ち位置検出器が糸緊張要素
に組み合わされる。設計を更に簡単にするために、この
位置変換器を測定用変換器に結合したり、又は、この変
換器自身によって行われる如くにすることも出来る。い
ずれにしても、これに糸緊張腕が接続され、糸の張力の
減少した糸緊張要素が更なる動作範囲に向ってその局限
位置に達した場合、制御回路のための位置に関する位置
信号を、又は少なくとも糸供給要素の駆動モーターのた
めの全停信号を出す。
以上の説明によれば、糸緊張要素に、回転可能に支持さ
れた案内腕を持たせることが構造的に適当である。この
場合、この腕が糸と組み合わされ、又この腕が、糸案内
腕の角度的位置を感知又はピックアップする測定用変換
器と組み合わされる。この測定用変換器は任意の型のも
のでよく、好ましくは、非接触的に作動するのが良い
が、この測定用変換器が、電子光学的信号変換器手段に
よって感知する案内腕に組み合わされた角度変換要素を
持つ如くにすることが有利なこともわかった。測定用変
換器の適切な伝達機能−この機能は又制御器の静的大び
動的制御動作に適するものだが−これが単純な手段によ
って達成される、即ち、角度変換要素が光学的に読取り
可能の輪郭線即ち縁を持つディスクを持ち、少なくとも
その輪郭線即ち縁の1つが測定用変換器関連し、又少な
くとも1つが位置変換器と関連する如くにする。
既に説明した如く、追加的糸の保管部分を形成している
間に、糸が引き戻されるとき、糸緊張要素に作用するバ
イアス力を増加させ、糸移動路上の糸に掛かる破断力を
克服するようにするのが適当なことがしばしばある。し
かし、余分の糸が糸保持手段に受け入れられ、そこに蓄
えられたならば、もはや、糸緊張要素に増加されたバイ
アス力を掛け続ける必要はない。通例として、追加的糸
の保管部分を使用する場合、この付加されたバイアス力
の故にこれに対応して糸の張力が増加することは好まし
くない。これを避けるために、糸緊張要素に作用するバ
イアス力付加手段に、動作状態を、又好ましくは糸緊張
要素の動作方向を、確める装置を持たせ、この装置によ
り、バイアス力の付加が、糸緊張要素が動作している時
にのみ行われるようにするのが好ましい。
糸緊張要素の構造及びその支持のされ方により、このバ
イアス力は色々の方法で作り出すことが出来る。この力
は、単に調節可能であるのみならず、角度と関係なく、
少なくとも糸案内要素の動作範囲内で、可能な限り一定
であるべきである。この条件は極く単純な形で満足する
ことが出来る。即ち、糸緊張要素に、バイアス力を付加
する電磁トルク変換器を付け、これによって作り出され
たトルク、即ちバイアス力、が電気的入力変数を適当に
変化させることにより、極単純に調節することが出来る
ようにする。このために、バイアス力付加手段が、1つ
のスイッチステージを持ち、これがトルク変換器の入力
電圧又は入力電流を変化させる。このような電磁トルク
変換器が用いられる場合は、糸緊張要素の動作状態を加
速する手段を同時に設け、この装置が微分器要素を持
ち、これが、1つの信号即ち測定又は位置変換器のそれ
から出された信号を処理する。
糸緊張要素から追加的糸の保管部分に引き込まれた糸を
受け入れる糸保持手段は、糸緊張要素の移動路の幾何学
的条件(即ち、直線的か円形か)によって、又受け取る
糸の量によって、設計される。この手段は糸を信頼性を
持って確実に受入れ、それと同時に、追加的に保管され
た糸を使用するとき、糸を満足すべき状態で解く即ち送
り出すことの出来るものでなければならない。
上述した如く、こ糸緊張要素が回動可能に支持された糸
案内腕の形をしている場合は、上記糸保持手段が、糸案
内手段を携えた糸案内腕の動作範囲に分布された糸保持
要素を持つ如くにする。これらの糸保持要素が、糸案内
腕の回転軸を中心とする少なくとも1つの同心円上に適
切に配置される。これらは糸受入れ手段、例えば溝、を
備えたボルト又はローラーを持っており、又少なくと
も、このローラーが、糸案内手段から糸使用要素に伸び
る糸の部分に少なくとも支持され又これに組み合わされ
ている。追加的糸の保管部分に糸を回収するとき、糸供
給要素は停止しており、従って、糸供給要素からは糸が
出てこない。しかし、糸使用要素、例えば最も近い時点
で編成を行なった針、から糸案内腕に伸びる糸の部分は
引きもどされねばならない。過度の摩擦を防ぐため、少
なくともこの糸の部分が回転可能に支持されたローラー
上で引張られるようにする。
本実施例に於いては、糸保持要素が、糸供給要素を支持
するハウジング上に位置する平らなキャリヤー上にその
片側が突出して設けられ、糸が保持されているか否かを
モニターしたり、起り得る誤差を手で修正したり、し易
いようになっている。糸案内腕の近くで、糸が実質的に
V型の移動路上に位置し、その頂点に糸案内腕の糸目孔
が置かれているので、糸保持要素が少なくともグループ
としてそれぞれ違った長さでキャリヤーから突出して設
けられ、目孔に伸びる糸の2つのセグメントが満足すべ
き状態で保持されるようにする。
[実施例] 第1〜3図に示す糸供給装置がハウジング1を持ち、こ
れがホルダー2を支持し、図にはその詳細が描かれてい
ないが、このホルダーが円形編み機のフレームリングに
取付けられる如くに設けられ、これに隣接して、これも
又図示されていないが、ハウジング1の中に設けられる
電気的及び電子的構成部材のための電気的接続装置が置
かれている。電気的ステップモーター3が第3図に示す
如くハウジング1の上の部分に置かれ、その軸がハウジ
ングの前壁に対応して開けられた開口部から突出し、こ
の軸に装着された糸車4を駆動し、互いに相対的に回転
しないように固定されている。糸車4がこの軸に装着さ
れたハブ5と、その端部がハブ5に結合された多数の実
質的にU形をしたワイヤベール6とを含み、これらがそ
れぞれ実質的に軸が平行な糸保持部分7と、これに隣接
する追込み傾斜部8とを持っている。この代わりに、上
記糸車を糸ドラム又はバーで組まれた籠の如き形にし、
第3図に符号7aで示す端板を持つようにし、これに、上
記追込み傾斜部8に従って1端を角度を持って曲げられ
た棒が、第3図に示す如く、その直線保持部分で繋がれ
ている、如くにすることも出来る。
ハウジング1上に位置する固定糸案内部品が、糸供給構
成部材を形成する上記糸車4と組み合わされる。これら
の糸案内部品は、ハウジングに接続されたホルダー9上
に設けられた入口目孔10と、糸車の糸出口側でハウジン
グ1に接続された糸目孔11とを含んでいる。
糸の源、例えば糸巻き(図示無し)から来た糸12がこの
入口目孔10を通り、ホルダー9に位置する制御可能のデ
イスクブレーキ13を経て、糸車4の上記追込み傾斜部8
付近に至る。この傾斜部が糸を押し、ベイル又は棒6の
糸保持部分7上に糸の巻き束を形成する。この保持部に
蓄えられた巻き束は多数の糸のループからなり、狭い保
持部分7と共に、この蓄えられた巻き束により、糸車4
の円周部に巻かれた糸12の実質的にスリップの無い供給
が確実に行われる。
糸車4から、糸12が接線方向に走り出すが、この速度
は、糸が糸車4に入口目孔10から接線方向で走り込むと
同じ速度である。糸車4に蓄えられた巻き束から来た糸
12が、糸案内腕16の端部にある糸目孔14を経て進むが、
この腕は可動の糸緊張要素を形成し、その反対端部がハ
ウジング1に点15で回動可能に支持されている。更に糸
12が、ここから、糸車4から離れその横下に配置された
第2の固定糸目孔11に戻る。第2の糸目孔11から、糸は
更に糸を使用する部材(図示無し)に進むか、又は編み
機の場合は糸案内を越えて給糸針に至る。
糸車4の出口側で、回転可能に支持された糸案内腕16
が、その糸目孔14と共に、正規には、糸車4の外周部と
第2の固定糸目孔11の間に、第1図に示す如く、実質的
にV字形の長い糸移動路を形成する。この移動路は糸を
保留するためのもので、その大きさは糸案内腕16の角度
によって決まる。第1図に示す如く、糸案内腕16の回転
軸15は、一つの共通平面に対しハブ5の軸と対称の位置
にあり、その目孔14が、略第2の固定孔目11の高さで、
糸車4の外周部から間隔をもって離れている如くに配置
される。糸案内腕16がこの位置にある場合、目孔14の軸
はほぼ垂直方向に向って伸びている。
小さな直流モーター18(第3図参照)がハウジングの下
の部分のハウジングの前壁に配置され、その軸190がハ
ウジングの前壁の対応する開口部から突出し、その端部
が目孔に向って内側に曲げられた糸案内腕16に結合さ
れ、互いに回転しないように固定されている。好ましく
はドラッグカップ・モーターの形をした永久励起のDCモ
ーター18が電気的トルク変換器として作用する。これ
を、可動コイル測定装置等の測定用変換器と同じに設計
されたトルク変換器に置換えることも可能である。これ
が糸案内腕16に、正確にセットされ且つ制御可能のバイ
アストルクを掛ける。このトルクは、目孔14に掛かる対
応するバイアス力に等しい。このバイアス力は、目孔14
を介して案内される糸12によって掛けられる引張り力に
対し反対方向を向いている。この引張り力は糸の張力に
よるものである。即ち、このバイアス力は第1図で言う
と左に向うもので、言い変えればこのバイアストルクは
反時計回りの方向を向いている。
電動モーター18の軸190に結合されて、第1のオプトエ
レクトロニック信号変換器19の形をした測定用変換器が
あり、これが糸案内腕16の角度的位置を感知し、この位
置を、従って又上述した糸のV字形の大きさを示す電気
信号を出す。
第2のオプトエレクトロニック信号変換器20が、第1の
信号変換器19の横で軸190上に設けられ、この変換器20
が第1の信号変換器19と同じ形の変換器で、同じよう
に、糸案内腕10の角度的位置を現わす信号を発する。こ
の第2の変換器20の意義に就いては後に詳細に説明す
る。
この2つの信号変換器19,20が、各々光放射ダイオード
(LED)と、上記LEDのビームの道に位置する光トランジ
スタとを持っている。このLED21,22と光トランジスタ2
3,24とがハウジングに接続されたホルダー25に装着され
る。調光ディスク26,27がそれぞれ軸190に遊び回転をし
ないように装着され、これが、形成された各光のゲート
のビーム通路に、範囲変更可能に、突出する。この調光
ディスクの縁が所期の目的に適った機能を持ち、第1の
信号変換器19の場合は好ましくは指数関数的機能を持っ
ている。
糸案内腕16の回動の関数として、アナログの電気信号が
光トランジスタ23,24の出力に於いて現われ、この信号
が糸案内腕16の角度的位置に対し固定関数的従属性を持
ち、これが調光デイスク26,27の外周線によって規定さ
れる。
糸案内腕16はその回動方向が両端とも2つの停止ピン2
8,29によってそれぞれ制限されている。例えば、第1図
で言って、これらのピンがハブ5の軸と糸案内腕16の軸
とを含む対称軸の右側に、互いに間隔をもって隣接して
おり、糸案内腕16が停止ピン28又は29に接して停止して
いるときは、目孔14が第2の糸孔11から所定量だけ離れ
てその横にある。従って、第1図に示す正規の動作位置
から始まり、糸案内腕16が時計回りの方向の回動動作を
行なうことが出来、その角度範囲が約60゜で制限され
る。一方反時計回りの方向の回動は約280゜まで行なう
ことが出来る。
軸15と同軸のキャリヤーディスク30がハウジングの下の
部分17に、その前面で固定され、中心開口部31を持ち、
軸190をその中に通すことが出来る。このキャリヤーデ
ィスク30の半径は糸案内腕16の長さより若干大きい。2
つの上述した停止ピン28,29に糸案内腕16が接して止ま
るのは機械が不調のときのみであるが、このピンはディ
スク30上に組で設けられたスイッチ手段であって、即
ち、これは糸案内腕16がこのいずれか1つに接したと
き、全停又は注意の信号を出すものであり、これ以上詳
細な説明は行なわない。
又、キャリヤーディスク30はその前面に複数の糸保持構
成部材32,33を持ち、これらが互いに組をなしてキャリ
ヤーディスク30の前面に突出している。この糸保持構成
部材の第1の複数の部材32と第2の複数の部材33とが、
それぞれ軸15を中心とした共通の仮想円34,35のいずれ
か一方の上にあり、又約60゜の角度をもって互いに離れ
て組をなして設けられている。円34の直径は円35のそれ
より大きく、又この2つの円の直径が、軸15の回りを回
る糸案内腕16の目孔14の描く円よりも小さい。
糸保持部材32,33が協同して糸保持面を形成し、追加的
糸保管を行なう。これらはそれぞれ円筒形のローラーの
形をしており、その円周面上にV形の断面の糸受け即ち
案内溝350を持っている。この実施例に於いては、半径
方向で言って外側の糸保持部材32が、キャリヤーディス
ク30上で相対的回転をしないように固定して設けられて
おり、一方内側の糸保持部材33が、キャリヤーディスク
30から突出する支持ボルト36上に回転可能に支持されて
いる。この代わりに全ての糸保持部材32,33を固定的に
又は回転可能に支持することも出来る。支持ボルト36の
長さの選択に当たっては、それぞれ対をなす2つの部材
32,33に於いて、第3図に示す如く半径方向で言って、
内側の糸保持部材33が外側の部材32に対して軸方向で言
って外側になるようにする。糸案内腕16が角度を持って
曲げられ、糸保持部材32,33に当たること無くその上に
重ねられるようにする。即ち、目孔14の上記部材寄りの
縁が、軸方向の突出物即ち外側保持部材32のV形溝350
に面し、目孔14自体がこれらの保持部材32から半径方向
で言って若干離れて回転出来るようにする。
軸15に対し内側の糸保持部材33のV形溝350の頂点即ち
折点が、これと固定目孔11の軸とを通る垂直面上にあ
る。
このように糸保持部材32,33を配置することにより、糸
案内腕16が、第1図に示す動作位置から出発し、第2図
に示す回収位置に向かい反時計回りに回動したとき、糸
車4と固定された第2の目孔11との間の糸12が、互いに
同一角度で離れて設けられた糸保持部材32,33に掛けら
れ、追加的糸の保管部分が形成される。第2図の位置に
ある糸案内腕16によって引張られた状態で糸にバイアス
力が掛けられ、糸車4から目孔14に伸びる糸の部分が、
キャリヤーディスク30に直接装着され又軸15に対し半径
方向で外側にある糸保持部材32に掛けられる。一方、目
孔14から第2の固定的糸目孔11に伸びる糸の部分、これ
は糸案内腕16の回動動作により編み機本体から取り出さ
れたものであるが、これが第2図に示す如く一方の糸保
持部材33に掛けられる。
このようにして形成された追加的糸の保管部分は次のよ
うにして容易に再使用される、即ち、糸が糸目孔11から
引き出されると、第2図の位置から始まって、糸案内腕
16が時計回りの方向に回され、この間に、糸が連続的に
糸保持部材32,33から取り上げられ、第1図に示す動作
位置に戻り、糸車4から糸が再たび供給される。
一定の張力を糸に掛けながら糸を確実に供給し、又上述
の如く糸案内腕16の部分の糸回収機能を可能とするため
に、電子回路が設けられ、これにはステップモーター3
と、DCモーター18と及び2つの信号変換器19,20が含ま
れ、この回路の構造が第6及び7図に示されている。
DCモーター18を持つ糸案内腕16と、測定用変換器の働き
をする第1の信号変換器19とが制御器の一部を形成し、
これが糸車4の出口側の糸の張力をDCモーター18のトル
クによってセットされる一定値を保つ。
第1の信号変換器19の光トランジスタ23により出される
アナログ信号は糸案内腕の角度的位置を現わすもので、
これが低域フィルター37及び電圧従節38を介して制御回
路39に送られ、これがこの信号を処理し、その出力側
に、符号40で示す如き所定のパルス列周波数を持つ周波
数信号を作り出し、これが電子制御システム41に送ら
れ、これが出力側に接続された出力ステージ42を介して
ステップモーター3に、対応するステップパルス列の形
をした信号を送る。低域フィルター37が、信号変換器19
から来たアナログ信号から高周波の妨害信号をろ過し、
比較的低いインピーダンスを持つ電圧従節38がその出力
側で、糸案内腕16の特定の角度的位置によって決まる信
号電圧ポテンシャルを供給する。この電圧ポテンシャル
が、実質的に回路の2つの積分回路から成る回路装置に
掛けられ、この回路装置がステップモーターの特定の起
動及び停止特性に用いられる時間定数を持ち、又従っ
て、ステップモーター3の起動停止の間に周波数信号40
の周波数の時間的変動を制限し、糸12及び糸車4等によ
って負荷の掛けられたステップモーター3が周波数の変
化に追随出来るようにする。
ステップモーター3の起動期間中、編み機は糸の保管部
分から要求量の糸を得ることが出来、又位置角度に関係
なく指令値にセットされた糸の張力がDCモーターのトル
クにより常にその指令値に保たれる。これと同時に、こ
の期間にステップモーター3が糸車を加速し、ある期間
内に必要とする糸の送り速度に対応する回転速度にする
ことが出来、この期間の長さは起動特性によって決定さ
れる。又これによって、ステップモーターを周波数信号
40によるステップに保つことが出来る。
積分回路43が、ステップモーター3の起動時の周波数の
変化速度を制限し、一方積分回路44が周波数の変化速度
をステップモーター3の停止特性以下の値に制限し、停
止するまでステップモーターが周波数信号40の周波数変
化に正確に追随するようにする。
積分回路43,44で形成された回路装置の出力側にダイオ
ード回路45が続き、この出力が低域フィルター46を介し
て電圧/周波数コンバーター47に接続され、これが周波
数信号40を作り出す。ダイオード回路45が1つのリミッ
ト回路を形成し、下限値以下の電圧を持つ信号が電圧/
周波数コンバーター47に供給されることを防ぐ。若しも
このような電圧が供給されると、ある周波数がステップ
モーター3には許容し得ぬ低い周波数として発せられる
ことになる。低域フィルター46は電圧/周波数コンバー
ター47の誤作動を防ぎ、その出力側にゼロ抑制を持ち、
又可変スティープネスの特徴的曲線を持ち、これによ
り、糸案内腕16の角度的位置及び従って糸の保管部分の
長さを制御し、特定の安定した糸送り速度になるように
制御することが出来る。
電圧従節38によって発せられるアナログの電圧信号がポ
テンシオメーター48を介して微分器49に送られ、ここで
微分される。微分器49の出力が加算構成要素50及び電圧
従節51を介して第2のポテンシオメーター52に接続さ
れ、これにより、DCモーター18によって掛けられるトル
クの大きさを制御し、従って糸の張力の指令値を制御す
ることが可能となる。
一定電流源53の制御入力側がポテンシオメーター52に接
続され、動力出力ステージ54を介して、この電流源53が
一定電流でDCモーター18を励起する。
糸の張力の制御は次の如くにして行われる。即ち、 糸供給装置の正規の動作範囲に於いては、即ち、糸を使
用する構成要素が糸を引き出しているときは、糸案内腕
16が、第4図に符号Aで示す動作範囲内で作動する。こ
の範囲は1つの実施例に於いては約45゜の範囲に広が
り、停止ピン28によって時計回りの方向が、又反時計回
りの方向がいわゆる“遮断範囲"Bによって制限されてい
る。Bの範囲はこの場合約30゜である。この範囲は際立
って特徴を持ち、糸案内腕16が遮断範囲B内の位置(制
限位置)に、言替えれば遮断範囲Bに入ると、ステップ
モーター3が停止する。
糸案内腕16が動作範囲Aの中にある間に制御の変動、例
えば糸使用量の減少による変動、が発生すると、糸案内
腕16が、特定の糸速度に対応する指令された角度的位置
の外に移動し始め、制御回路部分39に送られるアナログ
の電圧信号がこれに対応して変化する。従って、回路部
分39の中で作られたステップモーター3のための対応す
るパルス制御信号40が変化し、ステップモーター3がそ
の速度を、従って糸供給速度を、再たび定常状態になる
まで、変える。このとき、糸案内腕16は固定された角度
的位置にあり、目孔14を介して糸により糸案内腕16に掛
けられる糸の張力がDCモーター18によって掛けられるト
ルクとバランスしている。糸案内腕16に掛かる指令され
たバイアス力、これはDCモーター18のトルクに対応する
ものであるが、これが動作範囲Aの中では糸案内腕16の
角度的位置に拘らず一定なので、全ての糸供給速度に於
いて、従って、全ての単位時間当りの糸使用量に対し
て、糸の張力は安定した状態で一定である。制御器は集
約的に作動する。糸案内腕16に対する制動動作、これは
回動動作の間のその角速度に実質的に比例するものであ
るが、この動作が、これに対応して低い内部抵抗を持つ
DCモーターか、又はここには図示されていないが一般的
な別の制動装置か、のいずれかによって起こされる。
分離構成要素55及び加算要素50を介しての例えば筒形編
み機の糸供給装置の全体又は大部分に対する中央制御ユ
ニットの如き外部の信号限からの外部制御信号が、ポテ
ンシオメーター52を介して一定電流源53の制御入力に発
せられる。この外部制御信号により、DCモーター18のト
ルクを、従って糸の張力を遠隔設定することが出来る。
テストジャック56,57により、ステップモーター3のス
テップ周波数に比例し、従って、一定電流源53の入力電
圧又従ってDCモーター18に送られる一定電流を現わす、
又従ってDCモーターによって作られるトルクを現わす信
号と共に、ステップモーターの回転速度rpmを現わす速
度信号をピックアップすることが出来、又、これらの信
号を外部のディスプレー源に送ることが出来る。このこ
とにより、糸の供給速度(即ち、時間当りの糸の供給
量)と糸の張力とを直接読み取り又モニターすることが
出来る。
微分器49は補正信号を作り出し、その大きさがポテンシ
オメーター48を介して制御され、又これが負荷要素50を
介してDCモーター18の制御信号に加えられる。この補正
信号の効果は、特に低い糸張力にセットした場合、DCモ
ーター18の励起が、制御変動により増減し、この制御変
動を減らすようにすることである。
電圧従節38の出力に現われるアナログ信号は、糸案内腕
16の特定の角度的位置を現わすが、この信号が最後に、
実質的にリミットスイッチとして作用する電子構成要素
58に送られ、この要素がその出力側でポテンシオメータ
ー52に、従って一定電流源53の制御入力側に接続され
る。この電子要素58の機能は、一定電流源53の制御入力
側に於けるポテンシャルが、所定の好ましくは制御可能
の値によって下げられ、糸案内腕16が遮断範囲Bの中の
低い糸張力の部分的範囲Cに入る如くにすることであ
る。このようにする目的は次の如くである、即ち、 ストリップ装置を持った円形編み機に於いては、例え
ば、色の異なる新しい糸を挿入するために撚糸が取出さ
れ、従って撚糸の使用が中断され、次に、本来合成イナ
ーシャを持つ糸案内腕16が遮断範囲Bの中に深く移動
し、ステップモーター3が停止し、糸が再たび緊張さ
れ、かくして糸案内腕16が更に移動することが防がれ
る。糸案内腕が遮断範囲Bの中で到達する正確な位置即
ち進入深さは、他の因子の中で、主たる糸速度及び糸の
テンションがいくらかと言うこと、及び糸のリールから
解かれる速さがどの程度かと言うことによって決まる。
糸案内腕16が動作範囲Aと隣合った遮断範囲Bの部分に
残っていると、止まったステップモーターにより、糸の
張力がポテンシオメーター52によりセットされた編成作
業に適した指令値に止どまる。例えば、ストリップ装置
の糸クランプが曲り易いために、編み機が上記の糸張力
にある糸を保持することが出来ないようならば、糸案内
腕16が、DCモーター18によって掛けられた指令されたバ
イアス力により、第1,4図で言って左に向ってゆっくり
と移動する。しかし、好ましくは、これが遮断範囲Bの
中の範囲Cに入るや否や、電子要素58が自動的に、DCモ
ーター18の励起をこれに対応して減らすことにより、糸
の張力を実質的に低い値に下げる如くにする。これは非
常にゆっくりと行われるので、糸によって掛けられる張
力は無害である。しかしこの場合、糸の張力はゼロでは
ない、なんとなれば、さもなければ糸が切れて、モータ
ーを遮断する手段が応答するからである。
全体的に言って、動作範囲A及び遮断範囲Bの一部分に
またがる糸案内腕16の移動範囲に於いては、糸の張力が
一定で、この動作範囲を越える遮断範囲Bの中の範囲C
に於いてのみ、これが下げられるのである。
以上記述した糸供給装置は、糸の進行速度が違うように
しても、糸の使用が継続されている限り、糸を糸使用要
素に一定の糸張力で供給し、この間は、糸案内腕16が動
作範囲Aの中で作動する(第4図参照)。例えば機械の
停止により糸の使用の中断がある場合、又はストリップ
装置を用い編み機の糸を変更する場合は、上述した如
く、糸案内腕16が遮断範囲Bに入り、ステップモーター
が止められ、糸使用要素に送られる糸の張力が正規の指
令値に保たれる。この糸の張力の影響で、糸が若干引き
戻され、糸案内腕が糸張力の低い範囲Cに入ると、上述
した如く、糸の張力が低い値に下げられる。
しかし、平形編み機又はシャットル型操作の円形編み機
(ソックス又はストッキング編み機)に用いられる場合
は、反転位置に達した後、キャリッジ又は針シリンダー
が戻り動作を開始するとき、これは固定された出口糸目
孔11からの糸の移動路が短かいため、必ず、糸が先ず糸
案内に戻される。糸を使用する間、即ち、正規の糸使用
量で又第1図に示す糸案内の位置で開始する場合、キャ
リッジ又は針シリンダーがエクセス・ストロークを始め
ると、糸の使用量が先ずゼロになり、糸案内腕16がDCモ
ーターによって遮断範囲Bの中に移動し、その結果、ス
テップモーター3及び糸車4が停止する。キャリッジ又
は針シリンダーの戻り動作によって開始される糸の回収
に於いて、糸の張力が低下し、その結果、DCモーター18
によって作られるトルクの影響の下で、糸案内腕16が第
4図で言って反時計回りに外側に移動し、第4図の符号
Dで示す範囲に入る。この動作範囲Dのことを“糸回収
範囲”と言う。範囲Cの中で上述した糸の張力の減少を
行なう電子構成要素58は、そのスイッチが、手動のスイ
ッチ60′によって、予め切られている(第1,6図)。そ
の代わりに、第1の信号変換器19に組み合わされた調光
ディスク26が、糸案内腕16が遮断範囲B内の所定の位置
に達したとき、必ず、光トランジスタ23を制御し、上記
光トランジスタが、電子要素58が応答するアナログ信号
を最早出さないようにすることも出来る。
糸案内腕16がこの糸回収範囲Dに入るや否や、位置変換
器として作用する第2の信号変換器16が作動し、その光
トランジスタ24が糸案内腕16の角度的位置を現わす信号
を発する。この信号は、妨害をろ過する低域フィルター
60を介して、電圧従節61に送られ、その出力側に電子糸
張力増加回路62が接続されており、ダイオード63及び抵
抗器64で現わされた追加回路とを介して、これが増加し
たポテンシャルを一定電流源53の制御入力に賦課する。
これによりDCモーター18により作り出されるトルクが増
加し、その結果、糸案内腕16が、編み機から戻ってくる
糸を、糸目孔11を介し増加した張力で引張り、又第1図
に示す如く反時計回りの回転の間に、糸を糸保持部材3
2,33の上に上述した如き形で溜める。回収された糸が全
て追加的糸の保管部分に堆積されると、糸案内腕16の動
作が停止される。更に、作業中断により更に糸を保管し
なければならないか、回収糸を受入れるのが不適当かの
いずれかの場合、又は糸の切断が発生した場合は、糸案
内腕16が停止ピン29に当たって止まり、そのスイッチ手
段が作動し、遮断信号が出される。
これに反し、正常な作業の時は、キャリッジ即ち針シリ
ンダーが、戻り動作の途中で、糸が再たび糸目孔11を介
して引き出され始める位置に到達すると、必ず、追加的
糸の保管部分が先ず最初に使い果たされ、この結果糸案
内腕16が、第2図に示す如く、時計回りの方向に回動す
る。糸案内腕が回収範囲Dの外に出るや第2の信号変換
器20が無効となる。これはその調光ディスク27が特殊な
形をしているからである。
一旦、糸案内腕16が遮断範囲Bを通過し、動作範囲Aに
回動して戻ると、第1の信号変換器19により出されるア
ナログ信号により、ステップモーター3による速度調節
が再開され、糸案内腕16が、ついに、特定の糸移動速度
に対応する動作範囲Aの特定の作業位置に到達する。平
形編み機の場合は、幾何学的位置によって命令される糸
の移動速度に基き、この糸移動速度が連続的に変化し、
ステップモーター3がこれに基き自動的に連続的に調節
され、糸の張力を一定に保つ。
電子回路部分60,61,62,が第7図に示されている。
キャパシタ64及び抵抗器65を含む低域フィルター60を介
して、光トランジスタ24のエミッタに接続されて、集積
回路(IC LM 324)の形をした電圧従節61の非可逆入
力があり、その出力が抵抗器66及びキャパシタ67を介し
て微分器68に接続され、これがキャパシタ69と抵抗器70
とダイオード71とを持ち、これが2つの抵抗器72,73を
含む電圧ディバイダに接続されている。出力側で微分器
68に接続されて、集積回路(LM324)を含む比較回路74
があり、これがダイオード75及び単安定マルチバイブレ
ーター76(IC LM 324)を介して増幅器77(IC LM 3
24)の入力側に接続される。増幅器77の出力側が電位差
計78とダイオード63と追加要素64とを介して一定電流源
53の制御入力79に接続される。
動作範囲Aの中に位置する糸案内腕16に於ける正規の糸
張力に対応するポテンシャルが、最初はポテンシオメー
ター52から来る一定電流源53の制御入力79に掛けられ
る。
第2の信号変換器20が、光トランジスタ24によって出力
されるアナログ信号により、糸案内腕16が既に回収範囲
Dに入ったことを示すと、このアナログ信号が電圧従節
61の中で増幅され、次に微分器68の中で微分される。微
分器68がこれに代わって信号を出すが、これは、糸案内
腕16が、第1図で言って反時計回りの方向に移動を開始
する時までである。この目的の為に必要とするアナログ
信号の時間的変化が、光の窓22,24によって感知される
調光ディスク27の外郭線即ち縁の特殊形状によって与え
られる。
出力側に接続された比較回路74が微分器68によって出さ
れる信号を積分し、安定したポジティブな電圧レベルの
形で、この情報を単安定マルチバイブレーター76に与え
る。単安定マルチバイブレーター76の出力側に、その意
味は後程詳細に説明するが、あるポジティブなポテンシ
ャルが現われ、これが増幅器77によって増幅され、制御
電位差計78及び追加要素64を介して一定電流源53の制御
入力79に与えられる。電位差計78によって、糸の回収に
必要とする特定の糸張力の増加を制御することが可能と
なる。
正規の糸の巻き取りの再開及び追加的糸の保管部分の使
用の場合と同様に、糸案内腕16が静止していたり、又は
反対方向(第2図に示す時計回りの方向)に動いている
と、光トランジスタ24によって出されるアナログ信号が
最早時間と共に増加を示さず、従って、微分器68も最早
信号を出さず、その時まで増幅器77の出力にあった追加
的電圧ポテンシャルが瞬間的に消える。
例として説明した以上の実施例に於いては、2つの分離
された調光ディスク26,27が互いに隣接してDCモーター1
8の軸190に装着されていたが、この設計は単一の調光デ
ィスク80(第5図)のみを設けることによって簡単にす
ることが出来る。これは、第5図に示す如く、いくつか
の半径上に、2つの光ゲート21,23及び22,24によって感
知されるトラックを持っている。外側の円周の縁によっ
て形成された実質的に偏心したトラック26aが第1の信
号変換器19の調光ディスク26のそれに該当し、一方、内
側のトラック27aが第2の信号変換器20の調光ディスク2
7のそれに該当する。構造的理由から、半径的に言って
内側の輪郭線27aを、半径的に外側にあるディスク区域
との接続無しに、その全周に亙って連続的に作るのは困
難なので、これが個々に偏心した部分27bの複合体とし
て形成され、これが符号81の所で、半径方向の肩、即ち
鋭角を形成する転移点を介して、半径的に外側を囲むデ
ィスクと接続される。例えば10msに制御された単安定マ
ルチバイブレーター76が、糸案内腕16の移動の過程で、
調光ディスク80が1つの偏心した輪郭線27bから次に移
動するとき、小さな調光区域81による信号の流れの短い
中断を防ぐ。輪郭線27aを連続した偏心機能にこのよう
に分割することにより、アナログ信号の部分に於ける時
間当りの比較的大きな電圧増加が、調光ディスク80の回
転時に達成され、従って、微分器68によって作られた微
分比(dU/dt)が、機能の信頼性を得るのに充分な大き
さを持っている。
尚、本発明の装置に対し、各種の変更及び修正を行なう
ことが可能であり、本発明の特許請求の範囲及びその思
想の範囲以内で、以上説明した実施例の特徴を他に利用
することが可能で、例えば、上述した型の編み機以外に
於いても、上述したものと同様に糸供給を制御する必要
のある編織機に広く適用することが可能である。。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による糸供給装置で、その糸案内腕が
正規の動作範囲内にある状況を示す側面図、 第2図は、第1図に示した糸供給装置に於いて、糸案内
腕が更なる動作範囲にあり、追加的糸の保管部分を形成
した状況を示す側面図、 第3図は、第1図に示す糸供給装置で、糸保持要素のキ
ャリヤーディスクの一部を切り欠いて示す、第2図の線
III−IIIに沿う、別の角度から見た側面図、 第4図は、第1図に示す糸供給装置の糸保持要素のため
のキャリヤーディスクで、糸案内腕の各種の回動範囲を
示す平面図、 第5図は、第1図の装置の糸案内腕と組み合わされる、
測定用及び位置変換器の角度変換ディスクの1つの実施
例を拡大して示す平面図、 第6図は、第1図に示す装置の電子制御回路のブロック
回路図、 第7図は、第6図の回路の追加的回路配置を示す部分回
路図、である。
フロントページの続き (72)発明者 ファルク・キューン ドイツ連邦共和国、7407 ロッテンブルク 6,ツインマープラッツ 7 (72)発明者 ハインツ・ファプシッツ ドイツ連邦共和国、8152 ベスターハム、 ナーリンガーシユトラーセ 18ベー (56)参考文献 特開 昭63−50555(JP,A) 特公 昭48−308(JP,B2)

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】必要とする糸の供給量が時間と共に広い範
    囲で変化する編み機に糸を供給する編み機用糸供給装置
    で、これが、 回転可能の糸供給手段(4)で、糸を実質的に滑りの無
    い状態で編み機に供給するものと、 上記糸供給手段と組み合わされる糸案内構成要素(10,1
    4,11)と、 上記糸供給手段(4)に組み込まれ又その回転を制御す
    る、速度制御されたモーター(3)と、 上記糸供給手段から編み機に至る糸の通路に置かれた移
    動可能な糸緊張構成要素(16)と、 上記糸緊張要素(16)に組み合わされ、糸に所定の且つ
    制御可能の緊張バイアス力を掛けるための糸緊張バイア
    ス力付加手段(18)と、 上記糸緊張要素(16)から、その下流の編み機に至る糸
    の通路に設けられた上記糸案内要素の1つ(11)に至
    る、糸の通路に形成された糸保管区域で、ここに保管さ
    れる糸の量が上記糸緊張要素(16)の位置によって決ま
    るものと、及び、 上記モーターに組み合わされ、編み機の必要とする糸の
    量により上記モーターの回転速度を制御する制御手段
    と、 を持つ、ものに於いて、 上記糸緊張要素(16)の位置を感知し、上記制御手段に
    上記糸緊張要素(16)の位置及び移動をそれぞれ現わす
    出力信号を提供する1つの信号変換器(19)で、 (a)その範囲の一方が停止手段(28)により、又他の
    一方が遮断範囲(B)によって限定される動作範囲
    (A)の中に於いて、上記糸緊張要素が糸の保管長さの
    増加する方向に移動して、上記遮断範囲(B)に到着し
    たとき、これを感知し、モーター(3)を制御して、こ
    のモーターを停止させ、 (b)上記動作範囲(A)に続く上記遮断範囲(B)に
    隣接し且つその外側に、別の異なる動作範囲(D)があ
    り、上記変換器によりモーターが停止された状態で、上
    記バイアス力付加手段(18)によって上記糸緊張要素が
    この中に移動する、如くにする、 ものと、 上記糸緊張要素が上記更なる動作範囲(D)に移動した
    とき、これに伴われる糸を受け止めるために設けられた
    糸保持手段(32,33)で、上記糸緊張要素(16)により
    案内され且つ上記の付加されたバイアス力により緊張を
    保たれた糸を保持し、追加的且つ一時的糸の保管部分を
    形成するものと、を含むことを特徴とする、編み機用糸
    供給装置。
  2. 【請求項2】上記糸緊張要素(16)が、糸供給要素
    (4)の下流の糸進行通路上の糸の張力を、上記バイア
    ス力により決定された指令値に常に保つ制御器の一部で
    あり、上記糸緊張要素(16)が動作範囲(A)の中を移
    動したとき、測定用変換器としての上記信号変換器(1
    9)が、制御回路の一部として機能する電子回路に、制
    御ループの制御変数を現わす信号を出す、如くにした、
    請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】上記糸緊張要素(16)の上記更なる動作範
    囲(D)が、停止点即ち限界値信号変換器(29)によっ
    てその限界を制限され、糸緊張要素(16)がその限界位
    置に到達したときにこれが応答する、請求項1又は2の
    いずれかに記載の装置。
  4. 【請求項4】位置によってトリガされる手段(60〜62)
    が糸緊張要素(16)に組み合わされ、この手段によっ
    て、上記糸緊張要素(16)がその移動の過程で所定の位
    置に達したとき、常に、任意に制御可能の設定値によっ
    て糸緊張要素(16)に作用するバイアス力を増加させる
    ことが出来る、上記請求項のいずれか1つに記載の装
    置。
  5. 【請求項5】上記の所定の位置が、上記の更なる動作範
    囲(D)の限界の上記停止点(29)の位置か、又は上記
    更なる動作範囲(D)の限界内の1つの位置である、請
    求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】更に1つの信号変換器が位置変換器(20)
    として上記糸緊張要素(16)に組み合わされ、この変換
    器が上記緊張要素の上記所定の位置への到着を検出し、
    1つの電気信号を出す、ことを特徴とする、請求項4又
    は5のいずれかに記載の装置。
  7. 【請求項7】上記位置変換器(20)が上記測定用変換器
    (19)と結合されて又はこれと一体に作られている、請
    求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】上記糸緊張要素が回転可能に支持された糸
    案内腕(16)を持ち、これが糸(12)と組み合わされ、
    又、上記糸案内腕(16)の角度的位置を感知する測定用
    及び又は位置変換器(19,20)の少なくとも1つがこれ
    と組み合わされている、上記請求項のいずれか1つに記
    載の装置。
  9. 【請求項9】上記測定用変換器(19)及び又は位置変換
    器(20)が糸案内腕(16)に組み合わされた1つの角度
    変換器要素(26又は27)を持ち、この要素が電子工業的
    信号変換器手段(21,23;22,24)によって感知される、
    請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】上記角度変換器要素が光学的に走査可能
    の輪郭線即ち縁(26a,27a,27b)を持つディスク(80)
    を持ち、この輪郭線即ち縁の少なくとも1つが上記測定
    用変換器(19)に設けられ、又輪郭線即ち縁の少なくと
    も1つが上記位置変換器(20)に設けられる、請求項7
    又は9のいずれかに記載の装置。
  11. 【請求項11】上記糸緊張要素(16)に作用する上記バ
    イアス力付加手段が、糸緊張要素(16)の動作状態と、
    好ましくは動作方向とを確認する装置(68)を持ち、こ
    の装置により、糸緊張要素(16)が動作しているときに
    のみ、上記のバイアス力を増加させることが可能、又は
    行われる、請求項4から10のいずれか1つに記載の装
    置。
  12. 【請求項12】上記糸緊張要素(16)が、バイアス力を
    作り出す電磁トルク変換器(18)と組み合わされてい
    る、請求項8から11のいずれか1つに記載の装置。
  13. 【請求項13】上記バイアス力付加手段が、上記トルク
    変換器(18)の入力電圧又は入力電流に作用するスイッ
    チステージ(61,62)、を持つ、請求項4又は11に記載
    の装置。
  14. 【請求項14】上記糸緊張要素(16)の動作状態を確認
    するための上記装置が、上記測定用又は位置変換器(1
    9,20)の出力信号又はそれから引出される信号を処理す
    る微分器(68)を持つ、ことを特徴とする、請求項11又
    は13に記載の装置。
  15. 【請求項15】上記糸保持手段が、糸案内手段(14)を
    持った上記糸案内腕(16)の動作範囲に分散配置された
    糸保持構成要素(32,33)を持つ、請求項8から14のい
    ずれか1つに記載の装置。
  16. 【請求項16】上記の糸保持要素(32,33)が、上記糸
    案内腕(16)の回転軸(15)を中心とする少なくとも1
    つの同心円(34;35)の上に設けられている、請求項15
    記載の装置。
  17. 【請求項17】上記糸保持要素(32,33)が、糸を受入
    れる手段(350)を備えたボルト又はローラーを持って
    いる、請求項15又は16のいずれか1つに記載の装置。
  18. 【請求項18】少なくとも一方の上記ローラー(33)が
    回転可能に支持されており、又、上記糸案内手段(14)
    から糸使用要素に向って伸びる糸の部分と少なくとも組
    み合わされている、請求項17記載の装置。
  19. 【請求項19】上記糸供給要素(4)を携えるハウジン
    グ(1,17)上に位置する平らなキャリヤー(30)上に、
    上記糸保持手段(32,33)がその1端を突出して設けら
    れている、請求項16から18のいずれか1つに記載の装
    置。
  20. 【請求項20】上記糸保持要素(32,33)が、少なくと
    もグループとして、上記キャリヤー(30)からそれぞれ
    異なった長さ突出して設けられている、請求項18記載の
    装置。
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